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水曜イラスト企画 絵師:胡蝶さん(5) 仮名:高村 栄一
高村 栄一【変身】
普通の高校生で彼女がいる。ある日、一つ下の妹の祐子と喧嘩になるが、なんと妹は復讐とばかりに主人公は黒魔術で可愛らしい女の子【小学性と中学生の間の年齢、ロリータ系の可愛い子、髪飾り】にされてしまう。最初は妹も冗談半分だったが、自分の本性レズでサドを完全に目覚めさせてしまい主人公の恋人を寝取った挙句に、主人公を本当に『妹』にしようと、行動を開始した。
絵師:胡蝶
水曜イラスト企画の説明はこちら。毎週1枚キャライラストをUPします。
本キャラを主人公/脇役にしたSSを募集しています。コメント欄に書き込んでください。(事故を防ぐため別途ローカル保存推奨)追加イラストを希望する場合は希望シーンに<イラスト希望>と書き込んでください。私が了承し、絵師さんも乗った場合はイラストの作成を開始します。
普通の高校生で彼女がいる。ある日、一つ下の妹の祐子と喧嘩になるが、なんと妹は復讐とばかりに主人公は黒魔術で可愛らしい女の子【小学性と中学生の間の年齢、ロリータ系の可愛い子、髪飾り】にされてしまう。最初は妹も冗談半分だったが、自分の本性レズでサドを完全に目覚めさせてしまい主人公の恋人を寝取った挙句に、主人公を本当に『妹』にしようと、行動を開始した。
絵師:胡蝶
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本キャラを主人公/脇役にしたSSを募集しています。コメント欄に書き込んでください。(事故を防ぐため別途ローカル保存推奨)追加イラストを希望する場合は希望シーンに<イラスト希望>と書き込んでください。私が了承し、絵師さんも乗った場合はイラストの作成を開始します。
コメント
早速、Upしてみました♪
俺の名は、高村栄一。いたって普通の高校二年生。
珍しく彼女がいる。俺的にはそれなりの美人だと思う。
好きなものは、肉料理。嫌いなものとくになし。
苦手なもの、一歳下で同じ高校に通っている、さっきから隣で騒ぎまくっている妹。ここが重要。
そう、俺は、妹が苦手。嫌いなんじゃない。ただ、扱いにくい。小さい頃は、一緒に風呂に入ったり、遊んだりしていた、今では、それはない。思春期という奴だろうか。本当に苦手だ。
妹の名前は「高村祐子」。よくまわりの奴は、「かわいい」とか「うらやましい」とか言うがとんでもない。だれかにやりたいぐらいだ。あいつは、俺にとっちゃあ、天敵だ。そりゃあもう、やばい。
部屋に入れば何もしていないにもかかわらず、
「でてけぇ!!」と叫ばれ、
また、話かけようとするとこれまた、
「近寄るな!!うざい!!」と罵られ、
先に風呂に入ろうもんなら、
「最悪!あんな奴が入った後にはいれるわけないじゃん!」とずっと言われる。
もううんざりだ。それでも、こちらが何もしなければ、何も言わない。
だが、今は、妹が進んで声をかけている。いや、正しく言うと俺を罵倒しているわけだ。
俺は、リビングに置いていある、最近買ったばかりのふかふかソファで、座っている。そして、両手で左右の耳をふさいでいた。
隣では、妹が近所迷惑になりかねないほどの大きな声を、俺に向かって放っている。
「この、くそ兄貴が!!勝手に部屋に入るなっていってるじゃん!!何で勝手に入ってんの!?馬鹿じゃない!!なんでいつも私の言うこと聞けないの!?こんな命令、チンパンジーだって分かるよ!あぁ、もう!ほんっと、意味わかんない!!ふざけんじゃないわよ!!少しは、その無駄な脳使って記憶力でも発達させなさいよ!!この廃人が!!」
ざっと15分前からこの調子である。祐子がこんなにも、ご機嫌斜めなのをこれから思い出してみよう。
それは、面倒くさい学校を終え、家に帰宅してからの出来事だったような気がする。
「ただいまぁ。」
俺は、いつもどおりに帰りのあいさつをする。しかし、返事は無い。当然だ。家には、だれもいないから。
「ま、祐子はいても俺のこと、無視するからな・・・」
悲しい独り言をつぶやいてみる。
「郵便でもきてないかな・・・。」
そう言って、玄関の近くに設置してある、いまどき珍しい、あの真っ赤な鳥小屋みたいな郵便受けの中を確認する。
「お、一個だけあったな。どれどれ?」
確認すると、茶色い便箋の裏には、「高村 祐子様」とかかれていた。
「なんだあいつあてか。直接渡すのも面倒くさいし、あいつまだ帰ってこないから、部屋にでも置いとくか。いくらあいつでも郵便届けて説教はないだろう」
軽く予想してから、実行に移る。
「おじゃましま~す・・・」
そおっと妹の部屋に入る。
(おお、しばらく見てないからだうなってんだろうって、思ってたけど、意外と可愛い趣味してるな)
部屋を見渡すと、棚や机の上には、ところ狭しと愛くるしい目をした、動物の人形が行儀良く、ならんでいた。他にも、いかにも「女子高生」らしさが出ている物があった。
(えぇと、目立つ場所といえば机だろうから・・・)
と、机の上に例のものを置こうとする。しかし、先客がいた。
机の上の置かれていたのは、手のひらほどの、小さな日記帳のような物だった。
「へぇ~・・・あいつ、日記なんか書いてたのか。しらなかった。・・・・・読んでいいかな?」
俺は、単純な好奇心と、もしかしたら弱みをにぎれるかもしれない、という野心で日記を盗み見ることにした。
これが、間違いだった。
日記を開こうとしたとき、今さっきくぐってきた玄関のほうから、
「ただいまぁ。・・・ってあの馬鹿帰ってたのかよ・・・。」
と妹の声が聞こえた。
(やば!!ここにいるの知れたら面倒くさいことに!!)
とっさにそう思った俺は、物を置いてすぐに部屋を出た。そして、すぐ隣の自分の部屋に逃げ込んだ。
「トットットッ・・・」と階段を上がる音が聞こえ、
「ガチャ・・・バタン・・・」と扉がしまる音がした。
(ふぅ・・・とりあえずバレなかったか?)
願うように思ったが、甘かった。隣から
「あれ?郵便だ。ここにあるってことは、あいつが部屋に・・・でも郵便物だから・・・」
と戸惑っている声が聞こえた。
(よし・・!一応、作戦成功だな!!)
心で小さくガッツポーズ。
「あぁ!!日記の位置がずれてる!!ま、まさか・・馬鹿が見たんじゃぁ・・・!!!」
あ、やばい。妹の声はワナワナと震えている。この声は知っている。戦争開始の前触れだ。
自分の身を心配して、逃げようとした。が、遅かった。
バァン!!と勢いよく、扉が開かれ、次に言葉の銃弾がやってくる。
「こぉっの!!ばぁっか、あにきがぁぁあああ!!!!」
以上、回想終了!
〈続く〉
珍しく彼女がいる。俺的にはそれなりの美人だと思う。
好きなものは、肉料理。嫌いなものとくになし。
苦手なもの、一歳下で同じ高校に通っている、さっきから隣で騒ぎまくっている妹。ここが重要。
そう、俺は、妹が苦手。嫌いなんじゃない。ただ、扱いにくい。小さい頃は、一緒に風呂に入ったり、遊んだりしていた、今では、それはない。思春期という奴だろうか。本当に苦手だ。
妹の名前は「高村祐子」。よくまわりの奴は、「かわいい」とか「うらやましい」とか言うがとんでもない。だれかにやりたいぐらいだ。あいつは、俺にとっちゃあ、天敵だ。そりゃあもう、やばい。
部屋に入れば何もしていないにもかかわらず、
「でてけぇ!!」と叫ばれ、
また、話かけようとするとこれまた、
「近寄るな!!うざい!!」と罵られ、
先に風呂に入ろうもんなら、
「最悪!あんな奴が入った後にはいれるわけないじゃん!」とずっと言われる。
もううんざりだ。それでも、こちらが何もしなければ、何も言わない。
だが、今は、妹が進んで声をかけている。いや、正しく言うと俺を罵倒しているわけだ。
俺は、リビングに置いていある、最近買ったばかりのふかふかソファで、座っている。そして、両手で左右の耳をふさいでいた。
隣では、妹が近所迷惑になりかねないほどの大きな声を、俺に向かって放っている。
「この、くそ兄貴が!!勝手に部屋に入るなっていってるじゃん!!何で勝手に入ってんの!?馬鹿じゃない!!なんでいつも私の言うこと聞けないの!?こんな命令、チンパンジーだって分かるよ!あぁ、もう!ほんっと、意味わかんない!!ふざけんじゃないわよ!!少しは、その無駄な脳使って記憶力でも発達させなさいよ!!この廃人が!!」
ざっと15分前からこの調子である。祐子がこんなにも、ご機嫌斜めなのをこれから思い出してみよう。
それは、面倒くさい学校を終え、家に帰宅してからの出来事だったような気がする。
「ただいまぁ。」
俺は、いつもどおりに帰りのあいさつをする。しかし、返事は無い。当然だ。家には、だれもいないから。
「ま、祐子はいても俺のこと、無視するからな・・・」
悲しい独り言をつぶやいてみる。
「郵便でもきてないかな・・・。」
そう言って、玄関の近くに設置してある、いまどき珍しい、あの真っ赤な鳥小屋みたいな郵便受けの中を確認する。
「お、一個だけあったな。どれどれ?」
確認すると、茶色い便箋の裏には、「高村 祐子様」とかかれていた。
「なんだあいつあてか。直接渡すのも面倒くさいし、あいつまだ帰ってこないから、部屋にでも置いとくか。いくらあいつでも郵便届けて説教はないだろう」
軽く予想してから、実行に移る。
「おじゃましま~す・・・」
そおっと妹の部屋に入る。
(おお、しばらく見てないからだうなってんだろうって、思ってたけど、意外と可愛い趣味してるな)
部屋を見渡すと、棚や机の上には、ところ狭しと愛くるしい目をした、動物の人形が行儀良く、ならんでいた。他にも、いかにも「女子高生」らしさが出ている物があった。
(えぇと、目立つ場所といえば机だろうから・・・)
と、机の上に例のものを置こうとする。しかし、先客がいた。
机の上の置かれていたのは、手のひらほどの、小さな日記帳のような物だった。
「へぇ~・・・あいつ、日記なんか書いてたのか。しらなかった。・・・・・読んでいいかな?」
俺は、単純な好奇心と、もしかしたら弱みをにぎれるかもしれない、という野心で日記を盗み見ることにした。
これが、間違いだった。
日記を開こうとしたとき、今さっきくぐってきた玄関のほうから、
「ただいまぁ。・・・ってあの馬鹿帰ってたのかよ・・・。」
と妹の声が聞こえた。
(やば!!ここにいるの知れたら面倒くさいことに!!)
とっさにそう思った俺は、物を置いてすぐに部屋を出た。そして、すぐ隣の自分の部屋に逃げ込んだ。
「トットットッ・・・」と階段を上がる音が聞こえ、
「ガチャ・・・バタン・・・」と扉がしまる音がした。
(ふぅ・・・とりあえずバレなかったか?)
願うように思ったが、甘かった。隣から
「あれ?郵便だ。ここにあるってことは、あいつが部屋に・・・でも郵便物だから・・・」
と戸惑っている声が聞こえた。
(よし・・!一応、作戦成功だな!!)
心で小さくガッツポーズ。
「あぁ!!日記の位置がずれてる!!ま、まさか・・馬鹿が見たんじゃぁ・・・!!!」
あ、やばい。妹の声はワナワナと震えている。この声は知っている。戦争開始の前触れだ。
自分の身を心配して、逃げようとした。が、遅かった。
バァン!!と勢いよく、扉が開かれ、次に言葉の銃弾がやってくる。
「こぉっの!!ばぁっか、あにきがぁぁあああ!!!!」
以上、回想終了!
〈続く〉
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