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性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~ サンプル①

2020Q3おかし製作所FANZA販売数77位
2020Q2おかし製作所FANZA販売数45位

性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~ FANZA版
性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~ DLsitecom版

性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~

作:kagami0235
絵:BRLL様



 とある都内の学園――。
 時刻は、既に放課後。
 直ぐに帰宅する者もいれば、そうでない者もいた。
 自主学習や生徒会……。そして、部活動。
 様々な理由で校内に残っている学生は大勢いた。
「本当に分かっていないな! お前たちは!!」
「何言ってんですか! 先輩の方こそおかしいんですよ!」
「いや、お前もダメ過ぎる! この小説こそ究極の異世界転生だよ!!」
「何言ってんだよ! お前、この間まで別の先生の作品を推していたじゃないか! 裏切りやがって!!」
 まだ春だと言うのに、日射病に掛かりそうなほど晴れ晴れとした空の下。
 野球部がグランドを走り、サッカー部がリフティングに励んでいる。
 しかし、この集団だけは体育館の裏。人気のない場所で部活動とは、
全く関係ないことに盛り上がっていた……。
「いいか、異世界転生なんだぞ! 異世界転生!! なんでハーレムにいるのが、人間やエルフの女の子だけなんだよ!? 最低でも獣人とか入れるだろ!? 折角のファンタジーが台無しだ」
 この集まりのリーダーである男が、大きな声を張り上げた。
 彼はエルフや獣人どころか、より人外要素を含む架空の女の子――。
即ち、モンスター娘を推すタイプの人間であった。
 その意見に、他の人間が噛み付く。
「エルフを馬鹿にしてるんですか!? エルフこそ最高のヒロインです!! オレはエルフとダークエルフのツンデレ・ダブルヒロインのおっぱいに挟まれたいんですッツツ!!」
「異世界とは言え、リアルティは必要です! チートとか、ハーレムとか! そんな物!! ひとりのヒロイン一筋!! 平凡主人公の正統派物語の前ではゴミです! ゴミ!!」
「おいおい! てめぇー、本当に裏切りやがったな!! 何が正統派だ!? 小説や漫画の世界だけでもハーレムになりたいだろうが!? 女の子にモテモテの人生無双したいだろうが!? ウソを言うな! 素直になれ!!」
 彼らは漫画や小説の異世界転生モノを好む……〝普通〟の高校生男子である。自分のお勧めする作品を同志に自慢する。
 ただそれだけの集まりだった。
 が、しかし……。
「エルフこそ、殆ど人間と同じじゃないか!? ……しかも、古いんだ! 使い古されているんだ!! 時代はモン娘たちのハーレム!! ラミアや、スライムの女に死ぬまで、搾り取られたい!!」
「エルフの良さを知らない奴に……異世界転生を騙る資格なんてない!! あんたには、普段男に冷たいエルフヒロインが、時たま主人公にデレデレする良さが……なぜ、分からないんだぁ~~ッ!!」
「キュンキュンするんだよぉ!! ハーレムもので溜まっていたドロドロした俺の感情を! 俺の腐った心を! ……あの正統派ファンタジー小説が、浄化してくれたんんだぁ!! オレは、オレは……普通に女の子と恋愛したいんだぁああ~~ッ!!」
「戻ってこい! お前だけ正常になるなんて……ずっ、ずるいぞ!? 俺を異世界転生ハーレムの沼に引き摺り込んだのは……お前じゃないか!?」
 悲しいが、どんな些細なことでも争うのが人間である。例え相手が同志であっても、ここでも醜い衝突が生まれていた。
 モン娘か、エルフか……。
 正統系純愛か、複数の女性を囲むハーレムか……。
 互いを互いの天敵と認め、男たちは拳を構える。蹴りを繰り出し、敵の胸元を掴み、絡まり転げる。
 意地があった。譲れない物があった。
 例えそれが愚かでちっぽけなことであっても、彼らは決して引かない。
 曲げない。
 己の好きな物を、声高らかに主張する――。
「こら! 貴様ら!! また部活をサボって、馬鹿なことしているな!! 自分たちがサボっている自覚があるのかっ!? 何時も、何時も、大声で喚きやがって!!」
 だが、他者にしてみたら、あまりにも下らない対立だ。犬も食わない最低な喧嘩を止めたのは……額に血管を浮き上がらせた男性教師。
 筋肉隆々で、ジャージを纏い、竹刀を握り締める大柄な男性。
 彼は、剣道部の顧問だった。
 そして、ここに集まる彼らも……剣道部の部員なのである。
「毎回、喧嘩するなら……そもそも集まるな! 部活動にちゃんと出ろ!!」
 正論である。
 ぐうの音も出ない意見だ。
「いや、でも……モン娘が……」
「エルフが……」
「主人公とヒロインのイチャラブ・王道ファンタジーが……」
「自分に惚れた複数の女の子とのハーレム無双人生が……」
「現実を見ろ! そんなことは絶対に起きないから!! 物語の主人公に憧れるな、馬鹿者!!」
 都合のいい空想に耽る未熟な少年たちを、大人の彼が一喝する。
(――俺だって、自分のことをワシと言うロリババァとイチャイチャする人生を過ごしたかった。……けど、諦めろ! 現実をしっかり見据えるんだ!!)
 因みに、彼は合法ロリヒロイン――。所謂、ロリババアと呼ばれる見た目は幼く、中身は数百年生きている人外娘が好きだった。
 大好きだった。
 ただし、この男性教諭の場合は空想を空想として切り捨てているため……。
今では同じくロリババァ好きなオタク系美女と結婚していたのだ。
「……メェーンッ!!」
 その時である。若く未熟な少年たちを叱っている最中、心地いい掛け声が聞こえて来た。
「ほら! お前らも、吉沢を見習え! そしたら、モテるぞ!!」
 換気のため開けていたドアの向こうへと、少年たちの視線を誘導する剣道部顧問。
 掛け声の主は、この部の主将。
 吉沢透也であった。
「きゃー、吉沢くん」
「かっこいいっ! 惚れちゃうっ!!」
「せんぱーいっ♪」
 突如として沸き上がる黄色い声援。
 体育館の隅にいたのは、部員ではない複数の女子生徒。彼女たちは……何と吉沢透也のファンクラブの人間であった。
「いやいや!! あいつと俺たちとを比べないでくださいよ!?」
「先輩の言う通りです! 女子にモテて、恰好良くて……文武両道!! なんですか、あれ!? あのリアル主人公!!」
「あんな完璧超人……反則です!!」
「あんな人と自分を比べたら……ますます空想に逃げちゃいますってばぁ~~っ!!」
「ええい! 情けない! 情けないぞ、お前たち!!」
 やる気を出させる筈が、情けない泣き言を漏らす四人の少年たち。
 その一方で、彼らに注目されている本人――。吉沢透也はお面の中で、
整った形の眉を不快そうに吊り上げた。
(あいつら……勝手なこと言いやがって! …………はぁああ)
 先輩たちを抜き去り、剣道部主将。
 生徒会副会長も務めており、学園の成績は上位に必ず入っている。
 しかも、勝手に自身のファンクラブが出来てしまうほど、彼は何もしないでも女性に好かれていた。

(ちくしょう! なんで俺は……恋愛だけは上手くいかないんだよぉ、おおお~~ッ!?)

 だが、悩みを抱えていない人間などいない……。
 彼もまた若くて未熟な少年のひとりに、過ぎなかったのだ。

性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~ FANZA版
性転魔王~吉沢透也の人外牝淫戯~ DLsitecom版

【販売2周年】性転刑事~九条誠史郎の熟女転落~ 作:kagami0235 絵:郁橋むいこ ① ※レビュー追加

2020Q2おかし製作所FANZA販売数109位
2020Q1おかし製作所FANZA販売数125位
2019Q4おかし製作所DMM販売数9位

なまむぎさんからレビュー頂きました!

「 先輩の仇を取りたい主人公の青年刑事が、証拠をつかむために仇のヤクザの情婦と入れ替わる話です。入れ替わったのは10歳以上年上の豊満なキャバ嬢で、主人公は男女の身体の違いだけでなく、年齢による腰や肩の痛みにも悩まされたりします。歳の差がある入れ替わりものではやはりこういう描写があるととても良いですね。その他には、キャバ嬢としてエロ親父たちの接待をしたり、同僚の女の子達に陰口を叩かれるところなども好きです。もちろん最終的にハードな責めを受けるところも、濃厚な文章で楽しませてくれます。」

せいてん

性転刑事~九条誠史郎の熟女転落~ FANZA版
性転刑事~九条誠史郎の熟女転落~ DLsitecom版 

――第一章――

 九条誠史郎。
 二十七歳の日本人男性であり、職業は警察官。階級は刑事だ。
 体格に恵まれ自分では出来る男だと思うのだが……上司や先輩からの
評価は今一。
 と言うか、完全に若造扱いであった。
 勤務態度は悪くないし、柔道や空手――。勿論、剣道だって有段者。
 それなのに、どうも過小評価されていると彼は思っていた。
 だが、しかし――。
「大丈夫ですか? 誠史郎さん……疲れました?」
 目の前の大男が、首を傾げる。背広が似合う体格。
 分厚い胸板と、二の腕。長い脚。
 けれど、黒い髪を短く切り揃えている、その顔立ちは……実年齢よりも若く見えた。
 冗談じゃなく、大学生にも見えてしまいそうなほどの童顔。特に鋭さのない瞳で笑みを作られると、さらに青臭い雰囲気が増してしまう。
(毎日、鏡で見ていたつもりだったけど……。俺、他人にはこんな風に見えていたんだなぁ……はぁー)
 誠史郎は、少々うんざりした気持ちになりながら、目の前の大男を――もうひとりの『誠史郎』を見上げた。
 過小評価の原因が、己の努力でどうにかなるものだったら良かったのに。
 生れた時からずっと付き合っている顔付きだけは、どうにも出来ない――。
「あ、あの……大丈夫です。……いや、正直に言いますと、靴のヒールで歩くのが、やはり、辛くて……足が痛いです……」
 足の踵がジンジンと痛むし、ずっしりとした重さが肩に圧し掛かる。
 誠史郎は堪らず、はぁああ、と深い溜め息を漏らした。――直後。
 たぷんたぷん!
 たぷるるんっっ!!
 激しい震動が総身を襲った。踵の高い靴で転ばないように踏ん張る。
 ずきん、ずきん。今度は括れた腰の鈍痛が騒ぎ始めた。
「……んッ!」
 ぎゅむるんっ、たぶるん!!
 すると、振動の発生源。ボリューム満点の胸元は続け様に波打った。
 ますます肩に、悩ましい重量が圧し掛かる。
(い、幾らなんでも……大き過ぎるだろ…っ!? このっ、……おっぱい!!)
 Oカップ。
 奇跡のような。冗談のような。
 巨大爆乳である。
 生まれた時から男であった誠史郎には、無縁だった筈のスイカほどの乳肉ふたつが強烈にバウンドし、全体が華奢な造りの今の体に――相当な負荷が掛かっていく。
「じゃあ、そこのお店で休みましょう」
「すみません。そうして貰えるとありがたいです」
 ぺこり、と頭を下げ、隣の『誠史郎』に感謝する。
 馴染みのない金色のキューティクルが後頭部で跳ね、大人の女の香りが鼻孔を擽る。
 何ら不思議ではない。
 今の誠史郎は……何と絶世の熟女へと変身しているのだ。
「気にしないで下さい。あたしの体……疲れますよね。どうしても……」
「え……? あ、いえ、そんな……」
「うふふ……お気遣いなく。だって十歳以上も違う……女と男の体ですもの。体力が全然違うのは……あたしも今、感じていますから……」
「は、はは……。そ、そうですね、確かに!」
 苦笑し、咄嗟に誤魔化す誠史郎。
(と、歳か……! 歳のことだったのか!? あぶねぇー!? せ、セクハラ発言するところだった……!!)
 てっきり、この非常識なほどボリューム豊かな巨大爆乳のことを言われたのだと勘違いしていた。
 冷や汗が、誠史郎の額から垂れる。……と。
「それとも――くすくす。そのおっぱいが重たいんですか?」
「――ッ!? い、いや! ちがっ! 違います! 違いますよ!?」
 見事に図星を指された。真っ赤な顔で、あたふたと言い訳をする誠史郎。
「うわっ! わあぁぁっ!?」
 当然、胸元の巨大すぎる爆乳が荒波のように揺れ跳ね、彼は堪らずに足を滑らせてしまう。
「おっと! もう、そんなに慌てなくても、そのおっぱいが大きすぎるのは……あたしが一番よく知っていますよ」
「――す、すみませんっ!!」
 カァァ、と子供のように頬を赤く染める誠史郎。
 勝手に動揺し、間抜けにも素っ転んでしまった細い身体を、もうひとりの『誠史郎』に抱擁された。ぎゅっ、と転倒しないように支えてくれる。
 今の姿――この体よりも、ずっと馴染みが深い筈の男の肉体。
 なのに……胸のドキドキが止まらない。
 頑強な筋肉の感触。男の汗の香り。下腹部に、奇妙な疼きが巻き起こる。
「……あ、あの、もう大丈夫ですので――」
 直ぐに離れようとした誠史郎。しかし、その直後のことであった。
「……う、んん? あれ……?」
「どうやら……元に戻ったみたいですね」
 ――時間切れである。
 誠史郎の精神は、仮初の肉体から解放されて、元の肉体へと――目の前にいたもうひとりの『誠史郎』の体へと帰還したのだ。
 そして、その一方で――。
「残念です。……もう少しあたしの体で、可愛い反応をする誠史郎さんを見ていたかったのに……」
 直後まで、この肉体に宿っていた意識も、元々の身体へと戻っていた……。
 姫川忍。
 三十八歳のキャバクラ嬢。
 徹底した美容とメイクにより、二十代の娘にも劣らない絶世の熟女である。
 特に饒舌に尽くし難いのは、その艶美すぎる爆乳房だ。
 豊胸手術もサプリも使わず育った忍のおっぱいは、驚異のOカップ。
 スイカふたつが胸元に引っ付いているようなものである。10キロ・オーバーの重りを付けていると言っても過言ではない――。
(はぁああ! 解放された! やっぱり、あの胸デカすぎる! 肩も、腰も痛くてきつかったよ……!!)
 セクシー過ぎる熟女肢体……。それがつい先ほどまで誠史郎が、借りていた異性の身体であった。
 そう。つまり、この刑事の青年とキャバクラ嬢の中年女性は、つい先ほどまで肉体を交換していたのだ。
(はぁあああ~~!! 楽だぁああ!! あのおっぱいがないだけで、こうも違うのか……? いや……そもそも年齢が違うから……疲れやすいのか? ――って!? う、うぉおおお!?)
 異常発育した忍のおっぱいから解放されて、誠史郎は思わず喜ぶ。
 ……と、同時に本当の体に押し付けられているその巨大乳玉の感触に、彼は四肢を硬くさせていった。
(やっぱり、このおっぱい! 凄すぎる! 凄い……エロいッ!!)
 ぎゅううぅ、と。
 無意識に彼女を抱き締めてしまう。
 この肉体交換を少しでも慣れるため、今までお互いの姿形で街中を散策していた。忍の恰好は、夜の仕事着とは異なる、普通の衣類。
 むしろ、露出度が少ない組み合わせで、コートを着込み、長いソックスを艶めかしい太腿に貼り付かせている。
 なのに……それでも、忍と言う女に。忍と言う熟した女の肉体に。
 誠史郎は心を惹かれてしまった。
 自分の無謀な計画に付き合わせている彼女に、罪悪感を抱きつつも――どうしようもなく欲情してしまう。
「あの……誠史郎さん? そろそろ放して貰っても……」
「え……? あっ、す、すみません!!」
 抱き合っている時に入れ替わりが解除されたので、誠史郎は、忍を抱擁したままであった。
 それこそ恋人同士のように、彼女の柔らかく儚い女体を、ぎゅうぅ、と抱いていたのだ。
「くすくす……。もう一か月近く――こうして体を入れ替えている関係なんですから……少しは慣れて下さいよ? それじゃあ、あたしに成り代わって捜査するなんて……無理じゃないですか?」
「いや、その……お恥ずかしいです。こんなことに付き合わせているのに……」
「……丁度いいですから。休みながら、計画について話しましょう。……良いですよね?」
「……ええ。はい……分かりました、忍さん」
 キャバクラ嬢という職業柄か。それとも十歳以上も年上だからか。
 忍に出会って以来、どうにも彼女に頭が上がらない。
 
(――欲情しちゃだめだ! 欲情は、ダメだ! しっ、忍さんは協力者! 忍さんは協力者! うわぁぁ!? そのおっぱいを……お、俺に押し当てないでぇええ!!)

 自然と忍が、誠史郎と腕を組む。
 異様なほど発育したOカップの爆乳が、彼の体に、むにゃりっ、むにゅる、ぶるるんっ、とぶつかる。
 誠史郎は、それこそ童貞の少年のように切羽詰まるのであった。

性転刑事~九条誠史郎の熟女転落~ FANZA版
性転刑事~九条誠史郎の熟女転落~ DLsitecom版 12/7発売 

【投稿小説】とある冒険者の受難 第4話

作:馬耳エルフ
イメージイラスト&挿絵 えたみ https://twitter.com/eta_64

【投稿小説】とある冒険者の受難 第1話 
【投稿小説】とある冒険者の受難 第2話 
【投稿小説】とある冒険者の受難 第3話 

起きてしばらく放心状態だった潮はゆっくりと昨日の出来事を回想していた。
昨夜の一件は潮の23年に渡る人生において最低最悪の悪夢であるとは疑いようもなかった。
多少のイタズラなら事故と思い忘れられるが、今回ばかりはそうもいかなかった。
「くそっ。なんであんなマネを許しちまったんだよ・・・・」
育ての親であり冒険者としての師でもある男、マロックの狼藉。
欲望を満たすために、魔術でバニーガールの格好にされた挙げ句、胸にむしゃぶりつかれ絶頂させられた。

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あんな忌まわしい出来事を詳しく思い出すのはごめんだったが、そうもいかなかった。
昨日の自分自身に何とも言い表せない不可思議な点があったからだ。

(昨日の俺は普通じゃなかった。どうしてだ、何か理由があるはずだ)

目が覚めた潮は自分の部屋で思案を巡らせた。
まず、最初に引っかかったのはバニーガールの服装に着替えさせられた時から妙に警戒心が揺らいだことだ。
あの衣装に身をつつんだあたりから、潮はマロックの言いなりになり酒の相手をするはめになった。
その酒の席でも、胸や尻を触られたが、妙なことにいつものような不快感は感じなかった。
警戒心が緩んだまま、マロックを受け入れてしまい挙句の果てにあのザマだ。
結果、潮は理性なきケダモノと化したマロックに押し倒され文字通り乳房を味わいつくされる屈辱を受けた。
思い出しただけで、暗澹たる気分になる昨日の夜の出来事だ。

しかし、なぜ昨日の潮はマロックに対してあそこまで無防備だったのだろうか。
当の潮本人すらその理由は説明できなかった。
昨夜に限って言えば胸や尻を何度も触られたにも関わらず不思議と不快さを感じなかった感覚も、今になって思い返すと妙な体験だ。
それどころか、酒の席で自分の体にマロックが夢中になっていることに満足感すら覚えていた。
あの時はバニーガールの姿に着替えさせられ強引に酒の席を共にしていただけなのに。

そこで潮ははっとした。
まさか、そういうことなのか。
自分の異能は武器や鎧だけじゃなくて、戦闘にまつわる装備とは関係ないバニーガールの衣装すらも性能を引き出していたのか。
そう考えると昨日の潮自身の無防備ぶりにも説明がつく。
潮の中の疑問は瞬時に氷解していった。

(要するに、俺の能力を逆手に取られたってことなのか)

その瞬間、潮の頭の中でひとつの考えが組み上がっていった。
マロックは武器や鎧以外でも潮の異能が機能することに気付いたのだろう。
持ち前の狡猾さでそんな体質を逆手に取って楽しもうと悪巧みをしたに違いない。
結果、まんまとマロックの思惑通りに事は進んだのだろう。

すでに家の中にマロックの姿はなかった。
おそらく、街へ情報収集に出かけたのだろう。
(くそっ、人の気も知らないで・・・)

自分の体を弄んで自分をこんな悶々とした気分にさせておいて、当の本人は普段どおりの生活に戻っていることに潮は腹を立てた。
この落とし前は必ずつけさせなくては。
潮は意を決して戦乙女の武具を箪笥から取り出した。
マロックが今夜帰ってきたら、目にものを見せてやらねばならない。
この怒りと屈辱はきっちりと晴らさせてもらわねばならないと決意した。

その夜、マロックは軽快な足取りで家路についていた。
晴れやかな気分の原因は2つ。
1つは今日の情報収集が首尾よく成果が得られたことだ。
ここのところ空振り続きだったこともあって、有益な情報を多く得られたことはマロックの心に爽快な空気を満たしていた。
いくつになっても、長時間行き詰まった仕事が前に進む瞬間というのは心地の良いものだと。
そして、2つ目の理由は潮である。
昨日の出来事はマロックにとって普段のストレスなどどこかに消し飛ぶほどの最高の出来事だった。
思い出しただけでついつい表情が緩んでしまう。
世の男達が知ったら、血の涙を流しながらマロックに嫉妬の炎を燃やすだろう。

バニースーツだけではない。潮には着て欲しいものがまだまだあるのだ。
偶然手に入れた面白い『お土産』も道具屋で仕入れることが出来た。
その紙袋を片手にマロックは家へと向かった。


「うおっ、何じゃその格好は!?」
その言葉には明確な怒気が込められていた。
家に帰ったマロックを待ち受けていたのは戦乙女の武具を纏った潮だった。

「昨日の落とし前、きっちりつけさせてもらうぞ」
「はて、何のことかのう」
「とぼけるな!俺にあんな服着せて好き放題したことだっ!」
「成程、そのことか。昨日は楽しかったのう。実に美味しかったぞお前さんのおっぱい、・・・・うおっ!」

得心がいったとでも言わんばかりの表情で応えたマロックに対し潮は距離を詰め拳をふるった。
雷光のごとき俊敏さで距離を詰め、巨大な魔物すら一撃で仕留めた豪腕を振るったが残念ながら紙一重で避けられてしまった。
昨日の事に悪びれもしないマロックに対し、五臓六腑が煮えくり返った。
そんな憤りを拳に任せた結果、問答無用の鉄拳制裁を実行したのだ。
紙一重で避けられたが、打ち続ければ確実にマロックを捉えられる手応えを感じた。

「危ない危ない。3ヶ月前はその一撃で危うく往生するところじゃったな」
「今回はそれ以上に痛い目見てもらうから覚悟しろ!!」

そう言って潮はマロック相手に拳を構えた。
マロックは一流の冒険者であり、本来なら潮よりずっと格上の相手だが戦乙女の武具を身に着けた潮にとって敵ではない。
少なくとも今の潮を倒せる者など強力な力を持った魔物も含め、この世界にそうはいないだろう。
それは、マロックも承知しているはずである。
戦闘では勝機の極めて薄い相手が目の前で怒りに燃える瞳で睨みつけているにも関わらずマロックは余裕のある表情を浮かべていた。

「たまには弟子と組手も悪くない。さ、かかってくるがいい」
「たっぷりと後悔させてやる!」

潮はマロックとの距離を一気に詰めるため足に力を入れた。
間合いに入ったら容赦なく拳を叩きこんでやる。
そう考えたときだった。

「【クロスワップ】」
「えっ、それはっ!?」
潮にとっては不意をつかれる形となる魔術だった。
あの魔術は術者の付近に交換する装備がなければ発動出来ないはずだ。
マロックを見る限りそんなものは無かったはずだが・・・。
潮ははっとした。
マロックが持っていた小さな紙袋が平たくしぼんでいる。
まさか、あの中に何らかの衣類が入っていたのか。
自身のうかつさと観察力の無さを恨んだが、もう遅かった。
魔術『クロスワップ』はその効果を発揮し終えており、潮は戦乙女の武具の代わりにシンプルなビキニを身に着けていた。

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【投稿小説】冴えない高校生を変える、劇薬な非日常 作 あひるカモ 絵 ささみ


「はぁ、困ったな……」
手に持っていた求人情報誌をくしゃりと握りしめる。
テストが終わって学校からの帰り道、僕――軽井沢 優は途方に暮れていた。

今日は待ち望んでいたフィギュアの発売日で、抜かりなく予約をしている。
……そこまではよかった。
つい先日のこと。テスト勉強の息抜きがてらに見ていたネットオークションで、以前から探していたプレミアのつくフィギュアが出品されていた。白熱の競り合いの末に落札したのはいいが、気が付けば前もって用意していた資金を切り崩さざるを得ないほどだった。
予約した商品の支払日には猶予があるとはいえ、約1週間で4万円が必要。高校生にはややハードルが高い。
何か良いアルバイトはないか? と街で手に入れた求人情報誌を眺め、隣町の繁華街をウロウロしてみるも、時給は心許ないか、もしくは高額な代わりに高校生が不可なものか。試しに訊いてみるも、雰囲気が暗そうだからと断られるか。
いずれにせよ、アルバイト探しは難航していた。
「そう都合よくいかないよね……あいたっ」
誰かが捨てたのだろうチラシが風で飛ばされて、行く手を阻むように顔にぶつかる。
「全く、……ん?」
顔から剥がして捨てようとして、思わず目が行った。
チラシはコンセプトカフェのもので、片隅には求人募集が載っていた。

カフェ ラビットアワー アルバイト募集
時給:2000円~
備考:即日払いOK、男性、学生可(但し、学生は深夜帯×)

「これだ……!?」
ダメ元で訊いてみるだけタダだ、破格すぎる条件への怪しさよりも、何とかしてお金を準備したいという思いが上回った。
即座にスマートフォンを手にして、チラシに書かれていた連絡先を打ち込んでいた。


「はい、カフェ ラビットアワーです」
応対したのは、女性のスタッフさんだった。
「か、軽井沢と申します、チラシの求人を見まして」
「はい、求人募集ですね。まだアルバイトの募集は受け付けています」
よかった、とホッとする。
「学生でも大丈夫とのことだったのですが、高校生でも大丈夫でしょうか……?」
「はい、大丈夫です。事前に確認したいことがあります。年齢と身長をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「17歳、身長は157㎝です」
「なるほど……、ところで何か事情でも?」
僕は、予約した商品の支払いのために1週間以内に4万円が必要との旨を伝える。
「……なるほど。軽井沢さんの事情は理解しました。でしたら、今から一度お店に来ていただければ」
「あ、あの、履歴書など準備できてません……」
「そのまま来ていただいて構いません」
それではお待ちしておりますね、と言ってプツンと通話が切れた。
「……もしかして採用してもらえるのかな?」
思う事もあったが、何より資金の目処が立ちそうなことへの安堵が大きかった。



カフェ ラビットアワーは繁華街からやや外れてひっそりした場所に位置していた。
コンセプトカフェなだけあって外見は派手めな外装で、所々にウサギを模したデザインが施されている。初見だと入るのに躊躇がいりそうだ。
恐るおそるドアを開ける。
「いらっしゃいませ、カフェ ラビットアワーへようこそ」
中には露出度の高いバニー姿のウェイトレスが5名程、男性を中心に幅広い年齢層の客が待合席に至るほど入っていて盛況していた。
応じてくれた店員さんは自分より身長が少し高めでスタイルも良く、ただ顔つきから年齢は自分と同じか1つ上ぐらいと見た。
……入るお店を間違えたかな?
「すみません、ただいま20分程度お待ち頂いておりますが」
「ええと、求人募集の件で伺ったのですが」
と、応じてくれたウェイトレスさんが上から下までジロジロと見た後、ははーんと何かを察したらしく、「店長を呼んできますね」と奥のスタッフルームへと入っていった。

しばらくして、先ほど応じてくれたウェイトレスさんがメイド服に身を包んだ店長さんらしき人物を連れてきた。……メイド服??
「軽井沢君かな? 先ほど電話に応じた店長のアリサです」
「軽井沢です、求人募集を見てきました」
ぺこりと頭を下げたのを、アリサさんはじぃーと見ていた。何かを確信したのか、うんうんと頷いてみせる。
「待ってたよ、奥のスタッフルームで詳しい話をしようか」
促されるようにスタッフルームへと入っていく。

スタッフルームは作業スペースとフリースペースの入り混じった、ワンルームの事務所という感じの内装だった。
「ここに座って?」
フリースペースらしきテーブルの一席に促される。正面にアリサさんが座って、ノートパソコンを置いた。
「緊張してるかもしれないけど、気楽に話してね? 気になることは何でも訊いてくれていいから」
そうは言うものの、空気感に飲まれていたし、何より目の前に映るメイド服が気になった。
チラチラと目線が動くのをアリサさんに気づかれる。
「ああ、この服装? 趣味だから気にしないでね」
えぇ……、趣味なの……。
返す言葉にも困って「は、はぁ」と曖昧に誤魔化す。
「ところであの、男性も募集していると聞いたのですけど」
「ええ、男性も募集しているわ」
「それってお仕事内容の方は……」
「ウェイトレスの方ね!」
嫌な予感が的中した。
「ウェイトレスって女性だけなのでは……」
「ああ、話す必要があったわね。ここのお店ではこちらの服を着てもらうのだけど……」
立ち上がって収納スペースにある衣装ケースを漁ると、サイズが合うであろうバニー服を探して持ってきた。
どう見ても女性モノだった、怪訝な顔をするしかなかった。
「これを着るのですか?」
「まあ慌てないで。こちらの服を着てもらうとね、男性でも服に合わせて身体が変化するから」
えぇ……と思うしかなかった。
身体が変化すると言われても疑念しか抱きようがない。
「まぁまぁ、騙されたと思って着てみなよ。そっちに男性用の更衣室があるから着替えてきてね」
そう言って、いつの間にか準備していたであろう服装一式を無理やり渡された。指差す先には『男性更衣室』と書かれていた。
渡されたのはバニー服のセットだけではなく、ストッキング、黒のTバック、ヌーブラ、小道具類、箱に入った靴らしきものまで備わっている。
アリサさんはパソコンに向かい、カタカタと仕事を始めていた。
何かの罰ゲームなのだろうか、からかわれているのだろうか。ただ嘘をついている様子はない。
辱めを受けているような気分でしかないが、お給料の破格さに背に腹は代えられず、ぐっと堪えるしかなかった。



男性更衣室の中はそこそこの広さがあり、ロッカーだけでなく姿見まで備わっている。
その中に置かれているソファーを陣取って渡された衣装を一旦置いた。
まず着方が分からないのだが……と思ったが、着用方法のマニュアルまで完備されていた。
一番目に『全裸になってヌーブラとTバックを着用する』と書かれていたので、衣服を全部脱いだ後、イラストに沿って見真似でつけていく。
「Tバックなんて履いたことないし、なんなら食い込みは大丈夫なのか?」
嫌な予感しかなかったが、着用しないことには何も始まらなかったのでそっと履いていく。太ももを通過してアソコをゆっくりと覆っていく。局部を隠すものとはいっても、男性に備わったモノを収納するようにできているはずもなく――。
やっぱり色々とはみ出るよね、どうしよう……と思ったその時。
――シュルシュルシュルっ
Tバックが肉棒と玉袋をぱくっと包み込んだ。
「????」
痛みはなく、一瞬の出来事に何が起きたのか分からなかった。
中に空洞があるかのように股にあったモノがすっぽりと収まると、何もなかったかのように股に張り付くようにぴたっと密着した。
また、同時にお尻と太ももはむくむくと成長して、ふっくらむちっと弾力のある曲線を描く。
「何が起きているんだ?!」
手を近づけると、アソコにあったであろう位置でスカっと空振りした。Tバックは綺麗な割れ目を作りながら身体にぴちっと喰い込んでいた。存在だけが消え、ただ肉棒のあったであろう感覚自体は残っている。
「な、なんだこれ????」
理屈は分からないが、とにかく見た目の体つきは女の子だった。狐につままれたような気分だ。
戸惑いつつもヌーブラに手を伸ばす。これこそ付け方が分からないのだが……と胸に軽く当てると、こちらも意思を持っているかのよう、身体に吸い付くようにぺたっと張り付いた。身体中から肉をかき集めてメリハリができるように体つきが変化していく。それまで平淡だった胸元は特に、脂肪が注ぎ込まれてむくむくっとおっぱいが隆起を始める。変化が止まると、谷間のある立派な乳房が完成していた。
姿見を見ると、どこからどう見ても女性のそれそのものだった。
「すごい、こんな技術があるんだ……。どうなっているんだ」
ただ、局所的に変化がまだ済んでいないらしく、鏡の向こうには不完全な像が映っていた。着替えを進める必要があるらしい。
マニュアルの2番目を見ると、『ストッキングを着用する』と書かれている。こちらもイラストに沿って履いていくと、シュルシュルと脚に絡みつきながら身体を変化させ、ピチッと張り付くとすらっとした女性特有の線を作り出していた。
最後に『バニーコートに脚を入れ、着こんだ後でチャックを閉じて胸元を調整する』とあったので、これもイラスト通りに着用していく。チャックを締め上げると、身体全体がドクンと熱くなり、身体のあちこちが創り変わっていくような感覚があった。帯びた熱が収まると、女性化は完了したらしく、姿見にはスタイルから相貌まで完全に女性のものになり、別人のような存在がそこにはあった。
残っていた小道具の類を指示通りに着けると、先ほどまで見ていたウェイトレスと変わらない恰好が完成していた。
「す、すごい……。どこからどう見てもバニーガールだ……」
声は元から中性的だったとはいえ、放たれたものは女性の高音域になっていて、自分でないみたいで変な気分になる。
最後に、靴が入っているであろう箱を開けた。
「……これを着ないといけないの?」
黒のパンプスだった。
ヒール部分は入門者用なのかやや低めだが、それでも履いたことがなく足元の覚束なさが気になって仕方がなかった。
試しに履いてカツカツと歩いてみるも足元の頼りなさに、身体の変化から重心が変わっていることも相まって何度か崩れそうになる。
慣らすようにそろりそろりと注意をしながら更衣室を出て行った。

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「アリサさん、着替え終わりました」
「はーい、っておおお!!! 可愛らしいじゃない! どれどれ――」
一気に僕の元へと近づいて、舐めまわすように身体全体を隅々まで見やる。
「は、はぁ。ありがとうございます……」
恥ずかしくて仕方がなかったが、見た目を褒められているのは悪い気がしなかった。
ウィッグも着けてみないかと言われたが、着せ替え人形にされているようでお断りした。
「それにしても、見込みがありそうと思っていたけど、思った以上だったようね」
いつの間にか適正を測られていたみたい。どうやら全員がこうも上手くいく訳ではないようだ。
「ところでこの服って凄い技術なのですね……」
「ふふん、そうでしょ? 詳しいことは秘密なのだけど。とある企業の開発中の技術を使わせていただいているの。手術することなく女性の身体を手に入れることができる代物なのよ」
ただし、普段通りの生活を送りたかったら秘密裏にしていてね、と釘を刺される。
踏み込んではいけない世界だったのかな、とちょっと悔いたが後戻りできそうになかった。
「ところで――、あなたに名前を与えないといけないわね」
「な、名前ですか?」
「そうよ。女の子として働くのだし、何より素性は隠したいでしょ?」
た、確かに。女性の服を着ていることもそうだし、よりによってバニーガールになっているところをクラスメイトや知り合いにバレる訳にはいかなかった。
「そうね……、これからこのお店では『ルイ』と名乗りなさい。いいわね、ルイちゃん?」
「は、はぁ分かりました、アリサさん」
「店長、ね。気を付けてね」
先ほどまでデレっとしていた表情が一気に引き締まり、威厳を漂わせる。
「じゃあまず研修……と言いたいのだけど、仕事を教えようにも今は手が離せなくて。なので代わりにビラを配ってきてもらおうかと。客引きできるならしてきてもらってもいいわ」
ぽふっとチラシを置く。サラっと言われたが、いきなりハードルが高すぎる。
何より、格好が……。
「えっこの格好でですか?? む、無理です……」
モジモジとする僕の姿を、店長は羞恥を愉しむようにニヤニヤとしていた。
「ふぅん……、恥ずかしいんだぁ。それじゃあちょっと待ってね」
そう言って、メイド服のポケットから錠剤らしきものが入った瓶を取り出した。ラベルはウサギのマークが描かれているが見慣れないものだった。
「これを飲んでもらえると大丈夫だから」
3錠ほど取り出して、
「ほら、あーん……」
飲むように促してきた。逃げることもできず、言われるがままに口を開ける。ぽいっと錠剤が口に放り込まれる。下の上で溶かすように転がしたが、特に味はしなかった。大丈夫そうかなとごくん、と飲み込む。
身体の中へ成分が溶けだすと、効き目なのか頭が少しじんと熱くなって、ふわっと何かが脳内を包み込むようだった。それと同時に羞恥心がすうっとどこかへ消えて表情が穏やかになり、内から何かが湧き出るような感じがする。
表情の変わり具合を読み取ったのか、店長はニコリとする。
「効いてきたみたいね。さあ、行っておいで。2時間ぐらいしたら戻ってきてくれるとありがたいわ」
「はいっ!」
声はどこか自信に満ち溢れていた。



時刻は15時過ぎ。通りにはそれなりに人の気配がある。
言われるがままに繁華街に出たのだが、そういえば客引きもビラ配りもしたことがなかったのだった。
どう誘ったらいいんだ……?
と戸惑っている感情とは裏腹に。目の前を行く買い物帰りと思われるオタク風の若い男性を見かけると。
身体は自然と動いていた。
「ねぇねぇ、そこのおにいさん?」
女性に声掛けされたことへの戸惑いなのか、男性は不慣れな声を出してはっとこちらを振り返った。
「お、俺のことを呼んだのかな?」
「そうそう、お兄さんのこと。この後のご予定どうなのかな?と」
言いながら、屈んで胸元を強調するようなポーズを取っていた。
な、何やってるんだ……と理性が働くよりも、脳が操られているかのように迷いなく誘惑し、淀みなく言葉が出てくる。
男性はちらっと谷間に目をやった後、恥ずかしそうにさっと逸らした。
「ちょ、ちょっと疲れたから休もうかと」
「わたし、いい場所知ってるんだ。ラビットアワーってカフェなのだけど…? よかったら、チラシをどうぞ」
満面の笑みを浮かべながらチラシを差し出した。男性は恥ずかしそうに顔や胸元をキョロキョロとしながらもチラシを受け取ると、軽く会釈をして、チラシを見ながら立ち去って行った。
小さくなる背中に向けて「是非来てくださいねー」と声をかけて、男性を見送った。

ふぅ上手くいったかな……、と一息つくと。ようやく理性が戻ってきて、自分の行いにかぁぁぁっと紅潮し始めて、不慣れなパンプスであることも忘れて一目につかない場所に逃げ込んだ。
「(僕は何やってるんだ??? 身体を突き出して、見せつけるようなポーズを取って……。まるで)」
まるで痴女じゃないか――。
男性が胸元や顔に向けて放っていた視線を思い出した。ああ今考えてもおぞまし……。
あれ……?
ぎゅんと気持ちが昂った。そして身体の随所が熱くなり、お腹の奥辺りがきゅんと変な気持ちになる。ぜんぜん悪い気はしなかった。
「(そんな、注目されるのが心地いいんだ……?)」
思えば、学校では地味な存在だった。誰かに話しかけられることもなく、話しかけても反応もされず。誰かに注目されることもなく、まるで空気のような存在で退屈だったのは言うまでもない。
でも今は違うんだ――。
一つ深呼吸をして、何も持ってない手をぎゅっと力を込める。よし。
もう一度、賑わいのある通りへと戻っていく。良さそうな人を見つけると自然と身体が動いていた。
「おにいさーん、ねぇ、遊んで行きませんか?」
恥ずかしさは気にならなかった。
何よりも、話しかければチヤホヤされるのが楽しくて仕方がなかった。
無我夢中でビラを配っていたら、2時間なんてあっという間に過ぎて行った。



裏口からスタッフルームに戻ると、店長はずっとパソコンとにらめっこをしていた。
カタカタとタイピング音が鳴り響いていた。
「ただいま戻りましたー」
「あら、ルイ。おかえりなさい、どうだった?」
「好意的にチラシ受け取って貰えました!」
「それはよかったわ。……ところで、もう恥じらいはないみたいね?」
言われて理性が蘇った。
「あ、あ、あれ??」
自分のあられもない行いの数々を思い出して、顔がかぁぁっと熱くなった。
それと同時に、それまで抑えていた身体の疼きが一気にぞわっと身体を襲う。
頭がぼうっと火照って思考もままならなかった。
「て、店長……、頭がぼんやり、身体がむずむずジンジンとして仕方がないです……」
あらら、と手を当てる。
「『ウサギ二ナール』というお薬でね。飲むと前向きな人格を作り出すお薬なのだけどね――。ほら、ウサギってね……、副作用的な……?」
隠してることがあるからなのか、申し訳なさそうに歯切れが悪くなる。
「この後に研修も兼ねてお給仕を手伝ってもらおうと思ったのだけど、その前に身体を休めた方がよさそうね」
ちらりと時計を見やる。
「30分ぐらいそこで横になってるといいわ」
そこのソファーを使っていいからね、と指で示される。
まともな思考力が残っておらず、促されるがままに眠りについた。


「……ねえ、ルイちゃん」
揺らされて意識が戻った。
「……はっ!」
見ると、初めてお店に入った時に案内してくれたウェイトレスが傍にいた。
「す、すみません! 寝すぎました?」
「ううん、大丈夫だよ。それに、あのお薬飲んでいる訳だし……」
あのお薬というのは、『ウサギニナール』のことだろう。そういえば、変な感じは治まっていた。
「これから中でお給仕の手伝いをしてもらおうかなーと思って。あ、挨拶遅れたけど、カリンって言います。教育係を任されているわ」
「ルイです、よろしくお願いします」
「それじゃあ行こっか」
こくと頷いて、フロアへと向かった。

カフェはピークの少し前なのか空席こそあるが、それでも盛況していた。
ちらちらと様子を伺うと、ウェイトレスの方が給仕に尽くしていた。お客の中には自分がチラシを配った方もいたようで、目線が合うと軽く愛想を振る舞った。
「それで、お仕事って何をすればいいのでしょうか?」
「詳しいことは明日以降教えるから、まずはテーブルの片付けだったり、空いたグラスに水を注いだりしてくれると嬉しいかな?」
布巾を渡された。忙しさの名残か、まだ片付いていないテーブルがちらほらとあった。

テーブルを片付けたり、空のグラスを水で満たしたりしながら、合間で先輩方の仕事ぶりをチラチラと見ていた。料理を運ぶだけじゃなく、その後はお客さんと談笑したり、チェキを取ったりと忙しそうにしていた。
片付けやフロアを歩き回っている途中、恰好のせいからかチラチラとこちらを見られている――そんな気がした。顔ならまだ良かったが、あらぬ箇所に視線が飛ぶ。
最初は気を逸らしていたが、一度気になるとだんだんむずむずと疼くような感覚に襲われた。
「キミ新人さん?」
お水を配っていると、お客の一人に呼び止められる。
「はい! 今日から入りましたルイと言います」
「そうなんだ、可愛らしいね」
「ありがとうございます!」
軽く会釈をしてその場を立ち去る。
隠すようにチラチラと、ねちっこく刺さる視線が身体を刺激して仕方なかった。
「(さっきからずっと見られていたよね……)」
刺激された身体は発散を求めていた。
こちらへの注目が途切れた隙に、ひょいと裏口に駆け込む。

「(ここなら誰にも見られていない……)」
もぞもぞと身体をくねらせている。トイレの感覚とも違う、さっきからじんと疼く股間部が気になって仕方がない。
「(アソコが勃ってるとも違った感覚……身体も女の子のものになってるのかな)」
少しまさぐろうかと思ったタイミングで、耳元から「仕事中に悪いことをしているのは誰かな?」と囁かれて釘を刺された。
ぞわっとびっくりして振り返ると、カリンさんが居た。
「うわっ……?? どうしてここに?」
「そろっと抜け出るのが見えたからね、後を付けてきちゃった」
そういえばお客さんの視線はかわしたが、ウェイトレスの方にまで注意が回らなかった。
「仕事中に勝手に抜けちゃダメでしょ?」
ふぅっと1つ息を吐いた。
「というのは別として、“あれ”を飲んで“それ”を着用しているときにヤッちゃうと身体が酷いことになるからね??」
声のトーンが洒落にならなかった。ぶるっと背筋を伝うものを感じてすうっと伸びる。
「感じてるのかもしれないけど、我慢しなきゃダメだよ」
威圧されたかのように、こくこくと頷いた。
「分かればよし! 少し心を落ち着かせたら戻ってきてね!」

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夜の部と切り替わるちょうど境目ぐらいで、初日のお仕事が終わった。
フロアに戻ったタイミングでお客の入りが増えて仕事に追われ、視線を気にするどころじゃないのが幸いした。それでも何度か変な気分になったが、その度に『酷いこと』を思い出してぶるぶるっと身体を律して事なきを得た。

スタッフルームに入ると店長が待ち構えていた。
「ルイちゃん、お疲れ様。これ今日のお給与ね」
店長から手渡された封筒を見やると、どう考えても時給と働いていた時間をかけたものより多く包まれていた。
「店長、多すぎませんかこれ??」
「ルイちゃん頑張ってくれていたからね。それに呼び込みもあってか、盛況していたので心ばかり上乗せしておいたよ」
それだけではないような気がしたが、ご厚意に甘えた。
こんなに貰えてしまうと1週間でフィギュアの代金を達成するどころか、もっと上積みすることができそうだ。
「ところで、明日も空いてたりするかな?」
「ええ、授業が終わってからなら……」
「そう、良かったわ。待ってるからね? ああ、それと、これも忘れずに飲んでおいてね」
お昼のものとは違う、錠剤が3つ手渡された。
「これは?」
「『ウサギニナール』の効果を打ち消して、副作用も抑えてくれるお薬。これを飲まないとお仕事後が大変だからね……?」
想像するだけでぶるっと寒気がした。慌てて口に放り込む。
飲んで成分が身体に浸透してくるとすぅぅっと意識が戻されたようだった。理性とともにバニー服に身を包んでいる恥ずかしさを感じ、かぁぁとなって慌てて男性更衣室に駆け込む。遠くでくすくすと笑う声が聞こえたような気がした。
これからは脱いでから飲もう……、そう心に誓った。

服を脱いでいくと、不思議なことに身体は元に戻っていた。
コートを脱ぐと身体つきが元通りになるように熱くじぃんとして、着用していた下着を脱ぐとおっぱいの膨らみはすぅぅと縮んでなくなり、Tバックを脱いだら元あった肉棒がどこからともなくしゅるしゅると生え伸びてきた。
中和薬のおかげか、『ウサギニナール』の効き目もなくなって、昂っていた気持ちも身体の疼きもなくなってはいた。
ただ、どうしてもチヤホヤされていた視線の心地よさだけは忘れることができなかった。



更衣室を出ると、カリンさんがちょうど出てきて目があった。
バニー服とは違って、制服に着替えると心なしかすらっとしたした印象がある。
「ああ、ルイちゃん……じゃなくて軽井沢君か。一緒に帰らない?」
「はい、駅の方ですかね?」
「それだと途中までだね」
カリンさんに着いていくように半歩遅れで裏口から出た。人通りの少ないであろう道を選んでくれているのがありがたかった。
「カリンさんって女性だったのですね、てっきり全員男性が働いているのかと」
「ちょっとひどくない? っていうのは嘘。謎のハイテク技術のおかげで男性も働けるってだけでね」
ほら、わたしのおっぱいだって――、と平たくなった部分を誇示してきたのは恥ずかしくて目を逸らした。
「ところで、カリンさんはどうしてここで働いているのですか? いかにも怪しそうな雰囲気ですけど」
「あはは、怪しそうっていうのはそうね」
立ち止まって視線を宙にやって考える。
「んーー、そうね……」
くるっと振り向く。
「女の子はいろいろお金がかかるっていうのはあるけど、もてはやされるのって楽しいからね?」
ニヤッと怪しげな表情を見せた。
「じゃあわたしはここで。またね!」
「……さようなら」
彼女の姿が見えなくなるまで見送った。

――もてはやされるのって楽しいからね。
1人になった帰り路。その言葉がなぜか頭の中で響いていた。


それから。
授業が終わると、ラビットアワーに通う日々が始まった。
『ウサギニナール』を処方され、バニー服を着て女の子の身体になって、別人のようにお給仕をして、お給料を手渡されて、脱いで元に戻って、処方されたお薬で緩和する。
お薬のおかげか、仕事では別人のように積極的に振る舞うことができた。
相変わらず仕事中に疼いて感じてしまうのは慣れなかったが、制御できるようになるとそれさえも心地よく思えていた。

だが、4日目に異変を感じた。
この日は休日で学校が休みということもあって、長めにシフトを出していた。
それまでとは比べ物にならない盛況ぶりに、行列もできて時間制限の札を掲げないといけなかった。
効果が切れないようにと、店長から途中で『ウサギニナール』を再度処方されてバリバリと働き、時には休憩を貰って山場を乗り切った。
お仕事が終わった後にバニー服一式を脱ぎ、処方される中和薬を飲んで頭も身体も元通りに戻った。
――のだが、それまで得ていた達成感はなく。
心にぽっかりと穴が空いたような感じだった。
「何かが物足りない……」
正直なところ、今日のお給与でフィギュアの代金は達成するどころかお釣りが出るぐらいになった。もう辞めて元の生活に戻っても問題はない。
が、別人になってチヤホヤされる事への優越感は身体に染みついて癖になっていた。
姿見に映る、地味で冴えない姿にウンザリするような失望感さ覚える。
「あと3日か……」
優越感と失望感の入り混じった感情は、日に日に増していった。



そして最終日。

「はい、1週間お疲れ様でした。短い間だったけどとても助かったわ」
「ありがとうございます、わたしもお給料を弾んでもらえて助かりました」
「ルイちゃんの働きぶりがよかったからね、逸材だっただけにお別れなのが惜しいわ」
残念そうな表情を見せる。
どれだけ力になれていたのか分からなかったが、必要としてもらえていたことを実感して嬉しくなった。
ただ、辞めると元の後ろ向きで冴えない生活が待っているのだろう……。
俯いて考える。
「それなのですけど、店長」
「ん、なあに?」
ぐっと意を決した。
「これからも働かせてもらえると嬉しいのですが」
店長の表情がぱぁっと晴やかになった。

もう普段の生活では満足ができない身体になっていた。

そういえば次にお金が貯まったら何をしよう?
化粧道具を買って、カリンさんに教えてもらおうかな。
あるいは、あのアニメキャラのコスプレも気になる。

考えるだけでワクワクが止まらなかった――。
(完)

【販売3周年】我ら魔王軍~モン娘たちの反撃!!~  序章1-1

2018Q4おかし製作所DMM販売数29位

我ら魔王軍~モン娘たちの反撃!!~  FANZA版
我ら魔王軍~モン娘たちの反撃!! DLsitecom版

モン娘 表紙

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性転刑事~九条誠史郎の牝堕ち天国~ サンプル①

2020Q2おかし製作所FANZA販売数19位

kagami0235さんの新作です!挿絵は郁橋むいこさん♪

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性転刑事~九条誠史郎の牝堕ち天国~ FANZA版
性転刑事~九条誠史郎の牝堕ち天国~ DLsitecom版

――第一章――

「…………」
 ある晴れた日の午後――。
 そろそろ日差しが赤く染まり始めた時刻、ひとりの女性が一粒の涙を零していた。
 若い、とはお世辞にも言えない。
 綺麗であることは間違いないし、豊満過ぎる爆乳房を筆頭にした魅惑の
スタイルは、オスたちを無意識に誘惑してしまう魔性の牝肉体……。
 熟女。そう、彼女は恐ろしいまでに色っぽい熟女であった。
 しかも、その服装がまた艶やかである。
 幾ら室内であり、同棲している彼氏の命令であったとしても、グラビアアイドル顔負けの熟女肢体に、エプロンひとつしか身に付けていないのだ。
 誰かに見られたら一発で通報されてしまう痴態。
 変態と言われても仕方のない恥辱姿。
 しかし、その背徳感が塾れた色香をますます強調し、男ならば誰もが彼女に欲情するだろう。
 それこそ股間の牡肉棒を硬く充血させながら、彼女の柔肌を舐め尽すこと間違いない――。
(ちくしょう……! なんで、俺が……こんなことしないといけないんだよ!!)
 同棲させて貰っている彼氏の命令とは言え……この恰好は恥ずかしい。
 辱め以外の何物でもなかった。まるで乙女に戻ったかのように、頬を赤く染める。
「……う、ううぅぅ!!」
 ぽよん! ぽよよん!!
 たぷるるん! ぷるるん!!
 ボリューム満点の爆乳房が、忌々しいほど躍動していく。エプロンの薄布程度では少しも隠せない巨大な乳肉だ。
(ああ……汗が……っ! 凄く……蒸れてる!)
 途端、深い乳谷間の奥で熟成された牝臭が、もわもわぁっ!!
 強烈に溢れ出た。
 歳を重ねた牝にしか振り撒けない魅惑の牝フェロモン。
 男ならば無条件で誘惑されてしまう甘い香りが、忍の羞恥心を刺激する。
 自分自身が官能的な牝臭を垂れ流す美しい熟女であることを、嫌でも思い知らされるからだ。
「……ッ、ッ!!」
 止まらない涙が、薄いメイクを滲ませる。
 忍は細い手でごしごしと目尻を拭いた。
 潤む涙腺を引き締めようと、顔に力を込める。
 トントントン!
 そして、家事――夕食の準備――に取り掛かる。
 折れてしまいそうな華奢な手で包丁を掴み、食材を切っていくのだ。
 キャベツ。玉ねぎ。卵。ひき肉。パン粉。野菜や肉が次々と目指す形へと整っていく。
 本日のメニューは、メンチカツ。
 彼氏のリクエスト……いいや、命令通りだった。
 だが、彼女の顔には同棲している恋人に喜んで貰おうとする健気な想いは微塵もない。
(ちくしょう! ちくしょう!!)
 ただ悔しくて。ただ惨めで。
 そして、恥ずかしくて……。
 豊満すぎる乳玉を淫靡に揺らし弾ませながら、ジュー、ジュー、とパン粉を纏った食材を温めた油で揚げていく。
 バチっ、バチバチっ。
 油が跳ねる。食材と、忍の涙の水分によって、油が激しく弾けた。
「いたっ! あぅ……うっ、ううぅぅ!!」
 繊細な肌に痛みが走り、忍は可憐な声で呻きながらも、必死に調理を進めていった。
 同棲している彼を愛しているからではない。
 むしろ、その逆――。
 彼氏を恐れるあまりに、忍は恋人の奴隷として生きているのであった。

 ……二時間後。

「ただいまー」
 男の声が、マンションの一室に轟いた。
 直ぐに忍は立ち上がり、玄関へと向かう。
 たぷるるん!! ぷるるん!!
 巨大な乳玉が奔放に跳ね回る。転ばないのが不思議なくらい爆乳房を躍動させながら、忍は同棲している彼氏の元へと向かう。
「お、お帰りなさい♡ 誠史郎……さん♡」
 口元を僅かに引き攣らせつつも――。
「誠史郎さんのために……メンチカツを作りました♡ た、食べて下さいね♡」
 元水商売の女らしい甘い口調で、彼の帰宅を歓迎した。
 いいや、そればかりか……。
「いつも、お仕事ご苦労様です♡ うふふ♡」
 甘やかな魔性の笑みを顔に張り付け、あの忌々しいほど巨大な乳肉を自ら彼氏へと――九条誠史郎へと押し付けた。
 以前の彼女自身と比べたら、まだまだ未熟な接待。
 完璧にはほど遠い媚び方。
 けれど、それでも歓迎された側である誠史郎はニヤニヤと勝ち誇った笑みを返し、彼女の柔らかな女体を抱き締めた。
「よしよし。大分、自分の立場が分かって来たじゃないか!」
 忍の頭を撫でる誠史郎。
 彼氏と言うよりは、年上の大人のように彼女を褒める。
 外見、いいや、肉体的な年齢は忍の方が遥かに高いのに。彼女はその扱いを甘んじて受け入れていく。
「う、うふふ……♡ も、勿論ですよぉー。どこにも行く場所がなかったあたしを! 拾って下さった誠史郎さんに……逆らう訳がないじゃないですかっ!」
 甘く媚びる美声とは裏腹に、羞恥心に頬を赤らめる忍。
 手に。腕に。僅かながら力が入る。
 その様子を、彼氏である誠史郎は見逃さなかった。
「じゃあ……キスしてもいいよな?」
「はっ、はぅ!? い、イヤじゃないですけど……ご飯も。お風呂も用意して……あっ、あっ!?」
 胸いっぱいに恥ずかしさを覚える忍。
 真っ赤な顔。逆立つ整った眉毛。緊張でごくごくと鳴る喉元――。
 裸エプロンと言う破廉恥な醜態を晒す年増女の心を見透かし……くちゃ、
くちゃ! ぬちゃ、ぬるぬる!!
 誠史郎が、問答無用に忍のぷっくりとした唇を奪う。生々しい肉音をワザと大きく響かせて、濃厚な口付けを強要する。
「はんんっ……!! んむぅぅ……!!」
 舌と舌が絡み合う。唇と唇が唾液に塗れる。
 熱烈な接吻を強いられた忍は、思わずビクビクと震えた。
 自分が哀れで、か弱い熟女であることを誠史郎のキスが教えて来る。
 何度も、何度も。


性転刑事~九条誠史郎の牝堕ち天国~ FANZA版
性転刑事~九条誠史郎の牝堕ち天国~ DLsitecom版

【販売2周年】姫騎士のオレがさまざまにBAD END!

2019Q4おかし製作所DMM販売数14位

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姫騎士のオレがさまざまにBAD END! FANZA版

姫騎士のオレがさまざまにBAD END! FANZA版
姫騎士のオレがさまざまにBAD END! DLsitecom版

ハートビート ピュアキラ【女体化変身ヒロイン苗床計画】

2020Q2おかし製作所FANZA販売数55位

おなじみ柊ぽぷらさんに表紙と挿絵を依頼した、犬神教授のTS作品です!

表紙小

プロローグ

「こっちだよ、カケルくん! この禍々しい気配、間違いない!」
「分かってるぜ、ヒロ!」
 二人の少年が、夕闇に染まる街を疾駆する。
 寒風吹きすさぶ季節だというのに、カケルと呼ばれた少年は、半そで半ズボンというヤンチャぶり。一方のヒロは、スポーティーな紺のジャージ姿であった。
 ワンパクとインテリという対称的な二人は、ともに凄まじい脚力であり、あまりの速さに、すれ違う人々は一陣の風が吹き抜けたようにしか認識できない。
「たあっ!」
 カケルが強く地を蹴ると、しなやかな肢体が、茜色の宙に浮いた。それに続き、ヒロも高々と空へ跳ねる。
「あれだよ、カケルくん!」
 空中に浮かぶヒロが指差した先は、経営破綻した遊園地の跡であった。西洋の城を模した施設が、いまはボロボロの廃墟となっている。
 そんな夢の跡から、少年たちはドス黒い魔力の波動を感じ取っていた。
「ああ、間違いねえ!」
 視力に優れたカケルが、鋭く尖った城の屋根を凝視する。
 そこには、確かに何者かがいた。
 豊満なボディに、黒革のコスチューム、頭部には大きな角が生え、赤い唇の隙間に鋭利な牙が光っている。
 そして、煌めく六枚の翼が、艶めかしい女体の背後に広がっていた――この一年間、少年たちを苦しめ続けた魔人の女王〈ダークビビッド〉であった。
「すべての手下を失って、ついにラスボス自らご登場ってわけだ」
「うん、そうだね」
「それなら、迷うことはねえな。――最終決戦だ!」
 カケルは、バク転で姿勢を制御し、宙を蹴った。直後に、腰につけていたステッキを手に取り、素早く振るう。
「ピュアキラ、モーフィンスパーク!」
 鋭く叫ぶと、カケルの身体は、まばゆい七色の光に包まれた。同時に服が消失していき、少年の裸体があらわになる。
 だが、その肢体が横にスピンすると、急激に胸部が盛り上がり、臀部にもプルンと肉がつく。逆に腰はキュッと引き締まり、髪の毛は一瞬で腰まで伸びた。
 ――少年から、少女へ。
 美しい裸体に、いくつもの真紅のリボンが巻きつき、可憐なコスチュームが形成されていく。
 数々の可愛らしい意匠が散りばめられた姿は、まさに変身ヒロインと呼ぶにふさわしいものであった。
「赤いハートは、情熱のしるし! ピュアガーネット、爆誕!」
 ピュアガーネットは、空中でビシッとポーズをとる。
 もうひとりの少年も、ステッキを手に――、
「ピュアキラ、モーフィンスパーク!」
 と、高らかに叫んで変身した。
 やはり、男から女へと、一瞬にして姿が変わり、その衣装も、爽やかな浅黄色へと転じていく。
「青いハートは、奇跡のしるし! ピュアトパーズ、顕現!」
 女王の眼前まで距離を詰めた二人の少女は、決めポーズをとりながら、同時に声を張り上げた。
「勇気リンリン、キラキラハート! ――ハートビート・ピュアキラ!」
 間髪入れず、ピュアガーネットは拳を振り上げ、黒き女王へと殴りかかった。
「たあっ!」
 ところが、ここでプツンと意識が途切れた。

(……?)
 自分の身に何が起こったのか、ピュアガーネットは認識できなかった。
 気づいたら、ここにいた。
 おそらくは、廃墟となった施設の内部なのだろう。薄明かりの中、彼女の周囲は、朽ちた木材が散在しており、放置されたマスコットキャラクターの着ぐるみが不気味に鎮座していた。
 破れた天井からは、星の輝く夜空が見える。
 そして――、
(なんだよ、これ?)
 ガーネットの両手は、太い触手でくくられていた。その先は、暗い天井の彼方まで伸びている
(……なんで、いきなり捕まってるんだ? いったい、何がどうなったんだよ?)
 だが、いくら頭をひねっても、少女はダークビビッドに向かって殴りかかる寸前までしか、思い出すことができなかった。
 自身の装備を、改めて確認する。
 まだ変身は解けていない。鮮やかな赤いスカートや、厚手の純白ストッキング、そして、キラキラと輝きを放ち続けるアクセサリーなど、その身にダメージを受けた形跡はなかった。当然、性別も女性のままだ。
 ただ、変身に使うハートビートステッキが、腰から消失している。
(どこいったんだ、……ステッキ?)
 ガーネットは周囲を確認したが、見える範囲には落ちていない。そもそも、深い闇の向こうには、人のいる気配さえなかった。
(……いや、そういえば、トパーズはどうした?)
 これまで、辛苦をともにした戦友――ピュアトパーズの行方も、まるで分からなかった。近くに存在すれば、魔力の波動が感じ取れるはずなのに、それもない。
「おい、トパーズ、いないのか?」
 ガーネットは声を張り上げた。
 だが、その叫びは闇へと吸い込まれ、あとは虚しい静寂が続く。
「トパーズ! いるなら、返事してくれ! なあ、トパーズ! ……トパーズ!」
 急に心細くなり、ガーネットは何度も相棒の名を呼んだが、周囲には咳きひとつなかった。
「トパーズっ!」
 ついにガーネットの声は、悲鳴に近いものとなった。
 彼女は、実に一年もの間、魔人と戦い続けた勇士であったが、もとは年端もいかない少年である。このような厳しい状況に、強い不安を覚えるのは当然であった。
 そのとき――、
「ガーネット……」
 と、か細い声が、闇の奥から聞こえた。
 それは、間違いなくピュアトパーズのものであった。
「トパーズ!」
 矢も盾もたまらず、ガーネットは叫ぶ。
「無事なのか、トパーズ! いったい、何が起こったんだ? なあ、トパーズ!」
 声がする方向に、ガーネットは叫び続けた。
 だが、トパーズは――、
「ひどいよ、ガーネット……」
 と、やはり消え入るような声で、つぶやいていた。
「……ひどい?」
「うん」
「ひどいって、な、何が……?」
 当然の疑問を、ガーネットは口にする。
 すると、トパーズは――、
「だってさあ……、何度も何度も、僕は助けてって言ったのに……、ずっと、ガーネットは眠ったままで……」
「眠っていた……?」
「うん……」
「そ、そんな……」
 トパーズの言葉が本当なら、自分は延々と、こんな場所で意識を失っていたらしい。どれほど時間が経過したのか、ガーネットは大きく混乱した。
「ガーネットが、助けてくれないから……、僕、こんなにされちゃったよ?」
 ガーネットは目を凝らし、闇の奥を凝視した。すると、漆黒の向こうから、ジワリと親友の姿が浮かび上がってくる。
「――――っ!」
 恐怖のあまり、ガーネットの声は悲鳴にさえならなかった。
 うっすらと見えた戦友は、すでに変身ヒロインの形を成していなかった。
 ――無残に破られ、大量の粘液で濡れたコスチューム
 ――触手の束に囚われ、少しも動かせない両手両脚。
 ――大胆な開脚の奥へ、ズルズルと侵入を続ける、極太の触手群。
 何より、とても少年であったとは思えない淫蕩極まる微笑みが、ガーネットの背筋を震えさせる。
 深い闇の中、椅子状の触手群に囚われながら、淫らに快楽を貪るトパーズの姿は、無残としか表現のしようのない状態であった。

ハートビート ピュアキラ【女体化変身ヒロイン苗床計画】 FANZA版
ハートビート ピュアキラ【女体化変身ヒロイン苗床計画】 DLsitecom版

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【投稿小説】とある冒険者の受難 第3話 

作:馬耳エルフ
イメージイラスト&挿絵 えたみ https://twitter.com/eta_64
えたみさん3

【投稿小説】とある冒険者の受難 第1話 
【投稿小説】とある冒険者の受難 第2話 

家に戻った潮は自分の部屋でぼんやりと今日の出来事を反芻していた。
生まれて初めて参加した華やかな社交場での出来事。
おそらくは、自分に女性としての関心を持って近づいてくる男たち。
女性の参加者たちの羨望と嫉妬の入り混じった視線。
全てが初めての体験だった。
間違いなくパーティーの参加者たちは潮が3ヶ月前まで男だったことなど想像すらしないだろう。
そして、潮にとって最も印象深かったのは他でもない自分自身の振る舞いである。
なぜあそこまで、自分に寄ってくる男共を見事にあしらうことができたのだろう。

改めて考えてみると謎である。
普段なら、しつこく言い寄る男など鉄拳制裁でお引取り願うのが潮の性格としては自然だった。
ところがだ。あの時に限って、どのようにすれば相手の気分を害さず角を立てず誘いを断れるかが簡単に思いつき実行できた。
今から思い返しても、あのパーティーの自分はいつもとは何かが違った。
その違和感について考えていた時だった。
マロックから酒の誘いを受けた。

「潮、休んでいる時に呼び出してすまんな」
長いソファーに座ったマロックは手招きして言った。
ソファーの前にある机の上には酒と簡単なつまみが置いてあり、いかにも晩酌の装いがなされていた。
「どうしたんだ、急に一緒に飲もうなんて」
「今日仕入れた情報について、酒でも飲みながら報告をと思ってな」
確か、今日のパーティーでマロックは参加者たちを相手に潮が元に戻るための情報集めをしていた。
話の内容は他でもない、潮の身の上に関わることだ。
潮はマロックの話に興味を持った。
「そうか。ぜひ今日の首尾について聞かせてくれ」
「ああ、しかしその前に…」
マロックのが愉しげに口角を上げた。
その瞬間である。
「ちょいと装いを変えてもらうぞ。【クロスワップ】!」
潮に対して魔術師マロックの魔術が発動した。

魔術『クロスワップ』。
この魔術がどんな効果を及ぼすのかを潮はよく知っていた。
なぜなら、この魔術によって戦闘で何度も助けられているからだ。
『クロスワップ』は装備の交換の即時実行を行う術。
これは、装備した武具に応じ能力を変化させる潮にとって最も相性のいい魔術と言えるだろう。
潮の異能を戦闘で活用する際に弱点となるのは武具を装備する隙である。
この魔術によって、装備交換の隙という弱点は解消されたおかげで、潮はそれまでに比べ飛躍的な戦果を挙げることが可能となった。
それゆえに、口には出さないが潮にとっては思い入れの深い術だ。
しかし、戦いの最中でもないのになぜこの術を自分にかけるのか。
その疑問は今の潮の様相とマロックの締まりのない顔を見てすぐに氷解した。

えたみ1021

先程まで潮が着ていた地味な洋服は消え失せ、代わりに潮が纏っていたのは太もも上が切れ上がった黒い肩出しのボディスーツ。
ボディスーツから伸びる長い両足は網タイツによって妖艶に包み込まれている。
さらに、首には蝶ネクタイ付きの襟が巻かれており、手首にはカフスが装着されている。
極めつけは、いつの間にやら頭に付けられているカチューシャだ。
潮はその正体を確かめるため頭に手を伸ばした。
カチューシャからは可愛らしい2本のうさ耳が伸びているのが分かった。

「この格好、ひょっとしてバニーガール・・・?」
「想像以上に似合っとるぞ潮。さ、もっと近くでその艶姿を見せてくれ」
困惑する潮をよそに、ソファーに座ったマロックは満円の笑みで手招きしている。
潮は激怒した。
この『クロスワップ』は潮にとって、生まれながらに己の身に宿った異能を最大限活かすアイデンティティの証明のような術である。
それを下劣な欲望を満たすために使うなど暴挙以外の何物でもない。
(今日という今日はギタギタにしてやる!)
拳を握りしめ、潮はマロックに報復の一撃を食らわせるべく距離を詰めた。
しかし、机の上の酒やつまみを視認した瞬間だ。潮の中に謎の感情が息吹をあげた。
その感情は最初は小さなものだったがみるみるうちに膨張して潮の胸の中を満たしていった。
そして、潮の中に新たな意思が芽生えていった。
(いや、そもそもこの程度のこと怒ることじゃないよな)
潮の中に燃え広がていた怒りの炎は小さくなり、やがてそれに取って代わるように謎の強迫観念と使命感が鎌首をもたげてくた。
(これは酒の席だし、この程度のイタズラ水に流したほうがいいよな。恥ずかしい格好にされたのはムカツクけど別に減るもんじゃないし)
次々と湧き出す新たな思いは潮の思考をたやすく支配していった。
(それに、なんだか今は爺さんにこの酒の席を存分に楽しんでほしい気分だ)
怒りで固く握りしめられた拳はいつの間にやら跡形もなくほどけ、気が付くと潮はマロックの隣に座りグラスに酒を注いでいた。

「ひゃんっ。あっ、こら。また変なとこ触ったな」
「固いこと言うな、これくらい酒の席での挨拶みたなもんじゃぞ」
「そうかなぁ」
網タイツ越しに太腿をさするマロックの手を優しくどけながら潮は妙な違和感に包まれていた。
マロックに呼び出され、問答無用でバニーガール姿にされた挙げ句、晩酌に付き合わされているだけでも十分に怒り心頭のはずなのになぜ自分は大人しく酒に付き合っているのだろう。
潮の頭の中は今も男のままだ。
本来なら、こんな格好にされた時点で羞恥心を抑えられないはずだ。
我が身を目の保養のために利用された悔しさが押さえきれなくなるのが自然である。
しかし、どういうわけか今この場に限って言えば潮の心には羞恥心も怒りも感じてはいなかった。
自分の体を弄られた怒りこそ多少はあるが、それ以上にマロックがこの酒の席を楽しんでいることに対する喜びが勝っていた。
マロックが自分の体を肴に美味そうに酒を飲む姿を見るだけで、大きな仕事を果たしたような満足感が広がっていく。

「ほれ、もっと近う寄れ」
「うわっ!」
得体の知れない感覚に苛まれる潮の都合などお構いなしにマロックは潮の腰に手を回し、強引に自分の方へと引き寄せる。
マロックの呼気はすっかり酒臭さを纏っていた。
酒瓶の減り具合からしても既に結構な量を飲んでいるようだ。
潮は、マロックの酒癖の悪さを思い出し、はっとした。
昔から泥酔したマロックは同じ酒場に居合わせた女性たちに節操なくちょっかいをかけていた。
元々酷かった女に対しての手癖の悪さが、酒の力で数倍に強化されたのではと疑うほどに酷い有様だったのを当時子供だった潮も心から呆れ果てていた思い出が蘇る。
あの時は被害にあった方々には申し訳ないが、潮はどこか他人事のように捉えていた。
しかし、今はそうはいかない。
何せ、マロックの欲望が向けられるのは他でもない自分自身だからだ。

「なあ、潮。折り入って一つお願いがあるんじゃが」
ぴったりと隣に密着して座った状態でマロックは言った。
「お前さんが女になって3ヶ月。ワシも老骨に鞭打って情報集めに奔走の毎日じゃ。じゃが、残念ながら今の所、十分な成果が挙げられたとは言えん状況が続いておる。今日のパーティーでも結局は有力な情報は手に入らなかった。悪い流れと言わざるをえん」
そう簡単に元に戻る方法が見つかるような楽観的な状況ではないという自覚はあったものの潮にとっては少なからずショックな話だった。
おそらくは、潮は数年、下手すれば10年、いた一生女のまま過ごすことになるかもしれない可能性を示唆していた。
マロックは静かに続けた。
「知っておるか、情報収集というものは徒労感の付き纏う面倒な作業でな。ここまで難航するとなると、さすがに老体にはこたえてきたんじゃ」
マロックも既に冒険者を引退していてもおかしくない老人である。
正確な年齢は潮も把握していないが、本人曰く100歳を超えているらしい。
情報集めは根気と精神力の仕事だと誰かから聞いたことを潮は思い出した。
マロックは女になった男を元に戻す方法を突き止めるため日夜励んでいるのだ。
そんな自分が出来ることは無いかとマロックに訪ねても家の仕事と魔物討伐による資金稼ぎをやっていればそれでいいという返事が返ってくるだけだった。
その言葉に甘えてはや3ヶ月が過ぎた。
「そうか。ひょっとしたら俺が考えている以上に心身の負担は大きかったのかな」
自分を男に戻すためにマロックを消耗させていた事実を前に、潮は後ろめたい気分になった。
気のせいか、小柄なマロックの体がより一層小さく見えた。

「そこでじゃ。おまえさんに是非ともお願いしたい事があるんじゃが」
「ああ、俺はどうすりゃいいんだ?」
「今日はその肢体でたっぷりとワシを癒やしてくれ」
そう言ってマロックは潮の胸に飛び込む形で抱きついてきた。
潮の胸の感触をボディースーツ越しに楽しみながらマロックは潮の反応を注意深く観察した。
普段ならば素っ頓狂な声を上げて飛び退くか、拳打による抵抗が来るはずである。
今の所そのどちらも行われてはいないことに安堵しつつ、顔を上げ潮の表情を確認した。
潮はどこかマロックを慈しむような表情を浮かべて口を開いた。
「わかった。ただし、今夜だけだからな」
バニーガールの本懐とは、盛り場で世の中の辛さに疲れ切った男たちに厳しい現実を忘れさせ明日を生きる活力を授けることにある。
身も心もバニーガールになった潮なら酒の席で多少スケベな要求をしても飲んでくれると考えていたが想像以上の成果に自分の推察が正しかったことを確認したマロックは思わず笑みがこぼれそうになった。

マロックは己の作戦が当初の想定以上の成果を上げたことに身を震わせて歓喜していた。
潮の麗しきバニーガール姿が拝めれば良し、異能が発動し中身までバニーガールとしての振る舞いを身に着けた潮と戯れることができれば尚良しの腹づもりだった。
だが、現実はどうだ。
何の因果か、体を直接触れて楽しむ許可まで取れてしまったではないか。
なんという僥倖。何というめぐり合わせ。
この機を最大限活用すべくマロックは悪知恵を巡らせる。
やはり、まずはボディスーツからはち切れんばかりの胸の双璧から弄んでみるか。
それとも網タイツに包まれより妖艶さを際立たせた大きなお尻を楽しむか。
いや、いっそ同時に楽しませてもらうというのも・・・・・
酒の低迷も相まってマロックの理性の鎖は既にこれ以上無く緩んでいた。
気が付けば、マロックは潮をソファーに押し倒していた。

「立派に出る所が出っ張った体じゃのう。これが元男なのだから世の中何が起こるか分からんわい!」
いきなり飛びかかられ、ソファーに仰向けの体勢で組み敷かれた潮は驚愕した。
いくら、体を触る許可を出したとは言えここまで激しい抱擁は予想外だった。
警戒心のスレていた潮はマロックの抱擁に耐えきれず容易く押し倒された。
しかし、混乱と驚きの渦中にいる潮のことなど知ったことではないとばかりにマロックは潮の胸に顔を埋める。
「こ、こらっ。さすがにあんまり乱暴なのは・・・」
多少の狼藉は覚悟していたし、許可したのは潮自身である。
それでもさすがに問答無用で押し倒されることは想定していなかった。

「おおっ。こうしてみると改めて凶暴なボリュームが分かるのう。うりゃうりゃ」
「はぁ。ああ!や、やめ・・・・そんなに激しくっ・・・」
ボディースーツ越しとは言え、潮の胸に顔を埋めたマロックが左右に首を動かす度に得体の知れない感覚が潮の体を駆け巡った。
潮は体をくねらせマロックから逃れようと試みたが思うように行かなかった。
一方、マロックはそんな潮の胸を顔から伝わる触り心地だけでなく匂いまで楽しんでいた。
潮の胸の谷間から甘く、鼻腔に印象深く残る匂いが感じられた。
これは香水でも汗の匂いでもない。
雌の匂いだ。
妖艶な香りは理性の枷を解くのに十分すぎるほどの刺激をマロックに与えた。
それを引き金に、マロックの中にさらなる好奇心を生まれた。

「潮、お前さん本当にいい女になったな」
胸から顔を上げ、潮の顔をじっと見つめたマロックはそうつぶやいた。
そして、言い終わると同時に潮の白い首筋をマロックの長い舌が舐めていた。
「うっ!んあぁああ!!」
首筋を男に舐められるなど、潮にとって人生初の体験だった。
マロックによって与えられた未知の刺激に思わず潮は変な声を上げた。

「せっかくの機会じゃ。潮、前から気になっていたことを確認させてもらうぞ。なに、怖がることはない。お前さんの体はどのくらい女に染まっておるのかを確かめさせてもらう。そのためにも、まずは・・・・・」
「何を言って、くうぅっ!」
ボディスーツの上からマロックの指が正確に潮の乳首を摘み上げた。
「女の喜びを体に与えてやるのが一番じゃな」
「なっ!?何をするんだっ・・・!」
自分の体を弄ぶマロックに向けて怒りを覚える潮であったが、その憤怒は次の瞬間には霧散していた。
心のどこかから『これは酒の席の戯れだから』という思いが鎌首をもたげてきて潮の怒りをかき消したのだ。
マロックに肢体を弄ばれても、潮の異能は依然としてバニーガールとして能力を発揮していたのだ。

「ここも立派に女らしくなりおって」
いつの間にやら潮の尻に回されたマロックの手が荒々しく潮の尻肉をまさぐった。
「ふあああっ!そんなっ・・・乱暴にっ・・・・」
潮自身、女になってからマロックにお尻を何度も撫でられたが今回の触り方は今までとは別次元だ。
普段の触り方は子供のイタズラじみたもので、触られて尻を押さえて飛び上がる潮のリアクションを楽しむのが目的だったように思えるものだった。
しかし、今の触り方は違う。
徹底的に女の臀部の豊かな肉付きを掌の感覚で味わい、男としての欲望を満たす意思を感じた。
「見事なもんじゃな。網タイツ越しでもハッキリ分かる弾力、手触り。3ヶ月前まで男だったとは思えんぞ」
マロックは潮が女になった日、ダンジョンから撤退した後の宿屋で朦朧とする意識の中で見た潮の生尻を思い出しながら潮の尻を弄んだ。
あの日見た白く大きな美尻が今や網タイツを隔てて自分の手が撫で回し、揉みしだいている。
その実感が心に湧き上がり、マロックの手付きはさらに激しさを増していく。

「このっ・・変態。尻ばっかり、変な触り方を・・・くっ・・・!」
マロックの愛撫は強引かつ粘り強く、それでいて優しかった。
指の力が一気に加わって臀部の形が変わらんばかりの勢いで揉みしだいたと思ったら、次の瞬間には赤子の頭を撫でるが如き繊細さで優しい触り方に切り替わっている。
まるで、その道に人生を賭した職人の熟練の手さばきを彷彿とさせる愛撫に潮は翻弄されていた。
手が尻を触るたびに背筋に駆け上がるぞわりとした不快な感覚に身をすくませていた。
しかし、もたらされる不快な感覚の中に一欠片ほどではあるものの妙な快感が潜んでいることに気付いた。
へその下あたりに、ずしりとした黒光りする鉛を彷彿とさせる薄暗い気持ち良さ。
(これは、気持ちいのか。尻を撫でられて。俺は男だぞ・・・)
その快感を否定しようとした瞬間、潮の鎖骨から首筋をマロックの長い舌がべろりと舐めた。
「んああああん!!」
家中に響き渡る甲高い嬌声を上げ、潮はソファーの背もたれに力なく体を預けた。
それから数分間、潮はソファーの背もたれに体重を預けた体勢で肩で息をしていた。
男の時は味わうことなどあり得なかった女の快感。
その一端に触れてしまったことを自覚した潮の内に恥ずかしさと罪悪感が混じり合った感情が漂っていた。

「さっきは済まなかった。悪ふざけが過ぎたようじゃな」
マロックは申し訳がなさそうな表情で謝罪を口にした。
先程の狼藉は悪ふざけという言葉で言い表せる可愛らしいものではなかったのは誰がどう考えても明らかだ。
「これが最後のお願いじゃ。これが終われば酒の席はお開きにしようと思う」
潮のバニーガールとしての使命感は尚も健在だった。
1つ願いを聞き入れてマロックがこの酒の席を満足で終えてくれるなら叶えてやる意思はあった。
「わかったよ。で、何をすればいい?」
「潮よ、そのおっぱいを生で拝ませてくれ!!」

潮は絶句した。
普段からマロックのセクハラ行為の犠牲になっている最たる物。
それは、潮の胸に鎮座する豊満な双璧であることは論を待たない。
初めて女になった時も顔を胸に埋められたし、今朝だって後ろから思いっきり揉みしだかれた。
事あるごとに偶然を装って肘や指でタッチされるわ、熱のこもった視線をじっと向けられるなどの被害も日常茶飯事だった。
触るだけなら飽き足らずメロンやスイカに例えて、その大きさを面白おかしく茶化されたこともあった。

「ふざけるなっ!俺は男だぞ、バカなこと言うな!」
「だが潮よ。おまえさんの中身が本当に男のままなら、ワシの気持ちも分かるのではないか。
 それに、自分を男だと自認するなら男に胸を見せるくらい何とも無いはずではないか」
「うっ・・・・」
ここで要求を突っぱねれば、潮は自分が男であるという主張を自ら否定することに繋がってしまう気がした。
それに、ここで拒めばどんな行動に出るかわからないほどの熱意と勢いをマロックから感じた。
悩んだ末に、潮は決断した。
「確認しておくけど、見せるだけだからな」
「わかっとる。さあ、早く見せてくれ」

潮はボディースーツの胸元に手をかけると、ゆっくりと下へとずりおろした。
そして、白く大きな2つの果実が飛び出してきた。
「おお、やっぱりでかいな・・・・」
マロックは目の前に現れた巨大な乳房の圧倒的存在感に驚いていた。
大きさだけではない。
この豊満さにも関わらず、形も全く崩れず上向いた双璧は芸術的とも呼べるほどの美しさを形作っていた。
そしてその頂点に鎮座する桃色の鮮やかな乳首は妖艶さを醸し出す艶やかさを放っていた。
胸をはだけて3分ほどが経過した。
その間、マロックの熱烈な視線を胸に受けていた潮は恥辱に我慢強く耐えていた。
「もう、いいだろ」
外気に晒されっぱなしで冷えすら感じる乳房をしまおうとした時だった。
マロックが潮の胸にむしゃぶりついてきた。

突然の出来事に何が起きたのか潮の理解が追いつかなかった。
潮の異能は未だ健在で、バニーガールになりきっていたことも手伝って自分の身に起こった現実を冷静に受け止めることがすぐにはできなかった。
「おいっ、何考えてるんだ、ううっ!ちょっ!やめっ!」
マロックを引き剥がそうと試みるもなかなか上手く行かない。
密着した体勢で男にピッタリとひっつかれていては華奢な潮の細腕では力不足だったのだ。
そうして、潮がもたついている間もマロックの舌は容赦なく潮の乳房を蹂躙する。

「本当にいい乳じゃな。この大きさにも関わらず、垂れる気配もなく弾力もある」
舌が乳房全体を這いずり回る蛇のように縦横無尽に動き回り、貪り続ける。
「くそっ!このっ、いい加減にっ・・・・ひゃあっ!」
そして、全身を甘美な痺れが駆け巡った。
男の体では決して味わえないであろう雌の快感。
思えば、潮は女になってからというもの自身の性欲について考えないよう努めてきた。
それを直視してしまえば、男としての自分には戻れない恐怖があったからだ。
それを今、身を以てマロックに教え込まれている状況に背筋を震わせた。

「はぁ・・・はぁ・・・、ううっ、このっ・・・・!」
「ほれほれ。潮はここをちゅーちゅーされながら弄ばれるのが好きなのか」
「すっ、吸うな・・・・!うぐっ・・・・!」
マロックは己の中の嗜虐心に身を任せ潮の体を貪っていた。
潮の右胸の乳首にむしゃぶりつきながら左胸を揉みしだいた。
胸を愛撫され潮の体には様々な感覚が襲ってくる。
「ばかやろうっ、やめろっ、うっ、ううっ・・・・!」
必死に身を捩り逃れようとするも無駄な努力だった。
その度に、マロックの愛撫は激しさを増し潮の体に新たな甘い刺激を刻みつける。
マロックの愛撫は狡猾かつ粘着質かつ徹底的だった。
乳房全体をべろべろ舐めたかと思えば、今度は乳首を局所的に弄び、電流のような強い刺激を与えてくる。
かと思えば、優しい手付きで乳房を撫でて安心感にも似た優しい感覚をもたらして来る。
いつしか潮は抵抗もできずマロックのなすがままに翻弄されていた。

「はぁっ、はあっ、ふうっ、くそっ・・・。もうっ、やめろおっ・・・・!」
潮の吐息はいつしか、荒々しさを失い甘い乱れを纏っていた。
「吸い心地も揉み心地も最高じゃな。それにお前さんも気持ちよさそうじゃな。息があがっていい顔で震えとるぞ」
一方のマロックは、昼のパーティーで男共が物欲しそうな顔で視線を送っていた潮の胸を文字通り味わいながら独り占めしている事実に優越感と興奮を覚えていた。
それから、どれくらいの時間が過ぎただろう。
部屋の中には、マロックが胸にしゃぶりつく音と潮の喘ぎ声が静かに響いていた。

「さて、では仕上げといくか」
蕩けきった潮を尻目にマロックは両胸を寄せて両方の乳首を合わせる。
「何する気だ、それ以上は許さないぞ・・・・・ああんっ!」
かろうじで抵抗の意思を口にした潮に未知の刺激が襲う。
マロックが潮の両乳首を口に含み、力強く吸いあげたのだ。
先程までの愛撫で既に敏感になりきった潮にとって、あまりにも度が過ぎた快感だった。
(こ、これが女の快楽か・・・・・)
芽生えた甘い痺れは思考を白濁させ、理性のベールを剥がしていく。
「さすがにまだミルクは出んか。ここまで大きいならひょっとしたらと思ったが、それは今後の楽しみに取っておくか」
「ふざけるなっ・・・ああっ、もうやめてくれっ・・・・!」
抵抗しようにも、胸から刺激が走る度に体から力が抜けていく。
やがて、いつしか体は快楽を受け入れてしまい、そしてついに潮は絶頂に達した。

「―――――――――――――――――!!!!
白い快感に支配された潮はぐったりとその場にへたり込んだ。
その後のことは覚えていない。
気が付けば寝間着を着て、自分の部屋のベッドで次の朝目覚めていた。
しかし、昨日の出来事が夢ではないことは胸に残ったマロックがしゃぶりついた赤い跡が物語っていた。

第三話 了

【販売1周年】「誰か一人だけ女体化できる」というクソ能力を、特レア能力「周囲女性超発情」と交換して貰ったオレ サンプル①

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「誰か一人だけ女体化できる」というクソ能力を、特レア能力「周囲女性超発情」と交換して貰ったオレ FANZA版
「誰か一人だけ女体化できる」というクソ能力を、特レア能力「周囲女性超発情」と交換して貰ったオレ DLsitecom版

序章 チートスキル

 ガラガラガラ……コロッ。
 抽選機から赤い玉が吐き出され、皺だらけの手がそれをつまんだ。わた飴のような真っ白な髭と白髪を伸ばし、着ている装束もまた純白の老人の手だった。

「233番じゃな。ちょっと待っておくれ」
「頼むぞ!かっこいいスキル来やがれ!」

 茶髪の男は両手をあわせ、今まで信じたこともない神に祈っていた。
 大きな竜のロゴが背中に入ったジャケットにジーンズ。どこにでもにいる不良といった風貌の後ろにはそんな彼より目立たないように大人しめの服を着たパシリが立っていた。
 商店街の福引でもしているような光景だ。
 しかし、実際には二人の人生がかかっていた。
 正確には二度目の人生が。

(うーん、どうしてこんなことになったのやら……)

 彼、犬飼北斗は10分ほど前を振り返る。
 兄貴分である男、九頭竜大悟のバイクに二人乗りし、地元の不良たちとチキンレースをしていた。崖の手前まで走行し、ブレーキを先にかけたほうの負け。そのルールに従って大悟は一度もブレーキをかけず、そして二人で豪快に崖からジャンプしてしまった。
 パシリは知らなかった。下は海だったので岸まで泳げばいい。どこかの漫画を読んでそう信じ込んだ大悟は自分たちも泳げばいいと思ったらしい。しかしその漫画の登場人物は車を使い、自分たちはバイクに乗っているという違いを考慮してなかった。
 そして不良二人はあっけなく死んだ。
 気がつけば真っ白な空間に二人は立ち、目の前に老人が立っていた。

「ふぉっふぉっ、ここまで阿呆らしい死に方をした人間は久しぶりじゃ。漫画みたいな死に方をしたお前らに特別サービスで漫画のような世界に飛ばしてやろう。しかも福引でスキルまでつけてじゃ!」

 こんなことを言い出した神を大悟はすんなり受け入れた。これも漫画の影響だろう。
 福引で能力をもらい、異世界で無双するという野望を抱いた彼をパシリは見守ることしかできない。

(まあ、人生はなるようにしかならないですからね。しかしスキルですか……)

 彼もまた固唾を呑んで大悟の福引の結果を待つ。それによっては第二の人生は序盤から詰むからだ。自分たちが行く「漫画のような世界」は人間と共にモンスターや魔法が存在し、言語通訳だけサービスでつけてやるとだけ言われている。至れり尽くせりだと大悟は喜んだが、神は一言も「スキルは良いものばかり」と言っていないと北斗は気づいた。
 髭だらけの神は大きな帳簿とにらめっこし、やがてかっと目を見開いた。

「おお……この能力は……」
「強えースキルなのか、爺さん?」

 兄貴は興奮して次の言葉を待つ。
 神は言った。

「これは『どんな男でも一人だけ女体化できる』スキルじゃ!」
「……は?」

 兄貴はスキルの意味を考え、やがて福引に手をかけた。

「さあ!予行練習は終わった!回すぜ!」
「やり直しは認めぬ」
「やるぜ!」
「ならぬ」

 髪は無慈悲に宣言し、強引に抽選機を回そうとした大悟に電撃が走った。
 彼は悲鳴を上げてのた打ち回る。

「ふぎゃあああああっ!ちょ、ちょっと待てよ!そんなゴミみたいなスキルいらねえよ!」
「はい、次の方~」
「このくそ爺!聞けよっ!」

 老人に飛び掛ったが、彼の拳は老人を幻のようにすり抜けた。
 今度は顔を床に打ち付けて悶絶する様子を見ながら子分は福引に手をかける。

(大悟さん、神様に殴りかかるなんて度胸だけはありますね……)

 北斗は福引を回し、コロンッと出てきた銀色の玉を神に見せた。

「777番って書いてますけど?」
「ほうほう。待っておれ……おおっ!」

 神は子分の顔をちらりと見てにやりと笑った。
 意味深な笑みを送られた彼は訝しがる。

「何のスキルなんですか?」
「喜べ。おぬしのスキルは『世界一の美形魔法剣士で、常時周囲3m内の女性を発情させてちんこの事しか考えられなくする』じゃ!」
「え?」
「今、なんつったああああああっ!」

 兄貴は床から這い上がって神につかみかかる。
 これもまたすり抜けてしまう。

「お、女をハメまくってヤリまくる能力だとおおお!?」
「いや、そうは言っておらぬ」
「そうは言ってませんよ」

 神と北斗が同時につっこみを入れた。

「こいつが!俺の専属パシリがそんな能力を引き当てたのに!なんで俺はゴミスキルなんだよ!?」
「ゴミと言うな。さて、質問はあるか?」
「あのー、女を発情させるって種族や年齢も関係なく効果があるんですか?」
「そうじゃ」
「話を聞けっ!」
「3メートルから離れたらスキル効果は解除されるんですか?」
「そうじゃ」
「俺の話を聞けよおおおおおっ!」

 一人は絶叫し、もう一人と神は質疑応答を続ける。
 実体のない神様を殴り続けた兄貴は息切れを起こし、フラフラになる。しかし疲労困憊の彼は突如として叫んだ。

「そうだ!おい、ジジイ!俺からも質問だ!俺の福引をこいつのととっ替えるのはありか?」
「ん……?まあ、合意があれば可能じゃぞ」
「よおおおしっ!」

 すでに合意を得たかのように兄貴はガッツポーズした。
 その間に子分は一切喋らず、スキルについて考え続けていた。

「おい!北斗!お前のスキルと交換だ!文句はねえな!」
「はい、いいですよ」
「え?」
「え?」

 二人は顔を見合わせ、兄貴は面食らった。

「おい、いいのか?」
「もちろんですよ。大悟さんの頼みを私が断ったことがありますか?」
「そ、そうか……」

 抵抗があると思っていた兄貴は拍子抜けしたが、顔に笑みが戻って北斗の肩に手を回す。

「さすが北斗!俺の第一のパシリなだけはある!むこうに行ったらきっちり面倒見てやるからな!うははははっ!」
「さすが大悟さんです!頼りにしてます!」

 北斗も笑顔になり、二人は笑いあう。
 一方は嘲笑に近く、もう一方は完全な作り笑顔だった。
 二人の頭の中までお見通しの神はその傍でくすくすと笑っていた。

「合意はできたようじゃな。では、スキルを渡そう。そして新しい世界に行くがよい!」

 そう言った瞬間、二人の足元が青白く輝いた。

「うおおっ!なんじゃこりゃ!」
「転移ゲートでしょう。じゃあ、神様、いろいろありがとうございました」
「うむ。新しい世界でも面白い活躍を期待しておるぞ」

 神はにんまりと笑い、皺だらけの手を振る。
 大悟は知らなかった。隣にいるパシリの顔に暗い笑みがあることを。


「誰か一人だけ女体化できる」というクソ能力を、特レア能力「周囲女性超発情」と交換して貰ったオレ FANZA版
「誰か一人だけ女体化できる」というクソ能力を、特レア能力「周囲女性超発情」と交換して貰ったオレ DLsitecom版

【300DL突破】お尻に入れられた謎の装置と液体によって俺が女に作り変えられた話 サンプル②

表紙560420

<3>

 あれから一人で一夜を明かして、もうとっくに日は高いというのに、俺はいまだ自力で脱出できずにいた。

 心臓がばかみたいに脈打ち、球体をハメこまれたアナルはずくん、ずくん♡と疼いて仕方ないのだ。あの液体のせいなのだろうか……?
 とにかく身体が脱力しきってしまっていて、ずりずりと身をよじり移動を試みてもナメクジ程度の距離しか進めず、一向に出口に辿り着ける気がしなかった。何より、身体を動かすごとに連動してナカもうごめくせいで、球体に内壁を刺激され背中がビクンッと跳ねてしまう。自縄自縛、というやつだ。

 そんなこんなで、一体何時間経ったのだろう。あえて考えないように気を張って出口を目指し、墓穴を掘りながらも徐々に移動しては休憩して……を繰り返していた。
 今もふうふう呼吸を整えつつ、なんとか疼きを逃がし体力を取り戻そうと、目を閉じていたところだった。
 そこへ、いくつもの足音が倉庫に近付いてくる。

 あいつらだ。本能的にそう思った。

「北村クン、元気にしてたかァ?」

 ……やっぱり。ギィと重苦しい音とともに開かれたドアの向こうからは、眩しい光と、昨夜と同じ面子。
 どうして俺の名前まで知っているのだ、なんて、聞きたくても聞けない状態。とりあえずへらへらしている男たちをきつく睨みつけると、何がおかしいのかけらけら笑い始めた。苛立って、睨む目に力が入る。

「まだ全然効いてねェみたいだな、それとも強がりか?」

 ……効く、というのが催淫のことを指しているなら、もう十分に効いている気はするけれど。馬鹿正直に答えるほど悪い頭ではない。
 荒い呼吸をまるで怒りのせいにするように誤魔化して、男たちを睨み続けた。……睨み続けることしかできない、ともいえるこの状況もまた、腹立だしい。

 また手足の拘束が解かれたので暴れようとしたが、昨日より圧倒的に体力を消耗している身体では、満足に抵抗もできなかった。簡単に昨日と同じ、女豹のようなポーズをとらされ、アナルの球体をくぽっくぽっと浅く弄られてしまう。

「ぅう゛ぅ゛~~~ッ!!」
「なんだ、効いてきてんじゃねェかよ。そろそろ外すか」

 男はそう言うと布の猿轡に手をかけ、解いていく。完全に取り払われる前に、自分の舌で布を押し出して懸命に息を吸った。

「っぷは! は、はーっふぅ、はぁー……ッ」
「無駄に動き回ってたみてェだなァ? あんまり簡単にへばられても困るんだが、まぁいい」

 力の入らないくたっとした身体。それなのに男が俺の前髪を掴んで、上半身を上げろと指示を出してくる。
 従ったりするものか、つけあがらせるだけだ。垂れてしまう上半身をわざとくたっとさせながら、いっそうきつく睨んだ。

「だ、れが、お前らの言うことなんか……ッ!」
「立場が分かってねェなァ……ホラ、さっさと舐めんだよ」
「っはあ!?」

 思わず素っ頓狂な声が出る。でも、だって仕方ないだろう――空いた片手でベルトを緩めながらそんなことを言われれば、誰だって理解が追いつかずに混乱する。
 舐めろ、だって? つまりはフェラをしろと? 男が男のモノを舐める……そういう世界に特別偏見はないつもりだったけれど、いざ自分がそれを求められると、激しい嫌悪感に襲われた。

 前髪を引き千切らんばかりにぐいぐいと引っ張られ、容赦のない痛みに少しずつ肘が伸びていく。気付けば四つん這いの体勢まで持ち上げられて、男のそこはもう目の前だ。
 時々思い出したように抜き差しされるアナルの球体に、膝がガクつく。そのせいで不覚にも、声が震えてしまった。

「いやだ、っむり……!」
「無理じゃねー、やるんだよ」
「ン゛ぅっ! あ、うしろ、いじるなぁ……!」
「コイツ、アナルはもう感じてきてやがるな」

 くちゅくちゅ♡と、わざと音が鳴るように球体をナカでグルグル掻き回されれば、逆らえず変に上擦った声が漏れる。それを聞いて、げらげらと笑い声を上げる男たち。
 そうこうしているうちに目の前にはダランとした陰茎がぶら下げられて、思わず目を逸らせば「早く舐めろ」と言わんばかりに、ペチペチと頬を叩かれる。

 男としてのプライドがどんどん傷付けられていく。腹立だしさと屈辱に奥歯を噛んだ。

 案の定、というべきか。また後ろからトントンと鋭利で冷たいものがあてがわれて。

「舐めろ、って言ってんだよ」
「……っ」

 一度強く唇を噛んでから、意を決して――ちろ、と、ぶら下がったソレを舐める。男が愉快そうにニタァと笑った。

 思わず顔をしかめてしまうくらい、不味い。
 独特の青臭さ、そしてかすかな小便の味。苦いし臭いし一刻も早く終わりにしたいのだが、もしかしてこれは射精させるまでやらされるのか。だとしたら最悪すぎる。
 しかし悲しいかな、同性ゆえに何をどうされればイイのかが、分かってしまう。そして更に悲しいことに、俺は女性経験を持ち合わせておらず、つまりその……童貞であるので、フェラをされた経験というのも当然、ないわけだ。

 どこがイイのかは、知っている。だからチロチロと舌の先端で、亀頭やカリ首を舐めるけれど……刺激が弱いのだろう、男のモノは一向に反応を示さない。かと言ってコレを咥えるなんて、とてもじゃないができそうにない。
 顔をしかめながらチロリ、チロリとやる気のなさそうな……フェラにも満たない行為を続ける俺に、痺れを切らしたのだろう。あくまでこっちは終わらせようと必死なのだが、相手はそんなこと知るよしもない。
 男は前髪をまた引っ張って、陰茎に顔をグイッと近付けさせる。強くなるソレの臭いに、つい舌が止まる。

「オイてめェ、フェラも満足にできねェか? シッカリ咥えろや、グズ」
「~~~……ッ」

 文句を言おうにも、首筋にはナイフが押し当てられたまま。昨夜のように軽い脅しで肌を叩くだけではない、そこそこの力をこめてピッタリと、脈の位置に当てられている。
 逆らって、これが少しでも前後すれば……確実に切れる。想像してごくりと唾を飲んだ。

「飲むな。唾溜めて、歯ァ当てねェように咥えんだよ」

 ほら、と男が自ら手を添えて持ち上げ、陰茎を揺らす。

 ――あのナイフさえなければ。
 言われた通り唾液を溜めて、亀頭からゆっくり口に含んでいく。ひどい味と臭いに一瞬頭を引いたが、なるべく息を止めるようにしながら、少しずつ奥へ。

 ナイフを奪うにはどうすればいいか? そのことをぐるぐると考える。
 あれがある限り、今後も従うことを余儀なくされるだろう。しかし奪い取ることさえできれば、一気に形勢逆転ということもありえなくはない。……俺に刃物を人に向ける度胸があれば、の話だが。

「そうだ、できるだけ奥まで飲み込め。男なら分かんだろ? 舌でイイとこ押しながら、頭を前後させろ」

 思い出せ。昨日、言うことを素直に聞いてみせた俺を見て、男はナイフを放り捨てていた。
 ……やっぱり、従順なフリで油断を誘うしか方法はないようだ。眉を寄せながらそんな結論に至り、この屈辱も今だけだと……そう耐えしのぶことにして、男の指示を反芻する。

 咥えたことで刺激できるようになった裏スジに、舌を這わせる。そのまま頭を動かせば、当然じゅぷっじゅぷっと音がして、なんだかいやらしい……というか、事実としていやらしい行為をさせられているのだが、認めたくない。
 時々亀頭に吸いつけば、咥内でピクピク男のモノが反応し――次第に質量を増していく。必然的に咥内は圧迫されて、含める長さに限界が出てくる。

「口じゃ追いつかねえところは手で扱け。タマも弄れよ」

 分かりきっていたかのようなタイミングで飛んでくる指示に、まるで同意の上で行われている行為のような錯覚を起こしそうになる。ナイフのせいとはいえ、大人しく手を伸ばしている俺。これじゃ、和姦のような、前戯のような――……。
 違う、と、咄嗟に頭で何度も唱える。これは油断させるために、言うことを聞いているだけで。
 誰にも何も言われていないのに、そんな言い訳を募らせる。

 その、最悪のタイミングで。アナルに埋め込まれた球体を、ぐりぐり押し込まれた。

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お尻に入れられた謎の装置と液体によって俺が女に作り変えられた話 FANZA版
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【投稿小説】一ノ瀬あかりは理解りたい 後編

テキスト:あひるカモ
イメージイラスト:パニャ

前編はこちら


「それじゃあ、じっくり見たいから、そこに座って」
先ほどまで本を読んでいた窓際の席へ促される。着席すると、少し距離を取った位置に一ノ瀬が椅子を持ってきて着席し、膝に手をついて両手で頬杖をついた。
お、俺の身体に見られているのって何か心地悪いな、視線がねちっこいし。しかも、ここ学校だし。
「じゃあ、お願い。おっぱいなら好きに使っていいから」
あ、乱雑に扱わないでね、繊細なのだから。と付け加えられるものの、正直困った。
後は好きに、と自由を与えられることほど戸惑うものはない。何せ、女子のおっぱいを触ることすら初めてなのだから。
先ほど一ノ瀬が見せつけた様を再現するように、下乳に手をやる。そのままブラジャーごと
浮かすようにぎゅむっと胸を持ち上げる。
衣服が支えていたであろう肉塊の質量が、掌にぐんと襲い掛かる。
お、重い……。い、一体何キロあるんだ?そもそもキロでいいのよな? 頭の中にはバストサイズと質量、重さの目安となる果物が描かれたイラストがふと浮かんだ。
そこから見せつけるようにゆさゆさと揺らしてみる。それにしても、制服が弾けそうなぐらい心許なく、覚束ない。
ゆさゆさ、ゆさゆさ。ど、どうだ? 普段見せつけられているものだぞ? と言わんばかりの扇情的行為を、俺の身体を借りた一ノ瀬はそれを真剣に見つめている。口元がふと綻んだ、そのような気がした。
「なるほど。視線を集めるのは、なんとなく理解した。続けて」
こくりと頷く。次は、ブラジャーの上から包み込むようにふにふにと揉みこむ。力を込めた指先がぐにゅっと沈み、瑞々しい弾力でそれを返す。ありとあらゆる雑念を振り払うように没頭する。
ふにふに、ふにふに。手に吸い付くような感触が止まらない。じんわりと興奮して、んっ……、何とも言えない声が漏れ出る。
ふにふに、ふにふに。確かに手にフィットして揉んでいて心地が良い。が、刺激としては弱弱しくて切なく、むらむらと変な気持ちになる。

見かねたように、一ノ瀬ははぁとため息をつく。
「いつまでも服の上から揉んでいるけど。本当にやりたかった事って、それなの? それとも、睦田くんってドウテイなの?」
「ち、ちげーよ!」
反射的に返すが、図星だった。乳を揉みたいのはやりたかった事なのかもしれないが。
「ま、待ってくれ。今からちゃんとする」
見限られないように必死になる。
「分かった、続けて。脱いでもいいから」
ごくりと喉をならす。

完成

必死に肌を守っていたボタンを1つ2つと外す。窮屈そうだった制服の隙間から派手な刺繍が施された赤いブラジャーと、肌がぶるんっと露出する。3つ、4つ。ボタンが全て外れてはらりと上半身が露わになる。
「で、でけぇ……」
胸もそうだが、包み込んで支えるブラジャーも相当である。いったい何センチあるんだ、思わず感嘆の声が漏れる。
「ひゃ、ひゃく――せんt……ばかっ」
サイズを訊かれるのは恥じらいがあったのか、一ノ瀬の声ははぐらかすようにトーンダウンして詳しくは聞き取れなかった。
ま、まさかのメートル超え??
現実離れした大きさを聞かされて自分もかぁっと興奮する。
「そ、それよりも続けて!!」
動揺の色は明らかだった。一ノ瀬のことを血の通ってない人間なんじゃないかと思っていたので安堵した。

ふぅっと息を大きく一つ吐いた。落ち着け、自分。実技はAVで散々見てきたじゃないか!思い出せ、自分はこの身体で何をしたいんだ。何で興奮するんだ。……そうだ!
思い至るや、手はブラジャーへと向かっていた。
ずるりっ。ブラジャーは下にずらされ、おっぱいの全容が露わになる。
お椀状のたわわんだ乳はブラジャーという枷を外れても崩れることはなく。誰もが羨むような上向きで瑞々しいほどの弾力を保っている。
そして、今の恰好。おっぱいは全体が見え、かつブラジャーはおっぱいの引き立て役となり綺麗な形とコントラストを描いている。何度見てもエロいと思っていた夢の恰好だ。しかし、主観目線だとブラジャーが隠れてしまって最大限に味わえないことを失念していた。
気を取り直して、これまでブラジャーで隠されていた部分を見やる。おっぱいの大きさに比例してふっくらと広がった薄ピンクの乳輪に、ぽつと控えめな主張をする乳首。暴力的なおっぱいから想像もつかないぐらい上品で美味しそうな先端部にそそられ、ごくりと唾を飲み込む。
いや、まだだ。メインディッシュは最後に取っておくものだ。まずは乳首に触れないようにおっぱい全体を掌で包み込み、
むにゅっ
「あんっつ……」
服の上からの焦れったい感触とは違い、思わず声を上げる。むにゅっ、むにゅっ。指が吸い付いて離れない。ブラジャーという支えがなくなって、縦横無尽に暴れるようになったおっぱいを揉んだり、時折ゆさゆさと揺らしたりする。
気持ちが昂って身体が熱く、息も短く拙いものになったところで、先端部がぷくっと主張しはじめた。いよいよ本番だ。乳輪から焦らすように愛撫して、じわじわと中央を捉える。そして、親指と人差し指でつまむ。
ぷにっ
「あんっ!!!」
あまりの電流に、見られていることも、まだ学校にいることも忘れて喘ぎ声を出してしまった。
おっぱいを揉んでいたときも気持ち良かった。だが、それとは比較にならない快感が全身を走り抜ける。乳首だけでもこんなに感じるんだ……。求めるように、乳首を刺激する。
ぷにっ、ぷにっ、くにゅくにゅ
愛撫される度にあっ、あっ、あんっと喘ぎ声が漏れ出る。心臓が高鳴る、身体が熱い。アソコがじんじんする。乳首から発せられた快感によって脳が気持ちよさに染まっていく。背徳的な感情と合わさって脳がぐちゃぐちゃにかき乱される。
一ノ瀬は、それをじっと見つめていた。顔はやや紅潮して、頬杖はやめて両手で股間を抑えていた。無表情とさえ思えるアイツでも、生理現象には勝てなかったようだ。
最早俺の身体に見られていることすらも羞恥を昂らせるスパイスとなった。快楽を求めて、本能のままに繰り返す。
くにゅくにゅ、くりくりっ
うろ覚えの手つきで、刺激を不規則に変えていく。その度に快感がどぷどぷと作り出され、脳に送り込まれてくる。じんじんとした熱波が乳首から下腹部に広がっていく。ぱんぱんに張り裂けそうなぐらいに快感が溜まると、全身がぶるぶるっと震えはじめる。苦しい、それでも気持ちよさには抗えず、指は止まらなかった。
「な、なにかくるぅぅうぅ」
限界が近いのだと悟ると、乳首の刺激を強めて絶頂を促す。
「イくっ、イくっ、おっぱいだけでいっちゃう」
トドメとばかりにぎゅううと摘まみ上げる。乳首に甘く、鋭い刺激が走り抜ける。
「いぐぅぅぅぅぅぅぅぅうううっッ!!!」
強烈な快感が脊髄を通じて脳へ伝播して、頭が焼けるように真っ白になる。ぞくぞくっと衝撃が走り、全身がびくびくと痙攣する、頭が少し後ろにのけ反る。絶頂を迎えたにも関わらず、快感は止まらず脳にどぷどぷと送り続けられる。下腹部の奥からはじんじんとした快感とともに、割れ目へとぷとぷと流れ出るものがあった。
口はぽかんと開き、はしたなく舌を出して呼吸する。倦怠感が凄まじかった。
「あらイッちゃったのね。初めてだとこんなものなのね」
どうやら一ノ瀬を満足させるには程遠かったようだ。
「それで、どうだったの?」
「お、おとことぜんぜんちがう……、気持ちいいのが止まらない!!」
絶頂が強いだけじゃない。賢者タイムのそれがなく、快感の余波がふわふわと頭を包み込んでいる。変な気持ちだ、だが癖になってしまいそうだ。
「そう……。ありがとう。おかげでわたしも発見があったわ」
立ち上がってこちらに近づいてくる。
「さて、がんばってくれたのだから、約束は守るわ。ご褒美よ」
まずはそこに寝転がって、掃除はしてあるから。と命じられてそのまま従う。
「こ、こうか?」
「そう。じゃああんまり暴れないでね?」
不敵な笑みを残すと。横たわった一ノ瀬自身の身体に顔を近づけて。
ちゅぅぅぅっ。唇で乳房の先を吸い上げる。
「ひゃぅっっ!!!」
イッたばかりの身体に、暴力的な快感が注ぎ込まれて思わず声を上げる。
一ノ瀬は静かに、とばかりに指で制すると、口元から垂れた液をそのまま掬う。そして、もう片方のお留守な乳首に湿らせた指先で愛撫し、刺激する。
「んぉっぉっ!!!おっっ!!!ほぉっ!!!」
滑らかに犯され、気持ちよさが止まらない。お、俺にイカされているのか??
行為はまだ止まらない。一気に昂らせた乳首を、今度ははむっと咥えて、舌先で転がすように愛撫をする。舌先は器用に乳輪・乳輪を捉えて、強弱を変えつつも的確に快感のツボを刺激する。その度に強烈な快感が送り込まれてビクンビクンと身体を震わせてしまう。
これがお手本とばかりに乳首が辱しめられる。
「おっ、いっ、い、いぐぅぅぅぅぅぅうぅうう!!!!!」
臨界点に達し、獣のようなよがり声を発して、ドクン、ドクンと跳ねた。それでも尚、一ノ瀬による実技指導は終わらない。
「ちょ、ま、まって……い、一ノ瀬しゃんっっ!!」
みっともない声に反応して、ちゅぱっと官能的に唇を離す。唾液がつぅと糸を引いた。
「だぁめ。我慢してて」
あっ、これはダメなスイッチ入ったやつだ、歯止めが効かなくなった。
左右をスイッチしてご褒美という名の責めが再開した。真っ白になった頭にドクドクとした快感が幾度となくどろっどろに流し込まれて、遺伝子レベルでオーガズムを刷り込まれた気分だった。


しばらくして。
「ふぅ、こんなところかしら。期待していたのと違った?」
疲れたからか、弄ぶのに満足したからか。一ノ瀬はようやく解放した。
「ふーっ、ふーっ……」
絶頂の余韻に浸され、充足感が凄かった。代償として倦怠感から身体は使い物にならず、横たわり続けている。びくびくと小刻みに震わせ、口から荒くなった息を拙く出すしかできなかった。
何とは言えないが、期待していたのとは確かに違った。それでも不意打ち的に乳首を責められ、しかも的確に快楽のツボを突いて強烈な絶頂を何度も迎えた。ある意味で期待以上のご褒美だった。
果てて動けなくなった自分を尻目に、スカートのポケットからハンカチを取り出して舐めた個所を綺麗にふき取る。
「教えてあげるわ。イッた後って、すっっごく敏感なの」
言いつつ、身体を起こして、制服を脱ぐように促される。背中を露出すると、一ノ瀬は行為のために強引にずり下げたブラジャーのストラップを緩め、ホックを外して、形を戻す。はぁと一つため息をついた後、前に身体を倒すように催促する。どうやら着せさせるようだ。
「そ、それぐらい自分で……!」
「そう? 意外と大変なのよ。それに、キミに任せると壊されそうな気がして」
粗暴という烙印を押されたようでショックを受けるが、反論の言葉がない。
「わ、分かったよ。……恥ずかしいけど任せる」
恥じらいながら、前傾姿勢になる。乳肉がぶるんと傾いたのを確認すると、ブラジャーのアンダーを下乳の部分に合わせる。器用に抑えながら、今度は手を後ろに回してワイヤーをぽちぽちと止めて固定する。次に、周辺の肉をかき集めつつ、バストをきちんと収まるように形を整える。ぎゅむっと抑え込まれる訳だから、それさえも快感なんじゃないかと麻痺して思わず声を上げそうになる。
感じ悶えているわたしを尻目に、おっぱいを収納し終えると最後にストラップ、ワイヤーの位置を調整する。確かにこれらの手順を1人でできるとは思えなかった。
「なんか、すごく丁寧なんだな……」
無自覚におっぱいを振りかざすガサツな人間だと思っていただけに、意外な一面にはっとさせられる。
「教育の賜物、昔から厳しくて――」
ブラジャーを直すと、もう一度制服を着て制服のボタンをぽち、ぽちと止めていく。
外見上はさっきまで自慰をしていたとは思えない。

「さて、わたしは出ていくわ。1人で考えたいことがあるから。乱暴にさえしなければ、その間、身体は好きなように使ってくれていいから」
「ま、待ってくれ! 元に戻れるのか??」
動けない代わり、手を伸ばす。
「身体を返せって? あんなに、気持ちよさそうだったのに?」
返す言葉がない。かといって、このまま一ノ瀬の身体に収まり続けるのも罪悪感がある。
「大丈夫よ。薬はあと1時間ぐらいで切れるわ。また意識が飛んで、目覚めたら自分の身体に戻っているはず」
良かった、とほっとする。
絶頂も収まり、真っ白だった脳内がぼんやりとだが色づきはじめる。思考の余地が生まれてふとした疑問が浮かぶ。
「じゃあね、睦田くん。また、今度ね。応えてくれるのを、期待しているから」
そう言い残して、俺の身体は準備室から出て行こうとする。
「あ、あのさ……」
再度、後ろ姿を呼び止める
「何? まだ何かあるの?」
「一ノ瀬の身体、初めてのそれとは思えないぐらい気持ち良かった。一ノ瀬はそうじゃなかったのか?」
「それは」
ふと考える。言葉を選ぶようにゆっくりと
「キミの精神と、わたしの身体の相性が良かったのよ」



準備室に1人取り残されている。日はすっかり落ちていた。
身体の気だるさは収まって、なんとか動けるようになった。

さて、と。
好きに使っていいよと言う免罪符を貰った。あれこれと考えたのだが、やりたい事はこれしか思いつかなかった……。
ひくひくと痙攣して疼き求め、とろとろと蜜を垂れ流していたアソコに意識が向けられる。
さっきは乳をまさぐって終わってしまった。もちろん、女のおっぱいには興味があって、気持ち良かったのは事実だが、今となっては違う。

「……場所を移すか」
椅子から立ち、入り口の扉近くの壁に移動する。ここなら誰かが近づいてきても分かるはずだ。
壁を背に、ぺしゃんとしゃがみ込んで脚をM字に広げる。
「この体勢って自分でやってもエロいんだな……」
左手をアソコに近づけて、スカートをたくし上げた。
愛液で濡れて筋にぴっちりと張り付いたパンティーが無防備にさらされる。……汚しちゃったの大丈夫かな。いや、自慰をさせたのも執拗に辱めたのも一ノ瀬の方なのだがら承知の上か。
「それじゃぁ、遠慮なく……」
喰い込んで跡がびっちりとついた割れ目に、指を当てる。
すりっつすりっ
「ああ…っつ!」
思わぬ刺激に声を漏らして、咄嗟に右手で抑える。敏感とかそういうモノじゃない。なぞっただけで強烈な快感にびくびくと身体を震わせる。身体が熱い。
「な、なにこれ、気持ちいいぃっ……」
快感がじんじんときて、身体の中を駆け巡る。平静を取り戻した脳がぐちゃぐちゃにされる。むらむらと昂って一気に性欲のスイッチが入った。
「はぁっ、はぁっ」
甘い吐息が零れる。指先を見やると、ぬとっと糸引くものがあった。感じてるんだな……。
「もっと、もっと……」
焚きつけられた身体が快感を求める。
いつもの癖で下半身の肉棒をまさぐろうとして幻視したことに気づく。そうだ、今は女の身体なのだった。それだと、いじるのは……。
パンツの隙間から手を侵入させ、割れ目に触れるか触れないかをつぅと上になぞってトロっとした愛液を集めつつ、指の背でパンティーを解きほぐす。名残惜しそうにじんわりとした快感を放つ。そして、べとっと濡れた指先でクリトリスに触れる。
ぴとっ
「ひゃうっっ!!!」
ビクンと身体が跳ね、声を漏らす。ぞくぞくとした。
さ、触っただけなのに。脳が焼ききれそうなぐらいの快感が流れ込んだ。おっぱいの刺激とはまた違った質の、強烈な電流が発せられる。下腹部がじんと熱くなる。アソコからはとぷとぷと汁が溢れ出てくる。クリトリスの刺激に呼応するように乳首も疼き、勃起する。身体全体が熱くなる。
求めるように、指をこすりつける。
くりくりっぬちゅぬちゅ
おっぱいのような弾力はないが、吸い付くように指が離れない。不思議だ、気持ちいい。癖になる。止められない。
もっともっと――。
手隙になっている右手のことに気づくと、制服のボタンを下からぽちぽちと開け始めた。はらりと開いた下から制服をたくし上げるように右手を忍ばせ、ブラジャーの上部に隙間を作るようにぐいっと潜り込ませる。迷いはなかった。
――後で怒られよう。一ノ瀬には申し訳ないが、快楽から逃れられることはできなかった。そして、何より俺の身体から受けた辱めを上塗りしないと気が済まなかった。
勃った乳首をぐにゅぐにゅ、コリコリといじめる。
「ひょぉぉぉぉっ、ち、ちぐびいいいっ。クリもいいっっ!!」
快感の相乗効果で蕩けた表情になる。口はだらんと緩んでたらっと垂れるものがあり、情けない喘ぎ声を漏らすもそんなことどうでもいい。
コリコリ、くにゅくにゅ、ぬちゅぬちゅ
指の動きが速くなり、絶頂がさらに促される。ぶるぶると震えて身体の奥から爆発して湧き上がるものを感じる。く、くる。
「イくぅぅぅううううううっっ」
脳に強烈な快感が発する。脊椎がら脳に快感がどぷどぷと注ぎ込まれる。
下腹部の奥から絡みついてむちゅむちゅっと搾り取るように収縮運動をする。おまんこからはねっとりとした汁がぷしゅぅぅ、とぷとぷと溢れ出ている。合わせるように身体がびくんびくんと跳ねる。
ああしあわせだ……。
度重なる刺激に耐えきれず、アクメの快楽による倦怠感と甘い幸福感に包まれたまま意識を失った。


「……はっ! 気絶してしまっていた?!」

胸元からずんと重い質量を感じる。身体はまだ戻っていないようだ。
辺りを見回すと、ボタンが外されて露わになったブラジャー姿で、自慰をしていた惨状がそのまま残されていた。見つかっていたら騒ぎどころじゃなかったので、誰も来ていないことにほっとする。
頭は正常になっているが、度重なる絶頂による積み重ねられた倦怠感からか身体の重さを支えきれず、だらりと壁に全てを委ねていた。

時計を見やると、一ノ瀬の言っていた時間はもうすぐに近づいていた。
ドクン――心臓が大きく鼓動して、ふわっと意識が遠のき始めた。
目が覚めると元の俺の身体に戻るのだろう。想像してゲンナリするも、『また、今度ね』という彼女の言葉を思い出した。
また、入れ替われると思うと、口元が綻ぶ。また問われるのは違いないだろう。

ふわふわとした頭の中で、自問自答する。

――おっぱいってそんなにいいの?
――すごく気持ちがよかった。おっぱいも女性の魅力。

――女の身体で何をしたいの?
――またイキたい。

よし。
次に一ノ瀬に訊かれたら少しは役に立てそうだ――。
――……。
……。

【投稿小説】一ノ瀬あかりは理解りたい 前編

テキスト:あひるカモ
イメージイラスト:パニャ

バニャ0312 新


――キーンコーンカーンコーン

授業が終わり、休み時間になった。
与えられた僅かばかりの自由時間、クラスメイトは各々の行動に移す。
グループで談笑をする者、次の授業の準備をする者、別のクラスに出向く者。
そんな中で俺――睦田陸は、机にじっと伏せて眠るフリをしていた。
「さて誰を狙おうか……」
目をキョロキョロと動かして、今日のオカズにするターゲットを探す。

ここは無難にクラス1美人な柏木か?
いやいや、あどけなさが残る宮内もそそられる。
少しギャルっぽさのある八木も悪くない。
だが、決定打に欠ける。今のお気に入りはやっぱりアイツだ。

視線は、教室のやや斜め前方で止まった。
椅子に逆座りして天井の一点を見つめるようにぼーっと物思いにふける無防備な女子、一ノ瀬の姿を捉える。

一ノ瀬あかり。
身長は女子として普通ぐらい、無口で化粧っけがなく、ショートカットの地味めな女子生徒だ。
顔だけで言えばずば抜けて美貌がいいとかではなく、まず話題に上ることはないだろう。
大人しめな雰囲気が性癖に刺さるかというと、ノーだ。
だが、彼女の魅力はそこではない。

むっちりとした太ももに、制服から溢れんとばかりにぼいんっとたわわに実った爆乳。
歩く度にゆさゆさと暴力的な光景を見せ、男子共の視線を釘付けにする。
太っているかと言われるとそうでもなく、地味な顔つきからは想像もできない贅沢なボディをしている。
さらに、制服の隙間からは高校生が付けるとは思えないような艶やかなランジェリーを身にまとい、時折無自覚にチラつかせる罪深い女だ。
身体つきだけでいうとクラスでナンバーワン、いや、学校中を見ても屈指のものだろう。

俺は一ノ瀬の身体を伏せた隙間からじっと見やる。
バレないように細心の注意を払いつつ、穴が空くんじゃないかってぐらい集中して脳裏に焼き付ける。そして、衣服の向こうの裸体に思いを馳せる。
ああ、素晴らしい、芸術的な身体つきだ。あんなことやこんなことをできるのだろうな――。
贅沢を言えば正面からも捉えたいところだが、気づかれては元も子もない。相手に不快な思いをさせないのも紳士の嗜みだ。

あまりに強烈な視線を送ったからか、それとも考え事が終わったからなのだろうか。
一ノ瀬は視線を落とし、あろうことかこちらを見つめ返した。
バッっ――、慌てて視線を伏せる。
バレたか? いや、どこかを見つめるぐらいは健全な男子高生がしていても不自然ではない。
幾許かほどして、そろりと顔を上げ、隙間から一ノ瀬の方を見やる。
一ノ瀬はずっとこちらの方を見ていた。顔も目線も動いていない。何かに捕らわれたように、ただ伏せている俺の方をじっと見つめていたようだ。こちらが顔を上げたことに気づいても、何も表情を変えず、凝視している。
感情がないのだろうか――不気味だ、でもどきっとした。彼女の視線に吸い込まれて、動けない。
結局、チャイムが鳴って次の授業の先生が来るまで、無言の見つめ合いは続いた。
「(ところで一体何だったんだ……?)」
 
モヤモヤと奇妙な気持ちに襲われる。脳裏に焼き付いたものは簡単に離れてくれない。以降は何をしようにも『一ノ瀬が見ているんじゃないか』という幻覚に囚われて、何一つとして身が入らなかった。


終礼をして、生徒が解放される。
「はぁ、終わった終わった……」
ただ過ぎるのを待つのは苦痛だった、数日ぐらい囚われていたような気分だ。
思い出すだけでまだぞわっとする。帰ってシコって寝て忘れてしまおう――。
そう考えながらカバンに詰め込んでいた矢先。
俺の机に近づいてくる一人の影があった。一ノ瀬だ。

「…………」
一ノ瀬はこちらに目を合わせてじっと見つめる。純粋な眼差しは暴力的で、うっと目を乳元に逸らしてしまう。俺の非礼な視線にも気にすることなく、じっと見つめていたかと思うと。
「…………これ」
メモを取り出して一言残し、そそくさと立ち去っていく。
こちらに注目しているクラスメイトがほとんどいなかったのが幸いだ。
「何だったんだ……?」

メモには『17時、特別教室塔の4階、地学準備室』とだけ書かれていた。



特別教室塔は放課後になると文科系の生徒に明け渡され、部活動の拠点となっている。
その1つ、地学準備室はうちの高校で地学が行われていた時の名残で、今は確か……文芸部が使っているのだっけ。

放課後にこっちに来たことはなかったが、独特の雰囲気があった。
1階のがやがやと活発な様子から2階、3階と上がるにつれて静寂さが増していき、4階は誰もいないんじゃないかってぐらいに人の気配がない。地学準備室はその一番奥。
こつこつと自分の足音が反響する。緊張感が高まってくる。

「ここか……」
約束の時間にはまだ早かったが、かといって特にやることもなかった。
準備室の前に立ち、すうっと深呼吸をして心を落ち着ける。
コンコンコン、ノックをして扉を開ける。
一ノ瀬は準備室奥の窓際の席で文庫本を読んでいた。こちらに気づいたのかちらと一瞥するも、またページに目を戻す。
「(あんだけ見つめていたのに、本の方が興味あるのかよ)」
と少し裏切られた気分になる。何の本を読んでいるのだろうか気になったが、やはり胸元へと目線が吸い寄せられる。
キリのいいところまで読み終えたようで、ふぅと一つ息をついて栞紐を移し、本を閉じる。マイペースな奴だと思ったが、時計を見るとちょうど17時だった。

ぱたと本を置き、立ち上がって「いらっしゃい、こっちへ来て」と促される。
言われるがままにこくりと頷き、準備室の窓際前まで進む。
「で、俺に何か用事でも?」
一ノ瀬とは同じクラスだが、正直なところまともに話すのは初めてだった。
というか、クラスでも真面にしゃべっている姿を見かけない。考えてみれば、一ノ瀬のことはほとんど知らなかった。対峙して思うのは、表情から何を考えているか分からない、視線が動かない、怖い。呼ばれたからには何かあるのだろうが、そこからどう帰結するかも見えなかった。
彼女はまた一つふぅと息を吐き、尋ねる。
「睦田くんって、わたしのこと見てたよね?」

うっ、バレていた。
今の反応は呆れられたのか? 軽蔑か?
事あるごとに乳を揺らす方が悪いと言いたいが、ぐっと堪える。
無言もまた肯定とばかりに、続ける。
「視線を受けているのは、知ってる。でも睦田くんの視線が一番強い」
「い、いやそれは……その」
言葉を濁すしかなかった。この時ばかりは、とめどなく溢れる自分の性欲が憎かった。
「責めてないわ」
逆に責めてないと言われても困惑する。真意が分からない。
「……ねぇ、そんなにおっぱいがいいの?」
「は、はい……」
会話の主導権は完全に握られていた。
「ふうん」
そう言って、一ノ瀬は自分の乳を下からかるく持ち上げる。ゆさゆさと揺らすのを見てどきりと紅潮してしまう。
「重い脂肪の塊だと思うのだけどね。女子からも、男子からも見られるけど」
それは一ノ瀬が無自覚なのが悪いのでは――、思ったが口をつぐむ。
「そう言われても……。いいものはいいものだし。としか……」
「何がいいの?」
反応に困る。確かに俺はおっぱいが好きだ。脂肪なんかじゃなく、夢と希望が詰まっているのだと説きたい。
だが、ホンモノの爆乳を携えた人から改めて問われると自信がなくなってくる。
「そんなにいいのなら」
言って、程よく開いていた俺との距離を詰めてくる。女子特有の甘くいい匂いが強くなる。頭がのぼせたようにくらくらとする。一ノ瀬ってこんなに魅力的だったのか……?
どぎまぎとたじろぐ俺のことなど気にせず、どんどん詰められる。
ぼいんっ。
おっぱいが押し付けられるぐらい近づくと、こう囁いた。

「わたしの身体になってみない?」


どぎっとした。
身体に感じるおっぱいの弾力に屈して紅潮し、思考はもう冷静さを失っている。興奮してアソコの肉棒はむくむくと隆起している。辛うじて当たってないのが救いだ。
「わたしも気になるの。それで、返事は?」
何が気になるのか、彼女の真意は読み取れない。が、もはや『何を』とも『ノー』とも言える雰囲気ではなかったし、俺にはその思考力も残っていなかった。
「は、はい……」
流されるように承諾した。予想外の返事だったのか、かっと目を一瞬見開いたかと思うと、一ノ瀬はほっと安堵する。
「うん、交渉成立。じゃあちょっと屈んでくれる?」
一ノ瀬の言うままに、身体を屈ませて目線を合わせる。すすっとおっぱいが這うように擦れて、うっとまた興奮した。
対等な高さになったところで。
一ノ瀬は俺の頭の後ろに手を回し、ぐっと引き寄せる。
ぎゅむっと押し付けて反発する乳肉にも屈することなく、彼女の顔が近づく。
口元がぐちゅぐちゅと音を立てているのが聞こえる。
え、ちょ、ちょっと何をするつもり――。
ドクンドクンと心臓の鼓動が早くなり、頭がぐちゃぐちゃにかき回される。思考が追い付かない。
「口を開けて」
命じられるがままにこくと頷き、口を開ける。空いた隙間から彼女の口がねじ込まれる。くちゅくちゅとしていた舌によって溜め込まれた、ねっとりとした唾液がどくどくと送り込まる。受け渡しが完了すると、彼女がくいっと首を上げる。飲め、との合図だろう。
促された通り、ごくりと飲み込んで身体の中へ吸収されていった。

と。

ドクン――。
心臓が一際大きな鼓動を発する。
ドクン、ドクン――。
頭が熱くなり、意識が朦朧としてフラフラとして立っていられなくなる。ど、毒でも入っていたのか?
「いち、のせ、おまぇ……」
意識が途切れ、ばたりと倒れ込んだ。


「ん、んん……」
何が起きたんだ。そういえばさっき一ノ瀬の唾液を飲まされ、そのまま倒れたのだった。
立ち上がろうとして、ずきりと頭が痛む。そしてやけに身体が重い。特に胸元には重りがくっ付いているようだ。
見ると、視界を埋め尽くすようにずっしりと主張する、二つのばいんっと張ったおっぱいがそこにはあった。制服はおっぱいの形に添うように歪にしわ寄っている。
「ああ、気が付いた?」
男の声がした。見ると、俺がそこにいた。
「成功ね」
にやりと不気味な笑いを浮かべた。
「入れ替わりの秘薬、飲んでいたの。薬を身体の中に取り込んで、分泌された唾液としてキミに飲ませることで、身体が入れ替わるの」
試したのは今日が初めてだけどね――。と付け加える。
「ちなみに断っていた場合は?」
「薬が無駄になっただけ。貴重なのだけどね――」
なるほど。距離感の掴み方が下手なのだと思ったが、逃げられないように退路を断った訳かと先ほどの行為を理解する。でも言ってくれればよかったのに……。
おっぱいを押し付けられる体験こそ良かったが、同時にアレを押し付ける醜態を晒すという黒歴史を作るところだった。
「それで。念願のおっぱいを手に入れた感想はどう?」
興味津々に訊いてくる。
「どうって……」

何とも言えない気分だった。あれだけいいと言っていたおっぱいを手に入れた。だが、うぉぉおお! と滾ったかと言われると違った。
男のそれとは違った身体の違和感と、ずっしりとした重さが身体を蝕んでいく。しかも、流されるがままに頷いたが、別に女の身体になりたかった訳ではない。

違和感と重さのことだけ伝えると、残念そうな表情を見せた。
「ふうん、でもいいじゃない。念願のおっぱいが手に入ったのだし」
それで、と続ける。
「わたしの身体でなにをやりたいわけ? 見せてくれる?」

『女子の身体で何をしたいのか』
考えたこともない問いに逡巡する。
せっk……と返そうとして気づいた。
いや違う。
確かに理想的なおっぱいを前にして、あんなことやこんなことをされるのは日ごろから考えていたし夢見たことで、願望があった。では、女性の身体になって、あの薄汚い快楽を放つ肉棒の世話をしたいのか?
イメージして、ぶるぶると首を横に振る。
他にも可愛い衣服を着るだとか、普段は女子しか入れなさそうな店に行くだとか、それっぽいことを考えてみたが、ピンとこなかった。女子のお近づきになる。はギリギリ当てはまるのかもしれないが、別に一ノ瀬の身体でないとできない事なのだろうか。
「ちょっと、まだはっきりと答えられない」
そう。と残念そうに溢す。
「わたしは興味があるわ。どうして、キミがおっぱいに夢中になるのか。じろじろと視線を集めるのか。羨望していたもので、何をしたいのか」
自分の観念がねじまげられ、分からなくなった。問われる度に、哲学を訊かれているような気分になる。
「キミなら応えてくれると思って。さあ、ここで見守ってあげるから、やってみせて」
こ、ここで? しかも俺の身体に見られながら??? かぁぁっと羞恥をし、ぐつぐつと頭の中が煮えて混乱する。
「大丈夫よ。誰も来はしないわ。それに、上手にできたらご褒美をあげるから」

ぐっちゃぐちゃにかき乱された脳が、『ご褒美』という言葉にびくっと反応し、反芻する。
彼女の求める答えを見せれば、自分の求めるモノも見つかるのではないか――。

こくりと頷いてみせる。
もう後には引けなかった。

後編はこちら

【依頼小説】水泳選手、競技中の女体化。そして、レ×プ <後編>

テキスト:匿名希望
イラスト:も゛

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前編はこちら

「こいつ潮吹きやがったぜ! 」
「ハハッ!マジかよ?笑えるぜ」

笑い声が聞こえる。2人だけでなくプールサイドにいる部員たちからも。
がに股で倒れている俺に近づいてきた。

「おら、何転がってんだよ、起きろ! 」

思い切りクリトリスを抓られた。

「いぎっ、ぎぁああああ!! 」

プシュッ……シャァァァ……

「うるせ……おいおい?また潮吹かなくてもいいっつーの」
「てか立てって言ったの聞こえなかったのか? 」

そういい、両乳首をギリギリと強くつまみ、引っ張り上げる

「ひぎいぃい!!いだいっ!!あっあっ、!! 」

起き上がらせようとしているのか。しかし、乳首だけで全体重を引っ張れるわけがない。
だが、力を弱めることも、止める気配もない。

「立てって言ってんの、ほら早く」

ギュゥゥゥゥ……

「ああああ!!お、きる!起きるから!!やめ、! 」

俺は慌てて震える脚に力を込め起き上がる。その間も乳首はグリグリと握られたままだった。

立った俺は、下を向き、身体は勝手に震えていた。

「やっぱ乳首も鳴くほど感じるんだな、いつものお前からは想像もできないぜ」
「もっとしゃんとしろよ!!水泳部だろ!! 」

下にしゃがんでいる長井にまたクリトリスを引っ張られた。

「ひぎいぃい!!は、はい」

背筋に電流が走るような痛さと、怖さに姿勢が良くなる。
「よし……じゃあいくか」
その声と同時に俺の身体は再び浮き、M字開脚で柴崎に持ち上げられた。
後ろには柴崎、性器を晒している前には長井。横には岸田が立っている。

「は…?何すんの………? 」
「何って………2穴同時の駅弁ファックに決まってんだろ」

その声と同時に前と後ろ、どちらの穴にも硬く膨張した肉棒が入ってくる。

「んああ!!あっ、!やめ! 」

制止の声など関係なく、まばらな動きが2つの穴を犯していく。
獣が本能のまま動くように荒く激しく。

しかし___。

全て快楽へと変わってゆく。

「くっ、締まり最高かよ。女の才能あり過ぎ」
「ここ擦るとこいつ面白いぞ」

2つの棒がゴリゴリ膣壁を挟むようにピストンしてくる。

「あっ!んっ、ん!!あぁっ! 」

先程まで力んでた腕も、力が入らず下に垂れ、汗か涙が唾液かが顔を濡らす。
もはやされるがままだ。

「おぁ!んぐっ、んぉ、」

隣で己を擦りながら立っていた岸田が、もう一方の指を口に突っ込む。
まるでマンコを突くように指で上の口を犯す。
「ん、んむ…ふぁ、あっ!んぐ…んぐぉお」
加減しつつも、たまに喉奥まで挿してくる。
えずいても、お構い無しだ。
肉棒の動きもヒートアップする。

「おごぉ、ふぁ、!んぐ、あっ、んぐぐぐぉ、」
「ハハッ、ちんこ溶ける……やべぇ…! 」
「こいつも気持ちよすぎて喜んでるぜ」

頭がパチパチしてきて、白目を向きつつある。上下どちらの口も、びしょびしょで下品な音を立てている。

「白目向きやがって、もう堕ちたか? 」
「んぁ!ああっ!ふぁあ!んぐぅ、 」
「そろそろイっちまう……!」
「へぁ、あっ、あがぁ!んあっ、!」
「今にも欲しそうな顔してやがるぜ、出すぞ」

その声と同時に、肉棒はゴリュと音を立てて腟内を擦り、乳首は岸田にクリクリこねられながら引っ張られ、快楽が重なり身体が弾けた。

「んぁ!ぁ……あああああああっ!!」

ビュルルルルル………………ぬぽぉ……

____ドサッ

俺はプールサイドに再び横たわる。
全身が痙攣し、風さえも肌に触れるだけで快楽に変わってしまう。

「 」
「 」

…………

何か話しているのだろう。
音は聞こえるが何を言ってるか分からない。
視界も霞み、意識がぼんやりしてきた。

「おい、誰の許可で失神しようとしてんだよ? 」
「こいつ勝手に痙攣しまくってるぞ」
「面白すぎだろ」

転がる速水を足でつつきながら3人は話す。

「お前らも見てないでこっち来いよ」

見ている部員たちに柴崎が話しかける。
周りからは息を飲み、熱を帯びた呼吸音が聞こえる。

「男子校だし、女に飢えてるだろ? 」
「それに、勃ってるチンコ、どうにかしねぇと、な? 」

足音が聞こえ、どんどん近づいてくることが分かる。何人居るんだろうか。

俺はどうなってしまうんだ?

そう考えつつも、ゆっくりと意識を手放していく___。

【依頼小説】水泳選手、競技中の女体化。そして、レ×プ <前編>

テキスト:匿名希望
イラスト:も゛

20200812TSF_mo2_20210815161111aa4.jpg

「よーい」

──ピッ……

スタートの合図とともに、水泳部のエース、速水颯太は水中へ飛び込み、綺麗な水しぶきが上がる。

俺は、自他共に認める洗礼されたフォームとスピードで、水と1つになり泳いでいく。

(これなら前回のタイムを越えられそうだな)

折り返し地点を過ぎ、ラストスパートを掛けたその時、身体の感覚に異変を覚えた。

急に身体が重くなり、体力の消耗が激しくなった。そして、普段は感じることのない場所から水の抵抗を受ける。
嫌な予感がした。現実では起こりえないことが起きているかもしれないのだ。冷や汗が止まらない。

──ピッ、タイム、60.47!

他の部員達のざわめきが聞こえる。
「おいおい、いつもより遅いじゃねぇか」
「調子でも悪いのかー? 」
「大したことねぇじゃん」

いつもよりタイムが遅い。
だが、今はそんな事気にしてられなかった。
俺はこの目で見て、知ってしまったから、それが絵空事ではないことを。
下を向いた時に足元が見えない程膨らんだ胸、下半身に男としてあるべきものがなく、ないものがある。

───女体へと変化した、自分の身体を。

俺は慌ててプールサイドへと上がり、部員たちへと訴えた。

「おい!助けてくれ!身体がっ…!! 」

颯太がそう言った瞬間、ざわめきが止まり、誰も声を発すことはなかった。
代わりに、誰かの唾を飲み込む音が響いた。

「なぁ!………は、どうしたんだよ? 」

すると、昔からの腐れ縁である岸田が声を発した。

「颯太、お前今どんな顔してるか分かってんのかよ」
「は? 」
「ほぼ裸で、高い声で、泣きながら助けを求めてくるなんて………エロ過ぎだろ」

理解できない。今はこの姿と言えど俺は男だ。コイツらが俺に欲情するはずがないし、友人なら助けてくれるに違いない。

「はぁ!?バカ言ってんなよ、とりあえず俺は着替えるから……!!? 」

そう言いその場を去ろうとすると、岸田が迫ってきて、後ろから両肩を捕まれ、そのまま仰向けに倒れた。
じたばたと藻掻くも、自分の下に敷かれ肩を抱え込む岸田によって、思うように動けない。

「ちょ…ふざけるなよ。離せ! 」
「お前今どんな状況か分かってるのか」
「………は? 」

酷く落ち着いた低い声が響き、抵抗する身体の動きが意思に反して静止する。

「力のない弱い女が、仰向けに下から押さえつけられて、デカい乳を野ざらしにしてるんだぞ。水着もサイズが合わなくて半分ズリ下がってるし」

そう言われて、改めて自分が“女”であることを突きつけられた。そしてその瞬間、羞恥心が込み上げてきた。

「極めつけには、周りは女に飢えたオスばっかだ。いい加減お前の立場分かれよ」

俺は慌てて手を振りほどき、胸を隠そうとした。すると

「もう遅いけど………なぁ!!? 」

───バッ

いきなり身体が浮いた。全身は仰け反り、腕は下に向かって引っ張り掴まれ、脚は開脚し、下から岸田の足で腿を支えられ、浮いている。
これは所謂、ロメロスペシャルというプロレス技だ。

「ぐぁ!!あ、や、やめてくれ……! 」

胸が左右に垂れ、俺が抵抗する動きに合わせ揺れている。
勢いよく持ち上げられたことで、水着は膝あたりまで落ちてしまった。
つまり、性器が丸出しになり、開脚していることによりくっきりと晒されているということだ。

少し風が吹いていることもあり、胸や性器に冷たい空気が触れ、ゾワゾワする。

「あぁ………っ、やめろ、何しようと……」
「おい、誰か、こいつを楽しませてやれ。俺は1回こいつがイクまで、頑張ってこの体勢固定するから」

そう言うと、同じく水泳部の同学年、長井と柴崎が前に出てきた。

「おい、お前ら何し……」
「フゥッ」
「ふぁぁ!?」

いきなり性器に息を吹きかけられた。

「お前、まだマンコに息掛けただけなのによ、なかなか善い声出せるじゃねぇか」
「てか何?なんでもう濡れてるんだよ?」
「え……」

ぐぷ……ずぶずぶっ……

「あああ!!!や、め!んぉ! 」

いきなり三本指が入ってきた。
激しく音を立てながら動き、刺激を与えてくる。

「あぁ!んぁ!やめろっ、!! 」
「おい感度良すぎ、元から女だったんじゃねぇのか? 」
「どう?開放感溢れる外で、大勢の野郎にマンコと乳を晒しながら手マンされる気持ちは?」
「や……だ…!あっ!おっ、んぉ!」
「あ?なんて?聞こえねぇよっ! 」

ズボッ!ばちゅばちゅ………………ゴリッ

「んぉああああ!!!!」

もう1人の三本指も強引に入り、手マンをしてくる。バラバラに激しく指が動くことと、先程言われた言葉が脳裏にチラつき羞恥心と快楽が頭を占領する。
たまにクリトリスの裏側に骨ばった指がゴリゴリと当たることで勝手に腰がガクガクする。

「はっ、お前腰ヘコヘコさせ過ぎだろ」
「おらっ、イケよ!! 」

指の動きがより一層速くなり、”イイところ”ばかりを擦り責め立てる。
そしてついに快楽は頂点に達した。

プシャァァァァ……

「あっ、いっ…イク!イク!!んあああ!! 」

指が抜かれても、身体はビクビクと反応し続ける。
岸田が上半身を起こしたことにより、俺の身体は地面に着いた。

つづきはこちら

【販売1か月経過】ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ サンプル①

ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ FANZA版
ダークエルフ奴隷の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ DLsite版

犬神教授に書いて貰った弊所TSF小説です!挿絵は夜宮さん。

ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ

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大陸を南北につなぐ街道と、定期船の航路が重なるこの交易都市は、あらゆる珍品が行き交うが、なかでも亜人種の〈性奴隷〉は、闇市場の目玉商品であった。

 銀糸の束のような長髪。
 瑞々しい果実を思わせる唇。
 なにより、子猫のようにつり上がった紺碧の瞳が、非常に愛らしい。
 壇上のダークエルフは、とても奴隷という身分とは思えぬ相貌を、薄明かりの下でたたえていた。
 聖堂の地下で催される秘密の奴隷市でのこと。――そのような場所に、突如あらわれた褐色の少女を、多くのものが、息をのみながら見つめている。
 何人もの愛玩少女を屋敷に抱える子爵は、ゴクリと生唾をのみ、また、兵の慰安目的でやってきた将軍は、素早く手元の金を確認していた。
 興奮しているのは、この市場を初めて訪れた青年貴族――マルティンも同じであった。
「なあ、オーラフ。あの女の子、オレでも買えると思うか?」
「お前、あんな娘を手に入れたいのか? アレはダークエルフだぞ?」
「――ああ。でも、一目惚れなんだ」
 熱い視線で少女を見つめるマルティンの無茶を、友人であるオーラフはたしなめた。
「あのなあ……。ダークエルフは〈呪う〉と言うじゃないか。確かに見目麗しい小娘ではあるが、あんなのを手元に置いて、本当にだいじょうぶか?」
 オーラフの言うとおり、ダークエルフは、評判のいい種族ではない。彼らにまつわる迷信は数多く、きまぐれに人を〈呪う〉という噂も根強かった。
 だが、いまのマルティンにとっては、すべて、どうでもいいことであった。――なにしろ、心の底から惚れてしまったのだから。
「足りない分は、後で払う。少しばかり貸してくれ」
「うーん……」
 オーラフは、わずかに呆れた様子であったが――、
「まあ、これまでのマルティンは、淡泊すぎたくらいだからな。……本当に〈呪い〉が存在しないなら、ワタシだって手元に置いておきたい器量だ」
 と、つぶやき、皮肉に口の端を上げた。
「競り落としちまえ、マルティン」
「ああ」
 まもなく、入札が始まった。



 マルティンは、いわゆる〈放蕩貴族〉であった。
 地方貴族の三男として生まれた彼は、成人した後も、特に何もすることなく、暇な毎日を過ごしている。
 与えられた所領は、果実酒の原料を作るための広い畑と、周辺の山々、そして、田舎暮らしに相応しい小さな屋敷のみであった。
 その邸宅に、いま――、
「ここが、ご主人さまの……?」
 と、ダークエルフの少女は、広間を眺めながらつぶやいた。
「ああ、自邸だ。そして、今日からはキミの家でもある」
 マルティンはコートを脱ぐと、それを使用人に預け、少女の上着を手ずから脱がした。
「あの……、ご主人さま……」
「これくらいはさせてくれ。なにしろ、オレはキミに惚れているんだ。つまりは、愛情表現だよ」
「愛……?」
「そう、〈愛〉だ。――この世で、もっとも尊いものさ」
 そのまま、マルティンは自ら屋敷の中を案内した。
 かつて本家の別荘であった邸宅は、独身の青年貴族には、ほどよい広さであり、使用人の数もわずかで事足りた。
 そんな邸宅の調度品を、ダークエルフの少女は、物珍しげに眺めている。
「そういえば、さっき名前を教えてもらったけど、エルフ語の発音は、どうにも難しくてね……。もっと簡潔に、なんと呼べばいい?」
「では〈ヘラ〉と……。これなら、この国の言葉に近いかと思います」
「そうだね。じゃあ、ヘラ……。こっちへおいで」
 マルティンはヘラを呼び寄せ、地下へ続く階段を下っていった。
「あの、ここは……?」
「キミの部屋さ。もう、使用人に調えさせてある。すぐにでも使えるはずだよ」
 いくつもの鍵のついた、重い扉を開ける。
「――っ?」
 ヘラは言葉を失った様子であった。
 無理もない。――そこは、かつて父が〈性奴隷〉を調教するために使用していた一室であった。
 ――手足を固定できる鉄製の椅子。
 ――壁に立てかけられた磔台。
 ――天井の滑車に巻きついた荒縄。
 どれもこれも、か弱い奴隷を恐怖させるには、充分な代物であった。
「ああ、心配しないでくれ。あんな無粋なものを、キミに使うつもりはないよ。――ほら、こっちにおいで」
 マルティンは、部屋の中央に据えられたベッドに腰掛け、ヘラを招き寄せた。
 恐る恐る、褐色の少女が近づいてくる。
 その細い手首を、青年は素早くつかみ、自分の胸元へと引き寄せた。
「きゃあっ!」
「だいじょうぶ……。キミは何も心配しなくていいんだよ」
 いまだ、恐怖に身を震わせる少女の頭を、優しく抱きしめながら、そっと撫で上げる。
「少しばかり厳つい内装だけど、我慢してくれ。世間の手前、安易に性奴隷を外へ出すわけにはいかなくてね……。でも、絶対にヘラにあんなものは使わないから。――愛するキミを、あんな恐ろしい道具で傷つけるはずないじゃないか」
「……本当に?」
「ああ」
 マルティンは、そのままヘラの顔へ唇を寄せ、軽くキスをした。
 こうして、ダークエルフの少女との、甘い生活が始まった

ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ FANZA版
ダークエルフ奴隷の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ DLsite版

【依頼小説】高校生男子がマッドな母親に美少女サイボーグに改造される

イメージイラスト:しょうが https://twitter.com/syo_u_ron
テキスト:早川隣 https://twitter.com/mikotorinnri

「ねえ、歩! ちょっと研究所に来てちょうだい!」
 学校から帰ったら、興奮気味の母さんが玄関で待ち構えていた。
「え、なんで……?」
「ようやく研究の成果が出たのよ!」
 僕──波多野歩の母さんは、研究者だ。なんの研究をしているのか詳しくは知らないけれど、アンドロイドについての研究がメインなのだという話はなんのなく聞いていた。
「う、うん……わかった」
 正直そこまで興味はなかったけれど、母さんがここまで興奮しているのを見たのは久しぶりだから、なんとなくついていってみることにした。
 自宅に併設されている研究所は、以前僕が立ち入った時よりも随分大掛かりな機械が増えていて、ごちゃごちゃとしている。特に部屋の中央にある棺桶のような形の機械が強い存在感を放っていた。
「歩、この機械の中で横になるのよ」
「え?」
「そうすれば私が成し得たことの大きさがわかるから。ぜひ、最初は歩に体験して欲しいのよ」
 なにかを成し遂げたような顔で、母さんは言う。
「……わかったよ。母さんがそこまで言うなら」
 いつもおちゃらけた表情をしている母さんが、ここまで真剣な顔をしているのは珍しい。親孝行だと思って受け入れることにした。
 言われた通り大人しく棺桶の蓋を開け、中に入って横になる。
 機械の蓋が閉められ──視界が闇に染まる。それと同時に意識が薄らいで、闇へと落ちていく。

     ***

 しばらくすると、突如意識が覚醒した。
 視界が眩しい。どうやら機械の蓋が開けられたようだ。
「ん……寝ちゃってた」
 あれ、なんか……声がいつもより高いような。もともと声変わりらしい声変わりはなかった僕だけど、こんなに可愛い声だったかな。まるで女の子みたいな……。
「まあ!」
 さっき以上に興奮した様子の母さんが、機械の操作パネルから離れて僕に駆け寄ってきた。
「どう、気分は」
「うーん、よく寝たって感じ……?」
「この機械で意識の操作をしてるの。深い眠りにつくように設定していたから、寝ちゃって当然よ」
「そうなんだ」
「ともあれ成功したのね、嬉しいわ……!」
「成功? なにが……?」
「鏡、見てご覧なさい」
 なにがそんなに嬉しいんだろうかと思いつつ──母が指さした先、研究所の隅にある大きな鏡へと目をやった。
 その瞬間、僕は息を飲む。
 そこに映っていたのは──僕の姿ではなかった。
 腰まで伸びたピンク色の髪。長い睫毛に縁取られた瞳は髪と同色。胸は男のそれとは思えない華奢な体と、大きく膨らんだ胸。頭には猫耳のような形をした機械が取り付けられており、服装はぴったりと体のラインに沿った、水着のようなものを身につけているだけだ。
 まるでゲームのキャラクターのような彼女が、驚愕の表情をこちらへ向けている。
 体を動かしてみれば、鏡の中の彼女も同じように動く。
 ──まさか、僕……。
 ──女の子になっちゃった……!?

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「歩、テストをするわ。こっちへ来なさい」
 驚きのまま固まっている僕の手を、母さんが引っ張った。
 僕は言葉を失ったままこくりと頷き、棺桶のような機械から出て、ついていく。
 視界がいつもより低いことに気がついて、自分があの女の子になってしまったのだということを、まざまざと見せつけられた気分になった。
「ここに座って」
 母さんがそう言って指さしたのは、金属製の椅子だった。
「こ、今度はなにする気……?」
「新しい体にちゃんと意識が適合するかのテストをするわ」
「……それ、やらなきゃダメ……?」
「もし適合率が低いのであれば、早く元の体に戻さないと体に不都合が出てしまうの」
「……! 適合率が低かったら、僕の体に戻れるんだ……!」
 僕は歓喜の声をあげ、母さんが指し示した椅子に座る。
「いい子ね、歩」
 母は操作パネルらしきタブレットを手に取ると、なんらかのコードを打ち込んだ。
 すると、金属の輪が僕の手足を拘束し、機械へと固定する。
 ──これからなにをされるんだろう。
 心臓がばくばくと鼓動する。緊張のせいか、背中を冷たい汗が滑り落ちた。
「じゃあ、始めるわよ」
 母さんがそう言って、再びタブレットに触れる。
 その刹那、四方八方から金属製のアームが伸びてきた。
「な……、ん……ッ!」
 驚きの声を上げた瞬間、アームは僕の体に触れた。あるアームは爪先から太ももまでつぅっと撫で上げ、また別のアームは脇腹をくすぐるように刺激する。
「ん、んん……ッ!」
 その官能を呼び起こすような動きに、僕は思わず甘い声をこぼしてしまう。
 その声を聞いてか、アームはさらに活発に動き始めた。
 さらに別のアームが、膨らんだ胸を鷲掴みにし、やわやわと揉み始める。時折アームの中央にある爪のようなものが乳首の先端を刺激した。
「や、そこ、だめ……ッ!」
 僕の言葉なんて聞いていないかのように、母さんは機械をいじり、アームの数をさらに増やす。
 アームはついに僕の足と足の間に手を伸ばし、水着のような服の上から割れ目をそっとなぞった。その瞬間、ぴりっとした快感が僕の体に走る。
「ひゃ……ッ!」
 自分のものとは思えない、甘い声。
 陰部を優しく刺激するそのアームから逃れようと身を捩るけれど、がっちりと固定された体では、快楽を享受することしかできなかった。
 とろりとした愛液が溢れ出すのを感じて、僕は羞恥に身悶える。
 ──こんな、母さんが見てるのに……!
「あっ、あん……ッ! く、くすぐったいよ、母さん……! ひぁ……ッ! これ、止めて……ッ!」
 僕は必死に訴えるけれど、母さんはあくまでも研究者然とした態度をとる。僕の様子を観察しながら、バインダーに固定した紙になにかのデータを書き連ねていた。
 やがてアームは僕の陰部の中へ、指のような細い器官を挿入する。
「く、ふぅ……! だ、だめ、中入ってきてりゅ……ッ!」
 中を探るように二本の指が動いた。まるで僕の弱点を探ろうとしているかのようだ。
 僕の体はひくひくと震え、口からは自分のものとは思えない嬌声がこぼれ落ちる。
「あ、あぁん、そこ、ダメ……ッ!」
 僕の反応が良くなったのを感じ取ったのか、アームは僕のいいところばかりをこりこりと弾く。
「んあ……ッ! ダメ、なんか来る、来ちゃう、女の子になっちゃう……ッ!」
 僕の差が弓なりにのけぞり、頭の中が真っ白になる。
 自分がいわゆる「女の子イキ」をしてしまったということを理解して、自分の体が女の子のそれに改造されてしまったのだということをまざまざと見せつけられる。
 僕がぐったりと椅子にもたれて息を整えていると、母さんが近寄ってきた。
「よく頑張ったわね」
 母さんの細い手が、僕の頭を優しく撫でる。
「神経もしっかり通ってる。……完全体と言って差し支えないわ」
 母さんは満足げにそう言って、僕を機械から解放した。
「え……じゃあ」
「ええ、この体はもう、あなたのものよ!」
「ぼ、僕、まさか……!」
「その通り」
 母さんが眼鏡のブリッジをくいっと押し上げる。
「歩、あなたは今日から美少女サイボーグとして生きるのよ!」
 僕の肩をがっちりと掴み、母さんは熱く宣言する。
「な、なんで……?」
「ずっと娘が欲しかったのよね、私」
「え……それだけ……!?」
「これからメンテナンスとして毎日この機械に座るのよ。動かし方は明日教えてあげるから、明後日からは自分でメンテナンスしてね?」
「えっ、ええっ!?」
 ──毎日こんな快楽を享受することになるのか……!?
 とろりとした愛液が陰部から溢れる。
 これじゃまるで──僕があの快楽を楽しみにしてるみたいじゃないか。
 かぁっと熱くなる頬を両手で隠しながら、僕は小さく「わかった」と呟いた。

【依頼小説】紫陽花

イメージイラスト:夜宮 https://twitter.com/yom1ya
テキスト:tanutanu https://skima.jp/profile?id=110198

内閣府、少子化対策委員会の要職を務める古賀秀久議員は、向かいのソファに掛ける男に言った。
「税金の引き下げに各省庁が断固反対する以上、富裕層の男性に子供を増やしてもらうしか打開策がありませんからね。水準を満たした方には、可能なだけ女性を宛がってしまいたいというのが我々の本音です。目下、一夫多妻制度の導入についても調整を進めております」
応接室のテーブルを挟んで古賀議員と相対していた男――滝波裕之は、無言で頷いた。
「滝波さんのお力添えで、国税庁のデータベースと連携したマッチングシステムも無事完成しました。感謝します」
「こちらこそ、この度は私のようなフリーランスに官製プロジェクトを一任していただき、誠に有難うございました」
「なにぶん秘密裏に進めている事業なので、最低限の人員で進めることが必須事項でした。一連の作業を単独でこなせる優秀な技術者を見つけられたのは、我々にとって幸運でした」
 仕立ての良いスーツに身を包んだ老齢の議員は、瘦せ細った体をソファの背もたれに体を預け、腹の上で手を組む。
「滝波さん。ビジネスパートナーとしても人間としても、あなたは信頼に足る人物だと私は判断しました。そこでもう一点、現在のシステムに対して機能追加を依頼したい。貴方を拙宅にお呼び出しした理由は、その話をするためです」
「具体的には、どのような機能を?」
「これまでにお伝えしたように、我々が男性に求めたいものは、一ににも二にも経済力です。
国税庁が保持する納税状況データベースを自由に検索可能な現行システムであれば、富裕層の男性の選別は容易です。子供の数については、彼らの奮起に期待します」
 そこまで聞いた滝波が、口を開く。
「数の次、となると、質の確保でしょうか」
「ご明察の通りです。国家が増やしたいのは、あくまで『優秀な子供』に限ります。倫理観の手前、まだ露骨に公言は出来ませんがね。財力のある男性の許には、優秀な遺伝情報を保有する女性のみを送り込みたい」
「DNA情報を加味したマッチング機能ということですね」
「はい。既にそういったサービスは民間にも存在していますが、国策としての規模と精度を持ったシステムを用意したいというのが、今回の依頼です」
 ソファから身を乗り出した古賀は、滝波に続ける。
「いかがでしょう。お手伝いいただけますか? 次世代を担う優秀な子供を増やすことは、この国にとって何よりの急務なのです」
 数秒の沈黙の後、エンジニアは頷いた。
「……非常に難しい依頼内容のようですが、やりがいも大きそうですね。お受けします」
 その言葉を聞いた古賀議員は、安堵した様子で嘆息する。
「有難うございます。断られたらどうしようかと、内心は冷や冷やしておりました……いずれはデザインベビーの生産にも着手する予定ですので、構想が具体的になった段階で、また滝波さんにも情報を共有いたします」
「承知しました」
木目の美しいテーブルに置かれていたハンドベルを持ち上げた古賀は、軽く鈴を鳴らす。涼しげな音が響いた数秒後、出入り口の木製のドアがノックされた。
「失礼いたします」
入室してきたのは、赤ワインとグラスの載ったトレイを持った女性であった。フリル付きのエプロンドレスとホワイトブリムという、典型的なメイドの制服に身を包んでいる。
「依頼を受けていただけた際には、記念に一杯お誘いしようと思っておりました。いかがですか、滝波さん」
「そうですね。この後に予定はないので、お付き合いいたします」
「ご希望であれば、ソフトドリンクもすぐにご用意できますので……おや」
給仕の顔を見つめているエンジニアに、古賀は訊ねる。
「もしや、そちらの使用人の顔に見覚えでもおありですか?」
「いえ。その」
わずかに言い淀んだ後、滝波は議員に答える。
「初めて会う女性です。ただ、お美しい方ですね」
「おやおや」
 苦笑する議員に、エンジニアは控えめな声で続ける。
「異性の外見について、こだわりなどは持っていないのですが……恥ずかしながら、見惚れました」
「そうですか。普段は淡々とされている滝波さんがそのようなことを仰るとは意外ですが、お気に召したのであれば良かった」
古賀がワインの注がれたグラスを目の高さに掲げたので、滝波もそれに続く。
「今後とも、末永くよろしくお願いいたします――乾杯」
「乾杯」
グラスは合わせず、二人はそれぞれワインを口にする。
左手にトレイを持った使用人は、その様子を見た後に無言で一礼をして、出入り口の扉へと向かう。
「ああ、待ちなさい」
屋敷の主人の声を背中に受け、使用人は動きを止めた。
「仕事の話はもう全て終えた。ここにいて、お客様のグラスが空いたら飲み物をお注ぎしなさい。千秋」
千秋、と呼ばれた給仕の細い眉が一瞬、微かに吊り上がった。が、すぐに完全な無表情に戻ると、主と客の向かい合うテーブルの横に立つ。
「そこまでお気遣いいただかなくても……」
「ああ、お気になさらず。これも私にとっては、ある種の実験のような物ですので」
グラスの中の液体を軽く揺らしながら、古賀は続ける。
「そこの千秋ですが、元を正せば男なのですよ」
滝波は動揺した様子で、使用人に視線を向ける。
「とても……そうは見えませんが」
「性転換手術は既に完了しております。陰茎会陰部皮膚翻転法という手法を用いました。幸い術後の経過も安定しており、ドナーの二十代女性に提供された子宮も移植済みです。原理的に妊娠、出産も可能な身体作りを目指しました」
空になったグラスを主が差し出すと、千秋は洗練された動きで二杯目を注ぐ。
「滝波さんも、そろそろ空きそうですね」
「どうそ、容器をこちらにお向けください、滝波様」
冷たく澄んだ声が、エンジニアの名前を口にした。美しい使用人に呼ばれた客人は、持っていたグラスを言われるままに差し出す。
「失礼いたします」
ボトルが傾けられ、暗い赤紫色の液体が、滝波の持つ器の半分ほどを満たした。
「アフターケアにも万全を期して臨んでおりますが、千秋の場合、女性ホルモンの投与と若干の整形外科手術のみで、この状態まで到達することが出来ました。元来中性的で端正な風貌の男性でしたが、非常に良い形でホルモン投与の影響が顕在化していると言えます」
酒を片手にした古賀は、孫娘の成長を語るような調子で、使用人に起きた変化を説明し始めた。
ホルモンの投与。それによって男性的な体毛は徐々に薄れ、肌の肌理は細かさを増していった。筋肉量が落ちることにより、体型は徐々に女性的な輪郭へと変貌していき、声帯にも変化は生じる。涼しげで美しい声となった千秋の乳腺は発達を続け、今では衣服の下で豊かな胸の曲線を描くようになった――
「失礼ながら、一点お聞かせください」
三杯目のワインに口を付けながら、滝波は古賀に訊ねた。
「古賀さんと千秋さんは、一体どのようなご関係なのですか」
 議員は即答する。
「戸籍上の親子です。と言っても血の繋がりは全くありません。先日正式な手続きを終えて、養子に迎えたばかりです。実態としては使用人です」
「お二人は、どのようにして出会ったのですか」
「千秋は元々、検察庁に務めていた男性職員です。『買春斡旋の疑いあり』と判断した上層部の命令を受けた彼は、私の身辺を探り、犯罪に手を染めているという証拠を掴もうとしていたんです」
至って穏やかな口調で、古賀は続ける。
「先にはっきりさせておきましょう。彼らの予想は的中しています。少女性愛趣味で優秀な遺伝情報を保持した一部の超富裕層、政府関係筋の人間たちに、未成年の見目麗しい少女たちを手配したことがあります」
傍らに立つ使用人は、義父の告白を聞いても微動だにしない。
「手配した少女たちの体内には監視用の機器を埋め込み、買い取る側の男性にも、少女と、生まれてくる子供が一生暮らせるだけの『報酬』を支払う契約を結んでおります。検察に感づかれたので、かなり前に足は洗いました」
古賀がグラスを差し向けると、かつて潜入捜査官だった使用人は無言で酒を注いだ。
「経緯は割愛しますが、私は未然に千秋の正体に気付き、外部との連絡を取る猶予を与えずに捕縛することが出来ました。原因不明の失踪という形で『処理』するのが定石でしたね、あの状況なら。ただ……」
グラスの中身をスワリングしながら、議員は言葉を継ぐ。
「極めて優秀な能力を持ち、中性的な容姿を持った若い男。このまま生かしておくわけにはいかないが、どうせ処理するのであれば、何か新しい試みの実験台にしたい。私はそう考え……」
「千秋さんを、女性に作り替えることにしたと」
「はい。戸籍は改竄してあるので、男性だった時の彼は失踪したことになっています。親族、かつての恋人の情報も全て掌握済みで、千秋の体内にもチップを埋め込んで常時監視しています。不審な行動を取れば、親しい人間も含めて全て『処理』します」
アルコールを摂取して多少血色の良くなっている古賀は、義理の娘に微笑を向ける。
「時間も費用も嵩みましたが……滝波さんのお眼鏡に叶う『女性』を創造出来たことは、一定の収穫ですね。余った優秀な男を女に転用する……そういう方策も、検討に値するということか」
しばらく無言で思索に耽った後、そういえば、と古賀は左手に嵌めたブランド物の腕時計を見る。
「何度か足を運んでいただいているのに、滝波さんには庭園を案内していませんでしたね。梅雨時とあって天気は今一つですが、まだ日没まで時間もあります。ぜひ散策してもらいたい。千秋。お客様のアテンドをしてきなさい」
「かしこまりました」
「私はここで、もう少し飲んでいるから」
「では、滝波様。こちらへ」
エンジニアは、使用人の後に続いて客間を後にした。

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西洋風の瀟洒な屋敷から庭へ出ると小雨が降っていた。滝波と千秋は傘立てから一本ずつ雨具を手に取り、表へと出た。
「この季節であれば、紫陽花が見頃です」
数歩先を行く使用人の後ろ姿を眺めながら、滝波も続く。黒い雨傘の花の下には、栗色の長い髪のかかった華奢な背中がある。
煉瓦の埋め込まれた小径を進んでいくうちに、道の両側に紫陽花の植え込みが続く一角へと差し掛かった。
紫、水色、藍色、白、薄紅、ピンク――様々な色に染まった花を間近に見ながら、滝波は呟く。
「色のバリエーションが豊富ですね」
「紫陽花は、土の酸度によって色が変わります」
足を止めてこちらを振り向いた使用人の横顔が視界に入り、滝波は心臓が跳ねるような感覚に襲われた。
「少ない品種でも、肥料の与え方を工夫することで、鑑賞者を楽しませてくれる花です。酸性の土壌であれば赤い色、アルカリ性の土壌であれば青い色の物が開花します」
薄く紅の引かれた桜色の唇の動きに合わせて、無感情な声が紡がれる。
「花言葉は、『無常』、『移り気』など」
「花に、お詳しいのですか?」
「……最初にこの屋敷への潜入を試みた際、私は造園業者を装いました。その際に得た知識です」
「それは……失礼しました」
「お気遣いいただかなくて結構です。私の不注意が招いた結果ですから」
会話が途切れ、千秋は再び背中を見せて歩き出す。
季節の花や木々の植わった園内の様々な場所で立ち止まり、使用人は事務的な口調で解説していく。この区画の見頃は春、紅葉の時期はここ、冬に趣があるのはこの辺り、といった具合に。
「あちらに四阿があります。滝波様は先ほどお酒を召し上がっていましたし、少し休憩を取りましょう」
 広大な庭園をほぼ一周したあたりで、千秋はそう提案した。
使用人に導かれ、芝生の生えた開けた区画の中央に建つ、石造りの屋根の下に入る。背もたれの付いた木製のベンチが一つだけ置かれていたので、傘を閉じた二人は並んで腰掛ける。
濡れた石や土、草木の匂いに混じって、人工的な甘い香りが鼻腔をくすぐった。
隣の使用人が纏っている香水の匂いであることに気付き、滝波は心臓の鼓動が速くなるのを自覚する。
ちらりと横顔を見ると、使用人の視線は、芝生の向こうに木々へと向けられていた。どこか冷たく鋭さを帯びた目付きは、男性だった頃の名残なのだろうか。そんなことを思いながら眺めていると――
「私の身体が、臭いますか」
唐突に質問を投げかけられた滝波は、慌てて首を横に振る。
「いえ、全然。どうしてそんなことをお聞きになるんですか」
「私の使用している香水の香りに気付いて、滝波様はこちらを見たようでしたので」
まるで視界に入っていない様子だったのに、使用人は滝波の細かな挙動も全て把握していたらしい。
「とても、いい匂いだと思います」
「体臭は自覚が難しい問題なので、気を遣います。ホルモン投与の影響で感覚も鈍りがちなので、特に」
「優秀な能力を持った捜査官だったというのは、本当なんですか」
「はい。義父が先ほど応接室で話した内容は、全て実話です」
「では、千秋さんは――」
「元は男性でした。義父に拘束されて自由と戸籍を失ってからは徐々に身体を作り替えられ、もう修復が不可能な段階まで女性へと近づきました」
 自身の見舞われた悲劇を淡々と話す使用人の横顔を、滝波は見つめる。ほっそりとした白い首筋に、喉仏の輪郭はない。手術で削ったと、この邸宅の主人が先ほど応接室で話していた。
「悲しくはないのですか」
「直接的な質問ですね」
 滝波へと顔を向けた使用人は、気分を害した様子もなく回答する。
「危険な仕事であることは、充分承知していましたから。このような形で生かされたのは、予想外でしたが」
「ここから逃げようとは?」
「義父は現実的で合理的な上に、容赦のない人間です。家族や親しかった人間のことを考えると試す気になれません。それに」
 それまで行儀良く膝の上に置いていた手を、千秋はゆっくりと持ち上げる。真っ白い手袋の嵌まった細い腕は、滝波の目の高さで動きを止めた。
「現在の私の筋力や身体能力は、同年代の一般的な女性と比べても相当劣ります。手術の後遺症や、女性ホルモンの常用に伴う副作用が原因です。体力的な面からも、長期間の逃亡は不可能だと判断しました」
 腕を膝の上に戻し、使用人は再び庭園へと顔を向ける。
「私が自死を選択した場合も、家族らに危害を加えると義父は宣告しております。諦めて、この生を享受することにしました」
その言葉を最後に、会話が途切れた。
話の接ぎ穂を見つけられないまま時間が過ぎ、滝波の聴覚は、四阿の屋根や湿った地面を打つ雨音だけを拾い続けた。雨脚が不安定なのか、ぼんやりとした音が、時折はっきりと聞こえる瞬間がある。
アルコールのせいか、突拍子もない話を聞かされ続けたせいか、現実感が薄れ始めていた。都心の個人宅の敷地とは思えないような大庭園で、かつては男だったという、美しい女性の横に座っている。これが悪夢なのか、甘美な夢なのかは、滝波自身にも判断がつかなかった。
「革新的な構想を持った方だとは知っていましたが、千秋さんの義理のお父様は、怖ろしい人だったんですね」
 そう口にすると、しばらくして使用人が反応する。
「……今更お気付きになられたのですか」
 使用人の表情に、微細な変化が生まれていた。呆れ。哀れみ。憤り。それらの感情が、僅かに吊り上がった眉や目尻に見え隠れしている。
「義父は貴方にも監視を付けているはずです。ビジネスパートナーとして、今後も上手にお付きいただくしかないかと思われます。せいぜいお気を付け下さい」
そう言い終えた使用人は完全な無表情に戻り、腰を上げた。
「雨脚が強まりそうですね。そろそろ屋敷に戻りましょう、滝波様」
 傘を開いて四阿を去る間際。滝波は千秋が視線を放っていた、木々の生い茂る方向に何となく視線を転じた。そして、彼女が何を見ていたのかを知る。
この生を享受する。そう口にしていた女性は、木陰の枝に止まって雨上がりを待つ、一羽の小鳥を見つめていた。



応接室に戻ると、千秋の義父は二本目のワインを飲んでいた。血色は良いが、平素と変わらず理性的な目をして、グラスの中の液体を見つめている。
「お帰りなさい。滝波さん。うちの庭は楽しんでいただけましたか」
「ええ。満喫しました。四季を感じることが出来る、素晴らしい庭園ですね」
「千秋、ご苦労だった。下がってくれ」
「失礼いたします」
扉が閉まるのを見届けた滝波は、ソファに掛けて古賀議員と向かい合う。
「本日は本当に有難うございました。引き続き、お力になれるよう頑張ります。名残惜しいですが、そろそろお暇させていただこうかと――」
「滝波さんは、ダイレーションという行為はご存じですか」
エンジニアの辞去の挨拶を強引に遮った議員は、落ち着き払った口調で語り出す。
「男性が女性へ性転換する中で、最も苦痛と言われるアフターケアです。手術によって膣の形成に成功しても、人体はそう認識してません。単なる損傷と判断します」
何の話を始めているのだ、と訝る滝波の様子を無視して、古賀は続ける。
「身体が勝手に塞いで治癒しようとする穴を、術後の『女性』たちは毎日拡張し続ける必要があります。陰茎会陰部皮膚翻転法を選択した場合は、特に過酷です。まあ、もう一つの大腸法を選択した場合は、体外に漏れ続ける腸液の臭気が厄介なデメリットですがね」
グラスの中の赤い液体を見つめていた古賀は、顔を上げて滝波を見る。
「ダイレーションの具体的な方法ですが……形成した膣の内部に、専用の器具を挿入するというものです。原始的で涙ぐましいですが――その一方で、性行為との類似点もあると思いませんか」
「……何を仰りたいのでしょうか」
「今まさに部屋を出ていった千秋が、これからダイレーションを行う予定なのですよ。『女性』として生きる上では、毎日欠かせない重要なケアです。実施時間は私も把握しております。今頃は二階の自室で、挿入用の器具やジェルを用意しているところでしょうか」
共に庭園を歩いた美しい女性の、想像上の裸体が、滝波の思考を塗り潰していく。エプロンドレスの下のショーツ、その奥に隠された、外科手術によって創られた性器。
「術後からかなりの期間を経ていますし、亀頭移植で形成した陰核の神経も、そろそろ繋がっているはずです。出来ればどなたかに性行為の相手をしてもらい、千秋の術後の経過を確かめてみたいと考えておりましてね」
 生唾を飲み込む滝波の喉の動きを見た屋敷の主人は、落ち着き払った口調で続けた。
「せっかくです。良ければこの後、千秋の身体の具合を確かめていただけませんか。滝波さん」
静まり返った邸内に、勢いを増す雨音だけが響き続ける。

おわり

【依頼小説】変わってしまった姫宮さん

イメージイラスト:奈々 https://twitter.com/nnmi11
テキスト:ちえる https://skima.jp/profile?id=206074

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僕の隣には美少女がいる。
優しくて、スタイルが良くて、いつもいい匂いがして、笑顔のかわいい女の子。
クラスのみんなはもちろん、学校中探しても彼女のことを悪く言うひとなんていないんじゃないかな。それくらい彼女はーー姫宮さんは人気者だ。
でも、その姫宮さんが最近おかしい気がする。

「佐藤くん、おはよう」

いつも通り、僕の隣の席に鞄を置いた姫宮さんは、にっこりと笑って挨拶をしてくれた。どぎまぎしながら、僕も「おはよう」と返す。
先日、他校の生徒から告白されたという噂を聞いたけれど本当なのかな。そんなことを思いながら姫宮さんを眺めていると、視線に気付いた彼女ははにかんで首を傾げた。

「どうしたの?」
「あ、ごめんなんでもないよ!」
「ふふ、なにそれ」

誰に対しても分け隔てなく接する姫宮さんは、こんなただのモブである僕にも優しい。くすくす笑いながら机の引き出しに教科書をしまう姫宮さんのほうを見れなくて、僕は俯く。隣から聞こえる鈴を転がしたような柔らかい声はとてもかわいくて、耳が熱い。
こうしていると、アレは気のせいだったんじゃないかと思える。やっぱり僕の見間違いだったのかもしれない。

「あ?くそ、めんどくせえな」

しかし、その言葉は隣から聞こえた。
机の中に手紙が入っていたらしい。姫宮さんはそれを開いて読みながら、かわいい声で舌打ちをしている。
そう、最近の姫宮さんはちょっと様子が変なのだ。突然口が悪くなるというか、人が変わったような言動が増えた。それらは全部、彼女のまるい額に、あの大きな傷ができてからのこと。

「姫宮さん、次の移動教室一緒に行かない?」
「もちろんいいよ」

きゃあ、と嬉しそうに声をあげる女子生徒を見送った姫宮さんは満足そうに「やっぱり女子高生は最高だな」と呟く。彼女たちに舐めるような視線を向け、下卑た笑みを浮かべた。
額の傷も、豹変も、どうやら周りのみんなは気付いていないらしい。僕だけが彼女の異変を不思議に思っていて、いまでも夢なんじゃないかと思う。だってあの姫宮さんが、下品で乱暴な言葉遣いをするなんて……

「おい、お前」

再び隣から声が聞こえた。
声の主は言うまでもなく姫宮さんで、彼女は僕の襟首を問答無用で掴み、ちょっと来い、と言って歩き出す。僕はなすすべもなく階段の踊り場まで引きずられた。

「てめえ見えてんのか」
「ひいっ!」

だん、と踊り場の壁に押し付けられた僕は情けない声をあげた。人生初の壁ドンがまさか姫宮さんだなんて、しかも僕がされる側だなんて思ってもみなかった。
姫宮さんは壁についてないほうの手で前髪をかきあげる。

「この傷もか」
「み、見えてますすみません!」
「ふうん」

僅かになにかを考え込む素振りをした姫宮さんは、にやりと口角を上げてさらに僕ににじり寄った。ぐっと距離が縮まり、姫宮さんは上目遣いで僕を見つめてくる。

「ひ、姫宮さん!?!?」

驚いた僕は押しやることも逃げることもできずに固まってしまう。それを見た姫宮さんは、くすくすと、さっきと全然違う雰囲気で嘲るように笑った。笑いながら制服のリボンを引き抜き、上からいくつかボタンを外していく。繊細な指で乱暴に開かれたシャツからは、抜けるように白い肌があらわになる。いまにもこぼれそうなくらいに柔らかい胸が、じかに、押し当てられた。

「黙ってるならいい思いさせてやるよ」
「へあっ!?」

姫宮さんの小さな手が僕の手を取り、自分の胸へ誘なう。ふにゅ、と沈む自分の手を他人事のように見つめていると、姫宮さんが僕の耳元で囁いた。

「触りてェんだろ?」

鈴を転がしたような優しい声。手に吸い付くような滑らかできめ細かい肌。言葉にできないほど柔らかくて気持ちいい感触。ほのかに漂う甘い香り。
姫宮さんが、笑った。

「佐藤くんになら、いいよ」

しかし、彼女の目の奥に光る凶悪なものに気付いてしまい、どうしていいか分からなくなる。目の前の女の子は間違いなく姫宮さんなのに、まるで知らないひとと喋っているみたいで。
戸惑う僕に、姫宮さんが舌打ちをした。

「意気地ねえなァ、とっととむしゃぶりつけばいいだろ」
「むしゃ……!な、なに言ってるの姫宮さん!!」
「お前コイツがンなこと言うと思ってんのか?」

他の人のことを喋るみたいに姫宮さんを指す姫宮さんが不思議だった。まるで自分が姫宮さんじゃないみたいな言い方をしている。

「もしかして、双子……」
「バカか」

まあオレはそれでもいいけど、と興味なさげに溜め息をついた姫宮さんは明らかにいつもと違っていて、たしかに別人だと言われたほうが納得できる。困惑していたら、姫宮さんもどきは簡単に説明をしてくれた。
曰く、彼女の脳に入り込んで彼女の体を支配しているらしい。額の傷はそのときの手術痕のようなもので、普通は人間に見えないものなんだとか。彼女の体を操っているモノの正体は、人間界には存在しないから、便宜上、物体Xと名乗っているそうだ。

「そんなわけで、この体を好きに扱っていいんだが、どうする?」

再び体を寄せてきた姫宮さんもどきは、僕の制服のボタンをひとつ、ふたつと外していく。驚いて咄嗟にその手を掴んだら、彼女は眉尻を下げて、潤んだ目で僕を見上げた。

「佐藤くんは、私じゃ嫌?」
「め、滅相もありません!」

慌ててぶんぶんと首を振れば、姫宮さんもどきが嬉しそうに顔を綻ばせる。中身は物体Xとやらだと頭で分かっていても、こんな風にされたらどうしたって姫宮さんに見えてしまう。だって顔も、体も、匂いも声もぬくもりも姫宮さんなのだ。違うのは中身だけ。
その彼女が僕の手を取って、てのひらに頬をすり寄せる。

「この手で私のこと触って」

彼女の手によって、僕のてのひらが彼女の鎖骨を通り、再び胸へと降りるのを眺めていると、不意に彼女がこちらを見上げ目が合った。口角を吊り上げ、目を弓なりに細めた彼女が一際甘い声で僕の名前を呼んだ。

「まずは私が気持ちよくしてあげるね」

そう言うと彼女は僕の手を離し、代わりに僕の首に腕を回してキスをしてきた。びっくりしている間にシャツのボタンはすべて外され、ズボンを下着ごと下ろされる。ゆるく勃ちあがり始めたそれをやわやわと揉まれ、しごかれ、頭が真っ白になった。姫宮さんのあの細くて白い指が、いま、僕のモノを触っている。至近距離で目が合った彼女はにっこりと笑って、ちゅ、と最後に啄むようなキスをしたあと口を離し、ブラウスのボタンの残りを外しながら「口とおっぱい、どっちがいい?」と訊いてきた。

「え、ええっ?」
「それとも、全部?」

佐藤くんのえっち。
そう言いながら僕の前に跪いた彼女は、ブラのホックを外して胸を露出させ、完全に屹立した僕のそれを挟む。柔らかくてすべすべの感触はそれだけで気持ちよくて、視覚的にも破壊力がすごい。収まりきれなかった先端を、彼女は躊躇いなくぱくりと咥え、舌で転がす。あたたかくてぬるぬるした口内。むにむにと形を変えるおっぱいの先に、つんと突起したピンク色の乳首。姫宮さんのつむじが、動きに合わせて揺れている。
あまりにも気持ちよくて急速に上り詰めてしまい、あっという間に達してしまった。

「気持ちいい?」
「……うん」
「ふふ、よかった」

彼女は口の端に飛んだ白濁を指で拭い、ぺろりと舐める。そして立ち上がると、おもむろにスカートのチャックをおろした。すとん、とスカートが床に落ちる。
その様子をぼんやりと見つめる僕を見て、笑った。

「みんなには内緒だよ」

姫宮さんの瞳には、欲望に染まった僕が映っていた。

ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ サンプル②

ダークエルフ奴●の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ FANZA版
ダークエルフ奴隷の娘と愛を育もうとしたら、油断した隙を突かれてカラダを入れ替えられてしまったオレ DLsite版

 それから半年――。
 マルティンは一日も欠かさず、ヘラの身体を抱き続けていた。
「ああ、愛しているよ……。オレの可愛いダークエルフ……」
 地下室のベッドの上、横たわる褐色の肢体に抱きつきながら、青年は唇を重ねた。
「ご、ご主人さま……、そんなに、慌てなくても……」
 ヘラの言葉を無視し、丹念に舌を吸ってやると、少しずつ目元が潤んでくる。
 少女の唇は、練ったハチミツのような柔らかさだった。また、唾液も吐息もすべてが甘く、心地よい酩酊感がこみ上げてくる。
 一方、たっぷりと仕込んだ成果なのか、その舌づかいは生々しく、脳の裏まで舐められているかのような、たまらない感触であった。徐々に興奮が高まり、理性が薄れていくのがわかる。
 どうやら、ヘラも同じらしい。はじめの気恥ずかしさは消えたようで、自ら小さな舌を絡ませてきた。
 どれだけの時間、唇を重ね続けていただろうか――、やがて、どちらからともなく口が離れた。唾液の糸が一筋引かれ、プツリと千切れる。
「ああ、ヘラ……」
 マルティンは、目の前の美味しそうな肢体を、じっくりと愛撫していった。
 薄い恥毛の下――、小さな縦割れの中を二本の指で丁寧に擦っていると、ヒクヒクと尻肉が可愛く揺れた。
「キミは、ここが好きだね……。クリトリスの裏、そんなに感じるのかい?」
 ヘラは顔を赤らめながら、小さくうなずいた。
 さらに、青年は薬指と小指を駆使して、少女のアナルも軽く突く。
「あふっ、ふ、二つ同時は……、だ、ダメです……っ!」
 小さな窄まりの中央を、トントンと刺激していると、ヘラの嬌声が、一気に甲高いものになった。
「そ、そこ……、汚いです……っ! ほ、本当に、だ、ダメえっ! あふ……っ、あううううう……っ」
 マルティンは、ヘラの秘所を隈なく愛し抜き、すべての弱点を把握している。この褐色の少女は、局部への同時刺激が好みのようで、たちまちのうちに、濃厚な秘蜜を滴らせるのだった。
 指先で姫肉の内側を抉り、分泌した愛液を掻き出す。その指が、秘裂の内と外を往復するたびに、少女は艶やかな淫声を上げ、背筋を痙攣させる。
「可愛いよ、ヘラ……。じゃあ、〈いつも通り〉に、してあげるね」
 マルティンは、利き手の親指を、少女のクリトリスにあてがい、円を描くようにこねくりだした。
「くひいっ!」
 褐色の肢体が、大きくのけ反る。
 女陰と肛門、そしてクリトリスへの同時刺激は、あっという間に、ダークエルフの少女を絶頂へと導いた様子であった。
「ああっ、だ、ダメ……っ! あっ、あああっ!」
 ヘラの秘芯を、内と外から押し潰すように指を動かすと、縦割れの隙間から、甘い蜜がビュッと噴出した。
「ヘラ……。イクときは〈イク〉って言う約束じゃないか……」
「ご、ごめんなさい……」
「いいんだよ……。じゃあ、もっともっと弄ってあげるね」
 マルティンは、すべての指を駆使し、三ヶ所の弱点を同時に責める。
「あひいっ! い、イクっ! い、いきま……っ、あああああっ! い、イッてます、もう、イッて……っ! ひぎいいいっ!」
 こちらの指の動きに合わせ、ヘラは絶頂を申告してくる。
 快楽を貪るのに夢中な少女は、ギュッとシーツを握りしめ、光り輝く銀髪を淫らに振り乱した。
 マルティンは、さらに愛するものを乱れさせようと、五本の指を巧みに操る。
 濡れ光った聖裂が、アクメのたびに強く収縮し、青年の指を奥へと誘う。垂れた蜜液がアナルまで濡らし、そこからも卑猥な音が漏れてくる。
「ああっ、い、イキっぱなし……っ! あひいっ! や、やめへ……っ、ああっ、またイクうううっ!」
 上半身を大きくのけ反らせた少女は、胸板の上の乳房を揺らしながら、淫猥な嬌声を上げ続けた。
 ついに、そそり勃った肉茎がほしくてたまらなくなったのか、ヘラは涙ぐみながら、マルティンに懇願してきた。
「お、お願いいします……。アタシ、もうダメなんです……。ご主人さまの、すぐに……」
 ダークエルフは、蠱惑的な姫割れを、自らの指で左右に開いた。
 濃厚な蜜で潤んだ花弁は、わずかにほころび、その奥には、褐色の肌とは対照的な、薄紅色の粘膜が覗いている。
 よく見れば、菊門までもが、これから起こることの期待と不安をあらわすように、ヒクヒクと蠢いていた。
「うん、わかったよ。じゃあ、〈いつも通り〉にするけど、もし痛かったら、ちゃんと言ってね?」
「……はい」
 ヘラは小さくうなずいていたが、奴隷という立場上、多少の無理は我慢してしまうだろう。だからこそ無茶はできない。
(今日は、普段より多めに使うか)
 マルティンは、手近なところ置いていた容器から、たっぷりと香油をすくい取り、そっと少女の後門に塗りこんだ。
「おっ、ほおお……」
 どれほど気持ちいいのか、香油にまみれた指が、恥肛とその周辺に触れるたびに、愛しいダークエルフは、まるで誘うように、柔らかな尻を左右に振った。
 その淫蕩な仕草に、ローションを塗りこむ指に、つい力がこもってしまう。
「ひあっ! あっ、あふう……」
 しばらく弄っていると、少しずつ狭い窄まりがほぐれてきた。入り口に指をあてがうだけで、直腸内部への道が拓かれる。
(これなら、充分だな)
 褐色の少女は、全身に脂汗を浮かばせてはいるものの、その表情を見る限り、決して嫌がってはいない。
 むしろ、艶めかしく腰を揺らしながら、もっと深くまで入れて欲しいと、おねだりしているかのようにも見える。
「ああ……、こうされているだけで、またイキそう……、ご主人さま……、は、はやく……、はやく……っ!」
 色素の薄い後の孔を、延々と刺激され続け、少女も我慢の限界に達したようであった。
「……ああ、入れるよ。今夜も〈いつも通り〉に、ケツ孔からね」

2020dark02h.jpg

 まるで、萎れた花のようになったヘラの頬に、優しくキスしながら、マルティンは自身の茎幹を、ひくつく菊座へあてがった。
 ミヂ、ミヂミヂミヂ……。
 排泄用の小さな窄まりに、青年のペニスが埋まっていく。
「ひあっ! き、きました……っ、ご主人さまのが、お尻に……、ふああ……っ!」
 入り口を突破した後はたやすく、一気に奧深くまで腰を突き入れることができた。
「凄い締まるよ、ヘラのケツ孔……。ああ、やっぱりキミは最高だ……っ!」
 少女に脚を大きく開かせ、マルティンは横臥位で肛姦を開始した。
(ああ、ずいぶんと馴染んできたな……)
 青年貴族は、大切な性奴隷のすべて愛し尽くそうと、粘り強く少女の肉体を慣らしてきた。はじめ、指一本の挿入さえ不可能だった肛門も、いまはこのような野太い逸物まで呑み込むことができる。
「おほっ、おっおっおっ、はぐうううっ! ご主人さま……っ、お尻の奥、き、気持ちいい……っ!」
 悦びに溢れた涙声が、振動となって直腸を震わせ、脈打つ分身にまで伝わってくる。
 絡まる腸液をより染み出させようと、マルティンは腰の角度を変え、押し潰す粘膜の位置をずらした。
「ひいいっ! も、もうイクっ! お、お尻で……っ」
「ヘラ……。もっと下品な言葉を使って……」
「は、はい……っ! け、ケツっ! ケツ孔っ! おお……っ! ケツ孔でイっちゃいますっ!」
 愛する少女の嬌声に気分を良くし、青年は腸壁の向こうの子宮口を、亀頭で強く押した。
「い、イクっ!」
 その途端、凄まじい勢いで、淫処から愛液が噴き漏れた。
 粘膜越しに、女体の中心部分を打ち据えられ、ヘラは一気にアクメを極めた様子であった。可憐なヴァギナの小刻みな震えと、大量に漏れ出る牝汁が、絶頂の深さを物語っている。
 青年の剛柱にもジンジンと、切ない鼓動が伝わってきた。
「ああ、オレもイキそうだよ……」
 マルティンは、さらに腰を突き入れ、尻肉を押し潰し、直腸を摩擦する。
「ああっ、い、イッてます……、あ、アタシ……っ、もう、ずっと……」
 連続絶頂に晒された少女は、腸粘膜全体で、主人のペニスを引き絞ってくる。痺れるような愉悦に、もういつ漏らしてしまってもおかしくない。
 ヘラに両手両膝をつくよう、マルティンは促した。後背位によって、自身も法悦を極める算段であった。
 準備を整えると、半ばまで抜いた幹を、力強くダークエルフの女尻に突き込む。
「はひっ!」
 結腸まで届きそうな一撃に、ヘラは息を詰まらせた。
 マルティンは褐色の尻肉を指の腹で撫でながら、添えた両手で双臀を割り開き、秘洞のシワが限界まで伸びている様を見届ける。
「おーおーおーっ! おほおっ!」
 獣のような勢いで、ヘラが啼く。
 括約筋を内側に巻き込まれながらも、少女は必死に肉茎を締めつけてくる。肛口被虐に目覚めた肢体が、カクカクと震える。
「は、はやく……っ、ご主人さまの、ほしい……っ! 奥に、ほしいです……っ!」
 孔が裂けないよう、注意深く腰を引きながらも、充分な反動をつけて打ちつける。ダークエルフ尻肉が弾み、恥骨がぶつかる。
 ヘラの窄まりも強く締まる。直腸打ち抜かれる衝撃は、薄い肉襞を通して、その裏側の子宮口にも達しているはずだ。女の中心を揺さぶられる悦びか、膣道と恥肛の両方で、分泌液が噴出した。
「ああ、出すよっ! その後は、すぐに前の孔でも慰めてあげる……っ!」
 濡れそぼった腸肉に、マルティンは最後の一撃を突き立てる。
 どくびゅっ! びゅびゅうっ! びゅぶゅるっどびゅるっ! びくっ、びゅるっ!
「ご、ごしゅじ……っ、ひいっ、ひあああああっ!」
 射精された瞬間、可憐な少女は細い喉を反らしながら、淫声を張り上げた。
 爆ぜた亀頭の先から、粘つく性粘液の飛沫が噴き上がっていく。放出のたびに、神経を灼き切りそうな白熱が脊椎を伝導する。
 隙間なく締め上げられた腸内に、灼熱の粘液が充満していった。
「おおっ、あ、熱い……っ、ご主人さまの精液……、とても……っ」
「そうだね。――でも、〈いつも通り〉、こっちもだよ」
 直後、マルティンは一息でペニスを引き抜いた。直腸から圧が抜かれ、大量の白濁液が肛門から噴き出す。
 それに構わず、今度は勃起肉を、ヘラのヴァギナへと突き立て、一気に穿った。
「――――っ!」
 あまりの快感に、ヘラは甲高い悲鳴を上げた。
「ヘラっ、 ヘラっ! ヘラっ、 ヘラっ!」
 最愛のダークエルフの名を連呼し、青年貴族は激しい突入を繰り返す。
 いきなり侵入してきた陵辱器官を、少女の膣壁は、呑み込みながら絞り込んでくる。蕩けるような一体感が、あまりに心地いい。
 その秘洞は、襞の溝から最奥部まで、すべてがトロトロに潤いきっていた。
「ああっ、い、いいです……っ! ご主人さまの……、とても……っ!」
 ヘラの喘ぎ声も、甘く、激しい。
 サラサラのプラチナヘアを振り乱しながら、幾度もアゴをのけ反らせ、褐色の肢体を淫靡にくねらせた。
「好き……っ! ご主人さま、だ、大好きいいいっ!」
「オレもだよ、ヘラ……っ!」
「うあっ、あっ、ひあああああっ!」
 求められるがまま、青年も腰を振り立てる。
 ぐちゅっ! ぶしゅっ! ずしゅっ! ぶしゅっ!
 愛しい人の小振りな尻肉を、己の下腹で大きく波立たせる。
「あ、当たってる……っ! ご主人さまのものが、い、いちばん奥にっ!」
 キュッと締まった蜂腰を、両手で強くつかみながら、女尻に股間を打ちつける。そんな荒々しい動きにも、ヘラは自ら尻を振り、健気に応えてくる。
 押し広げられた縦割れに、容量を超えた茎胴が、容赦なく出入りする。
 マルティンが腰を引くと、秘蜜に光る淫棒が半分ほど姿をあらわし、それを突き入れると、居場所を奪われた蜜液が押し出され、少女の内腿を激しく濡らす。
「うああ……っ! い、イクっ! いちばん凄いのが、来ちゃううう……っ!」
 力強い突きに負けて、ベッドの上に突っ伏したヘラは、アクメの大波にさらわれるのを恐れるように、ベッドに爪を立てた。
 尖った乳首が、シーツのシワに新たな波模様を作っていく。
 淫裂の内側が、射精を促すように強く収縮する。――熱い白濁液を、すぐにでもブチ撒けて欲しいと言っているかのように。
 マルティンは腰を打ちつけ、その求めに応えた。
「また、出すよ……っ!」
 どびゅるっ! どびゅるっびくっ! どくびゅっびゅくびゅく! びゅぶゅるっびゅりゅりゅっ!
脈動する肉楔が、匂い立つ淫花の中で震えた。
 放出された白濁液が、津波のような快楽と共に、少女の胎内で暴れる。
「ひぐうっ! イグっ、イグイグイグうううう――っ!」
 性愛器官を蹂躙する粘液が、少女をアクメの高みへと昇天させた。
 爪先から脳髄まで、全身に性的絶頂を叩き込まれた褐色の性奴隷は、もはや自重を支えきることもできず、ベッドへ倒れこんだ。
 膣ひだを埋め尽くす奔流の感触に、ダークエルフは恍惚の表情を浮かべている。その視線は虚ろで、切れ切れの息を繰り返すばかりであった。
「ああ、やはりキミは最高だ……」
 マルティンも、身体を弛緩させて尻餅をつき、乱れた呼吸を整えることに努める。
「ありがとう、ございます……」
 ヘラは余韻に身を任せながら、褐色の肌へと垂れる白濁液の感触を、うっとりと噛みしめているかのようであった。

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

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