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下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書) 三浦 展 (2007/09/14)
ご本人による第二弾。
女の子に変身してからならともかく、男のままで女の人に養ってもらうのにはちょっと抵抗がー。←割かしステロタイプな男女観。
女の子に変身してからならともかく、男のままで女の人に養ってもらうのにはちょっと抵抗がー。←割かしステロタイプな男女観。
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心に残る男性被支配(135) ユーベルブラット
ブロッケンブラットの方もお勧めですが。
ヤングガンガンで連載中の塩野先生のシリアスもの。MC展開はたとえば、シュテムヴェレヒ方伯あたりのエピソードであり。不老不死を探求する彼は妖精の組織の移植や改造などに手を染めています。その配下、千人隊長ファーゴは方伯に植えつけられた肉の呪によって彼に逆らえないのです。
われらが主人公ケインツェルくんも肉の呪を植えつけられそうに……
ヤングガンガンで連載中の塩野先生のシリアスもの。MC展開はたとえば、シュテムヴェレヒ方伯あたりのエピソードであり。不老不死を探求する彼は妖精の組織の移植や改造などに手を染めています。その配下、千人隊長ファーゴは方伯に植えつけられた肉の呪によって彼に逆らえないのです。
われらが主人公ケインツェルくんも肉の呪を植えつけられそうに……
![]() | ユーベルブラット0巻 (ヤングガンガンコミックス) 塩野 干支郎次 (2005/07/25) スクウェア・エニックス この商品の詳細を見る |
![]() | ユーベルブラット 1 (1) (ヤングガンガンコミックス) 塩野 干支郎次 (2005/07/25) スクウェア・エニックス この商品の詳細を見る |
![]() | ユーベルブラット 2 (2) (ヤングガンガンコミックス) 塩野 干支郎次 (2005/11/25) スクウェア・エニックス この商品の詳細を見る |
とっとこハム太郎は~い!
入れ替わっちゃったのだ!(前編)
http://www.hamutaro.com/hi/story/062.html
入れ替わっちゃったのだ!(後編)
http://www.hamutaro.com/hi/story/063.html
見たけど、特にこれと言う萌え展開はありませんでした。(予想どおり)
ハムスターとか本来は食うことと生殖ぐらいしか考えない生き物だと思うのですが、ハム太郎はあくまで子供向けマンガですし、ほんとにもうなにも書くことがー。
評価は「コレクターなら。」
http://www.hamutaro.com/hi/story/062.html
入れ替わっちゃったのだ!(後編)
http://www.hamutaro.com/hi/story/063.html
見たけど、特にこれと言う萌え展開はありませんでした。(予想どおり)
ハムスターとか本来は食うことと生殖ぐらいしか考えない生き物だと思うのですが、ハム太郎はあくまで子供向けマンガですし、ほんとにもうなにも書くことがー。
評価は「コレクターなら。」
まぞ・ちち (TENMAコミックス) (TENMAコミックス) エレクト さわる
![]() | まぞ・ちち (TENMAコミックス) (TENMAコミックス) エレクト さわる (2007/08/25) 茜新社 この商品の詳細を見る |
投稿TS小説第141番 Blood Line (35)(21禁)
じっと見つめられながら絶頂に達するなど、恥ずかしさを通り過ぎて消え入りたい程だ。びくびくと痙攣する身体を見られ、ばれていないかと覚醒する意識の中でぼんやりと考えていた。
(なんだ? 一体どうしたって言うんだ?)
俊治の少ない女性経験では、目の前の少女が張り型で達したなど意識の範疇外だった。体調が悪くなったのかと覗き込むけれど、目を瞑って荒い息のリサは反応しない。
「すみません! 彼女、様子が――」
建物のエントランスでこちらを窺っていた鹿島に大声で来るように促す。もしかしたら一刻を争うかも知れないと思うと気が気ではない。しかし鹿島の動きはゆっくりとして俊治を苛立たせた。
二人の前にやって来た鹿島が、俊治には目もくれずリサの髪を掴み顔を前に向けさせた。
「――ああ、こりゃなんて事ねーな。いつもの事だ、なぁ?」
身体を抉られ、イかされるのは確かにいつもの事だけれど、それを昼日中、人前でされるのは違う。そう訴えようとしたけれど、体内に填ったままの人口ペニスは今も甘美な刺激を作り出していた。高ぶっている性感は気を抜くと今すぐにでもリサを持ち上げようと狙っている。リサは返答せず目をとじた。
「でも、かなり調子悪そうだし」
俊治の質問には答えず、鹿島はそのままリサの身体を抱え上げ、肩に担いだ。リサの下腹に近い部分が鹿島の肩で圧迫され、膣から太い注射が出てしまいそうになっていた。
「おい、ガキ。これからは0087号の相手をしてやれよ」
にやにやした視線を俊治に浴びせ、馬鹿にしたように笑う鹿島はそのまま返答を待たずに立ち去っていった。
(なんでぇ、偉そうにっ。言われなくても話しに来るさ。折角知り合えたんだ。しかし、大丈夫かよ、りさちゃんは)
鹿島とリサの姿を見送りながら、心配そうにリサの逆さになった後ろ姿を見つめていた。
「どうだったよ、いい趣向だったろ。あっけなくイッちまいやがって。男に見られながらイクなんてド淫乱だよなっ」
リサの白い尻を鹿島の無骨な手が撫で回していく。左右の腕と足を縛り俯せにベッドの上に載せられたリサは、拘束の為に尻を突きだした恰好になっている。鈍いモーター音を発する機械が昼から引き続きリサの肉壺に填められ、股間に装着された革製のショーツが、それを外に押し出されるのを防いでいる。
(あーっぱんつっいい、はぁアアん)
白く泡立つ蜜がショーツの端から垂れ、その量が増えるのと比例してリサの思考をもぎ取っているかのようだ。
改造されたリミッターは、その能力抑制値を手元のコントローラーで操作出来る。100%抑制されれば何の抵抗も出来ず、快楽に身を任せるしかない。これが少しでも能力を使える設定ならば、精神をそちらに集中させる事で肉欲に溺れずにすむ。
(なんだ? 一体どうしたって言うんだ?)
俊治の少ない女性経験では、目の前の少女が張り型で達したなど意識の範疇外だった。体調が悪くなったのかと覗き込むけれど、目を瞑って荒い息のリサは反応しない。
「すみません! 彼女、様子が――」
建物のエントランスでこちらを窺っていた鹿島に大声で来るように促す。もしかしたら一刻を争うかも知れないと思うと気が気ではない。しかし鹿島の動きはゆっくりとして俊治を苛立たせた。
二人の前にやって来た鹿島が、俊治には目もくれずリサの髪を掴み顔を前に向けさせた。
「――ああ、こりゃなんて事ねーな。いつもの事だ、なぁ?」
身体を抉られ、イかされるのは確かにいつもの事だけれど、それを昼日中、人前でされるのは違う。そう訴えようとしたけれど、体内に填ったままの人口ペニスは今も甘美な刺激を作り出していた。高ぶっている性感は気を抜くと今すぐにでもリサを持ち上げようと狙っている。リサは返答せず目をとじた。
「でも、かなり調子悪そうだし」
俊治の質問には答えず、鹿島はそのままリサの身体を抱え上げ、肩に担いだ。リサの下腹に近い部分が鹿島の肩で圧迫され、膣から太い注射が出てしまいそうになっていた。
「おい、ガキ。これからは0087号の相手をしてやれよ」
にやにやした視線を俊治に浴びせ、馬鹿にしたように笑う鹿島はそのまま返答を待たずに立ち去っていった。
(なんでぇ、偉そうにっ。言われなくても話しに来るさ。折角知り合えたんだ。しかし、大丈夫かよ、りさちゃんは)
鹿島とリサの姿を見送りながら、心配そうにリサの逆さになった後ろ姿を見つめていた。
「どうだったよ、いい趣向だったろ。あっけなくイッちまいやがって。男に見られながらイクなんてド淫乱だよなっ」
リサの白い尻を鹿島の無骨な手が撫で回していく。左右の腕と足を縛り俯せにベッドの上に載せられたリサは、拘束の為に尻を突きだした恰好になっている。鈍いモーター音を発する機械が昼から引き続きリサの肉壺に填められ、股間に装着された革製のショーツが、それを外に押し出されるのを防いでいる。
(あーっぱんつっいい、はぁアアん)
白く泡立つ蜜がショーツの端から垂れ、その量が増えるのと比例してリサの思考をもぎ取っているかのようだ。
改造されたリミッターは、その能力抑制値を手元のコントローラーで操作出来る。100%抑制されれば何の抵抗も出来ず、快楽に身を任せるしかない。これが少しでも能力を使える設定ならば、精神をそちらに集中させる事で肉欲に溺れずにすむ。
ドラマCD 処女はお姉さまに恋してる ~晩夏の秋桜 初秋の茉莉花~"
![]() | ドラマCD 処女はお姉さまに恋してる ~晩夏の秋桜 初秋の茉莉花~ (2005/09/22) HOBiRECORDS この商品の詳細を見る |
何度も同じ手は効かないわ!
セーラームーンR終盤で、プリンスデマンドの第三の目によりマインドコントロールされそうになったセーラームーンの台詞。
そして、こんな強がりを言ってて、もう一度堕とされるのですから、MC的には非常に美味しい展開。
「デマンド!こんなやり方で私を手に入れても、愛までは得られないわよ!」
「プリンスデマンドに愛と忠誠を……」
セーラームーンのマグロ目もそそりますな。
そして、こんな強がりを言ってて、もう一度堕とされるのですから、MC的には非常に美味しい展開。
「デマンド!こんなやり方で私を手に入れても、愛までは得られないわよ!」
「プリンスデマンドに愛と忠誠を……」
セーラームーンのマグロ目もそそりますな。
![]() | 美少女戦士セーラームーンR VOL.8<完> 三石琴乃、古谷徹 他 (2004/12/10) 東映ビデオ この商品の詳細を見る |
今週のバハムート戦記
シェルファでシナリオ2でレベル3を73ターンでクリア。
魔道士系は守ってよし、攻めて良しで使いよい。
召還モンスター不要かも。
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拍手ありがとうございます♪
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合計 今日 昨日 過去7日 過去30日
712 0 2 39 186
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1位 氷さんのココロスイッチが大変良い感じです!! 9.1% 17
2位 投稿TS小説第141番 Blood Line (33)(21禁) 5.4% 10
3位 「これは人の命の大切さを知るためにやっているのです」 5.4% 10
4位 投稿TS小説第141番 Blood Line (15)(21禁) 2.7% 5
5位 投稿TS小説第142番 そんな展開・・・(笑)(4) by.柚子色 2.7% 5
ダイエットをはじめて今日で66日め(最終回) 2.7% 5
Arikuiさんにイラストを投稿して頂きました♪ 1.6% 3
投稿TS小説第141番 Blood Line (27)(21禁) 1.6% 3
強制女性化小説第82番 OUT or SAFE !? (前編) 1.6% 3
「どうしよう。奨ちゃん、男の子になってるよ……」 1.6% 3
SECRET PLOT(NeWMeN) 1.6% 3
SECRET PLOT DEEP(NeWMeN) 1.6% 3
TSイラスト 長靴を履いたネコ 1.1% 2
投稿TS小説第141番 Blood Line (28)(21禁) 1.1% 2
性転換小説第65番 ジーナ!(1) 1.1% 2
投稿TS小説第141番 Blood Line (32)(21禁) 1.1% 2
コイン式戦闘員 1.1% 2
投稿TS小説第141番 Blood Line(1)(21禁) 1.1% 2
ヴァーチャルゲーム小説第101番 僕のデザイア(15)(18禁) 1.1% 2
投稿TS小説第142番 そんな展開・・・(笑)(3) by.柚子色 1.1% 2
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2位 投稿TS小説第141番 Blood Line (33)(21禁) 5.4% 10
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ヴァーチャルゲーム小説第101番 僕のデザイア(15)(18禁) 1.1% 2
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魔狩人九音―悦楽の饗宴 (二次元ドリームノベルズ) 山河 勇
内容(「BOOK」データベースより)
妖魔を狩ることを生業にする魔狩人・九音。少女は自分の身に流れる妖狐の力を使ってレオタードを纏った退魔姿に変身し、悪魔祓い師のセレスと協力して魔と戦う。だが、敵に裏をかかれた二人は、互いの宿敵の前に屈してしまう。吸血鬼に噛まれて身体の自由を奪われ、粘液状の妖魔に浸された修道服越しの豊乳を、操られるままに自ら揉みしだいてしまうセレス。九音も、身体にぴったりと張り付くレオタードの内外から柔毛に覆われた触手で全身を撫で回され、ペニス状触手に口内を掻き回される。さらには菊蕾を触手に貫かれながら、愛蜜滴る秘裂へ妖魔の肉根をねじ込まれることに。獣欲を高ぶらされた退魔少女は、神に仕える修道女とともに、宿敵からの肉責めを享受するのだった。
妖魔を狩ることを生業にする魔狩人・九音。少女は自分の身に流れる妖狐の力を使ってレオタードを纏った退魔姿に変身し、悪魔祓い師のセレスと協力して魔と戦う。だが、敵に裏をかかれた二人は、互いの宿敵の前に屈してしまう。吸血鬼に噛まれて身体の自由を奪われ、粘液状の妖魔に浸された修道服越しの豊乳を、操られるままに自ら揉みしだいてしまうセレス。九音も、身体にぴったりと張り付くレオタードの内外から柔毛に覆われた触手で全身を撫で回され、ペニス状触手に口内を掻き回される。さらには菊蕾を触手に貫かれながら、愛蜜滴る秘裂へ妖魔の肉根をねじ込まれることに。獣欲を高ぶらされた退魔少女は、神に仕える修道女とともに、宿敵からの肉責めを享受するのだった。
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投稿TS小説第145番 双子%ぽんぽこ%兄妹 2 トゥルー・ロスト・バージン(3) <18禁>
作.ありす
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
”いいじゃん、守るとシちゃっても……”
ぼうっとなった気分のまま、ベッドに押し倒されていた体はいつの間にか起こされていて、エプロンの紐も解かれ、ジャンパースカートのファスナーが下ろされていた。そしてブラウスのボタンも外されて……胸のリボンはいつの間に外されていたんだろう?
黒いブラジャーの上からの刺激に、はっと気を取り直して、あわてて両腕で胸を庇った。
「ごめん、痛かった?」
「ん、そうじゃなくて、恥ずかしいよ」
「そんなこと無いよ。とっても素敵な下着だね」
「や、あ、その……」
メイド姿の下の黒の下着。男なら誰でも幻惑されるに違いない。実際自分でだってそう思うのだから。
「ボクに見せるために、こんな素敵な下着を着けてくれたんだ?」
「え、ああ、いや、そのぉ……」
選んだのは美樹なんだから、守に“魅せる為”っていうのは間違いじゃない。
「立って」
守に促されて、ベッドから立ち上がると、脱ぎかけのエプロンとスカートが自然に足元に落ちた。
「これもとらなきゃ」
守の手が器用に腰のペチコートも足元に落した。思わず顔を背けると、部屋の姿身に映る、黒いレースの上下にガーターベルトでストッキングをつった下着姿の少女が、恥ずかしそうに顔を赤くしていた。見慣れた顔の、見慣れない姿。
「恥ずかしいよぉ」
「そんなことないよ。後ろを見せてくれないか?」
「…………こう?」
守に背中を向けると、守もベッドから立ち上がって、後ろから肩を抱かれた。
「さっき、鏡を気にしていただろう? ほら、もっとよく見てごらん、キミは自分がこんなに綺麗だって、知っているのかい?」
「え……?」
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
”いいじゃん、守るとシちゃっても……”
ぼうっとなった気分のまま、ベッドに押し倒されていた体はいつの間にか起こされていて、エプロンの紐も解かれ、ジャンパースカートのファスナーが下ろされていた。そしてブラウスのボタンも外されて……胸のリボンはいつの間に外されていたんだろう?
黒いブラジャーの上からの刺激に、はっと気を取り直して、あわてて両腕で胸を庇った。
「ごめん、痛かった?」
「ん、そうじゃなくて、恥ずかしいよ」
「そんなこと無いよ。とっても素敵な下着だね」
「や、あ、その……」
メイド姿の下の黒の下着。男なら誰でも幻惑されるに違いない。実際自分でだってそう思うのだから。
「ボクに見せるために、こんな素敵な下着を着けてくれたんだ?」
「え、ああ、いや、そのぉ……」
選んだのは美樹なんだから、守に“魅せる為”っていうのは間違いじゃない。
「立って」
守に促されて、ベッドから立ち上がると、脱ぎかけのエプロンとスカートが自然に足元に落ちた。
「これもとらなきゃ」
守の手が器用に腰のペチコートも足元に落した。思わず顔を背けると、部屋の姿身に映る、黒いレースの上下にガーターベルトでストッキングをつった下着姿の少女が、恥ずかしそうに顔を赤くしていた。見慣れた顔の、見慣れない姿。
「恥ずかしいよぉ」
「そんなことないよ。後ろを見せてくれないか?」
「…………こう?」
守に背中を向けると、守もベッドから立ち上がって、後ろから肩を抱かれた。
「さっき、鏡を気にしていただろう? ほら、もっとよく見てごらん、キミは自分がこんなに綺麗だって、知っているのかい?」
「え……?」
よろしく・マスター (花とゆめCOMICS) 筑波 さくら
男の子の方がトナカイに変身する動物変身モノの模様。
女の子の方がマスター(サンタ?)であり、かつ本人の動物変身と言うシチュはM的には大変美味しいものに思われるので購入の食指が動いている状態です。
女の子の方がマスター(サンタ?)であり、かつ本人の動物変身と言うシチュはM的には大変美味しいものに思われるので購入の食指が動いている状態です。
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メイド100% (ムーグコミックス) 鳩矢 豆七 (2007/08/06) ジーウォーク
![]() | メイド100% (ムーグコミックス) 鳩矢 豆七 (2007/08/06) ジーウォーク この商品の詳細を見る |
投稿TS小説第145番 双子%ぽんぽこ%兄妹 2 トゥルー・ロスト・バージン(2) <18禁>
作.ありす
美樹が戻るまで、どう場を繋ごうかと思案していると、電話がなった。
「あれ、電話だ。誰だろう? ちょっとゴメンね」
「うん」
守の前で出るわけには行かないので、リビングの子機を取らずに玄関の親機を取ると、聞き覚えのある声が。
『どう、大樹。うまくやってる?』
「美樹か? 今どこにいるんだよ。早く戻って来いよ。守の奴、待ってるぞ」
『うーん、そうしてあげたいんだけどね。都合が悪いんじゃないかなぁ』
「どういう意味だよ」
『ほら、昨日言ったでしょ? あげる約束だったって』
「あげるって何を……、ってまさか?」
『思い出した? 守クン、今日は男キメるつもりで来てるんだよねぇ」
「美樹……テメエ、ハメやがったな?」
『昨日たっぷりと。じゃなくて、守クンの前でそんな下品な言葉、使っちゃダメだよ』
「冗談じゃないぞ。いくらなんでもそんなことできるわけ無いだろ。守にはうまいこと言いくるめて帰ってもらうから、オマエもとっとと帰って来い!」
『それがねぇ、そうも行かないんだ。実はね、守クンともうひとつ、約束してたんだ』
「約束って、何を? まだあるのか?」
『守クンとエッチする変わりに、大樹と守クンのお姉さんの間を、取り持ってもらうことになってたの』
「な、なんだって?」
守の姉……柴田麗華さんというのは、この近所じゃ有名な才媛だ。オレや守とは3つ離れた女子大生だが、超のつく美人で文武両道、非の打ち所のないスーパー美女だ。告白した男の数は既に5桁を超えると言う噂だがそのことごとくを蹴り、いまだにフリーだということだった。親友の姉ということで、何度となく会ってはいるが、オレの憧れの人であり、機会があればなんとしてでも彼女にしたい。いや、彼氏にして欲しい……かな?
「そ、それは本当かよ?」
『嘘をついてもしょうがないでしょ。現に今、一緒なんだ』
「な、何だって」
『ここで女心に通じた、ってホントは女なんだけど、このあたしがうまいこと立ち回って、お兄ちゃんと麗華さんの仲をばっちりキメてあげるからさ、そっちはそっちでがんばってよ』
「それならなおさら戻って来い! 大体、いくらなんでも男となんて出来るか!」
『いいじゃん。昨日さんざんヤったんだし、いまさら嫌がらなくても。兄妹でするより健全だよ』
「どの口でそんなことが言えるんだぁ~、美樹!」
『大樹ぅ~? 元に戻る方法は、あたししか知らないんだし。一生このままでもいいのかなぁ?』
「なんだと!?」
『それにここで帰っちゃったら、大樹の麗華さんへの印象、最悪なものになっちゃうかもしれないよねぇ~?』
「ぐむむ、悪魔め。脅迫する気か?」
『ちゃんと役目、果たしてくれたら、体元に戻してあげる。インチキしても駄目だよ。後で聞けば解るんだからね』
「後でって、そこまでするか?」
『私は守クンとラブラブに。大樹は麗華さんと。悪くない取引だと思うんだけどなぁ』
もはや言い返す気力もなくなってきた。
「……あのな、ひとつ確認しておきたいんだが」
『何?』
「おまえ、まさか麗華さんに手を……、その、ヤッちゃったりとかしないだろうな?」
『--------』
くそっ! 切りやがった。オレは受話器を叩きつけて、リビングに戻った。
--------------------------------------
美樹が戻るまで、どう場を繋ごうかと思案していると、電話がなった。
「あれ、電話だ。誰だろう? ちょっとゴメンね」
「うん」
守の前で出るわけには行かないので、リビングの子機を取らずに玄関の親機を取ると、聞き覚えのある声が。
『どう、大樹。うまくやってる?』
「美樹か? 今どこにいるんだよ。早く戻って来いよ。守の奴、待ってるぞ」
『うーん、そうしてあげたいんだけどね。都合が悪いんじゃないかなぁ』
「どういう意味だよ」
『ほら、昨日言ったでしょ? あげる約束だったって』
「あげるって何を……、ってまさか?」
『思い出した? 守クン、今日は男キメるつもりで来てるんだよねぇ」
「美樹……テメエ、ハメやがったな?」
『昨日たっぷりと。じゃなくて、守クンの前でそんな下品な言葉、使っちゃダメだよ』
「冗談じゃないぞ。いくらなんでもそんなことできるわけ無いだろ。守にはうまいこと言いくるめて帰ってもらうから、オマエもとっとと帰って来い!」
『それがねぇ、そうも行かないんだ。実はね、守クンともうひとつ、約束してたんだ』
「約束って、何を? まだあるのか?」
『守クンとエッチする変わりに、大樹と守クンのお姉さんの間を、取り持ってもらうことになってたの』
「な、なんだって?」
守の姉……柴田麗華さんというのは、この近所じゃ有名な才媛だ。オレや守とは3つ離れた女子大生だが、超のつく美人で文武両道、非の打ち所のないスーパー美女だ。告白した男の数は既に5桁を超えると言う噂だがそのことごとくを蹴り、いまだにフリーだということだった。親友の姉ということで、何度となく会ってはいるが、オレの憧れの人であり、機会があればなんとしてでも彼女にしたい。いや、彼氏にして欲しい……かな?
「そ、それは本当かよ?」
『嘘をついてもしょうがないでしょ。現に今、一緒なんだ』
「な、何だって」
『ここで女心に通じた、ってホントは女なんだけど、このあたしがうまいこと立ち回って、お兄ちゃんと麗華さんの仲をばっちりキメてあげるからさ、そっちはそっちでがんばってよ』
「それならなおさら戻って来い! 大体、いくらなんでも男となんて出来るか!」
『いいじゃん。昨日さんざんヤったんだし、いまさら嫌がらなくても。兄妹でするより健全だよ』
「どの口でそんなことが言えるんだぁ~、美樹!」
『大樹ぅ~? 元に戻る方法は、あたししか知らないんだし。一生このままでもいいのかなぁ?』
「なんだと!?」
『それにここで帰っちゃったら、大樹の麗華さんへの印象、最悪なものになっちゃうかもしれないよねぇ~?』
「ぐむむ、悪魔め。脅迫する気か?」
『ちゃんと役目、果たしてくれたら、体元に戻してあげる。インチキしても駄目だよ。後で聞けば解るんだからね』
「後でって、そこまでするか?」
『私は守クンとラブラブに。大樹は麗華さんと。悪くない取引だと思うんだけどなぁ』
もはや言い返す気力もなくなってきた。
「……あのな、ひとつ確認しておきたいんだが」
『何?』
「おまえ、まさか麗華さんに手を……、その、ヤッちゃったりとかしないだろうな?」
『--------』
くそっ! 切りやがった。オレは受話器を叩きつけて、リビングに戻った。
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投稿TS小説第145番 双子%ぽんぽこ%兄妹 2 トゥルー・ロスト・バージン(1) <18禁>
作.ありす
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
「ふぅ……朝か? 今日は休日だったな……」
窓辺から差し込む光で、オレは目覚めた。体がだるい……と体を起こすと、いつもの目覚めとは違う違和感を体に感じた。下着すらつけていない全裸のオレの胸に、果実がなっていた。
「げ、まだ元に戻ってなかったのかよ?」
まったく昨日は酷い目にあった。妹の美樹に怪しげな薬で体を入れ替えられたと思ったら、風呂場で文字通り処女を奪われた。挙句に両親が揃って海外赴任で留守にしているのをいいことに、寝室に連れ込まれて散々犯された。
これって、近親相姦だぞ! 美樹の奴は自慰だと言い張っていたが、まったく冗談じゃない。それに、……女の体があんなに感じるとは、思わなかった。
オレは夕べの出来事を思い出し、そっと(今は)自分の胸に触れてみた。先っちょのとんがりがちょっとだけ堅くて、大きい。男の乳首とはぜんぜん違う。そして吸い付くような柔らかい脂肪の膨らみ。発育中で、それほど大きくも無いのだが、手にしっかりとしたボリュームか感じられる。エッチな気分になっていないせいか、少々揉んだところで、夕べ美樹にやられた時のようになったりはしない。しかしこのぷにぷに感は、自分で弄っていても癖になりそうだ。
「揉んであげようか?」
「えっ!? あ、いや、こ、これは……」
いつの間にか美樹がベッドの横に立っていた。Tシャツにジーンズというラフな格好の、いつものオレだ。
「そろそろ起こそうかと思ったんだけど、どう? いまから一発?」
「いえ、結構です。 ……じゃなくて! 早く戻せよ!」
中指を立てる下品な指使いでウィンクするオレ(美樹)。まったくコイツがこんな奴だとは思わなかった!
「戻すのはちょっと待って。それよりちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど」
「な、何だよ?」
「詳しくは後で。先ずは着替えて、朝ごはん食べよ」
「あのなぁ、美樹。その……ぉnyぃ手伝え……、なんてのは無しだからな」
どうもはっきり口に出して言うのは憚れる様な気がして、ぼそぼそっと下を向いて言った。
美樹は鼻で笑うと、Tシャツと女物の下着、スパッツをベッドに置いた。
早速Tシャツを被ってから、小さな布切れで出来たパンツをはいた。着替えるオレを見ている美樹に言った。
「何で見てるんだよ」
「別にいいじゃん。自分の着替えだし」
「……ブラ ジャーはその、しなくていいのか?」
「付け方わからないでしょ? それとも付けてあげようか?」
「あ、いや、遠慮しときます」
先っちょが少し摺れて痛いから、と思ったが、美樹の奴がイヤラシそうに手をワキワキさせるのを見てあきらめた。スパッツを履くと、腰全体にぴったりとして、確かに収まりはいいが、なれない感触のせいか、いまひとつ落ち着かない。そのことを美樹にいうと、『じゃあ、スカートのほうがいい?』と聞いてきやがったので、おとなしく一階に降りて朝食をとることにした。
流石は女の子(?)美樹のやつは、ちゃんと朝食の準備をしてくれていた。軽くトーストとサラダですませ、ジャムをつけたスコーンを紅茶で流し込んでいると、美樹が言った。
「一息ついたら、私の部屋に来て欲しいんだけど?」
「ああ。やっと元に戻す気になったか」
「それはもうちょっと後。手伝って欲しいことがあるっていったでしょ?」
「やれやれ、まだなんかやらせる気かよ? で、何をするんだ?」
「デートに行く服を見立てたいの」
「デートぉ? 誰と! 」
「だから、守クンとの……」
「あー、そーいや、昨日そんな様な事言っていたな。まぁ兄としては、特に邪魔する気はないが……」
守はイイ奴だ。真面目だし頭もいい。性格だって申し分ない。俺の友人連中の中では一番の好人物だ。美樹がご執心なら、わが親友の為にも、ここは協力してやりたい。
まぁ、ちょっと内気で引っ込み思案なところがあるが、あれは"謙虚”と評するべきだろう。欠点は重度のシスコンということぐらいだ。シスコンといっても、美人で男勝りの守の姉に頭が上がらないということであって、アヤシイ関係ではない。アヤシイ関係……というところで思考が止まってしまった。昨日のアレは、やっぱりアヤシイ関係なんだろうなぁ……。思わずテーブルに突っ伏していると美樹が言った。
「何死んでるの? さ、時間無いから早くして!」
「いや、ちょっと……。質問なんだが、まさか守にまで、こんなことしないだろうなぁ?」
オレが自分(今は美樹の体)を指差すと、美樹は涼しい顔をしていった。
「ああ、心配しないで。大樹とは遊びだから」
「…………」
オレは怒る気にもならなかった。
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
「ふぅ……朝か? 今日は休日だったな……」
窓辺から差し込む光で、オレは目覚めた。体がだるい……と体を起こすと、いつもの目覚めとは違う違和感を体に感じた。下着すらつけていない全裸のオレの胸に、果実がなっていた。
「げ、まだ元に戻ってなかったのかよ?」
まったく昨日は酷い目にあった。妹の美樹に怪しげな薬で体を入れ替えられたと思ったら、風呂場で文字通り処女を奪われた。挙句に両親が揃って海外赴任で留守にしているのをいいことに、寝室に連れ込まれて散々犯された。
これって、近親相姦だぞ! 美樹の奴は自慰だと言い張っていたが、まったく冗談じゃない。それに、……女の体があんなに感じるとは、思わなかった。
オレは夕べの出来事を思い出し、そっと(今は)自分の胸に触れてみた。先っちょのとんがりがちょっとだけ堅くて、大きい。男の乳首とはぜんぜん違う。そして吸い付くような柔らかい脂肪の膨らみ。発育中で、それほど大きくも無いのだが、手にしっかりとしたボリュームか感じられる。エッチな気分になっていないせいか、少々揉んだところで、夕べ美樹にやられた時のようになったりはしない。しかしこのぷにぷに感は、自分で弄っていても癖になりそうだ。
「揉んであげようか?」
「えっ!? あ、いや、こ、これは……」
いつの間にか美樹がベッドの横に立っていた。Tシャツにジーンズというラフな格好の、いつものオレだ。
「そろそろ起こそうかと思ったんだけど、どう? いまから一発?」
「いえ、結構です。 ……じゃなくて! 早く戻せよ!」
中指を立てる下品な指使いでウィンクするオレ(美樹)。まったくコイツがこんな奴だとは思わなかった!
「戻すのはちょっと待って。それよりちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど」
「な、何だよ?」
「詳しくは後で。先ずは着替えて、朝ごはん食べよ」
「あのなぁ、美樹。その……ぉnyぃ手伝え……、なんてのは無しだからな」
どうもはっきり口に出して言うのは憚れる様な気がして、ぼそぼそっと下を向いて言った。
美樹は鼻で笑うと、Tシャツと女物の下着、スパッツをベッドに置いた。
早速Tシャツを被ってから、小さな布切れで出来たパンツをはいた。着替えるオレを見ている美樹に言った。
「何で見てるんだよ」
「別にいいじゃん。自分の着替えだし」
「……ブラ ジャーはその、しなくていいのか?」
「付け方わからないでしょ? それとも付けてあげようか?」
「あ、いや、遠慮しときます」
先っちょが少し摺れて痛いから、と思ったが、美樹の奴がイヤラシそうに手をワキワキさせるのを見てあきらめた。スパッツを履くと、腰全体にぴったりとして、確かに収まりはいいが、なれない感触のせいか、いまひとつ落ち着かない。そのことを美樹にいうと、『じゃあ、スカートのほうがいい?』と聞いてきやがったので、おとなしく一階に降りて朝食をとることにした。
流石は女の子(?)美樹のやつは、ちゃんと朝食の準備をしてくれていた。軽くトーストとサラダですませ、ジャムをつけたスコーンを紅茶で流し込んでいると、美樹が言った。
「一息ついたら、私の部屋に来て欲しいんだけど?」
「ああ。やっと元に戻す気になったか」
「それはもうちょっと後。手伝って欲しいことがあるっていったでしょ?」
「やれやれ、まだなんかやらせる気かよ? で、何をするんだ?」
「デートに行く服を見立てたいの」
「デートぉ? 誰と! 」
「だから、守クンとの……」
「あー、そーいや、昨日そんな様な事言っていたな。まぁ兄としては、特に邪魔する気はないが……」
守はイイ奴だ。真面目だし頭もいい。性格だって申し分ない。俺の友人連中の中では一番の好人物だ。美樹がご執心なら、わが親友の為にも、ここは協力してやりたい。
まぁ、ちょっと内気で引っ込み思案なところがあるが、あれは"謙虚”と評するべきだろう。欠点は重度のシスコンということぐらいだ。シスコンといっても、美人で男勝りの守の姉に頭が上がらないということであって、アヤシイ関係ではない。アヤシイ関係……というところで思考が止まってしまった。昨日のアレは、やっぱりアヤシイ関係なんだろうなぁ……。思わずテーブルに突っ伏していると美樹が言った。
「何死んでるの? さ、時間無いから早くして!」
「いや、ちょっと……。質問なんだが、まさか守にまで、こんなことしないだろうなぁ?」
オレが自分(今は美樹の体)を指差すと、美樹は涼しい顔をしていった。
「ああ、心配しないで。大樹とは遊びだから」
「…………」
オレは怒る気にもならなかった。
投稿TS小説 双子%ぽんぽこ%兄妹
作.ありす
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
「お兄ーちゃん。お願いがあるんだけどぉ?」
今日は週末の金曜日。学校から帰ってくるなり、妹の美樹がオレの部屋に来て猫なで声で言った。いつもは”大樹”と呼び捨てにするくせに、こういう時は、厄介な頼みごとがあるときと決まっている。
「ねぇお兄ちゃん。また替え玉お願いできない?」
「はぁ? お互いもう高校生なんだし、ちょっと無理が無いか?」
「大丈夫! 私に任せて」
オレ(大樹)は双子の妹である美樹とは、親でも区別がつかないほど良く似ていた。
それを良いことに妹の美樹は、ヤバ気な時にはオレと入れ替わって、変わりにピンチを切り抜けたり、妹に言い寄ってくる男共の意表をついて、あきらめさせたりといったことをやらせていた。
男気があって見た目も悪くないとあっては、人気が出るのも当たり前の話で、美樹は男女を問わずに非常に人気があった。もちろん、オレの方も妹になりすまして、おいしい思いをさせてもらったことは1度や2度じゃない。
しかし、それも中学ぐらいまでの話で、オレは少しだけどひげも生えてきたし、声も低くなった。美樹だって最近は髪を伸ばし始め、体つきだって丸みを帯びた、女性らしいものになりつつあった。
そのせいか、一時期治まっていたわが妹へのアプローチも、再び活発化してきたらしいと、愚痴をこぼしていたのだが……。
「まず、コレ飲んで!」
「なんだその黒い粒は?だいいち、オレはまだやるとは……」
「お願い! 明日デートしなきゃいけなくなっちゃったの。だけど……」
「デートぉ? 相手は誰だ?まさかあのエロ崎じゃないだろうな?」
エロ崎というのはオレの長い友人でもあり、もちろん美樹とも幼馴染であるが、顔をあわせれば『美樹ちゃん恋人になって』とか、『美樹ちゃんはオレにくれよな』と、オレに詰め寄ったりと、まぁ熱心だった。
「シスコンの大樹は、心配でしょぉ? だからお願い! 助けると思って、コレ飲んで!」
「シスコンとはなんだ! オレはオマエが心配だから、……んぐっ!」
抗議のために大きく開けた口に、美樹が先ほどの怪しい黒い粒を放り込み、美樹も同じものを飲み込んだ。
「うげー、なんだこれは! 美樹!」
「んー、めちゃ苦い!」
「ぐわっ!何だか目が回ってきた。美樹っ、オマエ何を飲ませ……」
「わはー!」
オレはセリフを最後までいうことができず、倒れこんでしまった。
********************************
気がつくと、オレはベッドの上で横になっていた。汗でべっとりと衣服が体についている感触がある。
「うえ~っ、きもちわりぃ~、美樹の奴ヘンなもの飲ませやがって……あれ?」
軽いめまいを感じながら起き上がると、先ほど美樹が着ていた学校の制服を着ている自分に気がついた。ご丁寧にカツラまで被せられているみたいだ。
(あれ、いつの間に? 美樹のヤツ、手際がいいなぁ。で、あいつはどこへ行ったんだ?)
ちょうどその時、Tシャツに短パンというラフなスタイルに、バスタオルを首にかけた美樹が部屋にはいって来た。
「あ、気がついた? 大樹。 汗びっしょりでしょう? ちょっとまってて、今お風呂の準備するから。」
「準備って、今お前が入っていたばかりなんだろ? それにせっかくオマエの服に着替えてあるのに……」
そういってオレは、制服になっている薄手のセーターを脱いだ。
「あーちょっとまって!! そこまでっ!! それ以上は脱いじゃ駄目ぇっ!!」
美樹があわててオレのそばへ飛んできた。
「なんだよ、ここで全部脱いだりしないよ。上着とこのスカートだけでも……」
そういいながら、オレはブラウスの首元を飾る、胸のリボンをはずそうとしたところで、違和感に気がついた。
「あ、あれ? これは?」
胸のところが膨らんでいる上に、このヘンな感覚は……。
「あー、見ちゃ駄目! 触っちゃ駄目!」
「オ、オマエ。コレはいったいっ!!!」
「どうせすぐわかるから言うけど……。そう、大樹とワタシの体が入れ替わってるの」
「な、なんだってー????!!!!」
「さっきの薬、二人で一緒に飲んで、ある事をすると、心と体を入れ替えることができるのよ」
「そ、そんなもの、オマエはいったいどこで?」
「まぁ、詳しいことは後で。それより、早くお風呂入って着替えなきゃ。汗でべとべとじゃ気持ち悪いでしょ?」
「そ、そりゃそうだけど……」
(美樹の体とオレの体が入れ替わったとして、それで風呂に入るって事は……)

「はい、コレ」
「何?」
「目隠し。いくら大樹でも、裸を見せるのはちょっと……ね。だから目隠しして」
「しょうがねえな、勝手に体入れ替えておいて……。コレでいいか?」
「もし外そうなんてしたら、その場で気絶するほどぶん殴るからね」
「おまえ、自分の体にそんなことできるのかよ?」
「……やってあげましょうか?」
視界を奪われたところへ、美樹のただならぬ気配が襲った。
「……いえ、おっしゃるとおりに」
やがて、きゃぁきゃぁ言いながら(言わせられながら)バスタオル一枚という姿にされ、廊下へ出たところで、オレは不安を感じて美樹にいった。
「ここ、すぐ階段だよな? 目隠しして降りるのか?」
「ま、確かに危ないわね。」
「だろ?だから目隠……」
といったところで不意に後ろから抱き上げられた。
イラスト.杜若つくね http://club.oekaki.jp/~tsukune/
「お兄ーちゃん。お願いがあるんだけどぉ?」
今日は週末の金曜日。学校から帰ってくるなり、妹の美樹がオレの部屋に来て猫なで声で言った。いつもは”大樹”と呼び捨てにするくせに、こういう時は、厄介な頼みごとがあるときと決まっている。
「ねぇお兄ちゃん。また替え玉お願いできない?」
「はぁ? お互いもう高校生なんだし、ちょっと無理が無いか?」
「大丈夫! 私に任せて」
オレ(大樹)は双子の妹である美樹とは、親でも区別がつかないほど良く似ていた。
それを良いことに妹の美樹は、ヤバ気な時にはオレと入れ替わって、変わりにピンチを切り抜けたり、妹に言い寄ってくる男共の意表をついて、あきらめさせたりといったことをやらせていた。
男気があって見た目も悪くないとあっては、人気が出るのも当たり前の話で、美樹は男女を問わずに非常に人気があった。もちろん、オレの方も妹になりすまして、おいしい思いをさせてもらったことは1度や2度じゃない。
しかし、それも中学ぐらいまでの話で、オレは少しだけどひげも生えてきたし、声も低くなった。美樹だって最近は髪を伸ばし始め、体つきだって丸みを帯びた、女性らしいものになりつつあった。
そのせいか、一時期治まっていたわが妹へのアプローチも、再び活発化してきたらしいと、愚痴をこぼしていたのだが……。
「まず、コレ飲んで!」
「なんだその黒い粒は?だいいち、オレはまだやるとは……」
「お願い! 明日デートしなきゃいけなくなっちゃったの。だけど……」
「デートぉ? 相手は誰だ?まさかあのエロ崎じゃないだろうな?」
エロ崎というのはオレの長い友人でもあり、もちろん美樹とも幼馴染であるが、顔をあわせれば『美樹ちゃん恋人になって』とか、『美樹ちゃんはオレにくれよな』と、オレに詰め寄ったりと、まぁ熱心だった。
「シスコンの大樹は、心配でしょぉ? だからお願い! 助けると思って、コレ飲んで!」
「シスコンとはなんだ! オレはオマエが心配だから、……んぐっ!」
抗議のために大きく開けた口に、美樹が先ほどの怪しい黒い粒を放り込み、美樹も同じものを飲み込んだ。
「うげー、なんだこれは! 美樹!」
「んー、めちゃ苦い!」
「ぐわっ!何だか目が回ってきた。美樹っ、オマエ何を飲ませ……」
「わはー!」
オレはセリフを最後までいうことができず、倒れこんでしまった。
********************************
気がつくと、オレはベッドの上で横になっていた。汗でべっとりと衣服が体についている感触がある。
「うえ~っ、きもちわりぃ~、美樹の奴ヘンなもの飲ませやがって……あれ?」
軽いめまいを感じながら起き上がると、先ほど美樹が着ていた学校の制服を着ている自分に気がついた。ご丁寧にカツラまで被せられているみたいだ。
(あれ、いつの間に? 美樹のヤツ、手際がいいなぁ。で、あいつはどこへ行ったんだ?)
ちょうどその時、Tシャツに短パンというラフなスタイルに、バスタオルを首にかけた美樹が部屋にはいって来た。
「あ、気がついた? 大樹。 汗びっしょりでしょう? ちょっとまってて、今お風呂の準備するから。」
「準備って、今お前が入っていたばかりなんだろ? それにせっかくオマエの服に着替えてあるのに……」
そういってオレは、制服になっている薄手のセーターを脱いだ。
「あーちょっとまって!! そこまでっ!! それ以上は脱いじゃ駄目ぇっ!!」
美樹があわててオレのそばへ飛んできた。
「なんだよ、ここで全部脱いだりしないよ。上着とこのスカートだけでも……」
そういいながら、オレはブラウスの首元を飾る、胸のリボンをはずそうとしたところで、違和感に気がついた。
「あ、あれ? これは?」
胸のところが膨らんでいる上に、このヘンな感覚は……。
「あー、見ちゃ駄目! 触っちゃ駄目!」
「オ、オマエ。コレはいったいっ!!!」
「どうせすぐわかるから言うけど……。そう、大樹とワタシの体が入れ替わってるの」
「な、なんだってー????!!!!」
「さっきの薬、二人で一緒に飲んで、ある事をすると、心と体を入れ替えることができるのよ」
「そ、そんなもの、オマエはいったいどこで?」
「まぁ、詳しいことは後で。それより、早くお風呂入って着替えなきゃ。汗でべとべとじゃ気持ち悪いでしょ?」
「そ、そりゃそうだけど……」
(美樹の体とオレの体が入れ替わったとして、それで風呂に入るって事は……)

「はい、コレ」
「何?」
「目隠し。いくら大樹でも、裸を見せるのはちょっと……ね。だから目隠しして」
「しょうがねえな、勝手に体入れ替えておいて……。コレでいいか?」
「もし外そうなんてしたら、その場で気絶するほどぶん殴るからね」
「おまえ、自分の体にそんなことできるのかよ?」
「……やってあげましょうか?」
視界を奪われたところへ、美樹のただならぬ気配が襲った。
「……いえ、おっしゃるとおりに」
やがて、きゃぁきゃぁ言いながら(言わせられながら)バスタオル一枚という姿にされ、廊下へ出たところで、オレは不安を感じて美樹にいった。
「ここ、すぐ階段だよな? 目隠しして降りるのか?」
「ま、確かに危ないわね。」
「だろ?だから目隠……」
といったところで不意に後ろから抱き上げられた。
ダイエットをはじめて今日で66日め(最終回)
70.0kg。
目標達成です。
ご愛読ありがとうございました。
<第一部完>
目標達成です。
ご愛読ありがとうございました。
<第一部完>
投稿TS小説第141番 Blood Line (34)(21禁)
「あんな職員いたんだなぁ。すげーでかいよね」
リサの隣りを歩く少年が他愛の無い話題を振ってくる。何か答えなくちゃと思っても、本当に『声』を使って良いのか解らなかった。『声』使ったことで、今以上の能力開発が待っているかも知れない。仕込まれたモノのせいで身体の奥底からじんじんと痺れるような刺激が今も駆け巡っている。それに「続ける」と言われた事も心に引っかかっていた。
「俺、先々週にこっちに来たんだ。能力って言っても何にもできねーのにさ。きみは? 何か出来るワケ?」
不意の質問にリサは自分の思考を一旦止め、俊治の顔を見た。
(何がって言っても。PKとか『声』ぐらいしか出来ないけど)
ちらっと巨漢、鹿島の方を見やると軽く顎を引き頷いているのが見えた。一応の了承を得たと思いリサは度胸を決めた。
『PKとコういう事なラ出来ルけど』
聞きづらいと言うより普通のクリアで、少しイントネーションがおかしな女性の声が俊治の耳に聞こえてきた。しかし目の前の0087号の唇は少しも動かされていない。その奇異な現象に俊治は思わず周囲を見回していた。
『鼓膜を直接振るわせて話してます。だから、その、目の前の僕がしゃべってる』
リサの探るような瞳は、自分の能力が他人にどう映るのかを見定めているようだった。俊治は素直に驚きの声をあげる。
「す、すげぇ。前に住んでた近所にさ、能力者がいたんだ。二個下位だったかな? ガキの頃、そいつがクルマ持ち上げたの見たことあったけど、それ以来の衝撃だ。きみすごいな」
本当に驚いたという表情で真っ直ぐ見つめてくる俊治に、リサは少々気恥ずかしさを感じていた。
『他には、コんな事もできる、けど――』
直径一センチ程の石粒を触れることなく目線の高さまで持ち上げると、そのまま中庭を挟んだ反対側のベンチへとぶつけていた。少し遠くで石粒とベンチの背もたれの木材が当たった音が聞こえてきた。
「ひゃー、何でもできそうだ。えーと、ゼロゼロハチ、なんだっけ? 俺は0238なんだ、佐野って言うんだけど。きみは?」
ここでのルールは他人の詮索をしないこと、だ。個人が特定出来るような話題は、なるべくしないというのも暗黙の了解のようになっていた。勿論、友人として仲良くなれば、名前も教え会う場合も見られるが、初対面から名前を聞いて来たのは俊治が初めてだった。
『ハチナナ』
「いや、そうじゃなくて、名前だよ。番号じゃ呼びにくくて。教えて下さい」
神妙ではなく、ちょっとおちゃらけた感じで手を合わせ頼み込む俊治に、リサの口元が緩んでいた。
(俊治くんに、僕は幹彦なんだって言ったらどう思うだろう……。頭おかしって思うかな)
リサの隣りを歩く少年が他愛の無い話題を振ってくる。何か答えなくちゃと思っても、本当に『声』を使って良いのか解らなかった。『声』使ったことで、今以上の能力開発が待っているかも知れない。仕込まれたモノのせいで身体の奥底からじんじんと痺れるような刺激が今も駆け巡っている。それに「続ける」と言われた事も心に引っかかっていた。
「俺、先々週にこっちに来たんだ。能力って言っても何にもできねーのにさ。きみは? 何か出来るワケ?」
不意の質問にリサは自分の思考を一旦止め、俊治の顔を見た。
(何がって言っても。PKとか『声』ぐらいしか出来ないけど)
ちらっと巨漢、鹿島の方を見やると軽く顎を引き頷いているのが見えた。一応の了承を得たと思いリサは度胸を決めた。
『PKとコういう事なラ出来ルけど』
聞きづらいと言うより普通のクリアで、少しイントネーションがおかしな女性の声が俊治の耳に聞こえてきた。しかし目の前の0087号の唇は少しも動かされていない。その奇異な現象に俊治は思わず周囲を見回していた。
『鼓膜を直接振るわせて話してます。だから、その、目の前の僕がしゃべってる』
リサの探るような瞳は、自分の能力が他人にどう映るのかを見定めているようだった。俊治は素直に驚きの声をあげる。
「す、すげぇ。前に住んでた近所にさ、能力者がいたんだ。二個下位だったかな? ガキの頃、そいつがクルマ持ち上げたの見たことあったけど、それ以来の衝撃だ。きみすごいな」
本当に驚いたという表情で真っ直ぐ見つめてくる俊治に、リサは少々気恥ずかしさを感じていた。
『他には、コんな事もできる、けど――』
直径一センチ程の石粒を触れることなく目線の高さまで持ち上げると、そのまま中庭を挟んだ反対側のベンチへとぶつけていた。少し遠くで石粒とベンチの背もたれの木材が当たった音が聞こえてきた。
「ひゃー、何でもできそうだ。えーと、ゼロゼロハチ、なんだっけ? 俺は0238なんだ、佐野って言うんだけど。きみは?」
ここでのルールは他人の詮索をしないこと、だ。個人が特定出来るような話題は、なるべくしないというのも暗黙の了解のようになっていた。勿論、友人として仲良くなれば、名前も教え会う場合も見られるが、初対面から名前を聞いて来たのは俊治が初めてだった。
『ハチナナ』
「いや、そうじゃなくて、名前だよ。番号じゃ呼びにくくて。教えて下さい」
神妙ではなく、ちょっとおちゃらけた感じで手を合わせ頼み込む俊治に、リサの口元が緩んでいた。
(俊治くんに、僕は幹彦なんだって言ったらどう思うだろう……。頭おかしって思うかな)
無断リンク禁止派と自由リンク派のメンタリティーのモデル分析とか
割かしいろいろ見て回ったのですが、この二つの論は両方感情論ですな。
「俺はリンクされたくないから無断リンクを禁止する」
理由:されたくないから
「俺はリンクしたいから無断リンクをする」
理由:したいから
ではなぜ相反する二つの思想が芽生えるのかをモデルを使って説明してみましょう。
要素A:無断リンクしたいと思う気持ち。利便性です。だって楽なんだもん。
要素B:人から批判されたくないと思う気持ち。恐怖心です。だって変な人こわいし。
要素C:環境要素です。普段付き合っている人のコミュニティが無断リンク推奨派か、無断リンク禁止派か、です。
あっとちなみに常にローカルルールは全体のルールに優先されます。社長がクズ肉混ぜとけと言えば、世間では許されなくても混ぜますし、年金なんかいい加減でいいんだよ、という身内ルールがあれば年金記録に名前がなかったってへっちゃらなんです。横道にそれました。
普通の人は、AもBもCも全部もってます。問題は大小なんですな。
たとえば要素A:利便性が要素B:恐怖心に勝って、なおかつ要素C:環境も邪魔しなければ無断リンク推奨派となります。これが今現在の多数派でしょうかね。
どうも、2002年ごろは「マナーとして無断リンクはNG」だった模様です。その頃は、まぁまだコンテンツの数も少なかったし、いちいち許可を求めてもそんなに面倒ではなかった?Aの要素が今より弱かった?
そして、ネットに慣れてないからBの要素も強かった?
さらに全体としても、環境要素Cも無断リンク禁止だった?
だから、無断リンク禁止、と言う風潮があったのではないでしょうか。
まぁ、細かい要素の増減は別として環境さえ変われば無断リンク禁止が主流派足りえたわけです。
参考記事
猫と書物とその他諸々: 無断リンク禁止禁止の歴史
http://doppeln.seesaa.net/article/25667845.html
たけくまメモ
【blog考7】 リンクをめぐる論争(1)
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/blog7_00e5.html
【blog考8】 リンクをめぐる論争(番外編)
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/blog8_ef00.html
で、人それぞれでAの要素、Bの要素、Cの要素のボリュームは違いますんで「無断リンク禁止が好ましいか、好ましくないか」と言う判断結果も変わってくるんです。今、現在主流は「自由リンク」みたいなのですが、これは別に議論で勝ったからではなくって、便利さと恐怖心と場の空気を見れば「自由リンク」の方が得なんじゃね?て多くの人が判断したってことではないでしょうかね。
昔:全体環境は無断リンク禁止容認
A-B-C<0 なら無断リンク禁止容認(Cを引いているのでマイナス結果になりやすい)
今:全体環境は自由リンク推奨
A-B+C<0 なら無断リンク禁止容認(Cを足しているのでプラス結果になりやすい)
ひとつ重要なのは、環境要素Cのウエイトがでかいって事ですね。みんなが無断リンク禁止の方が良いと思い、それがマナーやルールになれば……ふつうの人は無断リンクをしなくなるんです。オレは少なくともそうなりますね。「今時無断リンク禁止なんていう奴は××」とか、「空気読め」とか言う方々は自らの価値判断において環境要素を重視しているんじゃないかと推測されますね。長いものに巻かれるってのはベストでは無いかもしれませんが、現実的で効率的な戦略です。
もうひとつ重要なのは、利便性と恐怖心って言うのはディメンジョンが違うんですな。モデルでは単純に足し引きしてますけど、本来は無茶をしてます。東京タワーと富士山はどっちが高い?であればディメンジョンは高さなんで比較可能なんですけど、原発設置のリスクと電力供給のメリットはどっちが大事?なんて質問は比較が大変困難なんです。それはディメンジョンが違うから。ディメンジョンが違うときに便利なのは異次元間での換算が容易な単位=お金に換算しての比較とかが良くやられますけど、これとても万能ではないし、判断者によって結果はぶれますわな。だから、利便性と恐怖心を比較したモデルで前提とか個性とかすっとばして「いかなる場合でも自由リンクが善である」とか「いかなる場合でもリンクに許可が必要である」とか極端な結論を出す人は「うさんくせー」とか眉唾で見るべきですし、普通の人はそうしてるんじゃないでしょうか。
かんじょう‐ろん〔カンジヤウ‐〕【感情論】
理性によってではなく、感情によってなされる議論。「―に走る」
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
「俺はリンクされたくないから無断リンクを禁止する」
理由:されたくないから
「俺はリンクしたいから無断リンクをする」
理由:したいから
ではなぜ相反する二つの思想が芽生えるのかをモデルを使って説明してみましょう。
要素A:無断リンクしたいと思う気持ち。利便性です。だって楽なんだもん。
要素B:人から批判されたくないと思う気持ち。恐怖心です。だって変な人こわいし。
要素C:環境要素です。普段付き合っている人のコミュニティが無断リンク推奨派か、無断リンク禁止派か、です。
あっとちなみに常にローカルルールは全体のルールに優先されます。社長がクズ肉混ぜとけと言えば、世間では許されなくても混ぜますし、年金なんかいい加減でいいんだよ、という身内ルールがあれば年金記録に名前がなかったってへっちゃらなんです。横道にそれました。
普通の人は、AもBもCも全部もってます。問題は大小なんですな。
たとえば要素A:利便性が要素B:恐怖心に勝って、なおかつ要素C:環境も邪魔しなければ無断リンク推奨派となります。これが今現在の多数派でしょうかね。
どうも、2002年ごろは「マナーとして無断リンクはNG」だった模様です。その頃は、まぁまだコンテンツの数も少なかったし、いちいち許可を求めてもそんなに面倒ではなかった?Aの要素が今より弱かった?
そして、ネットに慣れてないからBの要素も強かった?
さらに全体としても、環境要素Cも無断リンク禁止だった?
だから、無断リンク禁止、と言う風潮があったのではないでしょうか。
まぁ、細かい要素の増減は別として環境さえ変われば無断リンク禁止が主流派足りえたわけです。
参考記事
猫と書物とその他諸々: 無断リンク禁止禁止の歴史
http://doppeln.seesaa.net/article/25667845.html
たけくまメモ
【blog考7】 リンクをめぐる論争(1)
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/blog7_00e5.html
【blog考8】 リンクをめぐる論争(番外編)
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/blog8_ef00.html
で、人それぞれでAの要素、Bの要素、Cの要素のボリュームは違いますんで「無断リンク禁止が好ましいか、好ましくないか」と言う判断結果も変わってくるんです。今、現在主流は「自由リンク」みたいなのですが、これは別に議論で勝ったからではなくって、便利さと恐怖心と場の空気を見れば「自由リンク」の方が得なんじゃね?て多くの人が判断したってことではないでしょうかね。
昔:全体環境は無断リンク禁止容認
A-B-C<0 なら無断リンク禁止容認(Cを引いているのでマイナス結果になりやすい)
今:全体環境は自由リンク推奨
A-B+C<0 なら無断リンク禁止容認(Cを足しているのでプラス結果になりやすい)
ひとつ重要なのは、環境要素Cのウエイトがでかいって事ですね。みんなが無断リンク禁止の方が良いと思い、それがマナーやルールになれば……ふつうの人は無断リンクをしなくなるんです。オレは少なくともそうなりますね。「今時無断リンク禁止なんていう奴は××」とか、「空気読め」とか言う方々は自らの価値判断において環境要素を重視しているんじゃないかと推測されますね。長いものに巻かれるってのはベストでは無いかもしれませんが、現実的で効率的な戦略です。
もうひとつ重要なのは、利便性と恐怖心って言うのはディメンジョンが違うんですな。モデルでは単純に足し引きしてますけど、本来は無茶をしてます。東京タワーと富士山はどっちが高い?であればディメンジョンは高さなんで比較可能なんですけど、原発設置のリスクと電力供給のメリットはどっちが大事?なんて質問は比較が大変困難なんです。それはディメンジョンが違うから。ディメンジョンが違うときに便利なのは異次元間での換算が容易な単位=お金に換算しての比較とかが良くやられますけど、これとても万能ではないし、判断者によって結果はぶれますわな。だから、利便性と恐怖心を比較したモデルで前提とか個性とかすっとばして「いかなる場合でも自由リンクが善である」とか「いかなる場合でもリンクに許可が必要である」とか極端な結論を出す人は「うさんくせー」とか眉唾で見るべきですし、普通の人はそうしてるんじゃないでしょうか。
鋼の乙女
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ダイエットを始めて今日で63日目
70.7kg。ああ、あと少しなのにてこずるー。
心に残る男性被支配(134) 海皇紀
古の超技術の遺産をもつヴェダイ。しかし、彼は下人であるために魔人の呪の力により時に意思に反して操られてしまうのだ。(33巻 現時点の最新刊 ほか)
ヴェダイは味のあるキャラなんで好き。
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「これは人の命の大切さを知るためにやっているのです」
ミニカーをぶつけて遊ぶ息子(5歳)にモノを大切にしなさいと注意したときに返された言葉。