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かみingど~る 1

かみingど~る (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)かみingど~る (マンサンコミックス) (マンサンコミックス)
(2008/05/29)
あずま ゆき

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ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late [Maxi]

ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be lateダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時Don't be late
(2008/05/08)
シェリル・ノーム starring May’n

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勇者と魔王の嫁入り修行(その4)

作. DEKOI

その1はこちら

キャライラスト作成.そら夕日
will_080314.jpgrugeisu_080314.jpg


夜遅く。10歳未満の子供なら9割くらいの確率で寝ていると思われる時間。
すなわち、昼の仕事で疲れたおっさん達が酒場で飲んだくれている時間。
それすなわち、この宿屋の1階ホールに沢山の客が雪崩れ込んでいてそこら中に酔っ払いがいる筈の時間。
宿屋のホールには宿屋の主とおかみを除くと「4」人の女性しかいなかった。

「どういう事ですか、これは!」
「そうだ、いくらなんでもこれはないだろう!」
ルミリアとラディスに詰め寄るウィルとルゲイス。
だが世間を騒がす勇者と魔王はいささか処でなく見た目が変わっていた。
それもその筈である。「彼等」は『彼女等』になってしまっているのだから。


勇者ウィルの変化は俗に言う「少女化」に近い物がある。
元から高い方ではなかった身長は、同じ歳の女性の平均身長より少し低い位にまで縮んでいる。
首筋までしかなかった髪の毛は背中の半ばまで届くまでに。
端から見れば細身に見えていたが、鍛え上げ引き締まっていた筋肉は見る影もなく無くなっており、代わりに柔かそうな脂肪が全身を包んでいた。
その胸は母親よりは「ほんの少しだけ」膨らんでいる。それだけでも今の彼には十分に憂鬱な種なのではあるのだが。
そして顔の造形は、思ったよりも変っていない。元から女顔だっただからだろうか。
しかし、ウィルの事をよく見知っている人物が今の彼を見たとしても、「ウィルの妹か従姉妹かな?」と思うだろう。
今の彼の顔には「男らしさ」が消えて「女らしさ」が表れているからだ。
正しく言うとするならば、「少女らしさ」が正鵠だろうか。

対して魔王ルゲイスの変化はかなり劇的であった。
まず最も大きな特徴であった顔のバッテン傷が綺麗さっぱり消えていた。
鋭く細くそして常に何かを睨んでいる様な眼は、母親の様な大きくそして優しげな物に変っている。
長かったがほとんど梳かしたことがない黒い髪は光沢と艶が増し、まさしく「烏の濡れ羽色」と形容するに相応しい。
大きく突き出していた黒い角は、艶を増した黒髪に紛れて見えなくなる位に小さくなっている。
そして女性である事を最も象徴する部分である胸は、好色な男だったらまず振り向くであろう位にまで膨らんでいた。
だがそれでいながら、淫らな女を連想しない。殆どの人は逆のイメージを沸くだろう。
ルゲイスは粗野で冷酷な魔族の男の姿から、清楚で優しげな魔族の女の姿に変身していた。
・・・気のせいか「魔族」という語感と食い違った内容の気がするが。

2人の見た目も印象もまるで違うが、ただ1点は同じ物があった。
2人とも「大変魅力的な女性」になったのだ。
ちなみに2人とも自分の変化に気づいて、慌てて股間を触れて「「ないー!」」
と大声で同時に叫んでいる。
「お約束」をしっかり抑えている2人であった。


さてそんな2人に問いつめられている母親達の様子はそれぞれ対照的であった。
ルゲイスの母であるラディスは変わり果てた息子達をオロオロとした眼で見つめいている。
それに対してウィルの母親であるルミリアはというと、実年齢よりも20才以上若く見える童顔いっぱいに実に底意地悪そうなニヤニヤとした笑みを浮かべていた。
「大丈夫よ。今の貴女たちの肉体は完璧な女性体。性行為も出産もばっちり出来るわよ。」
「そういう事ではない!何でこんな事をしたんだ!」
ルミリアの楽しそうな発言はルゲイスの高いプライドを逆撫でするには十分すぎた。額にはっきりと青筋が浮かび上がる。
この村の中での戦闘行為が禁じられていなかったら、問答無用でルミリアを火だるまにしているだろう。
「待って、ルゲイス。確かに勝手に性転換魔法をかけたのは悪いけど、これには一応だけど理由があるのよ。」
「理由・・・ですか?」
このままでは脳の血管が膨張し過ぎて破裂するのではないかと思うくらい怒り猛るルゲイスを抑えるように、ラディスは慌てて口を出した。
「いい加減に気がついてると思うけど、貴方、いえ貴女たちの戦闘で世界が破壊されているのよ。それもかなり深刻なレベルにまで。」
「「うっ。」」
ラディスの指摘にウィルとルゲイズはうめき声をあげた。猪突猛進を体現した様な2人だが、この頃になってやっとその事には気がついたし、どうしたらいいかと悩み始めていたからだ。
「し、しかし母上。やはり勇者と魔王とは相容れぬ存在でありまして。」
「でもそれによって片や守るべき世界を、片や征服したい世界そのものをぶち壊していたら本末転倒でしょう?」
「「うぐぐっ。」」
ルゲイズの搾り出す様な反論に対してルミリアは鮮やかな切り替えしをした。その正論に勇者と魔王はぐうの音も出ない。
「それはそうですがルミリア母様。だからと言って、なんで僕達を女にしたのです?」
「貴女たちは勇者と魔王なんだから白黒を完全に付けたいのは分かるわ。でも戦闘による決着は恐らくあと100回以上やっても付かないでしょう。既に250回以上は一騎打ちをしたにも関わらず未だに決着が付いていないのだし。」
「そして人間と魔族の学者にそれぞれ調査しててもらった結果、貴女たちの戦闘があと60回以上行われたら世界は勝手に自壊するレベルにまで達してしまうそうなの。」
ルミリアの言葉を引き継いでラディスはとんでもない事実を2人に告げた。そのあまりにシャレになっていない内容にウィルとルゲイズは美しい顔を共に蒼白にしてしまう。
自分達の戦闘がどこまで世界に悪影響を与えていたのか今さらながら気づいたのだ。
「そこまで世界は傷ついていたのですか?」
「そうよ、ルゲイズ。だからもう2人には戦闘をしてもらいたくないの。この世界のためにも。」

しかしラディスの真摯な言葉にも関わらず、ウィルとルゲイズの顔はどことなく不満そうな表情をしていた。
そんな中、思わず合ってしまった互いの視線に気づき、不快そうに顔を背ける。
その2人の様子を見てルミリアは呆れた・・・それでいながらどことなく意地悪っぽい笑みを浮かべた。
「だけど、2人はどうしても決着をつけたいでいんでしょ?」
「当然です。」「当たり前だ。」
ルミリアの問いに即答する勇者と魔王。その答えを聞いてルミリアの笑みに、ますます意固地悪そうな表情が強まった。
「だ・か・ら。私とラディスが相談して、貴女たちには『戦闘以外での』決着方法をつけてもらう事にしたの。」
「あの・・・ルミリアさんがほとんど一方的に決めた気が・・・いや、何でもないです・・・。」
ルミリアの宣言になにか異議があるらしいラディスだったが、ルミリアの一瞥によって完全に封殺されてしまう。
しかし当の勇者と魔王にはルミリアが何を言いたいのか全く理解できていなかった。
「あのう、それと僕達の女性化とどんなつながりが?」
「貴女たちには公平な勝負をしてもらおうと思って。だから2人とも今まで経験した事がないジャンルで勝負してもらう為に、女性になってもらったの。」
「・・・何だ?その勝負内容というのは。」
とてつもなく嫌な予感をしつつ、ルゲイズは疑問を口にした。その隣ではウィルも可愛らしい顔を不安一色に染め上げている。
「そう、2人には。」
思わずゴクリと唾を飲み込むウィルとルゲイズ。緊迫した空気が辺りを包む。


「お姫様になって、お婿さん勝負をしてもらうわ。」

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孕ら☆みん! ! ~催眠中だし子づくり宣言~

孕ら☆みん! !  ~催眠中だし子づくり宣言~孕ら☆みん! ! ~催眠中だし子づくり宣言~
(2008/05/30)
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その名はアステカーナ!(1)と(2)

飛鳥

イラスト.東宮由依

作.isako


Her name was Aztecana, she was a strong-girl
With golden feathers in her hair and a dress cut down to there
She would fight and be a champion of justice


   その名はアステカーナ


「大事にしていたものなのにいいのか、おじさん」
叔父が俺に渡したのは秘蔵の品の中でも特に大事にしていたクリスタルスカルだ。俺が前から欲しがってるのを彼は承知している。
「お前ニュース見ていないのか?」
ケ・ブランリ美術館のクリスタルスカルが19世紀のドイツ製と分かったことを言っているらしい。
「でも俺の父親からのプレゼントなんだろう?」
あるいは俺に渡すべきものを勝手に所有したかだ。
「兄も騙されたんだろうな」
「専門家だよ」
「私の興味はオーパーツだけだからな。これが該当しないとなればお前のほうが持ち主としてふさわしい」
「でも高価なものなんだろう?」
「金額の問題ではないさ」
確かに事業に成功した叔父は金には不自由していない。両親が行方不明になったあと俺を引き取り学費を出してくれている。それだけにスカルを今までもってた理由が分からない。父は俺に渡す気でいたはずなのだ。
「ところでだな、見返りというわけではないのだが」
「どうしたの急に」
「そのー兄たちが、お前の両親が行方不明になる前に何か送ってこなかったかと聞いたことがあるだろう?」
「ああ、覚えてるよ。でも手紙だけだった」
「自筆の?」
「ああ、そういえば発掘地一帯の地図もあったよ」
「初耳だな」
「だって発掘現場の地図だよ」
「最後の発掘地のコロンビアのものだな」
「うん。サン・アグスティン遺跡付近だと思ったけど」
「ふむぅー、それをみせてくれるかね」
「現物は他の遺品と一緒にあずけてあるけど手紙類はコピーを持ってるよ。何度も読み返して少し汚れているけどね」
「それでかまわない。みせてくれ」
「いいよ」

 1週間後叔父は南米に旅立ち、俺は1人暮らしを始めた。
 


(1)

 1人暮らしを始めた学生アパートの住人は近くにある大学の教養生が多い。うちの高校は付属ではないけれど学園地区には複数の大学がある。今まで住んでいた叔父の屋敷に比べればぼろいが、住めば都だ。それに今までだって1人暮らしとたいして変わらなかった。
 その日遅く夜食でも買いに行こうと外に出た。学校やアパートは小高い丘の上にあり、コンビニはその裾にある。ドアのロックを確かめ大事にしまったクリスタルスカルに服の上から触れる。スカルは父母の形見の様な物であり、常に身につけるよう言われていた。叔父がしばらくの間占有していたのは一種の裏切り行為である。

 大学生が多いとはいえ彼らが夜を過ごすのは駅周辺なので一帯は静かだ。下にあるコンビニへは造成中の地区を通り抜けるのが近道になる。しばらく街灯のないところを通るが、下に広がる町の灯りで完全な闇になることはない。
 道は暗く他に人はいない。それでも短縮される時間を考えれば充分に選ぶ価値のある近道だ。
 学園地区でありこの辺りの治安はもともと良い。しかし最近妙な噂が流れていた。変質者らしい人影を見たというのだ。まあ事件のニュースはないし、その変質者が実在していたとしてもぱっとしない男子学生の俺が襲われる可能性は低いだろう。

 決めた夜食のCMの鼻歌まじりで坂を下りていると奇妙な羽ばたき音を聞いた。深い森は消えたとはいえ木々は多い。梟でもいるのだろうか。
 気にせず歩いていると小さな悲鳴が聞こえた……聞こえた気がした。
 見まわすと少し離れたところに人影が見える。2つ……いや1人か。知らぬ間に駆け出していた。臆病なはずの俺なのに逃げるんじゃなく人影の方へ。
「大丈夫か……あれ?」
最後の『あれ』は男性だと思っていた人物が女性で驚いたからだ。女性はうずくまっており目を閉じていた。
「大丈夫ですか」
もう一度問いかけて肩に手をかけると彼女は目を開けた。結構な美女だ。
「お前は?」
声も可愛いが、ちょっと口調は生意気だった。
「麻耶といいます」
「臭うぞ」
「え?」
おかしいな、シャワー使ったのに。
「わからぬのか。私はザ・ダークネス、闇の公女だ」
くそ、えらいのに関わってしまったなあ。電波ビンビンだぞ。
「明るい所まで送りましょう」
「ふざける気か」
彼女が俺の胸をつくとクリスタルスカルの真上だった。
「きゃ」
「げげ!」

闇の公女役で出演:右側の女の子 イラスト:
hukuyama.jpg

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コクられた!

コクられた


よるいちさんからの投稿です。
最近はよるいちごで活躍。

AnimalさんのHPを発見したので即リンクー。

Zoo

遊びにいってあげてください。

性転換手術系漫画 チューリップほしい

質:中の上 量:一巻の中盤以降から五巻まで全部 エロ:無くは無いがハードでもない。
好み:食い足りないところはあるけどこれはこれで良い感じ。 

タイトルやサブタイトルでチューリップは男性器の比喩として使用されています。
主人公伊沢信吾はランジェリー会社の開発マンで婚約者持ち。そしてその日常を(TSモノとしては非常に丹念に、じっくりと)第一巻の中盤まで描き続けます。これが後々効いてくるんだな。主人公自体はノーマルなのですが、両親は性的倒錯者で母親の格好をしているのが実は男だったり、おかまバー(バーなのか)を経営してたりします。
主人公は包茎なのですが、結婚前にそれを処置しようとしたのが悲喜劇のはじまり。両親の経営する店で女装させられて(画像参照)
チューリップ信吾女装 掲載用

行ったことや、包茎を手術する医院がもぐりで性転換手術を請け負っていた事、性転換手術を隠語で『包茎手術』と呼んでいた事などから間違いが起こります。
何かがおかしい、と思ったときには既に麻酔注射のあと。(画像参照)
チューリップ麻酔 掲載用

いやー、こういう展開はおいしいですねぇ。
そして、見事に手術されちゃう訳です。
その後、名前を変えて元の会社に女子、早坂美沙として再(?)就職。(画像参照)
チューリップ女装通勤 掲載用

カラダは性転換女子、そして女と男を使い分けた生活へ突入するのです。色んな男に言い寄られたりー。
と言う事で、エロエロでは無いのですが、性転換までを丹念に描くあたりや変身前後の顔とかが結構気に入っており好きな作品でございます。レアであんまし出回っていないと思いますが、見つければゲットしてみてください。(と言ってもアマゾン様ではセットで2万円とかなので余裕のある人しかw逆に1巻はそこそこなお値段であります。今は。値段がつり上がったらオレのせい。)

チューリップほしい 1 (1)

チューリップほしい! 【コミックセット】

チューリップ表紙

勇者ウィルの冒険 Ⅱ 妖婦アビゲイルの秘密 (第一回目)

作.amaha
キャライラスト作成&挿絵.そら夕日

(1)

 舞踏会は各自の思わくを秘めたまま盛会のうちに終った。ウィルは約束は果たせなかったものの、国王が結果に満足しているのを見てほっと一息ついた。
 ウィルの母クレアは3日ほど親子水入らずで過ごした後、自宅へ戻った。
 その3日間でクレアはウィルに女として重要なことを教えた。それは必要なことであり、タイミングは絶妙だった。初日赤い顔をして説明を聞いていたウィルが2日目は青い顔をして教えられたことを実践するはめになったのだから。
 女になったことを徹底的に実感したウィルは一刻も早く叔父のもとへ行こうと思った。

 ウィルが母を見送った日の夜、4人は宿の食堂に集まって今後のことを相談した。
 アトランは4人一緒を提案する。
「私たち4人は4人でいてこそ最強なんだ」
「でもこれは僕個人の問題なんだし」
ウィルが4人で行くのに消極的なのは都の商人ギルドからの依頼があったのを知っているからである。アトランもそれに気付いた。
「僕たちの資金は潤沢なはずだ。前回の国王の支払いだけでもたいした額だろう?」
と言って数理に明るく一行の会計係でもあるシマラを見る。
「ねえ君。確かにそのとおりだけど、ここは金だけの問題じゃない。こういった依頼が来るのは信頼あればこそなんだよ」
そう言ってまだ意見を述べぬロックを見た。
「諸君、この店の鴨は最高だぞ!」

 結局、ウィルにはロックが同行することになった。ウィルは親戚に行くくらい1人でもよいと主張したのだが、旅慣れた3人は女性の1人旅の難しさを知っている。それに今回のクエストをこなすのにアトランとシマラの組み合わせはむいていたし、2人も相手が1人でウィラに同行するのを互いに牽制した。そのてんロックなら安心だ。

 翌日早朝、出発するウィルとロックを見送りに出た2人は見通しの甘さを思い知らされる。そこにはもう1人の旅の仲間フレッドの男性化した姿があった。
「ウィラのことは俺にまかせな」
「あなたが、あのフリーダ?」
ウィルが驚くのも無理はない。大剣を背に颯爽と馬にまたがる若者は北の種族の特徴である尖った耳をもつ美丈夫でウィルが男の目で見ても凛々しかった。
「そうさ。もうかなり男性源がたまったからなあ。昼の移動中の間くらいは大丈夫なのさ」
 昨夜のうちに商人ギルドにクエスト受諾の返事をしてしまったアトランとシマラは歯噛みをして見送るしかなかった。
「まあ俺に任しておくんだな」
と言うロックの発言に、
「頼むよ」
アトランは心の底からそう言った。
「僕からも頼む」
シマラは食べていないときのロックは頼りになると自分を慰めた。だが実際にはそれは問題にならない。フレッドも負けずに大食いなのだから。

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小中学生に携帯電話持たせないで…教育再生懇が第1次報告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000038-yom-pol

パソコンは良いのでしょうかね。
基本的には余計なお世話な気がします。
テレビの方が有害なケースもあるかと思うけどなぁ。

愛俺! ~男子校の姫と女子校の王子~ 第1巻 (あすかコミックスDX) (コミック)

愛俺!     ~男子校の姫と女子校の王子~ 第1巻 (あすかコミックスDX)愛俺! ~男子校の姫と女子校の王子~ 第1巻 (あすかコミックスDX)
(2008/05/26)
新條 まゆ

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男子校の姫、に反応してUPしてしまった。愛を歌うより、の続編ですか。

愛俺!~男子校の姫と女子校の王子~ 男子寮潜入編愛俺!~男子校の姫と女子校の王子~ 男子寮潜入編
(2008/06/04)
イメージ・アルバム保志総一朗

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愛を歌うより俺に溺れろ! 1 (1) (フラワーコミックス)愛を歌うより俺に溺れろ! 1 (1) (フラワーコミックス)
(2006/06/26)
新條 まゆ

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コスって!声優しすた~ず

コスって!声優しすた~ず (二次元ドリーム文庫 94)コスって!声優しすた~ず (二次元ドリーム文庫 94)
(2008/05)
山本 沙姫

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投稿TS小説第141番 Blood Line (72)(21禁)

 マガジンが空になり銃撃が鳴りやんだ。その隙にリサは自分の身体の元へ一気にテレポートした。武石とその後ろにいた先生達の間に。
「捕まえろ!」
「こっちにいるぞ」
「どけぇ!」
 各々の感情そのままに行動する先生達に紛れ、SPがリサの髪や腕を掴む。それに構わずリサは武石がマガジンを替える手を掴み、相手の意識の中へ集中した。リサの中に大量の想いが流れ込んでくる。
 真っ黒な中に銀色の長い髪を持った少女がいた。丁度貴子位の年齢だろうか。その娘に次々と手が伸びて来てその身体をまさぐっていく。その気持の悪い感触がリサにも伝わっていく。嫌がる少女にお構いなしの手は様々な器具を持って嬲る。そして四肢をベッドに固定され頭にはヘルメットのような装置を据えられつつ全裸にされた。
(これは……璃紗さんの過去?)
 銀の髪と異様に白い身体に紅い瞳。疑いようがなかった。尚も流れ込む情景は、まるでリサも体験しているような気分になり胸が悪くなりそうだ。全裸にされた少女に、大人の男が覆い被さっていく。次に何が起こるのか、リサが考えるまでもなかった。自分の手首程もありそうなペニスが、全く潤っていない少女の中にねじ込まれて行く。リサと璃紗の同調した思考は、リサに自分が体験している感覚をもたらしていた。
 そんな場面が少女から大人の女性になるまで、何度も続いていく。「能力開発」という名の下に。「実験動物」「穴」と蔑まされ人としての尊厳さえ与えられなかった璃紗の人生。「なぜあたしが?」そう問う少女の声は、やがて能力者である自分を呪う言葉になり、ついにはそれを利用しようとする人間と能力者それ自体の存在への呪詛になっていた。
「人の心を覗くなああっ!」
 喧噪の中、少年の声が響く。憎悪に燃える過去の自分の瞳が、今の己を捕らえていた。目の前の自分は璃紗だった。それが解ったと言うのにリサは驚喜することも出来ず、SPや数人の先生達に引き離された。
「だから嫌なんだっ、デリカシーの欠片もない、実験動物のクセにっ! 能力者なんて消えて無くなれっ!」
 装填を終え銃口を向けた。至近距離でマズルフラッシュが煌めく。その瞬間、リサは再度テレポートした。めくらめっぽうの銃撃はSPも先生も薙ぎ倒した。
「気でも狂ったか、皆川!」
突然の凶行に驚いた大塚が叫びながら近づく。しかし璃紗の指はトリガーから離れず、自分を中心に弧を描くように撃ち続けた。270度も回ると丁度元の位置に戻ったリサが正面にいた。璃紗の周囲には死屍累々と倒れ伏し、大塚もその中にいた。
『璃紗さん、僕が解らないの?!』
「……その姿が嫌い。ちょっと違うだけなのに、なんでこんなに苦しまなくちゃいけないんだよ。高野がいなくなれば、能力者がいなくなれば、あんたがいなくなれば、新しい人生が拓けるの!」
 お互いの境遇を憂い、気に掛けてくれた優しい璃紗の面影はそこに無かった。今あるのは、全ての憎しみと殺意を自分に向けている「武石幹彦」しか見えない。
 執拗に銃弾がリサを狙う。狭い室内では身を隠そうとしてもその隙間は無かった。リサは狼狽えながら右へ左へと辛うじて銃弾を避けていく。これまでのようにトリガーを引く指を切ったり折ったりすれば攻撃は止むだろう。けれど、それをすれば璃紗の憎悪は益々大きくなるだけだ。

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ふたなりイエスタディ

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(2008/04/18)
完顔 阿骨打

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絶頂スイッチ (いずみコミックス 5)

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(2008/04/25)
ゼロの者

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ウッーウッーウマウマ

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(2008/05/21)
キャラメルらっぷびと

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オタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへ (2008/05) 森永 卓郎岡田 斗司夫

気になるので購入予定w

オタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへオタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへ
(2008/05)
森永 卓郎岡田 斗司夫

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勇者ウィルの冒険(連載5回目)

作.amaha
キャライラスト作成&挿絵.そら夕日

(11)

 昔からヘクターはウィル・サンダースが大嫌いだった。ウィルは王家と並ぶ富と力を持つコンティ家出身の母と今をときめく宰相と一時は権力を二分した男を父に持つ王国一のスターだ。おまけに父親の元を離れてからも冒険者としての殊勲は目覚しく勇者としても名高い。
 そのウィルが女性化したと聞いたとき真っ先に思い浮かんだのは、恥じているだろうウィルを思い切り嘲ることだった。実際そのつもりで父である王についていったのだ。舞踏会の話はそのための方便だった。
 ところが目の前に現れたのはこれまで見たこともない可憐な美少女で、ヘクターは最初純粋に彼女を手に入れたいと思った。
 しかし徐々に欲望の黒い炎がヘクターのわずかに残った良心を焼き尽くした。ウィラを妻にし夜伽をさせること、それはウィルを憎む男にとっては二重の喜びである。

 舞踏会は始まり、ヘクターは自ら描いた筋書きを思い返して悦に入っていた。
 まず宰相の意をくんでその養女アビゲイルが近寄ってくる。氷山のようなとけなしはしたが、美しいのは確かだ。いくら王子だからといえ女性に恥をかかせるのはまずい。一度は踊りを申し込まなければ失礼だろう。そうすれば次は約束したウィラがそばに来る。そうだ! その時は音楽を変えさせよう。ムードがあり体を密着させるダンスを選ぶのだ。そして……
 しかし踊りが始まる時間が近づいてきてもアビゲイルとウィラは近くにいない。
 周りは宮廷貴族の娘ばかりだ。先の大戦のあと大河東に領土を広げたことで王家は富んだ。しかし戦場となり荒廃した大河西の旧領土は疲弊し経営の才がない封建貴族の多くは王宮で王に養われる存在になる。王家は彼らを養い直臣として武官や文官の地位を与えて手なずけた。それが宮廷貴族である。
 広い会場を見回したヘクターは2人を見つけたが、娘たちに取り囲まれているので簡単に動けない。
 ヘクターの忍耐は尽きかけていた。

080523_ow.jpg


 アビゲイルとフレッドが次々と大皿に挑むのをウィルはあきれてみていた。ウィル自身はきつくコルセットをはめられているので干した果物を少し食べただけだ。腹部が締め付けられて食べ物が通らないし、トイレに行きたくなっても困る。会場のトイレにメイドの集団と入るのは避けたい。
 しかし、あきれてばかりもいられない。鐘がダンスの時刻が近づいているのを知らせている。ウィルは先に挨拶をしておこうと思った。もちろんアビゲイルにだ。
 近寄るとどう声をかけようかと迷う前にフレッドが紹介してくれる。思いのほか女性が板についていた。考えてみれば名前は別にしてフレッドの少女経験はウィルよりはるかに長い。切り替えが早いのは当然かもしれない。
「こちらはブレスリン宰相猊下の御息女、アビゲイル様です」
「アビゲイル・ブレスリンです。フリーダはアビーと呼んでくれますわ」
ウィルは相手を再評価した。冷たい感じを受けるのは変わらないけどとても知的で魅力的なのだ。
「こちらはお友だちのウィラ」
「よろしくお願いします。ウィラ・コンティと申します」
アビゲイルとフレッドはお腹が落ち着いたのか食べる速さをゆるめウィラと話し始めた。王国北の事情や大河周辺の話題が続く。夢中で話すうちにダンス音楽が始まった。
 音楽に気付いてアビゲイルが動きかけたのでウィルも追いかけるためにテーブルに背を向けた。ヘクターと踊りたくなどないが、約束は約束だ。振り向くとき裾を踏まぬよう足元を見ていたので視線を上げたウィルは驚くことになる。回りは3人にダンスを申し込もうと待ち構える男たちであふれていた。さすがに誰とも踊らず切り抜けることは出来ない。一瞬顔を見合わせた3人の乙女はそれぞれ気に入った男性に手を差し伸べた。


 アトランとシマラは交代に踊りながらウィルの様子を見ていた。ご馳走のあるところではロックは役に立たない。
 適当なところで踊りを切り上げて2人揃ってウィルの見える壁際による。ウィルは壁にもヘクターにも近寄れず踊り続けていた。フレッドはテーブルの皿にもどり、アビゲイルはヘクターのそばまでもう少しの所にいる。
 運ばせた大杯を飲み干してアトランがつぶやく。
「俺たちのお姫様は勇者ウィルほど器用じゃないらしい」
シマラはちゃんと聞いていた。
「ねえ君。どじな戦士は顧みられないだろうけど、ダンスの申し込みを断らない娘を悪く言うものはいないよ」
「そりゃそうだが……。ところでどうなんだ、宰相猊下の作戦とやらは」
「うん。昨日までに集めた情報と会場で集めた噂話からするとアビー嬢と王子をくっつけるのはまず間違いないな」
「待ちたまえ。そんなことは最初から分かっていた事だろう。縁談の申し込みがあったと王子自身が陛下の前で言ったのだからな」
「だからだねぇ、君。国王陛下ご自身も縁談に反対していない、いやそれどころか乗り気だとしたら?」
「何を言っているんだ。じゃあ俺たちへの依頼はどういうことだ?」
「王子がアビー嬢を避けたいのは本当だろう。君も見たろう?」
「尻にひかれるのは間違いなさそうだ。しかし国王陛下が妨害工作を止めなかったのはなぜだい」
「こういう問題は本人同士の気持ちもある。王子が納得した上でないとまずかろう」
アトランが口を開きかけたのをシマラは遮った。
「待ちたまえ、確かに王族や上級貴族に政略結婚は珍しくない。しかし今回の相手は王国の全権を掌握し、かつ宗教界の最高権威である宰相猊下が相手だ。遠い異国の姫より夫婦仲が問題になるのは目に見えている」
「妨害工作のほうがまずいだろう」
「君、相手のことをお忘れかな」
「ウィルか?」
「正確にはウィラだな。国王は王子とウィラの結婚も視野にいれていると思うな」
「確かにサンダース家とコンティ家によしみを通じれば宰相を蹴落とせる。しかしだな、ウィラが本来男と知っていればありえないだろう」
「過去に同様の例があるのを王家の者が知っているとしたらどうだ」
「私は聞いたことがない」
「僕だってさ。しかしこの女性化魔法に永続性があると王や王子が知っていれば」
アトランは若い貴族に何か耳打ちされて真赤な顔のウィラを見ながらうなった
「むぅ」


 次々に相手が現れ進めないのでウィルは途方にくれていた。気がつけばアビゲイルは既に王子と踊り始めている。やっと新しい相手と踊り終えてお辞儀をして振り向くとまた男がいた。
「お嬢さん、御相手お願いできますか」
相手はまだ若く少しおどおどしている。これなら拒否できるかもしれない。
「でも、わたくし」
「あ、あのー、友人たちは皆あなたと踊ったので……」
男の視線の先にはにやけた笑いを浮かべた3人の男がいた。1人はウィルにキスを迫った奴だ。気の弱い友人が拒絶されるのを期待しているのだろうか。
 ウィルは相手に聞こえない程のため息をついてこう返事をした。
「一曲お願いいたします」
「ありがとう!」
 背中が大きく露出して胸を強調するドレスを着て男のリードで踊るのはとても恥ずかしい。体を密着させるダンスでなくともだ。見上げれば今の自分の体と男たちとの身長の差を意識するし、男に握られた自分の手はあまりにも小さく非力に感じられる。これほどの体格差で女たちは男が恐く無いのだろうかとウィルは不思議に思った。
 音楽がスローテンポになり男の手が腰に当てられるとウィルは顔が熱くなるのを感じた。おとなしそうな男が大胆な行動に出たわけではない。これがこのダンスの型である。
「ご気分でも悪いのですか。お顔が赤いですが」
「いえ」
「休憩されますか?」
確かに少し疲れたかもしれない。モンスターとの戦いなら長時間がんばれるウィルも男とのダンスには苦戦していた。
「よろしいですか?」
「もちろんです」
2人がテーブルに向かおうとすると男の友人3人も動き始めたのでウィルは近くにいたアトランとシマラに目配せした。

「君たち、野暮なことは止めたまえ」
「大人しくした方がいい。シマラはウィラのことになれば容赦しない男だからな」
「彼はアトラン、あっちで牛を丸ごと食べているのがロックだ。名前くらい聞いたことがあるだろう?」
3人はすごすごと引き下がった。

 ウィルよりはるかに緊張しているおとなしそうな男と話しているとウィルはかえって落ち着いてきた。今までの自分がバカに思える。何もウィルが緊張する必要はない。クエストでは勇者が、戦場では騎馬武者が、そして舞踏会では高貴な姫が華なのだ。
 ウィルが求めたジュースの杯を手渡して男が言った。
「もう大丈夫ですか?」
「ええ」
そう言いながらウィルが浮かべた笑顔に今度は男のほうが赤くなる。
「そ、それならいいんです」
「ところでお名前は? 私は」
「存じ上げています。おそらく会場の全員が」
「あら」
「わが名はコンラッド。コンラッド・ロートリンゲンと申します」
「コンティ家にお仕えのオットー様とご関係が?」
「自慢の祖父です」
「まあ! あなたは今なにを?」
「陛下の近衛部隊の……」
 そのまま話し込んでしまったウィルがふとヘクターに目を向けるとアビゲイルとのダンスを終えたところだった。おそらく2度目になる。コンラッドに礼を言い急いでヘクターのいる会場中央に向かおうとするとまた引き止められた。
「申し訳ありませんが……シマラじゃあ」
「一曲お願いいたします」そして小声で付け加える。「しぃー、少し話しがある」
「こちらこそお願いいたします」


 アビゲイルとの2度目のダンスを終えたヘクターは焦っていた。氷山のように冷たくて貧乏性で大嫌いなはずの女だのに、ダンスをして目をのぞきこんだとたん魅入られたようになってしまう。1度目はともかく2度目はかなり効いていた。
 1人勝手に歩き去るのは無作法で無様なのでダンス相手が欲しかった。誰かと踊りながらアビゲイルから遠ざかればよい。宰相の娘であるアビゲイルに遠慮して宮廷貴族の娘たちは離れていた。
 ヘクターはウィルが近づこうとしているのに気付き小躍りする。しかしそれはシマラによって防がれた。その時ヘクターはアビゲイルと行動していた小娘がいることを思い出した。社交界デビューぎりぎりの年令でまだ結婚話が出るには幼い。そばに行き声をかけた。
「お嬢さん、踊りませんか?」
振り向いた娘は良く見るとかなり可愛いのでヘクターは喜んだ。しかしなかなか承諾の返事はこない。皿の無花果とヘクターを見比べているのだ。
「では腹ごなしにお受けしましょう」
何かの侮辱かとヘクターは身構えたが、女はごく自然体だった。何か地方で流行っている冗談なのかもしれない。
「お名前は?」
「フレデリカ・ザリエル」


 ヘクターがフレッドと踊り始めるとシマラはウィルをアトランの元にともなった。まだ食べ続けているロックが壁代わりである。
 ウィルはアトランとシマラの顔を交互に見てから不審げに質問する。
「どうして邪魔を? 約束は破りたくないんだけど」
 アトランは説明した。それは、王子がアビゲイルとの婚姻を嫌っているのは事実だが、国王と宰相はそれを望んでいるらしいこと、国王がこの妨害工作に反対しなかったのはどうやらウィラなら宰相の娘に負けない好条件なので乗り換えても良いと考えたと推測できること、などである。
「でも僕は男だよ」
とウィルは小声で2人に主張した。
「しかし魔法探知では君の体は完全な女性なんだよ」
「それはそうだろうけど」
「結婚も出産も可能ってことさ」
「それは」極力ウィルが考えないようにしている事実だ。
アトランも小声で参加した。
「君が王子と踊れば、アビゲイル嬢に対する王子と同じ立場になるのさ」
「どう?」
「王家がコンティ家の養女を嫁に望めばコンティ家の拒否は戦争の火種になりかねない。それにそうなったら本当のご両親であるサンダース家も今度は何らかのお咎めを受けるだろう。君の父上はかなり強引に辞職したからね」
「そんな」
「おいシマラ、あれも話せよ」
「焦るなよ、君。これから話すところさ。アビゲイル嬢を間近で見るのは今回が初めてなんだが、どうも怪しい」
「魔力は少し感じたけど邪悪な物ではなかったよ」
「ウィラの言う通りなんだがな。じゃあ聖魔法か?」
「王国教会の使うものじゃなかった」
「ではなんだ?」
「良く分からないや。巨大なものの一部で全体が見えない感じだった」
「諸君、ウィラの意見は傾聴に値する。どうやらアビゲイル嬢は見た目で判断できぬ強力な存在らしいぞ」
「確かにこの会場のベストスリーの一角に入るな」
と、いつの間にか会話に参加していたロックが言った。テーブルの食べ物がなくなったのが参加理由だ。アトランがロックの巨躯を見上げてたずねる。
「後の2人は誰だ」
「もちろん1人は俺、もう1人はフレッドさ」
シマラは空の皿しかないテーブルを見て言った。
「大食選手権じゃないんだぜ」

 4人の前方では魅入られたような目をしたヘクターがアビゲイルと3度目のダンスをしていた。アビゲイルを気に入ったフレッドが一肌脱いだのだ。もちろんシマラの合図も受けてのことである。それに未来の妻のウィラをヘッポコ王子に渡す気はさらさらなかった。

<つづきはこちら>

5/8 投稿コメントより転載
5/23 イラストUP

「女性化光線、発射!」

プールにて より

「エネルギー充填、完了。目標正面の男の子ッ。ターゲット、ロックオン」
赤い十字架が、彼の顔面を捉える。
しかし、勿論我々以外には見えない。
「女性化光線、発射!」
オーヴァくんの胸から照射された赤い光線が男の子に浴びせられる!

i_1 (2)

イラスト:一夢 HP ゆめのひ

こんな感じでイラストを描いていただきましたー♪

PINKS LINKS

PINKS LINKS (MUJIN COMICS)PINKS LINKS (MUJIN COMICS)
(2008/04/04)
アシオミ マサト

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おたく、おたく?(第七回)

作.masamune
第1話はこちら

第7話


 翌日から俺は忙しくなった。やっと爺ちゃんから離れてのんびりとした学生生活が始まった所だったのになあ。おまけにネムになった竹内は俺には厳しいし。
 だがどれだけネムに責められようと出場すると決めた以上剣道の試合はベストを尽くすつもりだ。それは祖父に叩き込まれた俺の第二の天性である。
 実の所おそらくアベサダが思っているほど剣道の試合で俺は有利ではない。むろん相手を拘束するとか戦闘不能にすれば勝ちの戦いならば俺のものだ。しかしきれいに一本とるのは俺の訓練外のことである。だいたい日本刀の戦いのシミュレーションと考えれば無意味な動きが多すぎる……。いや、それを言っても仕方がない。ルールは決められているのだ。それに乗っ取って戦うのがスポーツなのだろう。
 もちろん教わったことが全く役に立たないわけではない。
 間合いの見切りや相手の動きの予測などは近接戦闘より易しい。ただ動きの選択肢が少ない分ある程度の相手なら俺も動きを読まれる。
 また相手のラフプレイも俺には通じないのも強みだ。
 格闘技系のスポーツの経験がない諸君でも審判の目を盗んで……例えば野球でスパイクをしたり、サッカーで相手のファウルを強引にとる場面を見たことがおありだろう。スポーツとはいえ格闘技ではもっとたくさんのルール無用の試合が行われている。むろん素人には分からない高度なレベルの話だ。例えば、俺自身はボクシングの経験はないが、チャンピョンが相手を誉めてこう言ったのを聞いたことがある。レフリーにも偶然としか思えないタイミングで相手が足を踏んでパンチを出したと。
 祖父は各種格闘技の巧妙な反則技を詳しく研究して自らの近接戦闘技術に付け加えた。相手に裏をかかれないようにすること、それが近接戦闘の訓練の最終目的相手を倒すことへの近道だからである。
 しかし近代剣道ではこの手の技術は発達していない。祖父は弱体化と嘆く反面、それこそ真の武士道だと考えていた節がある。
 しかし個々の剣士の個性の差は大きい。高校の地方大会レベルでは腕力や体格にものをいわせる戦い方をするものが多くいる。明らかに籠手をはずして俺の腕を打った者や脇に竹刀を入れた者は覚悟した方がいい。祖父に鍛えられた俺はその程度の打撃でひるみはしない。

 まあこのように話すと俺の練習はいかにも勇ましそうだけど、ネムに許された2時間のうちのこれは30分にすぎない。次の1時間を俺はシンちゃんの指導に当て、最後の30分は女子部員の相手だ。言っておくが剣道で女子の相手をしても甲高い気合で耳が痛くなるくらいで何もおいしいことはない。
 1日1時間の練習でも身体能力の高いシンちゃんはめきめき上達した。だからといって、クラーク・ケントいやリンダ・リーやダイアナ・プリンス程の超人ではなく、あくまでも優れた女子高生の範囲内である。

 そして剣道部が終ると文芸部に集合してネムの指示のもとコスプレの練習が始まる。着替え方の練習かって? 俺もアニメキャラの着ている架空の高校の制服を着れば良いと簡単に考えていた。ところがそうじゃないんだ。なんとダンス付だとい言う。確かにそれは俺でも知っているものだった。一時期インターネットでもてはやされた作品だったからね。もう下火ではないのかと言う俺は後れているそうで、なんでも原作かアニメの新作が近々出るそうだ。
 ひでのぶ一押しの作品の一つだから情報は確かだろう。気合の入れ方はキャラの選択でもよくわかる。てっきり団長様を演じると思っていたネムは巨乳キャラになる。団長はユリアさんで、俺と対になる男役はリラだ。シンちゃんが宇宙人の無口キャラをするのははまりすぎで恐い。
 練習はネムの掛け声で始まる。
「いいこと、練習終了までキャラになりきるのよ。はい、スタート! ここでなにするんですかぁ~。こわいですぅ~」
 ネムとなったひでのぶが現状を楽しんでいることがよくわかる瞬間だ。

 俺は決して怠けたわけじゃない。しかし本番まで数日ではどれだけ出来ると思う? 
 そんなわけで土曜の本番当日俺はほとんどでくの坊状態であった。ただそれは他の4人と比較してのことだ。コスプレイヤーの3人と一度で振り付けを覚えてしまったシンちゃんと比べられては立つ瀬はない。
 それでも好評だったのは、ネムによれば美少女3人が役にはまっていたこと、男装のリラの魅力、それに俺のやや投げやりな態度がかえってキャラとあっていたことだそうだ。投槍でわるうござんしたね。これからはハンマー投げに出場するよ。
 生まれて初めてのコスプレ体験の話はこれくらいにしよう。言えば言うほど当日を思い出してまた恥ずかしさが再燃する。

 そういうわけでコスプレが終った翌日の日曜の朝、俺はとても気分よく目が覚めた。少し前まで休日は惰眠をむさぼっていたものだが、一応毎日早起きして素振りをしている。アベサダとの手合わせやライバルのビデオを思い出し一本をとるイメージトレーニングをする。
『充実した気勢、適正な姿勢を持って、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し残心あるもの』
こんなの実際には……いやいやスポーツスポーツっと。
 シャワーを使ってキッチンに向かうと妹も起きてきた。もともと早起きの奴だが今日の約束も心配なのだろう。
「忘れてないからな」
「当然です」
「何か食うか?」
「フレンチトースト!」
「了解」
「走るの?」
「軽く食べてからだけど」
「コーチしてあげる」
「ああ、たのむよ」

 ランニングコースはシンちゃんを放した河原だ。妹の元気な掛け声で走る俺の頭の中に疑問が渦巻き始めた。
 シンちゃんが人間以上の力を持っているのは確かだ。しかし神鳥のシンちゃんと同一の存在だとは誰も言っていない。それにあの小鳥が神鳥だとなぜひでのぶにわかったのだろう。
 そして今までたいして疑問に思わなかったのはなぜだ。余りに不可思議なことが起こったので惑わされたのか。あるいは精神操作を受けたのか。一度ひでのぶかシンちゃんに聞いてみる必要がありそうだ。

「ペース落ちてるよ」
「おう!」

 ランニングを終え家で少し休憩するうちに店の開店時間になった。俺は妹に命じられ普段着よりはましなものを着ている。
 2人で駅西口へ向かった。ビルの2階にある店は俺1人ではとても入れない雰囲気だ。妹は下調べも万全のようでメニューを見てさっと注文し、俺の許可を得てお持ち帰りの品まで選んでいた。なんでも友人の家に何人かで集まる約束があるらしい。
「ここで食べてからまた食べるのか?」
「ほら二段腹だから」
俺がコーヒーとチーズケーキを片づける間に妹はコースとか言うものを食べていた。まあケーキをおかずにケーキを食べるようなものだ。うへっ。
 それでも嬉しそうな妹を見るのは楽しい。爺ちゃんのせいでこれまであまり2人で遊ぶことはなかったし、もう少し大きくなれば妹は俺に見向きもしなくなるだろう。しばらくの間甘い兄でいるのも良いだろうさ。
 店を出て約束の時間までぶらぶらする妹がショーウィンドウを見て立ち止まった店で小さなブローチとポシェットを買ってやる。ケーキはもともとの約束だから何か別のものもプレゼントしようと思い金は余分に持ってきていた。妹の笑顔は、財布から消えたものよりはるかに俺には貴重なものだ。
 夕方にはまた会うのに千切れるように腕を振って立ち去る妹を見送ってから俺は家に向かう。駅よりかなり西に来ていたので最初のケーキ屋の近くを通る。
 そこにはシンちゃんがいた。見上げる視線の先には例のケーキ屋がある。一瞬迷ったが声をかけた。
「やあ、神名。まだおはようでいいのかな」
「おはよう」
例によって2人だけモードのシンちゃんだ。無表情でも可愛く見えるのは俺が慣れたせいなのだろうか。
「なにしてるの?」
無言のまま視線はケーキ屋に戻る。やれやれ、だから声をかけるかどうか迷ったのさ。
「食べるか?」
微笑んでうなずかれては男一匹後には引けない。俺は2個目のチーズケーキとご対面することになった。
 さすがにシンちゃんは二段腹になりたくないのか、もと小鳥のためなのか、少食でケーキ4個で終了した。えっ、妹はいくつ食べたかって? 言ったら殺されそうだ。

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(コミック) リュウ 2008年 07月号

「トランス・ヴィーナス」たまきひさおが該当とのこと。

月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 07月号 [雑誌]月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 07月号 [雑誌]
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わたしはこうして発想する

発想法の参考に購入。

「代替のきかないコンテンツを提供する」(P.84)

「第一にどういうものを誰に提供したいのかイメージがクリアなこと。
第二に顧客に届けるためのネットワークは常に最新のもので品質がよくコストが安いこと。
第三にコンテンツそのものの安定した生産力があること。」(P.94)

案外、オレもいい位置にいるんじゃないか。


私はこうして発想する (文春文庫 お 35-2)私はこうして発想する (文春文庫 お 35-2)
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心に残る男性被支配(152) 科学戦隊ダイナマン

第6話 「死闘!毒蛇の魔境」に登場するヘビシンカの毒は人を操る事ができるのです。ダイナブルー島が噛まれてしまい、それを助けようとする話がメインのエピソード。島のほかに一般ピープルも操られます。

第42話、「挑戦 ダークナイト」にて、悪の魔剣「帝王剣」に魅入られてしまったダイナイエロー南郷は剣に支配されて敵を求めてさ迷います。

また、第50話では夢野博士が女将軍ゼノビアに催眠術で操られてレトロ遺伝子を作らされます。
こうしてみると結構MC的エピソードが多いですね。

科学戦隊ダイナマン VOL.1科学戦隊ダイナマン VOL.1
(2007/11/21)
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帰ってきた“おはよう”ヒーロー 行け!行け!ゴッドマン&グリーンマンBOX とか

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投稿TS小説第141番 Blood Line (71)(21禁)

 微かなショックとともに扉が開く。冷たい印象の薄暗い廊下が正面に延び、その奥に扉がある。扉の両脇には警備が二人、サブマシンガンを携えて立っている。その間を通り大塚と武石は室内に入った。
 室内には大塚より年配の男達十名が長く伸びたテーブルに付いている。その二十の瞳が一斉に二人に浴びせられた。
「先生方、お待たせして申し訳ございません」
「おお、大塚君。ま、座りたまえ」
 そのグループのリーダーなのか、扉側とは反対の上座の席に座した、禿げ上がった頭を横から持ってきた白髪で隠した初老の男が声を掛けた。言葉とは裏腹に男の視線は二人を射抜く程に鋭い。恐縮し背を丸めて席に着く大塚を後目に、武石は飄々とイスに座った。
「これで揃ったな。始めよう。菊永君」
「…… 国内に残った殺傷能力のある能力者は、把握している範囲で一名を残すのみとなっています。故長谷川氏所有の島にいた能力者達は、一昨日、高野により排除されております。ただし当の高野の行方は解っておりません。危惧されるのは高野が情報をマスコミに流す事ですが、これはマスコミ各社に協力していただいているため心配には及びません。今後、我々の採る方向ですが、まずは高野の確保となるかと思われます」
 菊永と呼ばれた四十台の男が、初老の男に向かって一礼した後、現状を坦々と語った。大塚、武石以外の八名は腕組みをしたり目を瞑ったり書類に目を通したりしていた。
「大塚君」
「は、はい」
 初老の男が顎に手をやりながら呼びかけた。大塚は大粒の汗をハンカチで拭う。
「解っていると思うが、高野が持つ情報が外に漏れては国家の一大事だ。黙らせなくてはいけない」
「はい、解っております。ですから全力を持って」
「そう。それからね。今回の一件は我々には全く関係の無い事だ。君が立案し実行に移したものだ。我々の名前も出されたら有権者の皆様に顔向けできん」
 暗に切り捨てると言っているようなものだったが、大塚は頷いていた。
「万が一、明るみに出た場合、身の処し方は解っているだろうね」
「……も、勿論、です」
 緊張で喉が乾いたのか、大塚の声は掠れ震えていた。初老の男は大塚の答えを満面の笑みで受け取った。
「皆さんもお聞きの通り、大塚君は我々の意向を汲み取ってくれましたよ。さて、ここで大塚君からの今後の提案ですがね」
 自分の言葉ではなく、あくまでも大塚の提案である事を強調しつつ、男は先を続けた。
「高野を確保、などと甘い事ではダメだと言う事なので、ここはどうでしょう、見つけ次第『処分』ということで。で、いいんだよな、大塚君」
 大塚に残された返答は肯定しか無かった。
「ま、これが何事も無く処理出来れば、大塚君も本当に我々の一員となれるんだから。気合いを入れて頑張って欲しいものだね」
 再び、今度は全ての視線が大塚へと集まっていた。大塚は小声で何事が呟いていたが、横にいる武石の耳にも聞こえなかった。

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けんぷファー7

質:中の中 量:全編 エロ:舌入りキスあり 好み:かなり良い。

先日読了。
会長の攻めっぷりが凶悪でよろしいですな。
鈍感主人公もタジタジ。
ストーリーもいよいよ佳境っす。
TSとしては、でみると『値段分の価値がある』かとは思うが、結構面白いのでお勧め。

けんぷファー7けんぷファー7
(2008/04/23)
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内容紹介
女の子に変身して戦う「ケンプファー」となってしまった男子高校生・瀬能ナツル。変身する前よりずっとモテているナツルだが、本人は憧れの美少女・沙倉さんひとすじ。その上超がつくほど鈍感なので、クラスメイト・紅音や幼なじみ・水琴、生徒会長・雫など他の女の子のアプローチには気づかずじまい。そんな中、ナツルの存在によってなし崩しになりかけていたケンプファーの関係性を正すため、「調停者」によって新たに送り込まれた「白」のケンプファーに襲われるナツルたち。だが、そこで衝撃の事実を聞かされることに――。コミックも始まりますます盛り上がる、学園ファンタジーラブコメバトル風味、絶好調の第7 巻!

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