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水曜イラスト企画 絵師 眠り猫四郎さん(3) 仮名:如月 拓哉

一行キャラ設定 如月 拓哉 重傷を負ったスーパーヒロインの姉に託された変身アイテムで悪の怪人軍団と戦う。

絵師:眠り猫四郎

重傷を負ったスーパーヒロインの姉に託された変身アイテムで悪の怪人軍団と戦う。

水曜イラスト企画の説明はこちら。毎週1枚キャライラストをUPします。

本キャラを主人公/脇役にしたSSを募集しています。コメント欄に書き込んでください。(事故を防ぐため別途ローカル保存推奨)追加イラストを希望する場合は希望シーンに<イラスト希望>と書き込んでください。私が了承し、絵師さんも乗った場合はイラストの作成を開始します。
ソフトエロOKです。

裸族の夜

裸族の夜 (TENMAコミックス RiN)裸族の夜 (TENMAコミックス RiN)
(2009/06/19)
猫玄

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TS売れ線速報!(6/15~6/21)

先週の1位 一年生になっちゃったら(4)
   同1位 世界の果てで愛ましょう (1)
     3位 めちゃLOVE
   同3位 トランス・ヴィーナス (1)

さてさて、お待たせTS売れ行き速報!
今週の第1位はっ!!!
MEGA STORE (メガストア) 2009年 08月号 !!ダークホースです!TSエロゲームが付いてる上に安価で、しかも田舎では入手困難なあたりが伸びた理由でしょうかw
MEGA STORE (メガストア) 2009年 08月号 [雑誌]MEGA STORE (メガストア) 2009年 08月号 [雑誌]
(2009/06/17)
不明

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そして第2位!
オトコノコ倶楽部 VOL.1―カワイイ女装美少年の専門誌
ああっwこれはっwウチはファンタジー系でアニメ・漫画系な客層だと思っていますのに、意外と売れていましたものね。新たな世界に踏み入れるのもまた良きかな。あれ、なんでアマゾン様から画像が消えているのでしょう・・・・・・まぁ、良いです。
オトコノコ倶楽部 VOL.1―カワイイ女装美少年の専門誌 (SANWA MOOK)

最後に第3位は!今週も めちゃLOVEでした!
めちゃLOVE☆ (SANWA COMICS No. 31)めちゃLOVE☆ (SANWA COMICS No. 31)
(2009/01/30)
柚木N’

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今週のスポットライトとしては、ユーザー発究極の妄想発明シリーズ特別版 ボディジャック をプッシュしておきましょう。キャンセルが入らなければ3位タイでした。伝説の憑依ものの名を冠したAVです。
ユーザー発究極の妄想発明シリーズ特別版 ボディジャック [DVD]ユーザー発究極の妄想発明シリーズ特別版 ボディジャック [DVD]
(2009/06/04)
あすかみみ 真心実 神崎レオナ 有賀知弥 スザンナ

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ボディメイクキャミ ブラック L-LL

ボディメイクをあまり字義どおりに受け取ってはいけないのだとは思うw

ボディメイクキャミ ブラック L-LLボディメイクキャミ ブラック L-LL
()
不明

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女装に鞭!

サウジで働くフィリピン人男性ら、「女装の罪」でむち打ち刑に

イスラムの文化は厳しいですね。
皆様もイスラム圏に旅行、出張される時は気を付けてくださいませ。

絶頂JK制服されたいの

絶頂JK制服されたいの (エンジェルコミックス)絶頂JK制服されたいの (エンジェルコミックス)
(2009/06/17)
鷹那 優輝

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画集 おとなの萌王

画集 おとなの萌王 (MOEOHセレクション)画集 おとなの萌王 (MOEOHセレクション)
(2009/05)
電撃萌王編集部

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SH@PPLE -しゃっぷる-(6)

内容(「BOOK」データベースより)
「舞姫さん。一生のお願いですわ。どうかあたくしのために、雪国さんに変装して!」―もはや自分が誰だかわからなくなってまいりました。淡谷雪国♂です。双子の姉・舞ちゃんと入れ替わって青美女学院へ通っている僕は、とある事情からソロリティのトップ・胡蝶の宮に燃えるようなお願いをされてしまって!?男の格好に戻り、胡蝶の宮とデートすることに…!?一駿河蜜さんをあきらめきれない僕だけど、この機会に何かが変わるのかな?一方、舞ちゃんが男装して通う空舟五中に、エキゾチックな超イケメンが突然現れ、校内は大騒ぎ。彼は誰かを捜していて!?シリーズ新展開。

SH@PPLE(6)  ―しゃっぷる― (富士見ファンタジア文庫)SH@PPLE(6) ―しゃっぷる― (富士見ファンタジア文庫)
(2009/06/20)
竹岡 葉月

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中国政府、犯罪歴ある人の性転換手術を不許可

中国政府、犯罪歴ある人の性転換手術を不許可

中国社会科学院(Chinese Academy of Social Sciences)の倫理学者、Qiu Renzhong氏は、中国の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)に対し、手術の前に反対の性別での生活を要求する点など、ガイドラインの一部が適切でないとみられると述べた。



ダメなのか?なぜでしょう。素人的にはやった方がいいように思うけど。

リアル去勢したオイラが性暴力がらみをとりとめもなく語ってみるよ

リアル去勢したオイラが性暴力がらみをとりとめもなく語ってみるよ

なかなかに興味深い記述。
まぁ、信ぴょう性は分からないのですけれど。

まりあ†ほりっく 女装少年同人誌 「この本を見てコーフンしてもOK!」

まりあ†ほりっく 女装少年同人誌 「この本を見てコーフンしてもOK!」

本家よりもこっちの同人の方が美味しいかもw
こうして、徐々にわたしたちの侵略が進んでいくのですよ、ふふふ。

まりあ†ほりっく【コミックス1~4+著者直筆サイン入り限定ポストカード付】Amazon.co.jp限定セットまりあ†ほりっく【コミックス1~4+著者直筆サイン入り限定ポストカード付】Amazon.co.jp限定セット
(2009/01)
遠藤海成

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6月のチェック漫画

6/4
集英社 BASTARD!! 26 萩原 一至
集英社 To LOVEる?とらぶる? 14 矢吹 健太朗
6/5
クロエ出版 (成)アンバランス 山口 ろまん
ジーウォーク (成)理想の女の子(ハートマーク)(完) 命 わずか ★
竹書房 東大を出たけれど 3 須田 良規
ティーアイネット (成)ミルクドール 中山 哲学
ティーアイネット (成)覚えたて ミル・フィーユ
6/6
竹書房 コス彼女(カノ)  板場 広志
6/8
秋田書店 ムラマサ 2 哲弘
6/12
芳文社 一年生になっちゃったら 4 大井 昌和
6/16
秋田書店 エロイカより愛をこめて 35 青池 保子 
Bbmfマガジン 新ナニワ金融道 4 絶望 銭色吐息!!編 青木雄二プロダクション
6/17
エンジェル出版 (成)絶頂JK制服されたいの 鷹那 優輝
エンジェル出版 (成)女子交性活! 奈塚 Q弥
講談社 海皇紀 40 川原 正敏
竹書房 打姫オバカミーコ 13 片山 まさゆき
6/18
小学館 魔王 JUVENILE LIMIX 9 大須賀 めぐみ
小学館 アラタ カンガタリ~革神語~ 3 渡瀬 悠宇
6/19
茜新社 (成)ふたなりっ娘LOVE 12 アンソロジー
茜新社 (成)働く人妻の発情美尻 北野 健一
茜新社 (成)裸族の夜 猫玄
6/25
一迅社 収拾体質  3 よねやま せつこ
富士美出版 (成)ハメられたい女 見田 竜介
富士美出版 (成)誘惑という名の愛 ゆうき ともか
6/26
角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 恋する乙女と守護の楯 -The shieid of AIGIS- 綾野 なおと
6/27
ヒット出版社 (成)プププププリンセス!! ゴージャス 宝田
ヒット出版社 (成)そんっなに妊娠させたいの? ゴージャス 宝田
ヒット出版社 (成)乱爛倶楽部 錦ヶ浦 鯉三郎
6/29
一水社 (成)ラッキーな日 犬
一水社 (成)ふたなりっ娘らばーず 16 RIKI 他
芳文社 あやしい★家族計画 1 Dr.天
6/30
コアマガジン (成)メイド嫁 鬼月 あるちゅ
コアマガジン (成)雲の路 すえひろがり
ジュネット ドMわんこのオトナ計画~属性SとM~ 彬 りか
ジュネット 快感スイーツBODY 桃月 はるか
小学館 闇金ウシジマくん 15 真鍋 昌平
小学館 鉄腕バーディー EVOLUTION 2 ゆうき まさみ
新書館 SWEET  井ノ本 リカ子
新書館 ハニートラップ 高井戸 あけみ
6/上
キルタイムコミュニケーション (成)スレイブヒロインズ 15 きんく
久保書店 (成)若妻・悪魔の生贄 三条 友美
久保書店 (成)純のはらわた 早見 純
マロ編集部発行/文苑堂発売 コミックマニア シュージンのスヽメ(仮) アンソロジー
6/下
キルタイムコミュニケーション (成)すぃーと・ミルク 秋葉 わたる
キルタイムコミュニケーション (成)双龍単行本(仮) 双龍
キルタイムコミュニケーション (成)電想幻士ミルキューア 松沢 慧 ★★
久保書店 (成)女教師放課後の誘惑 麻田 起奈
久保書店 (成)淫らな愛嬢 ひばり・れい
シーズ情報出版 僕のお姉さまが雌奴隷になるとき 命 わずか ★
シーズ情報出版 (成)R姉弟 上 寄生虫
新書館 天下一!! 1 碧也 ぴんく
ワニマガジン社 (成)TABE BITCH 2(仮) たべ・こーじ
ワニマガジン社 (成)飛龍乱人妻短編集(仮) 飛龍 乱

とぅうぃっちせる!

やっとこ読了です!
nekomeさんが絶賛してたから気になっていました。

エロさが「そこはかとなく」とか、「中学生の健全なエロさ」である以外は極めて優良なTSですし、ライトノベルです。『是非、買うべし』で。忘れかけていた少年時代を思い出させてくれるような。
セリフまわしとか展開とかもよいですね。
主人公の造形(Beauty)3、変身前後の格差(Gap)5、エロさ(Eroticizm)2、本の中のTS作品の占める量(Volume)5、ストーリーの個性(Originality)5、オレの個人的好み(Special bonus)4で24点。

作者さん、編集者さんへの業務連絡。
226ページ、228ページに誤字脱字あり。2版より訂正希望。


とぅ うぃっち せる! (電撃文庫)とぅ うぃっち せる! (電撃文庫)
(2009/05/10)
一色 銀河

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著/一色銀河  イラスト/ひづき夜宵
定価 620円
可愛くてアッツい、現代魔女物語スタート!

 人見知りの激しい金髪少女、美鈴川エステルとお淑やかで誰にでも優しい女の子、黒瀬さくら。いつも一緒にいるそんな二人を(主として好みのタイプのさくらちゃんを)ボクはずっと気にしてた。でも、とある事情から、ボクは二人がずっと一緒にいる理由を知ってしまう。そう、ボクが「さくらちゃん」になってしまうことによって……。
 って何それ!? どうゆう状況!? いやいや確かに男の子なら一度は夢見ることですケド! でも『魔女』とか『魔法』とかいったいナニ!?
 そしてこんなボクが、やらなければならないことって──?

マーケティング実践講座

読了。
基本とケーススタディが合わさっていて分かりよいな。
自分のケースだとどうなるかを思い浮かべながら読むと力になる、気がする。

実況LIVE マーケティング実践講座実況LIVE マーケティング実践講座
(2005/06/10)
須藤 実和

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女装して死んだ母親になりすまし年金だましとった男、米国

女装して死んだ母親になりすまし年金だましとった男、米国

こういう犯罪のための女装はちょっと・・・


米CNNテレビによると、逮捕されたパーキン被告は警察に対し、「わたしの腕の中で母が息をひきとった時、母の最後の吐息を吸い込んだ。だから、わたしと母は一心同体だ」と供述しているという。



電波なのか苦しい言い訳なのかが分からんコメント。

恋する乙女と守護の楯 -The shield of AIGIS

漫画版は買おうかしら。
恋する乙女と守護の楯 -The shield of AIGIS-恋する乙女と守護の楯 -The shield of AIGIS-
(2009/06/26)
綾野 なおと

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恋する乙女と守護の楯〈上〉―The shield of AIGIS (集英社スーパーダッシュ文庫)恋する乙女と守護の楯〈上〉―The shield of AIGIS (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2008/10/24)
和泉 フセヤAXL

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恋する乙女と守護の楯―The Shield of AIGIS (下) (集英社スーパーダッシュ文庫 い 2-2)恋する乙女と守護の楯―The Shield of AIGIS (下) (集英社スーパーダッシュ文庫 い 2-2)
(2009/03/25)
和泉 フセヤAXL

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恋する乙女と守護の楯 The code name is “SHIELD‐9” ビジュアル・ガイドブック (JIVE FAN BOOK SERIES)恋する乙女と守護の楯 The code name is “SHIELD‐9” ビジュアル・ガイドブック (JIVE FAN BOOK SERIES)
(2007/09)
フレックスコミックス

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猫(NYAN)☆猫(NYAN)☆パニック (8) 

猫(NYAN)☆猫(NYAN)☆パニック (1)はこちら

作.POPO
イラスト:倉塚りこ

いつもより早い時間に登校したので通学路の学生の数もちらほら歩いてるだけで目にはいるだけでも数えることができる程度である。
いよいよ学校の門が近つ゛いてきたことで薫の緊張が高まってきているのが隣を歩いているユリにもビシビシと伝わってくる。そのとき二人の前を黒猫が平然と横切る。薫の顔がサッと蒼ざめる。
「く、く、黒猫だわっっ!!!黒猫よっっ!!!ふ、ふ、ふ、不吉だわっっ!」
「しっかりしなさいっ!男の子でしょ!じゃなかった・・・女の子でしょ!!!」
「良くない事がおこる前ぶれよっっ!お家(うち)に帰るうぅぅ!!」
ユリは、混乱している薫をどうっどうっとなだめ落ち着かせようとする。
取り乱している薫の腕をギュッと掴んで、薫のおびえている目を見据えて
「男の子って言うのは・・・じゃなかった人間っていうのは、人生に壁が立ちはだかるときがあるのっ!でもそんなときでも逃げずに勇気を持って乗り越えなければならないのよっ!」と、どこかで聞いたようなセリフを思い出しながら説得する。
熱血青春テレビドラマの台詞のようなユリの言葉を聞き、ようやく薫は我にかえり気を取り直して冷静になる。
「う・・・・うん・・・・」
と薫はユリの手をギュッと握りながら一歩一歩踏みしめながら学園の門をくぐる。
青春ドラマ好きの学園の門番のおじさんは二人の情熱のこもったやりとり一部始終眺めていて(青春してるな~いいいなあ~)と微笑ましく思うのであった。

校門をくぐり、薫とユリは別れる。薫は、自分が女の子になったことを担任の日高先生に報告すべく職員室へ行かねばならないのだ。
ユリは一足先に教室へ行く。ユリはパニックにならないようにクラスメートに薫が女の子になってしまったことを言っておこうと思っていた。教室にはすでに数人の生徒いたが、いつものようにお喋りしている者は一人もおらず皆朝っぱらから真剣に勉強している。男子生徒の一人がユリの姿を認め、
「おい白川、大変だぞ今日の1時限目の数学。抜き打ちテストだそうだ」
「えっ・・・」
聞くところによると昨夜学校の近くの喫茶店「キャット・ダンシング」で数学の教師富良が生徒たちが苦しむ顔を想像し微笑みながら抜き打ちテストの答案の校正しているのをうちのクラスの生徒が見かけたということだった。
学生たちは、嵐のごとく襲い掛かってくる抜き打ちテストに備えるべく皆教科書、ノートとにらめっこ状態でユリの話などとてもじゃないが聞いてくれそうもなかった。ユリは、薫が女の子になったことをクラスメートに言いそびれてしまった。
「あ・・白川さん」女子に呼びかけられ振り返る。「富良先生があなたのこと呼んでいたわよ。『すぐに職員室へ来るように』って。数学のプリント運ぶの手伝ってくれって」ユリは今週プリント係であった。富良先生は、抜き打ちテストの答案だけでなく、数学の資料だの宿題だのたっぷり用意しているようだった。  

朝の早い職員室に、二人の向かい合う立ち姿があった。
薫の担任の日高女史は、40ン歳でありながらも独身でもう結婚をあきらめ開き直って教育に残りの人生を捧げると決心しているツワモノであった。日高先生は、男が女に変わったぐらいで驚いてなるものかとの両手を腰にあて薫を見下ろし勢いまくしたてる。
「あなたが女性になったことは先ほどお母様からの電話で聞きました。本日からわが校はあなたを一人の女子高生としての人格を認めます。あなたもその期待に応えるべく節度と品位をもって女子高生として生活してください」
薫の学校セントチャペル高校は上品な私立高校なのでいろいろと決まりごとが多いみたいで「女子高生となったからにはおしとやかにしなければなりません。スカートの丈の長さは校則で決まっていますので厳守して下さい。口紅、マニュキュアなど化粧の類は原則禁止です。ネイルアートなどはもっての外(ほか)です。靴下は清潔感を感じさせる白いものでなければなりません」
いろいろと細かい要求がつきつけられてくる(女の子って大変だな)と思ってしまう。これらの決まりごとを守っているユリが自分よりえらく思えてきた。
日高先生は、激しく喋り捲(まく)ってその振動でずれてしまった三角めがねを右手の親指と人差し指でつまんで位置を正し、一息おいて
「トイレは問題がおきてはいけませんので職員用トイレを使いなさい」
「異性間不純交遊は絶対にいけません、男の人と付き合うときは清く正しいプラトニックな交際でなくてはいけません!」
先生は自分がきれいな体であるゆえかやたら強調する。薫は、(自分にはユリというガールフレンドがいるのに男子生徒なんかと付き合うわけないのに・・・)と思うのだが日高先生の演説を遮(さえぎ)ってはいけないと思い黙っているのだった。
日高先生はテキパキと事務的に物事を伝えてくる。あまりに大きな声でまくしたてるので近くの先生も何事かと眺めている。薫は、恥ずかしくて一刻も早く職員室から立去りたかった。やっと演説が終わったのか
「さあっ、教室に行きましょう」激励のためか声がさらに大きくなる。
教室へ向かおうとする先生を薫は「あのっ。先生」と呼び止める。
「あの・・・その・・・あたし・・・・」
先生は薫の方へ振り向くと薫は、モジモジしている。教室へ行くのが怖いというのがわかる。
「大丈夫。安心して先生にお任せなさい」
と、薫を励ますようにニッコリと微笑みかけるのだった。

日高先生の後について廊下を歩いていると。なぜかユリが向こうから歩いてくる。しばらく思い巡らせて「あ・・・・ユリさんはプリント係だったんだっけ」と思い当たる。ユリは、日高先生に「おはようございます」と挨拶する。その後ユリは、すれ違いざまに両手で拳(こぶし)を握って先生の後ろを歩いている薫に小声で「ファイト!」と握ってる拳をつきだし元気つ゛けるためニッコリ笑いかけ囁く。薫は、ユリのいない教室へ行くのかと思うと少し心細くなった。

日高先生と薫は、次の授業のはじまる15分前に教室にはいる。すでにクラスメートは揃っているようであった。
日高先生の後から入ってくる薫の女子高生姿を見た男子生徒たちは、転校生が来たと勘違いして「おおぉぉぉっ」とどよめく。
パンパンと手をたたいて日高女史は「お静かにっ!」
「ここにいる女子高生はクラスメートの伊集院薫君です。昨日まで男子生徒でしたが家庭の事情で今日から女子高生として通うことになりました。皆さんもこの現実を冷静に受け止め、暖かくもと彼だった彼女を受け入れてあげてくださいっ!」
教室の時間が一瞬止まり生徒全員の目が点になり口があんぐりとあいた状態になった。
薫は真っ赤になってただその場に俯(うつむ)くしかなかった。
日高先生は続ける。「彼女のような心の病を持った人はこの世にたくさんいます。彼女のような人はえてして世の中から差別されてしまいます。それが怖くて伊集院さんもずーっと『女の子になりたい』という思いをひた隠しにして今の今までじぃ~っと耐え続けて来たのですっ!どんなにつらく苦しいことだったでしょう」感極まって先生の目から涙があふれ出る。先生はどうやら勘違いをしているようだった。
薫は、うろたえてしまいオロオロして「あ・・・あ・・・あの先生・・・あの・・・あの・・・・違(ちが)・・・・・」と先生を止めようとする。
しかしオーバーヒートしてしまった先生を誰も止めることはできなかった。薫の方を向き(あなたの言いたい事はちゃーんと先生にわかっていますよっ!先生に任せなさいっ!)と薫に目で合図を送る。(ひっひえぇぇ~)薫は先生の気迫にたじろぐ。
先生は白いハンカチを取り出し涙をぬぐう。「伊集院さんはこうして勇気を持ってクラスメートの皆さんに自ら身をもって『女の子になりたかったんだ』とカミングアウトしたのですっ。なんという立派なことでしょうっ!皆さんはこの重い思いをしっかりと受け止めなければなりませんっ!それがあなた達の義務なのですっ!彼女をいじめたり差別することは絶対にいけません!そんなことをする人は虫ケラ以下ですっ!そんなことをする生徒を先生は許しませんからっ!そういう生徒がいたら厳罰に処します!いいですねっっ!!」
教室は水をうったようにシーンとしてしまった。
ハアハアいいながら先生はまた薫の方へ振り向くと
「あなたも決心したからには自分の生き方を最後まで貫くのですよっ!」と励ますように言う。
「・・・・・・・・・・・・・」薫は、すっかり動揺してしまい金魚のように口がパクパクするのだが言葉が出てこない。まったくのありがた迷惑大きななお世話状態であった。
「返事はっ!」語気荒く先生は薫に詰め寄る。
「は、は、は、はいっ」つられて薫は返事をしてしまう。
「じゃあ席につきなさい」
薫は、自分の意志で女の子になったかのように扱われショックでヨロヨロとかつての男だった時の自分の席へ座ろうとする。そのとき日高先生は「あっ。伊集院さん」と薫を呼び止める。「言い忘れてました。体育の着換えは女子全員の着換えが終わってから一人で着替えるのですよ。問題があってはいけません。何と言ってもあなたの立場は特殊なのですからね」
『差別してはいけない』と言いながらキチンと差別する日高先生であった。

<つづき>

マンガ論争勃発2

2が出てた。
マンガ論争勃発2マンガ論争勃発2
(2009/04/27)
永山 薫昼間 たかし

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ストリートファイターZERO CAPCOM GIRLS COLLECTION キャミィ Pink ver.

洗脳キャミィのフィギュアです。

ストリートファイターZERO CAPCOM GIRLS COLLECTION キャミィ Pink ver.ストリートファイターZERO CAPCOM GIRLS COLLECTION キャミィ Pink ver.
(2009/08/31)
不明

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商品紹介
英国軍情報部の特殊工作員になる以前、シャドルーのベガ親衛隊の強化兵士として洗脳されたキャミィ(暗号名:キラービー)がベガの前で姿勢を正し敬礼をしているというシチュエーションを表現したキャミィ・フィギュアにピンク・コスチュームver.が登場。

<セット内容>専用ディスプレイベース

投稿TS小説 ドッペルゲンガーの悪夢(2) 作.黒い枕

(1)はこちら

「え~~。 往生際の悪い子だなぁ~。 そんな子には、―――お仕置きだよ」

パッチン。
『俺』が指を鳴らす。
……なんだ。 こ、今度は何をしたんだ?
言動からして怒らせてしまったらしいが、何を……。
今の所は変化している場所はないけど。
違和感をバリバリ感じているが今までと違い変わっていない体。
逆にそれが怖い。

……
……………
……………………
…………………………………………え!?

バッと体をもう一度見直す俺。
そこにあるのは俺の体。 どこにも異変がないバランスの取れた身体。
それがおかしい。
だって俺への“命令”で肉体の一つ一つを改造されていったのだ。
そう、一つ一つだ。 なのに、バランスが取れている…………?
未だに巨乳と綺麗な肌は介在している。
なのに、違和感がまったく………な……い…?

もう一度、観察する自分自身を。 今度は弄られていない部分を中心に。
まだ動かせない俺の腕がいつの間にか女のような華奢なモノに。
腹まわりと腰……特にお尻の感覚が妙だ。
腹は布と皮膚とつながりがなくなり、空洞になっているし、腰やお尻のズボンの上からでも分かるくらいスムーズな曲線を描いて男とは異なる形が潜在している。
そして……そして何より、それこそが男の証明書だと断言できるモノ。
その絶対の証が勇ましく鎮座していた王座―――足と足との付け根、股間に全身全霊を集中する。
だが、現実は非情で残酷だった。
いくら集中していてもあるべき証の存在を感じられず僅かに出来ている下着との間に起きる感じたことがない不自然さが絶望を俺の脳内に送り込む。

―――あるべき場所にあるべきものがない。
絶対であるべきモノを奪われたことが、俺のなかの何かを崩れ壊す。

そう、指を鳴らしただけで――俺は“女”にされていた。
気付くことすら叶わないほど、一瞬で女の身体へと入れ替えられている自分自身。
何の変調もなかったことで気付けなかったが、おそらく、ビデオのコマ送りみたいに刹那で俺の身体は転化させられていたことが容易に思いつく。

嘘だろ…………お、俺…が……女に……。
急速冷凍されていく心が震え上がる。
紅美に付き合わされて味わったどのホラーやオカルト話なんかでも味わったことがない正真正銘の恐怖に俺の心がすり潰されていく。

「――――そうだよ」

『俺』の声に振り向く。
さも可笑しい喜劇でもみたような笑みを浮かべている。 いや……違う。
『俺』にとって俺の絶望こそが至上の喜劇なんだ。
そのことを理解すると、一粒のしずくが俺のほほを伝う。
涙だ。
俺は気づかないうちに泣いていたのだ。
今までと違う一瞬の悪夢が、より理不尽さを増幅して俺の心を壊していく。

俺が……女に……本当に……女に……?
なんどもリプレイ機能みたいに脳内を駆け巡る声と絶望感、嘘であって欲しい僅かな希望。 心が混沌に似たように混ざり合う。

「それじゃあ、確認しようか? 幸いココには丁度いい鏡があるから……」
「―――――――――っ?!」

刹那、意識がとんだ。
今なにをいった。
コイツは何て命令した。
確かめるって何を、自分の姿を……。 自分の“今”の姿を―――確認する?

「じゃあ、―――鏡の前まで歩いて自分の姿を見てください」

イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ―――――っっ!!!
心がサイレンを鳴らし続ける。
無駄と知りつつも、喉が枯れるほど叫ぶ、しかし悲しいほど無意味だった。
涙を床に落としながら歩いていく。
あるくたびに伝わる胸の鼓動に共鳴するみたいに、髪やウエスト、ヒップ、手足の動きそして内側内臓の感触すらもが俺が男とは違うモノへと変貌したのだと、攻め立てる。

そして、無常にも鏡の前についた。 布がかけられている大きな鏡。
俺の記憶が正しければ、演劇部がつかっている予備の鏡だ。
鏡なんて感情移入の対象にすらならなかったが今の俺にはこの世、全ての鏡がなくなって欲しいとさえ思えた。

被せられているカーテンを取る。無論意識に反して。
輝く鏡面にうつる世界。
鏡にうつっていたのは古びた教室に二人の男と女――――とても綺麗な女である。
紅美と勝るとも劣らないほどの美麗を感じさせる女性。

綺麗な顔は悲しいという感情を刻み込んでいる。
男モノの制服を着込んで片手にカーテンの布を持ち、人形のように佇んでいるのが見て取れた。
さらに後ろのほうで『俺』が見守っている。 ……いや、違う、視姦しているんだ。
…………男である俺が視姦されている。 悔しすぎる。
これで、うつしだされているのが男が『俺』で名前もしらない女が他人なら、どれほど、よかったんだろうか。

けれども、現実は違う。
自身の身体を見渡せば、鏡と同じような女の体、感覚すらも男とは違う“女”のモノ。立ち位置でさえ俺が『俺』であることを認めず、世界全体が俺を『俺』としない悪夢のような現象。

あるのは、女のほうが俺であり、俺が『俺』ではないという現実。
気が狂いそうになる現実を目の当たりにして鏡の中の女――俺はついに本泣きしはじめる。

無意識で泣いたにせよ、自分が望んで行える行為が泣くことしかできないことがますます惨めな気持ちにさせていく。
発作を起こし体が揺らぐが、その鳴き声さえでてこない。

「んー。 もうちょっと小さいほうがいいかな。 ――数センチ縮まれ」
「――――――っ!!」

それでも鏡の中で悪魔が“命令”をつむぎ出せば簡単に変わってしまう身体。
もはやそのありさまは粘土人形そのものだ。
鏡越しで変化をまのあたりにされ、もう反抗する気力すらない。

「よし、完璧。 人柄設定はそうだな……最初は…やっぱ無難なパターンで…」

何かを呟いているが分からない。
この状況も、この有様も、この鏡の向こうに悲しく立ち尽くしている女となった
自分自身のことも、全てが理解の外である。

「あ、いけない、いけない。 大事なことを忘れてた――沈黙解除」
「え……っ? ……あっ?!」

声が、声が出せる。
何でか分からないが、声が自由になる。
そして―――――俺の心が核爆発を起こす。 怒りという火薬を使い。

「戻しやがれ!! この変態ヤローっ!! さっさと戻さねぇーとぶっ殺「はい、ストップ」…………っっ!!!」

また、自由を奪われる。 なんなんだ、『俺』は何がしたいんだ?
とにかく、元に戻りたい、ただその思いだけが俺の壊れかけた心をつなげとめる。

「んーん、思ったよりも少し、声が低いかな? とはいってももう一度確認しようとすれば噛み付かれそうだし……ここは――――“私は綺麗な女の子”って、いえ」
「―――――はい、私は綺麗な女の子です―――――」

声が再び空気を振動する
だけども、そこには自由意志はなく、またしても『俺』の“命令”が行動を制限する。

「よし、これで声もOK-…………っていいたいけど――――」

突如として身体にビリッとした刺激が駆け巡る。
理由は胸だった。
今や美乳とさえ呼べるほどに立派に育ってしまった胸を後ろに近づいてきた『俺』が揉んできた。
俺が女になってしまったために『俺』の体が大きく見え、乳房をつつみこんでいる手がまるで巨人のモノほどに感じ取れる。

怖い。 理屈じゃない恐怖。
生理的な恐怖が襲う。
男が女に襲われる恐怖、それが俺の体を強ばらせている感情の正体。
認めたくない気持ちが脳髄を刺激してくる。

「―――――まだ反抗するなんて、お仕置きが必要だよね? ふふふ」

お仕置き。 どうやら、またしても反抗がお気に召さなかったらしい。
肉食獣みたいな瞳が俺を貫いてくる。
正直、逃げ出したい。 泣き出し許しを請い、逃れたい。
けれども、それをしたら俺は本当に『黒崎 直輝』ではなくなってしまうようで、必死に縮みこんでいく精神に渇をいれて『俺』を睨みかえす。

鏡の中の綺麗になった俺が後ろに抱きついている『俺』を睨む光景が、なぜだか無性に嬉しくさせた。 多分、男として反抗できたのが少しでも自分自身を取り戻せたように感じられたからだろう。
だから、引けない、引いちゃいけない。 引いたら『黒崎 直輝』の全てが終わってしまう。 それだけは許されない、絶対に……。

「ふふ、心意気はご立派でも――――現実は甘くないんだよ」

……くぅん……ん……っ?! くっ、負け…な…いぃ…ぞおっ!
右手、左手で胸をぐにゅりと形を変えていく。
わけも分からない刺激が神経を逆なでしてきて、狂いそうだ。

「へぇー、感心、感心。 じゃあ、コイツはどうだ?」

俺が耐えていることに、イラついたのか攻め方を変えてくる。
今まで両手で胸を触っていたのを止め、右手を胸に当てたまま、左手を…………。

―――――――え?! まさか、やめろ。
しかし、腕の動きは緩まず、俺の股間を触れてきた。
一物がなく、すべらかになった股間に合わせるように優しくすり合わせてくる『俺』の左手。

「どう、これでもキミは『黒崎 直輝』なのかい? こんなイヤラシイ胸があるのに? こんな可愛らしくて魅力的な女のお口を携えているのに? 違うだろ、鏡の中にうつる女がキミ。 綺麗で魅力的な女性がキミ。 あの身体全部がキミのモノ。 こうして『黒崎 直輝』に今こうして攻められている健気な女性が――――――――キミなんだよ」

《鏡にうつる主人公とドッペル・ゲンガーのシーンをイラスト希望》

『俺』の言うとおりだ。
鏡の中にうつっている女性は俺。
『黒崎 直輝』に攻められている謎の美少女が俺。
じゃあ、俺は誰なんだ? 姿形を奪われた俺は誰なんだ?
もう俺はどこにもいない、どこにも..
俺にはもう、『俺』の言うとおり絶望するしかないのか。
気は付けば、鏡の中の女性は再び涙を流している。

「分かってくれた? じゃあ、始めようか」

『俺』の左手が瞼を覆い隠す。
暗闇。 だんだんと暗闇と同化していく俺の精神、心。
これで、眠れば夢だったと、いうオチだったら喜んで寝ただろうが、それは叶わないことだと既に脳髄の奥に刻まれてしまっていた。
だから最後に、俺は…………………。

――――――――――――――――――――…く…みぃ……。

愛する人の名を叫び,闇と完全に一つとなった。

<つづく>

だって気持ち良いんだよ?

だって気持ち良いんだよ?
気持ち良いのは、きらい?

あなたの気持ち良いをお手伝いする
おかし製作所の提供でお送りします。

TS2ページ漫画 100連発は静かに進行中です。

一応、2原作を投稿して頂き、1つが絵師さんの作業まち。
もう一つが、絵師さんの前の仕事まちです。

原作が不足気味なので一本釣りでの勧誘に少し動かねばー。

身体も心もボクのもの ~はじめてのSMガイド~

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(2009/05/18)
三葉

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投稿TS小説 ドッペルゲンガーの悪夢(1) 作.黒い枕

期待の新人さんです。よろしくお願いします。

作.黒い枕
イラスト.よるいち

(1)

「ねぇねぇ、直は知ってる? ドッペルゲンガーの噂」
昼食のパンをほお張りながら、声のほうを向く。
声の主の名は大村 紅美。 ワリとスタイルバランスが良く綺麗な黒髪のロングヘヤーが特徴的な女の子である。
そして、俺の幼馴染兼恋人でもあった。
「……もぐ、もぐ……お前も好きだなぁ。 こう言う話」
「なによ、その言い方は! 彼女が怖がっているのに慰めの言葉もないの!?」
「……んぐ、んぐぐ…ふー。 あのなー、何年おまえと付き合っていると思っているんだよ?
 毎回、毎回、いろいろなネタで怖がっているお前を励まし続けて、もう言葉なんて言い尽くしっちまったんだろうが……」
「うっ!!」

そうなのだ、この女は怖いものが苦手のくせに、その手のホラーものに興味津々なという支離滅裂な性格の持ち主なのだ。
本人いわく、『怖いけど、怖いからこそ見たいし知りたいの』だそうだ。
別に紅美が怖がりの癖にホラーが好きなことがイヤなんじゃない。
イヤなのは、紅美の怖がりのせいで俺にまで被害が及びことである。
何度、困った目にあったことか。特に中学のときに遊びにいった遊園地のお化け屋敷で強引に俺と共に入場した紅美は
途中の通路で錯乱状態に陥り、よりにもよって俺の首を絞めながら大暴れしたのだ。
あの時は本気で死ぬかと思った。
幸いあとから入ってきたカップルが助けてくれたので、どうにか一命を取り留めたからよかっが……。

ちなみに、紅美は錯乱に陥った原因の仕掛けがコンニャクだと知ったときはこの世の不条理を呪った。
なんで遊園地のお化け屋敷でそんな安っぽい方法を採用してるんだよ、とかコンニャクごときで暴れだすなとか俺の人生はコンニャクのせいで終わりそうだったのか、などなど。
――あれほど人生について考えさせられたことはなかっただろう。……くだらない理由でだが。

「うう、だって、だって直は気にならないの? 実際に見た人とかかなり居るらしいんだよ。それもこの学校限定で」
そして、こんどコイツが飛びついたのが最近噂の『ドッペルゲンガー』だった。
「あのなぁー。 噂は噂だろ? 心配するんじゃねぇーよ」
「うう、でも…だってぇ……」

……うっ!! ヤベェー。
紅美はかわいい。 ありとあらゆる身体のパーツが女の子らしく。美女というよりは可愛らしい女の子といわれる容姿だ。
さらに、涙目で見つめてくる様は普段の可憐さの三倍増しである。
ハッキリいって恋人の俺じゃなくても今の紅美なら誰でもドキッとするだろう。
それほどの破壊力があった。

「しゃ、しゃあねえなぁー。 俺が確かめにいってやるよ」
「ホントォー!? 直、大好きぃー」
「おわ、あぶないって」

俺の言葉に紅美は涙を瞳から消して、抱きついてきた。
注意するも、俺自身がうれしいためにあまり強引に体をうごかさなかった。

『けっ……直輝の奴…見せびらかしやがって…』
『放課後……やっちまうか?』
『いっそのこと、屋上から……』

……しくじってしまった。
俺と紅美とのやり取りを見ていた男どもが血走っている。
殺気が俺に集中してきているのが分かる。
い、いづらい。
普段は気のいい友達だが俺と紅美とが恋人になっていらい時折、ひそひそと会談している。
俺にとってホラーよりも遥かにこちらのほうが恐怖心が芽生える。
実際に2、3度袋にされたからたちの悪い冗談ではない。

「じゃ、じゃあ、早速いってくるは……場所は?」
「え? 放課後じゃないの?」
「大丈夫だって、まだ30分以上も休み時間残ってるし、次の授業は担任の先生が風邪で復習授業になるだろうから怒られる確率も低いって」
「でも……」
「それに、紅美もはやく真相がしりたいいんだろ?」

――この時、信じて疑わなかった。

いつものように、噂は噂で。 紅美に文句をいい、それを紅美が笑いながら誤魔化す。
『黒崎 直輝』と『周防 紅美』の日常は壊れないことを……。

――俺は信じて疑わなかった。
それが簡単に狂ってしまうことも知らずに……。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「ここか……」
使い古された教室。
今は使われず、倉庫になっているはずの部屋の前に俺は来ていた。
さすがに、噂になってるせいか人通りが少ない。

「さてと、来たには来たけども……」

開いていない。
当然だ。 いくら使われていない教室でも鍵くらいかけている。
とりあえず、妖しいところは何にもないし、まだ時間があるから別の出現場所でも探すか。

ガラッ。
もう一つの出現場所である男子トイレに向かおうとした矢先に。
ドアが開く音が聞こえた。
いつもの、俺なら普通に振り向いただろう。 紅美に付き合いホラー関係には相当の免疫力がついていたからだ。
だが、今回は違った。
なんともいえない不吉な感覚が脳に訴えかける。

「確かに…閉まってたはずだ…よ、な…」

けれども、その訴えかけも聞かずに部屋へと踏み入れる。
不思議な感覚だった。 まるで誘い込まれるように気が付けば俺は教室の扉を開けて入っていたのだ。

なんだ……やっぱり何にもないか。
自分自身でもなにかを期待していたのだろうか。
目の前に広がる何の変哲もない倉庫風の部屋の現状をみて明らかに俺は落胆していた。 いつもとは違う何かがあるのではないかと……。

でも、それは期待はずれだった。
壁際にたてかけられている学芸会で使われただろう大道具。 使われなくなった机と椅子との数ダースほどの山。 被された布の隙間から伺える大鏡。
周りにたちこめる澱んだ空気も二ヶ月まえに手伝いで訪れたときと同じだった、変わっていない風景にわけの分からない高揚感は、早々と消えていた。

やっぱり、何にもないか……もう帰ろう。
時間はまだ十分あるから、別の場所もいけるけど……意欲が薄れた。
どうせ、無駄だ。 このまま帰ろう。

「どこに行くんだい?」
「――――え?」

―――――後ろから唐突に声が聞こえた。
とっさに体を振向かせる。

そこにはニタニタと笑う『俺』がいた。
容姿も容貌も声をかけてきた声自体もまんま俺――『黒崎 直輝』
そのものが目の前に立っていた。

「…………おっ、おま」
「ハイハイ、キミの混乱は分かるけど――黙る……っ!」
「……………ッ?!」

『俺』がいうと、声が聞こえなくなる。
違う。 俺の喉から声が出なくなったんだ。でもなぜ………?
焦って喉に手をやるも口がパクパク動くだけで声がでない。
理由も方法も分からないがコイツはヤバイ。
本能が全身全霊でサイレンを体中に轟かせて、全力でドアに向かう。

「――――止まれ」

けれども、ドアのノブに手が止まったところで再びの命令。
またしてもリモコン操作されているように動かなくなる。

「残念、ボクに……ああ、そうか『俺』だね。 ……『俺』に向かわず一目散に逃げるのは賢明だったけど相手が悪かったよ。とりあえず――『俺』のほうに振り向け」

体が俺の意思に逆らい、動き出し反転する。
いまだに屈託のない笑みを浮かべジロジロとこちらを見つめる『俺』

「…………………ッ!!」

無駄と分かりながらも口を動かし、コミュニケーションをはかる。
けれどもやはり、言葉にならない。

「ん? 『俺』がなんなのかって? 決まってるじゃないか君が探していた、『ドッペルゲンガー』だよ」

信じたくなかったが、事実のようだ。
俺そっくりの外見に謎の能力―――――おまけに心まで読めるようだ。
………ただ案外、温厚そうな性格のようにうかがえる。
ならば話し合いでも大丈夫かもしれない。

「ははは、残念だけれども話し合いは無理なんだ」

前言撤回。
コイツは紅美以上に厄介だ。
常に笑っているのに目が笑っていないのがいい証拠。

「よし、最初は無難に―――『妹』にしよう」

おまけに何を言っているのか分からない。
品定めするようにグルグルまわって見つめてくるのも、ハッキリ言って滅茶苦茶怖い。
…………妹ってなんのことだ?

―――――そして、“命令“がはじまった。

「まずは――巨乳になれ…それもとびっきり綺麗な形」

巨乳……? 元より『ドッペルゲンガー』なんて未知の存在の思考なんて人間である俺には理解できないのかもしれないが……。
意味を理解できないことで現実逃避したかったが、それは許されなかった。
ヤツの瞳が無機質な瞳がギラギラの肉食獣の瞳に変貌していて俺を捕らえてはなさないからだ。
思わず、ゾクッと寒気がしてしまうほどに……。

その時、胸辺りの感触に異変が生じた。
妙に温かくなり、むずむずと痒くなってくる。
奴の支配を逃れている数少ない部分の一つである首を曲げ下を見やる。

――――え? ……そ、そんなバカな!?
わずか5分ぐらいの時間で不可思議なことが連発しているがこれだけは信じられなかった。 事実を疑い、次には自分自身の目を疑う。
けれども、やはり嘘ではないようだ。

――胸が膨らんでいる。
見えた光景は徐々に制服を上へ上へと押し上げる胸。
間違いなく俺の胸だ。 俺の胸が急成長しているんだ。
俺の胸板が風船のように膨らんでいく。
布地を自分の胸が押し上げてくる感覚がつたわってくる。 感覚だけではなく、見ているその瞬間にさらに膨らんでいく。
ついには、俺の視界の殆どが自分の胸に支配されるが、まだ続く。
布地にしめつけられて、きつくなったところでようやく驚異的な成長は終わりを告げた。
出来上がった胸の有様は、まさしく…………。

―――――――巨乳。
それも『ドッペルゲンガー』いっていた通りの美乳が出来上がった。
制服の布地が痛く、夢ではないことを教え続ける。
最後のおまけに出来上がった胸に曲がっている様は妙にリアルに感じた。
ゴクリと、喉が鳴る。
自分の胸に欲情したわけではない。 自分の体がこうも簡単に変えられたことに戦慄にも似た感情を抱いたからだ。
どうなっているんだ…っ!? なんでっ!? どうして!?

「次は――ツルツルのお肌、まるでそう初々しい赤ん坊みたいなお肌で美白」

また、あの意味不明な言葉。
すると、またしても変化が俺の身を襲う。
肌がつやつやになっていく。 それも不気味なスピードでだ。
普段から男のわりには白くて綺麗な肌だと女の子たちに羨やまれていたが……新しくなった肌は通常時の1,5倍ぐらい洗練されたモノにされていた。
これじゃあ、まさに女の肌だ。そのものだ。

またも、アイツの言葉通りに変化を許容する自分の身体。
そ、そんな…まさか……でも………。
ぼやぼやと浮かんでいた疑惑が頭の中で構築されていく。
間違いない。
コイツは――――物質的にも俺を好きなように出来るんだ……。
『ドッペルゲンガー』の力かなんかは知らないが、俺の身体の行動だけではなく形や性質すらも容易に干渉することが出来るんだろう。
でも、今度の“命令”は何なんだ?

これじゃあ……まるで、俺を……俺を―――!

ま、まさかな、いくらなんでもそんなことがあるわけがない。
そう考え直す、俺。
しかし、そんな信じたくない現実から逃げるだけでしかない空虚な思い込みは簡単に壊される。

「そう、正解。これからキミは“女”の子になるんだよ。 大丈夫、心配しなくても飛びっきりかわいい娘にしてあげるから」

ああ、そうかよ。 俺には希望を抱くことも許さないのか。
ヤツの変わらない笑顔がよけいに腹が立ち、疑問が浮かぶが今は問題ではない。
このまま、“命令”が続けば俺は間違いなく“女”にされてしまう。
冗談ではない。 俺は男だ。
こうなったら今は、少しでもコイツと交渉して改造をやめてもらわないと……。
ゴクリと、再び鳴り響く喉。
――止めてくれ、頼むから! 元に戻してくれ! お願いだ!!

女の子に変えられる男の子 よるいち

<つづく>

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このTSが好きに分類していますが、珍しい男同士の入れ替わりです。
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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
鼻を押した人間のコピーになる「コピーロボット」をゲットした僕。付き合えそうもない女性に鼻を押させ、何でも言いなりになるロボットにエッチな命令を下す。女子校生からショップ店員まで皆僕のモノ!

水曜イラスト企画 絵師 うつき滄人(3) 仮名:青木かずと

一行キャラ設定 青木かずと 6人兄弟の長男。裕福では無いが責任感が強い。

絵師:うつき滄人 http://utukiaoto.fc2web.com/

男の子が女の子に変身

水曜イラスト企画の説明はこちら。毎週1枚キャライラストをUPします。

本キャラを主人公/脇役にしたSSを募集しています。コメント欄に書き込んでください。(事故を防ぐため別途ローカル保存推奨)追加イラストを希望する場合は希望シーンに<イラスト希望>と書き込んでください。私が了承し、絵師さんも乗った場合はイラストの作成を開始します。
うつき滄人さんはソフトエロOKとの事ですのでよろしくー。

日本で「草食系男子」が急増中

日本で「草食系男子」が急増中

アクセサリーの付いた服を着て、化粧をし、香水を振りかける。一見、デートに向かう女性のように見えるが、彼らは男性だ。


草食系男子はファッションや化粧品には女性に負けず劣らず気を使う。


さらに草食系男子の中にはブラジャーを着用する人も増えている。下着メーカー「ウィッシュルーム」では最近、男性用ブラジャーが約5000枚売れた。同社の土屋将之社長は、「男性という圧迫感から解放されたいという若者がよく訪れる。ブラジャーを着用すると心がリラックスし落ち着くようだ」と説明した。



なんか、いろんなものがごっちゃになってませんか?
草食系ってそういう意味でしたっけ?

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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