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不透明な時代を見抜く「統計思考力」

発売時点から気になっていた本ですが、やっと買ってすぐ読みました。
数字はオレの知識欲を刺激する。
ブラックショールズの式は前提の、”正規分布”がほんとは正規分布でないとこに気をつけろ!財産するぜ!

不透明な時代を見抜く「統計思考力」不透明な時代を見抜く「統計思考力」
(2009/04/15)
神永 正博

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GANTZ 26 figma付初回限定版 に付いた投稿TS小説(1)(2)

作.amahaさん

プロローグ

 死んだはずの俺は見知らぬマンションの1室で目覚めた。室内の家具はそろっており冷蔵庫には食べ物もある。奇妙なものと言えばリビングの中央にある黒い球体だけだ。
 窓からは見覚えのある景色が見えるが、窓もドアも開かない。
 なすすべもなく日が暮れるのを窓から見ているうちに空腹を覚えた。死んだはずなのに。
 冷蔵庫にあった冷凍ピザを温めてコーラで流し込んだ。
 もう一度ドアを試そうと立ち上がったとき球体から奇妙な音楽が鳴り声が聞こえた。
 俺の質問や叫びを無視し、球体は変な日本語で変な話を始めた。それによると球体は地球外の産物で俺は地球代表として選ばれたので異星人と地球の存続をかけて戦わねばならないらしい。
「なぜ俺なんだ」
『お前の宿命なのねん』
「俺は事故で死んだはずだ」
『偽装だよ。お前を世間から隔離するための』
「断ると言っても無駄なんだろうな」
『ルールはさっき言ったとおりさ。まあオイラがコーチしてやるからがんばるんだな。喜べ最初はホームだ』
「まてよ。戦うといわれても異星人なら、あるいは俺がアウェーで異星に行ったら大気が呼吸できないとか重力が違うとか」
『心配ないのねん。このバトルスーツを着てみるべし』
 球体の一部が引き出しのように開くと黒い衣装と武器らしいものがある。素材は柔らかでかなり伸縮性もあった。
『直に着ることよん』
「下着も?」
『全部脱いで』
「やれやれ」
『60秒前』
「おいおい」
あわてて着て教えられた圧着ボタンを押したとたん全身が傷みに襲われた。
 騙された? しかし何のために。奴は俺に強制できるだろうに……。
『5秒前 3,2,1』
目覚めると肉体は女性化していた。ボケをかませる暇もなく胸のふくらみと先ほどまでいやと言うほどあった股間の圧迫感の消失で気付かざるを得ない状況ってわけ。
 次々起こる異常事態に俺の精神が冷静に対応していたわけじゃない。錯乱したっておかしくないと思う。それなのに思考が曇らないのは先ほどから頚部に感じている熱い感じのせいだと思う。鎮静剤か何かを経皮的に注入されたのだ。球体が異星産だとしても地球人の生理は十分研究済みってわけだ。
『どうしたのかわいこちゃん。おいらに言ってごらん』
まあ言語情報の収集には妙な偏りがあるが……。
「うるさい! それより戦わせるのに女性化するって矛盾じゃないのか?」
『スポンサー獲得のため我慢するのねん』
「スポンサー?」
『オイラのような最新鋭の機械を使うには莫大な経費かかかる。こんな辺境のしかも遅れた星に大して価値のあるものはないから、かわいこちゃんが自分で稼ぎながら戦うのねん』
「うーん」
俺は引き出しに残るヘルメットと武器らしい物を手に取りながら考えた。
 どうやら冗談ではないらしい。それに俺を騙すためにしこまれたドッキリとも思えない。
『まあ戦ってみればコツはわかるぞ。ゴングはもうすぐなのねん』
「ちょっと待てよ。この武器は? 使えば相手は死ぬんじゃないだろうな」
『相手の死こそかわいこちゃんの確実な勝利だよん』
俺にそんなことができるのか? 少なくとも相手がヒューマノイドの場合。
「他には?」
『相手が全面降伏した場合も勝ちだ。でも相手は降参しないだろうしおいらは勧めないね』
「なぜ?」
『その種族は滅びるんだぞ。宇宙にただ1人生き残って何の意味がある』
「……」
『それより装備や今回の敵のことをオイラが教えよう。もうあまり時間がない』
「誰が決めたんだ。人類やその異星人の未来をこの戦いで決めるなんて」
『視聴者さ』
「し」
『ファンがつけばスポンサーが増えて武器も良くなるがんばるんだな』

☆ ☆ ☆

 球体がケンタッキーとなずけた俺の敵は2足歩行の鳥形生物だった。今回の装備はほぼ互角、ただ相手は地球の重力なら短い距離だが飛行可能で聴覚も人を超えると言う。
「それで俺のほうの長所は」
『胸が感じやすい』
「なんだと!」
実のところスーツにこすれる乳首の感覚にほとほと手を焼いていた。
『冗談だって』
「それで?」
『ナイスバディ』
俺は思い切り球体を蹴り上げた。

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(2009/06/19)
奥 浩哉

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(1) 緒戦

 閉じ込められていた部屋から未知の科学技術で戦いの場に飛ばされた。SFドラマで言う転送ってやつだ。場所は俺の自宅や学校がある町、文字通りのホームってことになる。もう日はとっくに暮れて時刻は9時過ぎで一帯の住宅街では人通りも少ない。それでもこの恰好では通報されそうだ。教えられたパネルを操作して熱光学迷彩を使用し透明になる。敵もほぼ同レベルの技術力の生産品を使っているので透明化は有効と教えられている。
 辺りは静かで平和である。しゃがんで隠れている塀の中から楽しげな家族の声が聞こえてくると孤独感を覚えた。うるさくても球体の声を聞いているときには感じなかった。不意に視野が歪む。涙だ。あわててゴーグルをあげて涙をぬぐう。今回はホームで大気が呼吸可能なのでフェイスマスクはずらしている。 涙なんて……女になったためか。いや関係ないだろう。この異常な状況下では地球一勇敢な男だって泣きたくなるに違いない。
 ここになって透明化したのだから隠れている必要もないことに気付き苦笑しながら立ち上がった。この勝負に引き分けはない。ああ、ないわけではないけれどその時点で両方の種族とも抹消される。とにかく今日は勝って球体と交渉し地球人代表を降ろしてもらおう。確か最初の説明で戦闘中以外のとき代表に問題が生じれば交代することはありうると言っていたから。

 それにしてもいったいどうやって敵を見つければいいのだろう。装備にレーダーの役を果たすものはあり生体反応を表示しているけど、この辺りの住人のものである。自動的に敵をターゲットしてくれるわけではないのだ。
 とりあえずこの辺りで一番明るいコンビニを目指す。歩いていると嫌でも下腹部が湿ってくるのに気付かされる。スーツの下でこすれる乳首と自らの妄想で興奮しているのだ。くそ! 早く終わらせ女体化スーツを脱ぎ男に戻ってもっとふさわしい人物と交代してもらうのだ。
 コンビニの周りを歩きながら光の歪みを捜す。あいても同じく透明化しているなら肉眼で捜すしかない……と思う。
 後ろから話し声がするので避けながら振り向く。
「明日学校に行っても士郎君に会えないなんて」
「僕だって信じられないよ、岡が」
幼馴染の姫野恵と親友の古田だ。姫野の顔には涙の跡があった。2人はコンビニ前で行われている水道工事の穴を避けてコンビニの入り口に近づいていく。彼らはこんな時間なのに制服を着ていた。恵が握り締めているのは数珠……ああ。
「俺は」
そう叫びかけたとき閃光が何度かきらめき俺の左手が蒸散した。
(敵だ)
 あわててとおりの反対側までジャンプした。スーツのおかげで俺はアメコミヒーローなみの、いやヒロインなみの運動能力を発揮できる。
 スーツ搭載のAIがうるさく喚いている。
『止血完了。ペンタゾシン及びエピネフリン投与』
痛みも感じず気を失うこともなかったのはAIのおかげかもしれない。見ると左手首から先はきれいに消えていた。幸いスーツがすっかり覆っているので傷口は見えない。俺はそういうのは苦手なので助かる。感心してる場合じゃない。相手が俺を見つけたのは叫んだせいだろう。確か聴覚が鋭敏だっけ……うかつだったなあ。射線からすると奴は上空だ。それにしてもなぜ止めを撃ってこない? ひょっとしてレーダー装備を持っていないのだろうか。技術的には同等でも選択はそれぞれだ。しかしなぜ……とにかく聴覚に頼っているのは間違いない。姿の見えない音源こそ敵と言うわけだ。
 まずAIを黙らせた。普通なら心配ない音量だけれど相手の能力は未知数なのだ。もっと球体に詳しく聞けばよかった。
 相手は上空で待機していて聞き耳を立てている。石を投げて撃たせて居場所を探るか? いやそれほど間抜けではないだろう。それなら今頃コンビニの回りは穴だらけのはずだ。水道工事の穴のせいで周りには小石が多い。先ほども古田が力任せに蹴っていたが敵は反応しなかった。
 俺が空を見上げた。せめて星でも出ていれば見つける可能性もあるだろうが、あいにくの曇りだ。持久戦はまずい。AIによればかなり失血したために救急装置では治療が難しいらしい。
(勝率は万に一つもないけれど適当に空に向けてぶっ放すか)
そのとき俺の脳裏に浮かんだのは両親でも思い続けている女性でもなく涙の跡がある姫野の顔だった。
 足音を立てぬようにコンビニの前に戻る。工事現場の穴をのぞくと人はいず、菅がむき出しになっていた。右手の武器を構えなおして水道管を撃ちすぐに飛びのいた。
 俺の選んだ銃は鳥人間のようなエネルギー兵器ではなく実体弾を射出するタイプだ。エネルギー兵器は大気内では威力が減弱しやすい。できれば遠距離からの狙撃で決着をつけたかった。また弾丸は自壊するので後に証拠は残らない。
 かなり太い水道管に空いた穴は巨大な噴水になり、上空に奇妙な影が、出来損ないのビッグバードのような影が浮き上がった。
 弾を打ちつくした俺は指示されていた現場処分用のナノマシンを撒いてから立ち去り球体の転送を待った。

(2) 勝者の困惑

 戻ってまず驚いたのは治っている左手ではなく飾り付けられた室内だった。球体は手や足を出すことができるのだろうか?
「なんだこれは」
『祝勝パーティーさ』
「パーティーって」
『まあオイラと2人きりだがな』
「しかし」
相手のことを考えると――それに特に目の前の鳥の丸焼きはちょっとね。
『戦闘スーツであれだけ動けば空腹のはずなのねん』
言われて見れば確かに腹は減っている。でも食べるのはスーツを脱いでからでいいだろう。
「でもとりあえず汗を流してくる」
『了解だよ~ん』

 脱衣場についた俺は少し緊張しながら鏡の前で脱衣シーケンスを開始した。元の姿に戻るとき女性化と同じ時間がかかるなら今の――球体の言う――ナイスバディを少し拝めるはずなのだ。自分で言うのもおかしいが今の俺の肉体は男なら誰でも……まあ分かるだろう?
 エアーが入り密着していたスーツが体から浮く。首のロックをはずすと縫い目も見えなかった背中が大きく開いた。かなり汗をかいたはずだけどスーツの機能なのか肌はさらりとしている。腕を抜いて上半身が出たとき思わず生唾を飲んでしまった。大きな胸はスーツを脱いでも重力を無視するようにきれいなラインを保っている。見とれていた俺はあまり時間がないと思いスーツを完全に脱ぎ捨てた。そして自分自身であるために決して自分のものにできない女神の体を見つめ続けた。
 どのくらいその状態でいたのだろう。少なくとも5分は経過したに違いない。しかし胸はでかいままだし、股間はスースーするし、かすかに元の面影の残る顔も美女もままである。俺はあわてて球体の所に戻った。
「大変だ。女体化スーツを脱いでも変身しないぞ」
『目の保養だぜ』
しまった素っ裸だ。
「み、見るな!」
そう叫んで脱衣場に走りこみタオルを巻いた。鏡を見ると真赤な顔をした自分が可愛い……それどころじゃないや。あわててまたリビングに戻る。
「どうして男に戻らない」
『お前はなにを言っているんだ』
「だって戦いも終わったし」
『1回戦に勝っただけだ。それだけでもたいしたものだけど』
妥協するしかないかな。
「わかった。しかし2回戦までの間は関係ないだろう」
『費用の問題もある』
「え?」
『かわいこちゃんを男にするには費用がかかるのねん』
「この姿のまま2回戦までここで過ごせと」
『完璧な肉体だよん』
「俺は男だ」
『今は女』
「もどせ」
『まあ費用を負担するなら可能かもな』
「いくらだ」
『この星の通貨じゃ無理』
「どうすれば」
『スポンサーを捜すんだな』
「って?」
『オイラの言う通りにするしかないよ』
「くそ!」
そのとき俺の腹が鳴った。
『まあ食べなよ。せっかくのパーティーなんだし』
「あ、ああ」
 食べ始めると止まらなかった。この細い体のどこに入るのかと思うくらい食べる。大食い選手権で優勝が狙えそうであった。球体は喋り続けている。少々うるさいが少しでも情報が欲しいので我慢することにした。
『そうそう。コンビニ前でかわいこちゃんの同級生が登場した場面はまるで銀河ドラマのようだと評判なのねん』
球体は俺の反応を見るように間をおいたが、胸に痛みを覚えた俺は無視して黙ったままミネラルウォーターをグラスに注いだ。姫野や古田とバカな冗談を言い合う日常は戻らないのか。
『お前たち人間を1人きりで閉じ込めておくと正常状態を維持できないと報告した』
「どういうことだ?」
鳥の丸焼き以外食べつくしたので俺はデザートに取り掛かっている。肉体の変化で好みも少し変わったのか甘いものが美味い。
『喜べ! かわいこちゃんも学校に行けるのさ。元の』
「え~」
見破られることはないだろうけどこの恰好で知り合いに会うのはなんだか恥ずかしい。
『じゃあこの部屋で過ごすかい? トーナメントの1回戦は試合数が多いから2回戦まで間があるよん』
それもうっとうしい。しかしだな……。
「でもそういう情報操作にも費用はかかるだろう?」
『かわいこちゃんは視聴者に気に入られたらしいからスポンサーは試合前に流す映像を作りたいのさ』
別に損はなさそうだ。コーヒーをそそぎながら返事をした。
「わかったよ」
『必要書類と制服だ。教科書などは朝までに用意する』
立ち上がって球体から飛び出した引き出しをのぞくとクリップでとめられた書類の束と俺の学校の制服があった。もちろん女生徒用の。

 球体が制服を着てみろとうるさく言うのを無視して俺は疲れたからと寝室に下がった。タオルを取り去りクローゼットを見ると当然のように女性用ばかりだ。文句を言ってもしようがない。なるべく地味なショーツと大きめのTシャツを選んでベッドに入った。
 眠いはずなのだが、戦いの興奮が続いているのかなかなか寝付けない。気になってうっかり乳首に触れたら女性化したことが強く意識される。股間に充実感が湧いてこないのがなんだか情けない。喪失感を補おうと大きな枕を股にはさみこすり付けているうちに寝てしまった。

<続く>

090625初出
090627改訂

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第四話で男の子を催眠洗脳したり、第一話で男の子を半魚人に変身させたりとギャグゆえに結構ひどいことをするw

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