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「カラダが男か女かという差があるんだから異性装と性転換は別モノだよ!」「心は男なのに女のカッコで恥ずかしがる点は一緒だから似たようなもんだよ!」

などと言うよくある会話。
今日は事実判断と価値判断と言うお話です。

事実判断(事実認識)はあんまり違わないんですけど、価値判断は人によって変わってくるんですね。

たとえば、冒頭のお二人の会話。まったく平行線でかみ合っていないように思いますね。
でも実は事実判断に関しては一致しているんじゃないですかね。

最初の人は「異性装と性転換はカラダが男か女かという点で相違があり、心は男なのに女のカッコで恥ずかしがる点は同一である。したがって、異性装と性転換はまったくの別モノである」
2番目の人は「異性装と性転換はカラダが男か女かという点で相違があり、心は男なのに女のカッコで恥ずかしがる点は同一である。したがって、異性装と性転換は共通点がある」

と思っている事が多いんじゃないですかね。

両者とも自分に都合の良い点。つまり、相違点だけ、共通点だけ、しか証拠としてピックアップしていません。だから、ひょっとして相手は『カラダが女の子に変わっているの、見落としてないかなー』とか不安になるかもしれませんが、たぶん、そこは見落として無いですよー。

この場合、インプットする情報「異性装と性転換はカラダが男か女かという点で相違があり、心は男なのに女のカッコで恥ずかしがる点は同一である。」は同じです。この辺が事実判断。(事実認識)
でもアウトプットは「異性装と性転換はまったくの別モノである」「異性装と性転換は共通点がある」とまったく違う。これが価値判断ですね。人によって変わるわけです。

よくある例では、コップに半分水が残っている、と言うのが事実で。
ある人は、『まだ半分も残っている』と思い、別の人は『もう半分しかない』と思う。
これも価値判断。

価値判断は人によって変わる。
これは大事なところで、価値判断にかかわるところ以降はあんまりグダグダ文句を言ってもしょうがない事が多いですね。

証拠を有利なのも不利なのも合わせて一挙にピックアップしてしまう。
と言うのも有効な手で、裁判の判決文なんかで取る手法ですけど、客観的事実をなるべく価値判断を交えずに先にならべてしまえば、無駄に長い議論にならずに論点が明確になるかなと思います。

人の価値判断を説得で変えるのは基本的には難しいとは思いますが、新たな事実証拠を探す(今回のケースで言えば、追加で延々と相違点と共通点をあげるパターンです)はあんまり効果が無さそうです。

「乱馬は女の子に実際になってるんだよ!」
あー、それは相手も分かってるんじゃないかな。
「ひばりくんは手術とかしてないわけで!!!」
んー、そこも相手は反論してこないよねー。

自分がなぜ、そういう価値判断になったのか、つまり自分の価値観を説明するのがベターですかね。
まぁ、でも相手が自分が言ってること分かってくれれば超ラッキーで、相手の意見が変わる、なんて事はほんとに稀だとは思いますけどね。

肥大化性器少女

やる事が極端だな。だがその意気やよし。


女の子の声になろう!

わわ、なんだこのウチ向けの商品は!?
女の子のカラダになろう!が発売されるのも、そう遠くはないと言う事だな。

女の子の声になろう!


「TSと女装は明確に分けられる!」は、「TSかどうかは明確だ」の意味

まぁ、これも図にすると一目瞭然なのですが。

議論中に、「TSと女装は明確に分けられる!」と言う主張がときどきされますが、この日本語は背景をちゃんと分かっていないと理解しづらいです。通常は、日本語的には、
TSは女装を含まない。
こう解釈されますが、ミルキューアはじめ、ランジェリーパブリシティとか、いくらでもあるわけです。
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本当に言いたいのはこれですね。
TSかどうかははっきり分けられる。
つまり、女装かどうかなんて関係ないのです。
「TSかどうかは明確だ」は「TSの定義ははっきりしている」と言う事。その定義を主張したほうが手っとりばやいですね。
論点が明確になって少なくなるのは大変良い事です。

「TSと女装は明確に分けられる!」と言う主張に関して、物語のTS成分と女装成分をきちんと計算して、より大きい方に分類すべき、という解釈もできる訳です。(たとえば、ずっと女装で最後に手術、を女装と認定するとか)
満中で分けるのもあり
また、「女装が少しでもあれば、それは女装!まったく女装成分を含まないものがTSである」と言うような分け方も可能です。
女装を少しでも含めば女装、という定義

従来、TSファンは「どんなに少しでも、どんなにしょうもなくても、性転換さえあれば該当」をデフォルトの基準にしてきたかと思います。(そろそろ見直しても良いかも)そのため、中立の視点から見ればちょっと「あれ?」てな言葉づかいになったのかもしれません。
議論の際の論点は減らした方がより実のあるものになると思うので、こういったちょっとした事にも気をつけた方がいいかと思います。

<あのねますさんのコメントも参考に作成しました。>

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星の海で(4) ~トイブルクのエミリア~

作.ありす
イラスト.東宵由依

(1)-------------------------------------------------------
挿絵1( 完成


「こんな小さな子を、ラヴァーズにしろとおっしゃるんですかっ!」
「落ち着きたまえ、カセラート准尉。小さいといっても、元犯罪者だよ」
「それにしたって!」

 エミリアは、長椅子に寝かされている、十代前半といっていい容貌の少女を見つめた。
 毛布にくるまれた小さな体。あどけない寝顔は、とても元重犯罪者には見えない。
 それは元ラヴァーズであった彼女自身も、他人からはそう見えただろう。

「同情は無用。それがこの仕事の鉄則だ。君は何年教育係をやっているんだね?」
「それは、そうですが……。それで、この子の記憶のほうは?」
「“完全消去”、だそうだ」
「完全って……。それじゃ、何もわざわざラヴァーズなんかに! 養護施設なり養子の斡旋業者に回すなりすればいいじゃありませんか!」
「君も知っての通り、ラヴァーズ不足は慢性的でね」
「だからといって、記憶も無いこんな小さな少女をラヴァーズにするなんて、人権委員会に告発しますよ」
「君はまたそれか! 今は昔と違って、ラヴァーズの待遇も改善されている。軍規に従ってさえいれば、一定の補償だって受けられるし、所定の期間を勤めれば、退役保証金を払って、社会復帰だって可能だ」
「実際にそれが可能かは、各所属部隊の裁量任せではありませんか」
「だが、君だって現にラヴァーズの任を解かれ、正式に准尉としての階級と、身分の保証を得ているではないか」
「それは、そうですが……」

 エミリアは准尉といっても名ばかりで、部下は一人もおらず、こうして送られてくるラヴァーズ候補を、軍務につけるための初期教育をするのが仕事だった。
 トイブルク恒星系第5惑星駐屯基地(通称:トイブルク5) 第47教育隊トイブルク分駐隊 教育4班の班長。
 それが“元ラヴァーズ”だった、エミリアの今の立場だった。

「これは命令だよ。エミリア・カセラート准尉。君は命令どおり、仕事をこなせばいいんだ」
「……判りました。カゼッラ少佐」
「下がってよろしい。ああその子も連れて行くように。おい! そこの、なんと言ったかな。ああ、そうだ、ヴァンデル士長。手伝ってやれ!」
「はい、少佐」

 上官に呼ばれた若い兵は、長椅子に寝かされてぐっすりと眠っている少女を毛布ごと抱きかかえると、エミリアの横に立った。

「では、失礼します」

 これ以上話を続けても、無意味だと悟ったエミリアは退室した。
 自宅を兼ねた教育施設へ繋がる廊下を歩きながら、自分に付き従う若い兵士に尋ねた。

「ねぇ、ヴァン……士長だっけ?」
「ヴァンデル士長であります。准尉殿」
「あなた、こんな小さな女の子が抱ける?」

 エミリアのストレートな質問に、ヴァンデル士長は面食らったが、上官の質問に答えないわけにもいかなかった。

「め、命令とあれば」
「バカねぇ。そう言うことを言っているんじゃないわ」
「自分としては、その、准尉殿のほうが、魅力的であります」
「ありがとう。でも、そうじゃなくて、なんて言ったらいいかしら。性欲の対象になるのかって事よ」
「性……いえ、自分はその、違いますが、世の中にはそういった趣味嗜好の者も、いると聞いています」
「ええ、それは私も重々承知しているわ。でも私が言いたいのは、それが倫理的に許されるのかって事よ」
「ラヴァーズなのですから、それは致し方ないのでは?」
「ああそうね。その通りだわっ!」
「す、すみません。准尉殿」
「何で謝るのよ」

 エミリアは自分の不満をこの若い兵士にぶつけるのは、理不尽だとは判っていた。
 だが一方の、ヴァンデル士長は戸惑いを隠せずにはいられなかった。
 元ラヴァーズとはいえ、自分よりも軍歴も階級も、はるかに上の女性士官にどう接すべきか、経験があまりに不足していた。

「じ、自分はその……、准尉殿のご気分を害してしまったのではないかと……」
「ええ、そうよ。私は今ちょっと気分が良くないわ。でもそれはあなたのせいじゃない」
「は、はぁ……」
「あなた、女を抱いたことあるの?」
「え? いえ、自分はその……。恥ずかしながら、まだ……」
「そう。兵役に就く前に、彼女ぐらい作っておくべきだったわね」
「はぁ……しかし自分は、その……、そういうのは苦手でして……」
「だらしない男ねぇ」
「はっ。恐縮であります」

 エミリアはくだらないことを言ってしまったと思いながら、萎縮するこの若い兵士に、八つ当たりしたことを反省した。 

<つづく>

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