FC2ブログ

Latest Entries

凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな! (新潮新書)

読了。
大企業向けの経営能力は零細起業の立ち上げには不要。
経営(管理)にうつつを抜かすよりも売り上げUPの方策が大事。
なるほど。
オレの機動力や鈍感力は零細企業の社長に向いているな。

凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな! (新潮新書)凡人起業―「カリスマ経営者」は見習うな! (新潮新書)
(2009/06)
多田 正幸

商品詳細を見る

屈原神無さんから残暑見舞いを頂きました♪

z12339.jpg

味巧軒2nd

いつもお世話になっております。
またイラストを頼んじゃいましょうかね。

投稿TS小説 シェリーの甘い企み (2) by.りゅうのみや

ドクン

轟音がしたかと思えば、辺り一面が白濁とした粘液に包まれた。
「って、これ精液じゃねーか」
精液で全身をずぶぬれにされた俺は心底ゲンナリした。
よく見ると白濁液の中に無数のオタマジャクシが存在して、
活発に辺りを駆け巡っている。
間違いないな、これが精子か…。
あれ? じゃあ白濁液の正体ってなに…?
「はいは~い、可憐なもののけっ娘、シェリーがお答えします」
…何ともノリのいいっていうか。
もしかして精液に過敏に反応したとか…。
十分あり得る。
「何を考えているのかな~、相良さん」
「いや、何も…」
知っているくせに。
「大雑把に言って、精子というのは睾丸で作られ、
それ以外には果糖が混ざっていて、精子が活動する動力源となるの。
で、前立腺から分泌される前立腺液は弱アルカリ性で、
精子の生命維持の役割を果たしているの。
それらを混ぜ合わせたのが精液というの」
言ってることがさっぱりわからなかったが、
精液に餌となる物質があるということは理解できた。
しかし、こいつはどうでもいい知識はしっかりしてるな。
「ウィキペディ……あ、いえ、もののけなら当然です」
もののけというよりサキュバスに近いと思うのだが…。
姿形を一度も見ていないとはいえ、
可愛らしい声の割にえらく淫猥な言葉をさらっと言えるなと感心した。
そして、ネットで調べたことを漏らすあたり、どこか抜けていると思った。

精子の活動をよく見ていると、多数の精子が痙攣して活動を停止していることに気付いた。
「お、おいシェリー。これはどういうことだ」
「可哀想に、あの子らは死んでしまったようですね」
「どういうことだ、栄養分である精液ならまだ沢山あるはずだろう?」
「膣内は酸性ですの。X染色体の精子はともかく、Y染色体のは酸性に弱い性質をしているわ。
ここで多くの精子が最初の試練に遭うはずよ。数多くの試練を乗り越えてあなたが生まれたのよ」
そうか……、シェリーはどことなくつかみどころの難しい性格だと思った。
俺の命をあっさり奪ったと思えば、こうやって精子の死を憐れむとは。

「ところで俺の精子は大丈夫か? 確かYだったはず」
「あそこにいるのがあなたの精子ですわ。大丈夫、元気そのものです。
でもちょっと気がかりなことが……」
「なんだよ、何かまずいことでもあるのか」
「本来ならあなたは先頭を立ってぐいぐいと先に進んでいたはずでした。
なのに、他の精子多数があなたよりずっと先にいます」
「俺が生まれた時は先頭で、今がそれっていったいどうしてだ!?」
「可能性として一番高いのは、あなたがやってきたことで、時間の歪みが生じたようです。
そのため、正確な再現とはなってないかもしれません」
ちょ、それって俺が生まれてこないということ…?
一気に血の気が引いた。
「おい、シェリー! どうすんだよ、このままじゃやばいぞ」
「まかせて相良さん、これを使うのよ」
そう言うなり目の前がぱっと光ったかと思えば、何やら黒い物体が現れた。
「それを持って『膣内よ、私はここに帰ってきた!』と言いながら、ぶっ放して」
「おい、これ……どう見てもバズーカ砲じゃねーか」
台詞から推察すると、アトミックバズーカであることが容易に想像できる。
き、危険だ、やっぱりシェリーは危険人物だ…。
「大丈夫ですわ、プルトニウムの量を加減して作りました」
「加減とか、そういった問題じゃないだろ!
これで母体を傷つければ、それこそ俺がいなくなるだろ」
「えー、つまんないの」

ぶーぶー不平を言うシェリーだが、なんとかなだめた。
「じゃあ、このph(ペーハー)スプレーガンで我慢するわ。
照準を合わせればY染色体であるなら酸性、
X染色体なら弱点であるアルカリ性のスプレーを発射できるわ」
多分これならそう大きな影響はないだろう。
そう思い早速先頭集団に照準を合わせて…
FIRE!
……
…………
一回の射撃で大勢の精子を打ち倒した。
まだ残っているということはこいつらはもう片方の染色体か。
もう一度狙いを定めスプレーを発射した。
先頭集団は見事に全滅した。
ある精子はのたうちながら、別の精子は痙攣しながら仲良く倒れていった。
う~む、まさか俺が兄や弟、そして姉、妹をやっつけることになるとは……。
ある意味エゴイストだな、これ。
「シェリー、なんで俺が試練を与えなきゃいけないの」
「ま、まぁよくある事故よ、事故」
「おかんの膣内に潜り込んで兄弟姉妹を倒すことなど、
普通は一度として経験するわけねー!」
本来ならここで仲間割れだが、俺の命がかかっているので、
シェリーに従うしかなかった。
生きるって他人の人生を踏み台にしてゆくことなのね、くすん。

小さな入り口を通り過ぎ、だいぶ先まで進んだ。
言うまでもなくここが子宮だ。
受精したのならここで細胞分裂を活発に行い、
苗床として数ヶ月間ここで生活する。
しかし、息子がこんな形でおかんの胎内にいるなんて知ったなら
ショックで倒れたりしないだろうか…。
そう考えたら酷く陰鬱な気分になった。
「あれー、そこはドキドキするシーンだよ」
「うわっ、ひ、人の心を読むのは仕方ないとして、
それを絶対に口にするんじゃない!」
まったく、とんだ遊び相手となったものだ。
人体実験とか言ってたから、その後の過程も観察されるんだろうな…。
こいつから逃れられないという事実に、心底うんざりした。
「まぁまぁ、相良さん、よく考えてよ。
今の母親はまだ十分若いんだよ、もしかすると相良さんの理想の女性像かもしれないよ。
そんな人の子宮にいるなんて、滅多にないよ」
…やっぱりこいつは人の精ではなく、性を吸い取るサキュバスじゃないだろうか。
普段は聞くに堪えられる話を持ちかけるが、突然耳を疑うような発言を度々する。
それにいくら何でもおかんに邪な感情抱くのもマズ過ぎるだろう。
「そんなこと言っちゃって~。ほらっ、あなたのお母さんはこんなに魅力的だよ」
そう言いながら目の前の映像が変わっていく、
またシェリーの仕業か。
映像がはっきりした時には一人の女性がいた。
多分おかんだと思う。
髪はつやつやしていて青く長い髪の毛はまるで清涼感溢れる滝のようだった。
顔立ちはすらっとして、今のおかんからすると想像もできないほど美しかった。
お椀のような申し訳のない程度の胸は、逆に彼女の魅力を際立たせている。
そして行為の後だからだろうか、
一糸纏わない姿は凹凸のある体つきをよりはっきり見分けることができる。

ドキッ

や、やばい。
おかんに萌えている場合じゃないぞ。
ちょうど好みの女性に胸が昂った。
「ちょ、まずいだろ。もうその映像消せっ、シェリー!」
「えー、もうちょっとあなたが戸惑っている姿を見てみたい。
それにほら、あなたのソコ、立派に勃ってるんでしょ」
「勃つかー! こんな冗談もいいところの体で」
そう言いながら俺の股間を指差す。
作り物の体は結構ギャグで作られているのが分かる。
夏休みの工作の宿題かと見紛う出来の悪さで、ダンボールのような体に、
股間にはトーテムポールがくっついている。
位置的に男性器なのは間違いないのだが……。
こいつのギャグセンスは寒いを通り越して、途轍もないものを感じさせる。
「うんうん、相良さんのそれ、常時充分に反り返っているね。立派立派♪」
「偽物の男性器だろうが! え~っとほら、俺の精子を見張ってないと見失うだろ」
「うーうー、わかったわよ」
またまた不平を漏らすものの、律儀に元の映像に戻してくれた。

「ところで子宮の先に卵巣管があるんだよな。
そこで卵子と受精するんだよな」
「ええ、そうよ」
「今回はどっちの卵巣管に卵子が出るんだ?」
「え~っと、あっ、大変。あなたの精子が行こうとしている
卵巣管とは別の方に、卵子があるようだわ」
性格にちょっと問題のあるシェリーだが、
こういった透視能力は非常に優れていると思った。
「また影響が出たんだな、何とかして誘導しないと…」
「相良さん、あなたの持っているphスプレーガンで、進路上に向かって発射して」
言われるままにスプレーを精子の少し先目掛けて吹きかけた。
バシュ
精子は目の前が自分の弱点である少し強くしてある酸に
恐れをなしたのか、進路を大きく変えた。
「そうか、このままスプレーを活用しながら誘導すればいいのか」
道に迷った分また他の精子が追い越して先に進んでいた。
そのため邪魔な精子を薙ぎ払いながら、着実に卵巣管まで誘導してゆく作業をした。
こうした作業に慣れを感じた俺は、シェリーにこう尋ねてみた。
「なあシェリー、これなんてゲーム?
子宮の中でこんなシューティングまがいなプレイしてる俺って一体何者…」
「決まってるじゃないですか、相良さんはじきに女になる運命を背負った人です」
「お前が言うなーっ!」
もうこいつとの付き合い方がわかったような気がした。
そして、こいつとコンビを組むということは、汚れキャラになり下がるということも…。

卵巣管という狭いはずのトンネルを潜り抜けた。
実際には俺自身がすごく小さくなっているので、
もっともっと大きな、トンネルとは思えないほどの道であった。
もうだいぶ先に進んだことになる、そろそろ卵子とご対面するはずだ。
…あ、このまるこいやつがそれか!
球状で、でもよく見れば表面は凸凹した物体、これが卵子か…。
そういえばここで仕事を任されていたっけ。
「おい、卵子に辿り着いたぞ。これから精子にどんなことをすればいいのだ」
「よくやったね、相良さん。今から言うことをよく聞いてね。
その前に時間を止めておくね、万が一説明の途中で受精したらまずいので」
……
…………
「はい、いいわよ。で、今から転送するX染色体を
Y染色体の代わりに組み込めばいいのだけど……」
まずい、こういう含みのある言い方は、
よからぬことを企んでいるに違いない。
「いいのだけど?」
語尾を上げて、聞き返した。
「X染色体を組み込むのもいいのだけど、別の遺伝情報を組み込んでみたくない?」
「……別のとは、一体何だ?」
「簡単にいえばあなたが触手になる遺伝情報」
ぶっ
思わず吹き出てしまった。
「だって考えて見てごらんなさい。
あなた好みの女性に何もしないなんて勿体無いでしょう」
「お前は女性にするために、被験者として選んだのだろ?」
「別にそっちでも構わないわ、その研究も興味深いし。
息子が触手になって母親を胎内から犯してゆくのって、
夢があっていいじゃない」


<つづく>

«  | HOME |  »

DMMさんの宣伝

 

初めての人はこちら

ts_novel.jpg

 

性の揺らぎに関する作品でお勧めのもの

ts_syouhin_20090318225626.jpg

 

性の揺らぎに関する作品(一般)

ts_syouhinもと

 

ブログ内検索

 

最近のコメント

プロフィール

あむぁい

  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

全記事表示リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

 

最近の記事

 

ブロとも一覧


■ ブログ名:M物語(TSF小説)

 

カテゴリー

新メールフォーム

イラスト企画ご案内

20080810semini.jpg

 

リンク

RSSフィード

2009-08