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下僕少年節

2008年2月21日に購入して今まで放置していた1巻から3巻を読了。
主人公 朽葉巴は一族の掟で御調守をあるじとして仕えることになる。
ところがあるじはゲイバー(?)を経営しているは、さまざまな能力を持ってるわのクセモノで……

たしか、真城さんとこの紹介を見て買ったような記憶があります。
強制女装ではあるのですが、そんなに抵抗しないし、羞恥心も少なめなのでちょっと俺の好みからは外れてますかねえ。あと、BL(やおい)ですな。それはオレは平気なのですが。

下僕少年節 4 (光彩コミックス)下僕少年節 4 (光彩コミックス)
(2004/10/16)
Dr.天

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巨乳家族

男の子なのに巨乳!!をDLで。

ずっと前に買っていたものをやっとこ読了。
女性化乳房??な男の子が主人公で、モデルの姉二人といっしょに三人姉妹モデルとしてデビュー!
基本Mシチュです。
そして、姉と近親相姦含む性的接触をしたり、よそのお姉さんとHしたり、幼なじみとHしたり。
(一巻の時点では男と接触はしていません。お尻に器具は突っ込まれてましたけれども)
明るいMシチュでよろしいんじゃないかと。

巨乳家族
恐竜家族〔1〕 [VHS]

心に残る男性被支配(167) 侍戦隊シンケンジャー

第九幕虎反抗期にて、シンケンブルーがヒトミダマ(怪人=あやかし)に操られます。
シンケングリーンをかばった為に、ってあたりはナイスですね。
操られている時間は長いのですが操り状態の間ずっと変身しているのは美味しくないのですorz

侍戦隊シンケンジャー 第三巻 [DVD]侍戦隊シンケンジャー 第三巻 [DVD]
(2009/09/21)
松坂桃李相葉弘樹

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螺旋 ~優しくも凍れるお嬢様の催眠~ 犬の章& Mの章

かなり濃い設定で楽しめそうです。
犬の方は特に濃いなぁ。
これが…恋?

螺旋 ~優しくも凍れるお嬢様の催眠~ 犬の章
螺旋 ~優しくも凍れるお嬢様の催眠~ Mの章

螺旋 ~優しくも凍れるお嬢様の催眠~ 犬の章
螺旋 ~優しくも凍れるお嬢様の催眠~ Mの章

萌え萌えナチス読本

そう来たか。

萌え萌えナチス読本萌え萌えナチス読本
(2010/04/23)
ナチス読本制作委員会

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僕の秘密日記(5)  by A.I.

 週末までは目立った体の変化は訪れなかったので、どうにか無事に学生生活を過ごすことができた。とおるによると、嵐の前の静けさで体の内部で活力を貯めているから小康状態になっているだけらしい。
「何が起こるというのだろうね。落ち着かなくなってくるよ」
 土曜の半日の授業が終わって家に帰ると、着替えや洗面道具をバッグに入れて準備を整えた。両親にはとおるに泊りがけで勉強を教えてもらうと伝えたらあっさり許可が下りた。ヤツは大人に対しては礼儀正しいし秀才ということもあって信用を勝ち得ている。僕が受難の日々を送っているのは、とおるが元凶だというのに理不尽な話だ。
「いってきます」
 出がけに自分の家を見上げる。明日の夜に無事に帰れるか心配している僕がいて、少し感傷的な気分になってしまった。
「お邪魔します」
「今日は一晩寝かせないぞ」
「うっさい!」
「ぐふぁっ!」
 玄関でとおるのみぞおちに蹴りを入れてから、靴を脱いで揃えておいた。おかしい、体は女の子に近づいているのに、性格は逆に暴力的になってきた気がする。
「そんなに照れなくてもここには俺とあきらの二人しかいない」
「やべぇ、回り右して帰りたくなってきたね」
 ため息を吐きつつとおるの部屋に入ると僕は座布団にあぐらをかいた。腰の辺りはまだ男のままなのであぐらのほうが楽なのだ。
「卓袱台を出してくれよ。体調が悪くなるのは夜になってからなら課題を終わらせておきたいね」
「わかった。わからないところがあれば手伝う」
 課題をやっている間はさすがにとおるも静かになる。こいつは僕の三倍以上の早さで終わらせてしまうが、こちらの邪魔をしないくらいの分別は残っているようだ。
「これで終わりっとね。ああ、肩がこったかなぁ」
 ぐるぐると肩を回してこりをほぐす。体の変化で血行が悪くなっているようでどうも疲れやすい。
「俺がマッサージをしようか。気持ち良くさせてやるぞ」
「まずはその気味の悪い指の動きを止めろ!」
 とおるの指が別の生き物のように開いたり閉じたりしてうごめいている。こいつに体をあまり触られたくないが気分転換はしたい。
「頼んでもいいが鼻血は出すなよ?」
「輸血の準備はしておく」
「鼻紙を最初から詰めておけっ!」
 若干の不安は残るが、僕は服を脱ぐと下着姿でとおるのベッドに寝そべった。とおるは僕の体を確かめるようにして軽く指で触ったあと全身をマッサージし始めた。
「あーそこそこ、はぁぁっ、たまらない」
「お嬢さん、お疲れですか」
「最近バカの相手をよくしていてね。気苦労がたえないんだよ」
「それは大変ですな。きっと身近な男性に相談すれば気持ちが楽になります」
「もう少し常識をわきまえてくれればいいけどね。あぁぁっ、いぃぃっ! 体がぽかぽかしてきた」
 血行の流れが改善され新陳代謝がよくなったようで体が温かくなってきた。とおるに体を揉まれるたびに喘いでしまい顔から火が出そうになる。皮膚が薄くなったせいで神経が感じやすくなっていた。
「お嬢さん、終わりました」
「ありがとう、楽になったよ」
 僕の顔が上気して赤くなっているのに対して、とおるは血の流しすぎで青ざめていた。本当に輸血の必要があるかもしれない。
「気持ち良くなったら眠くなってきたね。このまましばらく寝させてもらえないかな?」
「今日の夜は眠らせないからな。覚悟しておけっ!」
「眠らせないんじゃなくて、眠れなくなるんだろ。それぐらい僕にもわかるよ。ふわぁ、おやすみ」
 下着姿のままうとうとしていると、とおるが布団をかぶせてくれたようだ。そのまま僕は寝てしまった。

 目が覚めたのは日が落ちてからだ。窓の外は完全な暗闇になっている。どうやら一時間以上寝てしまったらしい。
「夕食の準備をしておくから先に風呂に入っていてくれ」
「あ、うん。そうする」
 寝ぼけた頭で風呂に入ってから、代えの下着をカバンから持ってきていないのに気づいた。どうしようかと思っていると、
「下着とパジャマ、バスタオルを置いておくぞ」
 とおるが気を利かせて持ってきてくれたようだ。風呂からあがると体を拭いて下着を手に取る。
「……あいつは何を考えているんだ」
 百歩譲ってスポーツブラを置いていったのはいい。どうしてヤツは大人用オムツと薄いピンクのネグリジェを置いていったんだ!
「裸のまま出るってのはまずいよね」
 自分に言い訳しつつスポーツブラを手に取る。ホックのないスポーツブラなので着けるのは難しくなかった。体にぴったりとフィットするタイプなので胸のボリュームが増えるわけでもない。シンプル過ぎるデザインだったが、初ブラジャーということで嬉しくもあり恥ずかしくもある。
「ブラジャーはわかるとしても、オムツはどんな謎かけなんだ?」
 首をひねりつつも意外になめらかな履き心地のオムツを着けてみる。下着感覚で履けるようでさほど違和感はない。
「ネグリジェはあいつの趣味かね。それとも自宅で着れないから今だけ楽しめってことなのか?」
 フリルのついた優雅なデザインのネグリジェを手で吊り下げ僕はしばらく悩んでいた。着ようとしてはためらって手を戻す。うろうろと落ち着かなく迷った末に、このままでは湯冷めしてしまうと判断して僕はネグリジェを着ることにした。決して着たいからではなく体調を考えてのことだからね。
「恥ずかしい、恥ずかしいよ……」
 ゆったりとした形のネグリジェは、寸胴な腰をあまり目立たなくさせている。首周りはまだ太いけどこれなら女の子に見えなくもない。僕は顔を赤らめながら居間へと向かった。
「お、お待たせ」
「ブラボー! おお、ブラボー! こいつはすげぇぇっ!」
「あきらちゃん、素敵だね。よく似合っているよ」
「……あ、ありがとうございます」
 とおると親父さんに拍手喝采で迎えられて、僕は肩をすくませて小さくなった。消え入るような声で頭を下げるとこたつに足を入れる。うう、やっぱりネグリジェなんて着てこなければ良かった。穴があったら隠れたくなる。
「それじゃ頂こうか」
「ごちそうになります」
 出来合いのものだが、赤飯や鯛の焼き物、紅白の蒲鉾などが入ったお弁当が用意されていた。
「何かおめでたいことでもあったのですか?」
「あきらちゃんのお祝いだよ。お義父さんはとおるとあきらちゃんのために頑張るからね」
「……よろしくお願いします」
 もうしばらくしたらこの病院に入院する運びになっているわけで、親父さんには頑張ってもらわねばならないのは確かだが、言葉にこめられている意味が違う気がする。それを指摘する勇気は僕にはない。
「そうだ、せっかくだから写真を撮っておこう」
「いや、その、恥ずかしいですよ」
「遠慮することはない。さぁ、とおると並んで並んで」
 カメラを向けられると反射的に笑顔になってしまう自分が憎い。親父さんの押しの強さに逆らえず、夕食後は写真を何枚も撮られてしまった。
 その後は居間でテレビを三人で見ていたが、しばらくすると寒気が体を襲った。湯冷めをしたのかと思ったが体の震えが止まらない。
「すいません、気分が悪くなってきたので先に失礼します」
 親父さんに頭を下げてとおるの部屋に戻ったが、暖房を強くしてみても体の悪寒は治まらない。
「俺のベッドを使ってくれていい。ここに洗面器を置くから遠慮なく吐いてくれ」
「まだそこまで気分が悪いわけではないよ。布団に入ったら少しましになったね」
 毛布に包まると寒さはましになったが、今度は腹が痛くなってきた。鈍く重苦しい痛みが腹部全体を締めつけている。
「はぁはぁ、い、痛い。鎮痛剤とかないの?」
「すまないが性転換薬の効き目に影響が出るから使えないんだ」
「ああぅぅっ、痛い、痛いよぅ」
「痛いの痛いのとんでけーっ」
「バカ! それで楽になるかっ!」
 怒鳴ってはみたが声が枯れていた。嫌な汗が体中から噴き出している。
「お湯をもらえないか?」
「ゆっくりと飲んでくれ」
 ぬるくなったお湯がすでに用意されていた。手際がいいなと思いながら湯飲みを受け取って一口飲む。その直後、肺が押さえられるようにきしんで、食べたものと一緒に洗面器に吐き出してしまった。
「ごほっ、げほっ」
 とおるが背中をさすってくれている間も吐き気は治まらない。胃の内容物を全てぶちまけてしまうとようやく少しは楽になった。
「ごめん、枕を汚してしまった」
「気にしなくていい。ほら、こっちを向いて。口元を拭いておくぞ」
 べとべとになってしまった口元をとおるが濡れた手ぬぐいで拭いていく。そのあと温かいタオルで涙まみれになった顔を丁寧に拭ってくれた。
「ほら、これで元通りの可愛い顔だ」
「……バカ」
 まったくとおるが格好良く見えるなんてかなり気が弱っている証拠だ。自分のふがいなさに参ってしまうね。
「お湯が飲みたい」
「ほら、ゆっくり、少しずつ飲んで」
「……うん」
 腕がだるくて持ち上がらないので、とおるに湯飲みを持ってもらいお湯を飲ませてもらった。温かいお湯を飲むと胃がようやく落ち着いてくる。
「熱はどうかな?」
 おでことおでこを合わせて、とおるはいきなり僕の熱を測ってきた。急接近してきた真面目そうな顔に思わず呼吸が止まる。ドクドクと心臓が激しく脈打っていた。
「少しあるかな? 解熱剤はダメだからアイスノンでも持ってこようか?」
「……ああ、大丈夫。これくらい平気だよ」
 医者の息子ならば体温計でも持ってくればいいのに、とおるは肝心なところで抜けている。まったく僕の熱をこんなところで上げなくてもいいじゃないか。驚いてしばらく腹痛のことを忘れそうになったよ。
「はぁはぁはぁ、苦しい……」
 吐き気はだいぶ静まったが、腹痛は治まるどころか痛みを増してきている。内臓を鷲づかみにされたような不快で焼けつくような激痛だ。どうすることもできずに体を丸めて僕はじっと耐えているしかなかった。ぽろぽろ涙がこぼれてしまうが止められそうにない。
「女の子になったらとおるの財布を空っぽにしてやるぅぅっ」
「任せてくれ。いくらでも好きなものを買ってやる」
 僕は涙の滲んだ目でとおるを睨みつけて八つ当たり気味にうめいた。こんな痛み、ご褒美でもなければとても我慢していられない。
「約束だよ」
「ああ、約束する。ほら」
 とおるが小指を差し出した。こいつは普段は無口だからわからないが、子供っぽいところが結構ある。僕にしか見せない素顔なのかもしれない。
「指きりげんまん嘘ついたら針千本飲ます♪」
「指きった♪」
 苦しんでいる最中だというのに涙目で笑ってしまった。時計を見ると午前四時だ。かれこれ五時間ほど経っている。
「あとどれくらいかかるの?」
「予想ではあと五時間ほどかな。陣痛が始まってから出産にかかるのと同じくらいだ」
「別に予行演習はやりたくなかったけどね」
「何もないところに子宮を作るわけだから生みの苦しみがあるのは仕方ないぞ」
「女の子になるのも楽じゃないよ」
「それで峠は越すだろうが子宮の雛形ができるだけだからな。しばらくは腹に不快感が残ることになる」
「……これで終わりではないわけね」
 痛みで気を失ってくれれば楽になれるのに、あいにくと意識だけははっきりしている。とおるにお腹を擦ってもらいながら僕は永劫とも思える夜明けを待っていた。

 ようやく窓の外が明るくなり始めても僕の痛みは治まらないけど、太陽の光を浴びるとほっとしてくる。内臓をミキサーでかき混ぜられるような痛みには涙がこぼれるが、明るい日差しのお陰で活力がわいてきそうだ。
「涙が出ちゃう、だって女の子だもん」
「ああ、あきらは俺にとっての最高の女の子だ!」
 冗談に対して真顔で返すバカに僕の顔はまたもや赤くなりそうだ。体の女性化に伴って遅まきながら僕の心も影響されたのかもしれない。
「そろそろ午前九時になるね」
「落ち着いてきたなら着替えと食事を用意するがどうだ?」
「お腹はごろごろしているけど痛みはなくなったみたい」
「よく頑張ったな。さすがは俺の妻となるべき女だ」
「うっさい。あと濡れたタオルも欲しい。汗でべとべとしてる」
 恥も外聞もなく僕は失禁を何回かしていた。とおるがわざわざオムツを用意した理由がよくわかった。それについては助かったが股間が蒸れてきて辛い。
「着替えるから手伝ってね。汗で気持ちが悪いから全身を拭いてよ」
「俺はとても女神の化身のような裸を直視できない」
「僕はまだ男だよ。それとも将来の花嫁さんの頼みはきけないのかな?」
 上目遣いでちょっと悪戯っぽくとおるの顔を仰ぎ見ると、こいつは見るも哀れなほどにうろたえている。その慌てようが可笑しい。
 ネグリジェと下着を脱いで丸裸になると僕はきめ細かい白い肌を太陽の光にさらした。夜は死ぬほど辛い思いをしたのに体には目立った変化はない。子宮が生まれたといっても見えなければ実感はない。
「ふ、拭くぞ」
 とおるは伏し目がちに僕を直視しないようにしながら、一生懸命に体を拭いてくれている。汗と尿でかなり不快だったからさっぱりしてきた。
「うん、拭いてくれてありがとう。それじゃ着替えるね」
 スポーツブラに念のためオムツをつけて僕は再びネグリジェに着替えなおした。体の汚れが落ちると気持ちが落ち着いてきたようで、ぐぅとお腹の音が鳴る。
「レトルトの卵がゆを温めてきたぞ」
「今になってお腹が空いてきたよ。さっきまでとてもそんな余裕はなかったからね」
「ふーふーっ、はい、あーん」
 息を吹きかけて冷ましてから、とおるはスプーンですくったかゆを僕の口元に運んだ。手足はまだ痺れるようにだるいが、食べさせてもらうのは面はゆい。
「ううっ、どんな羞恥プレイだよ。あーん」
 最後の一すくいまでとおるに食べさせてもらったが、恥ずかしくて死ぬかと思った。食べ終わってお腹が満たされると手足に血が通い始めた気がする。

201004akira.jpg
挿絵:うずら夕乃

「さっき拭いていたときに気付いたんだが……」
「ん、なにかな?」
「あと数日で精巣が体内に吸収されて卵巣になるから射精できなくなるな」
 不意にとおるに告げられて僕の体は金縛りにあったように硬直した。死刑宣告を告げられた囚人のような気分になる。これほどまでに女の子に近づいているのに僕はまだ男に未練があるらしい。
「な、なんだって? もう一度言ってよ」
「おかしいことを言ったか? 金玉が消滅して卵巣になるんだ。女性ホルモンの分泌が活発になるからもっとあきらは綺麗になるぞ。あまりの輝きに俺の目が潰れてしまうかもしれない」
「うん、わかっていたことなんだけどね。どこかで僕はまだ後戻りできると思っていたのかな」
 股間は薬を飲み始めたときと比べて変わっていないので、男でなくなる日はまだ先だと思っていた。僕だって年頃の男の子なのだから催したくなってエロ本のお世話になったことはある。
「顔色が悪いぞ。大丈夫か?」
「だ、大丈夫じゃないかも……」
 今は女の子の格好をしていてもあまり嬉しくない。女の子と寝ることがないままに、女の子になることに心残りがある。
「やっぱり疲れたからもっと寝ていたい。しばらく一人にさせてくれないかな」
「何かあったらすぐに俺を呼んでくれ。決してあきらを一人にはしない」
「……わかったから一人にさせてくれよ」
 とおるがうな垂れた犬のように出て行ってから、僕は久しぶりに股間に手を伸ばした。別人のようになった手で女性を想いながら男の欲望を解き放つ。しばらく荒い息を吐いてから疲労の極みにあった僕は寝てしまった。

 目が覚めると午後三時を過ぎていた。とおるはいなかったのでカバンから持参した下着や服に着替える。オムツはどうしようか? ヤツににおいを嗅がれたりしたら記憶を消すために巨大なハンマーが必要になる。迷ったがコンビニの袋に入れて口を縛りゴミ箱に押しこんでおいた。お腹はじくじくと痛んでいるが体力はだいぶ回復している。
「そういえば来週から期末テストだったね」
 体育の授業がなくなるのはありがたいが、体の変化に振り回されてあまりテスト勉強をしていなかった。これはまずい。
「とおるに期末テストの予想でもしてもらうかな」
「姫、この俺にお任せください。こんなこともあろうかとテストの範囲を絞っております」
「どこからわいたんだよ。人の気配はなかったよね?」
「姫のためとあらば、たとえ火の中水の中」
「お前は忍者かっ!」
 こつんと軽くとおるの頭を小突いてから予想問題を受け取る。ぱらぱらとめくるとわかりやすいように解釈つきで問題と回答が書いてあった。この内容ならば短時間でも効率的にテスト対策ができそうだ。
「助かるよ。明日は普通の授業で明後日からは期末試験だったよね」
「三日間の日程だったな。試験さえ終わればいつでも入院してくれて構わないぞ」
「なるべく長く学校に通いたいけどね。怠け癖がつくとあとで困りそうだよ」
 夜になるまでとおるに勉強を教えてもらうと夕飯を親父さんと一緒に食べた。また弁当だったのでこの家の食料事情が気になる。医者の不摂生というか、二人とも料理なんてしそうにないからね。
「冬休みになったら料理を覚えようかな」
 僕だって簡単な料理しかできないから母親に教えてもらったほうがよさそうだ。奥さんとかそういうのではなく親父さんに恩返しをしないとね。
「お邪魔しました」
「また遠慮しないで遊びにおいで。早くうちに嫁にきてくれよ」
 最後の親父さんの言葉は聞かなかった振りをしておこう。とおるはわざわざ僕の家まで送ってくれた。そこまで気を使ってくれなくても活力は戻っているのだけどね。
 外見上はここしばらく変わっていないけれど、明日以降はどうなっていくんだろう。

<つづく>

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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