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トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか

なんで序文のジム・コリンズ様の名前の方が大きいんだ!
それはさておき読了。
世の中のものはすべからく、上質か、手軽か、あるいはそのどちらでもない不毛地帯にある。
そして、上質と手軽を両立させることはできない。決して。
単テーマでリッチな論証。いいんじゃないでしょうか。
オレは、手軽を取るぜっ!

トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるかトレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか
(2010/07/06)
ケビン・メイニー(著)ジム・コリンズ(序文)

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論理的に説明する技術 説得力をアップする効果的なトレーニング法とは

読了。
もっと難しいロジカルシンキング系の本も読みますが、分かりやすそうなとこに惹かれて購入。
分かりやすかったw
「大衆に受け入れられやすいパターン」がすげー参考になる。
経験的事実を根拠に、飛躍的に、直観的に訴えかける結論にもっていく。
論拠は考慮しない!
なるほど。

論理的に説明する技術 説得力をアップする効果的なトレーニング法とは (サイエンス・アイ新書)論理的に説明する技術 説得力をアップする効果的なトレーニング法とは (サイエンス・アイ新書)
(2010/07/20)
福澤 一吉

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アニメ 少年メイドクーロ君 ~天使の歌~

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(2010/09/23)
アダルトアニメ

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二次元男の娘化してやったー

二次元男の娘化してやったー

あむぁいはピンク髪で姫カット、メイド服を着た男の娘です。性格はドM。お気に召しましたか?
との事でした。

良いのではないでしょうか。
→即興で巴に可愛く描いてもらった。
amu20100913.jpg

僕の秘密日記(20)  by A.I.

僕の秘密日記(20)

 浴衣に着替え終わった僕らはお茶を飲みながらテレビを見ていた。早くカニが食べたい。お茶請けがテーブルに用意されていたけど、空腹のほうが料理は美味しいに決まっている。
「まだかな、まだかな」
 そわそわするね。
「料理が来るまでの間、マッサージでもするか?」
 とおるが体を揉みほぐしてくれるのは、とろけるような至福の時間を与えてはくれる。ただね、下心がありそうな相手に体を触られるのは抵抗があるんですよ。
「血は大丈夫なの?」
 温泉から出たばかりだというのに、とおるの顔は血の気が失せていた。料理を食べたあとに倒れられては食中毒だと思われかねない。それではお世話になった旅館にあまりに気の毒だ。
「こんなこともあろうかと特製の増血剤を飲んでおいた」
「あまり強力な薬を服用して、ぽっくり逝かないでくれよ」
「曾孫の顔を見るまでは死ねないからな」
 殺そうとしても死にそうにないヤツだけどね。墓場に埋めたとしても生き返ってきそうだ。
「そんな青ざめた顔してるんじゃ変なことをしてもすぐ倒れてしまうよね。それじゃ足だけ揉んでもらうよ」
 座布団を三枚ほど敷いてその上に長々と寝そべる。
「ふぅ、極楽だね。とおるは整体師に向いているよ」
「あきら専門だがな。他人をマッサージする気にはなれん」
 浴衣の裾をめくってとおるは丹念に生足を揉んでいた。僕の体から力が抜けてふにゃんと骨抜きにされてしまう。足を揉まれているのに尻から背中にかけてぞくぞくとした痺れが走った。
「あふぅ、変な声が出そうになるよ」
「失礼します」
 仲居さんが一声かけて部屋に入ってきた。カセットコンロと鍋を持っている。体から力の抜けている僕は、浴衣の裾を直す暇がない。
「仲のよろしいことですね。羨ましいですわ」
「はうぅぅっ」
 てらいのない優しい笑顔で仲居さんに言われたけど、潤んだ声を聞かれたかと思うと恥ずかしいよ。とおるはマッサージを止めようとしないしね。
「もう充分だよ。ありがとう」
「俺のマッサージはこれからが本番なのだがな」
 いそいそと浴衣の裾を直し、背筋を伸ばして正座をする。その間にも次々と料理は運ばれてきた。カニ鍋の準備のほかにカニ刺し、カニの天ぷら、それに一匹丸ごとの湯でガニまで運ばれてくる。
「うわぁ、凄い。こんなに食べられるかなぁ」
 焼きガニ用に七輪も運ばれてきて、僕の瞳は輝きっぱなしだった。本当にこれを全部僕らが食べていいんだよね? 間違えましたってのはなしだよ。
「カニの脚を切り分けてもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
 仲居さんが湯でガニの脚を調理ハサミで切り分け、殻を剥きやすいように切れ目を入れておいてくれた。
「ごゆっくりおくつろぎくださいませ。失礼しました」
 仲居さんが立ち去ると、僕は満面の笑顔で手を合わせた。
「いっただきまーす」
 湯でガニの脚をつかむと、切れ目から身を剥く。まずは何もつけずに一口。
「うん、甘い!」
 ズワイガニの身の美味さに僕は笑みをこぼした。きっと新鮮なんだろうね。
「はぁ、幸せだなぁ」
 味わいながらゆっくり食べればいいと思うけど、箸が止まりそうもない。刺身も天ぷらも舌がとろけそうになる。
「鍋が煮えるまでまだかかりそうだな。焼きガニはもう少しか」
 僕が嬉々として食べている間に、とおるは七輪でカニを焼いていた。甲羅が焼ける香ばしい匂いが僕の食欲を刺激する。
「仲居さんが剥きやすいようにしてくれたけど、殻を開けるのは力がいるね」
 力を入れすぎてカニの殻で指先を傷つけそうになる。僕が痛めた指をしゃぶっていると、
「俺が剥こうか?」
 とおるが手を差し出してきた。
「それは悪いよ。とおるはほとんど手をつけてないじゃないか」
「俺はあきらの惚れ惚れとする食べっぷりを見ていたからな。カニを食べてないわけじゃないさ」
「むぅ、それじゃ頼むよ」
 これ以上殻を剥いたら血が滲みそうで、とおるに殻剥きを任せてしまった。僕からズワイガニの乗った皿を受け取ると、とおるは力任せに全て剥き身にしていく。
「食べる過程でカニの殻を剥くのも好きなんだけどね」
 繊細な指というのは力仕事には向いてない。カニフォークで身をほじるより、豪快に殻を割って食べたかった。矢継ぎ早に殻を剥こうとしたのがいけないのだろうけどね。
「焼きガニも食べごろだからな」
 とおるから湯でガニの皿を受け取ると、焼きガ二も一緒に乗っていた。ふぅふぅと息を吹きかけながら、焼きたてのカニに舌鼓を打つ。
「ずっと正座だと足が痺れてきたね」
 夢中になってカニを食べていたけど、ふと気づくと足の裏側がビリビリしていた。
「ひゃっ!」
 つま先を曲げて痺れを取ろうとしたら、足から腰にかけて稲妻が走った。ずっと正座だと辛いね。
 とおるはあぐらをかいていた。試しにあぐらをかこうとすると裾から膝が見えそうになるし、下手をするとショーツまで開けっぴろげになってしまう。女性が浴衣であぐらをするものではないね。
「目の前にいるのがとおるだけとはいえね」
 浴衣をはだけさせるのは僕の本意じゃない。膝を崩して横座りをすると足は楽になった。こうやって姿勢から女性的になっていくのかな。あぐらに慣れているから、椅子に座るほうがまだいい。
「鍋が沸騰してきたな。カニばかりでなく野菜も食べたほうがいいぞ」
「野菜も食べるけどね。普段の食生活を考えたら、とおるのほうが野菜を摂取したほうがいいよ」
 学校の昼休み、とおるは購買のパンかサプリメントを牛乳で飲み干して終わりだった。見かねて僕が弁当のおかずを分けることもある。
「とおるはよく血を流すから、鉄分の豊富なものを食べたほうが良さそうだけどね」
「女性のほうが鉄分は不足しやすいけどな」
「どうして?」
 僕は理由がわからなくて首を傾げた。
「月経で血を流すから」
「食事の席で生々しい話はやめようよ……」
 あと一ヶ月しないうちに初潮が来るかと思うと怖い。せっかく忘れていたのに。
「今日はカニの日なんだからね。カニ鍋をよそってもらえるかな?」
「任せておけ」
 とおるはカニと野菜をバランスよく器に盛ってくれた。熱々のスープを一口すすってみる。
「カニのエキスが染み出たスープはたまらないね」
「あとでご飯を入れてカニ雑炊にするからな」
 カニと野菜の旨みが凝縮された雑炊は美味しそうだ。お腹がきつくなってきたことだし、雑炊を食べるには食休みして胃を落ち着けたほうがいいかな。
「あとは雑炊を食べるだけにしておくよ。カニで腹を満たせて幸せだなぁ」
「あきらのためにカニの脚を残してあるけどな」
 そういや詫びとして二本もらう約束をしていたんだっけ。
「予想以上に料理が豪華だったからね。もう入らない。遠慮なくとおるが食べてしまってよ」
 とおるのカニ料理は半分以上残っている。僕の世話にかかりきりで、あまり食事が進んでいない。
「そうか。最後まで取っておくから、食べられるようなら言ってくれ」
 とおるは鍋の火を弱めると、素晴らしい健啖ぶりを発揮した。あれよという間に皿が空になっていく。僕に勝る食いっぷりだ。本当はカニを食べたくてうずうずしていたのかもしれない。
「とおるが来てくれて助かったよ。僕一人ではカニの殻を剥くのも一苦労だったからね」
「……俺はあきらと旅行に行けて嬉しかったからな。それぐらいはお安い御用だ」
 僕しかわからないだろうが、礼を言われてとおるの目じりが僅かに緩んでいた。
「また来たいものだね」
「紙婚式にまた訪れるとするか」
「ないない」
 それは結婚を前提とした話だろう。
 とおるがカニ料理を食べ終わると、僕は鍋に残った汁で雑炊を作った。カニの旨みたっぷりの汁に白米と溶いた卵を入れ、蓋をして蒸らしてからネギと海苔を散らした雑炊は、お腹いっぱいの状態でもさらさらと喉を通る。
「はぁ、心行くまでカニを堪能したよ。もう動けそうもないね」
 窓側に置かれた揺り椅子に深く腰掛けた僕はげっぷが出そうだった。どの料理も素晴らしくて食べ過ぎてしまったね。
「失礼します」
 食事が終わるころを見計らって仲居さんが顔を出した。空になった皿を運んでテーブルを片づけると、寝床の用意をしてくれる。仲居さんが立ち去ったあとには、一式の布団に枕が二つ乗せられていた。
「余計なお世話ってやつだよねぇ」
 布団に近寄って僕はため息を吐いた。とおるが悪乗りするかと思ったが、布団に近寄ってこない。僕が後ろを振り向くと、
「あきらの飲みかけ……ふふふふふふっ……」
 僕が飲み残したオレンジサワーを持ったとおるがいた。
「おいおい、それアルコールだよ」
 それだけ言えば飲むのを止めるだろうと思ったが、とおるの耳には届いてない。こいつは缶を傾けると一気にオレンジサワーを飲んでしまった。
「酔っ払っても気持ち悪くなっても知らないからね」
「……あきら、愛してる!」
「それはもう聞き飽きているよ」
 真っ赤な顔をしたとおるの様子はどこかおかしかった。手に持った缶を無造作に潰すと床に落とす。獣のような荒い息を吐いて、血走った目をしていた。
「あきらぁぁぁっ!」
 飛びかかってきたとおるに対して僕は横に半歩ずれると足だけ出した。僕の足に引っかかって盛大に転んだとおるは、空中遊泳をしたあと柱に顔を激突させる。手足を痙攣させて気絶していた。
「とおるには酒を飲ませられないね。酒癖が悪すぎるよ」
 僕は押入れにあった浴衣の帯でとおるを縛るとそのまま転がしておいた。これで酔いが残ったまま目覚めても大丈夫だろう。
「点数を稼いだまま終わらせろよなぁ。僕のとおるの評価は赤点になっちゃうよ」
 スケベじゃないのはとおるじゃないかもしれないけどね。缶を置きっぱなしにしたのは僕も悪いから、それを考慮して及第点としておきますか。

 翌朝のとおるは頭を振ったり押さえたりしていた。二日酔いらしい。
「頭の内側と外側の両方から痛い……」
「これに懲りたら二十歳を過ぎるまでお酒は飲まないんだね」
「……そうする」
 とおるはろくろく朝食には手をつけてなかった。
「ほら、水をたくさん飲んどきなよ。そこの露天風呂で足だけ浸かって汗を流してきたら?」
「……そうだな。アルコールを出してしまえば楽になるか」
 とおるはズボンだけ脱いで、膝下を露天風呂に浸している。十五分ほどしてから戻ったとおるの顔色はいくらかましになっていた。
「脱水症状にならないよう湯上りにも水は飲んでおいたほうがいいよ」
「すまんな」
 怪我には強くても、二日酔いは堪えたらしい。とおるはおとなしく水を飲んでいた。
「そろそろチェックアウトだね。また来たいよ」
「……ああ」
 とおるは帰りの電車でも騒ぐことなく居眠りをしていた。僕と一緒だと元気なこいつにしては珍しい姿だ。親父さんもお酒を飲んだらすぐ寝てしまったしね。アルコールに弱い家系なのかもしれない。

<つづく>

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