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まおまりも 3

まおまりも 3 (ジェッツコミックス)まおまりも 3 (ジェッツコミックス)
(2011/11/29)
不明

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KING JIM デジタルメモ「ポメラ」 DM100クロ ブラック

狙ってるポメラの新型。
欲しいが高い気もするし・・・どうすれバインダー。
⇒買っちゃいました♪
東京大阪往復の新幹線でヴァン・ぱい・ヤⅢの原作を進めたよ。
まだだ。まだ濃さが足りぬ!!
乞うご期待だが、いつ完成するのかw

KING JIM デジタルメモ「ポメラ」 DM100クロ ブラックKING JIM デジタルメモ「ポメラ」 DM100クロ ブラック
(2011/11/25)
キングジム

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緊急の場合は 2-1 by.amaha


あらすじ

 姫雛芳と森佳奈子は幼なじみである。ある日学校の裏山に二人だけでいるところを宇宙人に襲撃され、姫は致命傷を受け、それを見ていた佳奈子は心に深い傷を追った。
 二人を救ったのも宇宙人、銀河の警察機構に所属する刑事で、彼(性別は不明だが)は二人を襲った犯罪者を追跡し地球に来ていた。
 宇宙人のはるかに進んだ科学力で、姫の肉体と佳奈子の精神の治療は始まった。しかし完治には最低二週間かかる。
 いらぬ混乱を少しでも避けようと、姫は刑事と相談し、佳奈子の肉体にはいり生活を始めた。
 約束の二週間が過ぎた頃、佳奈子として登校した姫の目の前に自分が現れた。しかも中身は佳奈子らしい。
 
(1)

 悲鳴に一番驚いたのは俺自身である。
 佳奈子はすぐに俺の手を引き教室から連れだした。
「姫くん、ダイターン」などと冷やかす声があがる。
 あまりに力強いので今の俺には抗うすべがない。無敵鋼人ってところだね。

 佳奈子は屋上に通じる階段の踊り場で手をはなした。屋上は施錠されていて行き止まりなので内緒話に都合がいい。
 そのとき俺が一番気にしていたのは、勝手に体を使ったのが佳奈子にバレたことである。あわてて言い訳を始めようとした。
「俺は」
「まって。刑事さんは私から先に説明をするようにって言っていたわ。でも、それより……」
 俺の姿の佳奈子の話し方がキモかった。
「話し方に気をつけたほうがいいかも」
「その口で俺っていうのは気持ち悪い」
 お互い違和感を感じたようだ。
「わかったわ」
と言った所で佳奈子が笑い出した。
「上手ね」
「二週間だからな。すまなかった。これは」
「こっちが先!」
「ああ、そうだったっけ」
「事情も聞いている」
「どう?」
「刑事さんの追っていた犯人と私たちは鉢合わせをした。雛芳は骨折して、佳奈子は脳震盪を起こした。でしょ?」
「うん」
 俺がグロ死体になったのを隠すなら妥当な説明だ。
「このままでは謎の光球と高校生の失踪を結びつけて考える人もいる。だから、あなただけが先に覚醒した。佳奈子は頭部打撲で記憶が混乱していたからね」
「そのとおり」
 佳奈子が怒ってない事がわかると俺の心配は当然、今の状況である。
「でも、刑事はなぜ?」
「一つは犯人が盗んで乗ってきた宇宙船は特殊なものなので早めに返還する必要があった。もう一つは原住民、え~私たち二人のことね、原住民を巻き込んだ件を直に報告しろという命令がきたから、だって」
「当分このままってことか」
「その体にご不満でも?」
 やはり怒っているのか。
「そういう意味じゃないってば」
「なにか緊急時代なら、刑事さんの宇宙船は残っているから、助手に……刑事さんの助手って知ってる?」
「まあね」
 肘枕でアニメを見る猫野郎なら。
「その人に頼めば入れ替えてくれる。でも元々地球人の使用は想定していない機械だから、できれば戻るまで待って欲しいってさ」
「どのくらいかかる?」
「片道五日くらいだって」
「最低十日か」
「楽しんだんでしょう、女の子の生活を。自分だけずるい。だからちょうどいい」
 俺はまじめに演じていたと説明する。
「あなたのことは信じているから」
「あ、ありがとう」
「ところで記憶の欠落部分の説明をしてほしい」
「この二週間のことなら記録をとっておいたから」
「もう少し前、隕石騒ぎの後くらいから曖昧なんだ」
 猫のデータベースにはある。刑事の治療で消えたのなら、記憶の中に俺の受傷から連想されるものがあったのかもしれない。
「えーっと」
 佳奈子本人しか知らないことに触れないように注意しながら、隕石騒ぎのころからの出来事を簡単に説明した。
「了解。他に何か」
「そうだ。荒木レイカのことなんだけど」
「レイカちゃん?」
「姫雛芳に会いたいって」
「クラスメートだから、毎日ってか、二週間ぶりだけど今日も会えるじゃん」
「二人きりでということだと思う」
「なにか細工した?」
「してないってば。姫雛芳については随分前から色々聞かされたって言ってたよ」
「そう言われれば。どうすればいい」
「普通に会って粗相のないように」
「私は好きな友達だけど、あなたの気持ちはどう?」
「好きかな。とりあえず普通に話せるくらいにはなりたい」
「そういえば授業中よく見ていたね」


 一時限目が終わると俺はレイカと踊り場にいた。
「朝は大騒ぎだったわね」
 確かにどう見ても不審な行動だった。
「全然連絡してくれなかったんですもの。びっくりしたし、ちょっと腹がたったの」
「そんなものなの?」
「少なくとも中学入りたての頃までは、何でも話してくれたわ」
「そうかも知れないけど……それで私のことは? ひょっとして話すの忘れちゃった?」
「抜かりはございません」
「返事は?」
「普通に話せる機会を作ってくれって」
 レイカは『やったわ』と笑ってくれた。こんな美人に喜んでもらえるのは嬉しいけど、なんだか騙しているような気もする。
「なにかご不振な点でも?」
「雛芳はごく普通の男の子よ」
「あら、手放すのが惜しくなった?」
「別に私のものってわけじゃない」
「そりゃそうよ」
 後は佳奈子に任せよう。
「じゃあ、メルアドを」
「うん」

 教室に戻ると佳奈子が俺の友人たちと話をしていた。堂々たる態度で誰も不信感を抱いている様子はない。全く違和感はなかった。俺とはずいぶん役者が違うらしい。

<つづく>

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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