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セーラー服捜査官 ザーメン媚薬遊戯の罠 瑠川リナ

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セーラー服捜査官 ザーメン媚薬遊戯の罠 瑠川リナ

クジラの人魚姫6-4

6-4

「もう――機嫌直してよ」
「――っ」

不機嫌そうに、それでいてどこまでも幼稚に頬を膨らませ沈黙する女子生徒。
肉体はグラビアアイドル顔負けだというのに言動や仕草は、思春期の女の子ようである。
現に数十回目の謝罪でも変化がないのだから、実に大人気ない。

「まぁ少し遣りすぎたかもな……沙希も」
「もうクジラまで!それじゃあまるで私が悪者みたいじゃないっ!?」
「――――っ!!」

『まるでじゃなくて、その通りだろうがッ』――と、眼光で訴えるのは中心に座る女性ことクジラ。
彼自身は無意識だろうが、誘惑のホルモンを全開状態である。
同姓の上、幼馴染である少女すらも既に陥落済みである色気と愛らしさのコラボ。
しかも、これが無意識なのだから、始末が悪い。
罪作りな女とは彼に、いや『白方セラス』にこそ相応しかった。

(――っていうか。 アレだけされてもあたしたちの近くにいるってどうよ……?)

正直な話、沙希とクジラの獣染みた触れ合いを走りながら見ていたセシリウスは、今の『セラス』が信じられずに、自然と目を細めてしまう。
なんせ陵辱といっていい程のイタズラをされたのに、こうして屋上で一緒に昼食を取っているのだ。
沙希の暴走も問題あるが、『セラス』の--クジラの対応も如何な物か。

(まっ、その単純っていうか。可愛げがあるところが気に入ってるんだよねぇ――私も沙希ちゃんも)

愛情にせよ、勇気にせよ、強がりにせよ自分の体で、可愛らしい表情をしている彼が大好きだった。
大好きすぎて、今にも襲ってしまいたい。
性的に焦燥する体を落ち着けせるため、彼女は昼食のおかずを口に含むと、牛乳を飲む。
--そして。

「はい。あ~ん」
「えっと、なに? これ……?」

箸で弁当の具材を口元へ運んだ。『セラス』に向かって。
沙希を睨んでいたクジラも、セシリウスの顔をマジマジと見つめた。

「いいから、あ~ん、――って口を開ける」
「いやだから……なんで?」

本当に意味が分からないように首を傾げる。
そんなの決まっている。
戸惑い顔で、ちょこちょことおかずを食べる『セラス』を見たいからに他ならない。

「いいから食べる!これが一つ目のお願いだ」
「……理由は……」

『だからチミが可愛いからだ』とは、流石に言えない。
しかし、納得しないと従わないといった意気込みが、彼から感じられた。

(むう……しょうがないわね)

仕方なく、セシリウスは本音を隠しながら理由を伝えた。

「そんな売店のパンだけじゃあ栄養が偏るだろう?だから――あ~ん」

無論、嘘だ。
急遽登校することになった『白方セラス』には昼食の弁当がなく、売店のパンを食している。故の栄養面を気に掛け、おかずを与えようとしている。
咄嗟に出したにしては筋の通っているが、結局嘘なのだ。
ただクジラが恥かしがりながら、箸の先のおかずを頬張るのを見たいだけの言い訳に過ぎなかった。

「――あっありがとう、でも……」
「こら! いいから、ちゃんと"あ~ん"っていって食べるっ!」
「えっ? それは……」
「約束破るんだ――ふうん」
「――――あっ…あ~ん、ん!!」

ヤケ癖気味で――というか完全に照れて、おかずを口に含む『セラス』は、凶悪的に可愛い。
余りの可愛さに、エッチな気分になる。
肉体も豊満で、艶美で、むちむちしているのだから、なおさら男の劣情を煽られた。
場にそぐわない邪な感情が、一層高まる。

「せ、セラスちゃん……?」
「――」

沈黙を破って、沙希も同じく箸で食材をクジラの顔に近づけた。
が、拒絶される。
プイっ、と顔を逸らしモグモグ。
彼には悪いが、まるでハムスターのようで、可憐さが鼻に付いた。男を舐めている仕草である。

「ううぅ――クジラァ、助けてよお」
「――っ」
「うっ!あ、いや……睨むなよ、二人とも」

仲介を求める沙希と、邪魔をするなと睨むクジラ。

(やばい……沙希ちゃんも…可愛いィ)

思わず沙希――親愛なる同士――すらも牝として見てしまったセシリウス。
率直に沙希も美味しそうだった。
どうも肉体が異性だと心まで異性に染まりやすいらしい。

「クジラァっ!!」
「――――ッ」

だが、待たす訳にはいかなかった。
小動物のように愛らしい女の子二人を生暖かく見守る筈が、気が付けばその二人に詰め寄られ責められる側に立っていたのだから。
沙希の仔猫の反発的な目線が、クジラの仔犬のように縋りつくような眼差しが、借り物の体に突き刺さり、セシリウスの心を徐々に追い詰める。

(――なっ、なんでこんなことになっているのかしら?沙希ちゃん、興奮し過ぎ……ほんとう。なんであたしが……ああ。そうか……クジラくんも”こんな気持ち”だったのね)

本日美味しい目に合っているのは沙希だというのに――クラスメイトは勿論、教員たちにも"色々"と催眠術をかけて頑張ったのは自分なのに――これは不公平だとセシリウスは思った。
なるほど彼は何時もこういう心境だったんだなと一人納得し、彼女は共感した。

(でも、ごめんね。 クジラ……ちゃん)

だが、味方するなら既に決定していた。選択ですらなかったのかもしれない。
セシリウスは数秒の沈黙後、二人に応えた。
――無論、麻倉 沙希の『共犯』として。

「ああ、面倒クセえー!!セラス!沙希のことを許してやれよっ!!これが二つ目の命令だ!!」
「そんなァ――ず、ずるいィ!?」
「やりィ――流石、クジラ。頼れる幼馴染ッ!!」

落差が激しい二人。
もっとも、数回脅しを入れて説得すると、律儀なクジラは自ら沙希の手を、握手を求めた。
元から、というか最初から許していたくらい潔い。――おそらく後者の方だろう。

「……っ」

訂正。最後の最後まで抵抗を続けた。
手だけを差し出しながら、口は頑なに塞がれている。少し、みっともない。

「いや黙ってたら仲直りじゃないだろ」
「まぁ私が悪かったのは事実――らしいし……ごめんね!セラスちゃん…!」

謝罪する――当たり前だが、反省していない――沙希は潤んだ瞳で微笑み、握手を求めた。
それが嘘泣きだと知っているセシリウスは笑いを堪えるのが、きつかった。
幼馴染としては長い付き合いでも『サキ』を知らない彼が気付くのは、まあ無理からぬ事なのだろう。
案の定『セラス』はおずおずと口を開き始めた。

「……許す。 けど、もうするなよ。家ならまだしも……」
「了解――ですっ!」

ちゃきーん、と頭に手を当てて彼女が頷くと、クジラは顔の強張りを緩めた。
まるで幼稚園の演劇のようなである。
園児を見守っているような暖かい幸福感すらも、胸の奥に在るではないか。

(あれ――?でも、それって……家でならOK、ってことなんじゃ……?)

意図的かどうか、催眠術などの魔法を駆使してでも知りたい言動の真意。
まさか、――自分たちと――同じ気持ちなのだろうか?

(まさかねェ――まぁどっちにしても構わないけど)

例え、彼が自分たちと似たような願望に染まっていようが、セシリウスには関係がなかった。
微塵も、だ。
なぜなら彼女たちが抱えているのは理性が内包されている男の願望ではない。
荒々しく無慈悲に”牝”を支配する――『牡』の欲望なのだ。
もっとも――。

(んん~~、でも喜んでくれるなら、それはそれでいいかなァ……)

彼の意思は最初から眼中にない筈の願望――だったが、表情豊かに学園生活を過ごしている
『彼女』を見ると、望みが変わる。
一緒に楽しみたい、と。

(ふふ、楽しみだなァ――ああ、早く学校終わらないかな、うん!)

今までに貯めに貯めて、はち切れそうな野望であり、情熱。
それを開放する瞬間を脳内で楽しみながら、セシリウスは学校の終わりを待った。

「ひゃっ!? ひっ、引っ付くな熱い! 汗がべた付く! 何より胸を揉むなぁああ!」
「やん――セラスちゃんかわいい、かわいい! マジ可愛すぎぃっ!! きゃぁああ――っ!」
「やめっ……んん! こらぁ、反省がっ……足りねえぞっ! ああっ、だから熱いってばぁああ……っ!」

沙希に執拗にじゃれ付かれて、困惑している『セラス』を微笑ましく、観察しながら……。

<つづく>

武装戦姫~触悦の贄~

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