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女声男子(2)

女声男子(2) (ガンガンコミックスONLINE)女声男子(2) (ガンガンコミックスONLINE)
(2012/11/22)
険持 ちよ

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おと★娘 VOL.9

おと★娘 VOL.9 (ミリオンムック86)おと★娘 VOL.9 (ミリオンムック86)
(2012/10/29)
不明

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生徒と教師のイケナイデーとレッスン

生徒と教師のイケナイデーとレッスン

千恵は美少年の桜井君と念願のデートができることに。
待ち合わせ場所に来るとなぜかメイド服を着た桜井君が!

会社が傾いても「自分だけは大丈夫」病

フリーランスのお金の使い方の話が中心。
経営セーフティ共済が気になる・・・節税メリットがあるなぁ。来年入ろうかしらん。

会社が傾いても「自分だけは大丈夫」病 (講談社プラスアルファ新書)会社が傾いても「自分だけは大丈夫」病 (講談社プラスアルファ新書)
(2012/09/21)
深野 康彦

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ある日お腹を空かせた少年妖精シルフィーを拾ったら

ある日お腹を空かせた少年妖精シルフィーを拾ったら

魔法青年西田くん

魔法青年西田くん

魔法少年

ザン★メン5 ~残念なイケメンたち~(2) (アクションコミックス(乙女ハイ! ))(2012/10/20)

1巻買ってないけど表紙買い(笑)
⇒本編特に女装ネタなしw残念。

ザン★メン5 ~残念なイケメンたち~(2) (アクションコミックス(乙女ハイ! ))ザン★メン5 ~残念なイケメンたち~(2) (アクションコミックス(乙女ハイ! ))
(2012/10/20)
目黒川 うな

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第二回企画会議議事録

・メイディの掲載権ゲット(重要)&挿絵作成権含
・乱入者にMCされて性転換させられる複数ターゲット、をコンセプトに議論。様々な方向性が出る。
・孤立した屋敷を舞台に繰り広げられる悲喜劇。
・喪失が主題の作品も良い。
・ターザンもの。
安倍 英明  ・良いとこのボンボンだったが乗ってた飛行機がアマゾンで乱気流に巻き込まれて、気が付いたら未開の地に一人で立っていた。原住民に飲まされた謎の薬草で女ターザンに変身して、宝を探しに来た文明人の一団とトラブルになるが・・・
 
 シルカ   ・ターザンとしてジャングルの平和を守っていた…のだが、助けた日本人の青年 浜田 昌彦や、英国人ジャックと共に探した秘宝の力で女体化してしまう。二人の視線に恥じらいを覚えたシルカはマサヒコの方に恋心が芽生え始めるのだが、それに付けこんだジャックの「文明人のマナーを教えてやる」の言葉に騙されて、徐々に調教されてしまう。
 
 ⇒イラスト企画へ
・ 「性転換のフランチャイズ」は、大変な金額のローンを組んで「女の子になる権利とノウハウ」をフランチャイジーから買うのだけれどもなんだか、アレやれこれやれとうるさく言われて本当にしたい事はできなかったり、最初の説明と食い違ったり。と言う感じかなぁ「なんのノウハウも無くってもすべて本店の言うとおりにしていれば大丈夫ですよー」⇒結構盛り上がったので創作できるかも。

次回予定も土曜日深夜ごろの予定。




Alteration

Alteration
Alteration DLsitecom版

特攻します!
→特攻してたよw
絵力そのものはあまり無いように感じるのですが、味わい深くなかなか楽しめました。
評価は「チャレンジャーなら」

201208月アマゾン売上ベスト10

買い忘れチェックです。

1.えんとらんす!(2) (TSコミックス)
2.目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた 悦楽のTS退魔師 (二次元ドリームコミックス 288)
3.ちぇんじで! (富士美コミックス)
4.あめのちはれ 6 (B's-LOG COMICS)
5.金髪×巨乳に変身で (富士美コミックス)
6.兄が妹で妹が兄で。(1) (KCx(ARIA))
7.サイ:テイカー -二人のアルテミス- 1 (アライブ)
8.少年王女 2 (シルフコミックス 28-4)
9.おれがあいつであいつがおれで (つばさ文庫)
10.性転換アンソロジーコミックスIII (二次元ドリームコミックス 286)
11.僕が異世界の女帝だなんて絶対無理! (あとみっく文庫 49)
11.ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)
えんとらんす!(2) (TSコミックス)えんとらんす!(2) (TSコミックス)
(2012/08/08)
ポン貴花田

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目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた 悦楽のTS退魔師 (二次元ドリームコミックス 288)目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた 悦楽のTS退魔師 (二次元ドリームコミックス 288)
(2012/08/24)
天道まさえ

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ちぇんじで! (富士美コミックス)ちぇんじで! (富士美コミックス)
(2012/06/25)
島本 晴海。

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あめのちはれ 6 (B's-LOG COMICS)あめのちはれ 6 (B's-LOG COMICS)
(2012/08/01)
びっけ

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金髪×巨乳に変身で (富士美コミックス)金髪×巨乳に変身で (富士美コミックス)
(2012/08/25)
幾夜大黒堂

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兄が妹で妹が兄で。(1) (KCx(ARIA))兄が妹で妹が兄で。(1) (KCx(ARIA))
(2012/08/07)
車谷 晴子

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サイ:テイカー -二人のアルテミス- 1 (アライブ)サイ:テイカー -二人のアルテミス- 1 (アライブ)
(2012/07/23)
李秀顯

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少年王女 2 (シルフコミックス 28-4)少年王女 2 (シルフコミックス 28-4)
(2012/08/22)
雪広 うたこ

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おれがあいつであいつがおれで (つばさ文庫)おれがあいつであいつがおれで (つばさ文庫)
(2012/08/15)
山中 恒

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性転換アンソロジーコミックスIII (二次元ドリームコミックス 286)性転換アンソロジーコミックスIII (二次元ドリームコミックス 286)
(2012/08/29)
にゃご丸、石野鐘音

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僕が異世界の女帝だなんて絶対無理! (あとみっく文庫 49)僕が異世界の女帝だなんて絶対無理! (あとみっく文庫 49)
(2012/08/21)
上田ながの

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ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)ぼくらのへんたい(1) (リュウコミックス)
(2012/08/10)
ふみふみこ

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G.L. 3 ~転入生が来て豪華客船で水着になったら遭難したので、とりあえず二人きりで無人島バカンスをしてみた!~

G.L. 3 〜転入生が来て豪華客船で水着になったら遭難したので、とりあえず二人きりで無人島バカンスをしてみた!〜 (G.L.シリーズ)G.L. 3 〜転入生が来て豪華客船で水着になったら遭難したので、とりあえず二人きりで無人島バカンスをしてみた!〜 (G.L.シリーズ)
(2012/10/25)
長野 聖樹

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ぺたんこ涼ちん。 ~皆にないしょの男の娘アイドルRYOちゃんのある日のお話~

ぺたんこ涼ちん。 ~皆にないしょの男の娘アイドルRYOちゃんのある日のお話~ DMM版
ぺたんこ涼ちん。 ~皆にないしょの男の娘アイドルRYOちゃんのある日のお話~ DLsitecom版

2300万ヒット記念作品 ”枕”

作.真城 悠(Mashiro Yuh)
「真城の城」http://kayochan.com 
「真城の居間」blog(http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/)
挿絵:松園


 枕というのはとてもプライベートなものである。
 枕が変わると眠れないから、修学旅行に自分の枕を持って行っていいか?と尋ねた小学生がいる…というのは流石に都市伝説だろうが、それほど生活に密着しているというのは間違いあるまい。

 オレは都内に住むしょっぱい大学生だ。
 一応大学と名の付くところに転がり込むことは出来たが、卒業するのが精一杯だろうと自分の能力にはある程度見切りも付いてくる頃合だ。
 女の子にモテモテなんてのは一部の男の話で、オレみたいに中途半端なのは同類の男友達がいるくらいだ。

 自分で言うのも何だが、オレは「カジュアル・オタク」だ。
 人並みにアニメもゲームも好きだが、スタッフだの声優だのをすらすらと諳(そら)んじるなんてことはできない。普通に発売されている漫画を買うくらいはするが、それの「同人誌」なんて怪しげなものを購入するなんて及びも付かなかった。

 そもそも飽きっぽいので、「これは面白い!」と感動したアニメであっても、DVDを2巻くらいまで買ったところでお金が勿体無くなって後は放置してしまったりする。
 なんだかイベントがあったとかで記念DVDとやらを買ってみたが、封も開けずに未だに部屋の隅でホコリを被っている。

 大きなイベントにも行ってみたが、本物のコスプレイヤーさんたちを見るだけで圧倒されてしまった。
 大砲みたいなカメラを幾つも首から下げて親の仇みたいにシャッターを切りまくるアクティブなオタクたちが正直羨ましい。
 そんな中には男のコスプレイヤーもいた。
 単にアニメのキャラというだけではなくて、有名サッカー選手の普段着、なんてアイデアものもある。
 というか男のコスプレというのはそういう風に一ひねりしたアイデア賞的なものが多い。正攻法で美少女衣装を見に纏(まと)う女性コスプレイヤーたちとは少し違うみたいだ。

 中には女装コスプレもいるらしい。
 明らかに男と分かる「ネタ」系のものもあって、別の意味で目のやり場に困るんだが、実はあれは「劇中で女装した男のキャラのコスプレ」らしく、あれでいいのだそうだ。

 というか、実は本当に精巧になされた女装コスプレは女性と見分けが付かないのでその場で驚くということは難しかったりもする。やれやれだ。

 オレには「同人誌」が何を基準に選んでいいのかよく分からないので、もう少し分かりやすいキャラクターグッズ売り場に行った。
 こうしてみると、オレにはどっぷりはまり込んだアニメって無いなあと思い知らされる。

 憧れのキャラクターと添い寝出来ると言う触れ込みの「抱き枕」も大量に売られていた。
 半裸や下着姿、パジャマ姿のキャラクターたちは、画面の中に納まっていると可愛らしいが、実寸(?)のそれはちと気持ちが悪かった。
 それにしても単なる枕がここまで高いというのは一体どうなっているのか。枕どころかここで売られているのは「枕カバー」であって、中に入れる枕そのものは購入者が準備する必要があるのだ。
 一万円近い金額を取るのだから枕くらいはサービスしてくれてもよさそうなもんだ。

 ふと見ると、隅に面白い売り物があった。
 オレも好きなアニメの劇中でヒロインが使用していた枕のレプリカ…なのだそうだ。

 なるほどこういうアイテムのアイデアもあるのかと感心した。
 若干全体がピンクがかっていて可愛らしいが、過剰に少女趣味だったりはしない。
 何より、どこから見ても単なる普通の枕に過ぎないのだ。

 値段も手頃だったので、オレは思わず購入していた。

 この大きなイベントに来て、枕一つ抱えて帰るってのも何とも言えないものがある。
 店員のメイドさんっぽい衣装を着たお姉さんの説明だと、「彼女が隣に寝ていると思って、隣に置いて寝てくださいね」とのことだった。

 そう、「抱き枕」とは違う「エア添い寝枕」という訳だ。

 確かにそのアニメでは最後にはヒロインと主人公が結ばれ、常に同じ布団で寝る円満夫婦になることを暗示して終わる。
 その気分を味わえってことらしい。
 とてもいいアイデアだ、と思った。


 そんなこともすっかり忘れていたオレはその日の夜になっていざ寝ようとして慌てて「エア添い寝枕」を取り出してきた。
 そして、言われた通りに自分の枕の隣に並べる。
 なるほどこれはいい予行演習になる。
 実際にそうして寝てくれる女性にめぐり合えるかどうかは何とも言えないが、そんな気分だけでも味わうのは悪いことではない。

 適当なインターネットラジオを鳴らしながら部屋の電気を消し、いざ布団に横になった。

 …だが、次の瞬間信じられないことが起こったのである。

 なんと、布団の中に何かが出現した。

 オレは余りの存在感に驚くことも出来ず、呆然とそちらを見続けるしかなかった。

 「エア添い寝枕」のその下に、「首から下」だけの身体が出現したのだ!
 それはチェックのミニスカートにクリーム色のベスト、真っ赤なワンポイントのリボンをした「今時の女子高生」の制服姿だった。

 余りのことに口をパクパクさせていると、その女子高生の身体は突如がばり!と起き上がったかと思うと煙のように消滅した。

 こんなものを見せ付けられてよくも気絶したりしなかったものだ。

 だが、心臓がドキドキしているのもお構いなく、また女体が出現した。
 今度はカラスみたいに真っ黒なセーラー服だ。
 手首と襟に入った純白の三本ラインがまぶしく、胸元の真っ赤なスカーフが強烈だ。

 枕のところから消えていて首から下しかないのが異様極まりない。
 体温すら感じられる実在感で、呼吸でその大きな胸が上下している。

 これが皮切りだった。

 次々にあらゆる衣装を身に纏った女体が出現しては消える。

 その女性…だよね?男な訳がない…の行動は徐々にエスカレートして行き、自らの身体をまさぐり、乳首をつまみ、おっぱいを鷲づかみにし、そしてスカートの上から下半身を撫で回し、そしてパンティの中に手を入れて女性の大事なところを刺激して絶頂に達してはくったりとへたりこむ。

 草食系男子と呼ばれるほど女性にはオクテのオレだったが、流石にこんなものを見せ付けられて黙っていられる訳がなかった。
 余りにも強烈な「シアター」を見せ付けられているに等しいので、それを眺めながらこちらも散々に楽しませてもらった。

 「彼女」が着て出現する衣装は千差万別、あらゆる種類に及んでいた。
 よほど性欲が旺盛なのか、女性にして(?)制服マニアなのかどんな衣装を着て現れても大抵は最後までいたるのだった。

 疲れ果てたのかたまに本当に寝込んでしまうこともあり、その間ずっとその乱れきった女体が本当に横たわっている。
 オレはその隣に本当に添い寝させてもらった。
 怖くて触ることが出来なかったが、体温も体臭も感じる。本物の女体だった。

 まるで異空間に繋がっているみたいに首から上だけが消えていて、見ようによってはこれほど気持ちの悪いものもないのだが、それはそれでありだと思える様になっていた。



 タイミングが悪いことに、悪友が遊びに来る日だった。
 どうにか一室だけは見られる様な状態にしていたものの、この万年床に踏み込まれた日には猟奇殺人の犯人にされかねない。

 結果から言うと、友人にそれはばれてしまった。
 昔から虚言癖、妄想癖がヒドい奴だったこともあってか(?)、この出鱈目な事態にも最低限のパニックで済み、以降はほぼ同居状態になってしまった。
 食費も光熱費も先払いと称して入れてくれるのである程度助かりはしたんだけど、極度にプライベートな行為を見せ合う趣味はない。

 だが、そいつはさっさともう一人の友人も呼んでしまい、三人で一緒に謎の女体のオナニーショーを楽しむことになってしまった。

 「彼女」はほぼ一日中そんなことばかりしていて、流石にオレたちも呆れ始めていた。
 顔が見えないのだが、「一体どんな顔なのか」を推理するのがオレたちの間で流行した。
 全員が今時のアイドルや有名人の例を挙げながらも、いい年こいた男たちばかりなのに一人もアダルトビデオに詳しい人間がいなかったのがオレたちらしい。

 そんなある日、遂に驚くべき出来事が起こった。
 バニーガールの衣装に身を包んだ彼女が、遂に身体を折り曲げるようにして枕の下に顔を出現させたのだ!

真城様挿絵11

☆続きは折りたたんでます。

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ちぇんげ!!2

ちぇんげ!!2

ウチとは主旨が違うっぽいなぁ。

2300万ヒット記念作品 ”布団”

作.真城 悠(Mashiro Yuh)
「真城の城」http://kayochan.com 
「真城の居間」blog(http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/)
挿絵:松園


 オレがそこに立ち寄ったのは偶然でしかなかった。
 そこはいわゆるフリーマーケットだった。
 ちなみに解説するまでもないだろうが「フリー」というのは「自由」という意味ではない。
 虫の「ノミ」という意味である。だから「フリーマーケット」。日本語で「蚤(のみ)の市」というが、あれである。
 要するに使わなくなった古着などを有効利用してくれそうな人相手に叩き売ろうという生活の知恵だ。布団なんかにはノミがたかっているという自嘲をこめた命名と言うわけだ。

 オレは大学を卒業して、地獄みたいな就職活動の果てに中堅の事務職をゲットしたプータローだ。
 何故就職が決まったのにプータローかというと、新卒一括採用されたはいいが、入社は8月になるので、それまで遊んでろということらしい。
 そんな話がありうるのかと思ったが、そこで働いている先輩たちも似たり寄ったりらしく、仕方ないのでゴロゴロして過ごすことにした。
 親を拝み倒して学生時代から延長して生活費の一部を出してもらい、適当なバイトを探す日々だ。
 しかし、2~3ヶ月後には確実に辞めることが分かっている人間を雇ってくれるバイトなど簡単に見つけることは出来ない。
 正直、こちらもそれほど真剣にバイトを探す気も無くふらふらしていた。

 話はフリーマーケットに戻る。
 正直、他人の着古した古着なんぞ余り積極的に袖を通す気にはならない。
 洗濯はしてあるだろうが、いい年こいた男ともなると、その服を着たままやらしい事に及んだりしてるんじゃないか…などといういらん気遣い(?)が出来る様になるからだ。

 だからオレは別に買い物をする気も無く、冷やかし目的で流していた。
 別に売っているのは衣類ばかりではなく、古本やCD、ゲーム機などもあった。

 女性も多くおり、自らの古着を叩き売っているのは子供の頃は気にならなかったがこうしてみると妙にエロい。
 まあ、残念ながらこんなところにタレントなみの若い美女が自らのセクシー下着を並べているみたいな光景があったりする訳では無い。
 年相応のご婦人が、ババ臭い普段着を二束三文で叩き売っている程度。
 中には「事務服」みたいなのもあったりして、もしかしたらその手のマニアには穴場なんじゃないかと思ったりする。

 まあ、オレはそういうマニアではないし、れっきとした二十代のあんちゃんがコテコテの女物を買うなんぞぞっとしない。即、変態扱いは間違いないだろう。
 そもそもお互いの合意あってのマーケットだ。
 多分そういう出品者が仮にいたとしても、男になんぞ売りはすまい。同じ若い女性に売るとかそんなんじゃないだろうか。

 すると目の前で大きな買い物が成立している。

 格好には所帯じみた雰囲気を出しているものの、結構美形の若い女性が出品していた「あるもの」が売れたのである。
 それはとても大きな包みで、ハンガーに掛ける形式の特殊な代物だった。

 周囲がわっと沸いており、商談が成立したらしい若い男が周囲に囃したてられている。
 オレは思わずその近くに寄って見た。

 その大きな包みの素材の一部は透明になっていて、中を覗くことが出来た。
 オレは我が目を疑った。

 それは…西洋式の花嫁衣裳…はっきり行って純白のウェディングドレスだったのである。

 何となく耳をそばだてていると、レンタル式がこの頃の流行であるにも拘らず勢いでウェディングドレスそのものを購入してしまったはいいが、普段着として着たりすることが出来るわけでもなく、ましてや何かのイベントで着ることもないために置き場所に困っていたという。
 夫婦円満なので二度三度使う予定も皆無。
 そうなると場所塞ぎなのでお金になるならしてしまおう、ということらしかった。

 元は十万円を越えていたそうだが、その自称・男子大学生が支払った金額は三万円だった。
 フリーマーケットにおいてはかなりの大金の移動ということになろうが、「物」としての金額を考えると破格だろう。
 正真正銘の「本物」でしかも目の前の美人若奥様が人生の晴れ舞台に袖を通した一品を三万円で入手出来るのである。

 しかし、それを購入したのは男子大学生だ。
 一体何に使うというのか。
 全て聞くことが出来た訳では無いが、どうやら話の流れだと友人が学生結婚をしてもうすぐ結婚披露宴が行われるという。
 その「二次会」の席で男の友人代表が「花嫁」にコスプレして余興を行うために探していたらしい。

 なんとまあ不純(?)な動機であることか。
 貧乏学生カップルが少しでも安い結婚式の為に…なんて殊勝な理由ですらない。
 その後は大学の演劇部に売りつけるか、さもなければ「美人コンテスト」はたまた「女装コンテスト」用に使いまわす気らしい。
 神聖な花嫁衣裳も形無しというところだが、逆に言えば「神聖な」イメージのある衣装だからこそ見栄えがし、この様な用途にも使うことが出来るといえる。

 その大学生は確かにほっそりと痩せていて、ドレスでも難なく入れそうだ。
 それにしてもこの公衆の面前で紛れも無い女物を嬉々として購入できる度胸には恐れ入る。

 そういえば…。
 ふと周囲を見渡すと、「女物」だけで言うならば結構な数が出品されているのだ。

 あっちには「メイド衣装」があるし、あの辺にはチャイナドレスがある。
 本格的な(?)縫製のものもあるが、いかにもな安っぽい「コスプレ衣装」もあるし、デザインが微妙に狂っている“お手製”のものまである。
 なるほど今の時代ってのはそういうものなんだなあ…と思った。

 ただ、こちとら憧れることはあっても実際に女装するなんて及びも付かない。
 それこそ幼少期に姉のおもちゃになっていた…なんて面白いエピソードも持たないし、いじめられていた訳では無いが、それほど目立つ生徒でもなかったので人前で何かをした覚えすらない。

 正直、学園祭や体育祭で華麗な女装で「しな」をつくってはしゃぎまわりながらも翌日にはそれを綺麗サッパリ忘れてけろっとしているお祭り男を見て理解を絶する人種っているんだなあと思っていたくらいだ。

 正直、こんなフリーマーケットに幾らいてもそうしたものを買う度胸も気概も無い。
 仮に「お仲間」らしき男が売っていたとしたって…いや、それならば尚の事買ったりすることは無いだろう。
 その衣類にはべっとりと「何か」が染みついているに決まっているのだから。

 返ろうとして出口に向かおうとすると、そこに奇妙な出品者がいた。
 男物とも見紛う野暮ったい普段着に、細部がボサついた長い髪の毛の少女である。

 年齢不肖な雰囲気だが、恐らく高校は出ているだろう。現役大学生くらいか。

 綺麗な格好をしてしっかりメイクしたりすれば「それなり」には見えるだろうに勿体無い…とこのオレですら思った。

 彼女が売っていたのは「布団」だった。

 特に何の変哲も無い厚手の掛け布団である。

 …これならいいかも知れない。
 今使っている布団は正直ボロになりかけていたのだ。

「幾らですか?」

 オレはその少女に話しかけていた。

 その少女は黙って値札を指差した。

 そこには「3,000円」の文字がある。

 布団の相場は知らないが、まあ妥当な金額じゃないかと思った。見る限り特に問題がありそうには見えない。それこそ本当にノミがたかっていたとしても今日はいい天気だから日光ですっかり消毒されているだろう。

「買いたいんですけど」

 少女は黙ってこちらを見上げてきた。

 よく見るとソバカスが全く処理されずにぽつぽつと浮いており、長い髪は背中まで垂れているのにブラシも入れていないのか枝毛だらけだった。
 シャンプーそのものはしているみたいでフケが浮いていたりはしないものの、なんというか「イモねえちゃん」という言い方がぴったり来る。
 しかし、それでも目が離せないのがその髪の毛の奥に隠された目がビックリするほど大きく、細かいパーツが実に美しいからである。

 こくり、と少女は頷いた。

 ここでプレイボーイなら会話を弾ませていい雰囲気くらいは作るんだろうが、オレは黙って財布を出していた。
 見ると少女は慣れた手つきで持ちやすくプラスチック製の取っ手をつける為に布団全体を縛り始めていた。

 そしてオレの3,000円を受け取ると無造作に腰のポケットにつっこみ、布団を抱き上げてきた。

「どうも」

 ここで「これって、あなたが昨日までこれで寝てたんですよね?」という質問が喉元まででかかったのだが、何とも卑猥かつ失礼な気がして思いとどまった。

「お気をつけて」

 消え入りそうな声で、少女はそれだけ言った。


 オレは自宅に返ると、小汚く散らかった部屋をかきわけ、万年床になった寝床にたどり着くと、古いほうの掛け布団を乱暴に持ち上げた。
 何やらパラパラとゴミが落ちてくる。

 やれやれ、男の一人暮らしとはいえこれはみっともないなあ…。
 といっても、彼女がいるわけでもなし、そんなところに気を使うよりもゴロゴロしていたい年頃だ。

 一日中やることが無くて暇なのに遊びほうける金がある訳でも無いので、必然的に金の掛からないゲームなんぞをやることになる。
 やり始めると面白いもんだから、ある程度目標を定めてやってみたりする。
 少し上手く行って気分が良くなったりもするが、別にこれで食っていける訳でもなく、中途半端な思いをするだけだった。

 結局「明日も日曜日」ってなもんだが、節制すればバイト無しでも生活出来てしまう。これから先一生こんなのんびりした時期は送れないだろうから、いっそごろごろして過ごすかなあ…なんて思っていた。

 この日も夜中の二時までインターネットで面白動画をあさったりしていたが、眠くなってきたので寝ることにした。
 オレはパジャマは特に用意しないほうで、普段着を脱いでパンツ一丁・シャツ一丁になってそのまま寝るずぼらな人間だ。

 恐らくあのお姉ちゃんが寝ていたであろう布団というのが今日唯一の楽しみかな。
 何の気なしにオレは布団に潜り込んだ。

 そして、この日が運命の分かれ道だった。

 その異常はすぐに感知できた。
 布団に入り込み、首から下をすっぽり覆った状態で、余りにも異常な感触が全身を貫いたのだ。
 その瞬間の衝撃を言葉で言い表すことは難しいだろう。

 オレは慌てて跳ね起きると、上半身を起こして、布団をめくり上げ、自らの身体を見た。

「あああああああああーっ!?!?」

 物凄い声を上げていた。
 深夜二時なのにアパートでそんな大声を上げたら下手すると苦情ものだ。

 だが、正直この程度のパニックで収まったのは奇跡と言うほかは無い。

 そこには、余りにも異常なものがあったのである。

 街角で見慣れたチェック柄のプリーツミニスカートにクリーム色のベスト…。
 そう、「女子高生の制服」姿である。

真城様挿絵9

☆続きは折りたたんでます☆

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おかし製作所企画会議第二回開催予定

予定時間 10/20 22:50~24:00頃まで
議題 最近の良作について
   新たなSS創作の為のディスカッション
創作素材 「ワイルドな性転換」
     「性転換のフランチャイズ」
     「逃走中」「戦闘中」

参加予定 オレ
     
終了しました。

女子力のエッセンス 後編  by.F

女子力のエッセンス 前編 

「おーい、キョーちゃん。朝だよー」
「ふぁぁぁ、今何時ぃ?まだ7時じゃない……」
「って、こらこら、寝ようとするな!」
「だって、エミ、今日土曜だよ?学校はお休み……」
俺のその言葉にエミは俺のデコをこづいた。
「痛いなー、何するんだよ」
「中学校では土曜日も半日授業でしょ?その後、塾!」
「あれ……そうだっけ?」
「それに、お姉ちゃんのことを呼び捨てにするな!」
「お姉ちゃん?誰が?」
「いくらかわいい妹でも、これ以上寝ぼけてると怒るわよ?」
「いふぁい、いふぁいよ、おねえふぁん」
お姉ちゃんが俺のほっぺたをぷにぷにとひっぱる。
「これで目が覚めた?キョーちゃん」
「う……うん」
何かがおかしいのだけれど、ねぼけているせいなのかそれがなんだか分からない。
「今日の朝食当番、キョーコの番だけど、代わってあげる。そのかわり明日はお願いね」
「うん……ありがとう」
朝シャンする暇はなさそうだから、顔を洗って、
部屋に戻り化粧台に向かいながらドライヤーをかける。
土曜日も学校なんておかしくないか?
でも、午後は塾でサトシに会えるし、明日は一緒に映画を観に行くんだ。
それを考えてドキドキしてきた。
これでよし!工夫して短くしたスカートとオーバーニーの間で
ちらちら見える白いふとももに満足していた。
これで、サトシも……
今日の授業は数学・英語・理科と苦手なものばかりだ。
やったことがあるような気もするのだけれど、
当然そんなことはなく、全然分からない。
「仕方がない。後でサトシに教えてもらうか」
サトシというのは、毎週3回行っている個別指導塾での俺の担当講師。
教え方も上手いし、何より俺には熱心に教えてくれるんだ。
今年20になるW大生でかっこいいんだよねー。
中学生ぐらいの女の子が好きな変態野郎だけどな。ってあれ?
ないない。サトシはやっぱり同い年ぐらいの大人の女性が好みなんだよ。やっぱり。はぁ……
塾について、サトシに挨拶する。
「今日も宜しくお願いします。サトシお兄ちゃん!」
「きょ、キョーコちゃんっ!突然何を言い出すんだ!?」
「え、でも、サトシお兄ちゃんが昨日、サトシお兄ちゃんのことをサトシお兄ちゃんと呼べといったんじゃ」
「あれ?俺そんなこと言ってない。言ってないよ!?」
あれ?そうだっけ?でも何でそんなにうろたえるんだろう。
「それじゃー、『サトシ』でいい?」
「塾では、先生と呼びなさい、先生と!」
「はーい、分かりましたよ、せんせー」
たわい無いやり取りをした後、問題演習を行い、たまに質問をする。
「これってどういう意味ですか?」
「ああ、これはね……」
はふぅ、やっぱり、賢いし、かっこいいなー。
あっという間に2時間が過ぎ、帰る時間になる。
「それじゃぁ、明日駅前で」
とサトシがこっそり耳打ちして、俺はコクンと顔を赤くしながらうなずいた。
家に帰ってかばんを置く。
「ふぅ、疲れたー」
まー、サトシと一緒だから楽しいんだけど。
そうだ。お姉ちゃんに貸してもらった雑誌の続きを読まないと。
『好きな人とのエッチについて』
え、この雑誌ってこんなことまで書いてるのか。
『第二次性徴期を迎えると女の子の体は急に変化します』
ひょっとして、最近体に違和感があるのはこれのせいなのかな。
『あなたはもう初潮になりましたか?はい/いいえ』
えっと、初潮って女の子のあそこから血が出るって奴だよね?
ないない。まだなってないよ。
『中学1、2年生で初潮を迎える人が多いと言われています』
へぇ、それじゃぁ、そろそろ俺も初潮になるのかな?
『いざという時に慌てないように準備をしておきましょう』
へー。ナプキンとかってこう使うんだ。
今度、お姉ちゃんとかママにも相談してみよう。
『意外と知らない、女の子のアソコ。女の子のアソコは余り見たことがないかもしれません』
そりゃそうだ。彼女もいた事無いしな。
『女性器の形や呼び方は下の図の通りになります。一度自分のものと比較してみてはどうでしょうか』
こう書かれると自分のアソコが他の人と違って変じゃないか不安になりだしてきた。
スカートを脱ぎ、ショーツをおろす。
俺のあそこにまだ毛は生えていない。
左手に手鏡をもち、右手で自分の割れ目を開いて形を確認する。
えーっと、ここが……よかった、普通の女の子のアソコと一緒のようだ……
『男の子と女の子の体の違い』
『男の子の体を説明する前に、一つ質問です。あなたは、男の子とエッチしたことがありますか?はい/いいえ』
ええっ!?ないない。そんなのあるわけないじゃん。
『いいえを選んだあなた。あなたは、男の子の体のことを全くしらないと言っていいでしょう』
おいおい。そんなことねーよ。
えーっと、あれだろ。おちんちんがついてて、おちんちんからおしっこを出すんだろ?
え?違うのか?男の子のおちんちんっておしっこするためだけにあるんじゃないのか?
えっ?『ぼっき』って何?『せーえき』ってなんなの?
このせーえきってのが俺のお腹の中に入ると、俺、妊娠しちゃうの?
『男の子と女の子の違いは理解しましたか?』
ああ。色々と衝撃的だったが。
『それでは、えっちについて説明しましょう』
『本来は、子供を産むための行為でしたが、恋人や夫婦が愛を確認するために行われています』
恋人という単語を目にして、ふとサトシの顔が頭に浮かぶ。
『えっちは、気持ちのいいものですが、反面、女の子の体と心に大きな影響を与えます』
えーっと、この『ひにんぐ』とかを使えばいいのか。なるほど。勉強になるなぁ。
明日、サトシとのデートでエッチすることになったらどうしよう……
不安になった俺はお姉ちゃんに相談することにした。
「なるほど。明日キョーちゃんは、そのサトシという大学生とデートするのね?」
「うん。あ、ママやパパには内緒にしといてね?」
「心配しないで。かわいい妹の秘密は守るわよ。でも、キョーちゃんが大学生の男子とデートか」
そう言ってお姉ちゃんはクスクス笑った。
「同級生とかならともかく、大学生だったらエッチのことまで考えているのは当然ね」
「えっ?そうなの?」
「ったく、キョーちゃんってば、男のこと何にも知らないんだから」
「そんなことないよ!」
「でも、キョーちゃん、あの雑誌を読むまでは男の子の体のこと全然知らなかったんでしょ?」
「……」
そんなはずはないのだが、事実そうなのだから否定出来ない。
「いい?男はね、エッチのことしか考えていないけだものなのよ」
「サトシはそんなことないもん!」
「あー、ごめんごめん。キョーちゃんのあこがれの人を悪く言うつもりはないんだけどさ、
 キョーちゃんかわいいし、男はかわいい女の子とエッチしたいって思っているのは事実だから理解しておきなさい」
「う、うん……」
「で、キョーちゃんは、そのサトシという人とエッチをしたいの?したくないの?」
「そ、そんなのわかんないよ」
「でも、サトシって人のことは好きなのよね?」
「そ、それも……」
「それじゃぁ聞き方を変えるわね。サトシさんと一緒に居て楽しい?」
「うん」
「サトシさんとずっと一緒に居たいと思う?」
「……うん」
「ならキョーちゃんは、サトシさんのことが好きなんだよ」
そ……そうなのかな?
「まー、悪い奴じゃなさそうね。ほら、念の為にこれ持っておきなさい」
そう言ってお姉ちゃんはピンク色の小さい四角い袋に入った何かをくれた。
「雑誌にも書いてたでしょ?コンドーさんよ」
「え……でも、俺まだ生理も来てないし……」
「だめよ、病気を移されたらどうするのよ」
そういう病気を持ってそうな奴でもないんだがなぁ。
その後部屋と風呂で悶々と考え込む。
「というか、明日ってそもそもデートなのか?」
確か一昨日、雑誌を参考にして、サトシと二人っきりになるために、
塾で勉強を教えてもらっている合間にこそっと見たい映画があるっておねだりしたんだっけ。
『かわいい生徒の息抜きのため』って言ってたし、
やっぱり生徒の一人としか見られていないのか?
残念だけど、それならそれでいいや。
お姉ちゃんを延々と俺の明日の服を決めるためのファッションショーに付きあわせた後、寝ることにした。
朝6時、ケータイのアラームで目を覚ます。
朝シャンで体と髪を綺麗にした後、
真新しい下着とピンクのワンピースに身を包み、
お姉ちゃんから借りた化粧道具でリップとチークにだけほんの少しだけメークを施す。
やばい、そろそろ8時だ。
今日もお姉ちゃんに作ってもらった朝食を少しだけ食べて家から出る。
出掛けにママが「頑張ってね」と言ってきた。ひょっとして、バレた?
9時前に駅に着くとサトシが待っていた。
柄にもなくかっこつけてやがる。
「ごめんなさい待たせちゃいました?」
「ううん。今来たとこだよ」
こいつのことだから30分以上前から着ていたような気がする。
「それにしても、キョーコちゃん」
「はい?」
「いつにもましてかわいいね」
「はぅ……ありがとうございます」
「いつもは、学校の制服だからさ。私服もとってもかわいいよ」
「……」
うつむいて顔を真赤にする。
「えーっと、見たいって言ってた映画は××だったよね?」
「はい」
××は学校の友だちの間でも流行っている恋愛ものの映画だ。
アクションものの○○の方が正直観たかったのだが、デートって感じじゃないしね。
「うぅぅっ……」
あの女の子かわいそすぎるよぉ。
映画が終わってしばらく涙がとまらなかった。
「落ち着いたかな?」
「あ、はい」
そこで初めてサトシが優しく俺の方に腕をまわしてくれていたことに気がついた。
「で、ちょっと予定が聞けてなかったんだけど、今日これから暇?」
「はい、特に用事はないですけど」
「それじゃぁ、ちょっと歩くけど、美味しいイタメシ屋があるんだけど、行かない?」
「はい。もちろん」
差し出されたサトシの左手を握り歩き出す。
「サトシはあの映画どう思った?」
「……うん。感動的なラストだったよね」
まぁ、ベタベタな展開といえば展開だったよな。
男の人にはちょっと退屈だったのかも。
「ここの支払いまでサトシに任せちゃっていいの?」
「いいのいいの。そんなの気にしない」
「ところでキョーコちゃん?」
「はい?」
「俺の家ここからすぐ近くなんだけど、ちょっと寄っていかない?」
どおりで、ここら辺の町並みを見たことがあると思ったはずだ。
ここで断っちゃうのも勿体無いかな。
「うん。ちょっとだけなら」
再び手を握って俺達はサトシの家に歩き出した。
「少しちらかってるけど入ってよ」
「お邪魔します」
うわぁ、ここがサトシのお部屋かぁ。
年上の男の人の部屋に二人きりって、それだけでドキドキするなぁ。
あれ?ちらかってるって言ってたけど、ずいぶんと掃除がされてるな。
「あちゃー、お茶とかお菓子とか切れてる。ちょっとコンビニ行ってくるからくつろいどいて」
そう言ってサトシは外に出て行った。
それにしても、何で俺はこの部屋に来たような気がするんだろう。
それに、本棚から不自然にごそっと本が無くなっている跡があるのはなんだろう。
サトシのことだから、どうせ……
ほら、ベッドの下に元々本棚に置いてあったと思われる本や漫画が隠されていた。
どういう漫画なんだろう。
そう思ってピラっとめくると、俺と同い年ぐらいの女の子が大人の男の人と裸で抱き合ってる漫画だった。
「うっわー」
前一度見せてもらったけど、やっぱり理解できない。
やっぱり、同い年ぐらいの女の子のほうが……
って、あーーーーーーーーーーー!
「そうだよ。俺、大学生の男で、サトシとは同級生のはずなんだよ。一体何がどうなって……」
二日前までは大学生の男だったはずの俺が中学生の女の子になっている。
この不可思議な現象の原因はただ一つ。
もっとかわいくなってサトシと仲良くなるためにエミお姉ちゃんから借りたあの雑誌、
いや、エミから無理やり押し付けられたあの雑誌のせいに違いない。
「お待たせー」
やばい。サトシが帰ってきた。
ベッドの下から取り出したエロ漫画等を元の場所に急いで戻してベッドの上に腰掛ける。
「ん?どうしたの?」
「な、なんでもないよ」
冷や冷やしたが気付かれなかったようだ。
これから、すぐ家に帰ってエミに俺を元に戻すように言ってもいいのだが、
その前にサトシに聞いておきたいことがある。
俺、いやキョーコのことをサトシはどう考えているんだろう。
「それより、一つ聞いていい?」
「何?」
「サトシは俺のこと好き?」
「うん。もちろん好きだよ」
と軽く答えるサトシ。
「そうじゃなくて、恋人として付き合ってもいいかっていう話」
「いきなり何を突然……」
「いいから答えて」
「……彼女になってくれるなら、とっても嬉しいよ」
「もう一つ質問。サトシってロリコンなんだよね?」
ゲホッ!
俺の質問にサトシはおもいっきりむせた。
「キョーコちゃん、いきなり何を言い出すんだよ」
「俺が胸のちっちゃな子供だから、サトシは俺のことを好きなの?」
「ち……違うよ」
一息ついてサトシは更に続ける。
「確かに、俺は年下の女の子が好みだけど、
 キョーコちゃんのことは、性格とか全てひっくるめて好きなんだよ」
うーん。ちょっと傷つける質問をしてしまったかな。
「ご、ごめんね。変な聞き方しちゃって。お詫びにキスしてもいいよ」
って、あれ?俺何言ってんだ?
動揺している間もなく、目をつむって上向きになった俺の唇に、そっとサトシの唇が触れ合った。
「ファーストキス……」
いや、まて俺。別にキスぐらいどうってことないだろ。
でも、一生に一度の女の子にとって特別な……
キョーコの心とキョウスケの心がせめぎあう。
「せ、責任とってください!」
「責任って……」
「もう一回、キスしてください!」
今度は目を開けたまま唇と唇を触れ合わせる。
そして……
サトシは俺の頭に手をやり強く引き寄せ、
『あむっ……じゅるっ……』舌と舌とを絡ませる。
俺、どうしたんだろう。頭が熱でボーッとしているようで、それでいてとても気持ちい。
「もっと、気持ちいいことしよっか」
そうサトシは耳元でささやき、俺はコクンとうなずく。
もっと気持ちいいことって、さっきの漫画みたいに……
「や、優しくしてくださいね!」
ドキドキして固まった俺の背中に手をやり、ファスナーを下ろしていく。
なされるままに袖が下ろされると、パステルブルーのブラにつつまれた胸があらわに……
「きゃっ」
思わず、小さな胸を腕で隠す。
「すごく、綺麗で可愛いから恥ずかしがることなんてないよ」
サトシにそう言われ、顔を真赤にしながら腕を下ろす。
そんな俺のほっぺたを優しく撫でる。
それだけでとても胸がキュンキュンして気持ちが良くなる。
俺、どうしちゃったんだ?
カチッとホックが外されて、スルッとブラが脱がされる。
そして、大きなサトシの手で小さな胸が優しくもまれる。
「っ……」
初めての刺激に声なき声をあげる。
「大丈夫?痛い?」
優しい声に俺は首をフルフルとふる。
「そう……よかった」
そう言ってまた唇を重ねる。
サトシの手が、胸からおヘソのあたりに降りていき、
ショーツの上から俺のアソコをツッーとなぞる。
「ひゃぅぅっ!」
全身に電気のようなしびれが広がり、背中を弓のようにそらす。
「キョーコちゃんって、感じやすいんだね」
そのささやきに顔を真赤に火照らせる。
「もっと優しくするね」
そう言って、アソコのまわりを指でやさしく刺激する。
「んっ!」
手をぎゅっと握って我慢しようとするのに、触られる度に声が漏れる。
「このままだと濡れちゃうから脱ごうか」
「あ、やだぁっ!」
止めようと思っても体がふにゃふにゃで力が入らない。
ショーツが脱がされて、俺の女の子の部分があらわに……
「見ちゃ、見ちゃやだぁ!」
毛の生えていない、子供みたいなアソコを見られるのが恥ずかしい。
力の入らない体で子供の様にいやいやをする。
「大丈夫、とってもきれいだよ」
そっと、すじをひろげながらサトシは言う。
「濡れてるね」
その言葉に顔を真っ赤にする。
「大好きだよ」
そう言って、またキスをしてくれる。口と口の間に糸がひかる。
だめだ、俺、もう心の中まで女の子になっちゃったみたいだ。
子宮のあるあたりがキュンってなる。
「痛かったら、言ってね」
いつの間にかコンドーさんをつけたサトシが、
俺のわれめにおちんちんをあてがう。
うそっ。男の人のおちんちんってあんなに大きくなるの?
あんなに大きいのが俺のお腹に入ってくるの?
怖くなって目をギュッとつぶる。
そして、ゆっくりと、サトシが俺の中に入ってくる。
「んふっ……」
「大丈夫?」
優しく問いかける声に大丈夫だと首を縦に振る。
お腹の中にサトシが入ってくるのが分かる。
目をうっすらと開けると、俺のあそこがサトシのおちんちんをくわえこんでいた。
「動くよ」
サトシは腰を後ろにゆっくり動かす。
サトシを逃がすまいと俺のあそこがいっそう強くサトシを強くしめつける。
「んっ、すごいな……」
今度は腰を前に押し出す。
「あんっ」
大きな声をあげる。
ゆっくり腰を前後に動かす。俺もその動きに合わせて体を前後にゆすりながら
「あんっあんっあんっ」と声をあげる。
「気持ちいいかい?」
サトシのその言葉に、だらしなく口をあけたまま首をぶんぶんと縦に振る。
腕で足でサトシの体にしがみつく。
そして、夢中で唇をサトシの唇に重ねる。
頭の中がだんだん真っ白になっていく。
「そろそろ……俺も……」
お腹のなかのサトシが一層固く大きくなったと思った次の瞬間、ドクドクと脈をあげる。
それと同時に俺は意識を手放した。





「ねー、お姉ちゃん、このリップ借りていい?」
「化粧はまだ早いっていってるでしょ?」
「でもぉ」
「全く……」
サトシとの初エッチの後、家に戻った俺はお姉ちゃんを問いつめた。
お姉ちゃん曰く、俺があの雑誌を読んだのは事故だったのだそうだ。
オカルトに詳しいお姉ちゃんは、雑誌の言葉に魔力を持たせて、自分を美人に変えたんだそうだ。
そして、俺がうっかりその雑誌を読んでしまった事で、余った魔力が俺を女子中学生に作り替えてしまったとのこと。
似たような魔法を使えば、俺は元の大学生に戻れるらしいが……
「今日もサトシさんとデートなんでしょ?
 だったら、サトシさんに買ってもらえばいいじゃん」
「あ、そうか。さすがお姉ちゃん!」
サトシのことを好きなキョーコとしての気持ちが男のキョウスケの心を上書きしてしまったみたい。
いまさら男に戻った所で、サトシにかわいがってもらえないと思うと、
元に戻りたいなんて気持ちは全くわいてこない。
「それじゃぁ、行ってきま〜す」
「はいはい、いってらっしゃい」
半ばあきれるようなお姉ちゃんの顔を背に、サトシとの約束の場所に駆け出していった。

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