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にょたいか!パラダイス 02―男女逆転!?女体化・アンソロジー (いずみコミックス)


ファン

作.真城 悠(Mashiro Yuh)
「真城の城」http://kayochan.com 
「真城の居間」blog(http://white.ap.teacup.com/mashiroyuh/)
挿絵:松園

 それは衝撃的な事件だった。
 いや、世間の人にとっては正に「コップの中の嵐」だっただろう。
 だが、関係者や当事者、そして自分のことをそうだと思い込んでいる熱狂的なファン…つまりオレみたいな人間…にとってはまさに「事件」だったのだ。

 当代のトップアイドルグループの初期メンバーが男性との交際をすっぱ抜かれて脱退に追い込まれたのだ。
 このアイドルグループは、良きにつけ悪しきにつけ「少数精鋭」とならざるを得なかった数年前までの「アイドル冬の時代」とは全く“思想”が異なり、「質より量」とばかりに凄まじい勢いでその人数を増やし続けた。
 流石にそれだけ沢山いれば中には魅力のある素材も集まってくるので、あれよあれよという間に大人気アイドルグループへと成長した。

 オレはその最初期の時代から知っている。
 最初は十数人いた初期のメンバーは櫛の歯が欠けるように次々に「卒業」していき、現在残っているのはたったの五人。
 その内の一人が今回の脱退事件の中心人物となった。

 元々素行不良との風評が絶えず…といっても遅刻が多い程度だが…、別のメンバーの巻き込み被害みたいな形で脱退してしまった。
 個人的にファンだった訳では無いが、初期からグループ全体を支えてきた功労者だっただけに衝撃は大きい。

 かくいうオレは第二期に加入した一番人気に近いとあるメンバーが好きだった。

 笑顔が爽やかでハスキーボイス、明朗快活な性格でとても気持ちがいい。
 ぶっちゃけオレはいい年をしたおっさんだが、女の子とは手を繋いだ事も無い。
 だからアイドルに現実逃避する…と言われてしまうと元も子もないのだが、そういう面は確かにある。

 そして難しいのが、あれほど不特定多数に対して女性としてアピールする魅力を持つ女の子たちが、その魅力を下手すると人生で最大に放出している正にその絶頂期に「恋愛禁止」という環境下に置かれざるをえないという現実である。
 現実的に考えるならばその状況は過酷すぎるとは言えるだろう。
 だから今回の脱退騒動も、年頃の女の子としてみればごく普通の行動であったにも拘らずペナルティを与えられる形となったものであり、やはり同情を禁じえない。
 グループの活動もすでに何年かの年月を重ね、中学生くらいだった初期メンバーも軒並み成人式を迎えている。もう飲酒・タバコだってスキャンダルにならない年齢になっているのだ。
 とはいえ、ファン心理は勝手なもの。自分以外の男にかしずいている憧れのあの子の姿を想像するのは耐えられないものだ。

 ここから話が本題に入る。
 そこに持ってくると、オレの推しているメンバーはその手の「男の噂」が皆無だった。

 「モテない」ということは絶対にありえない。男どころか女にすらラブレターをもらいかねない人間的魅力に溢れた美女…いや美少女である。
 「プロのアイドル」ということで人間関係に細心の注意を払っている…と言う可能性はあるが、それにしても「男の影」が無さ過ぎるのである。


 そしてオレはその扉を開けた。
 このアイドルグループは国民的な人気がありながら未だに「握手会」といったイベントを定期的に行っている。
 そう、直(じか)に会えるし、握手も出来るのだ。
 熱狂的なファンを自認していながらこれまでこの手のイベントに顔を出していなかったのは財政的な問題があったからではない。
 無論、地方在住という物理的なハンデもある。
 だが、それが決定的な理由と言う訳では無い。

 オレみたいなのと握手をしなくてはならないそのアイドルたちが気の毒だったからだ。

 これは真面目な話で、実際その様に感じているファンも少なからず存在する。
 そんなことを無理にやってもらわなくても充分なのだ。
 ただ、先述の事件がオレの心を押した。

 今会っておかないと、どんな人気メンバーでもいつ引退するか分からない。

 オレは意を決してホームにしているイベントステージに赴き、大量のグッズを買い込んで「握手をする」権利を買い占めた。
 勿論、狙いは一番人気のあのメンバーだ。ずっと匿名では分かりにくかろうから、仮にA子としておこう。アニメみたいだが。

 A子はファンサービスについてこれといった噂は聞こえてこないタイプだ。
 カルト人気を誇るメンバーR子(仮名)などは、敢えてファンに軽い罵声(「このロリコンめっ!」など)を浴びせるという「得意技」を持っており、駄目人間たちがそのロリボイスで罵ってもらおうと列を作るという。
 握手が情熱的で有名なK子(仮名)などは、同じ男でもえんがちょしたくなるようなキモデブだろうと両手でしっかりと握ってまっすぐに瞳を見つめてくることで有名。正に「プロのアイドル」である。

 A子はその点、特に変わった噂は無い。これは正に「王道」の笑顔の握手をしてくれるということに他なるまい。
 この頃は女子中高生のファンも大勢いて、テレビ画面の見栄えも向上してきたが、少し前まではロリ風味の美少女がステージで跳んだり跳ねたりするのを、「キモくてブサイクな駄目男集団」がニヤつきながら野太い声で応援するという「見たくも無い」有様が延々とくり広げられていた。
 鏡を見たことが無いのは勿論、服装に金は使わんわ、洗濯や入浴も嫌いだとしか思えない人外魔境に生息する妖怪軍団みたいなのがステージの下で固まって異臭を放っていた訳だ。
 ま、オレもその一員だった訳だが。

 此処だけの話、当の「アイドル」達は中学生くらいの女の子たちだ。せいぜい二十歳が上限。
 同年代の男の子とすら接触するのも抵抗があるだろう年代の子たちが、「男の最も醜い姿」を曝(さら)す集団ばかり毎日目にしていて、人間不信にならないほうがどうかしている。
 皮肉なことに最も熱心にファン活動をし、そして最もお金を落としてくれるのはそういう層なのである。
 意外に思われるかも知れないが、アイドルの目標の一つとしては「女の子たちにきゃーきゃー言われる」と言うのがある。これは男性アイドルだけではなくて女性アイドルでもそうらしい。

 確かに、可愛い女の子が憧れの目で見てくれてきゃーきゃー言ってもらえるのは、仮に当の本人が女性であってもそう悪い気はすまい。
 別に同性に黄色い声援を送るから即、同性愛だのといった疑惑に繋がるということでもないのだ。
 人気ファッションモデルや女優などには女性は惜しみない声援を送るし、男だってスポーツ選手や格闘家などには純粋にファンとして応援をするではないか。

 ところが「地下アイドル」みたいな存在だと、どんなに頑張っても「駄目男集団」にしか相手にしてもらえない。「女の子にきゃーきゃー言われる」なんて夢のまた夢だ。
 だから人気絶頂だった女子アイドルが失意の突如引退をしたりする。
 ファンは不思議で仕方が無いのだが、「人気があるのに」辞めるのではない。実は「そういう人気じゃない人気が欲しい」から辞めてしまうのだ。

 人気商売でありながら「ファンを選ぼう」などとは贅沢といえば贅沢だが、当のオレすらステージ上から客席を見渡してオレみたいなのばかりだったらそりゃげんなりするよなあ、と同情する。

 ましてや「握手会」なんて魑魅魍魎(ちみもうりょう)が大挙して押しかける「生贄の儀式」みたいなもんである。
 出来たら「女性限定」とかにしたいだろう。
 最低でも「一次審査」でふるいにかけてから握手したりしたいはずだ。
 だが、「最もお金を使う」ありがたいお客というのはそういう「えんがちょ」なのばかりなのだ。
 しかし、これは一番やってはいけないことである。
 これは「ファンをえり好み」していると言うことに他ならず、特別扱いしてもらったファンは気持ちがいいだろうが、そうでないファンのやっかみが燃え上がってしまい、アンチに鞍替えすることだって考えられる。
 それならばいっそコミュニケーションイベントはやらない方がましなのだ。やるんなら100%やる、やらないなら100%やらない。そうでなくてはならない。

 そして、A子にはとある「噂」があった。
 いや、これは確証が取れている訳でも何でもない。
 だが、カルトファンたちの信じるフォークロアとでも言うべきものだ。
 要するに「写真撮影権」を入手するためにお金を使うファンを袖から、或いはVTRで撮影した上で吟味し、「まともだ」と判断した場合、本人から特別なサービスをしてもらえるというのである。

 「特別なサービス」などというとストレートに性的なことを思い浮かべるかも知れないが、恐らく数分話すことを許されるとか、握手を超えてハグまでOKとかその程度だろうといわれている。

 これがおおっぴらに語られないのは、先ほども言及したとおり人気商売が一番やってはいけない「ファンを差別する」行為だからだ。
 ただ、「イケメンを優遇する」のではなく、「衣類をきちんと洗濯し、身だしなみを整えている常識人」を選んでいるというあたりが信憑性を高めていた。
 つまり「マシなのを選んでいる」…「余りにもヒドいのを排除している」と言うわけだ。

 実際、この噂が流れてから一部のファンの身だしなみは向上した。その意味ではいい影響はあるといえるだろう。
 そして…オレは劇場から出ようとしたところをスタッフに呼び止められ、裏の楽屋に呼び出されたのだ。

 オレは引きこもりではなく、ニートでもない。
 一応は社会人だ。
 “一応は”と断ったのは、確かに会社に所属して働いてはいるが、中学・高校の同級生がとっくに結婚して家庭も持っているのに、未だに一人暮らしで給料は生活費ギリギリ、大半が家賃と食費で使い尽くし、残った金額は将来への貯蓄ではなくて趣味で殆(ほとん)ど使い切ってしまう駄目人間だからだ。

 それでも一応自分の食い扶持は自分で稼いではいる。
 その意味ではニートではない。
 だが、職場に仲良く話せる人間が一人もいないオタク族であるオレが満天下に胸を張って「まともな社会人でござい」と言えるかといえばとてもそうは言えない。
 仕事だってブルーカラーではないもののブラック一歩手前のホワイトカラー。毎日同じ事の繰り返しで将来の展望もまるで見えない。
 まあ、精神的な引きこもりみたいなもんだ。

 オレは「ファン選定」の噂を聞きつけてから、少なくとも不潔には見えない様にだけひたすら気を遣っていた。
 鏡を見ても、冴えないネクラではあるが、見た瞬間に吐き気を催す不快感の固まりにまではなっていない程度に持ってくることには成功していた。…と思う。

 その成果が遂に出たってことか…。
 オレは胸を高まらせていた。

 スタッフに案内されてとある部屋に入ると、いきなり扉が閉められ、がちゃりと鍵が掛けられた。
 これには面食らった。
 …このアイドルグループは芸能界のトップだけに黒社会との噂も週刊誌ネタくらいには登らないこともない。

 まさか拉致監禁!?
 しかし、オレみたいな冴えないファン一匹捕まえてもどうということもあるまいよ。

「いらっしゃい」

 振り返るとそこにはあの憧れのA子がいたのだ!

「…っ!あ、あの…」

「A子です。今日はよろしく」

 テレビで観るのと同じハスキーボイスと魅力的な笑顔だった。
 ステージ直後ということなのか、女子高生の制服をベースにしたようなステージ衣装に身を包んでいる。

「あ、あの…よろしく」

 オレは名前を名乗った。この子よりも倍ではないが間違いなく一回りは年上のおっさんとしては威厳も何もあったものではない。

「やっぱり小柄ですね」

 話題に詰まってオレは思わず言ってしまった。
 彼女は第一期のメンバーでこそ無いが、グループの中核となる第二期から参加している古参メンバーでもう二十歳を越えている。

「あーひどーい」

 お互いが破顔する。

 彼女たちは歌もダンスも行うが、すらりとした長身のメンバーなどはむしろ少数派だ。リーダー格のA子にしても今の体格のいい女子に比べても小柄である。
 彼女たちが純粋な「アイドルグループ」であって「ダンスユニット」でも「モデル事務所」でもない証拠であった。

「まーまー、どうぞこちらに」

 ふと見ると中央に折りたたみ式の机があり、椅子も準備されている。
 周囲にはロッカーが並び、部屋の奥の方にはハンガーに掛かったステージ衣装が大量に並んでいるのが見えるではないか。
 正に「楽屋」であって、見ようによっては「女子更衣室」である。

 オレはそこに置かれていた粗末なパイプ椅子に腰掛けた。

「あの…今日はどんなことを…」

 明らかに年下の女の子なのに、相手が有名人ってことで気後れしてしまう。
 確かに小柄ではあるが、そこは当代を代表するトップアイドルだけあって、どこかかもし出す“芸能人オーラ”めいた者が感じられた。

「…どんな事だと思います?」

 元々印象的な笑顔の子である。
 それがまた本当に嬉しそうに目の前に頬杖をついているものだからたまらない。
 距離にして数十センチも無い。

「目ぇつぶって」

 突然その笑顔を崩さずにA子は言った。

「え…」

「いいから!」

 口調はあくまでにこやかである。そして有無を言わさぬ意思が感じられた。

 仕方が無いのでこちらは馬鹿みたいに目をつぶった。一回りも下の女の子に弄ばれるとは…。
 よくそういうのを“ご褒美だ”なんていうが、それは妄想で楽しんでいる場合のことであって、実際に目の前にその相手がいると空気が気まずくていたたまれない。

「はい、いいよ」

 数十秒…も経っていないと思う。ものの数秒の出来事だった。

 …オレは全身に何とも言えない違和感を感じていた。

 ゆっくり瞼を開けると、そこにはさっきよりもより笑顔の度を増したA子の顔があった。

「うわっ!」

 もう吐息が感じられそうな距離だったので、オレは思わず飛びのいてしまった。

 …何だこれ?

 全身の違和感はもうそれどころでは無い領域に達していた。
 反射的に自らの身体に視線を落とす。

「…え…えええええええええーっ!」

 同時にA子のどのバラエティ番組でも見たことが無い爆笑が耳に飛び込んできた。
 その耳はさらさらと流れ落ちる何かで覆われている。

 信じられなかった。

 不思議に厚ぼったい瞼を何度もぱちくりさせるが状況が変わる訳では無い。

 そこにはそのアイドルグループのトレードマークである赤を基調とした制服風にアレンジされたステージ衣装があったのである。

 そう、オレは目をつぶった一瞬の間に「コスプレ」をさせられてしまっていたのだ!

 そういえば妙に股間が涼しい…これは…す、スカートだあっ!!!

 恥ずかしくなって思わず両脚をぴたりとひっつける。
 パンティ一枚で露出した素脚同士がスカートの中で直接接触し、味わったことの無い官能的な感触が走り抜ける。

 そ、そんな…よりによってA子にこんなみっともない姿を見られてしまうなんて…。

「よく似合ってるよ!」

 思わずそちらの方を見る。
 そこには相変わらず楽しそうなA子の姿。

 だが、ここに至って新たな違和感があった。

 …横隔膜の上辺りを締め付けるこの感触…は恐らくブラジャーなんだろう。
 それはいい。
 いや、男としては大いに問題があるが、コスプレとしては問題無い。

 だけどその…内側の感触がおかしくないか…?これは。

 また身体を見下ろす。
 ばさりと長い髪が落ちてくる。
 これだ!カツラまで被せられているってのか…。

 衣装には最低でも数種類の細かいバージョン違いがあり、メンバーによって微妙に異なるデザインの細部を観察するのもファンの楽しみとされていた。
 今オレが着せられているタイプはかなり胸の谷間が露出するバージョンだった。

 胸の谷間…む、胸ぇえええぇぇえ!?!?

「おっぱいは結構大きめにしておいてあげたから」

「な、何を…」

 オレは飛び上がるほど驚いた。
 声がまるで他人のものみたいだったからだ。妙に甲高くて軽い。

 ま、まさかこれって…。

「そうだよ。服だけじゃなくて身体まで変わってるから」

 椅子から立ち上がってつかつかとこちらに歩いてくるA子。

「女の子に」

 そう言うと両肩を掴んでオレをくるりと反対向きにした。

 そこには女性タレントの控え室らしく、細長い全身鏡があったのだ。

 そしてそこには…。

 トップアイドルの一人、A子ともう一人、ロングの黒髪もまぶしい美少女がきわどいステージ衣装に身を包んでおずおずと佇んでいた。

 まさか…まさかこれって…オレ!?

 同時に背中に乳房らしき膨らみが押し付けられ、同時にただでさえ暑い首筋に熱いものが押し付けられた。
 A子がその唇を首筋に這わせてきたのである。

「あ…あの…」

 同時に背後から回された手が腰を回りこみ、オレの豊満な乳房を下からぐいと持ち上げた。

「あ…」

 思わず声が出てしまった。

「あら可愛い…。感じてるの?」

 清純派…ではないが、少なくとも色気で勝負していない全年齢アイドルから信じられないほど卑猥な言葉が飛び出した。ほぼオレの耳のゼロ距離でである。

 もう片方の手はどうやら短いスカートの方に伸び始めていた。
 さわさわと露出したふとももをくすぐっている。

「や…やめ…」

 情けないことにオレはその美少女声で必死に抵抗するしかなかった。
 一体何が起こっているんだ!?オレの身体は…どうなっちまったんだ!?

 A子は器用に手を伸ばして全身鏡の後ろのカーテンを開けた。
 そこにはなんと大きなベッドがあるではないか。

 幾ら鈍感なオレでも彼女が何を狙っているのか悟った。

「そう。あたしは女の子が好きなの」

 聞かれてもいないのにこちらの心の中を察するかの様に耳元でささやいてきた。

「ウチのグループは恋愛禁止、スキャンダルは即クビだからさ…しかも女の子が好きなんてばれたら追放されちゃうわ」

 とはいうものの、実はA子はグループ内でも「肉体的コミュニケーション」がかなり過激なことでは知られていた。
 プライベートを取材した番組などでは平気でグループ内の仲のいい女の子のおっぱいをもんだりしているし、べたべた抱き合ったりしている。PVにすらそれに近い映像が収録されていた。
 ただ、年頃の女の子らしいと微笑ましく眺めるくらいだったのだ。
 だが、それが本当だったなんて…。

「まさか下っ端の子を頂いちゃう訳にもいかないでしょ?ファンの子も可哀想だし…」

 ま、まさか…。

「だったら男の子のファンなら大丈夫かなって」

「そ、そんな」

「あーら、いいじゃない。減るもんじゃなし」

 といって背後から抱きしめている状態から正面に回した右手でスカートを「ぺろりん」とめくり上げる。

「きゃーっ!!」

 オレは思わず黄色い悲鳴を上げて両手でスカートを押さえ込んでしまった。

「ああ!この新鮮な反応がたまらないわ!」

 くるりと正面を向けられると同時に彼女の唇がオレの唇に押し付けられた。

「んーっ!!」

 同時にミニスカート同士のふとももが接触し、両の乳房を押し付けあう形となる。
 情熱的な抱擁は続き、オレは全身を撫で回された。

「男の子が女の子にされて、女のあたしにやらしいことをされる時ってどんな風に感じるの?ねえ、教えてよ!」

「そ、そんな…」

 よろよろと後退させられたオレはそのまま背後に倒れこんだ。
 ばふん!と音を立てて布団がなる。
 そこはさっき視界に入ってきたベッドの上だった。

真城様挿絵8

 ステージ衣装のA子が見下ろしている。

「さあ、いいことしましょ」

 ギリギリアイドルらしい可愛らしさは残していたが、その目は獲物を狙う野獣のそれになっていた。

 そんな…そんな馬鹿な…オレは…オレは幻でも見てるのか?

 憧れのアイドルに楽屋に呼び出されたかと思ったら女の肉体に性転換させられ、そのアイドルのステージ衣装に女装させられて、憧れのアイドルに…女同士とはいえ…貞操を奪われようとしているっていうのか!?

 A子は女の服を脱がすことによほど熟達しているのか、器用にするするとオレの衣装を脱がして行く。

「あっ…あっ!」

 抵抗むなしく、生まれたままの乳房が「ぽろりん」と空気にさらされた。

 瞬く間にスカートは愚かパンティまで脱ぎ捨てられ、オレは“生まれたままの姿”にされてしまった。背中に長い髪の毛がざらつき、全身の背中側でひんやりした布団の感触を味わっている。

「大丈夫。終わったら元に戻してあげるから」

 そんなことを言うA子もあっという間に全裸になっていた。
 しげしげと観察する事は出来なかったが、きわどい水着姿は雑誌のグラビアで見慣れていたものの、無修正ヌードは目の前の現実でありながらまるでアイコラだった。

「でも、秘密厳守よ。分かってるわね?」

 A子が仰向けのオレにのしかかってきた。
 乙女の柔肌同士がハードに接触する。

 敏感な乳首の先端に、充血したA子の乳首が押し付けられた。

「ああっ!」

「もしも漏らしたりしたら…」

 白魚のように細く、そしてひんやりとしたA子の手がオレの秘所に忍び寄っていた。

「このまま一生女の子のままで、住み込みでウチのグループに所属してもらうわよ。当然男のあなたは行方不明ってことになるわね」

 もう何も考えられなかった。
 そして、庶民的な顔立ちが多いグループの中にあって、時々物凄い美少女がいるこのグループの構成に思いを馳せていた。

 勿論、これだけ大人気なのに「男の噂」が皆無のA子の秘密もだ。


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あとは青色申告にソフトを買うかどうかぐらいが論点かなぁ。1万円ぐらいだし買ってもよいのかもしんないけど、活動はシンプルなのでそこまで必要ない気もしないでもない。

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