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クジラの人魚姫 7-9 by.黒い枕

重い沈黙が二人の間に流れていた。
煌びやかな、天の川を連想させる青色の長髪。
大きく波打つ巨大な乳房。
顔のパーツに至っては、文句を付けようものなら海の神のお怒りを受けそうなくらい完璧で。 
まるで女神がそのまま具現化したかのような絶対的な美貌だった。
上半身は絶世の美女で、下半身は神秘的な美しさに溢れている人魚の女性。
そして、その金色の瞳をちょくちょく覗き込む少年。
ぴちぴちぴちぴち――っ!

(うん……我ながらダメだ! 死のう! 死ぬほど恥かしいぃいいい!!)

人魚の美女こと白方クジラは多少軽やかになった胸元を揺らし、耳と足――正確には尾――に生えたひれを動かす。
無意識なのだろう。 ぴちぴち――と水気を帯びた音が響き続ける。

「……っ」

ぴちぴち、ぴちぴちぴちィィ!
耳以外まったく『白方セラス』と同じ美貌が、眉尻を切なく歪め屈辱に赤らんでいた。

(何が頼むだ! お願いだ! た、助けてっ――なんて悲鳴まで、あ、あげてっ! ええい、俺の意気地なし! ううっ、どうしよう…………セシリウスにぃ、顔がっ、合わせられないじゃないかっ?)

頭が冷えれば冷えるほど、先ほどの自分の焦りと狼狽が許せなくなる。
まだ存在感たっぷりの胸の弾みと、跳ね続けるひれの音が、心の恥辱に追い討ちをかけた。
言葉も無い――否。 
それどころか息すら隠したいとばかりに火照り残る女体をクジラは縮み込まらせた。

「……」

ソワソワして落ち着きのない彼を、人間の少年の姿をしているセシリウスは無言で見つめる。
普段とは打って変わって、喜怒哀楽のない表情。 
不敵な笑みが消失した、色々な意味で馴染み深い顔がクジラの意識を手放さなかった。

「…………」
「…………」

無言のやり取りは二十分以上、経過していた。 
ただ完全な無言とは少し――違う。

「大丈夫……?」

優しい響きの声がした。

「あ……っ」

近づく彼女の存在にクジラは気が気ではない。
折角、少しだけは収まった体の火照りが蘇り、心音が煩く胸元で木霊する。
たぷん、と胸を揺らしながら、クジラは歪な笑みで応えた。

「だっ大丈夫、だ。 あ、ありがとう」
「そう、ならいいわ」

そして、また奇妙な沈黙が続く。
こちらから話しかけることもなければ、あちらから必要以上に話しかけることもない。
――が、それでも最後まで看病するつもりらしかった。
五分に一度は体調を訪ねてくるのだ。

(はあぁ~~っ。 話しかけられない方が気は楽だけど――にしても小さくはなったけど……まだ大きいよ、これっ)

今回のことで唯一幸運だったのは人魚化と同時に胸の膨らみが多少なりとも引いたことだろう。
元から大きいセシリウスの胸だが、それでも前よりは邪魔ではない。 
小振りで可愛いとさえ思える、恐らくはEカップ級の乳房だ。

(で、できれば沙希くらいのおっぱいが良かったんだけど……)

もっとも、実際の平均――日本の女子高校生の標準――よりも大きいことは変わらずだった。
胸を引っ張る重みも軽減しているとは言え、消失した訳ではない。
心地よい疼痛も健在で、恥かしげに眉尻を歪める彼は己の乳房を睨む。

(……んあっ、んん! も、もう! 感触とかは変化なし、かよ……あっ、ん……)

女性の肉体は元少年の精神には強烈過ぎた。
結局、規格外に大きくても許容できる程度ぐらい育っていても、少年の心であるクジラにとって恥かしいことには変わりなかった。 
汗でべっとりと癒着するブラの感触に彼の顔は赤みを強める――。

「んっ……はぁっ……はんっ……んぁっ」
「ねぇ」
「わあっ!?」

ぴく、ぴく、ぴくん、ぴくん――ぴち、ぴちぃっ!
唐突の言葉と、急接近したセシリウスの顔面に、彼は胸元と尾ひれを弾ませる。
寝耳に水とは正にこのことだった。

「あうっ、あううっ!? なっ、なに……なにっ? あっ、あの、そのっっ!」

胸元の感覚に意識を集中していただけに、脳裏は恥かしい気持ちで一杯となってしまう。

「そんなに慌てなくてもいいじゃないっ。キミさっきと言い、少しお子様すぎるわよ……反応が」
「わ、悪かったなっ――っていうか、誰のせいだっ。 誰の! いつもいつもおっぱい触りやがって! もぉ、揉むなっ! お、お前は知らないかも、し、し、しれないけど、あれは――」
「セクハラでしょ? それぐらい知っているわよっ。 もう初でカワイイわね」
「……っ、兎に角……胸さわるなっ、は……恥か、しいんだからっ……」

憎しみ込めて睨むのだが、彼女は飄々としていた。
負けじと反論しようとするが、にししっ、と明るく笑うと――こんっ!
「あうっ」と悲鳴を漏らし、クジラは額に手を当てる。
彼女からのデコピンだった。

「あはは、可愛いっ」
「お、おまっ! 悪戯がすぎるっ!」
「……さて冗談はおいといて」
「冗談じゃない! 悪意すら感じたぞっ!? この……いじめっ子がっ!」

優しいのか、イタズラ好きなのか。
セシリウスの本当の心情が分からなくなり、不安が頭を過ぎる。 妙な寂しさも覚えた。 
そして同時に言い知れない胸の高鳴りが身体を焦がしていく。
とくん……とく、ん。

(……なんなんだよ……この気持ちは――っ)
「だ、だからだな! い、いくらお前の体だとは言え、そ、そのもう少し慎みを、と言うか、抑えって言うか。……だ、第一に何が面白いんだよ……男の俺をおちょくってっ!」

借り物である身体の感触に意識が奪われていることを隠したく、大袈裟に身振り手振りを加えて抗議する――が、しかし。

「こ、この野郎! な、なんとか言えよ――って聞けよ、おい!」

無視された。
熱っぽく染まった頬も、たゆんと揺れる乳房も、そして煩く跳ねる尾ひれも――自分の行動の全てを一瞥しただけで済まされて、クジラはさらに訳の分からない焦燥感に陥った。
一方で、セシリウスは不適な笑みを何時も以上に感情が読めないモノへと変える。
そして、ここぞとばかりに――。

「頼むから今後は訳も分からない罰ゲームで胸を揉むなよ? 触るなよ? お、おかしくなり、なりそうなんだ……こっちは。 後出来れば風呂もひとりずつで――」
「いい加減……人体化の術の頻度を下げた方がいいと思うな、あたし」

そう言い放った。

「――――っ! なっ、なにゃっっ!?」

息を詰らせる。 
慌てて――八重歯が見えるほどの大口で――文句を吐き出そうとするが、それよりも早くセシリウスは続きを捲くし立てた。

「今回のようなことは……続くと思うよ? ほら、やっぱりあたしの――その体はどこまでも突き詰めても”人魚”なんだから……正直、何か別の方法を考えないと身体が心配なのよね」

そう深刻そうな表情で告げられれば、クジラも考えずにはいられない。 
だが、同時に頭は理性と知性を瞬時に拒絶した。
雪のように白く美しい柔肌に鳥肌が立つ。

「それ、には感謝してい、る……本当だ。 う、嘘なんかじゃない。 ――でもっ!」

幼い頃に積み重ねてきた恐怖が彼を縛る。

「こ、怖いんだよっ! 水が! 人魚の体だと尚更、気が狂いそうだっ!」

文句を言える立場ではないと分かりながらも、それでもセシリウスに噛み付く。
恥かしさに震える泣き顔とは違う。
恐れる余りに涙で濡れた形相。 余程、イヤなのだ。 ――人魚の姿で水に触れるのが。

(あ、あん……な、の……もうごめんだっ。 ああっっ!! 考えただけで吐き気が! あぐううっ!)

入れ替わった当初とは違い、本来の調子を取り戻した人魚の身体で、一度だけ海水を浴びたことがあった。
その際の海水の感触。 匂い。 そして、冷たさ。 
感覚の衝撃が桁違いだった。 
人間とは比べようがない。
自我を丸ごと海に飲み込まれてしまいそうなほど身体が反応を示し――以来、恐怖と不安が頭から離れないでいた。

<つづく>

女体化催眠「強制無限絶頂」

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【無料】おもちゃ責め催眠・追加音声(甘レズ)

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操り人形の館 ~人形に操られる美人姉妹~

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TSF-女体化したら皆のオモチャにされちゃった…

TSF-女体化したら皆のオモチャにされちゃった… DMM版
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10/30のツイートまとめ

amulai

RT @k_utatane: 3分で敵を倒さないとエネルギー源のY染色体を使い切ってしまい元が無くなってしまったせいで戦闘後に変身が解ける際にY染色体を回復させることができず残ったX染色体を元手に再生してしまいXXになり美少女化してしまうウルトラマンTS
10-30 22:40

RT @kageli_: 今日友達が「リスカするより献血した方が出血量多いし社会貢献だよね」っていうから「彼氏と別れたマジ病み…献血しよ……お菓子貰えた…美味しい……」にツボってた
10-30 22:38

RT @tetosanta: 艦これのシステムの凄いところは『疲労度』という概念があり、これが溜まると効率が落ちる事である。日本の会社にすらあまり無い概念であり、先進的である。
10-30 22:37

『これを見ろ。やつにやられた兵士たちだ』『女体化装置だけが見事に破壊されている…』『そうだ。もう二度と女体化できない』『なんと酷いことを』
10-30 22:35

まだ男性機能を破壊されただけだー!!
10-30 22:25

RT @nmisaki: 「本は表現作品であり、書店は読者に届けるために預かっている立場。軽々には撤去できない」(ジュンク堂書店)。脅迫状が来たが撤去はしない宮脇書店は、「表現、言論の自由に関わる問題だ」『「黒子のバスケ」撤去の脅迫 なぜ割れた、書店の対応』http://t.…
10-30 21:31

今回のイラスト企画ではサキュバスのリージュを桐山マチさんに描いて頂きました。彼女は男を誘惑する女淫魔。彼女に精を吸われた犠牲者の男の子は女の子になってしまうのだ!!身する!http://t.co/SOY7o05Oq1 http://t.co/NopkAoRFDB
10-30 21:03

小さな悪魔と契約して女体化する。悪魔がレベルアップすると女体もレベルアップ。悪魔が死んだり奪われたりすると女体化から戻れなくなる、とか。
10-30 21:00

これはオレとお前のおちんちんの弔い合戦なんだよ!!
10-30 18:55

RT @kyo_jamoshi_nyu: 警察「実はあなた方の友人のAさんを先日殺害しました」男B「なんだって!?どうしてAが…!」女C「そんな!一体なぜ…!?」男D「嘘だろ!いいやつだったのに…!」女E「…フン。いい気味ね」Aさんを殺した犯人はこの中にいます
10-30 17:15

全文を表示 »

水曜イラスト企画 絵師:桐山マチ(5)  仮名:サキュバスのリージュ

サキュバスのリージュ 
男を誘惑する女淫魔。彼女に精を吸われた犠牲者の男の子は女の子になってしまうのだ!!そして、リージェはそのエネルギーによって、インキュバスフォルムへと変身する!

絵師:桐山マチ

m4.jpg

水曜イラスト企画の説明はこちら。毎週1枚キャライラストをUPします。

本キャラを主人公/脇役にしたSSを募集しています。コメント欄に書き込んでください。(事故を防ぐため別途ローカル保存推奨)追加イラストを希望する場合は希望シーンに<イラスト希望>と書き込んでください。私が了承し、絵師さんも乗った場合はイラストの作成を開始します。

おねショタ~男の娘イジメ~

おねショタ~男の娘イジメ~ DMM版
おねショタ~男の娘イジメ~ DLsitecom版

おねショタ~男の娘イジメ~

10/29のツイートまとめ

amulai

RT @same_desu: 「スイッチを入れれば電気がつき、蛇口を捻れば水が出るのは、すっさまじい数の人と技術と労力に支えられてる大サービスなんだってことを頭の隅に入れとかないと、それが完全に崩壊した災害時にまでお客様根性丸出しで他人にクレームをつけてまわるだけの情けない人間…
10-29 18:37

RT @juangotoh: ナルトが成長してからほとんど女体化使ってないのは、あれはあくまでガキの考えるエロだからで、はっきり第二次性徴を迎えたあとだと本人的にもいろいろやばいのだろう。
10-29 18:32

RT @masaru0714: 0を0で割るというと、つまり、「たかしくんはりんごを一つも持っていませんでした。みんなで分けようとしましたが、実はたかしくんもいませんでした。」エラーというよりホラーだな。
10-29 12:31

RT @Star_C1: 高校の友だちが大学辞めたいがために妊娠をする計画立ててて僕びっくりだよお♂
10-29 12:27

RT @jiba_tenko: えっちな絵描く時に、暴れん坊将軍のBGM掛けたらいいですよって言われて「 何言ってんのこの人w 」って思ってましたが、嘘みたいに捗りました!!疑ってすみませんでした!!みなさんも、えっちな絵を描く時は暴れん坊将軍のBGM掛けたらいいで…
10-29 12:26

RT @refeia: 「選り好み出来ない」というか、鼻歌フンフン歌いながら絵描いて暮らそうとか選んでる時点でアホみたいに選り好みしてるのにまだ好き嫌い言うの?って感じが
10-29 08:01

RT @refeia: 同じようなものばかり作ってるのに飽きずに見てもらえるってのが「その域」ってことなんかな、とちょっと思った
10-29 07:58

@F_TSF あれの進捗が遅れているのは知っているのですが何時ごろになりそうですかねぇ。
10-29 00:45

RT @sakuranitohei: 「お兄ちゃんさっき流れてきた『絵描きはちょっと絵を描いたらお金貰えていいね、って言われる。歌手が1曲歌を歌ってお金貰えていいね、とは言われないのに』ってコメに凄く共感してるけど、普段俺の絵は一般人向けじゃないからって言ってる癖になんでそうい…
10-29 00:41

クジラの人魚姫 7-8 by.黒い枕


彼の下半身の末端が、魚の尾ひれになるのに、そう時間は掛からなかった。
熱中症のように息を切らし、ぐったりと横たえていながらじっとしては居られずに――それを動かす。
『ぴちぴち』と尾ひれが跳ねた。
精神的なフラストレーションが一気に膨らんで、彼は甲高い悲鳴を上げてしまう。

「あひぃ、ぃ! んあっ、せ、セシリウスぅうう!」
「あっー、ちょっと進行が早いわね。ん……どうしようか?」
「お、おれに聞く――はっん! あんんっ、ひゃううう!」

肉体の変貌は止まらない。
彼が悩ましく身悶えるたびに変化は進んでいく。 
下半身の同化現象は加速し、もはや足と呼べるものではなくなった。
ほぼ完璧に魚の尾ひれと化していた。
そして、そこには一つ問題が”残されている”。 ――文字通りに。

「せ、セシリウス……んあっ、あんっ! 下着……まだ残って……あんっ…・・・」
「これは脱がしようがないし……困ったわね……んー」

最後の最後で置き去りにされた可愛らしいピンクの下着が、変化を妨げていた。
融合という名の変身が途中で切られ、中途半端な、と言うか、不気味な肉穴を作り出していたのだ。
その周辺の肉がぴくっぴくっ――と蠢いている。

「ひ、ひぃいい!」

ちょっとグロテスクな蠢きに、錯乱したクジラは泣き叫ぶ。

「ん~~仕方ないか……勿体無いけど……」
「ふぇ? ひゃああああ!? ――おまっ、ちょっ、お前! な、何を!?」

どういう訳かセシリウスは涙ぐんでいるクジラの片手を、その醜い肉の空洞に宛がった。

「ちょっ! せ、せせ、セシリウスぅぅうう!」

ぶにょぶにょする感触が指先を襲う。
クジラは大粒の涙をこぼし、甘えるような瞳で彼女に噛み付いた――が。

「情けない声ださない! 泣かない! しっかりしてよ! 今、はさみ持ってくるから……いいから押さえる! 男の子でしょ?」
「う、うううっ。……あうぅっ……わ、わかっ、……た」

本当は泣きたいが『男の子』を持ち出されては、クジラも勇気を振り絞らずにはいられない。
歯を食い縛り、片手から両手で股座のやや下を押さえた。
ぶに、ぶに、ぶにょりっ。
まるでゼリー状の油の塊に手を突っ込んだような感覚が脳裏に押し寄せる。 しかも、当り前かもしれないが、かなり生暖かい。 むしろ、熱いぐらいだった。

(ひぃ、ひいい!せ、セシリウス早く!早くしてくれぇ!)

幸い、避難した先が良かった。
時間らしい時間も浪費せず、セシリウスが包帯用のはさみを掲げて、カーテンから飛び出してくる。

「せ、セシリウスぅ! はやくしてくれぇええっ!」
「分かったから、動かない。そう……いい子ね……後はあたしに任せなさいっ」

じょき、じょぎ、じょ……キンっ!
セシリウスが掲げるはさみが、ショーツを切り裂く。

「よし……取り出せる!」
「んあっ、はあああっ! んふっ、あんっ……んんっ!」

音を――粘着質すぎる摩擦音――を立てながら下着が抜き取られた。 
ハラハラと切なげな表情で息継ぎするクジラと、そんな彼の股座に顔を突っ込んで熱烈な眼差しを向けるセシリウス。
傍から見たら破廉恥極まりない、冗談のような光景だが、生憎と二人は真剣そのものだった。

「これで大丈夫だと思うけど、体の熱はどう? 他に変化や異常は?」
「んっ……んん、よく分かん、ない、け……ど。 大丈夫……みたいだ……ほてり……し、身体の熱もだ、大分引いてき、た……気が、するっ……」

ぶすぶすっ、と音を立てて肉の空洞が埋まっていく。

(はぁぁ、んぁあっ……良かった――でも、人魚の体って、どうなっているんだろう?)

身体の変調が落ち着いてきたためだろうか、クジラはそんな風なことを考えて、下半身の変化を観察していた。
醜かった不完全だった魚の部分。
それが三分も立たないうちに、美しい光沢を放つ鱗に覆われる。
流石は魔法と言うべきか。
今では宝石を散りばめられたドレスのような気品と流麗さを備えていた。
ある主の完璧な美貌に、その魚の下半身に神々しい光沢まで感じてしまう。

「はああっ……やっぱり、慣れねぇよ……この感覚は……」

人間でも、はたまた魚でもない、けれども現実として存在している神秘の生命体。 
ぴちぴちっ、と本当に久しぶりの人外の感覚に、クジラは困惑を隠せない。

「……んっ! 本当に俺の動きに合わせて、動いているんだ……」
(あっ、胸が縮んでる……これだけはラッキーかも……)

下半身の変化に夢中で気付かなかったが、乳房のサイズが小さくなっていた。 
平均的にはまだ大きいが、それでもFカップぐらいには、その生意気な体積を減らしていたのだった。声に出さないものの控え目な胸元の揺らめきに、反射的に喜んだ。

「うーん? その調子だと本当に大丈夫そうなのかな? ――でも本当の本当に大丈夫?」
「ひぁ――っ? あ、……あっうん……大丈夫ですぅ」

先ほどよりは身を引いているが、未だに距離が近いセシリウス。
改めて人魚の感覚に戸惑えば、今度は近すぎる彼女の存在感にドキっ、と心臓が反応した。

「身体の熱もだいぶさ、下がったし……心臓もっ、苦しくない、です」
「そっか。それじゃあもう少し休んでようか……」
「――っ!は、はいっ」

そう言いながら、今度は別種の高揚感を脳は感じ取っていた。
とくん、とくん、と甘美な昂ぶりが柔肌を熱っぽい赤みに染めて行くのを彼は認められない。
否――けして、”認めないようにした”。

(やっ! 違う、ぞ! こ、これはこ、恋心とか、興奮とかじゃなくてダナ……まだ体調がおかしいだけであって!!)

まだ火照りが残留しているのだと、気の迷いだと己に言い聞かせた。
これ以上、セシリウスを意識しないように体ごと顔を背けた。
しかし、その一方で――。

「あ、あの、その……っ」

本当に心配してくれている。
その顔、その態度にクジラは申し訳ない気持ちで一杯だった。
高鳴る心臓のせいか。
久しぶりの人魚の身体だからなのか。
白方クジラはちょっぴりだけ、素直になることを自分に許した。 彼の表情が自然とはにかむ。

「あ、ありがとう……セシリウス」

【完成】白方玖史羅(挿絵08)
挿絵:倉塚りこ

ぴちぴち、ぴちっ―― 。
顔を合わせずとも尾ひれと耳ひれを無意識に使用し、クジラは感謝の気持ちを示すのだった。 


Orgy of the Dead

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美少女たちの少年嬲り

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強制女装があるので参考までに紹介。

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共闘のため、同居することになったマミとほむらは 家事を分担しつつ、中身が入れ替わったり、二人で炬燵で年越しをしたりしつつ…
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10/28のツイートまとめ

amulai

RT @tatsuruwords: やることは決まっている、うまくやっても別に誉められないし、決まった通りのことをしなかったら怒られる、そういうのがレイバーです。それはビジネスではありません。
10-28 18:58

RT @refeia: こういう話が広まって志望者減ってくれるとボクが助かる - イラストレーターが「買い叩かれる」実態 無報酬でも「選り好みできない」 | ニコニコニュース http://t.co/N37FTNhAO6
10-28 07:56

クジラの人魚姫 7-7 by.黒い枕


ぴちゃっ……びちゃっ、びちゃりっっ。
滝水のように――比喩でも誇張ではなく――たっぷりと掻いた汗が深い青色の髪から滴り落ちる。

「んっ……んんっ、んはぁっ……はぁっ……くる、しぃよ……あふぅ……はぁっ、はぁ」

お風呂上りのように濡れた――にしては、独特の女の甘い香りを醸す――肉体を気色悪いと感じるのは、何も大量に滲み出た汗のせいだけではない。
刻々と変化する肉体の感覚。 最悪な体調に、クジラの精神は疲弊し切っていた。 
胸がたぷん、と揺れるたびに幼い少女の泣き声が漏れ出す。 大粒の涙も頬を伝っていた。

「はぁっ、はふっ……ん……」

姫様抱っこで連行されたのは保健室。
他の学校と比べたことはないが、中々掃除が行き届いている清潔な小部屋だった。

「あふぅ、んんっ! ああっ……」

清潔な真っ白い世界で色気たっぷりに巨乳を弾ませ、太ももを折り曲げる――着崩れも起している――姿は浅ましいと言えるほど女、いや、痴女だった。
周りが清楚な閉鎖空間なだけにクジラのイヤらしさ、恥かしさが際立っている。

(オレ……女の子で、セシリウスの体で――しかも学校で、こ、こんなエッチな声もらしてる! こ、興奮してるっ!)
「あふぅ! あ、あんっ! んんっ……み、みるなっ……見ない、で……あひぃ!」

存在感有り余る乳房を扇情的に揺らしながら、クジラは己が卑猥さに恥じ入る。

「よし、よーし。 大丈夫だから……落ち着いて」
「んあっ、あっ……はぁ、はぁ……っ」

保健室に設置されていた中で一番奥にあるベッドに、彼の火照った身体は横たえられた。
風によって舞うカーテン。 
ふんわりと頭を支えてくれる枕。
ギシっ、と軋む感触が硬いのは、まぁ安物のパイプベッドなので仕方ないと言えたが、それでも幾分かは呼気が楽になる。

「はぁ……はあ……はぁっ……ん、くくっ!」

びちゃ、じゅうぅっ――とシーツに熱を帯びた汗が染み込む。
人様にはとても見せられない。
濡れた身体に、乱れた衣服。
汗で濡れた半透明のセーラー服が、さらに卑猥でけしからぬ景観を露わにした。
透けたピンクのブラジャーがたぷるんんっ、と押し上げられ、その頂点でふたつの肉芽が起立する。

「あっ……あんっ、ああんっ!」

ふたつの頂点の突起が土台ごと小刻みに震える。
とくん、とくん、と熱い脈が全身を巡り、淫靡な香りが立ち込める。

「イヤ……だっっ! こ、こんなの……あっ、あんまりぃ……だ……っ」
「大丈夫? もう直ぐ本格的に始まるから、息整えたほうがいいわよ?」
「お、おれはおとこ、男のはず……なのに、なのぃ! あっ、あんっ! んんっっ……!」

仕切りのカーテンが、それらを――破廉恥な女体を隠す。
ここまで動けないクジラを運んでくれたセシリウスの手によって。

(そ、そんなことする前にぃ……)
「念には念を入れないと。一応、ほんとんどの人に催眠術は掛けたけれど……それ以外の人が来ないとも限らないし」
「……っんん」

苛立ちから睨むものの、セシリウスは正しいし、クジラもこのような姿など誰の記憶にも――勿論、セシリウスにも――覚えられたくはなかった。
『男』として。

「だったら、早く、してぇ」

男としての矜持を僅かばかり胸に忍ばせながら、それとは相反して女々しく、甘えた声を発した。 
真紅の唇が、妖しく照り光る。

「うん、分かっている。 それじゃあ……脱がすね」
「あ……う、んっ……」

彼女はそれを従者のように、丁寧且つ優しげに応えた。
手がゆっくりとクジラの体に触れる。

「あふっんっ……んんっ、きゃ、んんっ……も、もっと力弱めてっ」

感謝すればいいのか、悲しめばいいのか。
それとも意地を捨てて、八つ当たりをすればいいのか――。
様々な感情に襲われ、クジラは自ら考えることを放棄していた。 いや、思考が低下し、だからこそ伝わる感触に敏感に成って、甘い声を無防備に漏らす。

「あっ、あくうう! んんああ――っ!?」

唐突に彼の美しいふたつの足先がぐんっ、とお互いに引き寄せられた。
そして――融合。
瞬く暇もなく肉同士が、溶け合っていく。
目の前で展開される変化に、失敗を臭わせる口調でセシリウスが呟く。

「あっちゃぁ……遅かったか」

――靴やストッキングはどうにか回収できていた。
だが、しかし、下着ことピンクのショーツだけが溶け合う二つの太ももの間に残されていたのだ。
これではもう”脱ぐ”のは不可能である。

「あっ、あうう! あぐぅっ……」

苦しみに悶え、たぷんっ、たぷんっ、と胸が弾む。
その間にも足先は変化を続ける。
今や、その先は肉の翼といえるべき――Y字とも言える――形状に固まった。
左右に伸びた先に、さらに繋がり合う形で薄い膜が生えてくる。

「んんっ、あはぅっ、ううう――っ!」

そこから、びっしりと順番ずつに浮かび上がるのは、綺麗な光沢を宿す鱗。
青い鱗だ。
宝石のような魚の鱗が、ビーズアートのように醜く変貌した肉の塊を美しく、装飾する。

「んくっ、ああっ……ひれ、ヒレがぁ……」

<つづく>

超乳戦士レイナ先生

超乳戦士レイナ先生

きょうい

真面目な巨乳ムチムチ生徒会長を人前でヤられて感じる変態メス奴隷になるまで調教してみた!

真面目な巨乳ムチムチ生徒会長を人前でヤられて感じる変態メス奴隷になるまで調教してみた!

真面目な巨乳ムチムチ生徒会長を人前でヤられて感じる変態メス奴隷になるまで調教してみた!

10/27のツイートまとめ

amulai

RT @ntonlybutinvain: 離散家族「おとうさん!!!会いたかった!!」「理科三類のお父さんといいなさい。」「理科三類のお父さん!!!会いたかった!!」「理科三類の息子よ!!!すまんかった!!!!理科三類のお前を見捨ててすまんかった!!!!!!」
10-27 22:18

@mikaduki_neko そして、目新しい新鮮な切り口で描きたい。
10-27 22:14

@mikaduki_neko うんうん。ネコちゃんはサービス精神が旺盛だから、Mな人の多い環境だとSとして振る舞いがちなのかもしれませんね。でも、本質的にはMだと思う。好みのシチュの中から、他の人にもアピールできるようなテーマを選ばないといけませんね。
10-27 22:14

@mikaduki_neko あれ、ネコちゃんMですよね?
10-27 21:41

RT @42kg: う?…嘘はダメって話なのでは? RT 総支配人は会見で「今回の問題は食材が多様で品質にこだわる日本特有の問題で、私自身、教訓を学んだ」と述べ…@nhk_news: リッツ・カールトン大阪 一部誤表示は7月に把握 http://t.co/QvzuAScWgS
10-27 21:38

RT @s_suneco: 小学生の巨乳化が加速 Cカップ小学3年生によるペッティング事件も(もぐもぐニュース) - エキサイトニュース http://t.co/NGaLdk68Y2 絶望
10-27 21:38

@mikaduki_neko それは何故だか分かりませんがよく知ってますwヤラれた後は愛されるソフト展開が良いですか。それとも捨てられたり売られたり薬漬けのハード展開が良いですか?待てよ、愛されるけど薬漬けとかもそれはそれで…
10-27 21:35

@mikaduki_neko これから考えなきゃwでもどうせなら三日月ネコちゃんのキャラにあった原作を提供したいですね。追加で作品購入して把握に努めるけど、ネコちゃんはどんなシチュが好きか、正直に話してごらん。
10-27 21:21

@mikaduki_neko @suziki_kaguya うん、上手くなってますね。合作しよう。
10-27 21:07

RT @Shindo_L: なんとなくエロ本の歴史を調べていたら、印刷物として最古のエロシーンはグーレンベルクが活版印刷技術を発明してから50年も経たない内に印刷された「一国の姫様が大衆の前にパレードしてる馬車の上で白鳥に犯される」シーンが有力だと知って、人間の業の深さを思い知…
10-27 21:04

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女体化乱交クリスマスパーティー~犯す側から犯される側になったオレ~

2012Q4おかし製作所DMM販売数71位

女体化乱交クリスマスパーティー~犯す側から犯される側になったオレ~ DMM版
女体化乱交クリスマスパーティー~犯す側から犯される側になったオレ~ DLsitecom版

女体化乱交クリスマスパーティー~犯す側から犯される側になったオレ~

クジラの人魚姫 7-6 by.黒い枕

「み、耳! ヒレ! ヒレぇェっ? どど、ど、どうしよう! せ、セシリウス――た、助けてっ!」
「うわっ――? ちょ、ちょっと」

本来ならセシリウスにお礼を述べるべきなのだが、彼にはそんな余裕はなかった。 
理性を飛ばしかけている、と言うか、飛ばしている形相で男の身体であるセシリウスに飛びつく。
たにゅるんっ、と乳房が艶かしく拉げる。

「うわ……我ながら見事な乳……すごく、柔らかい……」
「そ、そんなことどうでもいいから! はやくうっ!はやくううっ! 魔法でっ……」

透き通る艶やかな青髪を乱し、一層強くセシリウスに抱きつく。
巨大房の二つの丸みが拉げようが、潰れようがお構い無しだった。
昂る体温で蒸れ熟した女体が、ツゥンと理性を蕩かす匂いを解き放つ。

「あ、当ってるって、クジラくん。 ――って、そうじゃなくて! あのあのね、だから……今日かなり魔力使っちゃったから――魔力が足りないの」

申し訳なさそうな彼女の視線と、涙で濡れきった小動物の瞳がぶつかる。

「えっ?――う、うそっ」
「残念ながら嘘じゃないのよ。 本当に魔力が足りないの。 少なくとも体全体を人間にするほどの魔力は今はないわ……」
「ええ!? そ、そんなぁ! じゃ、じゃあどうするんだよっ?」

片手で人一人分の重量を支えつつ、もう片方の手で頭をぽりぽりと掻く、困り果てた顔。
現実は残酷で、追い詰めるように乳房が蠢いた。
たぷんっ、たぷるんんっっ――! 

(ああっ! やく、役立たずっ! んきゃぁ!? な、なな、なに俺は感じぃ、感じて――いや違う! 違うぞ! 俺は胸をときめかせてなんていなーいぃいい!)

彼女の眼差しに優しい気遣いを感じ取り、トクントクンと心臓がギアをチェンジする。
ぞわぞわとした喜悦が体を巡った。

(んん、んん! だ、だめぇ……おっぱい、気持ちよ、よくてぇ! お、尻もぉっ、あん! あひぃ! すごくエッチに疼いてる……っ、いやなのに……勝手にはしゃぐぅぅう~~っ!!)

火照った肌が、さらに大量の汗を放出する。 
熟した女体の――いや、牝の感じている体液で、浸した。
ぶにゅるるんんっ!

「んひっ、あうっ! おっ、ぱいがあっ、ああ!疼くっっ……」
「だ、大丈夫? ……スピードもだけど……症状も、ちがう――?」

豊満な乳房が悩ましげに彼女の衣服と彼女そのものに穢れた欲情汁を染み込ませる。
そんな恥かしい痴態に、何故か身体の奥底から喜悦が溢れてくるのをクジラは否応なく自覚させられてしまう。

(ひやんっ! あっ、俺のあ、せ……においがセシリウスにうつっちゃうぅ! あっ、ダメぇ……やめ。 ――ひいっ)
「あぶっ。 あんんっ……んんぐぅっ……!」

心で叫びながらクジラは真紅に染め上がりつつある口唇を噛み締める。

「はうんっ。はあはあ……なん、なんとか! なんとかしてっ、してして! してよっっ!」
「まずは落ち着いて――む、胸が当っているし……それに今のところ騒がれる心配は必要ないわ、みんな見てよ」
「はぁぁ、……んあぁぁ、っ……でもぉ、でも――」

周囲にいる学生たちの好奇心を――主にクジラの喚きと暴れで――必ず集めていた。
けれども全ての者が一瞥した後、友人との話を続けたり、靴を履いたり、各々の好きなようにしていた。
つまり、そう言うことなのだ。
まめというか、過保護というか。
セシリウスは空いた時間に、クラスメイト以外の学生にまで催眠術をかけていたのである。 
この様子だと全生徒、全教員かも知れなかった。
魔力が枯渇するのは当然と言える。
一応は喜ぶべきかもしれない。 
感謝するべきかもしれない。
だが、しかし、置かれた状況が状況なだけに彼は涎を垂らす唇を強く噛み締め、セシリウスを恨めしく睨んだ。

「……んっ、あうっ! か、考えなしめぇ……」
「だから早く帰ろうとしたのよっ!……余裕あるつもりだったけど、もう解けるなんて……しかも、なんか発作が……思っていたのとは大分違うみたいだし――心配だわ」

こんなにも速い人魚への変化、いや、立ち戻りはセシリウスにも予想外のことだったらしい。
『やはり、かけ続けるのも色々と副作用があるわね』と言いながら、その笑顔は引き攣っている。 
心なしか、顔色も白々としていた。
もっとも――。

「うっ、ううっ。 せ、せしぃ、りうすぅ」

頼れるのが彼女しか残っていないクジラは、それでもなお彼女に縋った。 
もはや『助けてくれるなら、この身を好きにしていい』と言わんばかりの受身の姿勢だ。涙ぐみながら潜るかのように、彼女の胸板に火照った顔と胴体を隠す。

「あっ、ちょっと! あ、甘えん坊すぎっ! ねぇ、聞いてるっ!?」
「ううぅ……だぁっ、だってぇ、だぁってぇえ! あくっ……んんっ! が、まん……できないよぉ、ぉっ……」

――と言うか、避難して来たと言った方がいいほど、頬と乳房を擦り付け安堵を求めてくる。
たぷ、ぐにゅんっ、ぐにゅるんっ、

「く、クジラくん――あなた本当に男の子なの? あたしや沙希ちゃんよりも可愛らしいと言うか、女々しいと言うか。……ああもうしょうがないわねぇ!」
「んあっ、ああ! せし……リウス……んんっ、あああ――っ!」

色っぽく拉げる乳房。
そんな巨大な二つの柔房を押し付けられていては理性を揺らしてしまうのは、元人魚で女性だった彼女も例外ではなかったようである。
上目遣いで頼ってくる充血した瞳は凶悪的に可愛らしい。
何時の間にか背中に忍ばせた二本の腕の柔らかさと暖かさも、追い討ちを掛けた。
汗だくの、おっぱいを軽快に弾ませている女体から溢れる蒸し上がった体臭で、既に脳がかなり興奮していたこともあり、セシリウスは瑞々しく潤っている太ももを掴む。
今までとは別種の圧迫――密着に甲高い悲鳴が彼の紅唇より溢れ出た。

「ひゃぁんっ!」

そしてセシリウスは――。

「あっ、ちょっ――きゃぁああっ!」

『彼女』の身体を抱き上げた。 たぷるるっっ、と巨大な乳房が迸る。

「あっ! あっ、ひやっ、んあっ……はぁぁっ、んんっ……せし、リウス?」
「もうこうなったら逃げるしかないっ!そりゃああああ――っっ!」
「あっ、ちょっ……ひんっ! ひぃああぁぁぁっっ!!」

右手を彼の肩に当て、左手でふたつの太股を強固に支える。 
きつく、手放さないように。 
たぷる、たぷる、とクジラの乳房が愉快に踊る。
悲鳴をこぼすクジラと、笑みを捨てて、黙々と走るセシリウス。
まるで吊り上げた大魚を運ぶ釣り師――または、恋人を姫様抱っこで運んでいる恋人同士であった。

「うあっ、あうぅ! い、いっいい、いやぁあああ――っ! や、めぇてくれえぇっ!」

豊満な乳房が、激しく暴れる。 歪む衝撃に彼は甘い悲鳴を漏らし、続けた。

「んあっ! あひぃ! んんっ……!」
(くううう~~~~っ! 堪えろ、堪えろおれぇえええ! もうこれしかっ……ない! 時間がないんだぁ!)

本来なら大声を上げて暴れ出す――姫様抱っこされて喜ぶ趣味はない――のだが、小刻みに振動を始めた脚に、それどころではないと悟り、わなわなと唇を震わせながら恥辱を飲み込む。
他に選択肢はない。 
そう自分を納得させ、落ちないようにセシリウスに抱きつくと胸元の巨大房が柔らかく拉げた。
ぐにゅるっ、ぐにゅるんっ!

「あ、んっ。 んんっ! ――ひゃっ、あっあああ! んあっ! あんんっ……!」

頂点の肉芽ごと歪んだ乳房の感覚に思考が蕩ける。
隠したくても隠せない、硬く閉じた筈の紅唇から甘い呻きが溢れ続けてしまう。
込み上げる恥かしさと恍惚感を押し殺すのも限界で――太ももの肉に彼女の手と腕が食い込むたびに熱っぽい身体がビクンっ、とくねった。

(あ、せ、セシリウスのにおい、臭いが、ああっ! ど、ドキっしてる、しちゃってるオレ!?)

彼女こと『彼』の体臭が鼻腔を刺激する。
歪むおっぱいで手一杯なのに、接触する肌から相手の体温が伝達され、灼熱の喜悦が脳裏を掻き乱す。
もはやどこが上で下なのか分からない心境。 

「あっ、あぐぅうう! んんっ、あひぅう――っ!」

パニックを引き起こすほど濃密で激しい禁忌のどよめきに、搾り出すかのような嬌声が漏れる。

(……な、なんで俺が、こんなめにぃいいい!!)

とろん、と熱っぽい瞳を瞼に隠し、クジラはさらに強く抱き寄った。

「せ、セシリウス……ん、んっ! せ、せめて揺れないよ、よう――あんっ、んんっ……!」

ぴちぴち、と耳のビレが、水気を帯びて――跳ねる。


~~~~~~~~

<つづく>

救世主様は淫らな雌牛に堕ちたい

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駆逐系少年少女

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クラスメイトは男の娘idol!?南の島の秘密のおしごと

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「学園祭&女子寮&恥辱大好き」期間限定コレクション

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10/26のツイートまとめ

amulai

RT @jiba_tenko: アメリカとかで言うところの「ファック!」を辞書で調べると一杯意味が出てきて、「もうこんな世の中やってらんねえぜ!ああ誰か頼むからこのどうでもよくなってくるどうしようもない気持ちの俺を救ってくれ!」って感じの使われ方されてて日本で疲れた人が言うとこ…
10-26 23:15

@kilarevo ほんとだw中学入試の間違いっす。すいませんー。
10-26 21:20

@_j6k1正解ですー。ax^2+bx+cの3元連立方程式解いちゃったorz
10-26 18:39

3→44→97→3618→?小学校入試問題です。5分で解けたらIQ110相当。嵌ると長引く。
10-26 18:24

RT @yuuhi_naruse: 行きつけのカフェの旦那さん(50代くらい)に「漫画書いてるの?ボクもねー昔セル画塗る仕事してたんだけど貧乏で辞めちゃったんだよー」って言われてなんかすごく切なくなった。お賃金大事!!
10-26 17:13

お前の女性器はオレのものオレの女性器もオレのものだ
10-26 17:05

RT @dynamitemoca: 漫画描く人って「特別な自分」が肥大化し過ぎて、プライドが根本から折れた二回戦目からが本当の戦いだよね
10-26 16:35

RT @toshibou: 中途採用での履歴書で、賞罰の欄に「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場にてスライム賞受賞」と書かれてて、久し振りに面接が楽しみになってきた。
10-26 16:01

似ているシリーズユリカモメ と百合かもね
10-26 15:58

RT @knotscream: なかなかネーム出来なくて苦しんでいるのだが自分のバンドのドラマーのツイッターを見たところ電車内で猛烈な便意に襲われており 社会について真剣に考えることで耐えていた 俺も頑張ろう あいつだって戦っているんだ電車内での猛烈な便意と
10-26 15:34

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カナリア

カナリア

買いました!オリジナルの強制男の娘モノです。楽しめました♪
価格設定も頑張っているのでもう少し売れて欲しいなぁ。
評価は『値段分の価値がある』で。

カナリア

クジラの人魚姫 7-5 by.黒い枕

「も、もう大丈夫だからっ! 大丈夫だからっ! は、離れろよぉぉ!」

仔猫のような甘え声が利かなければ、まるで癇癪を起した仔犬の悲鳴を発し、ジタバタと暴れ――体の不調から、力までも仔犬並みだが――懸命に逃れようとした。 無駄と知りながら。

「やめぇ! 本当に――んあっ、はううっっ!」

だが、効果はなかった。 
むしろ、抵抗するほど彼女の、否、『彼』の胸元にぎゅむっ、と押さえ付けられてしまった。

(はうううぅぅっ! あっ、ああ! セシリウスの匂い――じゃなくてお、俺の匂いも、た、ただよってき――ふぁあああっ! あひぃぃんん~~~~っ!?)

抗しているうちに今度はセシリウスの汗交じりの体臭が鼻を擽ってきた。
伝わってくる体温や脈拍に加え、”異性”の体臭に脳が軽くパンクしかける。
もはや恥も外聞もなかった。 限界だった。
このままでは本当に本気で発狂してしまう。 たぷん、たぷるーん、ぐにんっ!

「う、だっ、だからぁああ――! い、いい加減にぃ……放してくださいぃ、ぃぃ!」 

圧迫が少ない片方のおっぱいを軽快に揺らし、顔を彼女へと向ける。 

「あのねぇ。 気づきなさいよ! 体調が明らかにおかしいでしょ、変でしょ。 それは――」
「~~~~っ! ちが、違う! 違う違う! 違うからなお前が思っているようなことじゃない! こっ、これはカゼだ! 風邪なんだ! もしくは沙希にセクハラされて体内リズムが崩れただけなんだ! 保健室っ!保健室で休ませろぉおおっ!」
(ダメ――! 絶対ダメだ! 沙希は勿論だけどせ、セシリウスにもお、俺が、俺がこいつの体でエッチな気分になってるって、自分の身体にドキドキ、バックンバックンしてるってことは隠さないとっっ!!)

セシリウスの口から今まで恐怖し続けた言葉が出そうになる。 狂乱の叫びで、その先を言わせなかったが、余程心的ショックが深かったのか、足に力が入らなくなる。
それでも彼女の暴走は止まらなかった。
引き摺られる形で、と言うか――大きな荷物か何かのように運ばれてしまう。

(あ、ああ! でも、でもでも! いくら疲れているからって、セシリウスが優しいからって、こ、こんな興奮するぅ、なんて――まさか、俺……沙希が言うようにお、女の子に、なり、なり……いや、そんなはず……んんっ、あん!)

たぷんっ、ぐにょりぃ、たぷんっ、ぐにゅんっっ と悩ましく揺れる乳房。 スカートを悩ましく押し上げる、美尻。
股間はこんもりと盛り上がっており、その中間には秘密の肉裂が鼓動を響かせていた。
清楚である筈のセーラ服を身に纏うも、むしろ破廉恥と言う形で美貌を振り撒く、卑猥に育ち過ぎた女体。
今現在の彼――『白方セラス』にとって日々の生活の一分一秒が恥辱と、禁断のときめきを禁じえない甘美な誘惑に蝕まれていた。
唐突に心臓のどよめきに襲われ、股間の内部が否応にも『キュン』と窄まる日々。
故に――気付けなかった。
セシリウスが本当に言いたかったことに。
自身の肉体に本当は何が起きていたかということに。
そして、借り物である人魚の体が”変貌”する。

「ひゃん! あうっ! うぐくっ? な、なんだか本当に、め、眩暈まで、あっ、あっあっ――っっ!?」

どんっ!
内側から突き破るかのように心臓が爆ぜた。
たぷるるんっ、と乳房が弾み、甘い悲鳴を堪えきれないほどの強烈な昂り。
血流を流れる一滴一滴の血が、全て蒸発したように、身体が軋んでいるようだ。
否、違う――。
ギシ、ギシ、バギっ、バギンっ、ギシギシッッ!!

「あ――あぶうううっ!?」

実際に音を立てて骨が少しずつ変動を始めていた。

(あ、あ! これ違う! い、いつもとちが、う。 こ、これは……っ!)

溢れ出す、文字通り滝のような汗。
情け容赦ない汗水が柔肌より滲み出し、クジラが身に纏うセーラ服を透明にして行く。
上着もスカートも嘘のように半透明になって、彼のラブリーなショーツとブラがピンク色の布地とフリルを曝け出す。

(あんっ、あひぃ! ち、乳首がぁ……興奮して、しちゃってるるぅぅ!)

淡く赤らんだ乳房の頂点の小粒が、ぷちゅりっ、と理性を狂わせる動きをした。

「あっ、あひんっ」

興奮する二つの乳首を晒している――その破廉恥さを気に掛ける余裕はない。 
たぷるん、たぷるん、と前屈みに移動する重力に足腰はいよいよ逆らえなくなる。 
クジラは反射的にセシリウスに抱きつく。
そして、不安と羞恥から彼女のシャツを握り締める。
――ぎゅうっ、と。

「始まっちゃった、か……」
「ま、まさか……」

抱いた恐怖を否定しようと震えながらに首を左右に振るう。 しかし、体は熱を帯び続ける。

(ど、どうしよう。 にげっ、逃げないと――でも、まだ靴も履いて――いやいや、そもそもっっ!)

おまけに、ここは――延々と歩いた居心地だったのに――未だ校舎の入り口だ。
周りを見渡せば下駄箱を中心に学生がうじゃうじゃといる。 談笑を楽しそうに交わし、少なく見積もっても十五人以上はいるようだ。
真っ赤に染め上がり、興奮を強め、汗をドバドバと流す身体の有様を恥かしく思うのだが、その破廉恥極まりないほど豊艶な女体はたぷるん、たぷるん、と胸を弾ませながら下半身を重くしていく。

「んあっ、そ、そんな!こ、こんな所で――あっ、あううぅっ!」

急速に生まれつつある新しい感触に戸惑い、体調の悪化も加わって、クジラは足を絡んでしまう。
仕方無しに傍にいた彼女に抱きつく。

「おっと……」
「あ、ありがとぉ、う……っ」

セシリウスの――元は自分の――胸を借り、どうにか転倒することだけは避けられた、が……。

「――ん、ク!? あぅあうぅっ! や、やだぁ !あくうぅっ!」

暴走する身体の発熱は止まらない。 むしろ、細胞の変動と共に加速する。
はあはあ、と苦しげな息継ぎをしながら浮き立ちそうになる意識を繋ぎ止めようとした。

(あ、ああひぃ――っ! むね、おっぱいがぁああ!! あうあううっ?)

たぷにゅんっ、ぷちゅりっ!
外へ汗を飛ばす乳房と、その頂点のふたつの肉芽が拉げ――生じるのは、快感の乱舞だった。
踏み止まろうとした理性と知性がハンマーに叩きつけられたように、一瞬で瓦解する。 
甲高い喜びの声を漏らし、彼は身体を淫靡にくねらせた。

「セシリウス……助けっ――助けてっっ! んあっっ……あああっ、あんんっ!」

ぎゅうううっ!
セシリウスの服をさらに強固に握り締め、涙と涎を撒き散らす。 嬌声に彩られた泣き声。

「ううぐううぅっ!ま、魔法、人体化の――ひ、ひゃううっ!?」

しかし、その悲鳴は驚愕の絶叫に変わる。

「あっ、ああ……み、ミミ、耳ぃ、ミミがあっ?」

ぼしゅっ、と――規模は小さいが――濃いミストが彼の耳を覆う。
大気へと薄れていく白い蒸気。
その白いカーテンが拡散した後に現れたのは、水色の羽とも、ひれともいえる物体が、ふたつ。
ピクピクっ、と動いている。
両手を使い、クジラは慌てて隠す。

「――っ!」
「やばっ……かなり進行が速い……と、取り合えず落ち着いて」

両手でしがみ付かなくても、傍らの彼女がしっかりと受け止めてくれた。
日常生活に困ってしまうほど大きなおっぱいが自己主張する――ちょっと”人型から外れつつある”女体を。

<つづく>

蛍くんの女装アルバム

蛍くんの女装アルバム DMM版
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蛍くんの女装アルバム

オトコの娘ウケ▽ 2

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(2013/10/26)
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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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