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俳優人生 (5) By A.I.

(5)

 舞台の前になるとやはり緊張する。栄作は尿意を感じて、女子トイレに入った。途中で友和の姿を見かけたが、腑に落ちない顔をしていた。
「ふぅ、トイレに入ると落ち着くよ」
 便器に座って力を入れると、クリトリスを伝わって小便が流れる。股間の腫瘍が邪魔で、変な風に流れているのだろう。腫瘍は中身を失って縮んできたが、股間が醜いのは気に入らない。クリトリスを振って水滴を払うと、栄作はトイレから出た。
 落ち着いたところで、更衣室に向かう。サラリーマンの恰好をしようと栄作は着替え始めた。まずはショーツ以外の服を脱いだ。次にきっちりと胸にさらし巻かなくてはならない。林檎よりも大きな果実に成長したので、そのままではスーツを着られなかった。
「はぁ、苦しい。抜擢してくれたのは嬉しいけど、どうして僕みたいな女性を劇団長は選んだのだろう」
 やはり主演が友和なので、後輩が相方として相応しいと思ったのだろうか。
「男が女になったと思い込んで会社で騒ぎを起こす劇なのだから、俳優にはギャップがあった方が面白いのにね。女が女装をするのは当たり前だよ」
 独り言を呟いていた栄作は、言い知れぬ不安を覚えた。何か大事なことを忘れているのだが、全く思い出せない。心の片隅で魂が叫んでいる。焦燥感は募るのに、その正体はわからなかった。
「これからの演技に集中しよう」
 昨日の栄作の演技に不満を持った観客がいたらしい。役者を最初の人に戻せという投稿があったそうだ。演技を変えたつもりはないが、最初の初々しさが失われたからだろうか。
「あと数日で終わりだから最後まで頑張ろう」
 苦労してスーツを着てみたが、女が無理に男装をしているようにしか見えない。ズボンの丈が合わないので転びそうになるし、革靴はぶかぶかとして脱げそうだ。栄作は憂鬱そうに溜息を吐いた。
 演劇の本番では最高の演技をしたつもりだ。催眠術をかける老人の演出も素晴らしかった。それに七色に輝く水晶玉を覗きこむと、心の内側に抱える不安が消えていく。演劇が終わる頃には、栄作は開演前に悩んでいたことを忘れていた。

「今日もお疲れ様でした」
「ふぅ、毎日だとさすがに肩が凝るのぉ。肩を揉んでくれぬか」
 演劇が終わって、控え室にいた占い師の老人に栄作は声をかけた。演劇が十日を過ぎる頃になると、老人の顔には疲れが滲み出ていた。杖をついてよろよろしている。催眠術師の出番は長くないが、老体には堪えるのだろう。
「いいですよ。どうぞ」
「うむうむ、素直じゃのぉ。儂も頑張ろうという気になるわい。しっとりとした指になってきたのぉ」
 老人は栄作に肩を揉まれて、気持ち良さそうに目を細めた。
「ほっほっほ、綺麗な女性になってきたお主に揉んでもらえるのは格別じゃのぉ。極楽じゃなぁ」
「お世辞が上手いなぁ」
「いやいや、本当じゃぞ。骨盤が広がって女性らしい体になったわい。撫で回したくなる尻じゃな。体型についてはもう安定したじゃろう」
 老人の目から見ると、栄作の女性としての体の発達は終わりに近づいているようだ。栄作の目から見ても、同じ年頃の女性と遜色のない体になったと思う。女としての発育が遅かった体がようやく人並みになって、栄作は嬉しかった。
「それなら可愛い下着とかも買ってみようかなぁ。すぐにサイズが合わなくなると悲しいからね」
「うむ、あの男もきっと悩殺されるぞ」
「そうだね。頑張ってみるよ」
 女としての魅力が増した気がして、栄作は誇らしかった。今までは体に自信が持てなくてためらっていたが、もっと積極的になろうと決心していた。

 翌日になって、栄作は買い物を楽しんでいた。種類を問わずにブラジャーを買えるのは嬉しい。股間の醜い腫瘍も綺麗に治って、クリトリスも親指くらいに縮んでくれた。これならさほどショーツの膨らみは目立たない。
「もっと布が少ないのを選ぼうかな。それとも、先輩は派手なのが好きかな」
 散々に迷いながらも、レースやフリルで鮮やかに飾られた桃色の下着を選ぶ。他にも値段が手頃で気に入った服を買った。
「僕も少しは化粧をした方がいいのかな」
 化粧品売り場にも栄作は足を運んだ。今まではノーメイクで通してきたが、少しは気を使った方がいいように思う。悪くはない顔だと思うので、維持できるようにしたい。栄作は美容を心掛け、基礎化粧品を買うことに決めた。

 買い物を終えて帰ると、友和の姿はなかった。靴がないので出かけているらしい。
「うぅ、漏れちゃう。頻尿なのかなぁ」
 帰る途中で小便に行きたくなったが、あまり我慢ができなかった。荷物を置いて慌ててトイレに駆け込む。便器に座って足を広げると、小さなペニスの形をしたクリトリスを指で持ち上げた。
「ふぅ、間に合った」
 細長いクリトリスを持ち上げないと、尿が当たって変な方向に流れることがある。栄作の股間は醜い腫瘍が治って、すっきりとしてきていた。短い割れ目からちょろちょろとした尿が流れる。クリトリスには針のような穴はあったが、反応はしていなかった。
「もっと簡単だったように思うけど」
 股間が軽くなった代わりに、不便になった気がした。大事なものを失ったような喪失感がある。なかなか尿が流れないので、膀胱が空になるまで時間がかかった。

 トイレから出た栄作は、床に置かれた下着を見て苦笑した。
「先輩は脱いだ下着を床に置きっ放しで駄目だなぁ」
 だらしのない友和に呆れはしたが、栄作の目は優しく笑っている。栄作に頼らなければ困ってしまう友和が愛しく思えた。
「くんくん、先輩の逞しい匂いがするね」
 しわくちゃになったトランクスを嗅いでみると、汗と精液の匂いが染みついている。トランクスを裏返してみると、股間の部分が白く乾いていた。隣に寝ている栄作を意識して、夢精でもしてしまったのだろうか。
「先輩が求めてくれれば体を許すのに物堅い人だなぁ」
 友和の真面目なところが愛しくて、栄作はトランクスに鼻を密着させた。友和の匂いを堪能しようと、思いっきり息を吸う。鼻腔に野性的な匂いが充満して、栄作は目を潤ませて恍惚としていた。
「はぁ、たまらない。濡れてきちゃうよ」
 未成熟な子宮が疼いて、狭い割れ目がひくひくしていた。体が欲求不満を訴えている。このところ演劇で忙しくて、自分を慰める暇がなかった。
「先輩はいないし、たまにはいいか」
 栄作は服を脱いで裸になると、鏡に全身を映してみた。以前は少年のように起伏の少ない体を気にしていたが、今では均整の取れた抜群の姿態をしていると思う。歩いていると男性に見られることも増えたし、女性にも羨望の眼差しを向けられるようになった。
「ああ、おっぱいが柔らかい。初めて触った乳房に手が喜んでいるよ」
 憧れていた乳房を揉んで、栄作は歓喜に震えていた。手がおっぱいの感触を確かめようとぐにぐにと動く。柔らかい肉に細い指が吸い込まれた。最高の感触だと手は確信していたが、自分のおっぱいでは何か物足りない。
「あぁん、んふぅ、素晴らしいおっぱいだよぅ。でも、おかしい。これじゃ満足できない」
 物足りない気持ちを補おうと、栄作は熱心に乳房を愛撫した。乳首をこりこりと指で摘まむと、甘い波動が広がっていく。刺激を受けた乳首が桃色に色づいて膨らんだ。悩ましい淫熱が胸に浸透してきて、栄作の喘ぎ声が高くなっていく。
「ふぅん、あふぅ……ああ、いいよぉ、いいのにおかしいよぅ。んんっ、これじゃ満たされない」
 いくら熱心に乳房を揉んでみても、手には不満が蓄積していた。感情は高ぶっていくのに、つまらないという虚無感が募る。こんな形でおっぱいを得るのではなく、他人のおっぱいが手に欲しい。女性は恋愛対象ではないのに、感情の整合性が取れていなかった。自分でも訳が分からない。
「んんぅ、ふはぁ、僕の手だと厚みが足りないね。ふくぅ、あっ、はうぅっ、もっとがっしりとした手が欲しい」
 それに肉の薄い手では、胸にかかる圧力が足りない。大きな男の手が欲しかった。
「はぁん、くぅっ、喘ぎ声がどんどん出てくるぅ。んくぅ、自分の声に感じちゃうよぉ」
 熱の入った嬌声は聞き慣れた声なのに、別人のように耳が受け取っていた。鈴を転がしたような甲高く甘い声が、脳髄に浸透して体を溶かしていく。熱に浮かされた頭は、思考力を失っていった。
「はふぅ、ああっ……こ、こっちはどうだろう。触るのはちょっと怖いね」
 醜い腫瘍で股間が腫れていたので、治るまで触るのをなるべく控えていた。その努力が実って、腫瘍はほぼ完治して股座と一体化している。色素が沈殿しているのは気になるが、綺麗な形になってきた。
「んくぅっ、思ったよりも濡れている。あれ?」
 じっとりと濡れた股間を触った栄作の胸中に言い表せぬ寂寥感が吹き荒れた。猛烈な悲しみに襲われて、栄作の頬を涙が伝わる。
「どうして?」
 悲しみを感じたのは一瞬。その正体はわからなかった。
「わからないならいいか」
 心の痛みよりも体の疼きは抑えがたい。肉欲に囚われて再び股間に指を乗せると、悲しみの事など忘れてしまった。
「あぅん、んはぁ、割れ目が熱くなっているね。指がべたべたになってきたよ」
 割れ目の形に沿って指でなぞっていると、甘酸っぱい匂いのする蜜が垂れてきた。クリトリスの先端からも粘液が滲み出て、栗の花のような悪臭を微かに放っている。鼻の粘膜に辛うじて届いた悪臭は、不快感はあったものの強烈な懐かしさを感じた。死別した肉親の顔を思い出したような気分だ。
「不思議な感覚だったね」
 体から発散される悩ましい匂いに悪臭は打ち消され、懐かしい想いはすぐに去ってしまった。残念に思いながらも、栄作は割れ目に集中した。
「はあぁっ、んふぅぅっ、胸の発育は十分だというのに、割れ目の成長は遅れているね。ちょっともどかしいなぁ」
 腫瘍の影響で割れ目はまだ大人の女になり切れていない。男性を受け止めるには狭いだろう。
「先輩のあそこは立派だったからなぁ」
 友和の股間を洗ったことを思い出して、栄作は嬉しそうに頬を染める。ペニスの大きさを思い出して、膣から新しい蜜が湧いていた。ペニスに見立てて指を入れてみたが、窮屈な膣は一本だけでもきつそうだ。
「んんぅ、きつきつだなぁ。これじゃ先輩を受け入れたら裂けてしまいそうだよ」
 膣口に軽く指を入れただけで、それ以上は進まなかった。膣が狭いこともあるが、何だか怖かったのだ。結局は膣に少し指を出し入れするだけだった。気持ちいいのは確かだが、ぬるま湯のような快感で物足りない。
「やっぱりクリちゃんも弄ろう」
 包皮を被って先端が少し出ているクリトリスを栄作は手で剥いた。完全にクリトリスが露出して空気に触れると、感電したような刺激を受ける。肥大化していたクリトリスが縮んで敏感になったようだ。粘膜に濡れた先端を指で撫でるだけで尻が浮きそうになる。
「はっ、はぁ、はっ、手が勝手に動いてしまうよ」
 使い慣れた得物を握っているように、手はクリトリスを上下に揺さぶっていた。細長い肉塊が勃起して硬くなっている。垂れ下がっていたクリトリスが、雄々しく首を持ち上げていた。
「何か、くるううぅっ」
 クリトリスの中心を熱い液体が駆け抜ける。栄作は存在をまだ主張している肉塊に促されて、欲望を発散させていた。
「ううぅぅっ、くううっ!」
 久しぶりの解放感と共に細長い肉塊の先端から生暖かい液体が飛ぶ。空を飛ぶような感覚とは裏腹に、放たれた液体の量は僅かだった。肉塊は力を振り絞っていたが、栄作の指に透明な液体が垂れただけだ。死に瀕した人間のように震えると、肉塊は力を失って沈黙してしまった。
「はぁ、はぁ、床を汚してしまったね」
 クリトリスからの刺激が伝わって、割れ目からは愛液が溢れ出していた。床に小さな水溜りができている。体内から液体が噴出するのは不思議な感覚だった。

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挿絵:菓子之助 http://pasti.blog81.fc2.com/

「ふぅ、気持ち良かったけど疲れたね」
 体が脱力していて、すぐに動こうという気力がない。快感の余韻がまだ体に燻っている。栄作は脚を開いた格好で、火照った体を冷やしていた。
「ちゅぱっ、ちゅぷっ……ちょっとしょっぱい」
 栄作が汚れた指を口に咥えると、男の味がしたような気がした。名残惜しい気がして、栄作はいつまでも指をしゃぶっていた。

<つづく>

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03/21のツイートまとめ

amulai

家族でセブンブリッジ。ジョーカーは早期に使っちゃだめで手の内で不確定のまま使え、と教えているのになかなかできない模様。
03-21 18:00

RT @Man_getaro: 所詮オタクから☆マーク集めたところで何にもならないってことに気づいてからがTwitterの始まりって感じだ。
03-21 15:44

戦争は出来るうちに しておいた方がいいわ
03-21 14:54

RT @39raKyouko: アタシがついったーで他人にするアドバイスは常に「これを買わせたい」「これをやらせたい」という我欲に基づいてるし、それを隠すつもりも誤魔化すつもりもさらさら無い。
03-21 14:47

長久手さんのプア・スケープゴートは見た目を入れ替える能力だから、女の子の格好はできるけどいじれるのはおまんこにしか見えないただのちんちん。
03-21 14:15

RT @hebiichigo12: 技術も金も出さないくせに口だけは出したがるやつってのはいつでもいるもんです。そんなのは最初から無視。何を言っても相手しちゃダメ。相手にされただけで承認欲求を満たして満足するバカだから
03-21 14:01

@atter0123  すでに事実としてダメになってるし、キミの「やる気」とやらに賭ける気は毛頭ない。
03-21 11:55

@atter0123  え?
03-21 11:34

RT @atter0123: @amulai ダメになりませんよ!一度やらせて見てください
03-21 11:34

RT @mika_TSF: 撮影中に幼女化薬を飲まされた「成人男性」が幼女化の直後にレイプされるAVは特に人気があります。
03-21 11:19

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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