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女の子の距離(7) By.アイニス&栗餅ちづる

(7)

 目覚めた章介はベッドに寝かされていた。裸になっていたはずだが、きちんとブラウスとスカートを着ている。頭がうまく働かない。まだ夢の中にいるような気分だ。
「気を失っていたのか……」
「目覚めたみたいね。大丈夫?」
 仰向けになったまま視線を動かすと、私服に着替えた摩湖がベッドに座って章介を見ていた。制服を着せてくれたのは摩湖のようだ。
「つうっ、まだ頭が重い」
 体を起こそうとすると、興奮しすぎた影響でズキズキと頭が痛んだ。顔が苦痛に歪む。体がまだフワフワしていたが、鋭い痛みで目は覚めていた。
「無理をさせちゃったかな。でも、もう少し章介君と交わりたかったね」
「女の快感は強烈だったから、慣れない僕には負担が大きかったよ。摩湖ちゃんを満足させられなかったのは残念だな」
 初心者の章介にとっては気絶するような快感だったが、摩湖にとってはやや物足りないらしい。ちょっと不満が残る顔をしていた。
「また近いうちに章介君と遊びたいなぁ」
「受験勉強があるからね。一緒に帰るのはいいけど、遊ぶのは週末にして欲しいな」
 摩湖が艶やかな流し目を送ってくる。誘惑に屈して頷きそうになったが、暴走した摩湖には限度がなさそうだ。毎日抱かれでもしたら、とても体がもたない。
「うーん、仕方ないか。週末が待ち遠しくなるね」
 残念そうな顔だったが、摩湖は納得してくれた。とりあえずは安心する。
「それじゃもう日が暮れているから帰るよ。早く帰らないと親が心配する」
 窓を見ると外は暗くなっていた。もう夕飯に近い時間だ。急いで帰らないとまずい。
「章介君はまだフラフラしているから、私が送っていくね」
「夜道を女の子に歩かせたくないなぁ」
「章介君を無事に家まで送り届けないと、私が安心できないよ」
 一人で帰ろうとしたのだが、足元が揺れていた。体にも力が入らない。摩湖の申し出を断ろうとしたが、見栄を張るほど体力が残ってなかった。
 手を繋いで歩く。足が鉛のように重かったが、摩湖が一緒だと気力を振り絞れた。
「また明日ね」
「うん、送ってくれてありがとう」
 自宅の前で摩湖と別れると、章介は家の敷地に入って変化を待った。さして時間をかけずに体が男に戻っていく。男の肉体の方が体力はあるようで、多少は疲れがましになった。もっとも、執拗に揉まれた胸の影響は残っている。胸が平坦に戻っても、乳首に淫靡な熱が残っていた。
「はぁ、ブラとパンツは変化しないから、股間が締め付けられて変な気分だ」
 肉体と制服は男に戻っても、下着は女性用のままだ。小さな布地が股間に食い込んできて、男性器の居心地が悪い。気恥ずかしさがこみ上げてきて、章介は素早く自分の部屋に入った。折角買った下着ではあるが、始末に困る。両親に隠れて手洗いするのは大変そうだった。
「今日は疲れたな」
 夕飯を食べてしまうと強い眠気が襲ってくる。早々に布団に入った章介だが、股間の奥が奇妙に疼いてなかなか眠れない。男に戻ったはずなのに、膣がまだあるような気がする。体の深い部分で女の欲望が燻っていた。

 一晩寝ると体は楽になったが、乳首と股間にはまだ悩ましい熱が残っていた。摩湖が迎えに来て体が女性化すると、ますます体の疼きを自覚してしまう。
「章介君の目が熱っぽい。まだ顔に疲れが見えるよ」
「そ、そうかな。大丈夫だと思う」
 摩湖に話しかけられると、心を読まれたかと思って動揺した。柔らかい手を握っているだけで、昨日の熱が残る体は興奮してしまう。乳首と股間が甘く疼いて、パンツが内側から滲み出た液体で濡れていた。
「また放課後、下駄箱で待っているね」
 登校して摩湖と別れた章介は、教室に行く振りをしてから引き返した。摩湖が教室に入ったのを確認してから、C組の隣にあるトイレに向かう。体はまだ女のままだ。ピンクのタイルが敷き詰められた女子トイレに入ると心音が激しくなる。男子が入れない場所なので、背徳感で背筋が燃え上がっていた。
「まだホームルームが始まるまで時間があるな」
 章介が近くにいなければ、摩湖は羽目を外さないだろう。教室で大人しく自主勉強でもしているはずだ。
「人が少ないうちに体を慰めてしまおう」
 体の中心で疼く熱は耐え難くなっている。便器に座って濡れたパンツを脱ぐと、卑猥な匂いが鼻を刺激する。秘所からは滲み出た愛液が太ももに垂れていた。
「僕が触るのは初めてだな」
 清純そうな秘所を見るだけで頭が煮え立ってくる。摩湖には好きなように弄られているが、章介が自らの体を弄るのは初めてだ。秘所に伸ばした手が緊張で震えている。初めて触ってみた秘所は、熱く濡れそぼっていた。
「んんっ、はあぁぁぁっ」
 声を押し殺そうとしたが、溜息に似た喘ぎが漏れてしまった。割れ目を触っただけで、背筋に甘い痺れが走っている。秘所に指を入れるのは少し怖い気がしたが、体の奥に燻る淫靡な熱を我慢するのは辛い。
「きゃふぅ、ああっ、秘所が指を締め付けてくるぅ」
 怖々と膣に指を差し入れてみると、濡れた粘膜が指に絡みついてきた。指の圧迫を受けて、秘所から漏れる愛液の量が増える。ゾワゾワとした刺激が股間に膨れ上がって、章介は悩ましい息を吐いていた。
「んくぅ、くふぅ、恥ずかしい声が漏れちゃうよ。誰かに気づかれたらまずいのに……」
 危ういことをしているという自覚が、章介をますます興奮させていた。秘所から響く淫らな水音が激しさを増している。指は漏れ出た愛液でグチョグチョに濡れていた。
「くううぅっ、んはあっ、いけないと思うのに、指がどんどん奥にいっちゃうよぅ」
 摩湖が指を入れていたのは浅いところだけだ。膣の奥には未開拓の部分が広がっている。純潔の乙女を穢す背徳的な喜びを感じながら、章介は手に力を入れて指を奥に伸ばした。膣を指が潜っていく淫靡な感覚が脳に伝わって、少女は全身を小刻みに揺らして喘いでいた。
「もっと、もっとぉ。女の子の指じゃ一番奥まで届かない。もどかしいよぅ」
 女の子になっている章介の指は細くて頼りない。深いところには手が届かなかった。体の中心で疼いている場所を慰められなくて、章介は泣きそうな顔で身悶えしている。もっと太くて長いモノが欲しかった。
「ひゃううっ、やあぁん、快感は増しているのに、どんどん気持ちが切なくなってくるぅ。はううぅん、ああぁっ!」
 股間から広がる狂おしい熱で章介の体は燃えていた。膨れ上がる快感に男の脳が耐えられない。章介は背を仰け反らせて硬直すると、細長い喘ぎ声を漏らしていた。
「はぁ、はぁ、まずい。声を抑えないと」
 若干の物足りなさを覚えながら息を整えていた章介だが、タイルに響く足音を聞いて背筋が冷たくなった。隣のトイレに入った女子の排尿の音が聞こえる。恥ずかしい水音が鼓膜に響いて、少女の頬を火照らせていた。
「焦ったなぁ」
 扉が開いて足音が遠ざかっていく。安心すると股間が丸出しなので体が冷えてきた。尿意が高まって、今にも漏れてきそうだ。
「うぅん、我慢できそうにないな」
 女の体は竿がなくて尿道が短いので、膀胱に尿が溜まると我慢が難しい。男に戻る余裕はなさそうだ。それにどんな風に小便が流れてくるかは興味がある。章介が股間に意識を向けると、割れ目から黄色い液体が流れ始めた。
「はああぁっ、すっきりするなぁ。心配したけど、細部まで女の子になっているみたいだ」
 我慢していたものを吐き出す開放感に章介は脱力していた。尿の操作に慣れてないので、小便が一気に流れていく。便器に叩きつけられる水音が大きかった。
「小便の飛沫で股間の周りがびっしょりと濡れているな。拭かないとか」
 竿があって方向が定めやすい男と違って、女は気をつけないと小便が飛び散りやすい。尻の方にまで黄色い水滴が垂れている。後始末が面倒だなと思いながら、章介は股間の周りを拭いて綺麗にしていた。
 幾らかはすっきりとした気分で章介は女子トイレから出た。廊下から人が消えた瞬間を狙って、教室に早足で向かう。A組の前に到着すると体は男に戻っていたが、僅かに違和感があった。漠然とした不安を感じたが、学校で過ごすうちに章介は気にしなくなっていた。

04/15のツイートまとめ

amulai

RT @imusanjyo: 何だかんだで最後は着てくれそうな曙さん。 #艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負 #艦これ版真剣お絵描き60分一本勝負_20150414 http://t.co/vO90iFRDNl
04-15 07:20

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