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蜜肉チェンジ 女体化した俺のカラダ (竹書房ラブロマン文庫)

蜜肉チェンジ 女体化した俺のカラダ (竹書房ラブロマン文庫)

奈落さんから情報頂きました(^^♪



アスランとナタリー ~策謀の秩序~ by.黒い枕&針子 〈2-1〉~〈2-6〉

〈1〉

慣れとは恐ろしいものである。
ナタリーとして王女を演じているアスランは、そう思った。
「王女様ぁ――!」
「う、うふふ」
「王女様!万歳!」
「うふっ!あっ……ありがとう御座います!」
アスランたち一行――途中で分かれた仲間を除き、4名――は、現在王都に辿り着いていた。
魔王を倒した勇者たちの帰還パレードともあってか、民衆が大勢詰めかけている。
その中を馬で歩く彼らは、民衆たちにサービスとばかりに笑顔を振りまいていた。
(ふうぅ……疲れる!)
最初こそは顔から炎が出そうなほど恥ずかしくて、泣き崩れそうだったアスランも、王都に辿り着く頃には、徐々に今のドレス姿にも慣れてきた。
「……アスラン、ちょっと顔が崩れてきていますよ。もっと自然にお願いします」
「む、無理言うなよぉ!」
もっとも、流石に普通の顔――と言うか、自然な笑顔とまでは行かなかった。
引き攣っていた表情を見破られ、背後で彼の体を支える本物の王女に叱られる。
(……でも、まあ確かに……必要な仕事だよなぁ、これも……)
自分が笑顔を向ければ老若男女関わらず、笑顔になってくれる。
魔王の恐怖で怯えていた人々が元気になっていくのが、実感できた。
(まぁ……これくらいは……いいかな?)
この旅でアスランが出来たことは少ない。
体を入れ替えた直後は仲間たちのお荷物だったし、簡単な補助魔法を覚えてからも、そこまで貢献できたとは言えない。
だからこそ、これくらいの『王女の仕事』だけはしっかりと行おうと思ったのだ。
「うふ……うふふっ!」
「その調子です、アスラン」
「や、ヤケクソなだけだよ!……でも……ありがとうっ!」
ナタリーに褒められる。
すると、胸に擽ったい感触を覚えた。
(なっ……なんなんだよ。この感触は――!)
アスランは頬が熱く火照っていくのを、顔を地面に向けることで誤魔化すのだった。



今現在、国王を務めているのはナタリーの兄君。
クリフォード・ルルラ・ルドル・ルーザスである。
彼の方は、前国王――つまり、父君が無くなられてから、王位を継承したのだ。
そして、アスランとナタリーが体を入れ替えていることを知っている数少ない一人であった。
「よく魔王を倒してくれた!アスラン!ナタリー!勿論、ナターシャやナナミも無事でよかったよ!」
ナタリーとは異なり、輝かんばかりの金髪を揺らしつつ、現国王は勇者たちを労った。
現在、ここは王座の間ではない。
人払いをし、城の中にある客間のひとつなのだが――。
「お兄様!?よ、宜しいのですか、その方がいても……その!」
仲間たちの全員が思っていたことをナタリーが代弁する。
彼らの視線は、陛下には向けられていなかった。
彼の後ろにいる、外套に身を隠した小柄な人物が気になってしょうがなかったのだ。
「ああ、彼は大丈夫だ。すべて知っている――彼はエルフの女王陛下の密偵でね。アスランとナタリーの様子を伺ってくるように言われているんだよ」
クリフォードがそう言う。
「どうも……ルートと申します。勇者様、王女様」
すると、外套に包まれていた人物は顔だけを、彼らに曝け出し、お辞儀した。
鋭く尖った耳に、恐ろしいほど整った顔立ち。そして、ガラスのように透き通った瞳――。
まず間違いなくエルフである。
「それでしたらいいのですが――」
国王の言葉に四人は安心する。
しかし、同時に抑えきれない衝動がアスランの中に芽生えていた。
「それで陛下!いつ!いつ――私たちの体を元に戻せるのですか!?」
ナタリーとアスランの体を入れ替えた秘術は、エルフの王女によって行われていた。
彼女の協力なくしては、二人の体は元に戻せない。
故に、アスランはエルフの国が、王女がどうなっているのかが知りたかった。
「そう、慌てるな」
国王は、にっこりと微笑み返し――。
「……まあ体が異性になるって言うのは想像以上に大変そうだし……そこは責めないよ」
「ありがとう御座います。それで……」
「うん。それでルート君の話だと準備しているから、儀式を行おうとすれば直にでもできるそうだ。……そうだよね?」
「はい。クリフォード陛下……間違いございません」
「よかったね、アスラン!」
「本当に良かったですぅ!アスランさん」
「う、ああっ……!」
双子の姉妹が祝福してくれる。
すると、眼尻から熱いものが溢れ出た。
「……そんなに私の体が嫌でしたの?」
「あっ、いや!?そういうわけじゃないんだけど!だ、だけど……う、ううっ!!」
ナタリーのいじけたような声が聞こえるも、涙は止まらない。
感極まって、滴が何度も何度も頬を伝った。
(ああ!よかった……それなら早速明日ナタリーと向かおう。そうすれば俺は……またアスランだ!!)
本来の自分に、『男』に戻れることに自然と唇が吊り上がる。
「ご、ごめん。ナタリー……でも、俺……」
「もういいです。私の方こそ意地悪な言い方をしてしまい……済みませんでした」
「あはは、仲がいいね、二人は。どうだいアスラン――ナタリーとの結婚を考えてみないかい?」
「ぶぅっ、っっ!?」
クリフォードの問題発言に、外聞を気にする余裕なく、吹いてしまう。
「ちょ、お待ちくだ……っ!」
「お兄様、何を勝手な……っ!」
抗議の声を上げたのは当事者の二名――ではなく。
「何を言っているですか!アスランは私のだよっっ!!」
「勝手に話を進めないでください!アスランさんは渡しません!」
アスランの左右に居た赤毛の双子だった。
「お、おい!」
彼の体に左右から抱き付いて、国王相手にも怯まず威嚇した。
「アスラン……愛されていますのね」
ナタリーの目付きが細める。
一方のアスランは、彼女たちの告白に顔を真っ赤にさせて悶えた。
(ナターシャもナナミも、ここで言うことじゃないだろう!あ、ああ――もうぅうう!!あ、あんな約束するんじゃなかったァァ!!)
この双子とはナタリーよりも付き合いが長い。
所謂幼馴染と言う関係だ。
そして、実は以前から熱烈な求愛を受けていた。
旅を出るまで間では、まだその気がないと受け流していたのだが――旅の途中で起きた『ある出来事』によって、半ば強制的に二人との結婚を約束させられているのである。
道徳とか、法律とか、もはや関係ないと言わんばかりに、この双子の姉妹は本気になっていた。
(ああっ!そうだよ!体戻っても、まだ問題が残っているじゃないかっ!ううっ、いや……二人は好きだよ!嫌いじゃない!け、けど……その熱烈すぎると言うか!二人とも奥さんにするとか!どうしろって言うんだよぉ!!)
特に姉のナターシャが怖かった。
妹のナナミはまだ感情で暴走しているようにしか思えないが、姉のナターシャの方は計算高く、アスランが約束を交わすように仕向けていたように思えるのだ。
王都への道中に『魔王を倒したんだし、重婚くらい問題ないわよねぇ。……もしダメなら。陛下を脅せばいいんだしっ♡』と呟いていたのは、気のせいだと思いたい。
「……言っておくけど独占の時間は6割が私で、4割はあんただからね!姉に譲りさないよ!」
「こんな時だけお姉ちゃん面しないでください!いいんですよ?私は……無理やり奪い取っても!!」
「だから二人とも――今、そんなことで言い争うなよぉぉ!」
「今だからこそです!ここで私がアスランさんの一番だと認めさせないといけないんですぅ!」
「へぇ?言うようになったわねぇ?アスランの一番さん?はっ……お生憎あたしがいる限り、あんたはずっと二番目よ!愛人さんっ、っ!!」
「な、なんですってぇええ!!」
「や、やめないかァ――!!頼むからっ、やめてくれぇ!!」
自らの心境の悩む元勇者の横で、ナターシャが掌に風を生み出し、ナナミが拳を突きだしている。
壮絶な姉妹の喧嘩が始まりそうだった。
「あ、あはは。大分変ったね……彼ら」
「――え、ええ。そうですね……お兄様」
クリフォードの乾いた笑みに、ナタリーは小さな声で応えた。
そして、頭を下げて、ぽつりと言う。
「わ、わたし……だって……アスランのこと……ほんとうは……好き、なのに――」
「……」
その様子をエルフの少年は、じっと見ていた。

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アスランとナタリー ~策謀の秩序~ by.黒い枕&針子 〈1-6〉~〈1-10〉

(6)

にゅぐるっ、ぬぎゅうう!

(んっ――んんっ……?くぅっっ……)

生暖かいものに体を包まれる感触から、アスランは目を開けた。
眼前に広がるのは暗闇ばかりだった。
指を動かそうとするが、動かせない。
脚を上げようとするが、強烈な圧迫感に跳ね返される。
邪魔で、歩くことすらも困難にさせる巨大な乳房が、その圧力に潰されていた。
しかし、痛みはない。
こそばゆい喜悦すらも。
どうやら全身に妙な痺れが走っているようだ。

(おれ……はっ)

その時、頭に閃光が弾けた。
宿敵ラミアのナーガの体内に囚われ受けた凌辱の数々。
がばっ、と体を仰け反らせた――つもりが、のろのろとした動きで、しかも周りに密着する肉壁に体を押し戻された。

(くぅっ――だめぇ、かぁ!うっ、うぅうううう……!)

やはり、自力での脱出は難しい。
現状を打破する方法が思い浮かべず、涙が溢れだす。その直後――。

(――っ!!)

外から、声が響いてきた。
アスランは有らん限りの声で叫んだ――つもりになって、身じろいだ。

(ナタリー、みんなぁああ!!)

哀れな叫びと願いが、肉壁に沈み込む。





時間は少し遡る。
アスランと仲間たちが分断されてしばらく経った頃――ナタリーは、凄まじい速度で森の中を走っていた。
ナタリーは、この国の王女に当たる女性だ。
否、だったと言うべきか。
剣を振るうことなど叶わない可憐で豊満――同年代と比べて突き出て成長した胸元やお尻――な、肉体は今はない。
代わりにあるのは、アスラン・エクシィ・エルフィンの逞しい異性の、男性の体だった。

「はっ、はぁ」

魔王を倒すために秘術によって入れ替えたこの肉体は、以前の自分と比べれば天と地ほどの差があった。
自分が風になったつもりで、彼女は力強く大地を蹴り上げた。

「アスラン……っ!」

そして――だからこそ、ナタリーは彼の安否が気掛かりだった。
王室育ちの娘の体では高が知れている。
彼が王国一の剣士と呼ばれていたのも、勇猛なる勇者だったのも――言い方は悪いが――過去のものだ。
魔法を使う杖すらもなくした彼は、否――『彼女』はか弱いお姫様にすぎないのだから。

(無事でいて下さいっ!)

アスランが落とした杖を硬く握り締めながら、彼女は大切な仲間を探す。

「ちょっと!ナタリー先走り過ぎよ!」
「そうですよ!ケビンさんやニルスさんと逸れちゃったじゃないですか!?」
「な、ナターシャ。ナナミ……」

その彼女の背後から赤毛を揺らす、双子の姉妹が駆け寄って来た。
姉のナターシャと妹のナナミ。
どちらもナタリーとアスランの頼れる仲間だった。

「す、すみません」
「でも。まぁ、しょうがないか。ナタリーもアスランのこと心配だもんね!」
「ケビンさんやニルスさんは問題ないと思いますし……」
「はい!――急ぎましょうっ!」
「でっ、本当にこっちなの!?」
「はい!間違いありません!!」
「なら急ぐわよ!!」

双子の姉妹たちも、やはりアスランの安否が気掛かりなのか、それ以上先走ったことについて言及しなかった。

「でっ……どうなの!?近いのっ?」
「はい――もうちょっとです!」
「あ、あそこっ!?」

ナタリーが先頭を切って、茂みの中を突き進む。
すると人影が見えた。
三人は期待を膨らませて、近づく――が。

「えっと、あの――あなたたちは一体?」
「なっ?あ、アスラン……じゃない!?」

お淑やかな笑みを浮かべつつ、見知らぬ女性が声を掛けてきた。
出産まで一か月もないくらいほど膨らんでいるお腹を、両手で撫でながら――。

「あっ、えっと……俺たちは旅のものです。今――魔物に襲われていまして」
「ま、魔物に!?た、大変!あっ、私はナイルといいます」

妊婦はナイルと言うらしい。

「ナイルさんでしたか?あなたの方はどうしてここに?」
「あっ、はい。少しは体を動かそうと少し森の中を散歩していたのですが――そこに皆さんが飛び出して来たもので……気になりまして」
「あっ!す、すみません!!」

ナナミがオドオドした態度で頭を垂れた。
しかし、ナタリーは少し顔を顰めて考え込む。

(……妊娠した女性が独りでこんな森の中に?そもそも近くに村や町はない筈では?)

妙な違和感を覚えた。同時に、胸を騒めかせる焦燥感も。
それは実践経験による戦士としての勘ではない。
肉体なのか、魂なのか。
体を入れ替わったアスランとナタリーに繋がっている不可思議な絆がそうさせた。

「すみません――お腹を少し撫でさせていただけないでしょうか」

ナタリーは、アスランの外見で紳士的にそうお願いした。

「ちょっとナタリーさ……もがっ!?」
「あんたは黙ってなさい!あと……間違えちゃダメ!アスランでしょうがっ!」

彼女と同じ違和感を覚えたのか、呼び止めた妹をナターシャが抑え込む。

「え、でも」
「お願いします。それとも……何か問題でもあるのでしょうか?」
「い、いえ――」

おずおずと――それが正しい反応なのかもしれないが――断ろうとする妊婦になおのこと強固に絡みついて、ナタリーは強引に手を伸ばした。

「では、失礼します――」

びくんっ、と妊娠したことによって膨らんでいる丸い腹部が跳ね上がった。
危うく腕を跳ね返させられそうになりながら、指で摩っていく――と。

(やっぱりっ。間違いない……これは……っ!)

疑惑を確信に変え剣士の瞳が、妊婦のお腹を貫いた。

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アスランとナタリー ~策謀の秩序~ by.黒い枕&針子 〈1-1〉~〈1-5〉

アスラン・エクシィ・エルフィンは、油断していた。
王都に向かう途中の帰路。
草原のように辺りを見渡せる、その場所にモンスターが潜んでいるとは思っても居なかった。
ざっと見積もっても三十匹以上はいるだろう集団に襲われ、仲間と離れてしまう。
逃げ込んだ森で、敵の追跡を躱しつつ、安全な場所を探す。

「――くっ!」

危なく転倒しそうになり、溢れんばかりに胸元が揺れ弾む。
未だに慣れない力強い胸元の弾力。戸惑いは隠せないが、今はそれどころではなかった。

(まずい――っ!今のままじゃあっ!!)

簡単な魔法ならアスランでも使えたが、先ほどの乱闘で杖を落としてしまっている。
剣には多少なりとも――少なくとも自身を守れる程度には――自信が以前はあった。
……が、しかし。
今の極端に落ちた体力と、か弱い二の腕では満足に剣も振るえない。

「はぁ、くそっ……っ!」

今のアスランは無防備であり――それ以上に無力だった。

「はぁ、はあ、はぁ……っ」

魅惑の果実と言ってもいい――『女性らしい魅力』に溢れた――柔らかい身体は、極端なほど体力がなかった。
大した距離を走っていないのに、もう息が上がっていた。
苦しくて背中が丸まり出し、アスランは近くにあった巨木に寄りかかる。
大量に噴き出した汗が、太陽を反射する白髪に染み込んでいた。

(ま、撒けた……のか?}

一先ずは警戒を緩め、息を整えた。しかし、その直後に謎の声が森の中に響く。

「うふふ――”捕まえた”」
「――っ!?だ、誰だ!!どこにいるっ!!」
「ここよ」

バッ、と見上げた。
かさ、かさ――がさりっ。
緑の葉っぱの中から女の顔が『にゅうぅ』っ、と這い出てきた。

「――っ!?」

反射的に身構える――が、間に合わない。
太ももに冷たい感触が絡みつく。そのまま一気に体は宙に持ち上げられた。

「うわっ、ああ――!?」

瞬く間に硬い鱗に覆われた尾が肩まで纏わりついた。
ぎゅっ、と柔軟な肌に布地の上から抑え込まれて、少なくない痛みが走る。
悶絶した表情で、木より這い出てきた女の顔を、彼は見た。

「お、お前は――」
「はぁい!お久しぶりね」

長い舌で妖艶に唇を舐めつつ、満面の笑みで挨拶してきた。
憶えのある顔だった。

「なぜお前がここにいる!?ナーガ!!」

ラミアのナーガ。
魔王軍の幹部であり、宿敵の一匹。
身を隠すのに利用した巨木は、こともあろうにナーガが変身魔法で擬態した姿だったのだ。

(でもなぜ――なぜ生きている?)

何年も大陸を苦しめて来た魔王はもういない。
アスランと仲間たちの力で、封印したからだ。
本来なら力のない魔物は兎も角として、ナーガのような力ある魔物は魔王からの魔力の配給を無くしては、立ちどころに死んでしまう筈だった。
しかし――。

「うふふ、驚いているわね?まあそうでしょうとも。知っての通り魔王様からの魔力の供給がないとあたしのような強力な魔物はたちまち死んでしまうわ。だけど――」
「ふぁ、っああ!」

蛇そのものである舌先が、頬を舐め上げた。

「や、やめろ!ふざ、けるなぁっっ!」
「うふふ。魔王様が居なくてもちゃんと魔力くらい溜められるのよ?」
「ふあっ、くぅうう――!また舐めてっ?な、舐めるなっ!んあっ……」
「ねちゅっ、レロレロっ!ふぅはぁはぁ、はあっ……生憎と養分はたっぷりと補充済みなのよね。魔王様の命令だったけども――あなたたちが魔王様と戦っている間に、大勢の人間を養分にしちゃったわ」
「き、貴様――ぐわわっ!」

細い腕の力など、たかが知れている。
しかし、それでも飛びかかろうとしたか弱い体を、蛇の胴体が締めつけた。
メキメキと骨が嫌な音を立てて軋み、壮絶な痛みから、アスランは声を上げて悶えた。

「うっ、うぐぅ!んっ、ぁぁああっ――!くっ、ふぅっ……」
「でもまさか魔王様が負けちゃうなんてね。戦力を分散するべきじゃなかったけど――それでも大したものだわ。そのことに関しては尊敬するは”ナタリー姫”。――いえ、違うわね」

苦悶に歪む彼の顔をナーガは覗き見て――。

「アスラン・エクシィ・エルフィン!」
「――っ!?し、知っていた、のか!?」

今現在の肉体の名前ではなく、彼の『本当の名前』を囁いた。
驚愕に見開いた瞳から、一筋の大粒の涙がこぼれる。

(まさか、知られているなんて!?お、俺がアスランだって――っ!?)

エルフの女性と思われても不思議ではない、凛々しい顔つき。
それでいて、その瞳には厳かな雰囲気以上に優しい雰囲気が滲んでいた。
細い腕は、まるでガラス細工のように簡単に折れてしまいそうで。
胸は大胆に、と言うか、数年以上も成長を先取りしているみたいに大きく実っていた。
頭部よりも大きく、巨大で――その柔房が、力強い弾力で揺れ弾む姿はまさに砲弾である。
腰の悩ましい括れは、恐ろしいほど細い。
それこそ胴体を支えきれず、真ん中からぽっきりと折れてしまいそうなほどに。
臀部が胸元に負けず劣らず、艶美に波打っている。
その直下では太ももが、存在を誇張するかのように瑞々しい肌を輝かせていた。
しなやかな美脚が、大人の色香を纏っていたのだ。
そして何よりも――何もないすっきりとしてしまった恥部。
穏やかに膨らんでいる股座には、子供を宿す聖域へと通じる秘密の入り口があるのみだった。

「うふふ、こんなに綺麗でエッチな体なのに心は――魂はあの勇者様だったなんて。信じられないけど……本当なのよね?うふふ、面白いっ」
「うっ、うぅぅ――!は、離せっ!お、俺を解放っ、しろぉおおお――っ!この体をき、傷つけようものなら……許さないぞぉ!」

動きやすさに重点を置き、されども肌をしっかりと守るドレス風味の衣装が、彼を”絶世の美女”へと仕立て上げていた。
生まれてこの方、ずっと男だったアスラン・エクシィ・エルフィン。
彼は女性に変身した訳ではない――が、その体は間違いなく見目麗しい『女性』の体だった。

「勇者と王女。まさか魂を入れ替えていたなんてねぇ、流石に想像もできなかったわよ?」
「う、うるさぃ!は、はなせぇぇええ!!」
「うふふ。それでどうなの?王女様の肉体は?女の子になってドキドキしてるのかなぁーっ?」
「ふぁああっ!くぅううう――っ!やめ……あぁあっ!」

今の体は、魂を入れ替えて手に入れた『仮初』の肉体。
この国の王女である『ナタリー・ルルラ・ルドル・ルーザス』の体――そのものだった。

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ナマイキ姉妹に催眠孕ませレ○プ~催眠アプリで美人姉妹ドスケベ調教~

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大丈夫!!僕は男の娘だから!!

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05/06のツイートまとめ

amulai

RT @SANNDAIME29: 皆さん、泣き寝入りはやめましょう。広告業界、出版業界は言葉は悪いですが「ゴネた方が得」「五月蠅い順に支払う」と聞いていますし、実感としてその通りだと思います。
05-06 23:58

RT @atsuji_yamamoto: おかしな業界だけど、この春に回ってきたRTで見た「商習慣だから」の一言で原稿料の支払いを先延ばしにされたマンガ家さん(マンガ家さんには責任なし)が、ブログ等でやりとりを公開したらなぜか即座に支払われたという事件のように、少しずつ風通しが…
05-06 23:57

RT @Kaworu911: 飲み会にて。オレ「原稿料払ってよ」別のライター「僕はいつでもいいですよ」オレ「それ言っちゃダメだろ。オレは充分待った。今この場で払え」編プロ「ちっ、払えばいいんだろう」
05-06 23:57

RT @Kaworu911: 「なんで原稿料払わないんですか?」「お金がないんです」「2万かそこら、ないわけないでしょ。じゃあ今から事務所行きます。何か金目の物があるでしょ」「明日中に振り込みます」「あるじゃんw」
05-06 23:57

@mizukisa  民法も税法もマイナス金利なんて想定外ですし。
05-06 22:42

投稿作品は誤字チェックしてから投稿する方が編集側が喜ぶゾイ。
05-06 22:39

@mizukisa  割といたちごっこが傍目にも明らかな感じで工夫と法改正がせめぎあってますものねぇ。
05-06 22:32

@mizukisa  A先生のRTされまくっているあの話の事?
05-06 22:30

RT @mizukisa: 保険の話…あの解釈がもう古いし…大事なところ触れてないので鵜呑みにしちゃだめですよ…
05-06 22:28

うずらさんに逃げられて久しいし、また編集者をスカウトしたいなぁ。
05-06 22:27

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  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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