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【投稿小説】目つきの悪いボクは彼の視線を釘づけにしたい ④(猫野 丸太丸)
「え、なに」
「男子に詳しいリアムちゃんにたってのお願いなの!」
マヤの友達、金髪の巻き毛がかなりきれいな子、サリーだ。サリーは遠慮なく僕の手を引く。いきなり手をつかんでくるなんて、やっぱり同性だと思われてるなー。そして引っぱって行かれた校庭の隅にはマヤたち仲よし女子グループがいた。
僕の体が女の子であることをあれこれ言われると思いきや、サリーは真剣な顔で身を寄せてきた。
「お願いがあるの。サッカーの試合を応援しに行きたくって助けてくれる子を探してるの!」
事情を詳しく聞くと、どうもサリーはクラスのある男子のことが好きらしい。その男子もベンと同じく選手で今日は他校と対外試合をやるんだそうだ。そのサッカーの試合を応援しに行けば、サリーは目当ての男子との関係を一歩前進できるとのもくろみだ。
「いいんじゃないか? そういうのされて嬉しくない男はいないと思う」
「ほんと? ありがと!」
ただ一人では心細いからサリーは友達全員で行きたいらしい。さっそく行こうとする女子たちを押しとどめて、僕は各自にブルゾンやジャケットを持ってこさせた。サッカー場でじっと観戦していたらこの季節でも制服だけでは寒いだろうからだ。
(そしてそのすきに僕自身も体のしたくをする。女子たちに体が男だとばれたら怖いからね。本末転倒かな?)
準備ができたら門を出て、女子たちといっしょに中心街を歩いた。朝の街はレンガ造りの商店もまだ閉まっていて静かだ。面白いのは微妙に歩くコースが男子と違うことだ。ゴミで汚れた道や怖いっぽい店は避ける。側溝にたまった落ち葉をわざと踏みに行ったりもしない。路面電車の走る、きれいな日差しの表通りをみんなで固まって歩いた。
でも他のみんなが制服の膝下スカートなのに僕だけ半ズボンだったりする。つまり僕のほうが女子より太ももの露出が多い……、恥ずかしいし寒い。
「上着があって良かったねリアムちゃん、アメイジング!」
サリーが長い袖から指だけ出して、指に息を吹きかけて笑った。あーこいつ、自然な動作がかわいくなるタイプだ。マヤは逆にがさつっぽい。横ならびでサリーの仕草を真似たかと思えば、
「でもリアムの下半身は寒そうだね」
と言っていきなり自分のスカートをまくり僕と同じくらいふとももを出してみせた。
「寒ーい」
女子たちは爆笑、そしてみんな揃ってスカートをまくった。うわ、女同士ならただのおふざけなんだろうけど、男の自分が見てしまってごめんなさい。
サリーが急に立ち止まって、自分のスカートにゆっくりと手をかけた。
「あ、あたしも寒さにチャレンジしようかな」
「サリーはいいのよ! あなたはおしとやかなままでいて!」
マヤはサリーをからかい終わったらこんどは僕のほうに来た。
「でもリアムちゃんは気が利くねー。ごほうびとしてマヤが絶対に役に立つアイテムを貸してあげる、どうぞ」
「ハンカチだね? きれいな刺繍だけどこれがなにか」
「いいからいいから胸ポケットに入れておきなって」
「理由は分からないけどとにかくありがとう」
僕はハンカチを畳んで手の甲から袖の中に隠して反対の手のひらに入れて最後に頭の上から出してみせた。
「すごい、なにそれ? 手品先生の手品?」
「そうだよ、先生に習ったんだ」
「あの人、もう先生なのか手品師なのか分からないよねー。えこひいきさえしなければ素敵な手品師さんなのに」
「ひいきしないよ、手品を教えてって言えば誰にでも教えてくれるよ」
「先生としていまいちピントがずれている気がする。……あ、リアムちゃん、あのお店知ってる? 焼きドーナツがめちゃおいしいからって手品先生が通いまくってるんだよ!」
しゃべっているうちにレンガの街を外れ、フェンスに囲まれたサッカー場まで来た。監督が怒鳴っている声が外まで聞こえてくる。試合はもう始まっているのだ。
フェンス越しに見たがベンがどこにいるかはぱっとわからない。僕たちは入口を探して外周沿いに歩いた。でもここまで来たのにサリーの足がなんだか遅い。
「あたしどきどきしてきた。へんに思われたらどうしよう」
「毎日教室で顔を合わせてるんだからさ、気にするほうがへんだよ」
「サッカー場にまで来たのは初めてだよぉ」
集団の最後尾になるサリーに、マヤが後戻りして手を差し伸べた。
「大丈夫だって。いざとなったらリアムちゃんがベンを応援しにきたことにしよう」
「僕は違うよ!」
「サッカーを観に来たんだからこれって応援じゃない」
しまった、その解釈もありか。ベンを僕が応援する。なぜか数日前にそんな話をしたような気もする。けれど僕がわざわざベン目的で来たりするか? 冗談じゃない。
しかし僕の前には他の女子たち、後ろにはサリーとマヤがいる。女子たちに囲まれた形で僕は進まざるをえなかったのだ。
サッカー場のなかは小さな更衣室の建物があるくらいで視界をさえぎるものもなかった。だから入ってすぐに広い芝生が見渡せた。知っている顔の生徒がプレーしているのが見える。座るところもないから、僕たちは集団で団子になったままで試合を見つめた。
「もう後半戦だね……。勝ってるの? 思ったよりうまくないか」
「なに言ってるのよ、うちの学校、強いんだよ」
今年の戦績についてマヤがあれこれしゃべり出す。サリーはじっとグラウンドを見ている。頬をこわばらせて、ときどき首をすくめている。その態度はかえって男子に自分のことを見つかりたくないみたいだ。
「……声出して応援しようか?」
「やっ、止めて! 邪魔しちゃ悪いし静かにしてていいよ!」
「応援に来たのに邪魔だなんてさ。気づかれなかったら意味ないんじゃないか」
まずは率先してやってみようかな。僕はサッカーの応援としてふさわしい発声を考えた。
「校歌ならみんな歌っても大丈夫かい?」
マヤたちはうなずく。サリーは思いきり首を振る。せっかく来たんだから引っ込み思案はよそうよ。僕は口に手のひらを当てた。
遠くの端でベンがボールを奪う。ゆっくりと前進したと思ったら急に横へパスを出した。僕らに近い側へボールが来て他の選手が走ってくる。ベンは当然こっちを向く。うわ、いま僕のこと見えた?
我に返った。ベンは事情を知らないから僕のことを引率役だとか考えないだろう。女子たちの一員としていま応援したら、僕ってば本当の本当にベンが好きで応援に来たみたいなことになる?
女子トイレに続いて誤解される、それってつまり……。へんに思われたらどうしよう?
固まる僕の袖をサリーが引っ張った。。
「どうしたの?」
ボールがスローインされ、集団が別方向に行ってからようやく僕は息をついた。
「あはは、いざ歌おうとしたけれど思ったより恥ずかしい」
「イクザクトリィ! そうでしょ! リアムちゃんも分かるよね?」
サリーが僕の袖をつかみながらぴょんぴょん跳ねた。
「リアムちゃんって普段からベンと仲がいいしどんなすごい子かと思ったの。でも気持ちは普通の、好きな子がいる女の子だよね」
「うえっ、そうなの?」
「そこは『そうだね』って肯定しておいてよぉ。ほら、どきどきしてる」
サリーの長い袖から真っ白な手のひらが出てきて僕の胸に触れた。ふにゃ。ベンに続いて二度目の胸ふにゃ! 女の子の手のほうが、僕の胸も触られごこちが良かったりする(ごめん)。
とかなんとかふざけているうちに試合は終わってしまった。結果は我が校の勝利だ。女子たちはみんな声を出して喜んでいる。
ベンたちはかえって静かで、監督のもとに集まって話を聞きはじめた。二つの集団の距離は三十メートルくらい。女子の声が聞こえないはずないのだけれど、誰もこちらを向こうとはしない。
「どうしようか」
サリーを見ると、サリーは静かに首を振った。残念だけどやっぱり勇気が出ないかな。勝利の高揚にのってなかよし、というわけにはいかないのだ。選手たちに声をかけることもなく僕たちはゆっくり後退した。そのままグラウンドを去るのみだ。
そのときだ。
「監督! ちょっと先にすることがあって」
誰かが声を上げて監督の講評をさえぎった。ベンだ! それを合図に選手たちがこちらへ向かってきた。控えも含めて全員だ。
「あ……」
サリーが顔を隠して僕の後ろに隠れる。まだ遠くにいるけれど、僕は選手たちとはっきり目を合わせた。もちろん明らかにこちら女子たちのことに気づいている。
「なんだよ、わざわざ来たんならボールを片づけるの手伝えよ」
「は? なんでそんなことしなきゃいけないのよ!」
男子とマヤとで言い合いになったが、男子たちは笑っている。まあサッカー場に女子たちが来たことにまんざらでもないらしい。
ただベンだけは違った。僕はベンの顔を見つめてぞっとした。鼻の頭にしわが寄っているのって、やっぱり怒り、だよね? そしてもちろん僕に対しての怒りだよね?
選手たちもベンの様子に気づいた。
怪虫戦隊インセクトエンジェルズ(淫魔化すごろくのコラプトさんの新作) ※レビュー追加
りゅうじんさんからレビュー頂きました!
「あの淫魔化すごろくを出したサークル『コラプト』のJkankさんによる新作ゲームです。
今作は女体化要素は無く、怪人化・悪堕ちがメインの作品です。
悪の組織、バルザックに占領された街を取り戻すために正義の虫怪人になることを決意したヒロイン達ですが、怪人の身体の本能には逆らえずに段々と悪堕ちしていく様子が楽しめます。
序盤の難易度がやや高いため、コツを掴むまではなかなか領地の奪取が出来ませんが、繰り返し遊ぶに連れて効率の良いルートや様々なシチュエーションが楽しめるゲームだと思います。特に、敵幹部を捉えて好みの怪人に更生出来るシステムが様々なバリエーションが有り、いい味を出しています。
悪堕ちしないルートも用意されているようですが、そちらは難易度が高く私もまだクリアできていません。
淫魔化すごろく同様に、キャラ同士の掛け合いのバリエーションが多く繰り返し楽しめるゲーム作品です。」

04/29のツイートまとめ
amulai
RT @cagamiincage: 本日のマンガ新連載研究会では「電子時代における漫画家のマネタイズ」の他に、各班による「作画資料のための写真の撮り方」「編集部社会科見学の報告」「コミカライズ方法論」の発表が行われました。つまり、マネタイズと写真の撮り方と編集部事情とコミカライ…
04-29 23:29RT @kaidaikaizyu: アニメ特撮アーカイブ機構が公式サイト、SNSメディアをスタート 理事長に庵野秀明氏 https://t.co/5u640eUluC
04-29 21:29RT @amulai: 女体化チートが想像以上に万能すぎた その1 https://t.co/jQ3HfRAE1f
04-29 21:13タカシ(男)が真由美(女)と入れ替わった後の、心がタカシで体が真由美の人物を小説では何と表記すべきだろうか?
04-29 20:33ルー・ルカだから女性とか思ったけど、ルーが女性名だわな
04-29 20:27さっき入れ替わり小説の男性の方の名前をルーシーにされて困惑しましたw
04-29 20:26ルカって男性名かな?
04-29 20:25RT @fumifumiko23235: 拙者、世の中に性別を越えた性愛を布教すべく漫画かき侍で候。
04-29 19:58RT @InuCreamice: フォロワー記念描き終わりました。宜しければ読んでやってください。 #TSF #女体化https://t.co/CaWOtKoWIf
04-29 19:472週間で10kgの減量が困難であれば…!ズボンのサイズをアップ!…まさに逆転の発想!王者にふさわしく…キングサイズ!
04-29 19:02
【電子同人サンプル】牝猫のミリア~異性快感に溺れた男~ ③
牝猫のミリア~異性快感に溺れた男~ DLsitecom版
「――生きてる! 俺、生きてる!!」
冒険者ルドガーは、ハァハァ、と息を零し、生の実感を噛み締めていた。
触手に当たる寸前だった。
偶然にも見つけた壁の穴へと、避難出来ていたのだ。
「ここは……もしかして――隠し部屋!?」
猫娘……いや、悪女ミリアと共に。
「にゃッ! 何か知らないけど――お宝の気配! ニャニャアっ!!」
埃臭くて、薄暗い空間に彼女の声が響いた。
瞳孔を開き、ふんす、ふんすっ、と鼻孔を膨らませる。
先端だけが白い彼女の尻尾は、びくんっ、と伸び切って、興奮を露わにしていた。
(こいつ……やっぱり見捨てた方がいいんじゃないか?)
強欲とは思っていたが、ここまでとは……!!
外には異形の怪物となった魔法使いが待ち構えていると言うのに、あるかどうかも分からない宝を求めて、ミリアは部屋の中を物色する。
「――って、馬鹿! あいつに見つかっちゃうだろ! 静かにしてろ!! 今は宝探しよりも、無事にここから逃げることを考えるべきだ!!」
「ニャッ! ニャ! ニャニャアッ!! 邪魔しないでー!!」
羽交い締めして、ミリアを止めるルドガー。
彼女は豊満な乳房を卑猥なほど上へ下へと揺らし、必死に身を捩る。
ぐぐっ、と危うく転びそうになるほどの暴れっぷりであった。
「こ、んのぉっ、っ……」
「お、お宝ぁ~~~~!」
男と女が闇の中で縺れ合う……その最中。
ピカっ、と閃光が発生したのであった。
「なんだっ!?」
「まっ――魔法陣!?」
ふたりの驚愕の声が重なる。
床に眠っていた古代の魔法陣が、魔力の渦を作り上げていく。大きく激しく膨らむ魔力の放流が、瞬く間に白銀の光りとなった。
ルドガーとミリアは、その神々しい光の中に取り込まれた。
(やっぱり見捨てて置けばよかったッ!! うっ……うわぁ、ああ~~っ!!)
あまりにも唐突なことで――ふたりの体が絡み合っていることもあり――
魔法陣から逃げ出せない。
柔らかく嫋やかな猫娘の体を抱き締めたまま……冒険者ルドガーの意識は、白銀の光りに呑まれて、消えた。
――そして。
「……うーん。 ……ミリア、ぶっころーす……」
普段から……と言うか、出会った当初から怒りを覚えていた猫娘へと、本気の殺意が芽生え始めたルドガーは、軽い頭痛に襲われながら、身を起こす。
「何が……どうなったんだ? あれ……? なんだか……へん……体が変っ……? 俺の……体に……何か……付いている?」
頭の上で、ぴくん、ぴくん、と何かが動く。
妙にずっしりとした臀部には、くねり、くねり、と揺れる物体が付いていた。
「それにやたらと肩や……胸が重い? えっ、なんだこの重さ!? …………ふ、ァッ、はぁああっ、っ!?」
豊満すぎる乳肉が胸の上で、たぷるん、たぷるん、と波打っていた。
肩と胸を引っ張る圧倒的なボリューム。
むにゃっ、むにゅりっ、と自然に撓む柔らかさ。
ねっとりと汗ばんでいる肌の感触も、脳裏へと押し寄せている。
紛れもない女の、しかも飛びっきり大きな乳房が――ルドガーの肉体に現れていた。くっ付いていた。一部となっていた。
「な、ななっ!!」
あまりの乳揺れに、恥ずかしそうに眉根を歪め、息を詰まらせる。
彼の驚きが伝染し、頭上の物体も、臀部の物体も、びくんっ、と硬直した。
(これ……う、そっ!? これって……おっぱいっ!?)
何度瞬きし、何度瞳を擦っても、視界で自己主張するのは魅惑の爆乳。
全身がミルクで出来ているかのような柔らかい乳肌が、窮屈な衣服に閉じ込められていて、悩ましい乳谷間を強調している。
むわむわ、と蒸し上がる体臭も甘い。……甘すぎる。
「なにが……どうなって……ひゃあ!?」
あまりの大きさに触れるのも勇気がいるデカおっぱい。ルドガーは仕方なしに、両手で頭部と臀部の違和感を確かめる。
すると、正体不明の物体から、ビリッ、と甘い痺れが弾けた。
普段の肉体との食い違い――と言うか、人間の身体ではあり得ない感覚は、本物だった。
馴染めない感触にずっしりと重い臀肉を揺らし驚く。途端、胸の卑猥な乳肉も、ばるんっ、と盛大に撓んだ。
「ひゃ、んんっ! ……あ、ああっ? ……こ、これ……おんな? まさか……俺の体が……女になっている、のか……ッ!?」
爆乳房と、その乳谷間から噴き出す体臭どころではなかった。
喉から漏れ出る声も、サラサラと舞う橙色のショートヘアも……さらには小さくなった手や、細くなった腕。
全身が、甘ったるい雰囲気を醸し出している。
肉体のラインが、完全に女の人だ。
それも飛びっきり成熟した大人の女体……。
(うぐっ……はぁ、ああ。 こんな……エッチな……体が……俺の体だとっ?)
【電子同人サンプル】牝猫のミリア~異性快感に溺れた男~ ②
牝猫のミリア~異性快感に溺れた男~ DLsitecom版
「うわぁ、あああああ――!!」
腹の底から声を上げて、冒険者ルドガー・イードは古びた神殿の中を走っていた。
「きゃああ、ああぁぁ――!!」
隣で負けじと悲鳴を張り上げるのは、猫獣人の娘――ミリア・ガンウッド。
薄い橙色の毛並みに覆われた耳と尻尾をピンと伸ばし、全力疾走。
豊満すぎる、彼女の顔よりも大きな双乳が、ぼよん、ぼよん、と揺れ弾んでいた。
「どきなさい、ルドガー! レディファーストよ!!」
「うわっ!? 押すな、馬鹿! 足を引っかけようとするな! クソ女!!」
遥か昔に放置された岩作りの施設は、壁や柱、天上……何から何まで崩れている。
瓦礫の山が邪魔をする狭い通路を、ぎゅう、ぎゅう、と体と頬を押し付け合いながら、それでも速度を緩めずに、ふたりは疾走した。
その直後であった。
どごんっ……!
後ろに合った筈の巨大な瓦礫が、一瞬で吹き飛ばされた。ガラガラと背後で壮絶な音が木霊する。
「待てェ――!!」
粉塵から飛び出して来たのは、全身から異形の触手を生やす化け物だ。
しかし、その真ん中からは、不釣り合いな人間の胴体が、飛び出ている。
大きな触手を振り被り、憎しみいっぱいに化け物は叫ぶ。
「観念しろ! 逃げ場なんてない!! ボクのこの……生まれ変わった体……いや この股間のモノで……心が壊れるくらいに犯してやる!!」
まだ年若い少年の顔を宿す人間部分がそう捲し立てると、蛸とも、蜘蛛とも見える歩行で、化け物の巨体が、ふたりへと突っ込んできた。
びゅんっ、と大木の如き太さの触手が、鞭のように床を叩き潰す。
「うわぁー!? やめろぉー!!」
「はぁ、はぁ。 なっ……何とかしてぇー! ルドガー、あなた騎士になりたいんでしょ!? だったら、こんな化け物早く退治してよぉ!!」
激しい触手攻撃を回避しつつ、ふたりは全力の逃走を続けた。
「はぁ、はぁ……お前! ミリア……彼に……いったい……何をしたんだよっ! 俺たち魔物退治に来たんだろ? それがなんで……仲間の魔法使いに襲われているんだ!?」
「し、知らないわよぉ!? 私に聞かないでっ!! 私だって約束のお金の代わりに、儲け話を持ち掛けられただけなんだからっ!?」
――化物の正体。
それは太古に封印された凶悪な魔獣……と言う訳ではなく、ほんの数分前までは仲間であった魔法使いの少年であった。
唐突に訳の分からないことを口走り、懐から取り出した小瓶の中身を呑んだ瞬間、触手異形と成り果てて、ふたりに襲い掛かって来たのだ。
戦士のルドガーと、トレジャーハント専門のミリア。
大規模な攻撃方法はなく、狭い空間だと己の能力を活かせないふたりは成す術もなく、窮屈で暗い通路を逃げ惑う。
「ふっ、ふっ……ふざけるなぁー! 全部、ミリアさんが……お前が悪いんだろォー!!」
ミリアの言葉を聞き、魔法使いの少年が怒りをぶちまける。
「一緒にパーティを組んだ時! ぼっ……僕の初めての相手になってくれる、って言ったのに――言ってくれたのにィ! 僕の報酬を全部、上げたのにっ、っ!!」
「だって、あれはっ……はぁ、はぁ。 キミが先にイッちゃったからでしょ!? あなたが、前技で――素股で、先走っちゃったからじゃない!!」
「お、お前……こんな新人にまで……手を出していたのか!? ――って言うか、いい加減にしろ! 一体、何人と寝ているんだッ!? この馬鹿女!!」
「ルドガーも、しつこいわね!! 合意の上での関係なんだから、あなたにとやかく言われる覚えはないわよっ! ……ふふ。 本当は、私の体を抱きたい癖に強がっちゃって!」
「……はぁ? 誰がお前みたいなふしだらな女に欲情するかっ! ――って言うか!? うがっ、ぁぁー!! ……俺は、また……お前に巻き込まれただけなのかよッ!?」
同業者のミリアは、トレジャーハント専門の冒険者。
腕は、一流と言っていい。
しかし、問題なのは、その強欲さであった。
彼女はその美貌と、むっちりと色気づく蠱惑の女体で、パーティを組んだ男たちを次々と籠絡し、お金を巻き上げていた。
(だから……こいつと一緒の仕事は嫌だったんだ! こんな女に引っ掛かる奴も、奴だけど――!! さ、最悪だァー!!)
最初っから、気の乗らない仕事ではあった。
“ジェリー・スライム"と呼ばれる魔物がいる。
スライムの一種であるが、魔法薬や錬成術に使える材料として高値で売買されるのだ。
それこそ五匹捕まえればルドガーの一年の収入にも匹敵するだろう、貴重なモンスター。
その目撃情報を得たミリアに、『もうひとり、仲間が必要だから……お願い!』と強引に誘われた――正確には、連れてこられた――のが、運の尽きだった。
「ちくしょう!! あそこで……ギルドで、ミリアに会わなければ……!!」
「はぁ、はあっはあっ……私にはラッキーだった! こんな奴に、ひとりで襲われていたらと思うと……ゾッとしちゃう! 助けて―、未来の騎士さまぁー!」
「都合のいいときばかり、騎士さま、騎士さま言うんじゃない!!」
普段は騎士団への憧れを鼻で笑う癖に、ここぞとばかりにルドガーを『騎士さま』、『騎士さま』と言うミリア。
そして、困っている女性がいれば――ミリアのような性悪女だとしても――助けない訳にはいかない。
騎士の心得、ではなく、ルドガーの性格として。
「お前も、お前だ!! 質の悪い娼婦に引っ掛かったと思って……引き下がれよ! 忘れろよ! いや……ぶっちゃけ。 …………人間辞めるまでの価値がこいつにあるのかッ!?」
「ニャ―!? ルドガー、ひどい! それはひどいっ!! 私のこと、そんな風に思っていたのォ――!?」
「黙れっ! 俺の時も、迫ってきやがって……少しは自重しろ! お前も……たかが一回程度の冒険の報酬だろ!? よくあるって……冒険者なら一回や、二回……ただ働きや赤字なんて、覚悟しないとやっていけないぞ!?」
冒険者の先輩として、説得を試みた。……だが。
「……かい……じゃ、ない…………」
「……へ?」
「あー……ルドガー。 …… ……今のうちに逃げよう?」
今までとは打って変わって静かな声。
しかし、まるで地の底から漏れ出るような怨讐の声でもあった。
少年の目が見開き、その眼球が真紅の色に染まった。
びき、びき、びききっ……全ての触手たちが、硬く、痛そうな血管を浮かび上がらせる。
「一回じゃないぃ、ぃ。 本番前にイっちゃって……その後、どうしても勃たなかったことを……喋られたくなければって……もう十回以上も脅されて……僕は――ボクは、ぁ、ぁ……」
「……おい」
今度の声は、ルドガーであった。
何かを押し殺したような低い唸り声を上げる。
天罰を下さなければいけない人間が――ずっと近くにいたからだ。
ミリアが冷や汗を流して、視線を逸らす。
「…………」
「おい、お前だよ。 この性悪、クソ女っ……! ミリア、お前――脅迫にまで手を出していたのかよっ!!」
「にゃっ……にゃー、違うんです。 ええっ、と……これは……そう! 私が初めてを貰ったら、彼はきっと他の女性では満足できなくなる――それくらい純情な男の子だった……のです! だから……」
胸倉を掴んで問い詰めたら、直に白状した。
困ったように眉を下げながら苦笑を浮かべ、ミリアは弁明を続けた。
「セックスの快感よりも、この業界の厳しさを教えて上げただけなのよッ!? あれは授業料――こういうこともある、っていう実践授業の報酬だったんですぅー! だから、けっして投資に失敗した穴埋めに……あの子からお金を搾り取った訳じゃないのよ……にゃぁー」
「全然、可愛くねーよ! えぐい! グロイ! 猫じゃなくて悪魔だよ!?」
気怠く『にゃぁー』と鳴くが、そんな可愛い生物ではない。
こんな事態になって尚も、笑って誤魔化そうとする性格といい――この女は、生粋の悪女であった。
「もう我慢出来ねー! 役所に突き出してやる!!」
「犯して、犯して! オカシテオカシテ! 孕ませルゥ――!! 邪魔な奴は先に、ぶっ潰して!!」
「おわっ!? ちょっ――ちょっと待て!?」
ルドガーも本気で怒ったが、当事者である少年の憤怒は、それを上回っていた。精神が、一気に化け物に染まる。
数本の大木を纏め上げたような大質量の触手が、天高く持ち上がる。
「殺す! コロスコロス!! ルドガーサン、だって……ドウセ童貞バカニシテルッ! 他、ノ……冒険者……オンナ、の、ヒトニ……素敵、カッコイイ……イワレテッ! 不公平ィィー! ! ボク、許セナイ!!」
「なっ、いや! 待て! 落ち着け! お前の敵は、こいつ――」
「それは! ちがーうぅ、ぅうう~~!! こんな頭でっかちで、くそ真面目なだけの男なんて、その辺の童貞くんよりも魅力はないわ! こんなのただ外見だけが立派なナマクラよ! あっちの方も、きっとナマクラの――低級な男よぉ、おおお!!」
「ミリ、ァアアアア~~~~!!」
こんな厄災に人を巻き込んでおきながら、あまりにもあんまりな言い草に、本気で見捨てようかと考えた――その瞬間!!
「ウ、ガァ、ァアアアアアア~~~~!!」
巨大触手が、古びた神殿を激しく揺らした。
04/28のツイートまとめ
amulai
RT @nyakocha: どこに にげた。#鳩羽つぐ https://t.co/7qCXMIL6zB
04-28 23:37RT @yanh998: GWに入りましたので、手軽に無料で聞ける催眠音声はいかがでしょう?ただし、声がでちゃうかもなので、同居している人はみんな寝静まってからがいいようです https://t.co/avBysdHxUY
04-28 23:02RT @ShinyaMatsuura: これはとんでもない大間違い。「ものを見る目」は良いものを見ることで養わなければ身に付かない。ものを見る目が身に付いていない者が「イラネ」と判断したことで、人類史においては数多の貴重な文物が失われているのである(その最たるものがアレキサンド…
04-28 22:20RT @yabukimao: Fさんの本が届きました! TSFのFの本、全編TSF!(゚Д゚) こいつはすごいぜ! https://t.co/MrKnlaV0MQ
04-28 22:17九重さんとあうまでに10kg痩せなくっちゃ。
04-28 21:41全枠が埋まりましたので募集を休止します!有難うございました。 https://t.co/CheXT2b0qx
04-28 17:15全枠が埋まりましたので募集を休止します!
04-28 17:15RT @moonruler: 「あなたも夢の印税生活始めてみませんか?」というスパムメールが来てた。はぁ…夢の印税生活…か…(遠い目)
04-28 17:12RT @mikaduki_neko: 三日月ネコの冷静なTSF読者盛り上がりポイントどうしてもこの枠から外れられないのが事実そこをどう工夫するかが問われる #tegaki_dt https://t.co/s2mvZyiYJF
04-28 14:36RT @bono_kichi: 坊6歳、「どっちが何個多い?」という算数プリントを高頻度で間違えており、うわぁいきなりつまずいたかと心配して口頭で問題を出すとスラスラ正解。なぜ間違えたのかと尋ねたら「そんなに全部正解しないといけないとは知らなかった…」とのことで、吃驚して文字化…
04-28 14:23
【投稿小説】目つきの悪いボクは彼の視線を釘づけにしたい ③(猫野 丸太丸)
「ねえ、ベン!」
逃がさないように通路側から近づいて彼の机の横に立つ、昨日とは逆の立ち位置だ。
「なんだよ」
「んーとね」
話題を振りたいけれど、わざわざ改まってベンと話すことなどない。適当にサッカーの話をしよう。
「土曜日はいつも練習してるのかい?」
「もちろんだよ。誰に聞いてるつもりだ、レギュラーだぜ?」
「対外試合とか応援で見に行けるのかな?」
「なんでいまその質問なんだよ、おまえうちのサッカーのことなにも知らずに過ごしてきたのか……う」
話している最中に僕は自分の股間が机の角に当たるようにした。ちょうど半ズボンの平らになったところが机に乗るのだ。
丸みをおびた平らな逆三角形をベンの目が捕らえた。視線が股間に固定される。ずっと見つめたらやばいと思ったのだろう、目をそらす。でも気になるのか、また目を向ける。
僕にはわかる。いま彼の脳は制服ズボンの生地を透視してなかがどうなっているかを想像している。ダメなやつだなーこいつは。やがてベンがギュッと両手を握りしめた。
「リアム、こっちこそ質問があるんだけど」
「どうぞ」
「リアムってこのあいだから変だろ? 急に半ズボンを履くとか」
「どうだろうねー。科学実験で穴を開けられたくないからズボンを履き替えたのかもね」
そしてとうとうベンがこっちを見た。僕と視線が合った。……でもすぐに切れた。
「実験のときのことは謝るから! 普通にしていていいんだぜ?」
「僕はいつも普通だよ? それより嬉しいなぁ、ベンのほうから謝ってくれるなんて」
しらじらしくも僕は前かがみになって机にひじをついた。もちろん今度は胸もとを強調するポーズなのだ。

挿絵 鯨野
「僕のほうこそ、イヤミったらしいことばかり言ってごめんね」
ベンは僕を押しのけようとした。そして伸ばした右手が僕の胸の上でふにゃっとなった。
「!? ……!?」
なんだかよく分からないうなり声をあげてベンは逃げていった。さすがに気持ち悪すぎたろうか?
ところがその後、僕が教室を移動しようと廊下を歩いているところへ一人の女子が向かってきた。
「リアムぅ、あなたに聞きたいことがあんだけど」
誰だと思ってよく見ようとしたから僕の目つきはまたきつくなったはずだ。相手は赤っぽい髪をリボンで結んだそばかすの少女。あー、手鏡を借りた子だ。名前はマヤ。あまり話したことはないけれど、噂話とかでいろいろ騒ぐのが好きな子だったはずだ。
「単刀直入に言うよ。あなた、ついてないでしょ」
意味の分からないことを言われて僕はたじろいだ。人通りの少ないタイミングを狙われたようだ。マヤは思いもよらないすばやさで背の低い身を寄せてきた。彼女の右手がなんと僕の股間にそえられる。つるん。避ける間もなくひとなでされてしまった。女の子の柔らかい手のひらの感覚を股間で受けるなんてめったにない経験だ。白状すれば幼稚園でさわりっこしたとき以来かな(ごめん)。
「ちょっと、なんだよ」
「すごい、本当になーいー」
マヤは右手をグーパーさせてなにかの成果を喜んでいる。逃げようとしたら
「股間のことをばらされたくなかったらついてきて」
と言われてしまった。まさかこの子は僕の半ズボン姿でなにかに気づいて、さらに一瞬のボディタッチで仕掛けを見破った――ということか? この子も感性を鍛えたマジシャンなのだろうか? はたして彼女に連れてこられたのは校舎の一階隅、女子トイレだった。マヤはためらうことなく僕を女子トイレのほうに引っ張った。
「だめだよこれ!」
「あらー、本来のあなたなら問題ないんじゃなくて、リアムちゃん」
本来? 僕はマヤに連れこまれた。女子トイレって入るのは初めてだ。個室のトイレばかりで扉が閉まっているからすごく狭い印象である。そのうえ通り道にはクラスの女子が四人も立っていたのだ! 普通なら大騒ぎされる絶対ありえないシチュエーションなのに、女子たちはなぜかみんなにこやかな表情だ。
僕はマヤ含めた女子たちに囲まれてしまった。マヤが咳払いをした。
「あたしたちのリアムは本当に女の子だったよ! おっぱいあるし股間はつんつるりんだし」
ちょっと待って、手品は仕込んだけれどそれはベンを驚ろかすためだ。僕は自分を女だと思ってもらうつもりはなかったよ? しかし反論する間もなく女子たちはマヤの言葉に喝采を上げる。
「リアムって自分が女の子なことを隠してたんだね?」
「おっぱいは最近大きくなってきたのかな? よく隠し通せてるよ」
「それで男子宿舎に住んでるんだもんね! やるじゃん!」
ここまで一気呵成に攻められて、そして結論が
「男装までして男子たちに混じってた理由って……、やっぱり恋なの? ベンを追いかけちゃってるの?」
そう来たかー!
「……つまり最近僕がベンの目を引こうとしてたのがばれていたって? そのうえ僕がベンに恋してるって?」
「やっぱり目を引こうとしてたんだね、アメイジング!!」
「君の考えている意味では違うよ!」
「えー、でもリアムがベンを追っかけてるのバレバレだよ。クラスの全員気づいているって」
僕はむっとした。
「訂正してよ。僕がベンを追いかけてるんじゃなくてベンに僕を追いかけさせたいの!」
思わず言ってしまったこれ、かえってミスリーディングする台詞だったようだ。女子たちはほあーっ、とため息をついた。
「ほんとに同じ中×生なの? 先を行きすぎてもう神々しい」
「いまのはさすがにビッグマウスと受け取っとくわ」
なんだかよく分からないけどマヤが手を振ってみんなの興奮を沈めた。
「あたしたちはリアムを理解するよ。サッカーチームでもイケてるほうのベンに惹かれる気持ち、すっごく分かるから」
「ベンがイケてる? ないでしょ、さっきから誤解だよ、あらゆる面で誤解だよ」
「隠さなくても大丈夫だよ、あたしはリアムちゃんを応援したっていいんだから、ね」
まずい、僕が女子たちをだましたことにはなりたくないし、この場で本当の性別を分かってもらわないといけない。でも胸と股間を女装している男だなんて思われたらそれはそれで致命的な変態あつかいかも。どうしたらいいんだ。
「僕……、本当に男なんだよ?」
「分かってるよー。男子宿舎を追い出されないようにリアムの秘密は公言しないって」
僕たちは女子トイレを出た。恥ずかしいのに女子たちは僕に「リアムちゃん、バーイ」と大声であいさつして去っていく。そのときだ。別方向から殺気を感じて僕はふり向いた。遠くに男子の背中が見える。まちがいなくベンだ!
ベンは顔を見せずに校舎の反対の端へと消えていった。もしかしたら女子トイレを出たところをベンに見られたかもしれない。
なんだかすごく恥ずかしかった。
そのまま校内では粘着テープをはがすタイミングがなかったから、放課後の男子宿舎でネクタイをゆるめたら僕は少しほっとしてしまった。
自室の姿見の前で考えた。ベンはもう宿舎に戻っただろうか、それともサッカーの練習をしているだろうか。先週までは普通に話していたのに、いまはなんだか顔を合わせるのが怖い。
あいつになにか誤解されたかもしれない。女子トイレには強制的に連れて行かれたんだと説明しようか。でももし目撃されていなかったとしたら、自分からベンにそんなことを説明するなんてバカみたいだ。
ベンのことになると無駄に困らされるなぁ。そう感じながら僕はシャツを脱いだ。
「……あれ?」
粘着テープで寄せた胸が、テープをはがしてもまだふくらんでいるように見える。手のひらを当ててみたら三センチくらいの硬いしこりがあって乳首の下が痛い。
テープの刺激ではれてしまったのだろうか。それとも男子の胸にも出るっていう思春期の一時的なふくらみ? 女子どもはこれをおっぱいと見なしたのかな。変な気分になりながら僕は部屋着に着がえた。
04/27のツイートまとめ
amulai
RT @10pest_ten: pixivFANBOXで伊巻てんさんを支援しよう! #pixivFANBOX https://t.co/NrWTOZJDhpとりあえずプラン置いてみた。今のところお返しできるものはとくにないのですが、それでもよろしければ。
04-27 23:49@konozma 良いですし、レビュー企画の景品を1万円相当にカウントするのもアリです。
04-27 23:49@All_vent_ 負けて退場せずに最後まで場に立っていることが大事ですよな。
04-27 23:39企画や契約部分の内容は、オレが大きく損する可能性をなるべく下げるような感じで設計されているのです。
04-27 23:35@konozma 早いっすなw 誰も参加者いないと企画者のメンツ丸つぶれなんで早い方が良いのですが。 ぶっちゃけ増枠は可能です。
04-27 23:33RT @nekotou: お兄ちゃんはおしまいドラマCDの製作にご協力いただいたボイス・ビューさんにて、出演声優さんのサイン入り同人誌が当たるキャンペーン中です! https://t.co/L6oro8mlzA
04-27 23:29@danna_story 漫画化確定した原作の著作権ですか…派生作品や姉妹作品を作る場合には確かにリスクが有りますね。事前にそのリスクに気づいた場合は交渉により契約内容を修正することも可能ですし、事後であっても無償でライセンスすることはやぶさかではないですね。皆が契約リテラシーが高ければこちらも安心です。
04-27 23:29「カイジくん、席あと一つだわ」「は?」「この企画のプロデューサーの席、先着三名であと一つ」 https://t.co/CheXT2b0qx
04-27 21:36@mint_rin その通りやで。
04-27 21:28RT @akunotsubo: #特撮着ぐるみ改造 メガロマン20.21話の怪獣軍団は右端の再生アルムンガ以外も全て改造品だがボンバロン(メカゴジラ風)以外の三匹は改造前の回より先に放送することで初見の視聴者に新しいヤツいっぱい出たすげえと思わせる効果があるのだw https:…
04-27 21:16
【低予算で電子同人誌をプロデュース!】あむぁいおかし製作所のGW同人製作支援イベント!【満員御礼】
キミも漫画家さんを雇って、電子同人漫画をプロデュースしよう!
自分で漫画を描けない人が漫画家さんを雇って電子同人誌を販売しようとする場合のお金の流れは通常以下の通り。
①漫画家さんに依頼する(前金発生の可能性・半額程度) ②漫画が完成する(通常はこの次点で全額支払い) ③漫画を発売する(DMMさんやDLsiteさんで) ④源泉徴収されて売上金が入金される
たいていの事業ではそうなのですが、まず支払いが発生して、売上を回収するのはだいぶ後になっちゃうのです。そして、支払い金額はページ1万円、30ページの同人漫画だと30万円ぐらいになるので、ちょっと敷居が高いのです。回収できないことも当然にあります。電子同人誌をプロデュースするのにネックなのは資金なのですね。

今回のイベントでは期間限定1か月、先着
※※現在、志岐転機さん、ととやすさん、このざまさん、揺らぐ藻さん、らぁさんの五名が参加表明され枠が埋まりました。栗餅ちづるさん・・・は別枠を設けますねw
流れはこんな感じ。
①「漫画家さんに依頼」時点で10万円を依頼者さんがおかし製作所に入金
②漫画が完成時点で漫画家さんに報酬X円をおかし製作所が支払い(最大40万円)
③販売開始1か月時点で(販売数量+20)×卸価格によって売上Y円を計算
④売上Y円から②でおかし製作所が立て替えた金額(X円ー10万円)を引いた金額を依頼者さんに送金して精算(マイナスになった場合でも負債はなし)
(詳細は計算サンプルと契約書案をご確認ください)
メリットとしては、A)10万円準備するだけで漫画家さんに依頼して電子同人誌が作れてしまう B)損失額はマックスで10万円でそれ以上の部分のリスクはおかし製作所が負担 C)依頼経験の多いおかし製作所の経験知が利用できる D)源泉徴収は無い E)わいせつ物頒布罪リスクがおかし製作所がかむ分減る F)宣伝力が高いあむぁいおかし製作所のプロモーションが期待できる などです。
デメリットは、1か月後の販売数量+20本分の売上しか回収できないので、大ヒットやロングランヒットした場合はそれ以降の売上は放棄(おかし製作所に寄付)扱いになります。
また、公務員&副業禁止の人向けの特別案として、④の条件を修正して、送金額をマックスで10万円に設定することで、「利益が絶対に出ない」条件として、「したがって断じて副業ではない」と主張可能なオプションも考えていますのでご相談下さい。
なお、本企画のご応募は成人のみとなります。
なお、弊所赤字の可能性が高いとか、多額になりそうといった場合には「10万円で」の部分が「15万円」とか「20万円」になる可能性とか、お引き受けできない場合がありますので悪しからずご留意下さい。
趣旨としては、お金が無いという理由だけで最初の一歩を踏み出せないプロデューサーさんの背中を押して、プロデューサーさんの卵をどんどん孵化させることにより、業界を活性化させたり、漫画家さんのお仕事が増えたりすると良いよね!という感じです。
おっと、同時に漫画家さんも募集せねば!TSF漫画をプロデューサー有りで描きたい方は、ページ単価(カラー、モノクロ)を明記して、隠しコメントなどでご連絡下さい♪しっかり期限内に納品できる方希望です!
※紙の同人誌も併せて出版したい場合につきましては、
『印刷部数1部あたり、150円のロイヤリティを発注者が受注者に支払うことにより、発注者は自ら紙の本を出すこともできる。
その発行経費は発注者が負担し、売上も発注者が得る。受注者はこの紙の本に対し、本件著作権の行使はしない。なお、紙の本の印刷予定がある場合は予め漫画家さんへの相談が必要であるし、サイズも調整が必要である。紙の本対応によって追加負担が出た場合は発注者が負担する』で運用予定です。(2018/5/5 追記)
【投稿小説】目つきの悪いボクは彼の視線を釘づけにしたい ②(猫野 丸太丸)
「よしよし、つかみはばっちりだな」
僕は再び手品先生のところに来ていた。今日の手品先生は話をする前からにやにや笑っている。というより部屋を訪ねた時点でなにか態度が怪しい。僕は浮かれていた頭を切り替えた。先生はつぎの仕掛けをしているのだ。
「ところでなにか気づかないかね」
「ギャグだったら申し訳ないんですけど。先生、胸になにか仕込んでますね」
「ご名答。よっく見てみろ」
たくましい手が首のネクタイをほどき、ワイシャツのボタンを外す。のぞきこんだ僕の前にいきなりベージュの山が爆発したっ!
おっぱい!? そしてやわらかい谷間を包むワイン色のブラジャーっ?
「なんですかそれはっ」
「注目度抜群だろう」
大きな乳房をゆっさゆっさ揺らして笑う先生。かっちりした背広と太い首におっぱいは似あわない。正直、すごく気持ち悪い。
「衝撃的ですね悪い意味で。どうしたんですか」
「もちろん手品だ。粘着テープとかで工夫すればこのくらいの見た目が作れるんだぞ。もし教室でやったら大変なことになるがな」
「そうですね見るのは遠慮します」
ただこの手品、驚きが激しいのは認める。僕は胸を作るやりかたを先生から教わって帰った。
夜、宿題をやりながら自分の個室で考えてみる。ベンのやつをびっくりさせるには並大抵の見た目ではだめだ。しかし皆の前でおっぱいをおおっぴらにやるのは恥ずかしい。
翌朝、僕は一計を案じた。数学の時間の前にわざとらしく教科書とノートを机の上に広げたのだ。するとベンはやっぱり僕の机まで来た。僕にノートを見せてもらうのがこいつの習慣になっているからだけど、うん、いつもより格段にきょろきょろしている。
「べべべべつに、おまえが見せてくれるならでいいんだけど」
気まずそうな声で言うベン。僕はなるべくにこやかに答えた。
「ああ、いいよ、ベン。しっかり見ていきなよ」
立っているベンの前で僕は前かがみになる。シャツの胸ボタンはふたつはずしてある。そして服の下には、手品先生から習った例のやわらかい仕掛けがしてあるのだ。
わざとページをめくってじらしてから、僕はノートを差し出した。そして顔を見たとたん笑いそうになるのをこらえた。
見下ろしているベンの表情がひきつり過ぎて、シャウトしたロックシンガーみたくなっている。
「ん? どうしたの?」
「おまえいったい……、いや、なんでもない」
ベンはノートをひったくって逃げていった。間違いない、僕の手品に反応している。落ち着いて胸のボタンを直してから、僕は周囲を見回した。他の生徒にはばれていない、ベンだけを驚かせることに成功したわけだ。なにより嬉しいのは、ベンがあわてているあいだ僕と視線が合っても目をそらさなかったし、目のことをバカにしなかったのだ。
ちなみに胸の加工は体育の時間が来るまでにすばやくはずしておいた。だからシャワールームで着替えたって、僕は他の男子たちからなにも怪しまれずにすんだ。ただし大事なポイントとしてベンが見ている前では着がえないようにしたのだ。その結果ベンの頭のなかには一日中、おっぱいが大きな僕の像が残り続けることになる。いかがだろうか?
三たび手品先生のもとに舞い戻り、僕たちはさらに作戦を練った。
「威力が発揮されてきたみたいですよ。ベンの態度が変わりました」
「そうだね、リアムくんの態度も改善されたようで良かった良かった」
「はい? なにがですか?」
「いやいやこっちの話だ。それでつぎはどうする、君自身にもなにか案があるんじゃないかね」
その通りだった。僕はうなずいて作戦を話すことにした。
「ベンってば他人の身体特徴に興味がありすぎるんですよ。今日のことで思い出したんだけど体育の時間にベンが、他のやつの股間が盛り上がっているのを指さして『あいつ、いま勃起しているぜ』とか言うんですよ、信じられます? ……だから逆に僕がわざと股間に細工をしたらベンは絶対見ます、気づきます」
「むむっ、股間か。するとこんなのだな」
部屋を訪れるたびになにかしてくる手品先生だから僕もたいがいのことでは驚きたくないのだけれど、先生の右手からいきなり転がり出たピンク色の棒を見て僕はぎゃっと叫んでしまった。 それはピンク色の巨大な、棒と呼ぶにはあまりにリアルに血管や亀頭を作りこんだ物体だった。
「だからなんなんですか!」
「もちろんおもちゃだよ」
「大人がおもちゃって言ったら変な意味になるじゃないですか」
学校にそんなもの持ちこまないで下さいよ、と言ったら先生はしぶしぶその模型を片づけた。
「これが股間から出てきたらびっくりすると思うけどなぁ」
「犯罪的変態と呼ばれるでしょうけどね! 僕は他のみんなには目立ちたくないんです、あくまで手品にかけるのはベンひとり。だから逆でいいんです……。股間のふくらみを目立たなくする方法ってあるでしょうか?」
先生は珍しく驚いて目をきょろきょろさせた。
「あるぞ? その手段はあるが、ただ意図が変わってしまうんじゃないか。なんだかその……」
「意図は同じですよ。ベンが体の他の特徴ばかりを気になって、目つきのことをどうでも良くなればいいんですから。実際これまでそういうふうに誘導できています」
先生はいぶかしがりながらも僕に股間を隠すテクニックを黒板で図解してくれた。粘着テープって胸以外にもいろいろ使い道にコツがあるんだな。
それで終わりかと思ったら、先生は曇った顔で僕を呼び止めた。
「なあ、リアム。いまからでも巨大なちんちんにしないか」
「しません! ちょうど半ズボンを履いているんだしベンにはこれがいいんです」
先生の前でいじるのも変だったから、自室に行ってから僕は自分の股間を加工した。ちんこを股の後ろへと折りたたんで周りの肉を寄せて、テープで止める。その状態で半ズボンを履くと前がぺったんこになって変な気分だ。姿見に映る全身像も雰囲気が変わった気がする。この格好を見てベンはどう思うだろうか? うーん、と悩むと、鏡に映る僕の目つきはやっぱりけわしくなった。困ったもんだ。
愛聖天使ラブメアリー【単話】 ※レビュー追加
このざまさんからレビュー頂きました!
「悪堕ち洗脳NTRでおなじみの左藤空気さんによるコミックアンリアルで連載中の変身ヒロイン悪堕ちモノです。
正義のヒロインが敵の手にかかり、洗脳調教され悪落ちするさまを描いておりそれが非常にエロくなっております。とまあここまでなら普通の悪堕ち作品なのですがヒロインの幼馴染(男の子)がいてその子もヒロインと共に変身して戦っていたんですが一緒に捕まってしまい、ヒロイン寝取られるわ攻められるわと悲惨な目に合います。そして次(現在5話まで連載中)の話で女の子になる可能性が非常に高いです。悪堕ち+女の子になりそうな展開まで連載されており、女の子になれとドキドキでき実用性も高いのでとてもとても楽しめます。」
