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【電子同人サンプル】牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ ⑤
(ミリアの奴ぅ～～！！ 何がサービスっ、だ！！ いつも、いつも……人のことを掻き乱しやがって！！ ああ！ むかつく！ 腹立つ！ 許せないぃ、いいい！！)
騎士を目指しているルドガーであっても、苛立ちを禁じ得ない女。
――それが猫娘ミリアであった。
出会って直に色仕掛けされた時から、彼女は大の苦手である。
己の美貌さえあれば男を意のままに操れると思っている所なんて、特に許せない……。
堕落し切った女と言うしかなかった。
(何もかもあいつのせいだ。 こうなったのは――体が入れ替わったのは、
あいつのせいだ！ もう構うもんかっ……！！)
女の裸を見やり、あまつさえその肉体を自らの手で洗う――何とも卑猥な行為であるが、それでもやるしかない。
触手のヌルヌルとした汚濁の感触が、最悪に悪化していた。
隅々まで染み渡った粘液は半ば乾燥し、衣服と敏感な肌をネバネバと引き合わせている。
お蔭で乳房と布地の擦れ合いが、とても痛い。
火照った肌の蒸気が、乳谷間や脇の窪みにどんどんと溜まる。
触手液とルドガーの汗が、ほかほかと湯気を揺らめかす。淫靡な官能臭が、洗面所の空気を甘々と塗り変えていく。
(本当に……気持ち悪い。 ……いや、でも……それよりも……)
意識の大半が、奪われてしまう。
胸元にくっ付き離れない、魅惑の乳房。
極小の胸当て部分に、ぎゅう、ぎゅう、と拘束された脂肪は、ヌラヌラと濡れ輝きながら、上へ下へと揺れ撓む。
「ど……どんだけ……でかいんだよぉ。 ミリアのおっぱい――」
ごくりっ、と生唾を呑み込む。
頬の温度が上昇し、仮初の美貌は可憐に恥じらう。ぴく、ぴくっ、と小動物のように猫耳が動いた。
(い、いや……こんなことするつもりじゃない……あ、ああ。 けど――)
ミリアの美貌に魅了された同業者の男が言っていた。
『ミリアのおっぱいは、ヤバい！ あれには嵌る！！ おっぱいだけでイっちまう！』と。
ドキっ、ドキっ。
ミリア本人の色仕掛けには堪え忍んだルドガーの心臓は、甘く高鳴る。
極上の、魔性の、爆乳房を自由に出来る興奮。
そして異性の快感を味わえる好機に、己を律する信念が揺らぎ始めた。
「この、おっぱい……はぁ、はぁ。 これが俺の……もの？ 今は俺がミリアだから……このおっぱいで……何をしても、いい？」
自分の物とは思えない、甘い声を猫耳で、ぴくんっ、と拾い上げながら……胸元の爆乳房に、手を当てる。
本物のおっぱいを初めて触った――。
細い指を食い込ませるのは怖いので、恐る恐る両手を押し当てる。
肉悦の痺れが、おっぱいを包み込む。
「うわっ……あぅ、ぅ……ミリアの、おっぱい――おっぱいぃ！ や、柔らかい……ッ！」
僅かな力加減で、むにゅりっ、と柔房は形を変えた。
見ているだけでも、卑猥な光景だった。
脂肪の塊は色っぽく谷間を深めつつ、淫らな変形を繰り返し、甘い匂いと切ない電気を撒き散らす。
ルドガーの美貌が、ますます真っ赤に茹で上がった。
挿絵 BRLL
騎士を目指しているルドガーであっても、苛立ちを禁じ得ない女。
――それが猫娘ミリアであった。
出会って直に色仕掛けされた時から、彼女は大の苦手である。
己の美貌さえあれば男を意のままに操れると思っている所なんて、特に許せない……。
堕落し切った女と言うしかなかった。
(何もかもあいつのせいだ。 こうなったのは――体が入れ替わったのは、
あいつのせいだ！ もう構うもんかっ……！！)
女の裸を見やり、あまつさえその肉体を自らの手で洗う――何とも卑猥な行為であるが、それでもやるしかない。
触手のヌルヌルとした汚濁の感触が、最悪に悪化していた。
隅々まで染み渡った粘液は半ば乾燥し、衣服と敏感な肌をネバネバと引き合わせている。
お蔭で乳房と布地の擦れ合いが、とても痛い。
火照った肌の蒸気が、乳谷間や脇の窪みにどんどんと溜まる。
触手液とルドガーの汗が、ほかほかと湯気を揺らめかす。淫靡な官能臭が、洗面所の空気を甘々と塗り変えていく。
(本当に……気持ち悪い。 ……いや、でも……それよりも……)
意識の大半が、奪われてしまう。
胸元にくっ付き離れない、魅惑の乳房。
極小の胸当て部分に、ぎゅう、ぎゅう、と拘束された脂肪は、ヌラヌラと濡れ輝きながら、上へ下へと揺れ撓む。
「ど……どんだけ……でかいんだよぉ。 ミリアのおっぱい――」
ごくりっ、と生唾を呑み込む。
頬の温度が上昇し、仮初の美貌は可憐に恥じらう。ぴく、ぴくっ、と小動物のように猫耳が動いた。
(い、いや……こんなことするつもりじゃない……あ、ああ。 けど――)
ミリアの美貌に魅了された同業者の男が言っていた。
『ミリアのおっぱいは、ヤバい！ あれには嵌る！！ おっぱいだけでイっちまう！』と。
ドキっ、ドキっ。
ミリア本人の色仕掛けには堪え忍んだルドガーの心臓は、甘く高鳴る。
極上の、魔性の、爆乳房を自由に出来る興奮。
そして異性の快感を味わえる好機に、己を律する信念が揺らぎ始めた。
「この、おっぱい……はぁ、はぁ。 これが俺の……もの？ 今は俺がミリアだから……このおっぱいで……何をしても、いい？」
自分の物とは思えない、甘い声を猫耳で、ぴくんっ、と拾い上げながら……胸元の爆乳房に、手を当てる。
本物のおっぱいを初めて触った――。
細い指を食い込ませるのは怖いので、恐る恐る両手を押し当てる。
肉悦の痺れが、おっぱいを包み込む。
「うわっ……あぅ、ぅ……ミリアの、おっぱい――おっぱいぃ！ や、柔らかい……ッ！」
僅かな力加減で、むにゅりっ、と柔房は形を変えた。
見ているだけでも、卑猥な光景だった。
脂肪の塊は色っぽく谷間を深めつつ、淫らな変形を繰り返し、甘い匂いと切ない電気を撒き散らす。
ルドガーの美貌が、ますます真っ赤に茹で上がった。
挿絵 BRLL
【電子同人プロデュース！】あむぁいおかし製作所のGW同人製作支援イベント！【進捗１】
【低予算で電子同人誌をプロデュース！】あむぁいおかし製作所のGW同人製作支援イベント！【満員御礼】
即満員になったプロジェクトですが、進捗管理のコーナーです！
志岐転機さん→漫画家：れいとうみかんさんで決定！現在九重さんの漫画、その後レビュー企画の漫画が入っているので６月中着手
ととやすさん→漫画家未定。まずはととやすさんがシナリオを考えるよ。
このざまさん→漫画家未定。まずはこのざまさんがシナリオを考えるよ。
揺らぐ藻さん→漫画家：松園さんで決定！シナリオも微調整を残して完成しているので一番のりになりそう。
らぁさん→漫画家未定。シナリオの方向性は出ているのでブレストをしてシナリオを詰めるよ。
栗餅ちづるさん→「栗餅先生はバイト帰り～のヒットでシナリオの優位性も証明されてるんで好きにやって下さい。委託金も不要です！」とお任せしたらホントに好きにやってるんでお金だけ用意して待ってます♪
即満員になったプロジェクトですが、進捗管理のコーナーです！
志岐転機さん→漫画家：れいとうみかんさんで決定！現在九重さんの漫画、その後レビュー企画の漫画が入っているので６月中着手
ととやすさん→漫画家未定。まずはととやすさんがシナリオを考えるよ。
このざまさん→漫画家未定。まずはこのざまさんがシナリオを考えるよ。
揺らぐ藻さん→漫画家：松園さんで決定！シナリオも微調整を残して完成しているので一番のりになりそう。
らぁさん→漫画家未定。シナリオの方向性は出ているのでブレストをしてシナリオを詰めるよ。
栗餅ちづるさん→「栗餅先生はバイト帰り～のヒットでシナリオの優位性も証明されてるんで好きにやって下さい。委託金も不要です！」とお任せしたらホントに好きにやってるんでお金だけ用意して待ってます♪
【電子同人サンプル】牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ ④
――夕刻。
王都の次に栄えている街は、夕焼けの色に染まっていた。
酒場が本腰を入れて仕事に精を出し始めた、そんな時である。
ふたりの冒険者は困った面持ちで、向き合っていた。
特に『青年』の風貌をした人物は、頭を抱えて、重たい溜め息を吐く。
「どう……するのよ……」
「…………俺だって、困る。 こんな……ことって……」
「ハァ、ァアアア～～。 何の成果も出ていないのに……転移アイテム使っちゃった！ 大赤字だわ！ あれ……150万バウルもしたのに……っ！！」
「……って、まて！ お前の心配はそれだけか！？ 不安になることは他にあるだろ！ ――まずは、この状態を真剣に考えろ！！」
猫耳、猫尻尾を生やす『美女』が、バンと机を叩いた。
勢いのままに立ち上がり、その豊満な乳房が官能的な残像を描いて、上へ下へと揺れ動く。
(ううぅぅっ――！！ ……何て重さだ！ このおっぱい……デカすぎだッ！！)
途方もないボリュームの乳肉に頬を赤く染めながら、事態を軽く見ている『青年』を叱咤する。
「俺たち――体が入れ替わっているんだぞッ！？ 早く元に戻らないといけないのに……！！ ああ、もう！ なんでこんなことに……！！」
焦燥感のあまりに髪の毛を掻き毟る『美女』……もっとい、その魅惑の美貌の持ち主である猫娘ミリアと肉体が入れ替わっているルドガー・イード。
慣れない獣人の耳と尻尾が、跳ね回った。
「そうは言ってもねぇー……まぁ、落ち着きなさいって。 はふぅー」
八重歯を剥き出しにして吠えるルドガーを、彼の肉体となった本物のミリアが宥める。
……何ともやる気のない声で。
「……私だって、こんなごつくて、汗臭い体なんて堪えられないわよ！ ……でも、戻る方法がないんだから焦っても無駄よ」
「だぁああッ！ ちくしょうっ、っっ！ 絶対にあの魔法陣のせいで、俺たちの体が入れ替わった筈なのにぃ～～！ せっ、せめて……あの魔法陣さえ無事なら……手掛かりくらい残っていたのに！！」
不満げに眉を下げつつ、現状を受け入れるミリアの姿が……実に腹立たしかった。
「――っていうか、魔法陣が発動したのも！ あの隠し部屋が崩壊したのも……全部、お前のせいじゃねーかよッ！？ お前がもっと考えてあいつを倒していたら……っ、っ！！」
「…………しょうがないでしょ？ 私だって急に男の体になって混乱しているところに、私そっくりの美女が、触手に犯されようとしていたのよ？ 倒し方なんて……考える余裕なんてないわよ……」
「そ・の・せいでっ！ あいつの死体に部屋ごと魔法陣を壊されちゃったんだろ！！ もっと慌てろ！ もっと反省しろ！！ た、頼むからぁ～～！！」
バン、バン、とルドガーが怒りのままに机を叩く。
魅惑の谷間を深めつつ、柔らかな脂肪の塊は、たぽん、たぽん、と上下に弾んだ。
そのせいで、思った以上に息が上がる。柔肌も、火照って来た。
「はぁ、はあっ、はああっ……ンっ……」
「……でも、私が助けなかったら、あのまま触手にレイプよ？ 童貞のまま、本物のオンナの子にされちゃうところだったじゃない」
「それとこれとは、話が違うぅ、ぅぅう！ ……あ、あの時は本当に助かったけど……でも、でも！ 元に戻る方法が無くなっちゃたんだぞ！？ ……後、童貞……言うなぁ、ああ！！」
これ以上、激しい動きは出来ない。
息がますます乱れるし……体温がさらに上昇してしまう。
そして、何よりも乳房全体が、悩ましい痛みに包まれて、ルドガーの平常心をがりがりと削るのだ。
(なんだよ、このおっぱい！？ 直に跳ねて、揺れて――本当に邪魔だ！！ 誰か取ってくれっ！！)
あまりの乳房の大きさに、鬱陶しいさが際立ってくる。
肩に負担が掛かる上、ちょっとした身振りだけで、たぷん、たぷん、と卑猥に躍動するのだから、堪ったものではない……。
(ううぅ、ぅ……)
出来る限り刺激しないように、両腕で乳房をそっと支える。
そんな感触にも、甘く切ない電撃が走り抜け、彼の猫耳は、ぴく、ぴく、と動いた。
「――兎に角、後の話はあなたの部屋を引き払ってからにしましょう！ じゃあ、行ってくるわね！ どうせあなたのことだから荷物も少なそうだし……」
「え……？ お、おい……まさか？ 俺の部屋に行くつもりなのか！？」
「当然でしょ？ あなたの部屋を引き払うんだから……」
「な、なんで？」
「――はぁ？ 寝ぼけたこと言わないでよ。 あなたの安い部屋に……あんな最悪で不潔な宿屋に……私も、私の体も眠らせられる訳がないじゃない！ ちょっとは常識的に考えてよ！」
「い、いや……いやいや。 まさか……一緒に住むつもりかよ！？」
「……当たり前でしょ？ 一緒にいれば、自然と元に戻っているかもしれないし……節約にもなるわ。 あなたの借りている部屋の安い料金でも浮けば、
今後の活動資金の足しにもなるでしょ？」
確かに……正論のように聞こえなくもない。
しかし、同時に『本当に、いいのか？』という声が、頭の奥から響いて来た。
(いや、いいわけが……ない。 こんな奴と一緒に暮らすなんて……冗談じゃないぞ！？)
席を立ち上がって、外出しようとするミリアを止めた。
「待てよ！ 勝手に決めるな！」
「はい、はい。 後のことは帰ってから、たっぷりと聞くから――それとも、自分の荷物は自分で持ってくる？ でも、その場合この私が……"ミリア・ガンウッド"が、"ルドガー・イード"の部屋に入ったことを、他の連中に知られちゃうけど……いいの？」
「ええっ！？ そっ……それは非常に困る！ 絶対にダメだ！ 嫌だ！！」
ミリアが借りている高級賃貸とは、この部屋とは事情が違う――。
ルドガーの住んでいる所は、金のない冒険者に人気に宿屋。
故に、彼の周りには多くの同業者が生活している。
もしも、今のルドガーが自身の部屋に戻り、しかもその光景を見られでもしたら――。
『ルドガーも、遂にあのミリアの魅力に堕ちた』と噂されるに決まっていた。
「でしょ？ 同棲するにしても……秘密を、プライベートを守れる環境が必要！ そして、私とあなたの部屋を比べたら……断然、私の方がいいじゃない！！」
「う、うぅっ……だけどっ！ ……それでも！！」
「何よりも――！」
「ひゃわあ、ぁぁ！？」
何だがミリアが全て正しいような気がして来る……。
ルドガーは、言葉を詰まらせた。
そして、硬直し無防備になった彼の爆乳房を、つんっ、とごつい指が突っついた。
「ふふ……」
「やめっ……ミリア！ やめ……んんっ……きゃっ！！」
ミリアであった。
ニタニタと笑い、真っ赤な顔で切羽詰まるルドガーの乳房を弄ぶ。
「私の部屋にはシャワーがあるから、私が荷物を引き取っている間に……入っておきなさい。 かなり臭いわよ？」
「やめっ……おっぱい……はぅうう！」
敏感な乳肉を弄られて、少女のように真っ赤に恥じらう。先ほどの剣幕が嘘のように両腕で爆乳を庇い、一歩下がる。
「ハァハァ……ハァっ……。 シャワー……あるのか、ここ……？」
「小さいけど、バスタブもあるわよ？」
「い、いや……でも……お前、いいのか？ 俺をひとりで……入浴させて――だって、この体は、お前のだろ？ おんな――女の人の体を……裸を……洗うなんて…………っ」
「体が入れ替わっているのに、いちいち気にしていられないわよ。 それにサービス、サービス。 あなたに……助けて貰ったのは事実だし、巻き込んじゃった手前もあるから……たっぷりと私の体を堪能しなさい。 ――ゆっくりと帰ってあげるから」
「ひゃっ！ んんっ！ ふえぇ！ だから、おっぱい――やめてぇ！！」
つんっ、つんっ！
むにゃ、たぷん、ぷるるん！
か細い腕から溢れ出る乳肉を、ミリアの指が何度も突っついた。その度に、ルドガーは恥かしさのあまりに『ううぅっ』と眦に涙を溜め込む。
「……ふふ。 なんだか可愛い反応してくれるのね。 ――あっ、そうだった。 シャワー浴びるのも、おっぱいや、お尻……勿論アソコに触るのもいいけど。 ……その首輪だけは絶対に外しちゃだめ！ いい事――絶対！ 絶対ダメなんだからっ！！」
「わ、分かった。 もうどうでもいいから……早く行け！ う、ううぅ……覚えていろよ、このクソ……おんなっ……！」
勝手に部屋を引き払われるよりも……彼女の玩具になるのだけは避けたかった。
華麗な美声を幼く震わせて、精一杯に威嚇するルドガー。
ぴんっ、と猫耳が跳ねる。
びぐんっ、と猫尻尾が根元から先端まで伸び切った。
ルドガーが拒絶しても、彼の仕草は――段々と猫娘に染まっていた。
牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ DMM版
牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ DLsitecom版
王都の次に栄えている街は、夕焼けの色に染まっていた。
酒場が本腰を入れて仕事に精を出し始めた、そんな時である。
ふたりの冒険者は困った面持ちで、向き合っていた。
特に『青年』の風貌をした人物は、頭を抱えて、重たい溜め息を吐く。
「どう……するのよ……」
「…………俺だって、困る。 こんな……ことって……」
「ハァ、ァアアア～～。 何の成果も出ていないのに……転移アイテム使っちゃった！ 大赤字だわ！ あれ……150万バウルもしたのに……っ！！」
「……って、まて！ お前の心配はそれだけか！？ 不安になることは他にあるだろ！ ――まずは、この状態を真剣に考えろ！！」
猫耳、猫尻尾を生やす『美女』が、バンと机を叩いた。
勢いのままに立ち上がり、その豊満な乳房が官能的な残像を描いて、上へ下へと揺れ動く。
(ううぅぅっ――！！ ……何て重さだ！ このおっぱい……デカすぎだッ！！)
途方もないボリュームの乳肉に頬を赤く染めながら、事態を軽く見ている『青年』を叱咤する。
「俺たち――体が入れ替わっているんだぞッ！？ 早く元に戻らないといけないのに……！！ ああ、もう！ なんでこんなことに……！！」
焦燥感のあまりに髪の毛を掻き毟る『美女』……もっとい、その魅惑の美貌の持ち主である猫娘ミリアと肉体が入れ替わっているルドガー・イード。
慣れない獣人の耳と尻尾が、跳ね回った。
「そうは言ってもねぇー……まぁ、落ち着きなさいって。 はふぅー」
八重歯を剥き出しにして吠えるルドガーを、彼の肉体となった本物のミリアが宥める。
……何ともやる気のない声で。
「……私だって、こんなごつくて、汗臭い体なんて堪えられないわよ！ ……でも、戻る方法がないんだから焦っても無駄よ」
「だぁああッ！ ちくしょうっ、っっ！ 絶対にあの魔法陣のせいで、俺たちの体が入れ替わった筈なのにぃ～～！ せっ、せめて……あの魔法陣さえ無事なら……手掛かりくらい残っていたのに！！」
不満げに眉を下げつつ、現状を受け入れるミリアの姿が……実に腹立たしかった。
「――っていうか、魔法陣が発動したのも！ あの隠し部屋が崩壊したのも……全部、お前のせいじゃねーかよッ！？ お前がもっと考えてあいつを倒していたら……っ、っ！！」
「…………しょうがないでしょ？ 私だって急に男の体になって混乱しているところに、私そっくりの美女が、触手に犯されようとしていたのよ？ 倒し方なんて……考える余裕なんてないわよ……」
「そ・の・せいでっ！ あいつの死体に部屋ごと魔法陣を壊されちゃったんだろ！！ もっと慌てろ！ もっと反省しろ！！ た、頼むからぁ～～！！」
バン、バン、とルドガーが怒りのままに机を叩く。
魅惑の谷間を深めつつ、柔らかな脂肪の塊は、たぽん、たぽん、と上下に弾んだ。
そのせいで、思った以上に息が上がる。柔肌も、火照って来た。
「はぁ、はあっ、はああっ……ンっ……」
「……でも、私が助けなかったら、あのまま触手にレイプよ？ 童貞のまま、本物のオンナの子にされちゃうところだったじゃない」
「それとこれとは、話が違うぅ、ぅぅう！ ……あ、あの時は本当に助かったけど……でも、でも！ 元に戻る方法が無くなっちゃたんだぞ！？ ……後、童貞……言うなぁ、ああ！！」
これ以上、激しい動きは出来ない。
息がますます乱れるし……体温がさらに上昇してしまう。
そして、何よりも乳房全体が、悩ましい痛みに包まれて、ルドガーの平常心をがりがりと削るのだ。
(なんだよ、このおっぱい！？ 直に跳ねて、揺れて――本当に邪魔だ！！ 誰か取ってくれっ！！)
あまりの乳房の大きさに、鬱陶しいさが際立ってくる。
肩に負担が掛かる上、ちょっとした身振りだけで、たぷん、たぷん、と卑猥に躍動するのだから、堪ったものではない……。
(ううぅ、ぅ……)
出来る限り刺激しないように、両腕で乳房をそっと支える。
そんな感触にも、甘く切ない電撃が走り抜け、彼の猫耳は、ぴく、ぴく、と動いた。
「――兎に角、後の話はあなたの部屋を引き払ってからにしましょう！ じゃあ、行ってくるわね！ どうせあなたのことだから荷物も少なそうだし……」
「え……？ お、おい……まさか？ 俺の部屋に行くつもりなのか！？」
「当然でしょ？ あなたの部屋を引き払うんだから……」
「な、なんで？」
「――はぁ？ 寝ぼけたこと言わないでよ。 あなたの安い部屋に……あんな最悪で不潔な宿屋に……私も、私の体も眠らせられる訳がないじゃない！ ちょっとは常識的に考えてよ！」
「い、いや……いやいや。 まさか……一緒に住むつもりかよ！？」
「……当たり前でしょ？ 一緒にいれば、自然と元に戻っているかもしれないし……節約にもなるわ。 あなたの借りている部屋の安い料金でも浮けば、
今後の活動資金の足しにもなるでしょ？」
確かに……正論のように聞こえなくもない。
しかし、同時に『本当に、いいのか？』という声が、頭の奥から響いて来た。
(いや、いいわけが……ない。 こんな奴と一緒に暮らすなんて……冗談じゃないぞ！？)
席を立ち上がって、外出しようとするミリアを止めた。
「待てよ！ 勝手に決めるな！」
「はい、はい。 後のことは帰ってから、たっぷりと聞くから――それとも、自分の荷物は自分で持ってくる？ でも、その場合この私が……"ミリア・ガンウッド"が、"ルドガー・イード"の部屋に入ったことを、他の連中に知られちゃうけど……いいの？」
「ええっ！？ そっ……それは非常に困る！ 絶対にダメだ！ 嫌だ！！」
ミリアが借りている高級賃貸とは、この部屋とは事情が違う――。
ルドガーの住んでいる所は、金のない冒険者に人気に宿屋。
故に、彼の周りには多くの同業者が生活している。
もしも、今のルドガーが自身の部屋に戻り、しかもその光景を見られでもしたら――。
『ルドガーも、遂にあのミリアの魅力に堕ちた』と噂されるに決まっていた。
「でしょ？ 同棲するにしても……秘密を、プライベートを守れる環境が必要！ そして、私とあなたの部屋を比べたら……断然、私の方がいいじゃない！！」
「う、うぅっ……だけどっ！ ……それでも！！」
「何よりも――！」
「ひゃわあ、ぁぁ！？」
何だがミリアが全て正しいような気がして来る……。
ルドガーは、言葉を詰まらせた。
そして、硬直し無防備になった彼の爆乳房を、つんっ、とごつい指が突っついた。
「ふふ……」
「やめっ……ミリア！ やめ……んんっ……きゃっ！！」
ミリアであった。
ニタニタと笑い、真っ赤な顔で切羽詰まるルドガーの乳房を弄ぶ。
「私の部屋にはシャワーがあるから、私が荷物を引き取っている間に……入っておきなさい。 かなり臭いわよ？」
「やめっ……おっぱい……はぅうう！」
敏感な乳肉を弄られて、少女のように真っ赤に恥じらう。先ほどの剣幕が嘘のように両腕で爆乳を庇い、一歩下がる。
「ハァハァ……ハァっ……。 シャワー……あるのか、ここ……？」
「小さいけど、バスタブもあるわよ？」
「い、いや……でも……お前、いいのか？ 俺をひとりで……入浴させて――だって、この体は、お前のだろ？ おんな――女の人の体を……裸を……洗うなんて…………っ」
「体が入れ替わっているのに、いちいち気にしていられないわよ。 それにサービス、サービス。 あなたに……助けて貰ったのは事実だし、巻き込んじゃった手前もあるから……たっぷりと私の体を堪能しなさい。 ――ゆっくりと帰ってあげるから」
「ひゃっ！ んんっ！ ふえぇ！ だから、おっぱい――やめてぇ！！」
つんっ、つんっ！
むにゃ、たぷん、ぷるるん！
か細い腕から溢れ出る乳肉を、ミリアの指が何度も突っついた。その度に、ルドガーは恥かしさのあまりに『ううぅっ』と眦に涙を溜め込む。
「……ふふ。 なんだか可愛い反応してくれるのね。 ――あっ、そうだった。 シャワー浴びるのも、おっぱいや、お尻……勿論アソコに触るのもいいけど。 ……その首輪だけは絶対に外しちゃだめ！ いい事――絶対！ 絶対ダメなんだからっ！！」
「わ、分かった。 もうどうでもいいから……早く行け！ う、ううぅ……覚えていろよ、このクソ……おんなっ……！」
勝手に部屋を引き払われるよりも……彼女の玩具になるのだけは避けたかった。
華麗な美声を幼く震わせて、精一杯に威嚇するルドガー。
ぴんっ、と猫耳が跳ねる。
びぐんっ、と猫尻尾が根元から先端まで伸び切った。
ルドガーが拒絶しても、彼の仕草は――段々と猫娘に染まっていた。
牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ DMM版
牝猫のミリア～異性快感に溺れた男～ DLsitecom版
04/30のツイートまとめ
amulaiRT @Hiroki_PLT: 既に複数の方々からご支援頂いてるので、少し早いですが『トランススター(2015読切)』の公開を開始しました！全体公開記事では序盤10Pを試し読み出来るので是非！ ◆pixivFANBOXで緒原博綺さんの『トランススター』(2015年読切作品)PD…
04-30 23:58Discordで真城さんとFさんと打ち合わせしましたが、この３人の中では流石に私が一番常識人ですね。
04-30 23:58RT @konozma: 家に帰ってまったりしたんでコミ1でのTSFとかふたなりとか男の娘の戦利品を晒す https://t.co/VNFKSmG8d5
04-30 23:23しかし、ロイヤリティでしか繋ぎ止められない勤め先であればそれはしょうがないですわな。
04-30 22:58副業をすることで単に収入が増えるのみならず、本業の給料しかなかった時代に比べてビジネス視点や経理視点が持てたり、さまざまなメリットが得られるが、副業での利益が本業の給料を超えるあたりで勤務先に対するロイヤリティの大幅で不可逆な低下が起こるのです。
04-30 22:57RT @toki_6g: お知らせ。読切「死んだ彼氏が女子高生になって帰ってきた」が漫画アプリのパルシィに掲載されました。アプリをDL後、無料で貰えるチケットで読めます。作品一覧から「死んだ」で探してくだされ〜 https://t.co/EeDsfX3XKx #パルシィ htt…
04-30 22:53RT @deepvalley: 見てくださいよこの牛型の盛り皿…！そう、盛られている部分が牛の各部位になぞらえてあるのです！つ、つまりこの一皿に、A5黒毛和牛の全てが…！！まさしく食べるエンターテイメント、感動巨編ですぞ〜！！！！ https://t.co/zdt9MLg60h
04-30 21:53RT @tsukumo_abe: 予告で見た初美花の黒い衣装とつかさ先輩の白い私服が気になって気になって描いちゃった。日曜早く来い！ #ルパパト https://t.co/A3PWRjc9sX
04-30 20:06RT @hyogaryunagi: スケブできましたわよー https://t.co/Yhj4MxzBKJ
04-30 13:24RT @icecandymgmg: 恋のつり竿回は最高だしアニメ化してほしいって50000回言ってる https://t.co/9HDF38QHoV
04-30 12:16
