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女装で潜入!ふたなり女学院 ~バレたらイケない体験入学~

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【投稿小説】目つきの悪いボクは彼の視線を釘づけにしたい ⑧最終回(猫野 丸太丸)

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挿絵 鯨野

 翌日、僕は手品先生に会ってなにがなんでも話を進めることにした。先生は、シャツの上からでも分かる僕のおっぱいを怖がった。でも昨日の約束についてはちゃんと守ってくれた。
 放課後の面談室に余分な椅子を運び込んで、関係者全員、つまり僕、ベン、マヤ、サリーを招いたのだ。
 机に向かって左から僕、サリー、マヤ、一番右がベン。ベンはいままででいちばんうなだれていて、マヤがそれをにらみつけている。サリーは小さくなっていてベンのほうを見ようともしない。そして手品先生がいちばん最後に部屋に入ってきた。先生が机の向かい側に座るなりマヤはうなり声をあげた。
「もう、手品先生だからって生徒をミスディレクションばっかりし過ぎです。だから話がややこしくなったんじゃないでしょうか」
「すまん。確かに面倒を起こした。説明するとだなあ」
 先生が言いそうになるのを僕は止めた。
「僕から言わせてください! まず昨日僕がベンに押し倒されたことだけど、ベンは手品のタネを見たかっただけだから! 服だって僕が自分で破ったからね。だからだれも被害にはあっていないの」
 僕はサリーに向かって言ったのだけれど、サリーは小声で
「べつに、あたしは……」
 とつぶやいただけだった。僕は説明を続けた。
「今回のことは、僕が手品でベンをからかったのがきっかけだったんだよ。だからベンもサリーもマヤにもごめんなさい。ただ後半は手品じゃなくって……」
「いーや、わりとそれもいまとなってはどうでもいいから」
 ベンが口をはさんだ。
「手品とかじゃなくて現実のリアムの体がおかしいのを説明するのが先だろ? いいかげんばれてるぜ?」
「うん。僕、ほんとに女の子になっちゃいました。手術とかじゃないよ、謎の現象で」
 ベンはこぶしを握りしめてうめいた。
「だと思ったよ。でなきゃ俺がリアムにここまでプレッシャーを感じていないっつうの。はは、冗談じゃないや」
 ベンの声が心底、元気がないから僕も悲しくなった。サリーはじと目で僕を見つめている。そしてマヤはこの展開にあわてている。
「どうして? リアムは最初から女の子だったんじゃないの?」
「先々週までは百パーセント男だったよ。だましたみたいになってごめん」
「かえって入学式のときから女の子みたいって思ってたのに」
「おいおい……。でもマヤも悪いんだよ。思い込みでつっ走るしなんでも話を恋愛に結びつけてさ。まず僕とベンとの間には恋愛感情、いっさいないから」
 僕が言うと、ベンがはっきりとうなずいた。
「そそ、そうだよ! リアムあいてにかぎって恋愛は絶対ないから、なあ!」
「まあ、ね」
 近ごろにしてはいちばんベンと意見が一致した気がする。それだけで僕の心は少し軽くなった。
 それを聞いてマヤは素直に謝った。サリーは
「でもなんだかあたし、疲れた」
 と言ってマヤにもたれかかる。マヤはため息をついた。
「ていうかみんなで素直ないい子さんぶってれば解決するのー。いかにも面談室にふさわしい会話だこと」
「はっきり言ってくれてありがと。もちろん解決しないさ」
 僕はベンに向かった。ベンはやっぱり僕の顔を見てくれない。でも絶対に伝えなければいけないことがあるのだ。
「きっかけになったことを解決しないとすっきりしないんだよ」
「なんだよ、それ」
「えー、それはー」
 面と向かってだと言いづらい。サッカー場のときと同じ、いちばん言いたいことなのにうまく言えないものだ。
「ベン! ほら、あれ、もう分かってるだろう……。目を見てくれよ」
「いま言うことか」
「いまだよ! それこそ僕の体のほうがどうだっていい。いいかげん僕の目のこと認めてくれよ! 全ての始まりはそれなんだからな」
 だめだ、気分が高ぶると僕の目つきはきっとまたけわしくなる。だからベンはやっぱり僕の目を見てくれない。ほら、もう胸が痛くなってきた。もしかして女の子の体だと胸が苦しくなりやすいんだろうか。
 と、そこで意外な人が視界に割りこんできた。サリーだ! サリーは僕の前に来て、まるで僕をかばうかのようにベンと対峙した。
「ねえ、女の子がここまで言っているのに無視だなんてひどいよ。ベンはどうしてリアムの目を見てあげられないの?」
 こんな台詞、分かっていてもなかなか言えない! さすがはサリーだ、ベンにはこういう素直な女の子に嫌われる男にはなってほしくないもんだ。
 ベンはうつむいていたけど、やがて強くうなずくと顔を上げた。
「リアムにはさんざん恥ずかしいことを言わせちゃったからな。俺も白状しないと卑怯になるってところか。こうなりゃ秘密を言ってやろうじゃないか」
「ああ」
「リアムのいまの体って女の子として俺の好みなんだ」
 僕よりも先にサリーが反応して、僕をまじまじと見つめた(たぶん全身を)。背後でククク、とのどで笑う声をたてたのはマヤだろう。
 僕はとにかく気持ちを押し殺した。なんだか反応したら負けだ。ベン、なんで? どういうこと?
「だってリアムってば百パーセント俺の好み通りに格好を整えていくんだぜ? 半ズボンとか、髪形とか、においとか! わざとやっていないんならなおさらどうしてリアムって俺の好みになれるの? 本能か?」
「まじで意味不明としか答えられない」
 いや違う、先生やマヤが介入したにせよ、僕自身だってわざとベンの気を引こうとして手品をしたのだ。そのせいで僕が完全にベンの好みになったのなら最初のもくろみってとんでもない大成功だったことになる。皮肉な結果に我ながらあきれる。
 現にベンは僕の体を見ているのだ。あいかわらず目は見ないのに体はしつこく観察されている。
「だからさぁ、かえって正視しづらいような、ずっと見ていたいような気分なわけ」
 おへそのあたりに視線をすえたままベンがしゃべるのが腹立たしい。
「ちょっと待って。目は? 肝心の目はどうなんだよ」
「それはずっと変わらないだろ、正直苦手だよ! だけど、俺が嫌ってたらリアムが困るんだろ? だったら見てやるよ」
 黙って聞いていた先生がベンの台詞にうれしそうな声をあげた。
「よく言った! それでこそ男だ」

 さて。見るといっても特別なことをするわけじゃない。マヤとサリーが席を離れ、僕とベンが椅子に座って向かいあうだけだ。僕はベンの目を見た。ベンの視線は僕のおっぱいに向いていたけれど、だんだんと上ってきて、ついに僕の視線とからみあった。
 視線がこんなにつながるのって初めての体験だ! 眼鏡ははずしたほうがいいのかな、かけたままでいいのかな。笑ったらにらめっこになってしまうから、真面目な顔のほうがいいのかな。とにかくベンの目は怒っても嫌そうでもない。本気で僕を見てくれている。
 僕の瞳、いまこそ輝いてほしい!
 ベンの瞳にはきっと僕が映っている。アッシュブルーの光が反射して再び僕を照らす。あれ、なんだか部屋が暗くなってきた。サッカー場で倒れたベンを見つめたときの再演だ。暗がりをちら、ちら、と蛍のように飛び交うアッシュブルーの光点たち。どこからか妖精の声まで聞こえてきた。
「とってもかわいいリアム、ベンのお気に入り。ベンが大好きな女の子」
「このままベンの彼女になっちゃえ。そうすれば大好きな男の子に永遠にきれいだって見つめてもらえるよ」
「リアムはベンの瞳に映るたったひとりになれるの」
 ……な、なんだこの洗脳電波っぽいつぶやきは! こんなことを言われてうん、そうしようなんて考える中×生はいないよ……。
 頭がくらっと来た。ブラジャーの下でおっぱいがきつくなってくる。なにかとんでもない事態に気づいた僕はあわてて頭を振った。視線が切れたとたんベンも顔をしかめて「うえっ」とうめいた。部屋に明るさが戻ってくる。
 僕の振った頭に突然すごい重さが乗った。手を伸ばすと大量の柔らかい繊維だ。モップ? 違う、これって僕の髪の毛か!?
「イリュージョン! リアムの髪が伸びた!」
 サリーが言ったから事態が飲み込めた。僕は頭のてっぺんから髪をなでる。長くなった髪の毛が肩にかかっている。毛先を手に取って持ちあげたらなんてきれいな栗色だろう、これ!
「またリアムがかわいくなったあ! おいこら悪化してるじゃないか!」
 ベンの言葉に僕は戦慄した。かわいいって、これってベンが好きな髪型なのか? つまり僕はさらにこいつ好みの女の子に変身してしまった!
「じゃあなに……。僕はベンに見つめられるたびに女の子になってたってこと? 今も……、今までも?」
 だったら僕の目が悪いんじゃなくてベンの視線こそが魔眼なんじゃないか! さっきの妖精魔法っぽいのもベンの目から生み出されたのかもしれない。
 同じく事態を飲みこめたのか、ベンが自分の目を手のひらでしっかり隠してこっちを向いた。
「とりあえずもう二度とリアムのことは見たくないっ!」
「それじゃ困るよ、僕の瞳を見てもらえないじゃん! 女の子に変身損だよ!」
「変身損ってなんだよ」
 僕は自分の肩を抱いた。すっかりベン好みの細さに仕上がっている。マヤが手鏡を貸してくれた。もとから顔は丸いほうだけれど、鼻もあごもさらに丸くなってつるつるだ。半ズボンから伸びるふとももも、ますますやわらかい。
「これじゃただの女の子じゃーん!」
「問題発言よ、リアム。ただの女の子じゃありません、十分かわいいから」
「まぜっかえさないでよぉ。僕は女の子になりたいんじゃなくてベンと見つめ合いたいだけ」
 サリーが腕を伸ばして僕の髪を触ってきた。
「あたしも髪を伸ばそうかな」
「そうだよ、サリーのほうがきっと似あうと思うよ」
 なぜかむっとした顔をしてサリーが髪から手を離した。
「ねえリアム、ずっと目を見つめてもらえるってある意味恋人の特権と言ってもいいんだよ」
「そうかなぁ。ベンならきっと体は普通の恋人に預けて、瞳は僕に向けてくれると思うよ」
「変態みたいに言うなよリアム。まあ、目を見てあげたいつもりはあるんだけどな」
 ベンが目を押さえながら口だけ動かした。
「いまのリアムの姿は誘惑が強すぎるじゃん! 近づきすぎたら理性がもたない。だからあんまり期待するなって」
「ちょっとずつでいいよ、僕は諦めてないから」
 ここでマヤが、サリーや先生を呼び寄せて三人でなにやら話しはじめた。
「どうしたの?」
 三人はうなずくと、僕とベンをとり囲んだ。六本の手が僕たちにつかみかかる。
「わ、くすぐったい!」
 僕とベンはぎゅうぎゅうと押された。椅子から跳ね出され、ベンの腕の中に納まる僕。すごい、体がすっぽり入ってしまう。温かい、男らしい腕に抱かれたら心拍が跳ね上がる。みんなが叫んだ。
「じれったい! もうくっついちゃえ!」
「「だから違うんだってば!!」」


05/04のツイートまとめ

amulai

RT @10pest_ten: 参加者40名到達! 引き続きTSF物書きさんをお待ちしております。 https://t.co/7HlrjqpnBw
05-04 23:56

RT @minomutsfnikki: これ、いいなー。【創作漫画】あべこべキャンディボーイ(1話) | 島陰涙亜 #pixiv https://t.co/EohoAjFDjj
05-04 23:50

RT @nanana_minaduki: 「男に憑依される妄想をするのが好き」みたいな女の子っているんだろうか?という話をしてる
05-04 22:08

RT @10pest_ten: よく分からないけど作ってみました。どなたでもどうぞ。https://t.co/Ohvh48khNM https://t.co/UJz3HBqcPX
05-04 22:05

RT @yabukimao: ちょっとラフですが超絶美少女のマンガを描きました。 その2 https://t.co/h1AfefS132
05-04 22:05

@sirokurge 最初から女体化してたからこれ以上は女体化できなかったのでは?
05-04 20:52

@SleepSubmission 予想外に早く埋まりましたよね。プロデューサーさんがどんなシナリオを投げるかはこれからですが、私の投げてるのはご参考までにお見せできます。
05-04 20:35

RT @noricoco: 世界史か日本史で東大受験するなら、山川の教科書買わないとヤバい、なんていったい誰が教えてくれるというのだろう。当然、旧帝大に数十人のレベルで入れている高校の世界史・日本史の教科書はデフォルトで山川。そういうところにさえ情報格差は歴然と、ある。
05-04 20:29

RT @noricoco: でも、学校で指定の教科書で習っている本人たちは、自分たちの教科書が「どのレベル教科書か」なんて知らないだろう。
05-04 20:29

RT @noricoco: ところで私は東ロボくんに教え込むために各社の教科書を取り寄せる段になって初めて、例えば東京書籍の同じ科目の教科書に3種類以上あることを知った。高い偏差値向け、普通向け、それ以外向けというように。そして大学入試は当然「高い偏差値向け」の欄外記述まで前提…
05-04 20:29

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