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【依頼小説】「桃源香」 後編

文:イリガサ https://twitter.com/ayaya_asagiri
イメージキャラ:udon

前編はこちら

 それから、水樹が再度尋ねることもなく二十三日経過した。水樹との連絡も秘術者に禁止され僕は完全に自由を奪われた。
心にぽっかりと穴が開いたままとうとう期は熟してしまった。
「大人しくなりましたね。最初はあんまり怒ったりしていたのに」
「もう僕疲れたんだよ。水樹も来ないし」
秘術者は僕の自慰を二十九日も禁止させるという最初の目的を達成してしまった。
「なんでオナニーをさせてくれなかったんだよ」
「女の子になるんですから必要ないでしょ」
「いい加減にしてくれよ!」
僕は最後の叫びを秘術者に浴びせる。
「まあこの条件が終われば自慰出来ますけどね」
秘術者が最後に何を言ったか聞こえなかった。そして僕の軟禁と自慰禁止の期間が始まって二十九日目の夜は過ぎていった。

  ※

 「……」
「こちらですよ」
夜が明けると秘術者に叩き起こされ今まで入ったこともない部屋に連れてこられる。
「……」
独房のような部屋の隅に部屋に似合わないくらいふかふかそうなベッドがある。
「もう自慰禁止の期間は過ぎましたので思う存分に慰めてくださいね」
「わ、わかった」
いつの間にか僕は秘術者に従うようになっていた。それくらい追い詰められていた。
ふかふかのベッドに座る。
自慰が、オナニーが許されたと知り僕はズボンとパンツを脱ぐ。
性器を触りまくる。そして、
――どぷぅ
二十九日ぶりに白い液状のものを見た。
オナニーってこんな気持ちいいものだったんだ……
無心になって自分を慰め続けた。二十九日間溜まっていたからか無限かのように白濁が出てくる。
「ああ……ふぅ」
ベッドの下が汚れていく。特有の匂いが僕を包む。
一時間くらいで溜まっていたもの全部を出すとあることに気づいた。
白濁の匂いに交じって何やら甘ったるい匂いを感じる。その匂いを嗅いでいると眠くなってきた。
――ドサッ
僕は眠りについた。

  ※

 「……」
目が覚めるとコンクリートの天井が目の前にあった。
ああそうだ、僕はここに連れてこられてオナニーしてたら寝てしまったんだ。
何日か寝ていたかのように眠い。身体が重い。胸の辺りが重い。
「起きたんですか?」
独房の扉を開けて入ってきたのは、あの秘術者だった。
「あんた……」
扉の横に設置された鏡を見る。そこにはいるはずのない人物が写っていた。
ピンク色の髪をした可愛らしい女の子。覗き込もうと立ち上がると、鏡には僕が写らなかった、いや、僕が知る僕が写らなかったのだ。女の子は僕と同じTシャツを着ている。
「!?」
可愛らしい女の子は僕だ。
僕は、女の子にされてしまった。
「ようやく気付きましたか。自分の異変に」
秘術者は満足したかのようにくすくす笑う。
僕は自分の身体を触る。
豊満な胸に柔らかい肌。何より下半身の性器の形が変わっている。髪も伸びて顔も変わっている。僕が僕じゃなくなっている。
「今のうちに女の身体を楽しんでてくださいね」
秘術者は扉を閉めて、僕はまた一人になった。
「……」
最悪だ。あの男の思い通りになってしまった。
「……」
屈辱的なのに、鏡に映った女の身体がとても綺麗に見える。
どれだけ変わってしまったんだろう。僕は服を脱いで改めて確認する。
初めて生で見る女の子の身体がまさか自分だなんて。
「……ああっ!」
胸を揉んでみると指が肌に埋もれて沈む。脳に電流が走る。
勃起した乳首も触る。
「ひゃ!!」
更に脳に電流が走る。自分の身体に触ってるだけのに。
すっかり形が変わってしまった性器から体液が流れる。これ、我慢汁じゃないよな?
「……」
男のそれでは無くなった性器にも触る。
「ひぃ!」
穴になったそれに指を入れると穴は液を垂らしながら指を飲み込みすぐに根元まで入った。
指をもう二本入れる。液はまた流れる。
それが気持ちよくて仕方ない、なんだこれは。
「な、なんだこれぇ」
僕は何か不安になり指を抜いた。
何の液かわからないもので僕の指は濡れていた。
これは一体なんだ?
僕は何故か怖くなってきた。

 ※

 「おい! 僕が寝ている間にお前は何をしたんだ!?」
僕は重い女の身体で独房を出て秘術者のいる部屋に突撃する。
「あーご確認終わりました?」
秘術者は僕の反応を見てくすくす笑う。もうこいつがこの笑い方するのも見慣れてしまった。
「貴方のその反応、最高ですね。沈んだり落ち込んだり泣いたり……見ていて飽きないです」
「気持ち悪い奴……」
「貴方がさっきまでいた部屋に女淫煙という煙を寝ているうち七日間嗅がせていたらみるみるうちに女の身体になったんですよ。口や鼻にもエキス状のものを投与しました」
七日間? 僕は七日間も眠っていたのか?
とにかく女の子にされてしまったのは間違いない。
「なんてことしてくれたんだよ!」
さっき自分の身体に触れて確信した、これは夢でも幻でもないと。
「怒った顔がやっぱり可愛いですね」
「なんで僕を女にしたんだ? 目的は一体なんなんだ?」
僕は改めて訪ねる。こいつが僕を女の子にした理由は他にある気がした。
「どういう意味ですか?」
「僕の両親のためって感じじゃないように見えたんだよ。お前何かもっと隠していないか?」
正直秘術者が怖い。でも怯えるわけにもいかない。
「いやぁ、気付きます?」
「お前の本当の目的はなんだ!?」
秘術者は僕の質問に答え出した。
「ちょっとしたゲームですよ。桃源香である貴方を巡るゲームです」
「ゲーム?」
「桃源香である貴方の身体から出る蜜をなめるとそのなめた人は一日だけ貴方のように女の身体になれるのです、そして…貴方の人肉を食べた人は生涯女として生きられるのです」
「え?」
秘術者は女になった僕の尻を触る。
「貴方の身体を巡って女として生きたい男達に争いをさせてみたいんです。淫獣達が欲望に溺れる様をね」
やっぱりこの男は悪趣味だ。僕を女の子にした理由はこれだったんだ。
「元に戻る方法を教えろ! 僕の男の身体を返せ!」
秘術者の胸ぐらを掴む。
「おっと。力の入れ方はわかっているのですか」
「教えろ!」
「そんなのあるわけないでしょ」
「言え!」
「ないですって」
秘術者はしらを切り続ける。
呆れと怒りが頂点に達する。
もうこいつとは話す気になれない。
僕は走り出す。
「どこへ行くんですか?」
「決まってるだろ! もうここにいる理由なんてないから出て行く!」
僕を女の子にする目的は果たせたからおそらく屋敷の結界は解除されているだろう。
僕は実家に向かって走っていった。

udonさん 記名付き

  ※

 僕が一人暮らししていた家は両親が遺してくれた一軒家の実家。きっと部屋の奥に桃源香の研究資料があるはずだ。その中にもしかすれば元に戻る方法があるかもしれない。
夕日が見える。今は夕方なんだ。
「はあ、はあ」
胸が揺れて、痛い。女の子ってこんなに体力ないものか?実家の場所はわかっているけど、遠くに感じる。
――ドン!!
「わあ!」
誰かにぶつかる。
「ああ、ごめんなさい」
「ごめんなさ……水樹!!」
ぶつかった相手は水樹だった。
「え? なんで君俺の名前を知っているんだ?」
水樹は女の子になった僕を見る。やっぱり僕が誰かわからないよね。
「ぼ、僕だよ……? 桃山コウだよ?」
「コウ!? コウなのか!? まさか本当に女の子に……」
水樹は僕が桃山コウなのに気付いてくれた。
「……水樹ぃ!」
水樹が僕に気付いたのを知ると涙が溢れ、彼に抱き付いた。
「わ、コウ……」
水樹はわんわん泣く僕を見て戸惑う。
「水樹、水樹……」
水樹の顔も声も久々で涙が止まらない。
「コウ、お前辛かったんだな」
水樹は疑いもなく僕を抱き締め返してくれた。水樹の体温ってこんなに安心出来るものだったんだ。
「ところで、お前はどこに向かっていたんだ? あの変な人に追われているのか?」
「あ、そうだ」
水樹が話を変えてくれたので僕の涙は止まった。
「僕、元に戻りたい……もしかしら実家に元の身体になる方法があるかもしれないんだ」
「コウの実家に?」
僕は水樹の手を引きながらまた歩き出す。
「コウ!?」
「水樹、来てくれ!」
もう一人は嫌だ。女の子になった僕に気付いてくれた水樹を離したくない。
「ごめんな……あの日以来俺はあの屋敷に行けなくて。怖くなって駄目だった……」
「水樹が謝ることじゃない」
水樹は相変わらず優しい。僕の真剣に考えてくれている。
「見つけたぞ」
「?」
聞き覚えのない声を僕と水樹は聴く。
後ろを向いてみるとその人はいた。
「お前は桃源香だな」
灰色のスーツと帽子にサングラスの中年の男がそこにいた。
「あの男が桃源香たる人物を女にする術を成功させたと聞いたが、桃色の髪が目印なのは本当だったか」
あの男って、秘術者? もしかしてこの中年は僕を狙っているの?
男はまじまじと僕を見る。そして水樹に気付く。
「君もこの女のを食らって女になろうとしているのか?」
「!?」
水樹は驚く。そうだよな、そんな話信じられないよな……
「何言ってるんだよ、それにコウは男だよ」
案の定信じられない様子を水樹は見せる。
「桃源香を信じてないのか……じゃあここで消えてもらう」
中年はポケットから銃を出し水樹に向ける。
「水樹!」
僕は叫び、水樹と中年の間に入り割り込もうとした。
今思えばこれは僕の戦いの始まりだった。
僕が生き残り、男の身体を取り戻すための戦いがここから始まろうとしていた……

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【依頼小説】「桃源香」 前編

文:イリガサ https://twitter.com/ayaya_asagiri
イメージキャラ:udon

udonさん 記名付き

 僕は普通の男子として生きてきた。今までもこれからも。
普通に彼女作って結婚して子供出来て年老いて、ありふれた人生を送るつもりだった。
そう、自分に降りかかった運命を知るまでは、あの男に出会うまでは……

   ※

 「ようやく見つけました。桃山コウ様」
「……!!」
目が覚めると見知らぬ部屋にいた。中華っぽい道場か? そんな感じの部屋だ。
「あの、僕は一体?」
「あら、覚えてないんですか?」
黒い服を着た男が目の前にいる。
「えっと、確か……あ!」
僕は記憶を探ると思い出した。
そうだ僕、学校が終わって街を歩いていたらいきなり殴られて……そこから記憶がない。
「あ、あんたは一体何者!?」
「私は秘術者とでも名乗っておきましょうか」
男はにやにやと笑う。しかしイケメンだな、まるで中国の俳優みたいだ。
「桃山コウ様、貴方に大事な話があってここに呼んだのです」
「話って、誘拐してこんなとこに連れて何言ってるんだ!」
「だってこんなとこ呼んでも来てくれないと思ったんですよぉ」
男は、秘術者はくすくす笑う。なんだこいつ。
「で、僕になんの話があるんだ?」
「おや、素直ですね。自分が何者かわかっていないのに」
何者かわかっていない? 何を言ってるんだ?
秘術者は突然大声を上げた。
「コウ様、貴方は『桃源香』と呼ばれる存在になる人なのです!」
「??」
桃源香? なんだそれは? と思ったが少し考えると僕は想い出した。
僕の亡くなった両親は中国の古い歴史の研究者。桃源香という言葉を僕は両親から聞いたことがある。
中国三千年の秘術で……男の身体を女の身体に変える不思議な力だと。
「コウ様の両親は桃源香の研究をなさっていましたね?」
「なんで知ってるの!?」
この男は僕の両親のことを知っている。こいつ、一体何者?
「あんたは、秘術者は僕の両親のなんなんだ?」
「私は貴方の両親のスポンサー、とでも言っておきましょうか。研究費用を工面していました」
スポンサーがいたんだ……そういや父さんからそんな人の話を聞いたような……
「私は二人が亡くなったとお聞きし中国から来ました。多少時間がかかりましたが」
「うん……一年前に二人とも亡くなって研究は止まったけど」
僕の両親は突然の事故で死んだ。今の僕は両親の保険金で一人暮らしをしている。両親は親戚に僕の自由や保険金が奪われないように生前うまいことしていたらしい。
「何故その研究をしていたかはご存じですか?」
「え? それは知らないけど」
秘術者は何故かやたらにまにま笑う。なんだよこっちは死んだ親を思い出して泣きそうなのに。
「ご両親が桃源香について研究していた理由はですね、貴方にあるんです」
「僕に?」
「貴方が桃源香、つまり女の身体になる素質を持っていることです!! ご両親は貴方を女の子にしようとしたんです!!」
「はあああああ!?」
秘術者の言っていることが全く理解出来ない。
「何を言ってるんだよ。僕が女の子になる素質がある? 父さんと母さんが僕を女の子にしようとした!?」
「貴方のご両親、本当は子供は女の子がよかったと私に仰っていました」
「ええ!?」
死んだ親の衝撃の事実を知って出そうだった涙が引っ込む。
「どうしても女の子が欲しかったご両親は桃源香の秘密を知り貴方を女の子にする野望を持っていたのです!!」
「ええええ!!?」
訳のわからないことを言われ困惑する。
「なんでそんなことを……ていうかあんた何のために僕をさらってここに連れてきたの?」
「貴方のご両親の悲願を受け継いで貴方を女の子にするためです」
「嘘だろ!?」
状況がよくわからないまま話が進む。亡くなった両親が僕を女の子にしようとしただなんて信じたくない。
「ご両親は言っていました、『息子が娘になったらお前の好きにして構わない、嫁にするなり妹にするなり好きにしろ』と」
「ちくしょう!!」
両親が僕を娘にしようとしていたことは信じられないがこの秘術者が明らかに変態なのは確かだ。
「しかし、今の時点の貴方もとってもかわいいですね。女の子にすればもっと」
「きもい!!」
ああ、こいつ変態だ。
「とにかく僕は女になるなんて絶対に嫌だからな!」
「あら、気付いてないのですか?」
「何を?」
「もう貴方を女の子にする計画は始まっていますよ」
秘術者は何やら笑っている。いやずっと笑ってるけど僕が嫌だと言った途端笑顔の怪しさが増した。
「もう貴方が女になる運命からは逃れられません。貴方が自慰出来ないように術を掛けましたし」
「なんだそれは?」
「女の子になる最初の条件は『二十九日間の自慰の禁止』です。慰めようとしても抜けなようにしました」
「はぁ? そんなことあるわけ」
秘術者の言っていることがわからず信じられず僕はズボンとパンツを降ろして自分の性器に手を伸ばし触る。僕は認めたくないが早濡れですぐにイケる。昨日テレビで見た美人女優の顔を浮かべながら触り続ける。
「ふう、ふぁ……ん?」
触ったのに何も感じない。何故だ? いつもの快感がない。
「え? え? 何だよ? もしかしてインポ? 嘘だろ?」
「違います。禁止しても絶対触ると思いまして。触っても意味を無くしました。長く触っていれば勃起はしますが肝心の抜くことは出来ません」
「ふ、ふざけるな!」
僕は状況に苛立ち怒る。僕だって健全な高校生だ。自慰が出来ないと苛立って生活もままならない。
「不全ではないので我慢汁は出ますよ。本命の白濁が出ないだけです」
「あ、悪趣味……」
両親が死亡して一年。遺してくれたお金で穏やかに暮らすはずだったのになんてことだ。
僕の屈辱の日々はこの日から始まったのだ。

 ※

 それから一週間が経過した。
秘術者に拉致されて僕は広い中華風の屋敷で軟禁生活を送っていた。秘術者が勝手に僕の高校に休学届を出して休学の手続きをし学校にも行けない状態だ。しかもバイト先のスーパーも勝手に連絡しやめさせられた。
アイツは僕の自慰を禁止させるためにこの屋敷に閉じ込めたらしい。自慰を禁止させるわ、学校にもバイトにも行かせないわ、こんなとこに閉じ込めるわで……最悪だ。
屋敷にはいわゆる結界が張られていて僕が扉を開けて屋敷を出ようとすると見えないバリアで弾かれて外に出ることは出来ない。
更に最悪なのは……
「おい! いつまで寝てるんだよ!! 飯冷めるだろ!!」
秘術者が本当にだらしがないことだ。基本的な掃除も家事もしない奴だ。
まともな食事も僕が作るまで何年も食べていなかったと言っていた。
僕は秘術者の部屋に入り布団を取る。
「んんん……おはようございます」
「おはようじゃないだろもう昼!!」
軟禁された僕は外にも出来ず自慰も出来ないので家事で身体を動かして気を紛らさせている。この男の食事も作っている。
「働き者ですねぇ。暇だからですか?」
「誰のせいだよ!」
「イライラし過ぎじゃありませんか? まだ自慰禁止は序盤ですよ」
「うるさい!」
自慰禁止以上に外に出れないことにストレスを感じる。信じられないこの男といるのが正直もう辛い。
「せめて知り合いに合わせてくれよ……」
高校の友達にもバイト先の上司にも会えない。知っている人の顔をみんな忘れてしまいそうだ。
「知り合い? 貴方にいるんですか?」
「いるよ! いるに決まってるだろ!」
僕は怒鳴る。
そしてスマートフォンをポケットから出す。
『コウ、大丈夫か?
何かあったのか?
どうして突然学校休んだんだ?』
送られたメッセージを見る。送り主は僕の親友でクラスメートの男子・水樹だ。
僕が軟禁された初日以来ずっとメッセージを送り続けている。
せめて水樹に会いたい。水樹が心配しているのは間違いないから。
「せめて僕の親友に合わせてくれよ……」
「ほう、まあいいでしょう。この場所は別にばれても問題ないですし」
僕は水樹に電話する。
「もしもし水樹。僕だよ……」
『コウ!? 今までどこで何していたんだ!?』
電話してみると水樹の声に懐かしさを感じる。よかった、水樹に忘れられていなかった。
「明日僕の言う場所に来て。直接会いたい」
『コウ?』
僕と水樹は会う約束をした。

  ※

 「コウ様、水樹様が来ました」
「コウ!」
翌日の夕方。僕の名前を呼んで水樹が屋敷に入ってきた。
「水樹!!」
「わあ!!」
僕は水樹に抱き着いた。金髪に匂いのきつい香水。間違いなく水樹だ。
「コウ、急に学校休んでどうしたんだよ。面倒なことに巻き込まれたのか?」
「うん、客間で話そう」
僕は屋敷の客間に案内する。

  ※

 「あのさっきの変な人がお前を女の子にしようとしてる?!」
僕は水樹に全ての事情を話した。両親が桃源香について研究していたことも、軟禁されている理由も。
「信じられないなら信じなくてもいいよ。僕だってまだ信じられないもん」
「いや、信じるよ。コウが俺に嘘付く理由なんてないし」
水樹は信じてくれた。
「とにかくコウがひどいことされるかもしれないのはわかった。もうこんなとこ逃げよう、」
水樹は僕の手を引く。
「俺は女の子は好きだけど、お前にそうなってほしいとは思っていない。もう今日から俺の家に住まわせる。親には説得してわかってもらうから」
そう言いながら僕の手を引き客間を出ようとする。
しかしそれは叶わなかった。
「おっと。余計な真似はしないでください」
「!?」
客間を出ようとすると秘術者がいきなり現れた。
「だから嫌だったんですよ。邪魔者が出ると思ってコウ様には誰とも会わせたくなかったんです」
秘術者は僕から水樹を離す。
「貴方だって親友が女の子になったほうが好都合だと思いますよ?」
秘術者は水樹ににやにや笑う。
「俺は男のコウと親友でいたいんだよ。コウが嫌がってるとこなんて見たくないんだよ!」
水樹は不気味な笑顔に怯まない。
「邪魔者には出て行ってもらいますよ」
秘術者はそれが気に食わないのか水樹の首根っこを掴んで引き摺っていく。
「水樹!!」
それを見て僕は水樹の名を叫ぶ。
「コウ!」
僕達が名を呼び合うのも気にぜずに秘術者は水樹を屋敷の外に追い出した。
「……もう誰とも本気で会わせませんからね」
秘術者はぎらりと僕を睨む。
もう駄目だ。僕はこの男が怖くなってきた。

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コミックアンリアル Vol.75 ※贄の男巫女にレビュー追加

贄の男巫女【単話】が2018Q4おかし製作所DMM販売数92位 愛聖天使ラブメアリー 第8話 前編【単話】は2018Q4おかし製作所DMM販売数42位
同居する粘液 第3話【単話】が(リンクしてなくても)2018Q3おかし製作所DMM販売数113位 贄の男巫女【単話】
が80位 愛聖天使ラブメアリー 第8話 前編【単話】は43位 コミックアンリアル Vol.75は27位 ときめき学園リアルスーツ【単話】は残念265位

コミックアンリアル Vol.75 FANZA版
コミックアンリアルVol.75 DLsitecom版

コミックアンリアル Vol75

『愛聖天使ラブメアリー 第8話 前編』左藤空気 FANZA版

『ときめき学園リアルスーツ』まる寝子 FANZA版

『贄の男巫女』温野りょく FANZA版

米肉食べ蔵さんからレビュー頂きました!

「温野りょく先生のTSF作品は女体化に至るまでの経緯(舞台設定)と、キャラクターのデザインが凝っている点が本当に素晴らしくて好きです。今回の商業作品も、村の悪習で鬼に捧げる生贄が「生娘ではならない」のに対し、地主の家に生まれたのが男で、虐待された挙句に女装して捧げられてしまうという興味そそられる冒頭から始まります。(1p目が特にいいですね~)
柔らかい身体の描写は特に温野先生の上手いところで、胸、お腹の「肉」の描き方がとてもエロ良いです !
基本主人公視点で、相手が元男であることを分かっていながらも、かわいい…興奮してしまう…という葛藤がTSモノの醍醐味をわかっていてとても良かったです。
安心大満足の商業TSFエロ漫画でした。おすすめです。」

09/01のツイートまとめ

amulai

RT @nnanjoh: 21時~FMたちかわで「ニホンのナカミ」聴けました。30分番組のうち山田太郎さんの出番は15分程?できる限り広く浅く語った印象。表現すること自体は制限すべきでない。名誉毀損、プライバシー侵害、脅迫は法律で罰される。という話など。与党に入ったので色ん…
09-01 23:27

RT @hakojima: 子供の私へ。博士にはなれませんでした。仕事は毎日大変ですが、「しゃかいをほうかいさせる」「ちきゅうをはめつさせる」というあの日の夢のことはまだ諦めていません。
09-01 23:26

RT @Midnight_Tokyo: 東大出ても中途半端な大企業の中途半端な社員で満足して、普通の生活をしている人は、実家がそんなに裕福ではない、端的にいうと育ちがそんなに良くないので、「大企業サラリーマン」以上のアップサイドが想像できず/興味がなく、結果としてリスクを全く取…
09-01 23:19

RT @1919dyanpu: 腹筋崩壊太郎ロス、一重に太郎が裏で客の笑顔思い出して充足感に浸ってるシーンが効いてるんですよね。「満足いく仕事をして喜ぶ人間と変わらない心を持っている。」というヒューマギアの重要な設定と太郎の人の良さをワンシーンで表している良いカットだと思います…
09-01 22:54

RT @1919dyanpu: あと地味に好きなのは或人が子供時代のヒューマギアと、現在のヒューマギアでヘッドパーツが違う所ですかね。恐らく旧型と新型の違いでしょうが、こういう細かい差違もちゃんと描写してくれるのはオタク的にポイント高いですね。#仮面ライダーゼロワン http…
09-01 22:54

RT @yuyawatase: 韓国は前政権の大統領を牢屋にぶち込んで平気な恐ろしい国なので、やるなら本気で勝たないといけない。中途半端な覚悟と準備でやることは間違いであり、当然韓国を敵として認めたプランが必要。それが無いなら今すぐ作るべきだ。そのぐらい問題がある状況だと思う。
09-01 22:51

RT @new_yamato_2199: 『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ最新作の情報発表!!* * *宇宙戦艦ヤマト 2205新たなる旅立ち2020年 秋 上映予定シリーズ構成:福井 晴敏製作総指揮:西﨑 彰司* * *前作「2202」から3年後の世界が描か…
09-01 20:56

RT @donttellmeARAI: @gomimaria 10時から16時まで座っていました。途中クラクラしましたが、表現の自由を守るために頑張りました💪
09-01 20:54

RT @donttellmeARAI: あいちトリエンナーレにて、表現の不自由と闘っています。#表現の自由 #表現の不自由展 #あいちトリエンナーレ2019 https://t.co/kLO6mXpMSj
09-01 20:52

RT @nazomizusouti: 「人間に裏切られる」って、本当にものすごい恐怖なのです親切めいた役人が相談が進むにつれ「受けたら大事になるぞ」と動揺し始め「被害者を切り捨てる」判断をした後の悪魔のような形相は忘れられるものではありません
09-01 20:36

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  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
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