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【投稿小説】後輩の告白 後編 作 ととやす 絵 蜂蜜柑

【投稿小説】後輩の告白 前編 はこちら

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夕食を食べ(美味しかったです)、洗い物を済ませた後は、先輩が持ち込んだ我々のサークル製作映画の観賞会を行いましたね。映画の世界でも私は女になっていて、女優として出演していました。それに伴ってストーリーも多少変化していたようでした。演者として、女優としての自分を観るのは何ともくすぐったい。画面の向こうで作品に合わせて時に妖艶な、時に可憐な表情を見せる女性は、紛れもなく今の自分なのでした。

観賞会が終わり、一通りの映画談義と反省会をした後はちょっとした沈黙が続きました。ゆったりとした動きで先輩が隣に座ってきます。男同士ではまずありえないほど近い距離で。私も一応男として経験があったので分かったのです。これはどう見ても…恋人の距離感で…。
そっ
先輩の大きな手が、小さくなってしまった私の手に重なります。はっと顔を上げると、私を愛おしそうに見つめる先輩と目が合い、恥ずかしさのあまり視線を逸らしてしまいました。これはつまり、そういうことなのだ。ようやく私は察したのです。何故女になってから先輩の顔を見るとドキドキするのか、何故周囲が私と先輩を微笑ましく見守っていたのか、これらは全て私が先輩と恋人関係にあるからに他ならなかったのだと。恋心…それが女の身体に起因するものかは分からないのですが、確かに今の私は先輩を男性として意識しているのです。

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顔を寄せてくる先輩。私はそっと目を瞑り、唇が重なりました。
「んっ…」
あまりの快楽に、思わず口元から声が…女性が女性であることを感じた声が漏れ出ます。それがスイッチだったのでしょうか。
「…んんっ!?」
私の抵抗もなんのその、先輩は慣れた手つきでこちらの上着ボタンを外していきました。前がはだけさせられたかと思うと、そのまま苦労して着けたブラを引き上げられます。ぶるんっ!という音が聞こえるんじゃないかという勢いで胸の双球がこぼれ、恥ずかしさのあまり目を背けてしまったくらいです。抵抗しても、女の力では先輩の腕力にはかなうわけもなく、私は簡単に組み伏せられてしまいました。
「ひうっ! あ、あ、あ…せ、先輩っ! ちょ、まっ……ひゃうっ!!」
後ろから抱きかかえられたまま、先輩の右手が私の胸に、左手が股間に伸びていきました。手はそのまま露わになった胸をもみしだき、スカートをめくり上げ、今朝生まれたばかりの平たい股座を擦る様に刺激し始めました。
「あ、あぁ、やああっ!!」
先輩の手が身体をまさぐるたびに、声を上げてしまいました。どんなに押さえようとしても、身体をはいずる感覚に抵抗することができなかったのです。女の身体の快感は本当にすごいと思い知らされました。男ならとっくに射精してるんじゃないか。そんな風にすら思えたのです。しかし、それがまったく収まる気配が無いのです。身体をくねらせてその感覚から逃れようとするものの、まったく太刀打ちなど出来ませんでした。

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そのままどれぐらいの時間、身体をまさぐられ続けたのでしょうか。時間にしてはほんの数分だったはずなのですが、私にとっては永遠とも思えるほど。しかし先輩の愛撫は唐突に終わったのです。
ようやく女体の快楽から開放された私は脱力して机にもたれかかりました。
(なんだよこれ……身体が熱くなって、全然おさまらない。)
未体験の感覚に荒い息を吐きながら呼吸を整えていると、うしろでカチャカチャという
音が聞こえました。
それは聞き覚えのある音。そう、ズボンのベルトを外す音でした。
そのことに気がついた瞬間、私は思いだしました。これは準備に過ぎなかったのだと。慌てて体を起こそうとするが遅く、先輩はがっちりと腰を掴み、私の動きを封じました。
「焦らすなよ。さあ、挿れるぞ…」
無駄だとばかりに呟く先輩の声。それと同時に私の腰が引き寄せられます。
次に来たのは、「ぬちゃっ」という音と共に感じる、股に熱いものが押し付けられた感覚。もちろんそれは先輩の…男性のペニスが、この身体に入ってくることを意味していたのです。
思わず身体をよじって逃れようとするも、腰を掴む力が強くて身動き一つできません。
「興奮するよ…可愛い」
すっかり荒くなった吐息をもらしながら、先輩が耳元で呟きます。
次の瞬間、その熱い感覚がずにゅるっ!! という感じで身体の中に侵入を開始しました。
「ちょ、ちょっと待って! 先輩っ! ちょっと待っ…あ、ああああぁっ!!」
身体を襲う強烈な違和感に、私は思わず声を上げたのですが、
「悪い。今日のお前、なんかいつも以上に可愛くてとまらねぇんだ」
先輩はそんなことおかまいなしとばかりに腰を突き入れを止めようとしません。
ヤること自体は、私にとってその日が初めてではありませんでした。だけど、その日のコレは、なにもかもが違っています。経験したことのある行為なのに、する者からされる者へと換わってしまった。それだけでセックスはまったく別なものになってしまったのです。
身体の中にペニスの進行を許すたびに、無理矢理声をあげさせられます。足がガクガクと震え、全身の力が抜けていく。身体が燃え上がったかのように熱くなり、荒い息が口から漏れ、動悸が一気に激しくなって…。
それはまるで体中の感覚が全て失われていくような状態。
なのに結合部から生じるペニスの感覚は、他の何よりも鮮明に感じられるのでした。

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そしてこの身体を蹂躙しているそれが、ついに最奥に達しました。
「んあっ、ああああっ!」
こつんっ、と子宮にペニスの先端が触れた感覚に、私はまた高い声で喘いでしまいました。ついに秘部の奥、全てが先輩のペニスで満たされてしまったのです。
私の身体の中でギンギンに自己主張している先輩のペニスは、それでもなお満足して
いないかのごとく、びくん、びくんと震えていました。
「あぁ、やっべ、気持ちイイ…」
先輩は感嘆した様子でのんきにつぶやいていましたが、こっちはそれどころじゃありません。全身に火がついたように熱いまま、身体がまったく言うことを聞かないのです。なのにペニスの感覚だけが頭から離れない。まるで脳にそれを焼き付けるかのように、股間の熱が全身に広がっていく。男では絶対体験することがないそんな感覚に身体を蹂躙され、私は為すがままにされていました。
「ひいっ! い、や、やめっ! せんぱあぁっ! ダメ…うああああああぁっ!」
突然先輩が腰を動かし始めたのです。最初は緩慢でゆったりとした動きでした。しかし少しずつ、少しずつ、そのペースがだんだん早くなっていく。ぬちゃっ、ぬちゃっという結合部のいやらしい音に、腰がぶつかる音が加わってくるようになると、まるでお腹の中をかき回されているような感じでした。
「やめっ……先輩っ!動かな……んあっ! ああああああぁっ!!」
なんとか腰の動きを止めようとしましたが、先輩がこちらの腰をつかんだまま無理矢理こちらの動きを促してきます。身体に力が入らないこともあって、あらゆる抵抗が封じこめられていたのです。
「すっげぇ、今日いつも以上に気持ちイイよ。そっちも感じちゃってるよね?」
「そ、そんなの違っ…か、感じてなんかあっ!!」
「あれっ? 強情だな。じゃあいいよ、ちゃんと感じてるってことをわからせてやるよ」
そう言うと先輩は、これまでただ強く突き上げるだけだった腰を、ひねるように突き回す
動きに変化させました。その瞬間、電気が走るような衝撃とともに私は喘いでしまうのです。

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「やっ…そ、それダメっ! やあ…ああああああぁっ!!」
「ほらぁっ! こういう風に動かれると我慢できないだろ? 声、抑えられないだろ?」
先輩は得意げにつぶやくが、それに反論する余裕なんてありません。これまで以上に激しくなったその感覚に、我慢なんてできるわけがなかったのです。
「認める? 自分は感じちゃってます、女の子として、いっぱい感じちゃってますって?」
「そ、そんな…わけっ…やあああっ! もう激しくしな…ああっ!!」
「み と め る?」
容赦のない突き入れを繰り返しながら、先輩は言い聞かせるように問うてきます。もう限界でした。
「み、認めますっ! かんじ…感じちゃってますからああぁっ!!」
「うんっ! 素直で良いぞ!」
ついに観念した私に満足したのか、先輩はようやく腰を止め、激しい責めが収まります。と同時に、私は突っ伏して脱力してしまいました。
(女のっ!セックスって!なんてすごいんだ…)
先輩に女にしかない器官を刺激される度、男としての自意識が蘇ってきて恥ずかしさに顔が赤くなるのを感じたのです。おそらく、その思いがより深く強い快感に転じてしまっているのでしょう。この時まで私には「男性としての意識」がまだまだ残っていました。女性として先輩にペニスを出し入れされる度に「本当は男なのに…」と打ち震える自分がいたのです。
(生まれついての女性ならこんな体験はしなくてもよいのに。)
息も絶え絶えになりながら、そんなことを思った瞬間のことでした。

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ドクン。
頭の中に、怒涛の勢いで情報が溢れ出るのを知覚したのです。例えるなら容量限界ギリギリの記憶媒体に、無理矢理情報をDLしているかのような。
「あっ、つっ…!」
ズキっと頭に痛みが走りました。その時です。
(…あれっ?)
朝起きてからつい今し方まで覚えていた、男としての自分の名前。それが思い出せなくなっていました。まるで手のひらですくった水が隙間からこぼれていくように。
それだけではありません。これまでの男性としての思い出、その尽くが女性としてのそれに置換されていくのです。
ねぇ、先輩。先輩は私と初めて会った時のことを覚えていますか。私は映画サークルの新歓で、先輩主演の映画を観て、「この人みたいな役者になりたい」。そう思って入会し、コンパで演技論、映画論について話を聞きに行ったのが最初でした。しかし、それも私が男だった頃の記憶。女としての私の記憶は、映画に映る先輩の姿を見て一目惚れして、お近づきになりたい。そんな考えでサークルに入会しているのです。…どうも、先輩に対しては随分と大胆にアクションしていたようです。
この私の下宿での思い出もそう。料理と映画を堪能して駄弁る。それ自体は共通しているのですが、男時代は憧れと友情に、そして女時代は愛情と恋慕に起因したものなのです。男としての記憶ならそのまま続いた駄弁るだけの関係ですが、女として記憶では、恋愛関係に発展するのにそれほど時間はかからなかったみたいでした。
今し方のセックスでショックだったのは、いきなり先輩から女として求められたというだけではありません。私の身体が 既に処女ではなく、それどころか何度も先輩を受け入れていたらしいということでもあったのです。
しかしながら、女としての記憶の奔流に飲み込まれ…えぇ、私はここで先輩に初めてを捧げたこともすっかり自分の体験として思い出せるようになってしまったのです。

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女として初めての性交の残滓を垂れ流している私の股間は新たに濡れ始めていました。女の記憶が流れ込んだのも理由かもしれません。先輩もそれに気づいたようで、からかいながら私の腰をもち尻を胸に乗せてきました。私の女性の全てが先輩の視線にさらされている…。そう考えるだけで私の興奮は高まっていきました。そして先輩の逸物が私の秘孔に触れ、時を待たず、再び挿入を開始します。
まだ先ほどの行為による余韻が抜け切らないこの身体は、すぐに反応してしまいました。
「感じちゃってるお前を見たら、我慢なんてできないっ!」
「せ、先輩っ! んんっ! あああああああっ!!」
激しい先輩の責めに、口から紡がれる言葉すら喘ぎにかき消されます。
「たっぷり出してやるからな! 奥の奥でしっかり受け止めてろよっ!」
「!!!!」
先輩の言葉に私は一気に青くなるのを感じました。ひょっとして、中出しする気なのでは!?
いくら私が男としてセックスを繰り返していた時でも、そればっかりは女性の意思を尊重してきたつもりです。何度かは中に出したことはありましたが、安全日という当時の彼女の同意があってのものです。
しかし、今の先輩の勢いでは本当にやりかねない。元男としての直感がそう叫んだのです。
「や、やめて! 中はダメですっ! んあああっ! い、意味がわかって…あああんっ!!」
「無理無理! 中に出させろ! 我慢なんてできっこない! 子宮の中に俺の精子をたっぷり注いでやるよ!!」

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ゾクリ。
背筋が凍るような恐ろしさを感じたところでどうしようもありませんでした。私の方もすでに身体が言う事を聞かなくなっていたからです。動きを止めるどころか、先輩の挿入に合わせて勝手に腰が動いてしまう。制止の声も、突かれるたびに叫ばされる喘ぎ声によって発することができない。それどころかもう身体が限界に近かったのです。女として経験が無くても、この身体はもうすぐ絶頂を迎えようとしていることが分かりました。
「イきそうだろ? 隠したってわかるぞ。」 
「んあ、だ、めぇ! ああああっ! や、ぁああ、あああっ!!」
「お前を全部俺のモノにしてやる!!!」
「や、あ、あ、あ、だめっ! イくっ! あ、あ、ぁ、やあああぁっ!!」
ラストスパートとばかりに、先輩がさらに激しく突きあげてきます。頭の中でフラッシュが何度も瞬き、何も考えることすらできなくなっていき…恐怖や喜びも全て吹き飛び、身体が震えます。
先輩がこれまでで一番の勢いで腰を突き入れた、その瞬間でした。私の身体が限界を迎えたのは。
「ふあああっ! あ、熱っ…あああ、やああああああああぁぁぁッ!!!!」
奥を満たす熱湯のような衝撃を感じると同時に、身体がびくんっ! と大きく跳ねました。それに合わせるように私は、雌の叫びを上げて体を震わせたのでした。そう、ついに私は女の身体で、女としてイってしまったのでした。しかも男に、ずっと仲良く過ごしてきた先輩に中出しされて…。しかし、女の絶頂は、嫌悪や恐怖といった感情を全て歓喜に書き換えてしまうぐらい凄まじいものだったのです。そしてその頂が終わると、まるで糸の切れたように脱力してしまい、私の意識は、闇の中に沈んでいきました。

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それから先は、先輩もよくお分かりかと思います。私にとっての初めてのセックス以降、私は女の身体と記憶に引きずられるように話し方や癖、感情までもが馴染んでいきました。あたかもそれが当たり前であるかのように。自分が自分でありながら違う存在に変わっていく。そんな恐怖を分かっていただけるでしょうか。
その恐怖から先輩にますます縋っていきました。(実感の上での)処女を捧げ、先輩の恋人としての関係を喜んで受け入れたのです。兄のようにも思ってきた先輩の特別になることを望んで、求められるたびに喜んで身体を開いて。雌として、先輩のペニスを欲してしまう。突き上げるような腰の動きに感じ、その快感を日々の糧としてしまう。この気持ちが女の身体に引きずられてのものなのか、元からの私の欲求に起因するものだったのか、それは永遠にわかりません。
でも、これは本来の、男の私にはありえないはずの事だったのです。だって私は男で、先輩にとっての私は可愛がっていた後輩なのだから。なのに私は、貴方に身体を捧げ、抱かれる事に喜びを感じてしまっているのです。…今の私は貴方を先輩としてではなく恋人として、男として求めてしまっているのです。先輩が可愛いと褒めてくれるから、ファッションやメイクにも細心の注意を払うようになりました。小ぶりながらも邪魔なこの胸も、最近は先輩が気に入ってくれているから愛しく感じているのです。先輩から愛されると思うと、初めのうちは嫌だったはずのこの身体も自慢に思えてくるのです。
ええ、こんなややこしいこと、ご迷惑だとは分かっていたのですが、どうしても知っておいてほしかったのです。私が完全に女に染まりきってしまう前に。本当の私が何者だったかを。

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直感ですが、分かるのです。私の男としての意識がもう間もなく失われてしまうことが。完全に女としての意識に呑まれてしまうことが。
ねぇ、先輩。先輩は本当は何かご存知なのではないですか。私がこんな風になってしまったことについて。後輩として、女として、そして恋人として、なんとなく、そうではないかと思ってしまうのです。もうここまできた以上、元の姿に戻してくれとは言いません。ただ、何故こんなことになったのか、真実だけが知りたいのです。

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後輩からの長い告白を聞いた後、閉ざしていた口を開いて…。俺は、ゆっくり、丁寧に彼女の髪をすいた。

おまけ
先輩、おはようございます。昨日はよく眠れましたか? もうっ、また寝癖ついてますよ?
え? 昨日の夜も最高だったよって!?
はぁ…朝イチからのセクハラにも慣れてきちゃいました。やっぱり先輩はケダモノですね。その、私も気持ち良かったですケド…。
コホン。すみません、この間は長々とお話しに付き合っていただいて。不思議とあの時何を喋っていたのか、全然思い出せないんですよね。長時間おしゃべりしていたのは覚えてるんですけど。
え、あの時は付き合い始めた頃の話をしていた? 今日もう一度聞かせて欲しい?
な、なんて恥ずかしいことを求めてくるんですかこの先輩は!? これはもう、あれですよ、ハラスメントですよ!?
あぁもう、そんなしょげないで下さいよ。こっちが悪いみたいじゃないですかぁ。しょうがありませんね。今回が最後ですよ、イジワルな先輩。
その、先輩のことは正直最初からいいなって思ってたんですよ。大学に入るまでテニス一筋だった私にとって、たまたま見かけたサークル映画の画面の向こうの先輩は本当にキラキラして見えたんです。映画製作なんてテレビに映る人のものだと思ってたのに、学生でもできるんだ、こんないい表情で演技する人がいるんだって。…顔がタイプだったのも、もちろんありますケド。
それから映画サークルに入会して先輩とお話しして、やっぱりあの時の直感は間違ってなかったなって。お話も面白いですし、私の知らない世界をたくさん知っていて…えぇ、認めますよ! すっかり気になる人になっちゃっていたんですよ!
うちに来てグダグダお話ししたり料理したりするのも宅飲みがきっかけでしたかね?
サークルのみんなが私の家に来て宅飲みして、私が酔っちゃって…みんなが帰ってから介抱ついでに胃に優しい料理を作ってくれて。あの時ですね、本格的に好意を自覚したのは。
それからは定期的に先輩がうちに来て料理を作ってくれて映画を観て、という生活が始まりましたね。毎度作ってもらって申し訳ないなぁと思いつつも、料理中の先輩の表情がどうしようもなく愛おしくて、見ているだけで幸せで、ついつい甘えてしまってました。
そんなある日のことでした。いつものように料理をいただき、お酒を飲みながら映画を観ていたのですが、あの日に限っていつもより頭がポワポワしていたのです。少し度数の強いお酒に挑戦したからでしょうか?
私は先輩のすぐ隣に腰掛け、…この時点で大胆すぎましたね、肩に頭をポンと預けたのです。そうして映画の音以外、何も聞こえない静寂が続きました。
「…何もしないんですか?」
お酒の力もあいまって、今から思えば相当積極的なアプローチでした。先輩はすっかり赤くなって、
「そんなこと言われると勘違いするから止めろ」
とおっしゃいましたね。この時の私は、やはりいつもより思考がまとまってなかったのでしょう。
「先輩なら、いいですよ?」
何と破廉恥な発言でしょう。そんなことを言われた男性がどう行動するのか、その時の私は知らなかったのです。所詮は恋愛経験の浅い子娘だったのです。
先輩は私を抱き寄せ、歯茎に当たるほど強い勢いでキスをしてくれました。それまで昔一度だけ告白された程度の恋愛経験(しかもあまり話したことのない人からだったので断ってましたし!)しかなかった私にとって、これがファーストキスになりました。想像していたようなレモンの味とは全然違っていましたが、憧れの先輩に抱きしめられ、キスをされている。それだけで嬉しくて幸せで…。思わず声が漏れてしまいました。そこからはもう、流れのままでしたね…。服を脱がされ、下着を下され、そのまま先輩と結ばれたのです。
えっ、初体験の感想はって?
本当にデリカシーのない方ですね。まぁ
痛さ半分、幸せ半分といったところです。…それ以上はコメントを差し控えさせていただきます!
こうして先輩に初めてを捧げてから、しばらくは身体だけの関係が続いていきました。相変わらずうちに来て料理を食べて映画を観て、そしてセックスをして解散する。これが付き合っているのか何なのか、あの頃の私は全く分かりませんでした。
ん?身体の関係を持ったから付き合ってると思ってた?
…先輩のことだからどうせそんな風に考えてるとは思ってました。でも女の子としてはちゃんと口に出して言って欲しかったんですよ!
私の目線での半セフレ関係が数回続いた日。もはや慣れた流れで先輩に押し倒された時のことです。エッチの時はいつも先輩にいじめられる私がこの時だけはっきりと考えを伝えました。
「エッチをするのなら、私とちゃんと付き合って欲しいです」
先輩は一瞬キョトンとした後、ややあって真面目な表情になって正座して私に告白を、愛の言葉を囁いてくれましたね。ふふん、文言はこの場では言わないでおいてあげます。ただ、まぁまぁ恥ずかしい言葉であったとは思いますよ。…嬉しかったですケド。
こうして私と先輩は晴れて正式に恋人関係になり、現在に至るというわけです。
我々の付き合い始めというとこんなところですが、満足いただけましたか?
…リクエストしておいて何故笑ってるんですか? 流れ星にお願いした甲斐があった? どういうことです?
私との仲を流れ星にお祈りしていたんですか?
なんかちょっと子供っぽい…先輩にもそんな可愛らしいところがあったんですね。
えっ、エッチしたい? 今から? ま、まだ昼ですよ!? ひゃぁん!
べ、別にいいですけど、何か誤魔化そうとしてませんか!?きゃぁぁ♡
も、もう、しょうがないですねぇ。…一回だけですよ、ね。


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02/11のツイートまとめ

amulai

RT @yotuba0111koeda: クローバーコバルト絶体絶命!ご要望が多かったコバルトの首絞め描きましたhttps://t.co/GMMaAqOC4N#変身ヒロイン #パンチラ #オリジナル漫画 #ヒロピン #クローバーローゼ #首絞め https://…
02-11 23:19

RT @kissaka: 船籍がそもそも外国籍、乗ってる人も外国人多数。日本では認可されずに"麻薬"とされている薬を、医療用に使っている人もいるわけで、それを日本で「調達してこい」ってのはかなり難題。超難題。薬事法は鬼厳しい。それでもなんとか頑張ってる人々が官民及び医療…
02-11 23:13

RT @unnohotaru: #自分が悪役になった時言ってみたい台詞 https://t.co/cSG5BAwZc7
02-11 22:01

RT @tekidanhei: つかテレアポ商法というのは無駄でバカなコトという自覚をまず持とうよ。 https://t.co/qf2EkIGlTl
02-11 22:01

RT @fukami_otoha: 巫女さんに憑依して思考汚染するやつ https://t.co/4cvTl1W5xR
02-11 22:00

損をしない為の計算は趣味や頭の体操としてやる分には別にいいんだけど、計算している時間に稼いだ方が良いケースが多い気がする。
02-11 21:57

RT @mizukisa: この時期、市民相談窓口で「何をやれば得なんですか」「私は絶対1円も損したくありません」という方とよく向き合うわけですが、そのたびに頭の中の竹井久(部長)が「たった一回の人生も論理と計算ずくで生きていくの?」と言いつつツモ牌を指で跳ね上げます。
02-11 21:56

RT @gyunyuburo: 聞いたことない新興漫画アプリ系とかWEB系の人がコミティアやコミケの会場で「仕事を依頼したいですが本を買う気はない(意訳)ので同人誌の奥付を写メらせてください」って言ってくる事例が増えてきててなんかモニョる
02-11 21:52

RT @miyahancom: TVのクイズ番組で、若い子がビートルズのメンバー名答えられなくて出演者みんなで指差して大笑いしてバカにしてるシーンを見て、「なるほどこういうのが老害にウケるのか〜」と大変勉強になる。たまにはTVも見るもんだね。
02-11 21:51

RT @totoyasu_tsp: 後半が公開されました〜後輩からの「告白」、その末に待つものは…?Twitterに載せられないむふふなイラストもありますー https://t.co/hLlpEv7mYj
02-11 21:43

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