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【投稿小説】とある温泉宿で起きたこと 前編
作 ととやす
挿絵 海渡ひょう https://skima.jp/profile?id=92480
1
「ふぅ〜やっと着いたな正樹!」
「いや・・・覚悟はしてたが遠すぎるだろ・・・」
呑気に笑う海斗に愚痴をこぼしながら、俺はここまで二人を運んでくれたオンボロの中古車から身を下ろす。貧乏学生の俺たちにとってはエンジンがなかなかかからないこんな車だって大切な相棒だ。
「ここまで俺たちを連れてきてくれてありがとう〜愛しのベーたん号よ〜」
「こないだまでべーくん号じゃなかったか?」
「そだっけ? 正樹が言うなら・・・そうなのかも?」
バイト代を貯め込んで買ったはずの自分の愛車のニックネームすら満足に覚えてない・・・いつも通りの海斗の雑さに思わず吹き出してしまう。
「しかし本当に遠かった・・・まさかお前の家から半日かかるとは・・・尻と腰が・・・」
「正樹は乗ってるだけだったじゃねぇかよ〜」
「はぁ!? 道順とかガソスタの位置とか、ちゃんとナビゲートしてやっただろうが!?」
何時間も車に乗っていたとは思えない程に騒々しく喋りながら、俺たちは後部座席に投げ込んであったカバンを取り出して旅館へと歩き出した。そこまできて、ふと俺は今日何のためにここまで来ることになったのかを思い返していた。友人になってからこっち、きっかけはいつもそう。海斗の急な思いつきだったのだ。
2
海斗>明日暇か?
海斗からメッセージが届いたのは昨夜のことだった。その時の俺はバイト明けで疲れ切った身体をなんとかやりくりしながら下宿までの帰路に着こうとしていたところ。ぶっちゃけ面倒で一瞬の逡巡があったことはこの際否定すまい。だが、こいつが急に思いついてメッセージを送ってくるということは・・・
正樹>行ける
直ぐに既読が付き、返事がやって来る。
海斗>やったぜ!まぁ無理って言っても勝手に車で乗り付けるつもりだったけどなw
やっぱりかよ。大学の入学式で知り合ってから早二年。こいつは一度やると決めたらテコでも変えない。海斗の中で「明日俺と何かする」ということは、思いついた時点で既に実行が確定事項なのだ。これで断ったりすると面倒なことになるから、俺もある時を境にこいつの言い出すことには敢えて流されるようにしている。ガキっぽいなとも思うけど、何かと出不精で篭りがちな俺を無理矢理引っ張り出してくれるという点で感謝する部分もある、というのが正直なところ。・・・無論面と向かって伝えたことなんてないが。
正樹>何するんだ?
海斗>車買ったからドライブの練習付き合って!!!
正樹>いいけど、目的地どうする?
既読は付けど、返事は来ない。海斗のやつ、何も考えてなかったな。顔も体格も良いくせに、こういう大雑把で能天気なところがあいつのモテない理由なんだろうな。
正樹>例えばだが温泉でも行くか?
深い理由なんてなかった。ただなんとなし、男同士ゆっくりと湯に浸かって語らうのも一興かと思った。ただそれだけだった。が、それは想定以上に海斗の琴線に触れたようで。
海斗>めっちゃいい!!!名案すぎ!!!
派手なスタンプとともに返事がやってくる。続けて地図アプリの位置情報が。
海斗>ここ行こ!
リンクを開いてびっくり。どう軽く見積もっても日帰りなんて無理な距離。都市部からも離れていて、まさに秘湯といった面持ちだ。こんなところ、いきなり初心者ドライバーで行けるものか?
そう懸念を呈したものの、やはり海斗はここにすると決めてしまったらしい。あらゆる角度から説得を試みたが、
「二人とも講義のない金曜に出発して一泊して帰ればいい」
「日曜日に休めばいけるいける!」
「運転は気合いで何とかする!」
「レビューとか少ない秘湯の方が面白そうじゃん!」
などと言って聞く耳を持たない。今回も海斗とのやり取りのいつものパターンに入ってしまったようだった。結局俺が折れて
正樹>分かった。行くよ、行けばいいんだろ!
海斗>楽しみ〜
「あのバカめ・・・」
なんて呟きながらも、未知の秘湯に海斗と乗り込んでいく高揚感があった。明日は朝イチで出発だから、と頭の中で準備すべきことを整理しながら、俺は下宿までの帰路を急いだのだった。
3
こうしてたどり着いた(ここに至るまでの道のりにも相当な数のトラブルや事件に巻き込まれたのだが、それは割愛する)温泉宿『ていえ荘』は、まさに秘湯と呼ぶに相応しい佇まいだった。山に囲まれた人里離れたロケーションに、歴史を感じさせる木造りの建物。聞こえてくるのは鳥に風、虫や水の音だけだった。
「おい、これは・・・」
「あぁ、当たりだな」
旅の疲れも吹き飛ぶ素晴らしい雰囲気だった!
「いらっしゃいませ・・・遠いところをわざわざ起こしいただきまして・・・どうぞこちらに・・・」
俺たちを出迎えてくれたのは、和服姿の女性。まだ30歳前後だろうか。田舎の温泉宿には似つかわしくないと言っては失礼かもしれないが、およそこの辺りの人とも思えないほどの美女だった。 「こちらの部屋でございます・・・」
「「・・・」」
ともに彼女いない歴=年齢な俺たち(二人とも男子校出身だからしょうがない!)は、ドギマギしながら女性に案内された部屋に通された。そこは年代を感じさせる落ち着いた雰囲気の和室だった。 「いい部屋ですね・・・」 俺は窓の向こうに映る美しい山々の姿に思わず声を漏らしていた。 「今日は、お客様以外いらっしゃりませんので・・・このお部屋は、当館では一番景色の良い部屋でございます・・・また、部屋付きの露天風呂も備えておりますので、よろしければ・・・」
恭しい仕草で指差した先を見やれば、部屋の隅に小さな扉が。曰く、その先に小さな脱衣スペースがあり、さらにその奥に大人二人程度が入れる露天風呂があるとのことだった。
「共用の大浴場も露天のお風呂です。お湯の質がそれぞれ違いますので、お気分に合わせてお試しください・・・」 そう言うと、その女性は部屋の入り口できちんと姿勢を正して座りなおすと、 「申し遅れました・・・私、本日お客様のお世話をさせていただく、当館の若女将でございます」 そう言って彼女は俺たちに深々と頭を下げた。 「こちらこそ、お世話になります」
「お、お世話になります! マジかよ・・・若女将・・・アテッ!」
余計なことを口走りそうな海斗に一発食らわせてやりながら、俺も正座して頭を下ろす。 彼女はそんな俺たちを見てニコリと微笑み、静かにふすまを閉めて部屋を後にした。
「正樹〜やってくれたなテメェ〜」
「お前なぁ・・・若女将に色目なんて使ってみろ、ややこしくなっちまうじゃねぇかよ」
「別にそんなつもりじゃねーし! ったくよぉ・・・さてと、食事前にさっそく温泉に入ろうぜ!」 俺たちは浴衣と着替えを持って大浴場に向かったのだった。
4 「はあ~~~・・・気持ちいいよなぁ! 正樹!!」 俺は、露天風呂でまわりの景色を見ながら湯船に浸かっていた。ふと、海斗に視線を移すと・・・彼は、何やら神妙な顔で俺を見つめていた。
「ありがとよ、ここまで付き合ってくれて・・・」
「何だよ急に」
「俺の思いつきにぶー垂れながらも何だかんだで乗っかって来てくれるのは正樹くらいだ。これでも、一応感謝してんだぜ?」
「・・・明日は槍でも降ってくるのか?」
「あ〜!!せっかくマジメに話してるのにバカにしやがって!テメェ〜!」
お湯を顔にかけてくる海斗はいつも通りの馬鹿面だ。だけど、さっきの表情は・・・。
(まだまだ俺もこいつのこと全部知ってるって訳じゃないんだな。当たり前だけど)
「うわはははは!!すげぇ料理!!」 部屋に戻ると、俺たちの部屋には夕食の準備がされていた。 「当館の料理長が腕によりをかけておりますから・・・きっとお気に召して頂けるかと」 「やべ〜早くいただこうぜ、正樹!」
「がっつくなよ、みっともない・・・なんかすみません」 「うふふ、さあ、召し上がってください・・・」 彼女は慣れた手つきでビール瓶の栓を抜くと、手を添えて持ち上げる。 「さぁ、どうぞ・・・」 「あっ、ありがとうございます!」 若女将は俺たちのグラスにビールを並々と注いでいく。俺も海斗もドキドキしながら乾杯し、その中身をグッと一息に飲み干す。
「まぁ!」
気品ある仕草で口を抑えた若女将。すぐに二杯目を注いでくる。それを即座に空にする海斗。
「お、おい海斗・・・」
「なんだぁ〜正樹?」
はぁ。溜息をついて俺も勢いをつけグラスを空ける。このペースだと、早々に二人とも潰れるのは確定だな。疲れも溜まっているし、明日の出発は予定より遅くなるかも。
なんてことを考えつつ、次々と運ばれてくる美味珍味に舌鼓を打ち、俺も海斗もバクバクとよく食べ、よく飲んだ。
・・・思えば、俺も海斗も旅の雰囲気に当てられておかしくなっていたのかもしれない。間をおかずにビールから日本酒、焼酎へ移行して酒を飲み続ける。普段よく行く学生向けの居酒屋とは比べ物にならない旨い酒に呑まれ、俺たちはあっという間に酔っていったのだ。
5 「フ~ッ・・・美味しかったなあ海斗?」 俺は、ほろ酔い気分で海斗に声をかけた。海斗は横でグーグーといびきを立てて寝入っている。しばらくは起きないだろう。俺はクラクラとした頭を抑えながら、後片付けをしていた若女将に 「本当に美味しかったです・・・ごちそうさま!」
酒のせいもあっていつもより高めのテンションで言った。 「そうですか・・・それは良かったです・・・」 彼女は食器を片付けながらそんな俺に微笑んだ。俺は酔覚ましに窓を開け、すっかり暗くなった窓の外の景色を眺めていた。夜風に当たっていると多少頭の揺れもマシになってきた気もする。そんな時、ふと先ほどの若女将の言葉がよぎった。 「ところでさっき、共同の露天とこの部屋のお湯は性質が違うっておっしゃられてましたけど、どう違うんですか?」
と尋ねてみた。本当に単なる好奇心だった。 「そうですねえ・・・」 彼女は小首をかしげると、
「このお部屋の温泉は、『願掛けの湯』と言われているんですよ」 そうクスクスと笑いながら言った。 「願掛けの湯?」 「ええ・・・この温泉のお湯に浸かりながら願ったことは叶うと、この辺りでは言い伝えられていますね」
「へえ~・・・」
想像よりも胡散臭い・・・もとい、科学的根拠に乏しい話だ。もっと足腰とか、そういうのかと。
「入られるなら、落ち着いてからにされた方がいいかと思いますよ・・・随分と嗜まれておりましたし・・・私が飲ませ過ぎてしまいましたかね?」
「いえいえ、そのような!俺も海斗も、楽しい時間でした!」
「うふふ、仲がよろしいんですね?」
「そう、ですかね・・・?」
言葉を返しながらも、俺はさっきの風呂での海斗の表情を思い返していた。俺の知る海斗は、バカで鈍感で能天気で・・・底抜けに明るくて。だから、あんなことを言って、あんな表情をするなんて、知らなかった。そりぁ、あいつだって人間だ。落ち込んだり、考え込むこともあるのは分かってるんだけど・・・知っているつもりの友人の、知らない表情を見ただけで俺はどうしてこうも心乱される? なんて、酔っ払いすぎか?
「・・・俺はあいつのこと、知ってるつもりになってるだけだったのかもしれません」
答えはなかった。面を上げると、俺がずっと黙っていたからか、眠ったと思ったのだろう、既に若女将は部屋を後にしていた。相変わらず横では海斗が寝息を荒くしている。時計を見ると、結構な時間が経っていたらしい。
「人の気も知らないで、呑気しやがって」
そう独りごち、立ち上がる。時間のおかげか、酒はかなり抜けたようだった。
「気分転換に一風呂浴びるか」
なんとなしにモヤッとしていた俺はそのまま部屋の隅にある小さな戸の前まで歩き、その中へと入っていった。
6
脱衣スペースで服を脱ぐ。といっても、先程共用の温泉に入るのに浴衣へ着替えていたので脱ぐのは一瞬だった。あっという間に俺は生まれたままの姿になって露天風呂への扉を開く。
開けるとひんやりとした空気が肌に触れていく。そこには本当に小さな・・・二人分の大きさと言っていたが男二人ではとても無理だろう。ささやかな木造の湯船に湯気立った温水が満たされている。足を上げて身を浸すと、ジャァァという豪快な音とともに湯が流れていく。仄かに香る木の匂いと温泉の香りが混ざり合い、なんとも言えない深い奥行きを作り出す。時折山間の方から吹き下りる風がひんやりと心地良い。
「あぁ〜〜・・・」
俺はおっさんそのものの声を出していた。いい湯は心と身体に染み渡るな。
「願掛け、ねぇ・・・」
人心地着き、ポツリと言葉が溢れる。何となく湯船に顔をつけてお湯の中で呟いてみる。
(あいつのこと・・・海斗のこと、知ってるつもりで知らないことがいっぱいあった・・・だから、もっと知りたい、色んな面・・・って!)
慌てて水面から顔を出す。
「何言ってんだ俺・・・重っ!キモい・・・よな・・・たかが二年前に知り合った大学の友達のこと、こんな・・・」
無茶をして酔いがまた回って来たのか、全身が湯船の湯を吸ってしまったように重くなってきた。まぶたがゆっくりと閉じていき、頭がかっくんと横に倒れる。
「それ、より、早くあいつ起こし・・・て・・・」
湯船から上がろうとするも、既に俺の身体は言うことを聞いてくれなくなっていた。
俺の意識は、沈んでゆく。
深く、深く・・・どこまでも、どこまでも。
だから、
「よかろう、その願い承った」
そんな声が聞こえていたのに、随分と先になるまで思い出すことなんてなかったのだ。
7
「・・・っ!」
目が覚めた。 同時に慌てて立ち上がった。お湯が全身を伝って滴り落ちていく。
あたしは激しく上下する胸をそっと抑える。思春期を迎えた頃から膨らみ始め、今や世間的には巨乳とまで言われる水準まで大きくなった脂肪の塊の下で、バクバクと心臓が波打っている。
「うわー、なんか夢見たなぁ」
完全に寝落ちしてしまっていた。このまま気づかずに眠りこけていたら、湯冷めして風邪を引いちゃったり、最悪の場合は・・・。
ふるふる!
うーん、縁起でもない!頭を振ると、数年がかりで伸ばした黒髪が顔や肩にへばり付く。
「あれ、あたし・・・髪まとめるのも忘れてたの!?」
右手に付けたヘアゴムを外し、サッと髪をまとめる。うーん、いくら何でもうっかりしすぎかも。足を上げて湯船から出る。夜風が火照った身体を冷やし、何とも心地良い。
「あ〜しまった、油断したなぁ」
ふと目線を下にやったところ視界に入る黒い茂み。最近はバイトなんかで色々バタついてて、Vラインのお手入れがちょっとご無沙汰になっていた。・・・今のうちにやっておこうかな。
部屋に置いてあるポーチに入れてあるはずだから、そう思って扉へ歩くと、ぶるんぶるんと胸が揺れる。
「・・・?」
そっとおっぱいを下から持ち上げ、手をどける。重量感ある乳が何度か揺れて元の位置に戻る。いつも通りの当たり前のことのはずなのに、何故だか妙に気恥ずかしい。おかしいなぁ。また大きくなった? んー、でもブラのサイズはここ最近変わってないはずなのに・・・。そんな風に考えながら、扉に備えられた窓に反射する自分の姿を眺める。
ぱりん・・・!
あたしの頭の中で、何かが砕けた。 違う。いや、そうだ。 あたしはあたしなんかじゃなくって・・・そう、『俺』だ。 俺だったはずだ。
「・・・え?」
俺って? あたしは『真咲』で・・・いや、発音は同じだけど似て非なる全くの別人だ。だけど、鏡面になったガラスの中に映るのは肉付きの良い全裸の美女だった。自分が本来映るはずの場所に、男の姿は存在しない。
俺は、俺は。
単刀直入に言うと、目が覚める女になっていたのだ。そう理解せざるを得なかった。何故だかは全く以て解らない。自分の脳の理解範囲を完全に越えた現象だ。寝ている間に一体俺の身体に何が起きたというんだ!
「あ、あ・・・」
反射的に俺は慌てて股の間を弄ったが、触り慣れたあの生暖かいモノは無く、代わりに溝が一筋刻まれていた。これは錯覚や虚像なんかじゃない。現実に今ここに立っている俺自身も女だという事になる。
反射する窓に映る一糸纏わぬ女性。呼吸に合わせて、たわわに実った乳房が揺れる。
これは・・・これは果たして本当に本当に俺なのか?
周りの風景は間違いなく、先程までゆったりと過ごしていた小さな湯船もそこにある。
しかし。この外見は。この美しい同年代の女性は。さっきまでの腐れ大学生だった俺とまるで違う。これが、俺・・・
「あ、あぁ・・・い、いやぁ」
そこで漸く俺の口から言葉が溢れ出した。
「いやぁぁぁぁぁっ!!」
それは甲高い、女の声による悲鳴に他ならなかった。

8
俺はまじまじと自分の姿を見つめた。紛れもなく美女、と言って差し支えないだろう。小さな顔に切れ長の黒い瞳。長い睫毛に濃いめの眉。 目元にある泣きぼくろが印象的だ。
・・・ここまできて、よくよく見ると元の、男の自分の面影が意外と残っていることに気がついた。目の形や泣きぼくろなんかは元々と似ている。しかし、印象を大きく変えるのは豊かな艶のある黒髪に桜色の頬、すうっと形の良い鼻。その下にはやや下唇のぽってりとした小さめの口。何よりその華奢な体型。肩幅は細くなり、身体の厚みがなくなって浮き出た鎖骨が何とも色っぽい。そしてそのラインを辿ってみると、そこには男には無いモノ・・・華奢な体格に似つかわしくない程大きく膨らんだ乳房があった。
ゴクリ
女性と一夜を共にした経験のない俺にとって、こんな間近で拝むおっばいは初めてだった。ましてや、触れるなんて・・・。
俺は男の頃から幾分も小さくなった手を、大きく膨らんだ両の乳房にそっと当てがった。
「・・・んっ!」
思わず声が漏れて赤面する。柔らかい。そして温かい。女性の胸ってこんなに優しいものだったのか。
「んんっ、あっ、はぁっ、やぁん・・・」
手のひらを伝って心臓がドクンドクンと脈打っているのを感じる。そのまま俺は乳房をじっくりと、ねっとりと五本の指を使って弄っていく。ビクッと五体に奇妙な感覚が走った。男の身体では決して味わうことの無かった、痺れるようなくすぐったいような甘いような不思議な感覚。 何度も、何度も乳房に指を押し付け、円を描く。
「あぁ、あっ、き、気持ちいい・・・」
俺は自らの乳房を揉み上げながら、頬を上気させていく。指を回す度に丸い乳はその形を変えていく。その膨らみの先に付いた桜色の乳首は次第に仰け反る様に上を向いていき、固くなっていった。
「やぁん、あんっ・・・っん!」
左手の指先でビンビンに勃ち上がった乳首を転がしながら、右手の指を下腹部のくびれに手を滑らせる。鬱蒼とした柔らかな陰毛に覆われた恥部に指で触れると、いつの間にかそこはしっとりと濡れていた。
「だ、だめぇ・・・興奮しちゃってるぅ・・・自分にぃ」
息を上ずらせながら、無意識で左手を乳房に、右手を恥部にあてがっていた。側から見るとその姿は自分を慰める淫らな女そのものだったろう。
ややあって右手の中指を、黒い茂みの中に滑らせ、赤く染まった女性自身に忍ばせる。
「あぁっ、あっ、やっ、やっ、やらぁ! 俺、女の子のオナニー、しちゃって、るぅ!?」
中指の腹で恥部を押し、撫でる。それを繰り返すたび、
クチュッ、クチュッ、クチュッ・・・
淫靡な液体の音が響いていく。その音にリズムを合わせて右手が乳房を揉んでいく。胸と股座を中心に熱く切ない感覚が広がっていき・・・ふいに頭に海斗の顔が浮かんだ。その瞬間
「あっ、あっ、あぁっ、あんっ、やっ、やだぁっ!指、とまんない・・・よぉっ!?」
何かがもの凄い勢いで全身を駆け、指遣いが速くなっていく。
「やっ、やっ、いやっ、いやぁっ!?」
リズムは止まることなくどんどん早くなり、俺の身体中に快感の連鎖反応を起こしていく。海斗の顔を思い出すだけで、ゾクゾクと快楽が膨れ上がり身体の敏感な部分を震わせる。
(気持ち良い・・・男のときより、ずっと)
「海斗・・・海斗っ!海斗ぉ!」
止まらない。手を動かすのが。 快感が。凄い。手の動きはどんどん速くなる。
クチュクチュクチュクチュクチュ・・・
俺はいつの間にか汗で垂れた前髪を頭を振って掻きあげ、汗とお湯とでぐっしょり濡れた肢体の全てを欲望に委ねている。髪を止めたバンドがどこかへ行ってしまったのなんて知らない。下腹部の中心で見えない何かが跳ね上がり、抜き差しする指を女陰のヒダが絡めとる。
「いやッ!」
ビクンと身体に電流が駆け巡る。
(イく・・・イく・・・イっちゃう・・・)
火照りが頂点に達し、俺は全てを解き放った。
「あっ、あっ、あんッ!あぁぁっ!いやぁぁぁぁッ!!イくっイくっイくっ、イっちゃぅぅぅぅぅ〜〜!?!?」
9
女の快楽ってすごい。 軽くシャワーで身を清めて再び露天風呂に浸かりながら、俺はそう思い返していた。
女性のそれは男がするようなそれとは全く別次元のものだったのだ。 俺はその事実を身を持って知ることになってしまった。絶頂時にはすべてを包み込まれるような・・・そんな気持ちよさだった。 喩えるならば広い広い海に抱かれるような。海、海・・・
(なんで俺は女のオナニーしながら海斗のことを・・・まるで俺・・・)
顔が真っ赤になっているのが自分でもよく分かった。女の子の身体になったから? それとも・・・?
ザブンと波を立てて立ち上がり、肉付きのいい女の身体を見つめる。
「あいつは女になった俺のこと、分かってくれるのかな」
そう俯きながら呟いた時のことだった。不意に脇の下からニョキッと二本の腕が現れ、そのまま俺の乳房を掴んで揉み始めたのだ。
「キャァァァ〜!!」
思わず女の子そのものの悲鳴を上げてしまう俺。気がつくと背後に気配を感じる。振り返ったその先にいたのは・・・海斗だった。
「おいおいおい〜寝落ちしてたからって一人で随分と楽しんでたみたいじゃん?」
「か、海斗・・・!」
「俺も混ぜてくれよ。付き合ってんだからいいだろ、『真咲』?」
10
海斗の一言に頭がクラっとした感覚に襲われた。俺は『正樹』のはずであって『真咲』なんて名前じゃ・・・。女の子なんかじゃ。そう思っていたのに。
(なんだこれは・・・こんなの知らない/知ってる!?)
男の俺と女の俺は同一人物であり、別人でもある・・・矛盾しながらも奇妙に整合性のある記憶が一気に頭の中に溢れてくる。
〜〜〜
大学の入学式。俺は海斗と隣の席で、喋ってみると同じ学科って分かって。そこから顔を合わせるたびに話すようになって。雑だけど行動力だけは一端のあいつに振り回される内に・・・俺(あたし)はだんだんあいつに惹かれていった。女子校出身で同年代の男の子と話なんてしたことなかったのに、海斗とだけは別だった。
(違う・・・違う・・・)
あいつの方も男子校出身だからか中々互いに進展しないまま時間だけが過ぎて。互いを一歩近いところに置いた関係になるまでに一年もかかってしまった。それもきっかけは酔った勢いで。試験明けで深酒が過ぎたあたしは海斗に支えられて夜道を歩いていた。ふらふらと足元もおぼつかないまま、一先ずあたしの下宿に向かういつものコース。
「真咲・・・飲み過ぎだって。・・・そんな無防備だと勘違いしちまうだろ!」
あたしはようやく試験から解放された安心感と海斗との進まない関係に焦ったためか、今にして思うとかなり大胆に事を進めた。足を止めて海斗の逞しい胸板に身体を預け、上目遣いで
「・・・して、くれないの?」
(違う・・・俺とあいつは単なる親友で・・・)
次の瞬間にはあたしの唇は海斗に塞がれていた。
「んん!?んっ、んぁっ・・・」
「真咲ッ!真咲ィッ!」
お互いにファーストキスのはずなのに舌を絡め合い、体液を混じらせる。あたしの全身は悦びと興奮に打ちひしがれ・・・自分でもはっきり分かるくらいにグチョグチョに濡れていた。切なげに太ももを擦り寄せるあたしの様子に気づいたのか、海斗は耳元で
「もう、我慢しねぇからな」
と呟いた。思わず唾を飲み込んだ後、あたしはこくりと頷いた。そのまま無言で歩を進め、下宿まで辿り着いたあたしたちは、部屋に入るや生まれたままの姿になって抱き合った。女の子としては長身のあたしも、大柄な海斗にすっぽりと包まれて・・・そしてその夜、あたしたちは彼氏彼女になったのだ。
後編に続く
挿絵 海渡ひょう https://skima.jp/profile?id=92480
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「ふぅ〜やっと着いたな正樹!」
「いや・・・覚悟はしてたが遠すぎるだろ・・・」
呑気に笑う海斗に愚痴をこぼしながら、俺はここまで二人を運んでくれたオンボロの中古車から身を下ろす。貧乏学生の俺たちにとってはエンジンがなかなかかからないこんな車だって大切な相棒だ。
「ここまで俺たちを連れてきてくれてありがとう〜愛しのベーたん号よ〜」
「こないだまでべーくん号じゃなかったか?」
「そだっけ? 正樹が言うなら・・・そうなのかも?」
バイト代を貯め込んで買ったはずの自分の愛車のニックネームすら満足に覚えてない・・・いつも通りの海斗の雑さに思わず吹き出してしまう。
「しかし本当に遠かった・・・まさかお前の家から半日かかるとは・・・尻と腰が・・・」
「正樹は乗ってるだけだったじゃねぇかよ〜」
「はぁ!? 道順とかガソスタの位置とか、ちゃんとナビゲートしてやっただろうが!?」
何時間も車に乗っていたとは思えない程に騒々しく喋りながら、俺たちは後部座席に投げ込んであったカバンを取り出して旅館へと歩き出した。そこまできて、ふと俺は今日何のためにここまで来ることになったのかを思い返していた。友人になってからこっち、きっかけはいつもそう。海斗の急な思いつきだったのだ。
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海斗>明日暇か?
海斗からメッセージが届いたのは昨夜のことだった。その時の俺はバイト明けで疲れ切った身体をなんとかやりくりしながら下宿までの帰路に着こうとしていたところ。ぶっちゃけ面倒で一瞬の逡巡があったことはこの際否定すまい。だが、こいつが急に思いついてメッセージを送ってくるということは・・・
正樹>行ける
直ぐに既読が付き、返事がやって来る。
海斗>やったぜ!まぁ無理って言っても勝手に車で乗り付けるつもりだったけどなw
やっぱりかよ。大学の入学式で知り合ってから早二年。こいつは一度やると決めたらテコでも変えない。海斗の中で「明日俺と何かする」ということは、思いついた時点で既に実行が確定事項なのだ。これで断ったりすると面倒なことになるから、俺もある時を境にこいつの言い出すことには敢えて流されるようにしている。ガキっぽいなとも思うけど、何かと出不精で篭りがちな俺を無理矢理引っ張り出してくれるという点で感謝する部分もある、というのが正直なところ。・・・無論面と向かって伝えたことなんてないが。
正樹>何するんだ?
海斗>車買ったからドライブの練習付き合って!!!
正樹>いいけど、目的地どうする?
既読は付けど、返事は来ない。海斗のやつ、何も考えてなかったな。顔も体格も良いくせに、こういう大雑把で能天気なところがあいつのモテない理由なんだろうな。
正樹>例えばだが温泉でも行くか?
深い理由なんてなかった。ただなんとなし、男同士ゆっくりと湯に浸かって語らうのも一興かと思った。ただそれだけだった。が、それは想定以上に海斗の琴線に触れたようで。
海斗>めっちゃいい!!!名案すぎ!!!
派手なスタンプとともに返事がやってくる。続けて地図アプリの位置情報が。
海斗>ここ行こ!
リンクを開いてびっくり。どう軽く見積もっても日帰りなんて無理な距離。都市部からも離れていて、まさに秘湯といった面持ちだ。こんなところ、いきなり初心者ドライバーで行けるものか?
そう懸念を呈したものの、やはり海斗はここにすると決めてしまったらしい。あらゆる角度から説得を試みたが、
「二人とも講義のない金曜に出発して一泊して帰ればいい」
「日曜日に休めばいけるいける!」
「運転は気合いで何とかする!」
「レビューとか少ない秘湯の方が面白そうじゃん!」
などと言って聞く耳を持たない。今回も海斗とのやり取りのいつものパターンに入ってしまったようだった。結局俺が折れて
正樹>分かった。行くよ、行けばいいんだろ!
海斗>楽しみ〜
「あのバカめ・・・」
なんて呟きながらも、未知の秘湯に海斗と乗り込んでいく高揚感があった。明日は朝イチで出発だから、と頭の中で準備すべきことを整理しながら、俺は下宿までの帰路を急いだのだった。
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こうしてたどり着いた(ここに至るまでの道のりにも相当な数のトラブルや事件に巻き込まれたのだが、それは割愛する)温泉宿『ていえ荘』は、まさに秘湯と呼ぶに相応しい佇まいだった。山に囲まれた人里離れたロケーションに、歴史を感じさせる木造りの建物。聞こえてくるのは鳥に風、虫や水の音だけだった。
「おい、これは・・・」
「あぁ、当たりだな」
旅の疲れも吹き飛ぶ素晴らしい雰囲気だった!
「いらっしゃいませ・・・遠いところをわざわざ起こしいただきまして・・・どうぞこちらに・・・」
俺たちを出迎えてくれたのは、和服姿の女性。まだ30歳前後だろうか。田舎の温泉宿には似つかわしくないと言っては失礼かもしれないが、およそこの辺りの人とも思えないほどの美女だった。 「こちらの部屋でございます・・・」
「「・・・」」
ともに彼女いない歴=年齢な俺たち(二人とも男子校出身だからしょうがない!)は、ドギマギしながら女性に案内された部屋に通された。そこは年代を感じさせる落ち着いた雰囲気の和室だった。 「いい部屋ですね・・・」 俺は窓の向こうに映る美しい山々の姿に思わず声を漏らしていた。 「今日は、お客様以外いらっしゃりませんので・・・このお部屋は、当館では一番景色の良い部屋でございます・・・また、部屋付きの露天風呂も備えておりますので、よろしければ・・・」
恭しい仕草で指差した先を見やれば、部屋の隅に小さな扉が。曰く、その先に小さな脱衣スペースがあり、さらにその奥に大人二人程度が入れる露天風呂があるとのことだった。
「共用の大浴場も露天のお風呂です。お湯の質がそれぞれ違いますので、お気分に合わせてお試しください・・・」 そう言うと、その女性は部屋の入り口できちんと姿勢を正して座りなおすと、 「申し遅れました・・・私、本日お客様のお世話をさせていただく、当館の若女将でございます」 そう言って彼女は俺たちに深々と頭を下げた。 「こちらこそ、お世話になります」
「お、お世話になります! マジかよ・・・若女将・・・アテッ!」
余計なことを口走りそうな海斗に一発食らわせてやりながら、俺も正座して頭を下ろす。 彼女はそんな俺たちを見てニコリと微笑み、静かにふすまを閉めて部屋を後にした。
「正樹〜やってくれたなテメェ〜」
「お前なぁ・・・若女将に色目なんて使ってみろ、ややこしくなっちまうじゃねぇかよ」
「別にそんなつもりじゃねーし! ったくよぉ・・・さてと、食事前にさっそく温泉に入ろうぜ!」 俺たちは浴衣と着替えを持って大浴場に向かったのだった。
4 「はあ~~~・・・気持ちいいよなぁ! 正樹!!」 俺は、露天風呂でまわりの景色を見ながら湯船に浸かっていた。ふと、海斗に視線を移すと・・・彼は、何やら神妙な顔で俺を見つめていた。
「ありがとよ、ここまで付き合ってくれて・・・」
「何だよ急に」
「俺の思いつきにぶー垂れながらも何だかんだで乗っかって来てくれるのは正樹くらいだ。これでも、一応感謝してんだぜ?」
「・・・明日は槍でも降ってくるのか?」
「あ〜!!せっかくマジメに話してるのにバカにしやがって!テメェ〜!」
お湯を顔にかけてくる海斗はいつも通りの馬鹿面だ。だけど、さっきの表情は・・・。
(まだまだ俺もこいつのこと全部知ってるって訳じゃないんだな。当たり前だけど)
「うわはははは!!すげぇ料理!!」 部屋に戻ると、俺たちの部屋には夕食の準備がされていた。 「当館の料理長が腕によりをかけておりますから・・・きっとお気に召して頂けるかと」 「やべ〜早くいただこうぜ、正樹!」
「がっつくなよ、みっともない・・・なんかすみません」 「うふふ、さあ、召し上がってください・・・」 彼女は慣れた手つきでビール瓶の栓を抜くと、手を添えて持ち上げる。 「さぁ、どうぞ・・・」 「あっ、ありがとうございます!」 若女将は俺たちのグラスにビールを並々と注いでいく。俺も海斗もドキドキしながら乾杯し、その中身をグッと一息に飲み干す。
「まぁ!」
気品ある仕草で口を抑えた若女将。すぐに二杯目を注いでくる。それを即座に空にする海斗。
「お、おい海斗・・・」
「なんだぁ〜正樹?」
はぁ。溜息をついて俺も勢いをつけグラスを空ける。このペースだと、早々に二人とも潰れるのは確定だな。疲れも溜まっているし、明日の出発は予定より遅くなるかも。
なんてことを考えつつ、次々と運ばれてくる美味珍味に舌鼓を打ち、俺も海斗もバクバクとよく食べ、よく飲んだ。
・・・思えば、俺も海斗も旅の雰囲気に当てられておかしくなっていたのかもしれない。間をおかずにビールから日本酒、焼酎へ移行して酒を飲み続ける。普段よく行く学生向けの居酒屋とは比べ物にならない旨い酒に呑まれ、俺たちはあっという間に酔っていったのだ。
5 「フ~ッ・・・美味しかったなあ海斗?」 俺は、ほろ酔い気分で海斗に声をかけた。海斗は横でグーグーといびきを立てて寝入っている。しばらくは起きないだろう。俺はクラクラとした頭を抑えながら、後片付けをしていた若女将に 「本当に美味しかったです・・・ごちそうさま!」
酒のせいもあっていつもより高めのテンションで言った。 「そうですか・・・それは良かったです・・・」 彼女は食器を片付けながらそんな俺に微笑んだ。俺は酔覚ましに窓を開け、すっかり暗くなった窓の外の景色を眺めていた。夜風に当たっていると多少頭の揺れもマシになってきた気もする。そんな時、ふと先ほどの若女将の言葉がよぎった。 「ところでさっき、共同の露天とこの部屋のお湯は性質が違うっておっしゃられてましたけど、どう違うんですか?」
と尋ねてみた。本当に単なる好奇心だった。 「そうですねえ・・・」 彼女は小首をかしげると、
「このお部屋の温泉は、『願掛けの湯』と言われているんですよ」 そうクスクスと笑いながら言った。 「願掛けの湯?」 「ええ・・・この温泉のお湯に浸かりながら願ったことは叶うと、この辺りでは言い伝えられていますね」
「へえ~・・・」
想像よりも胡散臭い・・・もとい、科学的根拠に乏しい話だ。もっと足腰とか、そういうのかと。
「入られるなら、落ち着いてからにされた方がいいかと思いますよ・・・随分と嗜まれておりましたし・・・私が飲ませ過ぎてしまいましたかね?」
「いえいえ、そのような!俺も海斗も、楽しい時間でした!」
「うふふ、仲がよろしいんですね?」
「そう、ですかね・・・?」
言葉を返しながらも、俺はさっきの風呂での海斗の表情を思い返していた。俺の知る海斗は、バカで鈍感で能天気で・・・底抜けに明るくて。だから、あんなことを言って、あんな表情をするなんて、知らなかった。そりぁ、あいつだって人間だ。落ち込んだり、考え込むこともあるのは分かってるんだけど・・・知っているつもりの友人の、知らない表情を見ただけで俺はどうしてこうも心乱される? なんて、酔っ払いすぎか?
「・・・俺はあいつのこと、知ってるつもりになってるだけだったのかもしれません」
答えはなかった。面を上げると、俺がずっと黙っていたからか、眠ったと思ったのだろう、既に若女将は部屋を後にしていた。相変わらず横では海斗が寝息を荒くしている。時計を見ると、結構な時間が経っていたらしい。
「人の気も知らないで、呑気しやがって」
そう独りごち、立ち上がる。時間のおかげか、酒はかなり抜けたようだった。
「気分転換に一風呂浴びるか」
なんとなしにモヤッとしていた俺はそのまま部屋の隅にある小さな戸の前まで歩き、その中へと入っていった。
6
脱衣スペースで服を脱ぐ。といっても、先程共用の温泉に入るのに浴衣へ着替えていたので脱ぐのは一瞬だった。あっという間に俺は生まれたままの姿になって露天風呂への扉を開く。
開けるとひんやりとした空気が肌に触れていく。そこには本当に小さな・・・二人分の大きさと言っていたが男二人ではとても無理だろう。ささやかな木造の湯船に湯気立った温水が満たされている。足を上げて身を浸すと、ジャァァという豪快な音とともに湯が流れていく。仄かに香る木の匂いと温泉の香りが混ざり合い、なんとも言えない深い奥行きを作り出す。時折山間の方から吹き下りる風がひんやりと心地良い。
「あぁ〜〜・・・」
俺はおっさんそのものの声を出していた。いい湯は心と身体に染み渡るな。
「願掛け、ねぇ・・・」
人心地着き、ポツリと言葉が溢れる。何となく湯船に顔をつけてお湯の中で呟いてみる。
(あいつのこと・・・海斗のこと、知ってるつもりで知らないことがいっぱいあった・・・だから、もっと知りたい、色んな面・・・って!)
慌てて水面から顔を出す。
「何言ってんだ俺・・・重っ!キモい・・・よな・・・たかが二年前に知り合った大学の友達のこと、こんな・・・」
無茶をして酔いがまた回って来たのか、全身が湯船の湯を吸ってしまったように重くなってきた。まぶたがゆっくりと閉じていき、頭がかっくんと横に倒れる。
「それ、より、早くあいつ起こし・・・て・・・」
湯船から上がろうとするも、既に俺の身体は言うことを聞いてくれなくなっていた。
俺の意識は、沈んでゆく。
深く、深く・・・どこまでも、どこまでも。
だから、
「よかろう、その願い承った」
そんな声が聞こえていたのに、随分と先になるまで思い出すことなんてなかったのだ。
7
「・・・っ!」
目が覚めた。 同時に慌てて立ち上がった。お湯が全身を伝って滴り落ちていく。
あたしは激しく上下する胸をそっと抑える。思春期を迎えた頃から膨らみ始め、今や世間的には巨乳とまで言われる水準まで大きくなった脂肪の塊の下で、バクバクと心臓が波打っている。
「うわー、なんか夢見たなぁ」
完全に寝落ちしてしまっていた。このまま気づかずに眠りこけていたら、湯冷めして風邪を引いちゃったり、最悪の場合は・・・。
ふるふる!
うーん、縁起でもない!頭を振ると、数年がかりで伸ばした黒髪が顔や肩にへばり付く。
「あれ、あたし・・・髪まとめるのも忘れてたの!?」
右手に付けたヘアゴムを外し、サッと髪をまとめる。うーん、いくら何でもうっかりしすぎかも。足を上げて湯船から出る。夜風が火照った身体を冷やし、何とも心地良い。
「あ〜しまった、油断したなぁ」
ふと目線を下にやったところ視界に入る黒い茂み。最近はバイトなんかで色々バタついてて、Vラインのお手入れがちょっとご無沙汰になっていた。・・・今のうちにやっておこうかな。
部屋に置いてあるポーチに入れてあるはずだから、そう思って扉へ歩くと、ぶるんぶるんと胸が揺れる。
「・・・?」
そっとおっぱいを下から持ち上げ、手をどける。重量感ある乳が何度か揺れて元の位置に戻る。いつも通りの当たり前のことのはずなのに、何故だか妙に気恥ずかしい。おかしいなぁ。また大きくなった? んー、でもブラのサイズはここ最近変わってないはずなのに・・・。そんな風に考えながら、扉に備えられた窓に反射する自分の姿を眺める。
ぱりん・・・!
あたしの頭の中で、何かが砕けた。 違う。いや、そうだ。 あたしはあたしなんかじゃなくって・・・そう、『俺』だ。 俺だったはずだ。
「・・・え?」
俺って? あたしは『真咲』で・・・いや、発音は同じだけど似て非なる全くの別人だ。だけど、鏡面になったガラスの中に映るのは肉付きの良い全裸の美女だった。自分が本来映るはずの場所に、男の姿は存在しない。
俺は、俺は。
単刀直入に言うと、目が覚める女になっていたのだ。そう理解せざるを得なかった。何故だかは全く以て解らない。自分の脳の理解範囲を完全に越えた現象だ。寝ている間に一体俺の身体に何が起きたというんだ!
「あ、あ・・・」
反射的に俺は慌てて股の間を弄ったが、触り慣れたあの生暖かいモノは無く、代わりに溝が一筋刻まれていた。これは錯覚や虚像なんかじゃない。現実に今ここに立っている俺自身も女だという事になる。
反射する窓に映る一糸纏わぬ女性。呼吸に合わせて、たわわに実った乳房が揺れる。
これは・・・これは果たして本当に本当に俺なのか?
周りの風景は間違いなく、先程までゆったりと過ごしていた小さな湯船もそこにある。
しかし。この外見は。この美しい同年代の女性は。さっきまでの腐れ大学生だった俺とまるで違う。これが、俺・・・
「あ、あぁ・・・い、いやぁ」
そこで漸く俺の口から言葉が溢れ出した。
「いやぁぁぁぁぁっ!!」
それは甲高い、女の声による悲鳴に他ならなかった。

8
俺はまじまじと自分の姿を見つめた。紛れもなく美女、と言って差し支えないだろう。小さな顔に切れ長の黒い瞳。長い睫毛に濃いめの眉。 目元にある泣きぼくろが印象的だ。
・・・ここまできて、よくよく見ると元の、男の自分の面影が意外と残っていることに気がついた。目の形や泣きぼくろなんかは元々と似ている。しかし、印象を大きく変えるのは豊かな艶のある黒髪に桜色の頬、すうっと形の良い鼻。その下にはやや下唇のぽってりとした小さめの口。何よりその華奢な体型。肩幅は細くなり、身体の厚みがなくなって浮き出た鎖骨が何とも色っぽい。そしてそのラインを辿ってみると、そこには男には無いモノ・・・華奢な体格に似つかわしくない程大きく膨らんだ乳房があった。
ゴクリ
女性と一夜を共にした経験のない俺にとって、こんな間近で拝むおっばいは初めてだった。ましてや、触れるなんて・・・。
俺は男の頃から幾分も小さくなった手を、大きく膨らんだ両の乳房にそっと当てがった。
「・・・んっ!」
思わず声が漏れて赤面する。柔らかい。そして温かい。女性の胸ってこんなに優しいものだったのか。
「んんっ、あっ、はぁっ、やぁん・・・」
手のひらを伝って心臓がドクンドクンと脈打っているのを感じる。そのまま俺は乳房をじっくりと、ねっとりと五本の指を使って弄っていく。ビクッと五体に奇妙な感覚が走った。男の身体では決して味わうことの無かった、痺れるようなくすぐったいような甘いような不思議な感覚。 何度も、何度も乳房に指を押し付け、円を描く。
「あぁ、あっ、き、気持ちいい・・・」
俺は自らの乳房を揉み上げながら、頬を上気させていく。指を回す度に丸い乳はその形を変えていく。その膨らみの先に付いた桜色の乳首は次第に仰け反る様に上を向いていき、固くなっていった。
「やぁん、あんっ・・・っん!」
左手の指先でビンビンに勃ち上がった乳首を転がしながら、右手の指を下腹部のくびれに手を滑らせる。鬱蒼とした柔らかな陰毛に覆われた恥部に指で触れると、いつの間にかそこはしっとりと濡れていた。
「だ、だめぇ・・・興奮しちゃってるぅ・・・自分にぃ」
息を上ずらせながら、無意識で左手を乳房に、右手を恥部にあてがっていた。側から見るとその姿は自分を慰める淫らな女そのものだったろう。
ややあって右手の中指を、黒い茂みの中に滑らせ、赤く染まった女性自身に忍ばせる。
「あぁっ、あっ、やっ、やっ、やらぁ! 俺、女の子のオナニー、しちゃって、るぅ!?」
中指の腹で恥部を押し、撫でる。それを繰り返すたび、
クチュッ、クチュッ、クチュッ・・・
淫靡な液体の音が響いていく。その音にリズムを合わせて右手が乳房を揉んでいく。胸と股座を中心に熱く切ない感覚が広がっていき・・・ふいに頭に海斗の顔が浮かんだ。その瞬間
「あっ、あっ、あぁっ、あんっ、やっ、やだぁっ!指、とまんない・・・よぉっ!?」
何かがもの凄い勢いで全身を駆け、指遣いが速くなっていく。
「やっ、やっ、いやっ、いやぁっ!?」
リズムは止まることなくどんどん早くなり、俺の身体中に快感の連鎖反応を起こしていく。海斗の顔を思い出すだけで、ゾクゾクと快楽が膨れ上がり身体の敏感な部分を震わせる。
(気持ち良い・・・男のときより、ずっと)
「海斗・・・海斗っ!海斗ぉ!」
止まらない。手を動かすのが。 快感が。凄い。手の動きはどんどん速くなる。
クチュクチュクチュクチュクチュ・・・
俺はいつの間にか汗で垂れた前髪を頭を振って掻きあげ、汗とお湯とでぐっしょり濡れた肢体の全てを欲望に委ねている。髪を止めたバンドがどこかへ行ってしまったのなんて知らない。下腹部の中心で見えない何かが跳ね上がり、抜き差しする指を女陰のヒダが絡めとる。
「いやッ!」
ビクンと身体に電流が駆け巡る。
(イく・・・イく・・・イっちゃう・・・)
火照りが頂点に達し、俺は全てを解き放った。
「あっ、あっ、あんッ!あぁぁっ!いやぁぁぁぁッ!!イくっイくっイくっ、イっちゃぅぅぅぅぅ〜〜!?!?」
9
女の快楽ってすごい。 軽くシャワーで身を清めて再び露天風呂に浸かりながら、俺はそう思い返していた。
女性のそれは男がするようなそれとは全く別次元のものだったのだ。 俺はその事実を身を持って知ることになってしまった。絶頂時にはすべてを包み込まれるような・・・そんな気持ちよさだった。 喩えるならば広い広い海に抱かれるような。海、海・・・
(なんで俺は女のオナニーしながら海斗のことを・・・まるで俺・・・)
顔が真っ赤になっているのが自分でもよく分かった。女の子の身体になったから? それとも・・・?
ザブンと波を立てて立ち上がり、肉付きのいい女の身体を見つめる。
「あいつは女になった俺のこと、分かってくれるのかな」
そう俯きながら呟いた時のことだった。不意に脇の下からニョキッと二本の腕が現れ、そのまま俺の乳房を掴んで揉み始めたのだ。
「キャァァァ〜!!」
思わず女の子そのものの悲鳴を上げてしまう俺。気がつくと背後に気配を感じる。振り返ったその先にいたのは・・・海斗だった。
「おいおいおい〜寝落ちしてたからって一人で随分と楽しんでたみたいじゃん?」
「か、海斗・・・!」
「俺も混ぜてくれよ。付き合ってんだからいいだろ、『真咲』?」
10
海斗の一言に頭がクラっとした感覚に襲われた。俺は『正樹』のはずであって『真咲』なんて名前じゃ・・・。女の子なんかじゃ。そう思っていたのに。
(なんだこれは・・・こんなの知らない/知ってる!?)
男の俺と女の俺は同一人物であり、別人でもある・・・矛盾しながらも奇妙に整合性のある記憶が一気に頭の中に溢れてくる。
〜〜〜
大学の入学式。俺は海斗と隣の席で、喋ってみると同じ学科って分かって。そこから顔を合わせるたびに話すようになって。雑だけど行動力だけは一端のあいつに振り回される内に・・・俺(あたし)はだんだんあいつに惹かれていった。女子校出身で同年代の男の子と話なんてしたことなかったのに、海斗とだけは別だった。
(違う・・・違う・・・)
あいつの方も男子校出身だからか中々互いに進展しないまま時間だけが過ぎて。互いを一歩近いところに置いた関係になるまでに一年もかかってしまった。それもきっかけは酔った勢いで。試験明けで深酒が過ぎたあたしは海斗に支えられて夜道を歩いていた。ふらふらと足元もおぼつかないまま、一先ずあたしの下宿に向かういつものコース。
「真咲・・・飲み過ぎだって。・・・そんな無防備だと勘違いしちまうだろ!」
あたしはようやく試験から解放された安心感と海斗との進まない関係に焦ったためか、今にして思うとかなり大胆に事を進めた。足を止めて海斗の逞しい胸板に身体を預け、上目遣いで
「・・・して、くれないの?」
(違う・・・俺とあいつは単なる親友で・・・)
次の瞬間にはあたしの唇は海斗に塞がれていた。
「んん!?んっ、んぁっ・・・」
「真咲ッ!真咲ィッ!」
お互いにファーストキスのはずなのに舌を絡め合い、体液を混じらせる。あたしの全身は悦びと興奮に打ちひしがれ・・・自分でもはっきり分かるくらいにグチョグチョに濡れていた。切なげに太ももを擦り寄せるあたしの様子に気づいたのか、海斗は耳元で
「もう、我慢しねぇからな」
と呟いた。思わず唾を飲み込んだ後、あたしはこくりと頷いた。そのまま無言で歩を進め、下宿まで辿り着いたあたしたちは、部屋に入るや生まれたままの姿になって抱き合った。女の子としては長身のあたしも、大柄な海斗にすっぽりと包まれて・・・そしてその夜、あたしたちは彼氏彼女になったのだ。
後編に続く
TS魔法少女なんてうれしくない! ※レビュー追加
2021Q4おかし製作所FANZA販売数77位
TS魔法少女なんてうれしくない! FANZA版
TS魔法少女なんてうれしくない! DLsite版
つくもさんからレビュー頂きました!
「魔法少女物です。
主人公が学校から帰宅途中、化け物に襲われそうになると突然魔法少女になり、戸惑っているうちに犯されます。
されることされたら化け物を倒し、近くの男子トイレで中出しされた精液を出すために指を突っ込んでいたら、だんだん気持ちよくなり、自慰行為となり、果てるとともに気を失います。目が覚めたら元の男に戻っているストーリーです。
作品としてはあっさりしていますが、2部構成になっているため、読んでいて話に満足感があります。
個人的には前半の王道的な化け物犯されパートより、後半の自慰パートがオススメです。
絵柄のクオリティはそこまで高くはないですが、実用性はあります。」

TS魔法少女なんてうれしくない! FANZA版
TS魔法少女なんてうれしくない! DLsite版
つくもさんからレビュー頂きました!
「魔法少女物です。
主人公が学校から帰宅途中、化け物に襲われそうになると突然魔法少女になり、戸惑っているうちに犯されます。
されることされたら化け物を倒し、近くの男子トイレで中出しされた精液を出すために指を突っ込んでいたら、だんだん気持ちよくなり、自慰行為となり、果てるとともに気を失います。目が覚めたら元の男に戻っているストーリーです。
作品としてはあっさりしていますが、2部構成になっているため、読んでいて話に満足感があります。
個人的には前半の王道的な化け物犯されパートより、後半の自慰パートがオススメです。
絵柄のクオリティはそこまで高くはないですが、実用性はあります。」

魔法少女★すわっぷ!~新米教師の俺が魔法少女と入れ替わっちゃったら~ ※レビュー追加×3
2021Q4おかし製作所FANZA販売数77位
2019Q4おかし製作所DMM販売数145位
2019Q2おかし製作所DMM販売数81位
2019Q1おかし製作所DMM販売数3位

ばいらすさんからレビュー頂きました!
「新米教師とギャル魔法少女が入れ替わるというギャップの塊の様な作品です。
マジメな教師がギャルの身体でさらに魔法少女として可愛らしい衣装を着て戦わなければならなくなるという凄まじい変化の差は非情にツボを抑えていました。
そんなギャルの身体で日常生活や魔法少女としての活動していく事になってしまった主人公の苦悩や戸惑いや女性の体の快楽を味わう場面がこれでもか詰め込まれた一冊になっており、オチでは後の展開を匂わせるような終わり方だったので非常に続きが気になる内容です。」
イノウエケースケさんからレビュー頂きました!
「魔法少女の入れ替わりモノですが、まずは相手の家に帰るところから見所たっぷり。
慣れない女の子の生活でドキドキしつつ、美少女姿にノリつつ、エッチな体に流されつつという、前半の展開だけでもTSFの良さを存分に見せてくれます。
後半はクラスメイトとのTSレズHに、恥ずかしがりながらも魔法少女として真剣に戦う姿勢、そして最後は真面目な性格から元の本人以上の女の子らしさを発揮しちゃうところなど、どこを切っても大好物づくしの内容に大満足でした。
終盤にチラッと新たな魔法少女が出てくるのは、続編も意識しているのかなとも思いましたが、オナニーした時の変身姿もしかり、こんな僅かなシーン用にもキッチリとコスチュームをデザインしている仕事の細かさも感服しました。」
uosaoさんからレビュー頂きました!
「新人教師が帰宅中に魔法少女と怪人が戦っている場面を目撃します。魔法少女のピンチに対して咄嗟に庇ってしまうと、どういうわけだか二人の身体が入れ替わってしまいます。とりあえず元に戻ろうとしますが、少女にはその気がないようで…。設定が中々業の深い状態になっております。それを活かして色々なシチュを用意しているため、飽きがこない内容です。冷静になるとすごいアレなことをやっている(ネタバレになりかねないので詳細は伏せます)点も個人的には良いと思います。」
皆月なななさん原作、孝至さん作画の新作DL漫画です!
さっそく買いました!
新米英語教師を主人公にひょんなことから魔法少女と入れ替わっての奇妙な日常と非日常を描きます。
なななさんによる凝った設定を孝至さんが上手に表現されていて良い感じ。主人公も色々衣装も変わりつつの大活躍で満足度の高い良作に仕上がっています。文句なしの「ぜひ買うべし」でプッシュします。
魔法少女★すわっぷ!~新米教師の俺が魔法少女と入れ替わっちゃったら~ FANZA版
魔法少女★すわっぷ!~新米教師の俺が魔法少女と入れ替わっちゃったら~ DLsitecom版
2019Q4おかし製作所DMM販売数145位
2019Q2おかし製作所DMM販売数81位
2019Q1おかし製作所DMM販売数3位

ばいらすさんからレビュー頂きました!
「新米教師とギャル魔法少女が入れ替わるというギャップの塊の様な作品です。
マジメな教師がギャルの身体でさらに魔法少女として可愛らしい衣装を着て戦わなければならなくなるという凄まじい変化の差は非情にツボを抑えていました。
そんなギャルの身体で日常生活や魔法少女としての活動していく事になってしまった主人公の苦悩や戸惑いや女性の体の快楽を味わう場面がこれでもか詰め込まれた一冊になっており、オチでは後の展開を匂わせるような終わり方だったので非常に続きが気になる内容です。」
イノウエケースケさんからレビュー頂きました!
「魔法少女の入れ替わりモノですが、まずは相手の家に帰るところから見所たっぷり。
慣れない女の子の生活でドキドキしつつ、美少女姿にノリつつ、エッチな体に流されつつという、前半の展開だけでもTSFの良さを存分に見せてくれます。
後半はクラスメイトとのTSレズHに、恥ずかしがりながらも魔法少女として真剣に戦う姿勢、そして最後は真面目な性格から元の本人以上の女の子らしさを発揮しちゃうところなど、どこを切っても大好物づくしの内容に大満足でした。
終盤にチラッと新たな魔法少女が出てくるのは、続編も意識しているのかなとも思いましたが、オナニーした時の変身姿もしかり、こんな僅かなシーン用にもキッチリとコスチュームをデザインしている仕事の細かさも感服しました。」
uosaoさんからレビュー頂きました!
「新人教師が帰宅中に魔法少女と怪人が戦っている場面を目撃します。魔法少女のピンチに対して咄嗟に庇ってしまうと、どういうわけだか二人の身体が入れ替わってしまいます。とりあえず元に戻ろうとしますが、少女にはその気がないようで…。設定が中々業の深い状態になっております。それを活かして色々なシチュを用意しているため、飽きがこない内容です。冷静になるとすごいアレなことをやっている(ネタバレになりかねないので詳細は伏せます)点も個人的には良いと思います。」
皆月なななさん原作、孝至さん作画の新作DL漫画です!
さっそく買いました!
新米英語教師を主人公にひょんなことから魔法少女と入れ替わっての奇妙な日常と非日常を描きます。
なななさんによる凝った設定を孝至さんが上手に表現されていて良い感じ。主人公も色々衣装も変わりつつの大活躍で満足度の高い良作に仕上がっています。文句なしの「ぜひ買うべし」でプッシュします。
魔法少女★すわっぷ!~新米教師の俺が魔法少女と入れ替わっちゃったら~ FANZA版
魔法少女★すわっぷ!~新米教師の俺が魔法少女と入れ替わっちゃったら~ DLsitecom版
【販売2周年】Comic The 悪堕ち!蟲姫様が行く! ※レビュー追加
2021Q2おかし製作所FANZA販売数86位
Comic The 悪堕ち!蟲姫様が行く! FANZA版
Comic The 悪堕ち!蟲姫様が行く! DLsite版
買いました!
まぁ、GW発売作品は大概買ってますが…
ヒロインピンチ系サークルさんの女体化アレンジ作品で、蟲を使った女体化変身が新しいところ。
これによってフェチ感を増すことに成功しています。
ただ、折角正義の女体化変身したのに、悪堕ち時に中性へとちょっと逆戻り・・・ウチ的には評価マイナスですが、解説でちゃんと説明しているのは偉いぞ!親切設計。
なにぶん蟲ですので、ちょっとエグ目の展開があり、エグ目にエンディングなのですが、自らの性癖の限界にチャレンジするのもGWとしてはアリかもです。値段分の価値があると評価。

Comic The 悪堕ち!蟲姫様が行く! FANZA版
Comic The 悪堕ち!蟲姫様が行く! DLsite版
買いました!
まぁ、GW発売作品は大概買ってますが…
ヒロインピンチ系サークルさんの女体化アレンジ作品で、蟲を使った女体化変身が新しいところ。
これによってフェチ感を増すことに成功しています。
ただ、折角正義の女体化変身したのに、悪堕ち時に中性へとちょっと逆戻り・・・ウチ的には評価マイナスですが、解説でちゃんと説明しているのは偉いぞ!親切設計。
なにぶん蟲ですので、ちょっとエグ目の展開があり、エグ目にエンディングなのですが、自らの性癖の限界にチャレンジするのもGWとしてはアリかもです。値段分の価値があると評価。

人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え ①~⑦ ※レビュー追加
なまむぎさんとれいとうみかんさんによる弊所新作です!
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「囚われの身となった勇者と姫。勇者と姫はそれぞれ人格を液体化されて人格を入れ替えられる形でTSを果たし、更には勇者の人格にはサキュバスのものを、姫の人格にはオークのものをそれぞれ混入されてしまいます。
耐えないといけないのに人格のおもらしをして押し出してしまう、快感を貪るために姫の身体を汚してしまう、快楽をもっと得るためにサキュバスの人格を混ぜて汚して後戻りできなくしてしまう。背徳感と快感の重ね掛けによってゾクゾクするような気持ちよさを演出しています。
なかなかに攻めたタイトル、それに反して抵抗感なく読むことができる内容でした。性癖の新たな扉を開いてくれることでしょう。」
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え FANZA版
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え DLsite版







人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え FANZA版
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え DLsite版
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「囚われの身となった勇者と姫。勇者と姫はそれぞれ人格を液体化されて人格を入れ替えられる形でTSを果たし、更には勇者の人格にはサキュバスのものを、姫の人格にはオークのものをそれぞれ混入されてしまいます。
耐えないといけないのに人格のおもらしをして押し出してしまう、快感を貪るために姫の身体を汚してしまう、快楽をもっと得るためにサキュバスの人格を混ぜて汚して後戻りできなくしてしまう。背徳感と快感の重ね掛けによってゾクゾクするような気持ちよさを演出しています。
なかなかに攻めたタイトル、それに反して抵抗感なく読むことができる内容でした。性癖の新たな扉を開いてくれることでしょう。」
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え FANZA版
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え DLsite版







人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え FANZA版
人格液体化・人格お漏らし・人格異物混入・人格入れ替え DLsite版
『メスガキになってメスガキにわからされちゃったら』by 孝至 ※レビュー追加
別冊コミックアンリアル メスガキわからせられ敗北射精!が2021Q4おかし製作所FANZA販売数81位
別冊コミックアンリアル メスガキわからせられ敗北射精! デジタル版 Vol.2 FANZA版
別冊コミックアンリアル メスガキわからせられ敗北射精! デジタル版Vol.2 DLsite版
uosaoさんからレビュー頂きました!
「 通学中の少女を見るのが趣味というちょっと危ない男。少女たちから馬鹿にされて、彼は激高。暴行しようとするのですが、逆に罠にかけられたうえ怪しい注射を打たれてしまいます。気が付くと彼は拘束された上に注射の影響で少女になっており…。正直に書いてしまいますと、個人的には話の筋として苦手なジャンルです。男でなくしてしまうということ以上に、徹底的に尊厳を汚す行為に走る内容なので、好むかどうかは個人差がかなり出る作品でしょう。ただ、「自身が女になったということを徹底的にわからせる」という面においてはTSFモノとしてよくできていると言わざるを得ません。複数の要素をうまく両立させることで、妙な説得力を持たせているのです。再度書きますが、好みはかなり分かれる作品です。しかし、TSFというジャンルにおいてスルーするには惜しいと断言できる価値がこの作品にはあります。好みに合うのであれば、実用性のほうも優秀といえそうな感じです。」
だんだん商業誌露出も増えて来た孝至さん!
別冊コミックアンリアル メスガキわからせられ敗北射精! デジタル版 Vol.2 FANZA版
別冊コミックアンリアル メスガキわからせられ敗北射精! デジタル版Vol.2 DLsite版
uosaoさんからレビュー頂きました!
「 通学中の少女を見るのが趣味というちょっと危ない男。少女たちから馬鹿にされて、彼は激高。暴行しようとするのですが、逆に罠にかけられたうえ怪しい注射を打たれてしまいます。気が付くと彼は拘束された上に注射の影響で少女になっており…。正直に書いてしまいますと、個人的には話の筋として苦手なジャンルです。男でなくしてしまうということ以上に、徹底的に尊厳を汚す行為に走る内容なので、好むかどうかは個人差がかなり出る作品でしょう。ただ、「自身が女になったということを徹底的にわからせる」という面においてはTSFモノとしてよくできていると言わざるを得ません。複数の要素をうまく両立させることで、妙な説得力を持たせているのです。再度書きますが、好みはかなり分かれる作品です。しかし、TSFというジャンルにおいてスルーするには惜しいと断言できる価値がこの作品にはあります。好みに合うのであれば、実用性のほうも優秀といえそうな感じです。」
だんだん商業誌露出も増えて来た孝至さん!
JK化リフレ3~女の子になって女の子とイチャイチャできるお店~ ※レビュー追加×5
2021Q4おかし製作所FANZA販売数81位
2021Q1おかし製作所FANZA販売数27位
2020Q4おかし製作所FANZA販売数15位
●●化リフレ3~女の子になって女の子とイチャイチャできるお店~ FANZA版
JK化リフレ3 DLsitecom版
猫餅さんからレビュー頂きました!
「孝至さんの作品です。
女の子になって女の子とイチャイチャできるリフレ店『JK化リフレ』という店を舞台にしたJK化リフレシリーズの3作目です。3となっているものの舞台が共通な以外は人物等も別なため、どれから読んでも楽しめます。個人的には3が一番好きなのでこちらを紹介。
シリーズで一貫して女性優位に描かれる作品ですが、今回は長身でムチムチな女子との体格差がメイン。金にものを言わせて相手を困らせるのが好きな男が、そんな長身女子に少女としての気持ち良さを教え込まれ、自分より大きい女子に責められるのにハマっていく…といった作品。
体格差を強調するアングルや心理描写など、ややマニアックな点もあるものの、刺さる人にはとても刺さる作品だと思います。そうでなくともTSモノとして純粋に面白い作品なので、TSモノが好きな方で読んでいないという方はシリーズのどれかでも読んでみてはいかがでしょうか。」
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「女の子の身体になって女の子にあれこれされる作品の第3弾。今作では、小さい身体の子が好きな斉木田(こと、さとちゃん)が理想の身体になって、好みとは真逆の長身・巨体な志帆に快感を教え込まれ、「自分より身体が大きな女性に責められる」ことに快楽を覚えるように染め上げられていく姿が描かれています。
キャストの方々がむちむち巨体なのも良いのですが、随所に体格差を見せるアングルやさとちゃん視点の見上げるコマが取られていて、読んでいくうちに巨体な女性にハマって自分の性癖まで歪んでいきそうに感じました。体格差のある責められプレイ、とても良いです。さとちゃんが何度も通ってリピーターになるのも納得です。」
ばいらすさんからレビュー頂きました!
「言わずとしれたシリーズの3作目。 しかしながら3作目と言っても設定が共通しているだけで登場人物は毎回別人な為1.2.3どこから読んでも問題がないというのがこの作品の良い所だと思います。 今作は金にものを言わせて客という立場を利用し嬢を困らせるのが趣味な風俗オタクな主人公が小さな女の子になって高身長女子詩帆に知らず知らずのうちにペースを奪われていくという内容になっていて、詩帆に心身ともに包み込まれていく主人公の様や高身長女子の肉に埋もれる描写等をこれでもかというほどに楽しめる作品です。 」
uosaoさんからレビュー頂きました!
「 ネット上で噂になっていた「JK化リフレ」を自力で探し出すことに成功した男。そこで体験したのは小さい子になって長身の女の子からサービスを受けるというもの。男は過去の風俗経験から強気ではありますが、徐々にその快楽に嵌ってしまい…。シリーズものですが、TSFものなので既に読んでいる方も多いかと。ただのTSFもののレベルに収まらない業の深い作品です。心理描写に結構な分量が割かれており、その細かさがいい意味でえげつないという恐ろしさすら感じるものとなっています。その性質上マニア向けな印象はありますが、読む価値は十分にあるでしょう。」
聖典館殺人事件さんからレビュー頂きました!
「可愛い女子高生に癒してもらうのではなく、自分も女子高生になってイチャイチャできるという夢の施設を描いた孝至さんの大好評シリーズ第3弾で、第一作では行きずりの疲れたサラリーマンが、金髪ギャルとなって黒髪清楚なドS美少女にいたぶられ、第二作は引っ込み思案な青年が豊乳美少女になって、ちょっと乱暴で強引なおちびちゃんに女湯に連れてってもらうお話でしたが、今回はその青年の友人で、そもそも彼をJK化リフレに誘った常連客が主人公となります。
見るからにオタクで、しかもベンチャー企業で成功したらしく金だけはたっぷり持っている彼は、女性に対して厄介と言うかひねくれきった考えを持っており、それを風俗嬢にぶつけて楽しむという、まあ相当にどうしようもない奴です。そんな彼がハマったのが、小柄な美少女になって、見上げるようなJKたちに抱っこしてもらうプレイで、彼はそこで自分の性癖を満足させるとともに、金の力で女の子を操っているつもりが、実は………いやはや何とも巧妙な展開で、夢のような癒し空間が一転して、同じ作者さんの『逆パコ』を思わせるダークさを垣間見せます。今年ものっけから凄い作品が登場しました。」

2021Q1おかし製作所FANZA販売数27位
2020Q4おかし製作所FANZA販売数15位
●●化リフレ3~女の子になって女の子とイチャイチャできるお店~ FANZA版
JK化リフレ3 DLsitecom版
猫餅さんからレビュー頂きました!
「孝至さんの作品です。
女の子になって女の子とイチャイチャできるリフレ店『JK化リフレ』という店を舞台にしたJK化リフレシリーズの3作目です。3となっているものの舞台が共通な以外は人物等も別なため、どれから読んでも楽しめます。個人的には3が一番好きなのでこちらを紹介。
シリーズで一貫して女性優位に描かれる作品ですが、今回は長身でムチムチな女子との体格差がメイン。金にものを言わせて相手を困らせるのが好きな男が、そんな長身女子に少女としての気持ち良さを教え込まれ、自分より大きい女子に責められるのにハマっていく…といった作品。
体格差を強調するアングルや心理描写など、ややマニアックな点もあるものの、刺さる人にはとても刺さる作品だと思います。そうでなくともTSモノとして純粋に面白い作品なので、TSモノが好きな方で読んでいないという方はシリーズのどれかでも読んでみてはいかがでしょうか。」
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「女の子の身体になって女の子にあれこれされる作品の第3弾。今作では、小さい身体の子が好きな斉木田(こと、さとちゃん)が理想の身体になって、好みとは真逆の長身・巨体な志帆に快感を教え込まれ、「自分より身体が大きな女性に責められる」ことに快楽を覚えるように染め上げられていく姿が描かれています。
キャストの方々がむちむち巨体なのも良いのですが、随所に体格差を見せるアングルやさとちゃん視点の見上げるコマが取られていて、読んでいくうちに巨体な女性にハマって自分の性癖まで歪んでいきそうに感じました。体格差のある責められプレイ、とても良いです。さとちゃんが何度も通ってリピーターになるのも納得です。」
ばいらすさんからレビュー頂きました!
「言わずとしれたシリーズの3作目。 しかしながら3作目と言っても設定が共通しているだけで登場人物は毎回別人な為1.2.3どこから読んでも問題がないというのがこの作品の良い所だと思います。 今作は金にものを言わせて客という立場を利用し嬢を困らせるのが趣味な風俗オタクな主人公が小さな女の子になって高身長女子詩帆に知らず知らずのうちにペースを奪われていくという内容になっていて、詩帆に心身ともに包み込まれていく主人公の様や高身長女子の肉に埋もれる描写等をこれでもかというほどに楽しめる作品です。 」
uosaoさんからレビュー頂きました!
「 ネット上で噂になっていた「JK化リフレ」を自力で探し出すことに成功した男。そこで体験したのは小さい子になって長身の女の子からサービスを受けるというもの。男は過去の風俗経験から強気ではありますが、徐々にその快楽に嵌ってしまい…。シリーズものですが、TSFものなので既に読んでいる方も多いかと。ただのTSFもののレベルに収まらない業の深い作品です。心理描写に結構な分量が割かれており、その細かさがいい意味でえげつないという恐ろしさすら感じるものとなっています。その性質上マニア向けな印象はありますが、読む価値は十分にあるでしょう。」
聖典館殺人事件さんからレビュー頂きました!
「可愛い女子高生に癒してもらうのではなく、自分も女子高生になってイチャイチャできるという夢の施設を描いた孝至さんの大好評シリーズ第3弾で、第一作では行きずりの疲れたサラリーマンが、金髪ギャルとなって黒髪清楚なドS美少女にいたぶられ、第二作は引っ込み思案な青年が豊乳美少女になって、ちょっと乱暴で強引なおちびちゃんに女湯に連れてってもらうお話でしたが、今回はその青年の友人で、そもそも彼をJK化リフレに誘った常連客が主人公となります。
見るからにオタクで、しかもベンチャー企業で成功したらしく金だけはたっぷり持っている彼は、女性に対して厄介と言うかひねくれきった考えを持っており、それを風俗嬢にぶつけて楽しむという、まあ相当にどうしようもない奴です。そんな彼がハマったのが、小柄な美少女になって、見上げるようなJKたちに抱っこしてもらうプレイで、彼はそこで自分の性癖を満足させるとともに、金の力で女の子を操っているつもりが、実は………いやはや何とも巧妙な展開で、夢のような癒し空間が一転して、同じ作者さんの『逆パコ』を思わせるダークさを垣間見せます。今年ものっけから凄い作品が登場しました。」

【販売1周年】TSした俺の親友がヤンデレになるまで ※レビュー追加
TSした俺の親友がヤンデレになるまで FANZA版
TSした俺の親友がヤンデレになるまで DLsite版
馬耳エルフさんからレビュー頂きました!
「子供の頃、ある日突然男から女になったユキトは同級生の男女からも家族からも排斥されるように過ごしていました。
そんなユキトの支えになったのは、幼なじみのリイチ。唯一自分を受け入れてくれたリイチとユキトは心を許し合いいつしか肉体関係を持つように…。で、終わればまだ良かったのですが、ユキトが他の女子からラブレターをもらったことで2人の関係に歪みが生じ暗雲が立ち込めてくる、というのが大まかな話の流れ。長年続いていた完結した2人の人間関係が第三者の行動よって、それまでは表層化していなかった影の部分が色濃くなっていく様子、リイチのひねくれぶりは必見。TSモノで物語が始まる前から主人公が女体化しており、それにより生じた特殊な人間関係を描いたTS漫画はなかなか珍しいのでは。ややダークな作風に耐性があれば、オススメです。」

TSした俺の親友がヤンデレになるまで DLsite版
馬耳エルフさんからレビュー頂きました!
「子供の頃、ある日突然男から女になったユキトは同級生の男女からも家族からも排斥されるように過ごしていました。
そんなユキトの支えになったのは、幼なじみのリイチ。唯一自分を受け入れてくれたリイチとユキトは心を許し合いいつしか肉体関係を持つように…。で、終わればまだ良かったのですが、ユキトが他の女子からラブレターをもらったことで2人の関係に歪みが生じ暗雲が立ち込めてくる、というのが大まかな話の流れ。長年続いていた完結した2人の人間関係が第三者の行動よって、それまでは表層化していなかった影の部分が色濃くなっていく様子、リイチのひねくれぶりは必見。TSモノで物語が始まる前から主人公が女体化しており、それにより生じた特殊な人間関係を描いたTS漫画はなかなか珍しいのでは。ややダークな作風に耐性があれば、オススメです。」

【70%オフ】ちょいゆるTS美少女の囁き&甘媚びオナサポ生配信 ※レビュー追加
ちょいゆるTS美少女の囁き&甘媚びオナサポ生配信 FANZA版
ちょいゆるTS美少女の囁き&甘媚びオナサポ生配信 DLsitecom版
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「ある日突然、女体化してしまったマコが生活費稼ぎのために始めたエロ放送を視聴者視点で聞いて彼女のオナニーを味わったり、相互オナニーしたりする作品です。
個人的にはTrack06がおすすめで、大人のおもちゃで全身同時責めしたり、疑似複数エッチしたり、最後には配信終了したと思いこんでの放送事故だったりを、配信を見ている一個人として堪能できます。
マイペースでダウナー気味な声で誘惑してくる彼女の魅力がたっぷり詰まっていて、虜になるのも納得です。」
ちょいゆるTS美少女の囁き&甘媚びオナサポ生配信 DLsitecom版
あひるカモさんからレビュー頂きました!
「ある日突然、女体化してしまったマコが生活費稼ぎのために始めたエロ放送を視聴者視点で聞いて彼女のオナニーを味わったり、相互オナニーしたりする作品です。
個人的にはTrack06がおすすめで、大人のおもちゃで全身同時責めしたり、疑似複数エッチしたり、最後には配信終了したと思いこんでの放送事故だったりを、配信を見ている一個人として堪能できます。
マイペースでダウナー気味な声で誘惑してくる彼女の魅力がたっぷり詰まっていて、虜になるのも納得です。」

フーゾクごっこTSF極道ちゃん ※レビュー追加
2021Q4おかし製作所FANZA販売数85位
フーゾクごっこTSF極道ちゃん FANZA版
フーゾクごっこTSF極道ちゃん DLsite版
聖典館殺人事件さんからレビュー頂きました!
「桃純(ももずみ純)さんの『TSFヤリ〇ン極道ちゃん』の続編で、前作でセクシー美女になったインテリヤクザの燎(かがり)が、前作では奥付と裏表紙イラストとして描かれていたセクシーランジェリーメイド(?)姿のかがりちゃんとして、子分の鉄とHしまくります。新たに開いたメイド風俗店ではモデルのみ務めているようですが、どうやらそれでは満足できないようですね。前作でかがりをハードに攻めていた、もう一人の子分の晴陽がいないなと思ったら、何と彼も性別反転ウイルスにやられ、これまで女の子にひどいことをしてきた報いを受けていたということで、めでたしめでたし! なのでした。」

フーゾクごっこTSF極道ちゃん FANZA版
フーゾクごっこTSF極道ちゃん DLsite版
聖典館殺人事件さんからレビュー頂きました!
「桃純(ももずみ純)さんの『TSFヤリ〇ン極道ちゃん』の続編で、前作でセクシー美女になったインテリヤクザの燎(かがり)が、前作では奥付と裏表紙イラストとして描かれていたセクシーランジェリーメイド(?)姿のかがりちゃんとして、子分の鉄とHしまくります。新たに開いたメイド風俗店ではモデルのみ務めているようですが、どうやらそれでは満足できないようですね。前作でかがりをハードに攻めていた、もう一人の子分の晴陽がいないなと思ったら、何と彼も性別反転ウイルスにやられ、これまで女の子にひどいことをしてきた報いを受けていたということで、めでたしめでたし! なのでした。」

女っぽい服装で出かけた所を同僚のイエローに見られた女体化したレッド(TSFレビュー企画 投稿景品160)
ばいらすさんのリクエストで鶏肉戦士チキンマンさんに描いて頂きました!

ばいらすさんのSS「日輪特機サンバイザー 〜ウチのレッドがある日文字通り紅一点になりまして〜」はこちら
オーダー内容はこんな感じでした!
女っぽい服装で出かけた所を同僚のイエローに見られた女体化したレッド
・場所、シチュエーション
女っぽい服装で出かけたレッドが猫カフェの前で入店することを躊躇している所を同僚のイエローに見られてしまう
・描いて欲しいキャラ。
前回描いていただいた敵怪人の攻撃で女体化したレッド。
・外見
外見は前回準拠(黒髪ロング・褐色ツリ目・胸は少し膨らんでいる程度)ですがポニーテールにしていただきたいです。
・衣装
女性もののコートとスカート
・表情など
顔を赤らめて驚いているような表情
・その他
拙作の小説(https://pixiv.net/novel/show.php?id=18708303#5)の挿絵として使用したいです。該当の場面は5ページ目の「街をぶらぶら歩いていると猫カフェの前でキョロキョロと辺りを見渡す可愛らしいコートを来たポニーテールの少女の後ろ姿が目についた。」辺りからになります。

ばいらすさんのSS「日輪特機サンバイザー 〜ウチのレッドがある日文字通り紅一点になりまして〜」はこちら
オーダー内容はこんな感じでした!
女っぽい服装で出かけた所を同僚のイエローに見られた女体化したレッド
・場所、シチュエーション
女っぽい服装で出かけたレッドが猫カフェの前で入店することを躊躇している所を同僚のイエローに見られてしまう
・描いて欲しいキャラ。
前回描いていただいた敵怪人の攻撃で女体化したレッド。
・外見
外見は前回準拠(黒髪ロング・褐色ツリ目・胸は少し膨らんでいる程度)ですがポニーテールにしていただきたいです。
・衣装
女性もののコートとスカート
・表情など
顔を赤らめて驚いているような表情
・その他
拙作の小説(https://pixiv.net/novel/show.php?id=18708303#5)の挿絵として使用したいです。該当の場面は5ページ目の「街をぶらぶら歩いていると猫カフェの前でキョロキョロと辺りを見渡す可愛らしいコートを来たポニーテールの少女の後ろ姿が目についた。」辺りからになります。
2023年5月 コミック新刊チェック
6 スクウェア・エニックス ガンガンコミックスUP!
魔王令嬢から始める三国志~董白伝~(3・完) 伊崎喬助「董白伝~魔王令嬢から始める三国志~」(小学館「ガガガ文庫」刊)/無望菜志ほか 730
6 竹書房 バンブーコミックス
公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます(1) シャチ/茶原 803
9 講談社 KCデラックス
Destiny Unchain Online ~吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました~(4) ヤチモト/resn 726
10 宙出版 ASTRO COMICS
俺の美女化が止まらない!?(2) 愛染マナ 748
12 アース・スターエンターテイメント アース・スター コミックス
転生前は男だったので逆ハーレムはお断りしております 完璧淑女への道(2) 森みさき/森下りんごほか 660