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奴隷調教小説第103番 ご主人様の訪問 〜るしぃの奴隷化注意報〜(2)
ご主人様の事を……好きになってきたのかもしれません。
その異常性がさらにわたしを興奮させます。
ちょっとやばいかなって思ったり、大丈夫かなって思いました。でも、このまま進めばどうなるかが興味深くって、知りたくって。やっぱり奴隷を続けてしまったのです。
自分で言い出した奴隷を「ほんとに奴隷になりそうだから」などと言う理由で止めるのは恥ずかしかったのです。
奴隷と言っても本当にひどい命令をされたり、性的な虐待を受けたりはしませんでした。当たり前です。わたしたちは両方とも大人ですし、社会人ですから。
……それに、これもここだけの話ですが、ご主人様もマゾなのです。
“ごく普通のふたりは、ごく普通の恋をし、ごく普通にご主人様と奴隷になりました。
でも、ただひとつ違っていたのはご主人様はマゾだったのです“
……話がそれました。
そういうわけで、ご主人様はぼくの言う事を聞きなさい、命令には絶対服従だよ、などと言いながら、肝心の具体的な命令はなかなか出してくれなかったのです。それがちょっと欲求不満でした。なんでもっとHな命令を出してくれないのかなって思いました。もっとHな命令を出して欲しいなって。だからわたしはふざけて、自分からHな命令をして欲しいなっておねだりしちゃいました。自分からご主人様のためにHな奉仕をしました。もちろん、ただのコメントです。フィクションだったのです。
ご主人様はわたしの事をほめてくれました。賢い奴隷だって。可愛い奴隷だって。大好きだって。ぼくの奴隷だって。愛してるって。愛しいって。わたしの事が欲しいって。わたしの全てが欲しいって。なんだか、うれしくなって。人に必要とされる喜び?
キミはぼくの奴隷になる為に生まれてきたんだとまで言われちゃいました。
嬉しくって。
でも、そんなの変かなって思って。
でも、嬉しいと思ってしまった自分は確かにいて。
そんな気になってきて。
でも、そんなの変だってわかってて。
でも、そんな気になってしまった自分は確かにいて。
だんだんとわたしの正常な領域は後退していって。
もっともっとご主人様にほめて欲しくって。喜ばせたくって。立派な奴隷になりたくなって。もっともっとご主人様に愛してもらって。もっともっとイジめてもらえたら。ご主人さまに嫌われたくない。ご主人さまの願いは叶えなくては……そんな気持ち?わたしのなかでご主人様の可愛い奴隷のるしぃの存在がどんどん大きくなって、わたしの心を占拠しはじめたのです。
ご主人様のメールが待ち遠しくなったのです。
何度もHPに行ったり、掲示板に行ったり。
何度もメールを読み返したり。
メールが来てないかチェックしたり。
ご主人様はだんだんと。慎重に少しづつ要求をエスカレートしていきました。
少し、犠牲を払わなければいけない命令。
そんなときこそ胸が高鳴ります。
こう、脳の中に毒入りの甘い蜜を注射されるような。
どんどん脳が蜜に犯されていくような。
わたしは頑張って。ご主人様のために頑張って。
ご主人様はわたしを褒めてくれたんです。
大好きだよって言ってくれたんです。
それが嬉しくって、嬉しくって。だから、もっと頑張らなきゃって。
ご主人様はわたしの事もっと知りたいっておっしゃったんです。
わたしの本名。わたしの住所。
見ず知らずの人にそんなのを教えてはいけないと言う気持ちはありました。
でも、ご主人様にお願いされたら。愛する奴隷の事が知りたいって言われれば。
教えない訳にはいきませんでした。
だって、基本的にわたしはご主人様のものですし。
それに、ご主人様に奉仕するのが奴隷の幸せですし、してはいけないと思う事を命令でさせられる事にわたしはなんとも言われぬ快感を感じるようになってきていたのです。
屈服させられるヨロコビ?
自分が壊れてなにものかへと作り変えられていくよろこび?
どんどんご主人様の奴隷になっていく幸せ?
わたしを構成する要素のひとつひとつが少しだけ動いてずれて。
ふわっと弛んで。
ふたたび合わさって。
価値観の軸が微妙に歪んで、ずれて、狂って。
新しい自分ができて。
そっちの方が良くって。
奴隷の自分の方が良くって。
ぴたりと嵌ってしまって。
抜けなくって。
ある日、ご主人様に言われてふと気づけば。わたしは随分遠くまできてしまっていたのです。
でも、なぜか嫌じゃなかった。
わたしは本当に調教されてしまったのでしょうか。
ご主人様とのチャットで演じるキャラとわたしがかぶってきます。
ご主人様に女の子にされ、陵辱され、屈服し、快楽をむさぼるわたし……
現実と虚構の境目が、ゆっくりと、溶けて、ぼやけて、無くなっていく感じ……
あれ、おかしいな。どうしちゃったのかな。
なにかがおかしい事はわかってたんです。わかってるんですけど、どうしたら抜け出せるのかが分からないんです。そもそも、抜け出したいって思わないんです。思えないんです。
だって、奴隷のるしぃってパソコンで打つたびになんだか背徳感があったし。スリルがあったし。気持ちよかったし。楽しかったし。どきどきしたし。ご主人様の命令はいつもそんなに無茶なものじゃなかったし。やればできるものだったし。嫌ならやめてくれたし。わたしも気持ち良かったし。ご主人様はよろこんでくれるし。ご主人様はほめてくれるし。ご主人様はわたしを愛してくれるし。わたしもご主人様を愛していたし。やらない理由が無いじゃナイデスカ。
ご主人様の命令を聞かなかった事もあるんです。そしたらご主人様はごめんねって。悲しそうな顔で……ほんとは罰を与えてほしかったんです。駄目な奴隷だってお仕置きしてほしかったんです。でも、そんな顔されたら……わたしの方が悲しくなっちゃって。胸が痛くって。だって、ご主人様をアイシテイタシ……
抜け出せなくなってたんです。奴隷の方へ堕ちていくたびに、気持ちよくって心地よくって。ご主人様にほめてもらえて。ずぶずぶと沈んでしまって。
さっきまで有った筈の足場がいつの間にか消えてて。もがいてももがいてもつかまるものがなくって。なにもなくって。なんだか暗くって、どろどろしてて。
ねえ、ココハドコナノ?
確かなものだったはずの現実がいつの間にか遠くって。あんなに遠くて。カスンデイテ。
物理的に近いはずの愛香との距離と物理的に遠いはずのご主人様との距離と。
すぐそばにいて顔が見える愛香と顔も知らないご主人様と。
どっちが遠いのか近いのか分からなくなって。
どうすれば愛香の方へ行けるのか行けないのか分からなくって。
でも、ご主人様の方へ行くのは簡単で。どんどん近くなって。
いつの間にかご主人様しかいなくって。だいじょうぶかなって不安になって。
ご主人様が大丈夫って。それがわたしを安心させて。
だから離れられなくって。離れたくなくって。
もう、戻り方がワカラナイ。
ご主人様は奴隷のわたしを愛してるって言ってくれるし。大好きだって言ってくれるし。
言ってくれるけど……
それが本当なのか冗談なのかわからなくって。
だって、わたしも冗談だったし、ご主人様も冗談のはずで。
ホントのわたしは男でご主人様も男で。そんなの変で。
聞くのが怖くて。
捨てられるのが怖くて。
ドウシテイイカワカラナイ。
オンナノコダッタラ。ホントニゴシュジンサマノドレイノオンナノコダッタラスベテウマクイクノニ。
全て、うまく……
堂々巡りする思考がどんどんわたしを狂わせて。狂わせて。狂わせて。狂わせて。
つづきはこちら
その異常性がさらにわたしを興奮させます。
ちょっとやばいかなって思ったり、大丈夫かなって思いました。でも、このまま進めばどうなるかが興味深くって、知りたくって。やっぱり奴隷を続けてしまったのです。
自分で言い出した奴隷を「ほんとに奴隷になりそうだから」などと言う理由で止めるのは恥ずかしかったのです。
奴隷と言っても本当にひどい命令をされたり、性的な虐待を受けたりはしませんでした。当たり前です。わたしたちは両方とも大人ですし、社会人ですから。
……それに、これもここだけの話ですが、ご主人様もマゾなのです。
“ごく普通のふたりは、ごく普通の恋をし、ごく普通にご主人様と奴隷になりました。
でも、ただひとつ違っていたのはご主人様はマゾだったのです“
……話がそれました。
そういうわけで、ご主人様はぼくの言う事を聞きなさい、命令には絶対服従だよ、などと言いながら、肝心の具体的な命令はなかなか出してくれなかったのです。それがちょっと欲求不満でした。なんでもっとHな命令を出してくれないのかなって思いました。もっとHな命令を出して欲しいなって。だからわたしはふざけて、自分からHな命令をして欲しいなっておねだりしちゃいました。自分からご主人様のためにHな奉仕をしました。もちろん、ただのコメントです。フィクションだったのです。
ご主人様はわたしの事をほめてくれました。賢い奴隷だって。可愛い奴隷だって。大好きだって。ぼくの奴隷だって。愛してるって。愛しいって。わたしの事が欲しいって。わたしの全てが欲しいって。なんだか、うれしくなって。人に必要とされる喜び?
キミはぼくの奴隷になる為に生まれてきたんだとまで言われちゃいました。
嬉しくって。
でも、そんなの変かなって思って。
でも、嬉しいと思ってしまった自分は確かにいて。
そんな気になってきて。
でも、そんなの変だってわかってて。
でも、そんな気になってしまった自分は確かにいて。
だんだんとわたしの正常な領域は後退していって。
もっともっとご主人様にほめて欲しくって。喜ばせたくって。立派な奴隷になりたくなって。もっともっとご主人様に愛してもらって。もっともっとイジめてもらえたら。ご主人さまに嫌われたくない。ご主人さまの願いは叶えなくては……そんな気持ち?わたしのなかでご主人様の可愛い奴隷のるしぃの存在がどんどん大きくなって、わたしの心を占拠しはじめたのです。
ご主人様のメールが待ち遠しくなったのです。
何度もHPに行ったり、掲示板に行ったり。
何度もメールを読み返したり。
メールが来てないかチェックしたり。
ご主人様はだんだんと。慎重に少しづつ要求をエスカレートしていきました。
少し、犠牲を払わなければいけない命令。
そんなときこそ胸が高鳴ります。
こう、脳の中に毒入りの甘い蜜を注射されるような。
どんどん脳が蜜に犯されていくような。
わたしは頑張って。ご主人様のために頑張って。
ご主人様はわたしを褒めてくれたんです。
大好きだよって言ってくれたんです。
それが嬉しくって、嬉しくって。だから、もっと頑張らなきゃって。
ご主人様はわたしの事もっと知りたいっておっしゃったんです。
わたしの本名。わたしの住所。
見ず知らずの人にそんなのを教えてはいけないと言う気持ちはありました。
でも、ご主人様にお願いされたら。愛する奴隷の事が知りたいって言われれば。
教えない訳にはいきませんでした。
だって、基本的にわたしはご主人様のものですし。
それに、ご主人様に奉仕するのが奴隷の幸せですし、してはいけないと思う事を命令でさせられる事にわたしはなんとも言われぬ快感を感じるようになってきていたのです。
屈服させられるヨロコビ?
自分が壊れてなにものかへと作り変えられていくよろこび?
どんどんご主人様の奴隷になっていく幸せ?
わたしを構成する要素のひとつひとつが少しだけ動いてずれて。
ふわっと弛んで。
ふたたび合わさって。
価値観の軸が微妙に歪んで、ずれて、狂って。
新しい自分ができて。
そっちの方が良くって。
奴隷の自分の方が良くって。
ぴたりと嵌ってしまって。
抜けなくって。
ある日、ご主人様に言われてふと気づけば。わたしは随分遠くまできてしまっていたのです。
でも、なぜか嫌じゃなかった。
わたしは本当に調教されてしまったのでしょうか。
ご主人様とのチャットで演じるキャラとわたしがかぶってきます。
ご主人様に女の子にされ、陵辱され、屈服し、快楽をむさぼるわたし……
現実と虚構の境目が、ゆっくりと、溶けて、ぼやけて、無くなっていく感じ……
あれ、おかしいな。どうしちゃったのかな。
なにかがおかしい事はわかってたんです。わかってるんですけど、どうしたら抜け出せるのかが分からないんです。そもそも、抜け出したいって思わないんです。思えないんです。
だって、奴隷のるしぃってパソコンで打つたびになんだか背徳感があったし。スリルがあったし。気持ちよかったし。楽しかったし。どきどきしたし。ご主人様の命令はいつもそんなに無茶なものじゃなかったし。やればできるものだったし。嫌ならやめてくれたし。わたしも気持ち良かったし。ご主人様はよろこんでくれるし。ご主人様はほめてくれるし。ご主人様はわたしを愛してくれるし。わたしもご主人様を愛していたし。やらない理由が無いじゃナイデスカ。
ご主人様の命令を聞かなかった事もあるんです。そしたらご主人様はごめんねって。悲しそうな顔で……ほんとは罰を与えてほしかったんです。駄目な奴隷だってお仕置きしてほしかったんです。でも、そんな顔されたら……わたしの方が悲しくなっちゃって。胸が痛くって。だって、ご主人様をアイシテイタシ……
抜け出せなくなってたんです。奴隷の方へ堕ちていくたびに、気持ちよくって心地よくって。ご主人様にほめてもらえて。ずぶずぶと沈んでしまって。
さっきまで有った筈の足場がいつの間にか消えてて。もがいてももがいてもつかまるものがなくって。なにもなくって。なんだか暗くって、どろどろしてて。
ねえ、ココハドコナノ?
確かなものだったはずの現実がいつの間にか遠くって。あんなに遠くて。カスンデイテ。
物理的に近いはずの愛香との距離と物理的に遠いはずのご主人様との距離と。
すぐそばにいて顔が見える愛香と顔も知らないご主人様と。
どっちが遠いのか近いのか分からなくなって。
どうすれば愛香の方へ行けるのか行けないのか分からなくって。
でも、ご主人様の方へ行くのは簡単で。どんどん近くなって。
いつの間にかご主人様しかいなくって。だいじょうぶかなって不安になって。
ご主人様が大丈夫って。それがわたしを安心させて。
だから離れられなくって。離れたくなくって。
もう、戻り方がワカラナイ。
ご主人様は奴隷のわたしを愛してるって言ってくれるし。大好きだって言ってくれるし。
言ってくれるけど……
それが本当なのか冗談なのかわからなくって。
だって、わたしも冗談だったし、ご主人様も冗談のはずで。
ホントのわたしは男でご主人様も男で。そんなの変で。
聞くのが怖くて。
捨てられるのが怖くて。
ドウシテイイカワカラナイ。
オンナノコダッタラ。ホントニゴシュジンサマノドレイノオンナノコダッタラスベテウマクイクノニ。
全て、うまく……
堂々巡りする思考がどんどんわたしを狂わせて。狂わせて。狂わせて。狂わせて。
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