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「淫獣の部屋」 ~ ♂殖栗 玉造シリーズ♀  ~ by ありす (7)

(7)-------------------------------------------------------

 必死で助けを求めたけれど、ぼくが声を出せないのを良いことに、あいつはぼくを置いていってしまった。
 
 触手から逃れようにも、ウロコの生えた触手はがっちりとぼくの手足を拘束していて、宙に浮いた姿勢を取らされていた。
 剥き出しの乳房と、僅かに広げられていた脚の付け根に、男のいやらしそうな視線が貼り付いていた事が、この上なく恥ずかしかった。
 女の子になってみたいというのは、ぼくの秘めた願望だったのに、それを暴かれ、現実に晒されてしまったことが、恥ずかしかった。

 男が置いていったランタンの明かりが、ほのかに暗い闇を押しやるように燈っていた。
 そして目の前に置かれた大きな鏡に、淫獣の触手に手足を絡めとられた、悲しげな表情の少女が映っていた。

 初めて見る、少女の裸。
 
 それはまぎれもなく自分の姿で、けれど元の自分の面影はどこにも無かった。
 強いて言えば、少したれ気味の目元ぐらいで、細い眉も、小さな鼻も、そして触手をねじ込まれている口も、別人だった。
 何よりも、Cカップぐらいはあるだろうか? 
 胸には桜色に先の尖った乳房があり、細くて縦に長いおへその下には、縦にぷっくりとした肉の亀裂が刻まれていた。
 軽く脚を広げさせられているにもかかわらず、まだ凌辱されることを知らない柔らかなクレヴァスは、ぴったりと閉じていた。

 こ、これがぼく……?

 口が動かせたら、そう漏らしていたことだろう。
 けれど男性の性器に似た太い触手が、僕の口を犯していて、言葉にはならなかった。
 諦めてフェラチオをするように口を動かし、舌の先で触手の先端を突いて刺激すると、背中の大きなイソギンチャクはぶるぶると震えて、触手から少ししょっぱい味のする重たい粘液を吐き出した。
 それを飲み下すと、口から触手がずるりと抜かれた。

ING挿絵4
挿絵:松園

 ようやくまともに鏡に映った少女の顔は、諦めにも似た気だるい表情で、ぼくを見つめ返していた。

「へぇ……。結構、かわいいじゃん……」

 こんな目にあわされているというのに、鏡に映る少女の――自分の顔に、力のない笑顔を見せた。
 いつの間にか伸びていた、髪の先端を確かめようと、目を腰の辺りにまで走らせたところで、ぼくは青くなった。

 先端の口から、無数の細い触手を出し入れしている、一本の太い触手がぼくの股間に迫っていた。

 『ご心配なく、ちょっと卵を産みつけられるだけですから』

 冗談じゃない!!

 処女をこんなイヤらしい化け物に奪われるばかりでなく、卵まで産みつけられてしまうなんて!

「いやだっ! 止めて! 離してぇっ!」

 悲鳴まで少女のものになっていたぼくは、自分の声にも驚いたが、それをはるかに上回る衝撃が走った。

 両手と両足を目一杯大の字に広げられ、イソギンチャクの本体に叩きつけられた。
 ぬちゃりと言う粘液が背中一杯に感じられ、肩から体の前のほうにも垂れてきた。
 粘液に触れたところから、ジンワリと暖かみを感じるとともに、むず痒い様な快感が襲ってきた。
 これ、いつも口の中に入れられているあの粘液?
 触れたところがむずむずとかゆくなるのは、口の中なら我慢できる。
 飲み下して、たまった唾液で押し流せば、痒みは消えるからだ。
 もちろんそれは、体に吸収されることによって、内側からいやらしく敏感になってしまう。
 けれどそれは、性器を弄られている時に感じるものと、そうは変わらない。
 しかし体にたらされた粘液は、手足を拘束されている自分には、拭うことが出来ない。
 敏感になった裸の少女の皮膚を、蝕むように快感を浸透させられていった。

「いやぁ、こ、こんなの、かゆい! むずむずするぅっ!」

 掻痒感と性感の入り混じった、いてもたってもいられないむず痒さに、悶えるように体をくねらせた。
 けれど、イソギンチャクの凌辱は、まだ始まったばかりだった。
 淫獣の本体表面には無数の柔毛が生えていて、背中全体をくすぐるように逆立てていった。
 弱い電流を流されたように、ぞうぞわと全身が波立った。
 それはゆっくりと、心に染み込んで行くようなアクメだった。

 体がぴくぴくと痙攣するように震えて、恥ずかしいことにお漏らしをしてしまった。
 ぼくが気をやってしまったその隙を突いて、ぼくの女の子の部分を狙っていた触手が襲い掛かった。

「い、いやぁ! こ、こんなの……」

 割り裂かれた白くて細い脚の間に、滑り込むようにして這い上がっていく、触手の様子が、目の前の鏡に映っていた。
 ぼくは鏡に映る、泣き叫ぶ少女が凌辱されていく様子から、目が離せなかった。
 触手の先端にある口から伸びる何本かの細い触手が、ぷっくりとした肉ひだを押し広げ、恥ずかしい谷間に隠れていた、濡れて光る小さな処女の入り口を剥き出しにした。
 辱めを受けているのは自分であって、それは目を覆いたくなるような出来事なのに、まだ男の子のままの意識が興奮を抑えきれず、鏡に釘付けになっていた。
 蠢く触手が、出来たばかりの自分の女の子の部分を引っ張って広げていくのを、目と敏感な性器に触れられる、直接の刺激で感じていた。

「や、やだぁ……、やめてよぉ、そんなの、まだ……」

 まだ、なんだろう?
 自分が何を言おうとしたのか、自分でも判らなかった。
 まだ、本当は男の子のつもりだから?
 まだ、女の子になりきれていないのに?
 まだ、好きな人も出来ていないのに?
 まだ、……?

 作りかえられたばかりの体に、心が追いついていないぼくの躊躇いなどお構いなしに、さらに次の凌辱者が迫っていた。

<つづく>

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