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魔法少女ヒロミ☆ひろみ by.F  1−1

冬コミでFさんがこのお話を出します。100部しかないので必要な方は早めにGO!
http://ftsf.web.fc2.com/c85.html

1−1

『女の子になった元少年の魅力は女性化が進行していくと目減りしていく一方なんだ』

000.jpg
キャライラスト:四葉 チカ 百花姜乱1&2

———
「お疲れさまでしたー!」
元気のいい挨拶とともに部活を終える。
格闘技好きが高じて中学から始めた柔道。
この高校の柔道部は、県内ではそこそこ強く、
俺自身も個人で県大会ベスト8に残るぐらいには頑張っている。
頑張っているんだが……
サッカーなどの球技に比べると柔道は女子からの人気が低い。
おかげで部活でいい成績を残したからといって
女子からは「ふーん」っと言われるのが関の山だ。
折角の高校生活なんだ。
女の子と仲良くして、素敵な恋人と恋愛とかしてみたいじゃないか。
『それが、君の望みかい?』
日も暮れて暗くなった道でどこからともなく声がした。
「だ、誰だ?」
周りを見ても、誰もいない。
『僕と契約したら、君のその願いを叶えてあげられるよ』
声のする方を見ると、猫のような奇怪な生き物が居た。
こいつが?いや、まさか……
『奇怪な生き物なんて失礼だな』
声が頭の中に響く。
『僕にはムゥって名前があるんだから』
俺は頭がおかしくなったんだろうか。
それとも、本当にこの生き物が俺に話しかけているんだろうか。
『君にお願いがあってきたんだ。デクと戦う戦士になってよ!』
ああ、やっぱり俺は疲れてるんだ。
人語を話す小動物なんて居るわけない。
『うーん、今日は無理、かな?また来るね!』
その一言を残して、ムゥと名乗る怪しげな生き物は去っていった。
———
「夢でも見てたんじゃないの?」
放課後、ゲーセンへの道すがら、
昨日の出来事をタカシに話すと笑いながらそう言われた。
「だよなぁ……」
話している俺自身も現実にあったこととは思えない。
小動物が人間の言葉で話しかけてきたなんて話を信じられるわけも無い。
「ねぇ、今日はこっちの道を通っていかない?近道を見つけたんだ」
そう言って、人通りの少ない路地をタカシが歩いていく。
通学路としては使った事の無い道だ。
なんだろう。普通の路地に見えるのだが、妙な胸騒ぎがする。
『タカシ、引き返そうぜ』と言おうとしたそのとき、
何かが俺たちの目の前に現れた。
3メートルはあるかという半透明の巨体。
一見、人の形をしているようにも見えるが、
ぬらぬらとその形を変えていく。
この世のものとは思えない何か。
「なんだ、これは……」
『それが、デクだよ』
振り返ると、昨日ムゥと名乗った生き物がいた。
「一体、お前はなんなんだよ!」
『僕のことなんかより、お友達が大変そうだよ』
「た、助けて……」
デクと呼ばれた生き物の触手がタカシをとらえ、体を締め上げる。
「クソっ!どうしたら……」
『君が僕と契約すれば、すぐにでもやっつけることができるよ』
「ほ、ほんとうなのか?」
『だから、この腕輪をはめて』
そう言って、ムゥは青色の宝玉が埋め込まれた腕輪を俺に差し出した。
『その宝玉に力を集めるイメージをして『トランス』って叫んで!』
「ちくしょう!なんなんだよ!『トランス!』」
腕輪をつけた俺は、やけくそ気味に叫んだ。
瞬間、腕輪の宝玉から白い光が放たれる。
宝玉が宙に浮き、いっそう光が強くなる。
光に照らされた俺の服が変わっていく。
黒い学生靴が赤色のローファーに。
学生ズボンが短くなっていくのと同時に、
白い靴下が太ももの方にまで伸び、その色をピンク色に変えていく。
そして、短くなったズボンがふりふりのスカートに変わる。
学生服の首の周りの布が消え失せ、肩がむき出しになる。
手が布に包まれ、学生服の袖の部分と融合して、ピンク色に変わる。
詰め襟が真っ赤なチョーカーに変わり、服の胴体部分も形を変えていく。
「なんなんだよ、これ……って、あれ?」
声が、おかしい。まるで女の声のような……
体を見下ろすと、スカートとソックスの間に見える、
いわゆる絶対領域と呼ばれるふとももが、白く細くそれでいてムチムチしたものに変わっている。
頭にもぞもぞした感覚が広がった次の瞬間、バサッと桃色の髪の毛が腰の方に向かって伸びていく。
「おい、どうなってるんだよ!」
そう言う俺の声は、さっきよりいっそう高く、甘ったるいものに変わってしまっていた。
大きな赤いリボンが長い髪の毛を束ねる。
そして……ピンクのビスチェのように形を変えてしまった服の下で
胸がまるで空気を入れているのかの様に膨らんでいき、白い谷間を形作る。
気がつくと身長も大分縮んでしまっているようだ。
最後に、宝玉を核として杖が形作られ、光が収まった。
「なんなんだよ、これ!」
ピンクのふりふりの衣装、
お尻まで伸びるつやつやな桃色の髪、
Dカップはあろうかという白い谷間、
華奢な肩、細くて白い足。
元の俺とは全く違う姿に変わってしまった。

001_20121222201645.jpg

『魔法少女ひろみ、誕生だね』
「どういうことだよ、ムゥ!」
戦士になる覚悟は決めたが、こんな女の姿に変わってしまうなんて冗談じゃない!
『僕を問いつめるより、先にすることがあるんじゃないかな』
デクと呼ばれた化け物の方を振り返ると、
タカシが息も絶え絶えになっている。
「くっ、で、俺はどうすればいい?」
『その杖の宝玉に魔力を込めるんだ』
「どうやって?」
『おへその下あたりから、宝玉に力を集める様にイメージをするんだ』
目を閉じて、言われた通りに、精神を集中させ力を宝玉に集めるようにイメージする。
『もう、充分だよ!』
目を開けると宝玉が輝いている。
『さぁ、そのエネルギーをデクにぶつけるんだ!』
「ええぃ、マジカルシュート!」
脳裏に浮かんだ言葉とともに、エネルギーをデクにぶちあてる。
エネルギーに包まれたデクは青い炎をあげるとともにあっけなく消滅した。

<つづく>

20121222初出

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