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主従逆転~秋月操の復讐~ (4) by.黒い枕

【4】

(だめだ。今は逃げないと――)

真正面から挑むのは間違いだと、今さらながら気づいた獅音は寝室の入口へと走った。
たぷるん、たぷんっ。

「くぅ!んっ、んはぁ――っ!」

ずっしりと重く伸し掛かるおっぱいの波打ちに重心が傾く。
慣れない上、けして力強くない女のしなやかな足腰では予想外の衝撃に堪え切れない。
何度も転倒しそうになりながら、何とか寝室のドアノブに手が届く。……が。

「シオン――”動くな”」
「えっ?」

ぴたり、とドアノブの回転が止まる。ドアノブを掴んでいる、他ならぬ自身の指が止まって。

「えっ!ふざけんなよ!ふざけんなっ!おいっっ!!」
「ほら――”おいで、シオン”」
「わあっ!?」

抗おうとしても抗えない。
彼女の言う一言が絶対の命令になって、足を動かした。

「ほら、捕まえた」

素直に歩み寄ってきた獅音の身体を、包み込むように操が抱き締める。

「ううっ!なん、でだよぉ!」
「そのペンダントの力は私たちの体を入れ替えるだけじゃないの。むしろ、これこそが本当の力。そっちのペンダントは【奴隷】専用。そして私のが【主人】専用。分かるかしら、この意味――」
「ひっく、ぐすっ!だ、黙れ……」
「ふむ。困ったなぁ。まだ自分の立場が分からないんだ。なら、こうしちゃおう!」

操の意思を汲み取って赤の宝石が点滅する。
途端、獅音が身につけている唯一の衣服――エプロンが解け始めた。
どろり、どろり、とろとろっ、と。

「ひぃ、あああ――っ!?」

敏感な柔肌を伝う、流動的な冷たさに肌が粟立つほどのおぞましさを感じ取る。

「うっ、うぅううう――うあああっ!やめてぇくれぇえ!!」

肌の表皮を液体が移動するたびに、色を変えていく。
材質すらも変質しているのか、艶やかな黒光りを反射していた

「んっ、んんっ――んあああっ!!」

おっぱいを擽っているかと思うと、液体は強固な布地へと固まりだしていく。ただでさえ艶めかしい谷間が、より窮屈に深められ、乳房の膨らみを強調する。恥ずかしいまでに。
胸元をぷるん、たぷるん、と揺れ弾ませつつ、黒くなった液体は下半身へと伸びていく。

「やめろっ!やめやがれぇっ!!」

虚しい叫び声に、布地の侵食は止まらない。
もっこりと盛り上がる恥部をぴっとりと包み込み――というか、ぴっちりと食い込んで、お尻すらも覆っていく。
腰のラインが淫靡に輝くほど体のラインが丸裸である。
丸腰の艶めかしい太ももが、光り輝いているかのように、濃厚な色気を振りまいていた。

「おっとこれも忘れちゃだめね!」
「ひゃぅ!今度は何をしたんだよ!?」

操の呟きと同時にポンと音を立てて、白い煙が生じる。
手と足先に。
頭とお尻に。
腕力にモノを言わせて、獅音は無理やり姿見に向き合わされる。

「ほら、あなたが好きなバニーガールよ!ただし、あなた自身が可愛いバニーちゃんだけどねっ!」
「ああっ!?こ、これは」

ぴょこん、と揺れ動かすウサギ耳の髪飾り。
お尻を見やれば、美味しそうに育った尻房の上でふわふわのウサギ尻尾が揺れていた。
手には白いカフス。
足先には履きなれない、というか、履いたことのないハイヒール。
光沢を宿す黒色のハイレグが臀部の柔房を押し上げて、悩ましいほど大胆に拉げている。

「てめぇええ!覚えてやがれぇ!この野郎!!」
「これも忘れちゃだめね。どれ私がつけてあげるっ」
「聞いているのかよ!?こらっ……うぶっ?」

ポン、とまたも白煙と共に出現した蝶ネクタイを持って、操が迫り来る。
逃れようと全身の筋肉に呼びかけるのだが、どうやら首しか動かせないようだ。

「ほら完成――どうかしら、自分がバニーガールになった気分は」
「うっ――!」

彼女の身体が後ろに回った途端、鏡面に映っていたのは完璧なバニーガール姿。
たぷるん、と生肌を晒すほど大きく強調された胸元。
ハイレグの布地に食い込まれ、余計に目立ってしまっている魅惑の臀部。
全身から毒々しいまでも雌の魅力を振りまいて、力なく立ち尽くす――と、不安げな表情すらもどこか色っぽい。

「あっ、ああ!う、そ……だろっ!?こ、こん……なのっ……」

そこには紛れもないバニーガールが、ふらふらともたつく足先で、危なげに立ち尽くしていた。

(おれが、バニーガール?おれが、この操が……俺?こんなイヤらしくおっぱいを弾ませてる、おんながぁっ?)

鏡に映る妖艶な『秋月操』が、自分自身であると受け止めきれず、獅音は恥ずかしい衣装のまま呆然とする。

大滝獅音
キャラデザイン:針子 http://melo.xii.jp/


「は、恥ずかしぃ……」
「そんな恥ずかしい姿で、私を他の男たちに抱かせていたんだけどね。まあ今さら恨むつもりはないわよ――だって」
「ひゃああっ!」

無防備な谷間を操は鷲掴みにした。
ぐにゅるん、たにゅるん。
情け容赦のない同棲相手からの乳房の圧迫に、苦痛を覚え、獅音は弱弱しく身をくねらせる。

「んあっ、やめっ……ああ!」
「うふふ。シオン”動いてもいいよ”」
「あっ、ひゃぁ!う、動く!?」
「でも、”その場から逃げるのは禁止よ”!」

自由を取り戻したと歓喜したのも一瞬、脱兎のごとく逃げ出そうとした足腰は石にでもなったかのようにその場から離れることを拒んだ。

「やめろっ!胸を!おっぱいを揉むなぁああ!」

仕方なく、両腕を使って黒光りの布地から溢れ出る乳房を庇おうとする
しかし、柔肌に二の腕や手のひらが触れるたびに、操の腕が強引に引き剥がしていく。まるで、無駄と言わんばかりに。

「んあっ!ああっ――!」
「うふふ。私の顔だけど可愛い――んんっ。んちゃ、んちゅっ」
「んぶあっ!んんっ、んふうぅ、ううぅ!?」

胸を蹂躙しつつ、操は獅音の唇に口づけをする。
ぬちゃっ、ぬちゅっ!

(んあっ!あひぃ!こんなバカな!こんな!俺が俺に、男なんかにぃいい!!)

軽い吸引が、彼の唇を吸い込んだ。
今度は舌先を口内にねじ入れられて、歯茎の隙間を擽られる。

「んっ、んあっ、あふぅああ!」

こちらも舌先で応戦するが、瞬く間に絡み取られて、一緒に口腔を撹拌する手伝いをされる。
くちゅ、くちゅっっ、とお互いの唾液が撹拌される。
くちゅ、くちゅっ、くちゅりっ、と無理やり注がれた操の――元は自分の――唾液を飲まされた。

(あっあひぃ!俺が!この俺が女みたいに!!唾液をのまされてっ――あひぃぃいい!)

屈辱に顔が歪む最中にも、ごくごくと唾液を注ぎ込まれて、涙が浮かぶ。
頭が痺れ始めた。
空気不足、と言う訳ではない。
弄ばれ続けている胸元を中心にカァ、と強烈な発熱が全身を蝕んでいく。

「あひっ……んあっ!なにこれぇ……」
「うふふ。分からない――あなたは、シオンは感じているんだよ?女の子として!」
「そんな俺……女なんかじゃ」
「女の子なのよ!!」
「はうぅ!あっ、あうぅ!んんっ……」

スイカのように丸々とした形の双乳を揉みくちゃに弄ばれる。
柔肌に食い込む指の振動だけで、脳髄が怯えきった。
艶やかな髪の毛が恐怖の痙攣に揺れ動く。

「あはは。これがあのシオンだなんて本当に情けない。一層すがすがしいほどの惨めさで――愛情すらも感じるわ」
「やめてぇ!」
「きゃははは!!」
(この――調子にのりやがってぇ!んあっ、あん!そ、そこはやめぇっっ……!)

汗ばんで敏感さがより鋭くなった房を音がなるほど握り潰されて、歯痒い疼痛が脳裏を襲う。

「ほら!こうすると嫌でも昂ぶるんでしょう?」
「ひぃ、ひぃあああ!ちくびぃぃ!?く、くそっ!!」

充血して、反り上がった乳首。
何時もはそれを美味しそうに銜え込む側だったのに、今では逆に操に口づけをされてしまう。
ぬちゅっ、くちゅ――。

「あっ、あああン!!」

女の喘ぎ声を恥ずかしげもなくこぼしてしまう。
そんな有り様に心が締め付けられる。しかし、それでも操の復讐という名の愛撫は続いた。

「んちゅっ、ずちゅううぅ!んはぁっ……私のおっぱいこんな味だったんだ。これから毎日毎日これが味わえるのねぇ。最高だわ」
「い、いい加減にしやがれよっ!」

<つづく>

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