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投稿陵辱小説第116番 ウツロナココロノイレモノ(8)<21禁>

作.luci

 その言葉に工藤の脳が一瞬の内に反応していた。
「イヤだっ、放せえええっ! 俺が何かしたっていうんだ? 男に犯されるなんていやだああっ!!」
 首を左右に振りながら、身体の動かせる部位だけで暴れてみる。しかし男は冷静にその姿を眺めつつ、口の端を歪ませていた。
「お前が何かしたかって? 俺がした事だが――お前もした事になるか。ま、男が女を犯すのは当然だろう? お前は中身はどうであれ、生物学的には女なんだからな」
(こいつがした事なのに、俺もした? どういう――)
「俺もしたって、なに、……あっ?!」
 何をしたと言うのか、意味深な言葉を投げかれられたけれど記憶の無い工藤には解からない。それを問いただそうとした時、ワレメにこれまでの指とは違う、ヌメッとした熱いモノが押し付けられていた。
 それが何かなど解かり切っているつもりでいた。しかしいざその状況になると一瞬の内に思考がままならなくなる。男が男を強制的に受け入れざるを得ない、その屈辱。そしてこれから身体に刻まれる未知の痛みと、受け入れてしまった後に起こる心理的変化への恐怖。特に工藤にとっては、男に犯された後の変化が怖かった。これまでの自分では有り得ない体験を経て、心が身体に隷属してしまうのではないかと。
 男に与えられた性的快楽は、それ程工藤の心を魅了していた。いや、工藤には逆らえなかった。
「やめろおっ。やめてくれ、お願いだっお願いしますっ! これ以外なら何でもするっだからっ――ひっ」
 工藤の叫びにも一切耳を貸さず、返答もしないまま少女の上に乗った男は腰を突き出した。処女膜より手前は既に十分感度も良くなって、柔らかく解れていた。亀頭だけを襞穴に差し入れ一端動きを止める。押し出そうとしているのか入り口がきゅっと締まるのが男に心地よい感触を与えていた。
「あ、あ、それ以上は、入ってくるな……」
 侵入されてから工藤は暴れられなくなっていた。まるで身体にナイフが刺さった時のように、動く事でより酷い状況になる事を恐れていた。身体中の筋肉を収縮させ、次に来る筈の痛みに耐えようとする。ワナワナと唇を振るわせ、小声で話す少女の態度に、男は悦に入った。
「!! 痛い痛い痛いっもうやめ――!!」
 容赦なく男が侵入を再開した。処女を奪い、なおも少女の身体の奥に分け入っていく。工藤は身体を裂かれる痛みと、何者も受け入れた事の無かった粘膜を傷つけられ叫びを上げていた。あまりの痛みに頬に涙が流れ落ちていく。
 侵入の痛みは工藤の股間全体に広がり、一体どこまで入っているのかと思ってしまう。サリっと恥骨同士が当たり恥毛が擦れあったところで漸く全てが挿入されたと認識した。
「……うぅ……」
 犯され、女のように泣く自分が哀れ過ぎて余計に涙が出て来てしまう。男の時もこんなに泣いたのかと、無い記憶を振り返ってしまった。
「んむっ、狭くて、いいなっ。流石、俺だ。ぴったり嵌ってる」
「いつっ、くぅ、もうやめてくれ……」
 工藤の懇願にも関わらず、男は狭い肉洞穴の締まりと少女の反応を楽しむため、ゆっくりと腰を振り始めた。
 ゴリゴリと処女の恥肉を苛んでいく。身体が引き裂かれていく、そんな形容が生易しいものだと工藤は思っていた。固い、ごつごつした凹凸が、痛みで痺れる膣で感じてしまう。何か大きいものが身体を内部から破壊していく、そんな幻視さえ見えそうだった。
「くっ、あっ……ひっン」
 声を出そうと思わなくても自然と口の端から漏れ出してしまう。全身の力を入れとにかく痛みだけでも抑えられないかと無駄な努力をしていた。かえって力を抜いた方がいいのかも知れないのに。
 涙がアイマスクの隙間から頬を伝わって流れ落ちていく。唇を噛み締め耐えているうちに噛み切ってしまったのか血の味がしていた。
「ううぅん、いいぞ、お前の膣内は最高に具合がいい」
「……ちくしょう、お前ん、つぅ、なんかっ」
 破瓜の血が付いているペニスを目一杯まで引き抜き、そして突き込む。挿入されるまでは確かに快感に咽び、愛液を垂れ流していた工藤のワレメ。しかし今は痛みだけしか無かった。具合がいいなどと言われても、それは男からの話であって、少女の身体を持つ工藤に取っては煉獄の中で棍棒を突き込まれ、腹の中をかき回されているようなものだった。
「お前なんか、どうした? こんなにぐちゃぐちゃになってるだろ、ここも膨れてるしな」
「ふっんああ」
 せめて抵抗の言葉でも、と思った工藤だったが、男の指が快楽の蕾をくじると途端に甘い声が漏れてしまっていた。痛みの中にあって、唯一許容できる感覚。工藤の身体は正直にそこに救いを求めてしまっていた。
(あ、気持ち、いいのがっ、くるぅ――)
 クリトリスを弄られると信じられない位痛みが治まり、替わりにペニスが出入りする度に背中をある種の信号が走り抜けていく。それが何かなど、工藤にはこれまで嬲られた回数以上に解かりきった事だった。身体が快楽だけを選択して脳に伝えて行ってしまう。男の分身が工藤の身体を貫く度にそれが快感であると誤認させていた。
「ほぉれ、ずっぷり、俺が入ってるぞ。――なんだ、さっきまで処女喰われて女みたいに泣いていた癖に、もうよがってるのか。やはり淫乱な身体に引っ張られると淫乱になるんだな。尤も相性も抜群な訳だけどな」
 腰を振りながら、組み敷く少女の反応にウットリした表情を見せる男。陵辱して工藤を馬鹿にしているだけかと思われたけれど、その瞳には愛しいモノを見つめる光が宿っていた。
 しかし工藤にはそんな表情は見えない。寧ろ、光が無い状況にあっては聴覚と触覚だけが外界との繋がりになっている。ただ、触覚は尚も摘まれ、撫で上げられているピンクの陰核から齎される愉悦に支配されていた。残るのは聴覚だけ。その聴覚も自らの股間から発せられる粘液の音と腰を打ち付けられる音で、興奮させられていた。男の言葉を冷静に判断する余裕が無くなっていた。
 これまで男の陵辱に耐え、何とか自意識を保とうと試みていた。女の身体が齎す快楽がどんなに工藤の心を揺さぶっても、「男である自分」がいたからこそ持ち堪えていた。けれど自分の体内に男が侵入し、あまつさえ感じてしまったのだ。自分の中の男の部分が、自分を陵辱する男に負けてしまったのだ。男の屈辱的な言葉。植え付け、そして心に虚脱感と無常観を植えつけるに十分だった。
「ぅ、はぁっ、ん、やっああン……」
 身体が要求するように工藤は声を上げていた。男はその声がよかったのか、急速にグラインドの速度を速めていく。
「んっむ、おおっいいっ! ヌルヌルしながら、段々こなれて来たじゃないかっ。――っく」
 自分の言葉で高ぶったのか、男の腰の辺りにゾクっと快感の波が押し寄せてくる。そして工藤に収めている肉棒がグッとその硬度を増した。
「……! あっよせっ、い、んん~、イカナイでっ、お願いします」
 身体を蹂躙した証として、男は膣内でイこうとしていた。しかし工藤には容認出来る訳が無い。女である事の証拠を身体に刻み込まれてしまうのだ。必死に嘆願するけれど、男は聞こうとしていなかった。
「おおっ! 俺がっお前の膣内でっ、お前は俺のおおっ俺がっ俺のでイクんだあっ!」
「んッはあっ、やめッ!!」
 耳元で大きな声を上げる男。その言葉はラストスパートに入ったせいか、息も絶え絶えで聞き取りづらいものだった。工藤はひり付くような痛みと粘膜の擦れる甘美な感触に揺り動かされながら、意味不明な内容に耳を傾けていた。ただそれも、屈辱感に苛まれる感情に流されていってしまったけれど。
 必死で腰を捩り、下の口から男を吐き出そうとする。しかしその行為自体が男により高い悦楽を提供するだけだった。
「んん~~……」
「ああっ?!」
 息むような声を発したかと思うと、工藤の身体の中心で男の肉槍がビクッと跳ねた。そして瞬間、熱い何かが体内に浴びせられたように思っていた。二度三度と痙攣を繰り返す男は、工藤の身体にしがみ付きながら欲望に濁った白い粘液を放出していた。
 穢された、という具体的な言葉は思い浮かばなかった。それよりも、自分を弄んだ男の体液が自分の身体の中に溜まっている事が許せない事象だった。何の云われも無く男から女にされ、その身体を陵辱され、工藤と言う人間を踏み躙っているのだ。許せる筈も無い男の子種が身体に入っている。何の抵抗も出来ない自分が惨めで、悔しくて、工藤の目から、痛みのためとは違った涙が再び溢れていた。
(こんな、馬鹿な事、あるか……ちくしょう……)
 耳の直ぐ横で男の荒い息遣いが聞こえている。華奢な少女の身体の上に体重を乗せている身体。それが女なら良かったけれど男なのだ。気持ち悪い事この上ない。アイマスクと顔の間に涙が溜まり、あまりよい気持ちとは言い難かった。

つづきはこちら

テーマ:奴隷 - ジャンル:アダルト

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