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ヴァーチャルゲーム小説第101番 僕のデザイア(5)(18禁)

第一話 第二話 第三話 第四話

「ご主人さま起きて下さい~。 朝ですよ~」
「むにゃ……」
え、もう朝なの?って、
デザイア?
うああああ~!?いきなり何してるの!?

20060811225008.jpg
イラスト:壱河剣

「あひゃのふぁるいへっちれす」
あう。駄目っ。
こらっ。
ぼくはデザイアを引き離す。デザイアはちょっと残念そうだったけど、口をぬぐって、元気にあいさつする。
「おっはよーございます、ご主人さまっ」
「あ、おはよ」
寝落ちしちゃった?
僕の部屋だ。
都内のワンルームだ。
僕の姿は元に戻っていた。
あぁ7時だ。
会社に行かないと。
デザイアは相変わらずリアルだったが、よく見ると床から少し浮いている。
は・だ・か・エプロン。
「会社の位置とここの場所から通勤時間を計算して7時に起こしてみましたけど。 大丈夫でした?」
「うん。ありがとう」
「ご主人さまは一人暮らしですよね?一人暮らしオプションを選択してはどうで
しょう?」
「そんなのあるんだ」
「ええ。好評ですよ。ご主人さまなら十分払える額ですし。とりあえず1週間お
試しキャンペーンをしてますのでお得ですよ」
「ふうん」
着替えながら僕は生返事を返す。あああ、勃っちゃってるし。どうするかな、これ。
「今のままですとメインゲーム中しか、ご主人さまのお世話ができないんですが、オプションを選択しますと、今のような現実中にもお世話ができるんですよ」
「……どうやんの?」
「とりあえずご自宅をマッピングさせて頂いて、どこに何があるかの配置を確定します。
 マップが完成しますと、後はあなたの目や耳からの情報をフィードバックさせて微調整できますので、ゲーム起動中にご飯を食べたりお風呂に入ったり、テレビを見たり、新聞を見たりなど日常生活のほとんどができちゃうんです。ちゃんとベッドや布団で寝れますし」
ちゃんとベッドでか……
ふむそれは重要かも。
それにシステムにも興味があるし……
などと出勤の支度をしながら思う。
まっ独身だからそんなにお金に困ってないしなぁ。優奈の奴と結婚するとそうも行かないだろうからやるなら今のうちかもしれない。
「基本料金の3ヶ月10万はもう払っちゃいましたけど、これは幾らシステムを使っても同じなんですよ。て、事はオプションを使ってシステムの稼動時間を長くした方がお得な訳で……」
「そっかー。じゃあ、やっといて」
「ああん。ご主人さま太っ腹で素敵です☆じゃあ、準備万端整えておきますので、今夜は楽しみにしていて下さいね」
「あはは。期待しているよ。それじゃあ、僕は会社に行ってくるから。電源は切らなくてもいいのかな?」
「点けたまま希望☆」
僕の問いにデザイアは笑顔で答える。
「わかったよ。じゃあ」
デザイアはキスして来る。
お、良いね。
が、ちょっと座標がずれて外してしまう。
「えへへ。行ってらっしゃいのチュー、上手く行ったでしょうか?
 ……駄目だったみたいですね。でもね、オプションをご購入頂いたからにはもう大丈夫!
 明日からはばっちりですよ!じゃ、お仕事がんばって下さいねー」
まるで新妻のように手を振るデザイアに見送られ、僕は会社へと向かっていった。
優奈も結婚したらこのぐらいやってくれるのかね。はぁ。……無理かな。ちょっと空しくなってきた。

脳内シミュレーション1
「なぁ、頼むから裸エプロンで起こしてくれよ」
「はぁ?裸エプロンって何?」
くどくどと説明する僕。(この時点で既に挫折気味)
「何でそんな事しなきゃならないの?」
軽蔑の眼差し。
「もういいよっ」
状況終了。
僕のダメージ200ポイント。成果無し。

脳内シミュレーション2
「なぁ、今度裸エプロンやってくれよ」
「裸エプロン?」
やっぱりくどくど説明する僕。
「やっても良いけど、その代わり今度何でも言う事聞いてね」
「ええーっ!?」
「嫌なら良いのよ」
「分かったよ」
「じゃあ、ヴィトンの新作お願いね」
……
……
「はい、裸エプロン。なんでこんなのが嬉しいのか」
「なんか……違う」
状況終了。
僕のダメージ4200ポイント(金銭ダメージ含む)。成果 20ポイント。

うーむ。そうだよなぁ。そもそも、何で僕がわざわざ裸エプロンをお願いしなきゃならないんだ?お願い無しでも察してやってくれるのが……って、そんなの無理か。はぁ。理想と現実のギャップは果てしないな。


それにしても。昼休み。食堂で定食を食べ終わり、お茶を飲んで一息。
リアルだったなぁ。デザイアのおっぱい。そしてペニス。
ペニス……
「うあああっ!?」
「どうした、藤村?」
し、しまった。食堂で余計な注目を浴びてしまった。
「大丈夫か?顔が真っ赤だぞ」
「だだだ、大丈夫ですっ。昼一から出張ですんで、先に行きますね」
うー。なんだって僕はあんな事してたんだ!?
本当に、なんて言うか。
僕は食器を片付けて、かばんを持って駅へと向かう。
「あ、秀ちゃん。日曜は……」
玄関で外で昼食を取ったらしい優奈と鉢合わせた。う、こんな顔見せられない。
「あ、後で。気にして無いから」
「あ、うん。又ね」
「うん、又」
後でメールでもしとくか。
僕はそれから出張先で商談をまとめて帰路についた。

つづきはこちら

テーマ:同性愛、ホモ、レズ、バイセクシャル - ジャンル:アダルト

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