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子供の神様 (38) by.アイニス

(38)

「あっ、これは!」
 脱衣所にある洗濯機の上に置かれていたのは祐輔のトランクスだった。祐輔の股間と同じ臭気を放っている。股布には白く乾いた跡があった。
「……これは祐輔の我慢汁だろうな。俺と一緒にいて密かに興奮していたのかも」
 祐輔が伍良の体で発情していたと考えるとちょっと嬉しいような気がした。欲情を我慢して平静を装っていたと思うと紳士な祐輔が可愛く思える。伍良はトランクスを手に取って鼻に当てた。
「強い臭気にクラクラする……」
 伍良は酔ったように目をトロンとさせていた。深く息を吸い込んで逞しい臭いを存分に味わう。秘所から愛液が溢れ出し太ももに伝わっていた。
「すぅ、はぁ、たまらない」
 トランクスから手を放せなくなった伍良はそのまま風呂場に入った。異様に秘所が疼いている。今までにない興奮だった。
「これは俺の意思じゃない。呪いのせいだ……」
 言い訳を口にしながら秘所に触れると驚くような熱さだ。もう媚肉がトロトロに溶けている。べっとりと指が愛液で濡れた。
「くぅん、んんっ……はあぁ、ああぁん、すごっ……感じるぅ」
 秘所に指を入れてみると、膣壁が押し寄せてきた。非常に敏感になっている。甘い電流が尻から背筋に走り抜けた。自然と艶かしい声が漏れていた。
「ううぅん、はぁ……聞かれたらまずいのに……」
 いけないことをしている背徳感がますます伍良を加速させていた。口をどうにか閉じようとトランクスを口に咥える。
「ふぐぅううぅっ、んんぅううぅ!」
 舌に刺激的な味が爆発して、伍良は悶えながら目を瞬かせた。逞しい精臭が口から鼻に抜ける。伍良は白く汚れた布地を口にしていた。
(こ、これが祐輔の精液か……)
 祐輔のペニスを口に咥えているように錯覚した。汚らしい行為だと思うのに舌が勝手に動いて乾いた精液を舐め取る。体が燃えるように熱くなって、汗ばんだ肌が桜色に染まっていた。
「ふぐうぅん、んくうぅっ……むふううぅ、くうぅん!」
 トランクスを口に咥えたまま、伍良は秘所と乳房を手で乱暴に弄った。肌に指の痕が残るくらいに強く柔肉をこねる。脳裏には男に抱かれる姿を思い浮かべていた。口を閉じていても押し殺した喘ぎが漏れる。
「んはぁ、ああっ……凄く、感じるぅ……くはあっ、んんっ……」
 激しい指の動きで漏れ出る愛液には泡が混じっていた。男に貫かれる姿を想像しながら膣を掻き混ぜる。頬を染めて瞳を潤ませた顔は、女の表情になっていた。
「くううぅぅっ、あああぁぁっ!」
 ペニスに見立てた指を深く突っ込むと、伍良は背筋を仰け反らせ甲高い嬌声を響かせた。涎で汚れたトランクスが口元から落ちる。
「ふぅ、ふぅ、とてつもない快感だった……」
 脳に直撃した激しい快感で体は甘く弛緩していた。しばらく動けそうにない。伍良は足を大きく広げた格好のまま、体に残った熱を楽しんでいた。
(似た者夫婦じゃなぁ)
「うぇ!」
 興奮し過ぎて瑞穂の存在をすっかり忘れていた。羽目を外した姿を見られて顔が羞恥で真っ赤になる。
(お主の友人も同じようなことをしておったわ。伍良の下着姿を見ながら抜いていたぞ)
「マジかよ……」
(祐輔は伍良を好きなようじゃなぁ。お主もまんざらではなさそうだし、そのまま結ばれてもいいではないか)
「いやいや、俺らの年齢だと生の下着姿を見たら簡単に興奮するって。祐輔にしてみたら、俺でなくても興奮したと思う」
 祐輔が伍良の寝姿で自慰に耽っていたと聞いて、形容しがたい感情が沸き上がった。嫌だとも嬉しいとも思う。男としては敬遠したいが、女としては愉悦を感じていた。
「でも、二人とも隠れていけないことをしていたのは面白いな」
(そうだのぉ)
 瑞穂には誤魔化したが、両想いかと思うと幸せな気分になってくる。元男としてはおかしいとは思うが、祐輔に対して恋心に近いものを抱いていた。

 夏休みの宿題を順調に片づけ、小物作りもいいペースで進んでいた。試しに喫茶店に手作りのオリジナルぬいぐるみを置かせてもらうと、それなりの値段だったのに数日で完売してしまった。もっとも、購買客は女性や子供よりも伍良のファンである男性の割合が高かった。これでは参考にならないかもしれない。
「そろそろ遊びに行きたいなぁ」
 毎日が自宅と喫茶店の往復では飽きが出てくる。自由研究で瑞穂神社についてまとめようと図書館で調べることもあるが、それでも内にこもる作業ばかりで息が詰まる。伍良は本来アウトドアな性格だったのだ。
「気分転換に水着を買いに行くか」
 祐輔と近場で遊ぶことはあっても、まだ海には行ってなかった。カラオケやボーリングもいいが、青空の下で思いっきり体を動かしたい。
「祐輔はどんな水着が好きなのかなぁ」
 デパートに行った伍良は男が好きそうな水着を考えていた。男だった頃の感覚から考えると、派手で露出が多いものがいいだろうか。布地の多い競泳タイプも考えたが、祐輔を喜ばせることが優先になっていた。
「俺は背が低くて子供っぽく見えるから、大人っぽい水着に挑戦してやろう。ビキニにするつもりだけど、これなんてほとんど隠れないな」
 乳首と秘所しか隠れない水着は見ているだけで恥ずかしくなる。ほとんど紐だ。勇気を振り絞っても敷居が高すぎた。
「赤い水着の方が大人の色気があるかなぁ。でも、半分尻が見えそうだ」
 色が気に入って手に取った水着は、伍良には布地がやや少ないように思えた。他の水着と見比べて悩んでいたが、大差ないかなと自分に言い聞かせる。
「試着してから考えるか」
 下着の上から水着を試してみると、明らかに下着よりも小さい。胸の谷間が見えるのは確実だった。ボディラインには自信があるが、海水浴場には他の人間もいるのだ。祐輔以外の男にも見られるかと思うと恥ずかしくなる。
「ま、まぁ、これでいいか」
 赤いビキニを着た伍良は、大人っぽい魅力が発散されていた。可愛いというより綺麗だと思う。これなら誰だろうと悩殺されるだろう。祐輔の反応が知りたくて、伍良は赤いビキニを買うことにした。
「海が楽しみだなぁ」
 会計を済ませて紙袋を受け取った伍良は、軽い足取りで笑顔を溢れさせていた。

 海に行くのは伍良から誘った。水着を買ってしまうと一日でも早く海に行きたかった。
「明日にでも海に行こうぜ」
「伍良が誘ってくれるのは嬉しいけど、サッカー部の練習がハードでへたっているんだよなぁ。週末でもいいか?」
「もう一日だって待ちたくない。それに俺の水着姿を見れば間違いなく元気になるぞ」
 海に行きたさに男を挑発するようなことを言ってしまって、急激に恥ずかしくなった伍良は顔を俯けていた。朱色に染まった頬がプルプルと震えている。
「そ、そうか。それなら午前の練習が終わったらすぐにでも海に行こう。すっげぇ楽しみだ」
 伍良の態度が感染して、照れた祐輔は鼻の頭をかく。二人とも気恥ずかしそうな顔をしていた。

 翌日、海水浴場に到着すると人で溢れかえっていた。伍良よりも派手な水着を着ている女性がいて何となく安心する。家族連れやカップルの姿も多かった。
「男女でいるとカップルみたいに思われそうだなぁ」
「そ、そういう風に見られると伍良は嫌なのか?」
「べ、別にそうじゃないけどさ。嫌な奴と一緒に海に来るほど俺は酔狂じゃないぞ。それじゃ着替えてくる」
 不安そうな顔で祐輔が訊ねてきたので、伍良は慌てて否定した。恋人でも構わないと受け取れる発言をしてしまって、逃げるように更衣室に走る。心臓がやけにドキドキしていた。
「恥ずかしくない、恥ずかしくないぞ」
 自分に言い聞かせながら、情熱的な色をした赤いビキニを着た。下着よりも確実に面積が狭い。大事な部分が今にも見えそうだった。この姿を大勢の人に晒すかと思うと足が震えてくる。伍良は更衣室でしばらく息を整えていた。
(もたもたしておるのぉ。男が待っているぞ)
「わ、わかっているって。よし、行こう」
 あまりに待たせると祐輔が心配するだろう。伍良は勇気を振り絞って更衣室の扉を開けた。素足で砂浜を踏むとその熱さに驚く。女になって足の裏が薄くなっているのだ。慌ててビーチサンダルを履いた。

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