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子供の神様 (41) by.アイニス

(41)

 瑞樹に教えてもらった風呂場は、個人で使うには浴槽が広かった。神様専用ということで贅沢な作りなのだろう。脱衣所には和装の寝間着が用意されていた。
「まるで旅館にでも泊まりに来た気分になるよ」
「ヒノキ風呂か。眺めもいいのぉ。夕焼けで山が赤く染まっておるわ」
 浴室にある大きな窓からは山の景色を見渡せるようになっている。雄大な景色を見ていると開放的な気分になれた。これなら創作意欲も高まりそうだ。
「伍良に妾の髪を洗ってもらうとしよう」
 風呂椅子に座った瑞穂は、伍良に洗ってもらう気満々だった。表に出てくると、相変わらず手間がかかる。洗うには団子頭を解かねばならないが、伍良には結び直す自信がない。
「瑞穂の髪は長いから面倒だなぁ。それに俺じゃミサキチみたいに髪を結べないぞ」
「記憶はしておるから大丈夫じゃ」
「それならいいけどさ」
 黒い光沢のある髪に触れると簡単に泡立つ。瑞穂の体はほとんど外に出てないので、あまり汚れていないのだ。瑞穂の髪を触っていると銭湯に行った時のことが思い出される。あの時の瑞穂はまるで乞食のようにみすぼらしい姿だった。
「これでいいかな」
「今度は妾が伍良の体を洗ってやろう」
「それじゃ任せるよ」
 瑞穂を洗い終わると、今度は伍良が洗ってもらうことになった。場所を交代して、今度は伍良が風呂椅子に座る。
「久しぶりに触ったが、相変わらず滑らかな髪じゃ」
「少しはシャンプーとかに気を使うようにしたからね」
 以前は洗浄力の強いアルカリ性のシャンプーを使っていた。髪のダメージなんて気にしなかった。今はバイト代が入ったこともあって、髪に優しいシャンプーを使っている。容姿の維持には金がかかるが、女を磨くことに努力はしている。伍良は今の可愛い姿も好きだからだ。
「前と比べると肌にも潤いが増した気がするのぉ。胸も僅かだがまた膨らんだのではないか」
「……そんな些細な違いがよくわかるな。確かにブラのサイズが窮屈かなと思えてきたから、そろそろ買い替えようと思っていたけどさ」
 ブラの買い替えで出費があるのは痛いが、肌の質感を褒められたのは嬉しい。高い石鹸を買った意味があるというものだ。
「いつでも男に応えられる体にしておるわけか。可愛い奴じゃのぉ」
「べ、別にそうじゃないけどさ」
「ここもよく洗っておくとしよう」
「ひゃうぅん、あっ、ああっ……」
 瑞穂の手が忍び寄って、伍良の秘所を撫でている。泡塗れのヌルヌルの手で敏感な場所を弄られて、伍良は裏返った声を漏らしてしまった。自分の手で触るのとは刺激が違う。
「かなり欲求不満が溜まっておるな。休みだというのに忙しく働いておったからのぉ。妾は男でも女でも相手が出来るぞ。どれ伍良の体を慰めてやろう」
「いや、いいって。んああっ、くううっ、ど、どうしてそんなに上手いんだよ」
 瑞穂を振り払おうと思ったが、体を軽く撫でられただけで力が抜けてしまう。まるで体から骨が抜けたみたいだ。
「妾に仕えた巫女を何人も相手にしたものじゃ。痛くするつもりはないから安心するがいい。今までの褒美じゃ。極楽に連れていってやろう」
「ああぁん、んんっ、俺の体は祐輔だけに預けたいのに、声が止まらなくなるぅ」
「愛いのぉ。だが、少しは経験をしておくのも必要じゃ。何も処女を奪おうというわけではない。お互いが初めてでは余裕がなかろう」
「きゃふぅん、はううぅ、そ、そうかもしれないけどさ」
 言い含められている気はしたが、快感に飢えている体は瑞穂の手を受け入れていた。意志の力で耐えているが、伍良の体は呪いで性欲が強いのだ。スイッチが入ってしまったら、快楽の虜になってしまう。
「蕩けた顔になっておる。これがあの小僧だったとは思えぬわい」
「んふううぅ、ちゅぷぅ、ちゅぱぁ……むううぅ、んんっ、ふはぁ……」
 瑞穂は伍良の顔を横に向かせて唇を交えてきた。唇に火が灯ったように熱くなる。柔らかくて優しい感覚に、触れたところから唇が溶けそうだ。初めてする女性とのキスに伍良は陶然と酔った。
「心残りは少ない方がよかろう。男の未練も妾が晴らしてやる」
「う、うん、もっと欲しい……」
 伍良が祐輔と恋人になれば、女と触れ合う機会はもうない。中途半端な立ち位置にいる今しか許されないことだ。伍良の心に残る男の心を払拭させるには、瑞穂との肉体的接触が必要かもしれなかった。
「ちゅぱぁ、んちゅっ……ちゅぷぅ、んふぅ」
「んふううぅ、これが大人の味じゃ」
 見た目は子供ではあるが、瑞穂の舌技は巧みだった。するすると伍良の口に小さな舌が忍び込んだかと思うと、口中の粘膜に甘い疼きが走り抜ける。伍良は夢中になって瑞穂の唇を求めていた。
「トロトロになってきておるな」
「ひゃうぅ、ああっ、瑞穂に触られると俺の股間が勃起してくるようだぁ」
 瑞穂の繊細な手で大事なところを弄られると、男の力が蘇って股間が勃起するような気がした。沸騰した血液が股間に漲って、男の証が猛々しく反り返っているようだ。
「肉芽が充血して膨れておるぞ。可憐な姿になりながらも、己を激しく主張しておるわ」
「み、瑞穂、俺もう我慢できないっ」
「あいたぁ、尻が痛いわ」
 伍良は荒々しい衝動に襲われて瑞穂を押し倒していた。尻を床にぶつけて瑞穂が文句を言う。伍良は野獣のような目をして組み敷いた瑞穂を見ていた。
「やれやれ、そうがっつくでない。仕方のない奴じゃ。伍良の好きにさせてやるわ」
 伍良が吼えるような息を吐き出して獲物を見下ろしても、瑞穂は苦笑をするだけでゆったりと構えていた。
「はぁ、ふぅ、俺の股間が爆発しそうだ……」
 女を演じて封じてきた雄の獣が解き放たれようとしていた。これが最後とばかりに荒れ狂っている。伍良は瑞穂の中に挿入する意気込みで股間を近づけた。
「くっ、おおおぉっ、今だけは俺は男だ!」
「……んんっ、はぁ、そうじゃな。男としての力強さを感じるぞ」
 伍良は甲高い叫びを発しながら、瑞穂の秘所に深く密着していた。男の象徴が戻ったわけではないが、荒々しく腰を振って男の気分に浸る。秘所から漏れ出た愛液が摩擦で白く泡立っていた。

41.jpg
挿絵:菓子之助

「うおおおぉっ、おおおっ!」
「はぁ、はぁ、凄い勢いじゃなぁ。火傷しそうじゃぞ」
 男としての感情を全て吐き出すように、伍良は猛々しく吠えていた。ただ必死に雄獣の声を出そうとする女の声には物悲しい響きがある。どんなに男の気分に浸ろうとも、伍良の体は女なのだ。
「くっ、ううううぅっ!」
 膨張した陰核で瑞穂の膣内を乱暴に擦りまくる。恨みを晴らすかのような執念深い動きだ。容赦ない摩擦によって、強烈な快感と苦痛が伍良を襲う。暴力的な刺激によって、秘所は洪水になっていた。
「ぐおおおぉっ、くぅ……おおっ、うああぁぁっ!」
 嵐のような快感と苦痛が蓄積されて一気に弾けた。限界を迎えた伍良の体から力が抜ける。だが、どんなに猛々しく赤熱していても、肉芽から精液が迸ることはなかった。それが少し物悲しい。神様の呪いは勢いで解けるような簡単なものではなかった。女として生きるには好都合ではあるのだが。
「はぁ、はぁ、駄目か……」
「少しは満足したか」
「すっきりはしたよ。その、乱暴にして悪かったな」
「謝ることはないぞ。伍良のしたことは妾からすれば児戯じゃ。屁でもない」
「うっ、それはそれでショックだけど……」
 多少は息が乱れているが、瑞穂は平然としている。伍良が必死だっただけのようだ。経験の差ではあるが、ちょっと悔しい。それでも男としての欲望を吐き出して、区切りをつけられたような気がした。

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