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バレンタイン♡とらいあんぐる (小説版) <前編>

原作:あむぁい&倉塚りこ
小説:ナナシノ @nanashino_TSF
    http://www.pixiv.net/member.php?id=8821121

■プロローグ■

「ぐずっ・・・・・・ぐずっ・・・・・・」

寒空の下で少女が泣いていた。
酷い辱めを受けたのだ。

否、実を言うとこの少女は・・・・・・『少女』ではない。

つい数分前までは『男』だったのだ。

これは一粒のチョコレートから始まった、男女入り乱れる物語である。






■前編■



「よし、今年こそ絶対に・・・・・・先輩に手作りチョコ渡すんだから!!」

今日はバレンタイン。大切な人に思いを伝える日。
この少女、ユキも憧れの先輩にチョコを渡す決意をしていた。

その表情には不安も垣間見えるが、ときめきと、自信のほうが勝ってるように見えた。

なぜならチョコ作りを手伝ってくれたユキのお婆ちゃんが、とっておきの『おまじない』をしてくれたのだ。

しかしその『おまじない』がこのバレンタインに嵐を巻き起こすことを、まだ誰も知らなかった・・・・・・。





そんな彼女の前にひょっこり現れる少年がいた。

「お、なにそれチョコ!? うまそうなもん持ってんじゃん!!」

「あっ、なにすんのよ!!」

彼の名はヒロシ。兄弟同然に育ったユキの幼馴染だ。
悪いやつではないのだが・・・・・・子供っぽくイタズラ好きで、ちょっと空気が読めないのが玉にキズ、である。

「ヒロシ! それは先輩にあげる手作りチョコなの!!」

「なら味見してやんよ! お前とお前の婆ちゃん、ときどき変なもん作っちまうからなぁ。 でもこれはうまそうだ・・・・・・へへっ、頂きー!」

ぱくっ、っと勢い良くチョコを口に放り込むヒロシ。

だが突如、彼の身体に・・・・・・変化が起こり始める。





「ちょっと? どうしたの!?」

「あ、あれっ? 身体が・・・・・・熱く・・・・・・んんっ・・・・・・!?」

チョコを飲み込んだ直後、じんわりと熱が彼の身体を駆け巡った。

次第に彼の身体は白い肌に変わっていき、チョコを入れた箱を持つ指先も細くなっていった。

寝ぐせがついていたように飛び跳ねていた髪も、細くふんわり柔らかい髪質になった。 そして次第に前髪が目にかかるくらいまで、後ろも肩ぐらいまでに伸びていった。

「な、なんだ・・・・・・髪がこんなに伸びて、指も細くなって・・・・・・これじゃまるで俺・・・・・・おんな・・・・・・んんんっっ!!?」

身体の他の部分にも変化が始まった。
少年の、男らしい身体の筋力が緩み始め、徐々に肉付きがよくなっていく。

おしりに、胸に・・・・・・少しずつ、少しずつ・・・・・・脂肪が蓄積されていく。

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・胸・・・・・・苦しい・・・・・・」

火照る身体と、苦しくなってきた胸元を開放するために着ていたコートのボタンを全て外す。 するとそこには・・・・・・

「う、うわぁ・・・・・・」

思わずごくり、と生唾を飲み込む。

脂肪がつき、大きく膨れた、胸。
それはまさしく、女の子の・・・・・・

「・・・・・・おっぱいだ・・・・・・」

ずっしりとした重みをその胸に感じる。
さらにコートの下に着ていた厚手の服が、その柔らかそうな胸を際立たせている。

お尻や太ももにも程よくむっちりと肉がつき、逆にお腹周りは細く、女性らしいくびれのあるシルエット。

顔立ちも、くりっとした瞳に長く伸びたまつ毛、薄い唇・・・・・・サラサラとした髪も相まって、可愛らしい外見になっていた。

少年の身体は完全に、どこからどう見ても女の子へと変化してしまった。


【完成(差し替え)】バレンタイン01(ブログ用)





「な、なんだよこれ!? 胸が・・・・・・男の俺におっぱいが!? っていうか下も・・・・・・ああ、やっぱりない!! どういうことだよ! また変なもんこのチョコに入れたのか!!?」

「変なもんじゃないよ!! ただお婆ちゃんが『これさえ飲めば女子力アップじゃあ!』ってくれた秘伝の・・・・・・媚薬? ってやつを全部チョコに混ぜたけど」

「それチョコに混ぜるんじゃなくてお前が飲むべきものだったんじゃねーか!? つか女子力アップどころじゃねーよ!! 俺が女になっちまってるじゃねーか!!」

ユキのお婆ちゃんは時々妙なものを持ち出してくるが・・・・・・それを適当に使ってしまう彼女も彼女である。

「どうするんだよこれ・・・・・・俺、このまま女の子として生きていくのか・・・・・・?」

「あ、それなんだけどお婆ちゃんが『効果は一日限りじゃあ!』って言ってたから明日になれば戻ると思うよ」

良かった、と胸を撫で下ろす。男として女の子の身体には憧れるが、流石にこれから先ずっと女として生きていく覚悟なんて出来ない。





「にしても・・・・・・胸、重いな・・・・・・」

肉付きが良くなった太ももや、目にかかるくらいまで伸びた前髪も気になるが、やはり一番はこの大きく膨れた胸・・・・・・おっぱいだ。

触ってみたい衝動に駆られるが、いくら自分の胸とはいえ目の前に女の子がいるのにそんな変態みたいな行動はできない。

・・・・・・と思っていると。

「んー、確かにおっきい・・・・・・ちょっと触らせて!」

「え、ちょっ・・・・・・!?」

何を思ったのかユキの方から胸を触ってきた。

ユキの女の子らしい小さな片手には収まらない、おっぱい。

「ちょっ・・・・・・やめっ・・・・・・揉むなって・・・・・・!! ひゃんっっ・・・・・・!!」

「うわぁ・・・・・・明らかに私よりおっきい・・・・・・羨ましいくらい・・・・・・柔らかくて、ずっと揉んでても飽きないかも・・・・・・!!」

「お、おいちょっと・・・・・・誰かに見られたらどうすんだ!!」

「別に女の子同士でじゃれてるとこ見られたって問題無いじゃん。 そ・れ・に、元はといえばアンタが勝手に先輩に渡す手作りチョコ食べたのが悪いんでしょ!! だから・・・・・・仕返し!!」

後ろに回り込まれ、両胸を鷲掴みにされ、ひたすら胸を揉まれる。
揉まれている胸は・・・・・・悔しいが気持ちいい。

ユキの小さい手の指先に合わせて、むにゅむにゅと柔らかく形を変えるその感触が心地いい。

しかし、通りすがりの人に見られるのは耐え難い。

近くにいたおばちゃん達は「あらまあ、若いっていいわねぇ」とか「女の子同士でじゃれあってて微笑ましい」とか会話のネタにしてるし、通り過ぎていったサラリーマン風のおっちゃんはこっちを見てその光景にびっくりした後、赤面しながらしばらくじっと見つめて、ふと我に返ったのか恥ずかしそうに目をそらしその場を過ぎ去った。

「か、勝手に食ったのは悪かったって!! だから・・・・・・許して・・・・・・ひゃんっ・・・・・・!!」

「ふふふ・・・・・・私もこのチョコを食べればアンタみたいなグラマラスなボディの女の子に・・・・・・くふふふふふ・・・・・・!!! 待ってて、先輩・・・・・・!!」

聞いちゃいなかった。

「っていうか女じゃねえ!! 俺は男だ・・・・・・!!! だから・・・・・・やめっ・・・・・・ら・・・・・・らめええええええええええっっっっっっっっっっっっ!!!!」



後編はこちら

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