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アスランとナタリー ~策謀の秩序~ by.黒い枕&松園 〈4-3〉



「ダメだってば……こんなの!やっぱりおかしいぞ!ナタリーも!ナナミも!!」
「まあ当然よねぇ」
「ナターシャ!?どう言う意味だ!つーか、助けろ!馬鹿!!」
八つ当たり気味の大声を上げると、赤毛の魔術師はニシシっ、と笑いながら語り始めた。
「だって三日間の間、二人共男の性欲に悩まされていたんですもの。そんな状態で愛しい人にあんな可愛い態度取られたら、もう興奮するしかないわよっ!!」
「お、男の性欲!?悩まされていた!?」
「ええそうよ!お陰で私も寝不足よ――まぁ、その分たっぷりと潤わせて貰ったから……お互いさまかもねっ!」
「えっ、ええ!?ね、寝不足って……ま、まさか!?」
彼女の言おうとしていることが分かり、信じられないとばかりにナタリーとナナミに見やった。
すると、二人は真っ赤な顔で言い訳を口にする。
「あ、あんなの我慢出来るワケがないじゃないですか!あの妙な薬と魔法を受けてから……普段以上に簡単にアソコが充血するんです!す、少しでも欲望を解消しないと……はっ、発狂しそうでした。わ、私……女の人の体がないと!もう私……生きていけませんっ!!」
「ち、違いますよ!私は……まだナタリーさんほど重症じゃありません!私は姉さんに、襲われて!ナタリーさんを羨んでいた訳じゃありませんからっ!姉さんに無理やり……しゃ、射精させられたんです!!あ、あの……あのナカじゃないですから!手と胸だけですから……私はギリギリセーフですよねアスランさん!」
「なんですか、そのずるい言い方は!?私だってナナミの男根を慰めるのを助言とかして手伝ったじゃないですか!!それに……私だってナターシャの手や胸でして貰っただけですよっ!?……後は、足の指でねっとりと……責めて貰っただけですぅ!!」
「ううう!と、兎に角、アスランさん――私のこと嫌いにならないで下さい!」
「私も!私も嫌わないで下さい!あ、アスランのこと好きなんですからっ!!」
「……う、あああ!頼むから!二人とも!落ち着いてくれぇええ――ッッ!?」
自分の知らない間に、すっかりと『牡』に染まっていた二人。
当人たちは真剣なだけに質が悪い。
そして、二人とも男の欲情に堪えきれないから――始末に負えなかった。
恥じらいつつも、欲情の眼を向け続ける二人に、アスランは拒絶の言葉を紡げなくなる。
(ああ!そんなこと言ったら俺も……俺も!あの硬くて太い……男のちんちんが――欲しくなっちまうう!お、男なのにぃ……ううう!)
むしろ、ナタリーとナナミに感化されて、生唾を飲みながら、男の一物を想像してしまう。
気分は、もうほぼイヤらしい『女』そのものだった。
「……アスランさん」
「……アスラン」
「な、ナナミ……ナタリー……あっ、ああン……あっ、ん」
破廉恥な喘ぎ声が、口から漏れる。
アスランの透き通った肌に――衣類越しであるものの――二つの硬い感触が、擦り付けられて。
(ひゃああ!ふ、ふたりの……ち、ちんこがぁあ!勃起した……こんな硬くて……大きくて……変態なおちんぽが……お、俺を狙って……あうう!こ、怖くて、恥かしいのに……胸がドキドキ騒いでるゥ!!)
ただでさえ敏感な女体が、悩ましい汗を滲み出しながら火照り出す。
二人の興奮に引き摺られて、性感がますます鮮明になる。
「あっ……ん!やだ!やめ、ろぉ……!」
揺さぶられる豊満なバスト。
ゆさゆさと動かされていると思いきや、次には硬い胸板で形が歪むほど押し潰される。
(んっ、おっぱいが……熱い!)
悩ましい愉悦が胸全体に広がり、アスランは肩を小さく震わせた。
『ああダーリンの体がすごく、いい!最高……この筋肉!この硬さ……もう身も心も捧げたくなっちゃう!』
「な、何を勝手なことを――!お、お前のせいだろ!な、何とかしろぉ!」
『もう覚悟を決めようよ、お嬢ちゃん!』
「そ、そんな――い、嫌なものは嫌なんだ!!」
『ムッ――そこまで反対するなら、私にも考えがあるんだからッ!!』
「あっ、ああ!?な、なにィィ――――!?」
悪魔でも男の意地を守ろうとした態度が、気に入らなかったのか。
否、早く愛しのダーリン――男のナナミ――と一つになりたかったのか。
気合の入ったベアトリスの叫びを合図にアスランの体が眩しい光に覆われる。
「アスランっ?」
「うそ……!?」
ナタリーとナナミの顔に、驚愕の色が現れる。
「う、うわあっ!」
しかし、彼には彼女らを心配する余裕はなかった。
(ふ、服が――!)
眩しい光の中で、美しい豊満な女体を守っていた衣服が消失する。
まるで淡い光の泡が、風に吹き飛ばされてゆくかのように。
「んっ……くう――!」
動作を起こそうとする時間はない。
嫋やか女の身体が、一糸纏わぬ姿に晒される。
「ひゃあ……っ!」
恥ずかしげに頬を染め、パッと胸元を庇う。
「なっ――!」
だが、彼を襲う変化はそれで終わらなかった。
むしろ、これからは本番なのだろう。
消え去った衣服の代わりに、黒い輝きがアスランの双房に現れる。
渦を巻くように回転し続ける漆黒の粒子。
その形が上と下へと伸ばしてゆく。
「あっ、ああ!」
彼の両手を素通りして、ふたつの球体をゆっくりと包み込んでゆく。
暖かい、と思った。
すると、そのまま黒い輝きは物質へと変化する。
「ひゃ……ん!こ、これって……うわあ!」
冷たい質感と、強靭な弾力。
おっぱいを隠しているつもりが、『さらさら』ないのか。
ふたつの肉勃起だけを布地で覆っている有様に、彼の羞恥心は跳ね上がる。
(う、うああああ!や、やめろぉ……こ、こんな恥ずかしい姿……あひぃいい!!)
首には革製の首輪が、両手首には鎖の付いた鉄枷が。
そして、脚の付け根からしなやかな足先までには、ピンク色のストッキングが。
虚空より出現し、アスランの柔らかな乙女肌をぴったりと締め付ける。
(これって……この姿って……ああ!あの淫魔の服にそっくりじゃないか!)
それは一度だけ見たことがある服装に、そっくりだった。
魔王軍の幹部にして、どこかミスが多い淫魔の衣装の特徴と類似していた。
『鎧姿だけではなく、こんな姿にもなれるのかっ!?』と驚きと怒りが、体を襲う。
「――って!まさかっ!?」
そして、同時に肝が冷えるほどの悪寒が沸き起こった。
(まさか!そんなまさかだよな!衣服だけではなく、力も向上するからって言って――そんな、まさか!これ以上……変化がある訳が……っ!)
あのお城での戦いでは、身体能力すらも向上していた。
まるで鎧に合わせるように。
しかし、だからと言って――淫魔のような出で立ちに似合った能力が自分に現れると考えるのは、考えすぎなのだろう。
そう自身の姿が、身体が淫魔のように成り果てるなどと。
少し妄想が飛躍し過ぎているのかもしれなかった。
だが――しかし。
「ふぇええ!み、耳が!な、なぁあああ!?い、いやぁああああ――!!」
その杞憂を後押しするかのようにアスランの耳が、『ニュウ』と伸び出してゆく。
「や、やだ!やめっ……ああ――!か、髪まで!?」
ボリュームたっぷりの銀髪が一斉に揺らめいたと思いきや、毛先よりピンクの煌めきが毛根まで広がった。
妖しい桜色の光りを宿した細い髪が、鋭く尖った耳に絡みつく。
「そ、そんな――こ、これ以上は……ひゃぁ?あんっ……く、ふぅンン!?」
どくん、とまるで炎に包まれるような衝動に駆られるアスランは、恥ずかしい声を上げて、身悶えた。
その間にも、変化は――肉体の変化は止まらない。
鋭く尖った耳、妖艶で濃厚なピンクの輝きを宿す頭髪。
そして、今度は頭部の両脇より、鉱物を思わせる硬く黒い角が二本突き出て来た。
それは特徴的に入って――悪魔の角だった。
「そ、そんな……だめぇ……ああ!」
角が生え出てくると、今度は背中の方で切ない熱が生じ始めた。
それは瞬く間に、黒い花の蕾と化して、ゆっくりと――だが、確実に肥大化してゆく。
(あっ、あん!お、お尻まで……あつい!)
ジン、と背中とは違う灼熱の痺れがお尻に集まってくる。
「ふ、ぁ……ぁあ……ん!」
背中の黒い蕾が、弾けるように……咲き乱れた。
「あ、あふぅ!んっ……は、ね?羽が……俺に!?」
角に続き、悪魔の羽が、アスランの背中に現れる。
さらにほぼ同時にお尻より先端が逆ハート型の尻尾が生え出て来た。
「……そんな。し、尻尾まで……!」
悪魔の羽が揺らめき、悪魔の尻尾がクネクネとダンスを踊っている。
その淫らな服装――魅惑の谷間を惜しげもなく曝け出し、股間は申し訳程度にしかない前張り、両足には艶かしく輝くストッキング――から見るに、立派な淫魔である。
「ああっ!ちが……み、見るなぁ!三人とも見るんじゃない!こ、こんなは、恥ずかしい姿――お、俺はお、男なのにぃ!こんな……淫魔の姿なんて!あっ、あんまり!あんまりだぁああ――ッ!!」

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『うふふっ!似合っているわよ!お嬢ちゃん!』
「も、戻せ!ベアトリスぅううっ!!早く……元の姿に戻せぇ――!!」
本人はかなり強めに恫喝したつもりだった。
しかし、破廉恥な姿への恥ずかしさからなのか。涙でいっぱいの瞳を釣り上げて、か細い声で囁かれても、恐らく誰も脅迫出来ないだろう。
それどころか、その仕草を見ていた体は男、中身は女な二人は、キュンキュンと身悶えながら胸元を抑えている始末である。
『何よ!お嬢ちゃんが悪いんじゃないのよ!素直にダーリンや、ナタリーに抱かれればいいのに!意地を張っちゃって!だから、意地も張れないほど淫乱な体にして上げたのよ!うふふ、その体はすごいわよ。理性も知性も……意味をなくしちゃうんだから!正真正銘の淫乱女になるのよ、お嬢ちゃん!!』
「誰が頼んだそんなこと!お、俺は男なんだ!そんなっ……女として抱かれるなんて……おっ、お断りなんだからなッ!!――って、ふっ、ふぇえ!?」
もはや子供の癇癪のような罵声しか出せないアスラン。
けれども、そんな彼の動揺も直ぐに収束した。
「あ、あのちょっと!?お、おっぱい!に、握ってる!?ナナミ!」
何故なら、瞳をギラ付かせているナナミに乳房を握り締められたのだから。
「アスランさんのおっぱい……やっぱり柔らかい!それに……前の時よりも大きくて!」
「んあっ!や、やぁあ!」
「……揉み応えがあります!」
「あっ、ああ――!」
元々の自分の手よりも大きくて、逞しい――今のナナミの手におっぱいを握られると、それだけで腰が砕けてしまいそうな痺れに襲われる。
(な、ナナミがさらにおかしくなった!あの淫魔に変な術をかけられた時みたい……いや――それ以上によ、欲情しちゃってる!?)
おっぱいを弄られ、嬲られて、アスランは甘い声を漏らす。
「ナタリー……!ナナミを止め……ふぇえええ!?」
力ではまったく歯が立たない。
恥も外聞もなく、ナタリーに助けを求めるも――どうやら彼女も正気ではなかったらしい。
かなり前から……。
「はぁ、はぁ……アスランのお尻!最高ー!!」
執拗に、臀部の肉房を撫で回してきた。
「お尻を撫でるな!こ、こらぁああ!」
「い、いいでしょ!今のアスランは私の体なんですし……私が許可すれば私が抱いても!ナナミが抱いても……問題なんてありません!違いますか!?」
「ふぇえ!ち、違う!違うから……あ、ひぃ!んっ……ひゃうう!」
首元に悩ましい吐息を吹きかけつつ、ぎゅっとお尻の肉を抓ったナタリー。
最悪だと思ってしまう。
痛いと感じつつも、肌が狂おしい熱に侵されてゆくのを感じ取って。
(あ、あふ!なんだか……痛いのも、気持ち、いい?感度が跳ね上がってる?ま、まさか……こ、これもベアトリス……なのか!?そ、そんな……だめ!これ以上は……ああ!お、俺も……抗えない!)
痛みすらもどこか甘美に思えてならなくなる。

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