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芦村君の体の事情~その4~

作.藤原埼玉
キャラ造形.こじか

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その1はこちら

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「……こ、この前の……っつ、つづき……」

芦村は、興奮と不安と羞恥で上手く呂律が回らない。

「……」

神野は驚いた顔をした後、後ろめたいような微妙な顔をした。

「…いいのか??」

「……おなかが……じんじんして……つらくて……だから……かんのだったら……いい……っから……」

「……」

神野の返答がないので訝しく思って見上げると神野は少し険しい顔をしていた。

「……お前さあ……自分が何言ってるのかわかってんの??」

「え?」

そんな心情を知ってか、神野はぽんと少しぶっきらぼうに芦村の頭に手を置くと、ぐい、と顔を上向かせた。

「オレだからして欲しいくらい言え。この口で。今すぐ。じゃないと容赦なく全力で犯す。」

神野の目は笑ってなかった。芦村は血の気がさっと引く。でも今は兎に角理性が崩壊していた。

「か、神野に……神野だからして欲しいです……」

芦村は息を荒げて懇願するように言った。

「俺に何をして欲しいって?」

「わ、わかんない……」

「ちゃんと言え。ナニでナニをどうしてほしい?」

「あう……」

おなかのあたりが、じゅん、てする。

なんだこれ、おかしいよ。こんなの。

「か、神野の……お、お◯◯◯◯で、して欲しい……」

芦村はそういうと体をふるっと芯から震わせた。

(やっぱり、おかしくなってるんだ……こんなこと言わされて恥ずかしくてキモチいいなんて……)

「……よくできました。」

そういうと神野は芦村の唇にキスをした。昨日した時より少し強引だったが、芦村の今の気持ちにはよくマッチしていた。

「ん……んう……」

芦村は、相当焦れて居たのか神野にしがみ付くようにして、ひたすら為されるがままにしていた。両手を神野の頭にしがみつくようにしてキスを求めていた。

神野は唇を離すと、芦村を観察するようにじっと眺めまわした。

「……?」

芦村ははあはあ、と息を荒げながらもどかしそうに神野を見上げる。

「おいこら」

そういうと神野は優しく芦村の頭を撫でた。

「ふぇ?」

「そんな可愛くものほし気にするのは反則だわ。」

「も、ものほし気……??」

神野は再度芦村にキスをすると、今度はシャツの上を滑らせるように芦村の体を撫でた。

「んっ……ふっ……」

神野はより焦れる様な微弱なタッチを服の上から重ねていく。それでも芦村は、敏感な脇や下腹を撫でられる度に体をふるふると震わせた。

(もう……なにも考えられなくて……きもちくて……もうなんでもいいや……)

芦村はただぼんやりと、心地よい快感の波に心を委ねていた。惚けたような潤んだ目は神野にねだるように向けられている。

「か、かんの……」

芦村はたまらず、かぼそく漏れるような声を上げる。

それに呼応するように神野は一際強く芦村の胸を擦った。

「ふああっ!!」

芦村の体にしびれるような強い快感が走る。そこに畳みかける様に神野は服の上から芦村の胸を優しく、執拗に刺激した。

「うっ……んううっ」

芦村は快感を堪える様に目を瞑り声を漏らした。

「か、かんのお…きもちいよお……」

「無理やりされるのが気持ちいいのか?」

「……う、うん………おなかが……あつくて…へん…」

神野は身を屈めると、芦村の乳頭を服の上から口で吸った。

「~~~~ひっ!!ううっ……!」

芦村は初めて体感する女子の快楽に驚いていた。

(キモチイイって……こ、こんなに大変なんだ……!!)

快楽を感じれば感じるだけ、体から力が抜けていく。世界の上下がぐるぐる回る。蕩(とろ)けるというのはこんな感じだろうか。

「か、かんの」

芦村は震える手で神野の頭に手をやる。

「……ちょ、ちょくせつ……さわって??」

芦村は、羞恥と必死さの色の交じった瞳で神野に懇願した。<追加イラスト希望>

「……ん」

神野はそういうと、シャツの中に手を入れた。芦村はお腹から胸にかけて触られただけなのに、ぞくぞくと背中からお腹にかけて何かが走ったのを感じた。

「ひっ……あっ!!」

神野の手は乳房を包み優しくほぐすように揉み、神野の舌は芦村の耳筋を丹念に舐った。
気付けば神野の吐息が余裕なさげに耳元に聞こえるのが、少しくすぐったかった。

「あ……ああ……あっ!」

芦村のお腹の辺りにざわざわとした感じが集まっていく。体中が一本の血管となったみたいに、全身が熱くなっていく。

お腹のざわざわが体中を真っ白になって駆け巡っていく感覚の中で、芦村は一度目の絶頂を迎えた。

神野は朧な目で体を震わせる芦村を驚いた表情で見つめる。

「……胸だけでイクなんてあるんだな……」

「……うっ……あっ…はあ……」

芦村は息も絶え絶えになり天井を見つめる。

足に何か重みがかかっている気がするが、意識の狭間で十分な感覚を得ない。

「~~~~~っ!!!!???」

途端、芦村の足の間に途轍もない快楽が押し寄せる。

「っ!?ひっ!?」

震える体で見下ろすと、神野は芦村の秘部に顔を埋めていた。

「ひっ!?…や……やだ……」

芦村は力の入らない手で神野の頭を退けようとするがびくともしない。神野はちゃぷちゃぷと卑猥な音を立てて芦村の陰部を丹念に舐めている。

「や……やめてえ……ひっ……!……ううっ……き、きちゃうううう……」

今度の芦村の絶頂は早かった。羞恥で顔を腕で押さえながら、二度三度と体をびくっと震わせた。

「あうっ!うあああ!!……や、やだ!!もうだめ……だ、だめええ!!」

しかし、それでも入念に秘部を弄りあげられ、更に続けて声もなく絶頂した。

「ああっあ……う……!」

神野が顔を上げて手を離すと、完全に脱力しきった芦村の足は人形のようにかくりと崩れた。

芦村はどこか妖しい目つきで神野を見上げた。

神野はベッドの上でスラックスを脱ぐと芦村にキスをした。

「かん……の……」

「!!」

芦村は両手で神野のトランクスから、陰茎を引っ張りだすと優しくいとおしむ様に触った。

「……」

神野は突然の快感に身を委ねるように目を瞑った。耐える様に口を歪ませている。

(あ……なんか…………すごく……)

芦村は神野の陰茎をしゅっしゅと丁寧に擦りながら理性が決壊した頭の中でふと独り言ちる。

(すごく……かわいい……いとおしい…顔も……おちんちんも…)

「かんの……きもちいかおしてる……」

「……ああ…………」

神野は少しぶっきらぼうに言った。芦村は少し悔しいのかも、と思うと少しおかしかった。

「これ……なめる……」

神野は今度こそ目を白黒とさせた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ん……ちゅ……んぐう……」

神野の陰茎を口に含むとまるで、生き物みたいに突っ張ったり背伸びしたり、と暴れまわった。
時折、口からも逃げ出すため大変だった。

芦村は血管の浮いた陰茎を何度も何度も吸っては舐めた。

「先っちょからしょっぱいの出てるよ……」

「うっ……」

「おいひい……」

芦村は手で擦りながら、快感に歪む神野の顔を見つめた。神野が気持ちよく感じていることがなぜか嬉しいと思った。

「もっと……かんののキモチイイかお……見せて……」

そういうと芦村はまだ震えて覚束ない足で、神野の上に馬乗りに座った。

「なっ……」

驚く神野の顔を見ながら、芦村は神野の陰茎を自らの秘部に押し当てた。
深呼吸すると、一息に神野の陰茎を体内に受け入れた。

「あっ………っつうっ……!!」

芦村は一瞬走った痛みに神野にしがみ付いた。

「……大丈夫か……?」

「大丈夫……大丈夫だから……」

芦村は涙目で、神野の目を見つめた。

「もっと……すきにうごいて……きもちよくなって?……」

神野は一瞬ためらうような表情を見せたが、後は手を芦村の尻の下に入れて体重を支えながら陰茎をピストンし始めた。

「う……ああっ……はあっ」

「うっ……やばい……」

「ううっ……かんのやばい?」

「お前のアソコ良過ぎて……やばい……すぐいきそう……」

神野は目を瞑って耐える様に唇を引き結んでいた。芦村は神野のその様が愛おしかった。

「いっいいよ……いって…い、いっしょに…!!」

「待っ…!…そんなに動くとまじ……あっ!!」

「あっ!!か、かんののお◯◯◯◯……!か、かたくなって…おっきくなってるよ!!」<追加イラスト希望>

「あっ、ああああいく!!」

芦村は突き抜ける歓喜と快楽に魂ごと委ね絶頂した。芦村の意識はそこで途切れた。

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