カウンター
[PR] 広島 美容外科 オフィス家具 買取 あむぁいおかし製作所 【TSF小説・DL作品】深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ ①②
FC2ブログ

Latest Entries

【TSF小説・DL作品】深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ ①②

作:kagami0235
絵:BRLL様

深海の淫魔~牝堕ちの海賊~

深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ DMM版 購入はこちらから

深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ DLsitecom版 購入はこちらから

「うぉおおおおっ、っ!」
憤怒の叫びを張り上げて、海賊シドーは剣を振るった。
並の相手なら胴体を真っ二つにする勢いである、……が。
「――――ギッ、ギギギギッ!!」
高音の咆哮が、鈍く光る刃を迎え撃つ。
がきん、と岩石の塊と言うしかない棍棒に、シドーの攻撃は防がれた。
そのまま敵の武器が、彼の体を押し……飛ばす!
(――くぅ!)
人間では抗えない、巨人の力。
地面とほぼ垂直に吹き飛ばされて、彼は地底湖の壁に叩き付けられた。
「がはっ……やるじゃ、ないかっ!!」
肉体の痛みを抑え込み、斜め右に飛び出した。
「ギ、ギギギッ!!」
直後、不気味な叫び声と共に、棍棒が振り下ろされる。
剥き出しの岩肌が弾け、滑った苔を纏った破片が、ぱらぱらと落ちた。
「はぁっ、はぁ……!」
荒く呼気を乱しながら、再び剣を構える。
(最高じゃ――ないかっ!)
『皆殺しのシドー』と、海軍や同業者から恐れられる青年が立つ場所は……"魔の海域"。
そこに幾つもある……孤島のひとつであった。
魔物たちが跋扈<ばっこ>し、人間を悉く拒絶する呪われた海。
だが、そこに秘宝が眠っていると聞かされては、黙っていられない。
危険な探索の果てに――彼は、この島の地底湖で宝を見つけたのである。
そして、同時に……飛びっきりの番人が待ち構えていた。
(――はっ。こんな強い化け物……何年ぶりだ!やべぇな……。滅茶苦茶……愉しいぜぇ!)
頬の切り傷から血が垂れる。
その赤き滴を舌で掬いながら、シドーは不敵に笑った。
眼前に立つ影は、巨人。
腕、足……四肢の太さだけでも、彼の胴体を大きく上回っていた。
四、五メートルを超える巨丈は、天井にすらも届きそうだ。
そして、何よりも恐ろしく、不気味なのは――頭部であった。
「ギッ、ギギギっ!ギギィィ!!」
高音の叫び。
パクパクと動く、魚の口。
長く突き出た頭部は鱗で覆われており、触手四本と大きな鰭が蠢いていた。
おぞましく動き回る瞳は、触手と同じく四つもあり、それぞれが独自に動いているかのように……。
ぎょろ、ぎょろ、ぎょろぎょろっ!
激しく回転しながら、地底湖を見渡していた。
「ギッ!ギィィ!!」
体が巨人、顔は魚類。
今まで見たことも聞いたこともない異形の魔物。
四つの瞳が一斉にシドーを見据えた……その直後。
巨木の如き腕が、棍棒を振り回す。
「当たるか!この……のろま!!」
軽口を叩き攻撃を避けてはいるが、徐々に追い詰められていた。
(くうっ!こいつ……力だけじゃなくて。……動きも早い!はんっ!面白れぇ!上等だぁあっ!!)
首を傾けた。
ぶわん、と棍棒が横を掠める。
紙一重の回避。
少しでも遅れれば、シドーは死ぬ。
死んでしまう。
けれども、その絶望的な未来を思えば思うほど青年の動きは、格段に早くなっていった。
「堪らねぇ!堪んねぇな!これだよ――これこれぇ!このスリルが面白れえんだぁあ!!」
熱く滾る血。
脳裏にまで伝わる、心音の激しさ。
棍棒が回転し、その度に体に吹き掛かる無数の岩の破片――。
シドーは、心が躍るのを感じていた。
「でやぁああ!!」
命がけの戦闘でしか味わえない悦楽に肌を粟立たせ、剣を薙ぎ払った 。
「ギィ、ギィイッ!」
紫色の、生臭い血が弾けた。
どろり、と粘質な体液を腕より噴き漏らし、初めて魔物が苦しそうにたじろく。
「よし!このまま――」
一気に叩き掛けようと、剣を突き放とうとした。
……しかし。
「ギィ、ギィィ!!」
「がぐぅ、ぅっ!?」
怪我を負っても衰えない怪力。凶悪な棍棒が……シドーの身体に直撃したのである。
吹き飛ばされて、ゴロゴロと地面を転がる。
今度は……受け身すらも取れなかった。
「がはっ、くっ……くはははっ……ははっ!!」
全身が軋む痛みを覚えながらも、哄笑が体の奥から溢れ出した。
「いいねっ……クソ野郎!てめぇーの死骸を……バラバラにして、魚共に食わせてやるッ!!」
胸を押さえ、よろめきながら起つ。
体のあちらこちらから血が滲み、剣を握る掌は震えていた。
しかし、それでもシドーの闘志は衰えない。
もはや……これは。
(殺す!殺す、殺す殺す――ひゃはっ、はははは!!)
狂気の分類であった。
魔物が、シドーに棍棒を振り下ろす。
彼は逃げなかった。
「うっ、おおおおおっ、あああああ――!」
剣を構え、己の死に真っ向から挑んだのである。
そして……。
ドォンッ、ドォン!!
「――――ッ!!」
空気を切り裂く音が、炸裂した。
銃声だ。
それと共に、魔物の左眼ふたつが、血を噴いた。
「ギィィ――!ギィィ!!」
堪らずに棍棒を投げ捨て、のたうち回る魚巨人。
すると、その苦悶の叫びを打ち払うようにして……とても優美な声が地底湖を震わせた。
「シドー!いまよっ!!」
「……か、カーリン」
見開いた瞳の先。
煙を上げる二丁の銃を持つ美女が、立っていた。
バンダナで結わえた髪は、鮮やかなピンクブロンド。
赤く燃え立つ瞳。
ぷっくりと色付く、大人の唇。
目、鼻、……その全てが可憐な美貌であった。
唯一右目の眼帯だけが無骨であったとしても、その艶やかさは衰えない。
女海賊カーリン。
シドーの恋人である。
「よ、余計なこと……しやがって!」
強気な声を上げて、シドーは長剣を構え直す。
狙うは――化物の首。
「……死にな!!」
ありったけの力を込めて、振り被る。
刃が、深く、深く、異形の肉を抉った。
骨を砕き、血を噴き散らせ、生物の命を踏み潰す――死神の如き一閃。
「ギィ――ギギッ!」
異形の頭部と巨躯が、ふたつに切り裂かれた。
頭のない首から、血が噴き上がる。
化け物の頭は空中で三度回転した後、ぽちゃり、と地底湖の中へと消えた。
「…………ふぅ。……なかなか、手応えのある奴だったぜ」
張り詰めた緊張が切れ、シドーは杖代わりに剣を地面へと突き立てる。
……と。
「……シドー!やった!やったわあ……これっ!私たちのモノよ!!」
カーリンの歓喜の声が轟いた。
振り返れば、財宝の上で、カーリンが嬉しそうに飛び跳ねていたのである。
(……まあ、いいか)
宝に抱き付く彼女の姿に、ますます気が弛む。
だから、こそ……気付けなかった。
「……まったく、お前は――」
「えへへ。どう……綺麗かな?似合うよね……これ!」
シドーとカーリン。その二人の姿を――。
『…………カーリン様。もう直です……もう直であなた様は――海の王として、目覚めるのです。ウフっ、ウハハっ』
第二の異形が、静かに……地底湖の底から、見守っていたのであった。


サンプル②

「シドー……どうしたの?珍しいわね……あなたが戦いの後に、お酒を飲まないなんて」
辺り一面が黒く沈んだ夜の海。
その深淵を覗いていたシドーに、カーリンが声を掛けていた。
片手には酒のグラス。
ぐびぐびっ、と彼女は喉を鳴らしていく。
「んんっ~~。やっぱり美味しい!貴族から奪い取った極上のワインは!」
満面に笑みを浮かべる姿は、それこそ王族や貴族のような気品と優美さを兼ね備えている。
しかし、この女は海賊の中でも欲が強く……。
欲しい物があれば貴族や海兵、同じ海賊でも構わず襲撃する。
故に――『強欲』のカーリンと、遠い海まで噂されるほどであった。
「もしかして……。傷……痛むの?」
「……ふんっ。オレが、そんな……ザコに見えるのか?」
「うんん。見えない。そっか……大丈夫ならいいの」
「当たり前だ。あんな化物なんかに……このシドー様がやられるかよっ!」
不満げに鼻を鳴らしつつ、カーリンの姿を目に焼き付ける。
本当に美しい女であった。
毎日のように日差しを浴びながらも、不自然なまでに透き通った美肌。
すらりと伸びた手足。
胸は大きく膨らみ、臀部も肉感的に色気づいている。
ほのかに香水の如き香りがするピンクブロンドは、潮風に揺れていた。
(……ちっ。嫌になるくらいに……イイ女だっ。お前は……)
片目を失ったのは、幼い頃の出来事であると聞いたことがある。
無骨な眼帯の筈なのだが……彼女が身に付ければ、美しさを引き立てるアクセサリーとなるから不思議だ。
「……」
その美貌に見入りながら、ぐい、と細い腰を抱き寄せる。
「シドー……んっ」
「ん、ンンっ――カーリン」
くちゅり、ぬちゃっ。
船の中心で行われる宴の喧騒の外で、二人の唇は重なった。
「……あっ、んっ。し、シドー……やぁ、ん」
唇を啄みながら、可憐な首筋にも唇と舌を押し当てる。
「……あんっ。れろ、れろっ――好きだ。カーリン……愛している」
それは……本心であった。
シドーにとって、カーリンとはそれ程の女性。
生まれて初めて『愛』を覚えた相手である。
「はぁああ!あむっ、んっ……!」
舌先は柔肌を突っつき、太い指は肉房を揉み捏ねる。
「ひゃうっ、シドー……あっ、ああ!」
甘く裏返った美声に、己の肉欲が煽られるのを感じる。
……どくん!
(お前は――本当に最高の女だ!カーリン!!)
今までシドーは、女を、”女”として見られなかった。
否!
それどころか、ただの性処理の『道具』としか思っていなかった。
しかし……この女、カーリンだけは違う。
麗しき女海賊を通じて、彼は初めて人間の”女”を知ったのである。
「なぁ、いい加減に……教えてくれないか?」
「んっ、ふぁ……はふぅ?」
「お前の情報源。……今回の件もそうだが……いったい、どこからあんな正確な情報を持って来れるんだ?――教えろよっ。あむっ、んん!」
「ひゃはっ、んん~っ!しっ……シドー!だから、それはっ。あっ、ああん。なっ、内緒よっ!!」
耳朶に息を吹き掛け、下乳を入念に揉み解す。
快感にピクピクと震えるが、それでも彼女は秘密を吐かなかった。
(……ちっ。まぁ……いい。諦めよう……カーリン。くっ、くく……お前は本当に――最高の女だったぜぇ。……だからこそ――オレは!)
柔らかな美唇を執拗に舐め吸いながら、彼は密かにナイフを取り出した。
どくん、どくん――!
海賊シドーの心臓は、今までにないほど激しくうねっていた。
「ぎゃぁああ――!」
その最中で、誰かの絶叫が轟いた。
同時に――ずぶりっ。
その咆哮……いや、死の絶叫を合図に。
「…………悪いな、カーリン」
美しき肢体に、彼はナイフを突き立てていた。
「…………あっ。……シドー?」
腹部を押さえながら、カーリンが小さな声を上げる。
「お前とは……ここまでだ。何、安心しろ――ひとりじゃ……逝かせねえよ」
直後のことである。
死と恐怖の叫びが、嵐の如く甲板で巻き起こる。
シドーによる、カーリンたちへの裏切りが――虐殺が始まっていたのだ。
「……シドー……う、裏切るの!?」
「ああ、そうだ!――あの宝はオレたちの物だ!!」
シドーは、震えた。
輝きを失う彼女の瞳に見据えられて、ゾクゾクと歓喜が沸き立つ。
(あ、あああ!た、堪らないっ、っ!!)
口では宝と言っていたが、それは嘘である。
本当の望みは――愛する彼女を、己の手で殺めることだ。
その暗く、おぞましい妄想を思えば思うほど……青年の中で、禁忌の欲望が渦巻いていたのである。
そして、今日……最も愛する女の体に、彼は刃を突き入れたのだ。
「……はぁ、はぁ。シドー……あ、ぁぁ……ねぇ。シドー」
よろめきながらカーリンが、近寄って来た。
「……なんだ?」
「あなたは――私が嫌いになったから、裏切るの?……殺すの?それとも……愛しているから、私を……殺す、の――?」
「――――っ」
引き込まれるような微笑を、彼女は零した。
天使とも、魔性とも言える儚過ぎる笑み。
「…………愛してる。それは本当だ。愛しているから――お前を殺すんだ。
お前を殺す……ことで、おれは……おれはっ――!」
その魅力には抗えず、真実<ほんとう>のことを伝える。すると……。
(……か、カーリン?)
美貌をさらに綻ばせ……くちゅ、とカーリンが唇を重ねて来た。
驚きに、体が凍り付く。
「なっ、何を考えているんだ!?オレはお前を刺したんだぞっ!?――殺すんだぞっ!?」
「んあっ……はぁはぁ。いい。いいのっ。愛して……くれているなら――あぐぅ。はぁ、ふうっ。こっ……これであなたの心に……私が刻み込まれるならっ……!うん、こんな終わり方も……悪くないよ」
またも心が奪われる。
苦しみひとつない笑みを浮かべ、カーリンは後ろに下がる。
一歩、一歩と後退して……。
「……か、かーっ――カーリン!」
美しき女海賊は、甲板から滑り落ちた。
咄嗟に手を伸ばし、駆け寄ったが――。
「か、カーリン……」
船から覗き見ても、あの美しき女はどこにもいない。
深淵の海は月や星、船……そしてシドーを映すだけであった。
「……くはっ、あはっ、はは、はっ」
海面に浮かび上がる青年海賊の顔は……。
「くひゃははは……あひっ、あははははは――!!」
狂気と悲哀が絡み合った、泣き笑いの表情へと歪んでいた。

シドーは笑いながら、泣いた。
嬉しそうに、泣いた。

生まれて初めて他人のために――シドーは、泣き続けたのだ。

深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ DMM版 購入はこちらから
深海の淫魔~牝堕ちの海賊~ DLsitecom版 購入はこちらから

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/20064-0504d99d

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | HOME |  »

DMMさんの宣伝

 

初めての人はこちら

ts_novel.jpg

 

性の揺らぎに関する作品でお勧めのもの

ts_syouhin_20090318225626.jpg

 

性の揺らぎに関する作品(一般)

ts_syouhinもと

 

ブログ内検索

 

最近のコメント

プロフィール

あむぁい

  • Author:あむぁい
  • 男の子が女の子に変身してひどい目にあっちゃうような小説を作ってます。イラストはパートナーの巴ちゃん画のオレの変身前後の姿。リンクフリーです。本ブログに掲載されている文章・画像のうち著作物であるものに関しては、無断転載禁止です。わたし自身が著作者または著作権者である部分については、4000文字あたり10000円で掲載を許可しますが、著作者表記などはきちんと行ってください。もちろん、法的に正しい引用や私的複製に関しては無許可かつ無料でOKです。適当におだてれば無料掲載も可能です。
    二次著作は禁止しません。改変やアレンジ、パロディもご自由に。連絡欲しいですし、投稿希望ですけど。

 

全記事表示リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

 

最近の記事

 

ブロとも一覧


■ ブログ名:M物語(TSF小説)

 

カテゴリー

新メールフォーム

イラスト企画ご案内

20080810semini.jpg

 

リンク

RSSフィード

2017-10