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性転換銃~悪魔の道具~(真城さんの新作DL同人小説) 第一章 ②

性転換銃~悪魔の道具~ DMM版
性転換銃~悪魔の道具~ DLsitecom版
作・真城 悠

その後のことは正直余り覚えていない。
 気が付くとオレは自分の部屋で深夜番組を観ながら寝オチしていた。
 一人暮らしの悲しさで、ワンルームマンションなので生活空間がここしかないのだ。
 締めのラーメンと言う訳でもないのだが、中途半端に腹が減っているんだか減っていないんだか分からない状態でカップラーメンを流し込み、スマートフォンでお馴染みのサイトを巡るうちに疲れてしまい、目の前のバラエティが終わるまでは起きていようとしたらいつの間にか眠りの世界に落ちていた。

 …あいつは一体何だったんだろう?

 突然話しかけてきた物好きぶりもさることながら、傍若無人なおっさんサラリーマンをアイドルみたいな美少女にし、ステージ衣装まで着せたかと思ったらその場で犯し始めたのだ。
 色んな意味で頭がおかしい。
 頭がおかしいというか、普通の人間は男を女にする能力は持たない。
 電車に乗って、駅から降りてここまで歩いてきた記憶は…余りにも毎日繰り返しているので昨日に限ってあったかなかったかなんて分からない。正体を失うまで酔っても案外帰りつけるものだったりはしたが。
 ともあれ、オレはそのことはさっさと忘れることにした。
 あのおっさん、あれからどうなったんだろう?
 年の頃は40代半ばというところか。
 変化した後の姿は…うろ覚えだが、あのアイドルを基準にするのだったら十代終わりごろの女の子になっちゃったことになる。あくまで見た目だ。この頃の女の子は幼く見えるからな。
 あの可愛らしさならば芸能界でもかなりちやほやはされるだろう。
 だがそれは芸能界にいればであって、あのおっさんはただのおっさんだ。突然肉体だけ美少女になったって困ってしまうだろう。
 翌朝から一応オレはニュースをザッピングしてみた。
 だけど、そんな愉快なニュースはどこも報じていなかった。
 一応インターネットニュースや話題なども、乏しいIT知識で探してみたがやはりダメだった。


「よっ!」
 危うく飲んでいたビールを吹き出すところだった。
 そこにはあのイケメンがいたのである。
 オレはしょーこりもなく同じ居酒屋で飲んでいた。これといった理由は無いが妙に居心地がよかったからだ。
「あ…あんた…」
 イケメンはよどみなく目の前に座った。
「すいませーん!ビール下さい」
 ヒソヒソ声になる。
「…どういうことだよ」
「そんなに警戒しなくても…ヒドいなあ。ボク一人残して帰っちゃうなんて」
 ニコニコしながら言いやがる。
「…夢じゃなかったんだ…」
「あ、夢だと思ってたんだ」
 と、いいつつ「そうだろうなぁ」という余裕の態度である。
「面白い道具だったでしょ?」
「面白いって…」
「今なら周囲も混雑してますし、話せますよ」
 イケメン(何故か名前は教えてくれなかった)の話によると、この間の「武器」は「性転換銃」とのことだった。
「撃った相手を男なら女に、女なら男にするのか?」
「そうです」
「何のためにそんなことをする?」
「観てませんでしたか?気持ちいいことをするためです」
「…馬鹿な…」
「馬鹿とは失礼な…(笑顔)。動物としての自然な摂理ですよ」
「あのおっさんはどうなったんだ!?」
「天国に誘(いざな)われました」
 二人の間に沈黙が流れる。
「まさか…殺した?」
「いえすいません。モノの例えです。ボクがテクニシャンなんでね。絶頂したって意味ですよ」
「殺してないんだな?」
「あそこにいますからね」
 オレは心臓が飛び出しそうになった。
 示された方を見ると…確かにそのおっさんがいた。チビ・デブ・ハゲのあの姿のままで。
 オレは目を疑って何度もこすってみた。だが、暑苦しい「演説」をしながら部下に偉そうに人生訓を押し付ける光景は変わらない。
「どうなってる…あれは夢なのか!?」
「夢じゃありません。現実です」
 やおら立ち上がったイケメンは再びオレの前に悪夢を展開してのけた。
 少なくとも今日に関してはそれほど周囲に迷惑を掛けている様には見えなかった「上司」は再び路地裏に引き出され、同じように「銃」に撃たれた。
 そして…ついさっき会社で見かけた様なピンク色の制服…「OL」の姿にされた。
「あ…あ…」
 と、自らの変わり果てた姿に戸惑っている。
 今回が前回と違うのは、部下が路地裏についてきたことだった。引きずり出される上司を救おうというのだろう。
「じゃあ…お揃いの制服で」
 イケメンが言うと、淀みない動きで「部下」を撃った。
 忽(たちま)ちの内に肉体を変形させ、のみならずドブネズミ色のスーツは、OLの制服へと変貌していた。
「え…ええええええぇっ!?」
 ご丁寧なことに二人は髪型も若干違っていた。「上司」の方はボブカットで、「部下」の方は背中まであるロングヘアだった。
 どちらも日々の手入れを欠かしていない様に見える見事さだった。
 今回、違っていた点がもう一つある。
 それは、「被害者」が二人になったことで、「加害者」も二人になったことだった。
 オレは気が付くと、「部下」だったロングヘアの美女にむしゃぶりついていた。
 さわやかな匂いがする。
 脂肪分の少なさからか体温が高い。
 気が付くと俺たち4人は何故か誰も一顧だにしない路地裏で殆(ほとん)ど全裸でまぐわっていた。脱がせば脱がすほど出て来る、ブラジャーにスリップにパンティ…ついさっきまでの男の面影などどこにもない。ただ、口では「やめてください!」「やめろぉ!」と男みたいに言っている。まあ、男だからな。
 この間の「上司」の行状ならば多少の制裁は仕方がないとも思えたが、今日の「部下」くんには何の落ち度もない。
 だが、肉欲には勝てなかった。


 オレは河岸(かし)を変えた。
 居酒屋ではやかましすぎるので、ファミレスにした。
 適度に周囲に人がおり、かといって人口密度が高すぎない。
 イケメンの話す内容はとても信じられなかった。
 曰く、この「性転換銃」は撃ったならば忽(たちま)ちその被害者は男なら女になり、女ならば男になり、のみならず撃った人間が望む侭(まま)の服装に着替えさせる…服も変形させることが可能である。
 ここまででも驚天動地なのだが、ここからが更に凄い。
 撃たれた被害者は遠からず元に戻るのだが、撃たれて変身していた間のことは何一つ覚えていない…というのである。
「じゃあ、あのちびデブハゲは先週アイドルにされ、今週はOLにされたことを全く覚えていないと」
「その通り」
「あんたにヤラれたことも?」
「当然」
「どうなってる…」
 オレは背中を椅子に預けた。
「別に…理由なんてありませんよ。楽しいだけで」
「疑問が山積みだ。質問してもいいか?」
「どうぞ?」
「何でオレにそんなことを教えてくれるんだ。あんたに何かしたか?」
「いえ」
「じゃあ何故!?」
「…この道具は特別製で、使える人間と使えない人間がいるんです」
「…?」
「技術がどうこうとかじゃなく、理由は分かりませんが生まれつきそう決まってるんです」
「何だって?じゃあ、背が高いとか血液型がB型だとかそういう風にたまたまの体質だと」
「はい」
「それがオレだって?」
「その通り」
「…あんたにはそれが分かると」
「分かります」
「何故?」
「何故と言われても…分かるものは分かるとしか」
「何者だ?」
「ボクは…ここだけの話、公務員ですよ」
「役人ってこと?」
「まあ、そうとも言います」
「堅い職場だな」
「お蔭様で」
「…一応訊くが、職場で無暗にぶっ放したりはしてないよな?」
「もちろんしてます」
 ずっこけた。
「…ああ、そうなんだ」
「ウチの職場は結構大きいんですがね。とりあえずフロアでボクの毒牙に掛かっていない男性の職員は一人もいませんよ」
「(頭を抱える)…全員ヤッたってことか?」
「ええ」
 こともなげに言う。
「参考までに…昨日はどんな衣装を?」
「昨日は…バニーガールかな」
「それをその辺のおっさんに着せたのか」
「おっさんじゃありません。若い子です」
「いや、男にだよ」
「まあ、男ですね」
「どんな奴だ?」
「男の子の五人組アイドルグループの『ストーム』って知ってます?」
「まあ、何となくレベルだけど」
「ストームのリーダーに似た爽やかな男の子ですよ。彼女とのデート現場におしかけて、彼女の目の前でバニーガールに変えて上げました」
「…すまん。よく聞こえなかったんだが」
「彼女の目の前でバニーガールに」
「…正気じゃない」
「やっぱりバレリーナとかの方がいいですかね」
「そこじゃねえよ」
「やっぱりバニーは見た目のインパクトが凄いですね。化粧もケバ目にして。あと、バニーにするからにはスレンダーじゃ駄目でデブ一歩手前くらいのグラマーさが欲しいところです」
「講釈をどうも」
「やっぱり最大の醍醐味は自分の身体が変わり果てて行く絶望の表情を観察することですかね」
「…」
「彼女の目の前であんなにセクシーで恥ずかしい恰好させられるんだからそりゃもう恥ずかしかったでしょ」
「…だろうな」
「あ、でも大丈夫。彼女も『黒服』にしてあげたんで」
「何だって?」
「『黒服』知りません?要するにバニーガールと対になる男性従業員ですよ。男があんなカッコする訳にはいかないでしょ」
「彼女を男にしただぁ?」
「はい。でないとヤレないでしょ?」
「まさかそのままセックスさせたのか?」
「あ、ボクも加わったんで3Pで」
「…」
 絶句して二の句が継げなかった。
「最初は鳴きながらピストン運動してましたよ彼女。でも、段々お互い気持ち良くなってきて」
「…」
「流石のボクもバニーはすぐに全裸にしないで着たままかなり楽しみましたねえ」
「で?」
「はい?」
「それでその後どうなった?」
「どうもなりません。二人ともお互い男と女になって逆転セックスしたことなんてケロッと忘れて無事に働いてますよ」
「そういうことか…」
「この間職場の同期五人と個室で飲んだ時は最高でした」
「同期がいるんだ」
「ええ」
「…一応訊くが、やってないよな」
「勿論、五人ともおいしく頂きました」
「なんてこった…」
「ボクは人よりはコスプレマニアじゃないと思うんですが…」
「あーそーかい」
「でも具体的に思い浮かべないと女物にしにくくてね。女物の「普段着」とかどんなんだか知らないし」
「ふーん」
「飛行機出張の帰りだったんで、全員CAになってもらいました」
「CA…って客室乗務員のあのお姉さんたち?」
「ええ」
「最悪だ」
「最高でしたよ」
「お前は最高だろうが、お前を信じてた同期五人組にしてみりゃ女の身体にされ、女物を着せられた上に男にヤラれるんじゃ最悪どころじゃねえだろうが!」
「そうかなあ…結構喜んでたけど」
「テクニックの話をしてんじゃねえ!」
「まあ…ちょっと化粧と香水の匂いはキツかったかな」
「お前の好みなんぞ知るかよ!」
「でもまあ、その日の晩にはすっかり忘れてるんだからいいじゃないですか」
「そういうもん…なのか?」
「話してる内に…ちょっと溜まって来たんで…解消してきますね」
「はぁ!?」
 立ち上がったイケメンは、閑散としたファミレス内で談笑していた気の毒な金髪ジャージの二人組の男に襲いかかり、あっという間にファミレスの店員…もちろん女の…姿にすると、折角の制服を引き裂き、脱がせながら犯して行った。
「いやあああぁっ!やめ!やめろぉっ!いやっ!あっ!あっ!ああああああーーーーーっ!!!」
 絶倫としか言いようのないイケメンは、異常に気付き始めた他の常連客と、奥から飛び出してきた店長らしい男の制服を着たロマンスグレーまで全員毒牙に掛けた。
 可愛らしいミニスカートの制服姿にされ、年齢も二十歳程度の美女にされたその場に不幸にも居合わせた七人の男性は、着た覚えもないスカートやブラジャー、スリップ、パンティをはぎ取られ、全裸にされて犯された。
 被害に遭わなかったのは最初から女性だった二人の店員だけだった。
 その乱交に何故かオレも参加していたのだったが。

 一時間も経過しただろうか。
 先ほどの乱交のことなど誰ひとり覚えていない静かなファミレスの光景が目の前に広がっていた。

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