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【投稿小説】ボーイ・チアーズ・ガール 作:黒海高貴 キャラデザ:そらねこ

俺は応援することが好きだった。
小学校の運動会の応援合戦から始まり、中学では応援部に入った。運動会だけじゃない、ありとあらゆる部活の応援をした。3年の秋に出場した応援選手権大会では金賞も取った。でもそんなことよりも、俺の応援で皆が元気になってくれることが何より嬉しかった。
でも、それも高校で大きくつまずいてしまった。あまり頭の良くなかった俺は、憧れの応援部がある私立高校を推薦で受験したのだが、落ちてしまったのだ。当然、一般入試で入れるはずもなく、俺は応援部のない普通の公立高校に進学した。
応援という生きがいを奪われた俺は、このまま普通の高校生活を送っていく。そう思っていた。
だが、転機はすぐに訪れた。いや、人生の分岐点と言っても過言ではないだろう。
入学してすぐに、ある先輩が声をかけてきた。何でも中学時代の俺を知って勧誘に来たらしい。
「もし君に、まだ誰かを応援したいという熱意があるなら、僕と来て欲しい。」
その言葉に乗らない理由は無かった。きっと新しく応援部を設立するためにメンバーを集めている、そう思ったのだ。
目を輝かせながら先輩について行くと、たどり着いた部室には、チアリーディング部の札がかかっていた。中に入ると、掃除の行き届いたキレイな部屋がそこにはあった。チアリーディング部と交渉するのだろうかと思っていると、唐突に先輩から折り畳まれた布を渡された。広げてみると、可愛らしいスカートとトップスだった。誰がどう見てもチアガールの衣装だ。ご丁寧に下着まである。まさかこれを着ろと・・・。
俺が茫然としていると、衣摺れの音が聞こえた。見てみると、先輩が制服を脱ぎ、同じものを今にも着ようとしていた。ギョッとして見ているうちに先輩は着替えを終えてしまった。なんて人に目をつけられたんだ・・・俺が退散すべきと考えていたところに先輩の声が聞こえた。
「今から起きること、よく見ててね。」
心なしか熱がこもったように聞こえたその声は、すぐに先輩の悶える声にかき消された。
「んぐうううぅぅぅぅぅッッ!!!」
自分の体を抱きしめるように先輩はうずくまってしまった。俺はしばらく唖然としていたが、すぐにあることに気がついた。先輩が履いているスカート、その下から先輩のモノがかま首をもたげていた。赤黒く腫れ上がったそれは、一切触れていないのに先端からヨダレを垂らし、先輩の足元に水溜まりを作っていた。
だけどそれはただの予兆だった。
「ア、はぁあ、ひぐぅぅううう!」
先輩の喘ぎが激しさを増してくるのを待っていたかのように、その先輩の身体がみるみるうちに変化してきたのだ。
体をかき抱く両腕はほっそりと、それでいて健康的な肉付きのものに。
その腕の間からは俺の両手で鷲掴みにしてもなお余るであろう膨らみがどんどんと主張を強めていく。
しゃがみこんで折り曲げられた脚は、むっちりとした太ももと、しかし見ただけで分かるほどのしなやかさを見せつけている。
目の前で起きていることの理解が追いつかない中、先輩の声が一際大きくなってきた。
「あ、ぁア、くる、くるくる、きちゃうっっっっ!?!!」
同時に、うずくまっていた先輩が急に体を仰け反らせた。
その瞬間・・・
「いっっグぅぅうううウ゛ウ゛ウ゛!!!」
爆発した。
そう思わせるほどの射精だった。大きくそり返る肉の棒が、大量の白濁でアーチを描いていく。数十秒に及ぶ吐精を終えると、先輩のそれは小さくなり、やがてスカートの中に見えなくなっていった。
「はぁ・・・ハァ・・・・・ふぅ。」

追加イラスト(先輩)
追加キャラデザイン:そらねこ

荒い息をついていた先輩、だった人は、一呼吸つくとこちらに顔を向けた。思わず息を飲むような、黒髪の似合う美少女がそこに立っていた。だが俺は、まだ何が起きたか理解できず混乱していた。だから彼女(?)が発した言葉にも気づかなかった。
「さぁ、次は君の番だよ。」
そう言うと、俺が茫然としているのをいいことに、あっという間に服を脱がされ、チアガールの衣装を着させられていた。それに気づいたのは、着替えを終えた彼女に背中を叩かれた後だった。
ようやく我を取り戻すと、俺が着ていた制服はキレイに畳まれて置いてある。ご丁寧に下着まで。そして当然、今の俺はチアガール衣装を着ている。恥ずかしいどころの話じゃない。
俺が慌てふためいていると、先輩(多分)の透き通るような声が聞こえた。
「そろそろ、始まるよ。」
何が、と聞き返す前に、それはやってきた。


ドクンッ!!!


突然、俺の心臓が大きく鼓動を打ったと思うと、急激に身体が熱くなってきた。何が起きたか頭が理解するより先に、それは始まった。
さっき見たものーーうずくまる先輩、そそり立つ肉茎、変化していく体つき、そしてとてつもない射精。
それがフラッシュバックした時には、俺は立っていられずその場に崩れ落ちていた。

熱い、熱い、体が熱い。
体がどんどん熱くなっていく。特に自分の股間に強烈な熱を感じる。その熱は生理現象となり、俺の肉棒を固く太くいきり立たせた。そいつがこれ以上ない程に勃ったことを認識すると、その先端からドバドバと先走りがこぼれ出した。その生理現象はやがて快感となって俺の脳に返ってきた。
気持ちいい。こんなに気持ち良くなったことは一度もない。自分でいくらシゴいたところで、この快感には敵わないだろう。
辛うじて意識を保っていると、次第に身体中の熱が股間に集まってきた。熱は身体の先端から引いていき、それにしたがって身体が軽くなるのが分かった。まるで、男としての力、筋肉が削ぎ落とされたような、ある種不気味な感覚だ。だが不快感はない。身体中を快感が駆け巡ってそれどころではないのだ。
頭が重くなる。
手足が軽くなる。
胸のあたりが急激に重くなる。
次々と襲ってくる違和感と快感に翻弄されていると、身体中の熱が一気に股間に集中するのを感じた。同時にそれが爆発するように外に出ようとしていることも。だが今の俺にそれを押し留めるだけの理性も体力もなく・・・

ビクビク゛ン!!

俺は果てた。




どれくらい経ったのだろう、永遠に続くかと思った射精がようやく終わり、意識を朦朧とさせていると、急に頭がスッキリとした。それだけではない。あれだけ身体を支配していた疲労感や倦怠感がカケラも感じられない。有り体に言うと、絶好調なのだ。
ゆっくりと立ち上がってみるが、何ともない。そう思っていると、目の前に先輩がいた。

「ようこそ。我がチアリーディング部へ。」

ニコニコとした彼女の側にある姿鏡の中には・・・

そらねこさん2納品
キャラデザイン:そらねこ

俺と同じ髪色をしたロングヘアの、俺にとって理想的な美少女がポカンとしていた。
「これ・・・俺?」
呟いた声は、凛としながらも柔らかな響きをたたえていた。

<つづく?>

20180211初出

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