Latest Entries
正義の美少女 プリズムピンク(TSFレビュー企画 投稿景品㉖)
TSFレビューに投稿いただいた皆月なななさんhttps://twitter.com/nanana_minadukiの「好きなシチュでTSFイラストを描いてもらう権利」の行使結果です! れいとうみかんさんに描いて頂きました!皆月なななさんの自作SSとご一緒にどうぞ!
半年前から現れた謎の組織は、日本の街に現れては人をさらい、物を盗み、街を支配下に置くという典型的な邪智暴虐の限りを尽くしていたのだ!
そこに現れたのが正義の美少女、プリズムピンクだったのだ。
プリズムピンクは謎の組織が街を荒らしにかかろうとするごとに現れ、不思議なパワーで組織の怪人を次々とやっつけていった。
強くて可愛いプリズムピンク!負けるなプリズムピンク!
それに懲りずに、今日も今日とて街を荒らしにかかる謎の組織だったのだが……
「そこまでよ!怪人!」
「その声は……」
「きらめきと輝きの戦士、プリズムピンク!」
「待っていたぞぉ、プリズムピンク……俺が相手になってやる」
配下のザコ怪人を押しのけ、ひときわ邪悪な雰囲気を持った醜い怪人がプリズムピンクの前に立ちはだかる。
「あなたは……?初めての怪人だけど、誰が来ても同じこと!ちゃちゃっと片付けちゃうわ!」
圧倒的なプリズムピンクの正義のパワーの前に、為す術もなく追い詰められていく怪人。
「もうここまでよ、怪人!降参してこの街に二度と現れないなら許してあげるわ」
「ぐふっ……流石だなぁ……プリズムピンク。だが、俺も奥の手があってなぁ……ぐふ、ぐふふふ……」
「何がおかしいの!?きゃあっ!?」
不気味な笑みを浮かべていた怪人からどす黒い液体が染み出し、プリズムピンクの身体を覆いだした。
プリズムピンクと怪人、両方が倒れ込んだ。
先に立ち上がったのはプリズムピンクだった。だが、何か様子がおかしい。
自分の手や服をジロジロと見たり、身体のあちこちをベタベタと触っているプリズムピンク。
「成功だ……ぐふ、ぐふふふ、ぐふふ」
可愛らしい声に似合わない、先ほどの怪人のような不気味な笑い声を出している。
「プリズムピンク!は、早く!今のうちに怪人にトドメをさして!」
遠巻きに見守っていた街の人々が、口々にプリズムピンクに叫ぶが、プリズムピンクの耳には入っていないようだ。
そうこうしているうちに、怪人も目を醒ます。
「うう……な、何が起こったの……?って、私の声、何か変……」
不思議なことを呟きながら辺りをキョロキョロと見回す怪人。
街の人々が口々に言う。
「怪人が目を醒ましたぞお!」「プリズムピンク!早くやっつけてぇー!」
「怪人!?まだ居たのね……!」
と、自分が怪人であるはずなのに、辺りを見回しながらそういう怪人。
と、プリズムピンクと目が合う。
「ど、どうして私が二人いるの!?」
怪人の言葉を受け、プリズムピンクは一瞬ニヤリと笑うと、
「プリズムダァーッシュ!」
いつもの掛け声とともに、高速で怪人のもとに移動し、怪人のみぞおちに向けて一発強烈なパンチを叩き込んだ。
「ごほっ……!?ぐえええ!?」
汚い声でうめき苦しむ怪人。街の人々は歓声に包まれた。
「おお、身体が軽ぃわ。こんな身体で戦ってたらチートだよな。俺達が勝てないはずだぜ、ぐふふ」
そう言いながら、怪人の喉元を軽々と掴み上げ、吊るし上げる。
「これでお前、喋れないよなぁ?ぐふ、ぐふふ……」
「か、カハァッ……(ど、どういうことなの!?なぜ私が二人、しかもいつもの力が出せない……)」
喉元を掴まれ、声が出せない怪人。
プリズムピンクは自分の胸を揉みながら言う。
「まだ気づいてねぇのか?お前は俺に、俺はお前になったんだよ、プリズムピンク……いや、プリズムピンクは俺だったなぁ?怪人さんよぉ?」
.jpg)
「……!」
驚愕で声も出せない怪人に対し、プリズムピンクは続ける。
「俺がこーんな女みてぇな格好してるのに、誰も気づいてねぇんだぜ?ま、俺がこの身体をもっと俺好みにしてやるからよぉ、ぐふ、心配するなよ、ぐふふふふ」
下品な含み笑いで呟きながら、あどけない顔を歪ませる少女、プリズムピンク。
そのまま怪人は声帯をプリズムピンクに握りつぶされてしまう。
「……アァ"!」
その場に倒れ込む怪人。また街の人々の歓声が一段と大きくなる。
「そこだ!やっちゃえ!」「がんばれー!プリズムピンク!」
「声、もう出せねえよなぁ?可哀想な怪人さんねぇ♪ま、そこで正義の味方『だった』プリズムピンクちゃんこと俺が、街の皆さんにどういうことをしていくのか、じっくり目に焼き付けるといいわよ♡ぐへへへ、ひゃははは!」
プリズムピンクはたまらないと言った様子で堪えきらず笑うと、街の人々の一角に向けて手でハートのマークを作った。
本来は怪人を消し去る時に使う、プリズムピンクの必殺技だ。
「……プリズム・レインボー!!」
少女だったものの、凛々しいがどこか禍々しさの伴う声が空気を切り裂く。
次の瞬間、街を一瞬の閃光が覆った。
半年前から現れた謎の組織は、日本の街に現れては人をさらい、物を盗み、街を支配下に置くという典型的な邪智暴虐の限りを尽くしていたのだ!
そこに現れたのが正義の美少女、プリズムピンクだったのだ。
プリズムピンクは謎の組織が街を荒らしにかかろうとするごとに現れ、不思議なパワーで組織の怪人を次々とやっつけていった。
強くて可愛いプリズムピンク!負けるなプリズムピンク!
それに懲りずに、今日も今日とて街を荒らしにかかる謎の組織だったのだが……
「そこまでよ!怪人!」
「その声は……」
「きらめきと輝きの戦士、プリズムピンク!」
「待っていたぞぉ、プリズムピンク……俺が相手になってやる」
配下のザコ怪人を押しのけ、ひときわ邪悪な雰囲気を持った醜い怪人がプリズムピンクの前に立ちはだかる。
「あなたは……?初めての怪人だけど、誰が来ても同じこと!ちゃちゃっと片付けちゃうわ!」
圧倒的なプリズムピンクの正義のパワーの前に、為す術もなく追い詰められていく怪人。
「もうここまでよ、怪人!降参してこの街に二度と現れないなら許してあげるわ」
「ぐふっ……流石だなぁ……プリズムピンク。だが、俺も奥の手があってなぁ……ぐふ、ぐふふふ……」
「何がおかしいの!?きゃあっ!?」
不気味な笑みを浮かべていた怪人からどす黒い液体が染み出し、プリズムピンクの身体を覆いだした。
プリズムピンクと怪人、両方が倒れ込んだ。
先に立ち上がったのはプリズムピンクだった。だが、何か様子がおかしい。
自分の手や服をジロジロと見たり、身体のあちこちをベタベタと触っているプリズムピンク。
「成功だ……ぐふ、ぐふふふ、ぐふふ」
可愛らしい声に似合わない、先ほどの怪人のような不気味な笑い声を出している。
「プリズムピンク!は、早く!今のうちに怪人にトドメをさして!」
遠巻きに見守っていた街の人々が、口々にプリズムピンクに叫ぶが、プリズムピンクの耳には入っていないようだ。
そうこうしているうちに、怪人も目を醒ます。
「うう……な、何が起こったの……?って、私の声、何か変……」
不思議なことを呟きながら辺りをキョロキョロと見回す怪人。
街の人々が口々に言う。
「怪人が目を醒ましたぞお!」「プリズムピンク!早くやっつけてぇー!」
「怪人!?まだ居たのね……!」
と、自分が怪人であるはずなのに、辺りを見回しながらそういう怪人。
と、プリズムピンクと目が合う。
「ど、どうして私が二人いるの!?」
怪人の言葉を受け、プリズムピンクは一瞬ニヤリと笑うと、
「プリズムダァーッシュ!」
いつもの掛け声とともに、高速で怪人のもとに移動し、怪人のみぞおちに向けて一発強烈なパンチを叩き込んだ。
「ごほっ……!?ぐえええ!?」
汚い声でうめき苦しむ怪人。街の人々は歓声に包まれた。
「おお、身体が軽ぃわ。こんな身体で戦ってたらチートだよな。俺達が勝てないはずだぜ、ぐふふ」
そう言いながら、怪人の喉元を軽々と掴み上げ、吊るし上げる。
「これでお前、喋れないよなぁ?ぐふ、ぐふふ……」
「か、カハァッ……(ど、どういうことなの!?なぜ私が二人、しかもいつもの力が出せない……)」
喉元を掴まれ、声が出せない怪人。
プリズムピンクは自分の胸を揉みながら言う。
「まだ気づいてねぇのか?お前は俺に、俺はお前になったんだよ、プリズムピンク……いや、プリズムピンクは俺だったなぁ?怪人さんよぉ?」
.jpg)
「……!」
驚愕で声も出せない怪人に対し、プリズムピンクは続ける。
「俺がこーんな女みてぇな格好してるのに、誰も気づいてねぇんだぜ?ま、俺がこの身体をもっと俺好みにしてやるからよぉ、ぐふ、心配するなよ、ぐふふふふ」
下品な含み笑いで呟きながら、あどけない顔を歪ませる少女、プリズムピンク。
そのまま怪人は声帯をプリズムピンクに握りつぶされてしまう。
「……アァ"!」
その場に倒れ込む怪人。また街の人々の歓声が一段と大きくなる。
「そこだ!やっちゃえ!」「がんばれー!プリズムピンク!」
「声、もう出せねえよなぁ?可哀想な怪人さんねぇ♪ま、そこで正義の味方『だった』プリズムピンクちゃんこと俺が、街の皆さんにどういうことをしていくのか、じっくり目に焼き付けるといいわよ♡ぐへへへ、ひゃははは!」
プリズムピンクはたまらないと言った様子で堪えきらず笑うと、街の人々の一角に向けて手でハートのマークを作った。
本来は怪人を消し去る時に使う、プリズムピンクの必殺技だ。
「……プリズム・レインボー!!」
少女だったものの、凛々しいがどこか禍々しさの伴う声が空気を切り裂く。
次の瞬間、街を一瞬の閃光が覆った。
コメント
ミスですね。修正しました。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
元・プリズムピングの逆襲はあるのか?
続編が見てみたい展開ですね。
続編が見てみたい展開ですね。
コメントの投稿
トラックバック
http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/21688-dee0fac3