Latest Entries
オタクとアイドルの入れ替わり(TSFレビュー企画 投稿景品㊴)
TSFレビューに投稿いただいた皆月なななさんの「好きなシチュでTSFイラストを描いてもらう権利」の行使結果です!
倉塚りこさんに描いて貰いました!ご本人によるSS付きです♪
フラッシュの音が何回もスタジオに響く。
「ありさちゃん、どうしたの?今日表情固いじゃん。あと目線もこっちにくれないと。自分の身体ばっかり見てちゃダメだよ」
「は、はひっ!すみません!!」
「??どうも変だなぁ〜今日のありさちゃん。まるで別人みたい」
「……(どきっ)」

そう、何を隠そう、さっきまで僕はアイドルのありさちゃんを推す、ただのオタクに過ぎなかったのだ。それがまさか、頭をぶつけた拍子に身体が入れ替わっちゃうなんて……
「……仕方ないので、私の代わりに撮影してきてください……もう、なんでこんな時に限って水着撮影なの……」
僕の顔でハラハラするありさちゃんを心配させまいと、「大丈夫ですっ!ぼ、僕、ちゃんと撮影してきますから!」
……などと言ったものの、自分の身体が気になって集中できない。うう、ありさちゃんの水着姿をありさちゃん視点で見るなんて、CD何枚買ったってできない経験だけど、なんか生殺しにあってる気分……む、胸で……僕の胸で下半身が見えない……鼻血出そう。
「う〜ん、ダメだ、今日体調悪いの?撮影、明日にしてみる?」
ということでマネージャーさんとも相談して撮影は明日になってしまった。ありさちゃん、ごめんなさい……
なんとかしようといろいろ試してみたけど元に戻ることはなく、今晩はありさちゃん……の精神が入った僕の身体と一晩を過ごすことになった。
正直握手だけで満足だった僕がありさちゃんと一緒の部屋で寝られるなんて思わなかった。しかも、僕がそのありさちゃんになっているなんて……心臓の鼓動が早くなるのを僕は止めるすべを知らなかった。それを誤魔化そうと僕はありさちゃんの精神が入った僕に話しかける。
「ありさちゃん……今日はごめんなさい」
「う、ううんっ、大丈夫……」
「……?どうしたの、ありさちゃん?」
「なんだか、あなたの……というか私の顔を見てたら、ドキドキしてきちゃって」
……もしかして、僕の身体にありさちゃんの精神が引っ張られてきてるのかな?
でも、なんだか可愛い。僕は少しクスッと笑った。
「な、なに笑ってるんですか!」
「なんでもないです。ふふっ、なんか余裕出てきちゃったかも。明日はきっと撮影、上手くやりますね」
結局僕と元ありさちゃんが元の身体に戻ることはなく、僕の身体に入ったありさちゃんは僕のアイドル活動をずっと応援してくれた。
数年後、「水島ありさ、ファンの一般男性と電撃入籍!アイドル活動は引退」と紙面を賑わせるのはまた別のお話。元ありさちゃんに推してもらえて、今すごく幸せ。ありさちゃんになった上に元ありさちゃんの僕と結婚させてもらえるなんて……。僕……ううん、私、すごく幸せです♡
倉塚りこさんに描いて貰いました!ご本人によるSS付きです♪
フラッシュの音が何回もスタジオに響く。
「ありさちゃん、どうしたの?今日表情固いじゃん。あと目線もこっちにくれないと。自分の身体ばっかり見てちゃダメだよ」
「は、はひっ!すみません!!」
「??どうも変だなぁ〜今日のありさちゃん。まるで別人みたい」
「……(どきっ)」

そう、何を隠そう、さっきまで僕はアイドルのありさちゃんを推す、ただのオタクに過ぎなかったのだ。それがまさか、頭をぶつけた拍子に身体が入れ替わっちゃうなんて……
「……仕方ないので、私の代わりに撮影してきてください……もう、なんでこんな時に限って水着撮影なの……」
僕の顔でハラハラするありさちゃんを心配させまいと、「大丈夫ですっ!ぼ、僕、ちゃんと撮影してきますから!」
……などと言ったものの、自分の身体が気になって集中できない。うう、ありさちゃんの水着姿をありさちゃん視点で見るなんて、CD何枚買ったってできない経験だけど、なんか生殺しにあってる気分……む、胸で……僕の胸で下半身が見えない……鼻血出そう。
「う〜ん、ダメだ、今日体調悪いの?撮影、明日にしてみる?」
ということでマネージャーさんとも相談して撮影は明日になってしまった。ありさちゃん、ごめんなさい……
なんとかしようといろいろ試してみたけど元に戻ることはなく、今晩はありさちゃん……の精神が入った僕の身体と一晩を過ごすことになった。
正直握手だけで満足だった僕がありさちゃんと一緒の部屋で寝られるなんて思わなかった。しかも、僕がそのありさちゃんになっているなんて……心臓の鼓動が早くなるのを僕は止めるすべを知らなかった。それを誤魔化そうと僕はありさちゃんの精神が入った僕に話しかける。
「ありさちゃん……今日はごめんなさい」
「う、ううんっ、大丈夫……」
「……?どうしたの、ありさちゃん?」
「なんだか、あなたの……というか私の顔を見てたら、ドキドキしてきちゃって」
……もしかして、僕の身体にありさちゃんの精神が引っ張られてきてるのかな?
でも、なんだか可愛い。僕は少しクスッと笑った。
「な、なに笑ってるんですか!」
「なんでもないです。ふふっ、なんか余裕出てきちゃったかも。明日はきっと撮影、上手くやりますね」
結局僕と元ありさちゃんが元の身体に戻ることはなく、僕の身体に入ったありさちゃんは僕のアイドル活動をずっと応援してくれた。
数年後、「水島ありさ、ファンの一般男性と電撃入籍!アイドル活動は引退」と紙面を賑わせるのはまた別のお話。元ありさちゃんに推してもらえて、今すごく幸せ。ありさちゃんになった上に元ありさちゃんの僕と結婚させてもらえるなんて……。僕……ううん、私、すごく幸せです♡
コメント
なにもかもうまくいきすぎだろー
コメントの投稿
トラックバック
http://okashi.blog6.fc2.com/tb.php/22804-9fc5fe6b