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【2019年TSF同人小説ベスト1の初日売上!】オーダーメイド~牝妻紗雪の事情~ サンプル②

オーダーメイド

 金持ちの別荘か、もしくは知られざるリゾート地か。
 山奥にあるとは思えないお洒落な洋館は――しかし、地下の底の底まで、非合法な設備に満たされていた。
 手術室、拷問部屋、解剖室。
 ただの調教だけではなく臓器の摘出や、マイクロチップの移植等の危険極まりない手術をするのも、珍しくはない……。
 プランによっては手間を掛けずに痛みをもって奴隷を躾けることもあるし、地上の解剖室とは異なり、生きたまま――しかも、死なないように――四肢を切り取ることだってあるのだ。
 故に、ずらりと並ぶ地下牢。そこの簡素なベッドに人が横たわっているのも、当然と言えば当然の状況である。
「…………」
 艶やかな茶髪を揺らし、ベッドの上で呼吸するのは、美しく、しかも、まだ年若い日本人の”娘”であった。
「う、う……うっ、うぅぅ」
 胸が上下するたびに、豊かで大きな乳房が、たぷたぷと揺れる。
 寝返りを打つと、さらに激しさを増して、日本人離れしたおっぱいは左右に真広ぐ……。
「……はっ、はぅぅ」
 すると、”娘”は悩ましい響きの吐息を漏らした。
 まるで不慣れな感覚を味わっているかのように――。
 柔らかな肉房が、たぷっ、たぷっ、と互いにぶつかるたび、忙しなくベッドの上で身動いだ。
 艶めく茶髪は、華奢な肩や乳房の膨らみに絡み付く。
「う、うぐ……う、ぅぅ? んー、んんっ? んんー?」
 ごろごろ、とシーツに皺を付けながら、転がる”娘”。
 遂に重たい瞼を開けて、ゆっくりと辺りを見渡した。
(……あー、頭いてぇー……随分、寝た気がするけど。 いま何時だ――つぅーか、今日は何月の、何日だぁ?)
 頭が、酷く痛い。
 地獄の二日酔いと同じような感覚であった。一日以上もベッドで寝入っていた時みたいに、ズキズキと疼く額を押さえる。
「ふぁああ……ああ、喉もいてぇー……ん? 喉がヒリヒリするのは……まぁ、いんだけど……なんだぁ、この甲高い声は?」
 頭痛のせいで、あまり思考が働かない。
 ぽりぽりと痒い所を――丸みを帯びた肩や、むっちりと膨らむお尻を――掻きつつ、ベッドから抜け出す。
 自分の声の高さに戸惑いつつ、目に止まった洗面台の蛇口を弛める。
 ジャバァアア――。
「んっ、んぐっ……けほっ。 けほっ、んだよぉ、これ――邪魔だなぁー」
 水を直接飲んでいると、艶めく長髪が垂れ下がり、瞳を遮った。
 それを不満げに払い除ける”娘”。
 身に付けているピンクの病衣は、たゆん、ぷるん、と胸元の豊かな膨らみのバウンドに、危なく落ちそうになっている。
 けれど、本人は、全く気付いていなかった。
「ふぅー……少し、スッキリした。 けど……アアー。 くそぉ……まだ、喉がおかしいぞぉ? ハハ、なんだ……この気持ちわりー声……?」
 細やかな指で、小さな喉仏を押さえる”娘”。
 違和感を覚えて、色々と原因を考える――が、しかし!!
(まっ、すぐ治るだろー! それより……女、いや……なんだか、女を抱く気分じゃねーな。 うん……腹が減ったから、ピザでも取るか……)
 生来からの楽観的思考……と言うか、難しい問題を一度も自力で説いたことのない脳は、早々に違和感の追及を諦める。
 まずは空腹で痛むお腹を満足させようと思いつつ……再び、ぽりぽりと臀肉を掻く。柔らかな尻肉の感触を、気に入ったのかもしれない。
「んー……? あー、なんだ? お前? ……昨日ぐらいに相手してやった女かぁー?」
 下品に指で尻を擦りながら、ぼぉーと前を見つめていた”娘”は正面の鏡に、そう語り掛けていた。
 まるで鏡に映っているのが、自分以外の人間であるかのように。
(泣いたり、騒いだりしない、ってことは――金で釣った奴か? …………駄目だ。 思い出せねー。 まあまあの女だけど……セックスした記憶がないぞ? ……しかし、間抜けな面してやがんなぁー……笑える!)
 少しの間は見つめていたが、鏡に映る美少女に興味はないようだ。
 ”娘”は……そのまま後ろに振り返った。
 宅配を頼むために、電話を探そうとする。
 しかし、固定電話は見当たらない。
「あれ――?」
 今度は自身のスマホを探そうと、ベッドに乗る。
 けど、それもなかった。
「おっかしーなぁ? ……ていうか、ここどこだ……?」
 もう意識は冴えている筈なのに、能天気なことを呟き、狭い部屋を――
地下牢を歩き回る”娘”。
「わっ、ととっ……!? なんだ、歩き辛いぞ! ……ちゃんと整備してるのか、ここのホテルは!?」
 たゆるん、ぷるるん、とブラジャーのない――病衣に生肌を押し当てている――豊満な巨房は奔放に揺れ弾み、”娘”はフラフラと転び掛けた。
 けれども、まだ自分の体の異変に気付かず、歩き難いことを床のせいにしてしまった。
(……いや、変だ。 変だろ……絶対に。 なんで俺様が……こんな劣悪な。 最低の部屋を借りているんだ?)
 ばかりか……今の肉体よりも、部屋の構造に意識が向いてしまう。
 歩くたび。
 首を振り向かせるたび。
 豊満な膨らみの乳房は大きく弾み、さらさらと艶の濃い茶髪が肩や背中に纏わり付いている。
 だが、この”娘”は、そのことを無視し続ける。
 脳が不良品のせいで――最も重要な『問題』に、まだ気付いていない。
「おーい! おーい、ってばぁああ!! 誰かいないのかッ!? 早くドアを開けるよ!!」
 意識を失い、記憶がない内に、鉄格子に囲まれた牢屋に放り込まれれば……多少は危機感を持つべきなのだが。
「…………ん? ん、ん……? んなぁ、あああ~~~~ッ!?」
 間抜けな様子で叫んでから……五分以上が経過した頃。
 漸く。漸く、だ。
 外見はとても愛らしく、胸も尻も肉感的に実っている美少女なのに――
中身は、頭の悪いクソガキである”娘”は、驚愕を顔に張り付けて、太い鉄棒を握り締めた。
「なんだよこれ!? ろ、牢っ? ろ、牢屋だとォ――ッ!?」
 自分が監禁されている事実を悟り、悲鳴のような叫び声を発する。
 甲高い美声は、廊下の隅々まで響いていった。
「お、おい! 俺を誰だと思ってやがる!? ど、どこのどいつだ!! 俺様を閉じ込めやがって! ちくしょう――だせぇ、えええ!!」
 細い腕で鉄格子を揺らし、必死に要求を伝える”娘”。
 すると。
「はぐぅ、うう!?」
 むぎゅり、と豊かな胸を、鉄格子の隙間に押し込んでしまい……思わず背筋を反らす。
 半端ではない胸の激痛が、ビリビリと神経を遡った。
「ちくしょう……い、いてぇー!? なんだよ、これ……!? ひぅうう!? お、俺の胸がっ!? 胸がッ!?」
 痛覚の発生源。
 己の豊かなおっぱいを両手で持ち上げ、さらに切羽詰まる”娘”。
 現実をまだ理解していないようで、ぎゅう、ぎゅう、と己の乳房を指で拉げては、「ひぃっ!? ひゃ、わあッ!?」と勝手に錯乱していく。
「嘘、だろ!? こんな……こんなのまるで、女の乳みてーじゃねーか!? 何がどうなって……そうだ! さっきの……さっきの女! お、おい……お前だ! お前!! お前、なんか知っているんじゃ、ねーのかよぉッ!?」

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