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オーダーメイド~牝妻紗雪の事情~ サンプル⑤

(おげぇ、えええ~~ッ!?)
 もう一撃だった。
 完全に美少女となっている珠貴の細やかな身体は、再び殴り飛ばされる。
「……おっ……ぐ、ふぅ、ンンっ……ぁぁ、ぁ――ッ」
 腹部に突き刺さる、アッパーカット!!
 綺麗な円を描き、下から肉を抉る凶悪なパンチは――まさにプロボクサーのような威力であった。
 男の時でも音を上げてしまいそうなボディーブローに、か弱い女の子となってしまった珠貴が、堪えられる訳がない。
 悲鳴も、喘ぎも、喉へと引っ込む代わりに……半ば飛び出した眼球や、膨らんだ鼻孔から、体液を、ぷしゅぅっ、ぶじょぉっ、と噴き漏らす。
「お、おげぇ、ええ!! んぎぃ、ひぃ……ぁ、おげっ、へぇええ!!」
 びちゃっ、びちゃっ、と空っぽの胃袋から、珠貴は胃酸汁をぶちまける。
 辺りが酸っぱい臭いに包まれた
「……あぎ、ひぃ! っ、っ……んぎぃ、ひぃーっ!」
 痛みも苦労も知らない――精神年齢が、子供以下の――珠貴にとっては、大型トラックに衝突されたような激痛である。
 意識を点滅させて、胃液で汚れた唇をわなわなと震わせた。
 だらん、と人形のようにぶら下がった足は、床と擦れ合う。
「……あっ、ぁっ、あ、……ぉ…………ん、ぁぁっ!?」
 ゲロを吐き、身悶えるばかりの珠貴――惨めな奴隷娘。
 しかし、調教師ミキは、その美しい茶髪を躊躇いもなく引っ張り上げた。
「痛くないですよね? 男だと言うなら、何十発殴られても、泣きませんよね? うふふ……だから――100回です。 100回の腹パンチに堪えられたら……あなたが榊原珠貴様だって私たちも認めます。 じゃあ、あと……98回です、ねっ♪」
 彼女の言葉に合わせて、珠貴の背中を羽交い絞めにする大男が、胸を反り返らせた。
 ズキンッ、ズキンッと、痛み腹部は無防備に晒される。
 そして――。
「は、はひぃ、いい~~ッ!?」
 人間サンドバックが準備万端であることを視認して、プロのようなパンチを繰り出す大男は、無言で腰と上体を、ぐぐぐっ、と捩じる。
 バネのように力を溜めている。
 しかも、珠貴とは違い……相手を嬲る笑みどころか、無表情。
 何の感情も見せずに自分を殴る大男が、余計に不気味で、恐ろしかった。
「~~~~っ!!」
 恐怖に可愛い美貌を引き攣らせて、無言でいやいやと頭を振う珠貴。
 あまりの恐ろしさと、内臓の激痛に、声も上げられない。
(いやだ! いやだ! いやっ! いやっ! や、やめてぇ~~!!)
 ぽろぽろと涙を零しながら、迫る拳を見ているしかない珠貴――。
 括約筋に力を込めて、衝撃に堪えようとする……が。
 バゥンンッ!!
「んげぶ、ゥゥーッ!?」
 全くの無意味。
 女の身体では、男の暴力に太刀打ちできなかった。
「ぐひぃ、いい! んぐぅ、あっ、あっ……おぐ、へぇ、ええ~~ッ!!」
 プロボクサーのボディーブローは、男の肉体でもきつい――地獄の痛み。
 それが三発も、しなやかな女体の腹部に叩き込まれて、珠貴は、びくんっ、びくんっ、と激しく身悶えた。
 いいや、そればかりか。
(あっ、ああ! しぬぅ! いたい! いたい! いたいぃいい!!)
 ブジョォ、オオ――プシュァァ、アアアア!!
 恥部の魅惑的な膨らみの中心――陰茎と陰嚢の代わりに珠貴に与えられた肉割れ目から、黄金の熱水が噴き漏れていく……。
 熱いアンモニア臭が鼻孔に迫り、激痛に点滅する彼の意識は、僅かながらも自身が失禁した事実を知る。
「あっ、あっ……あぅ、あぅう……ッ、ッ……!」
 もっとも、人前で盛大にお漏らししてしまった珠貴本人は、もう恥ずかしさも、怒りも感じていない。
 ただ痛みに打ちのめされて、強く飛び出した眼球から涙を流し続けていた。
 弛んだ鼻孔からも、幼児のように鼻汁が汚く垂れている。
「この調子で大丈夫なんですか? 自称・榊原珠貴さん――クフフ♪ あと97回も残っていますよ?」
「あっ、あひ……んひぃっ……!? ひぃ、ぁああ~~っ!!」
 力なく項垂れた珠貴の頭部を鷲掴み、強引に持ち上げた調教師ミキ。
 彼女は、また指を鳴らそうとする。
 パンチが。男の暴力が。
 自分を襲う――!!
 そう思ったら、元青年はわなわなと震える唇を夢中で動かしていた。
「ま、まひ、ィ……ま、待て! ち、違う! 俺は……お、男じゃない! 男じゃないからぁ……ああッ……もう、やめろぉー! や、やめてください!!」
 情けない言葉で相手に……調教師ミキに縋り付く。
 彼女は女である。彼が、ずっと馬鹿にしてきた存在。
 しかし、今の珠貴には関係なかった。
 これ以上の痛みと苦しみは、絶対に嫌だったのである。
「お、俺は……さっ、榊原珠貴じゃない。 珠貴じゃないから……パンチは、……やめろ! ちゅ、中止だ……中止、しろぉー!!」
 口こそ悪いが――『己を、己で否定する』。
 そんな馬鹿で、愚かで、そして、とても恥ずかしい行為を、彼は肯定した。
「では……あなたは、やはり”西園紗雪”さんで間違いないんですね? ……榊原珠貴と言う男とは無縁の……奴隷の女の子なんですよね?」
「そういって、いるだろ!? ……男じゃない! た、珠貴じゃない!! 西園紗雪……紗雪と言う……女だから……奴隷の女でも、いいから! もう!! もう!! お腹にパンチは……パンチだけは、やめてくれぇー!!」
 散々、『榊原珠貴』であることを自慢していたというのに――。
 その誇りを簡単に捨てて、保身に走る珠貴。
 数多くいる、この施設の収容者――哀れな奴隷たちの中でも、心底最低のクズであった。
「うふ、ふふ……あははっ♪ 漸く、認めましたね……! では今日のところは、この程度で済ませて上げます。 あなたのご主人様――そして、未来の旦那様が来るまで、奴隷であるあなたを壊してはいけませんので……」
 助かりたい一心で、浅ましい言葉を絞り出す珠貴を見やり、調教師ミキが笑みを深めた。
 ぐい、と乱暴に彼の細い首を上向きに変える。
 珠貴は、か弱い女の子のように「い、いやぁ……」と泣き声を漏らした。
「いやだっ。 い、いやぁ……ああ、やめ……てぇー」
「だから、あなたも……自分が榊原珠貴だなんて言う、下らない妄想は止めなさい。 今日は見逃しますけど、これ以上……変なことを考えるなら、お客様が許す限り……もっときつい痛みでお仕置きしますよ?」
「…………っ、っ!」
 こく、こく、と頷くことしか出来なかった。
 直後……ぱちん、と調教師ミキの指が軽快に鳴る。
 珠貴は反射的に腹部を強張らせたが、今度は別のサインのようである。
 正面の男は直立の姿勢へと戻り、後ろの男は羽交い絞めを止めた。
 全神経が腹部の激痛に集中していた珠貴は、当然とばかりに崩れ落ちた。
「んあっ……あぅ、ぅっ!」
 びちゃ、びちゃ……!!
 己の尿水溜まりへと、珠貴は顔を擦り付ける。
 つーん、と強いアンモニア臭が、鼻孔だけではなく、涙で濡れる眼球にも突き刺さる。
「……う、ぅうう……っ」
 お腹が、痛くて、痛くて――まだ動けない。
 それこそ今まで彼が凌辱してきた数多の女性と同じように珠貴も……惨めに蹲っていた。

(ゆ、ゆるさねぇー! あの女……サキ! 殺してやる、サキ!! 男の俺に! 榊原……珠貴様に! こんな酷いことしやがって……! どうなるか、分からせてやる!! くそ、くそっ! いてぇ! いてえよぉ――ッ!!)

 暴力から解放された途端に、厚顔無恥にも己を『榊原珠貴』だと信じ、『男』であると言い張る――悲惨な奴隷娘。
 結局、激しい痛みに起き上がることが出来ないまま珠貴は、己の小便に塗れた姿で、意識を失うのであった。



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