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【投稿小説】黒ギャルさんたら読まずに食べた by イノウエケースケ

作 イノウエケースケ https://twitter.com/TS_DeluXe
イラスト こじか https://twitter.com/pray4deer

「何やってんのアンタ」
「……ッ!?」
 横から声をかけられた瞬間、背筋が凍りついて動けなくなった。
 放課後の玄関、現れたのはクラスメイトの黒柳ルリさん。そして僕、白鳥廉。その僕は今、左手で黒柳さんの靴箱のフタを開けていて、右手には……
「何持ってんのそれ……プッ、ハートマーク? えっまさか、ラブレター的なヤツ?」
「えっ……あ、あー……うん」
 カラカラに乾いた喉から、かすれた声を絞り出す。
 だがそんな言葉も待たず、黒柳さんはヒョイッと手紙を取り上げた。
「あっ、ちょっと」
「マジでウケるんですけどー。今時こんなの漫画でしか見たことなかったわ。マジメ君らしいねー。へー……ふーん……」
 黒柳さんは封筒で口元を隠しながら、イタズラっぽい目でこちらを見る。もう恥ずかしさで居たたまれない。
 確実に誰もいなくなるのを見計らったはずなのに、まさか当の本人が引き返して来るなんて……!
 やっぱり僕みたいな陰キャが告白なんて、キモいかな……バカにされるかな……。
「とっ、ととっ、とりあえずそれ読んで! 返事はこここっ今度でいいから!」
「ハーイちょっと待った」
 ガシッ!
「ひいっ!?」
 慌てて立ち去ろうとした僕の手を、黒柳さんが掴んできた。
「じゃ、とりあえず屋上でも行こっか」
「へっ……?」



 為す術もなく連行される間、僕は生きた心地がしなかった。
 黒柳さんは僕とガッチリ手を繋いで離さず、グイグイ引っ張って階段を上がる。こっちが緊張で手汗まみれになってるのもお構い無しだ。
 僕は空いている片手で、ずり落ちる眼鏡を何度も直す。
(でも、あぁ……こうして見るとやっぱり可愛いな、黒柳さん……)
 艶やかな褐色の肌。いわゆる黒ギャルというヤツだ。その肌とのコントラストも鮮やかな金髪に、パッチリと映える目鼻立ち。制服のブラウスは胸元を大きく開けて、豊かな膨らみに深い谷間を惜しげもなく見せつける。
 そしてあろうことか、その谷間に僕のラブレターが挟まっている!?
 目のやり場に困る……と思いながらも、視線は正直に釘付けだった。
 クラス替えで一緒になって一ヶ月、気がつけばいつも彼女を目で追っていた。毎日楽しそうに、自信満々に胸を張って生きる姿が、眩しいくらい輝いて見えた。
 あまりに派手な外見から、影では『誰にでもヤらせる女』とか言われてるけど、そんな噂なんか気にならない。
 片や僕なんて、地味を絵に描いたような冴えない男子。何の取り柄もないからとりあえず真面目に勉強するしかないという、外見も中身もつまらない人間だった。
 正直、僕と黒柳さんでは住む世界が違うのは分かっていた。でも今まで生きてきて、こんなに心を揺さぶられたのは初めてだったんだ。告白してもこっぴどくフラれるだけかもしれない。でも勇気を持って一歩踏み出すだけでも、何か人生が変わるきっかけになるかもしれないと思って――
「さてと、そんじゃヤろっか!」
「――ハッ! えっ、あれっ?」
 いろんな思いが頭を駆け巡っているうちに、気づいたら屋上だった。黒柳さんはラブレターの封も開けずバッグに入れてしまった。
「え、やるって、何を……?」
「何って、決まってんじゃん。エッチなこと!」
「はああぁ!? ちょっ、いきなり何言ってんの!?」
「アンタこそ何驚いてんのよ。だってアンタもあれでしょ、アタシが誰にでもヤらせる女だって聞いて来たんでしょ?」
「ちっちちち違うよ! そんな根も葉もない噂……!」
「いいって別に、ホントのことだし」
 あっさり認めたぁ!?
「まァさすがに学校にバレたらヤバいから、堂々とは言わないけど」
「いや、あの、そうじゃなくて、僕はあくまでちゃんとしたお付き合いを……! ちょっと、とりあえず先に手紙読んでくれない!?」
「やだ。メンドい」
 ひどい! 徹夜で書いたのに!
「そんなことよりホラ、さっさとズボン下ろしなさいよ。アンタどうせ童貞なんでしょ? とりあえず最初は手でヤッてあげる? それとも口がいい? いきなり本番でも構わないけど」
 何を喋ってんのか分かんないけど、話の流れと黒柳さんのいやらしい仕草からして、エッチなことを言ってるんだろうことは分かる。
「いや、ダメだってそんな……そういうのは、ちゃんと恋人同士でお付き合いしてから……」
「アンタってマジでマジメ君ねー。女の方からヤらせたげるって言ってんのに」
 僕そんなにおかしなこと言ってるかな!?
「アタシ、誰か一人だけと付き合うとかマジ無理なの。ダルいし飽きるじゃん。それより誰とでも、ヤりたい時だけヤれればいいから」
 何てこった。完全に見た目通りのビッチだった。
「ほらもー、喋ってる時間もったいないから、とっととチンポ出せっての!」
「あっ、ちょっとやめて!」
 遠慮なく股間に手を伸ばしてくる黒柳さん。細い指でズボン越しにワサワサとまさぐり、ビクッとした隙にチャックを下ろそうとしてくる。こっちも何とか引き離そうとすったもんだしているうちに、
 グラッ!
「わっ!?」
「えっ」
 お互いの足が絡まってバランスを崩した。後ずさりしていた僕は後ろ向きに投げ出され、前のめりだった黒柳さんもつられて傾き――

 ドッシーンッ!

 二人重なるように倒れ込む。後頭部と額に同時に衝撃が走り、瞼の裏に火花が散った。
「あ、あ痛たたた……!」
 一瞬、頭が揺さぶられて、意識が遠くへ吹っ飛ばされるような感覚があった。
 しばらくすると、ジンジンする痛みとともに徐々に現実に引き戻されていく。
「ちょっ、重い……どいてくんない?」
「あ、ああ、ごめん……」
 確か背中から倒れ込んだはずだけど、いつの間にか相手にのしかかっている体勢になっていた。
 まだちょっとボンヤリする頭を振りながら、ゆっくり体を起こすと
「……え?」
「……は?」
 目の前に倒れている僕と目が合った。
 いやいやちょっと待って、何で僕が目の前に!? 僕が二人いる!?
 ふと、視界の両端にチラチラ映る長い髪の毛。掴んでみると確かに自分の頭から生えている。短くてボサボサの黒髪のはずが、サラサラでキラキラの金髪。
 その髪を掴む手も小さくて、指先はスラリと細い。長く伸びた爪は鮮やかな赤色に塗られている。
「うっそマジ? アタシ、マジメ君になっちゃってるわ」
 目の前の僕が、勝手に黒柳さんのバッグから手鏡を持ち出している。
「アンタも見る? ほら」
「はい? ……ええええッ!?」 
 手鏡を差し出されるままに受け取ると、そこには目を真ん丸にしてこちらを見つめる黒柳さんの顔が。
「こ、これって、まさか……! 僕たち、身体が入れ替わってる!?」
「マジで? ヤッバ」
 あり得ないはずのことを口にした僕に対して、向こうのリアクションはあり得ないほど軽かった。ああ、これは確かに中身黒柳さんで間違いないな。
 って、ちょっと待て! 今この身体は、黒柳さんの身体……ってことは……!?
 思わず視線を落とすと、巨大な二つの膨らみが視界を覆った。きめ細やかな褐色の肌に、深く刻まれた谷間。いつも目のやり場に困る……と言いつつ凝視していた胸だけど、文字通り自分の身になってみるとよく分かる、このブラウスのはち切れんばかりに窮屈な感じ。そしてズッシリとした重量感。
 正直、触ってみたい……でもさすがに本人の目の前でそんなことは……
 カチャカチャ
「ちょちょちょっ、ちょっと何やってんの黒柳さん!?」
 金属音が聞こえたと思ったら、黒柳さんは堂々とズボンのベルトを外そうとしていた。
「えー、だってぇ。せっかくだから見たいじゃん、アンタのアソコ」
「ダ・メ・で・す! 僕の身体なんだから変なことしないで!」
 こっちだって我慢してるのに、この人と来たら……!
「いーじゃん別に、これくらい……あっ、そうだ」
 スネてみせた黒柳さんだったが、すぐにニヤリと不敵な笑みを浮かべる。ちょっと待ってよ、これ以上何を――
「それぇっ!」
 ムギュウッ!
「ひゃうんッ!?」
 一瞬の早業だった。目の前から黒柳さんの姿が消えた、と思った時には素早く背後に回り込まれ、腋の下から通した両手で胸を鷲掴み!
 慌てて振り払おうとするけど、体が動くより先にヘンな声が漏れてしまった。胸から全身へ電流が走ったかのように、未知の刺激に手足が震える。
「いやっ、やめて、ちょっと何してんの……!?」

黒ギャル

「何って、アタシのカラダなんだから何やってもアタシの勝手よね?」
「いやいやいやいや、何を言っアンッ! アァンッ!?」
 言ってる側からギュウギュウと揉みしだかれて、言葉も途切れてしまう。
 クゥッ、ダメなのに……こんなのダメなのに、おっぱい、感じちゃうンッ……!
「おーっ、柔らかいわぁ。男の手でおっぱい触るってこんな感触なのね」
 さすが相手は経験豊富といった感じで、手の動きにも強弱、リズムと巧みに変化をつけてくる。
 さらには、
「えーい、ポチッ!」
「アッアァーッ!」
 両手の人差し指が、迷うことなくひと突きで乳首を押し当てた。さすが勝手知ったる本人のカラダ……! いつの間にかブラジャーの下で固くなっていた突起が、痛烈なくらいの鋭い刺激で胸を揺さぶる。
「お、お願い、もうやめ……」
「ムッフッフ、イイ感じに鳴くじゃない。アタシもマジで興奮してきちゃったわ」
 体をしっかり密着させ、肩越しに頬擦りしてくる黒柳さん。もうやめてとの懇願も、耳元でのくすぐったい囁きに遮られてしまう。
 このままじゃホントに頭おかしくなっちゃう……そう怯えていると、不意に左手がスッと胸から離れた。
 手はそのままブラウス越しにお腹をなぞって滑り落ち、その下のスカートへかかった。
「え? ちょっと、黒柳さん……?」
「どれどれ、こっちはどんな感じぃ?」
「あっ、ダメ、そこは本当にダメだって……あうッ!?」
 こちらが止めるのも聞かず、ついにスカート越しに股間をまさぐられた。途端にゾクッとした感覚が背中を駆け上がってくる。
 慣れ親しんだ男のモノがなくなっている喪失感、そしてパンツが隙間なくピッタリと張りついているフィット感。不思議な感じがない交ぜになって、改めてこのカラダが女なのだと思い知らされる。
「くっ黒柳さん、ホントやめよう! これ以上はホントにマズいから!」
 何とか必死で抵抗しようとするけど、全然手足に力が入らず、ただお手上げの姿勢でジタバタするだけ。
「ちょっとぉ、なーに涙目になっちゃってんのよ。元がアタシだとは思えないくらいウブな顔しちゃってぇ」
 そう言う黒柳さんの顔を横目に見ると、すっかり締まりなく興奮してしまっていた。それこそ元が僕の顔だとは思えないほどニヤニヤして、弛んだ口の端からよだれが垂れている。
 っていうか、さっきから気になってるんだけど、何か背中に硬いものがゴツゴツと……。
「おっおっ、もうこっちもすっかり濡れちゃってますねぇ? 早い早い」
 黒柳さんの左手はついにスカートも捲り、パンツの上から股間に指を走らせた。その間も右手がお留守になることはなく、やらしい手つきで胸をこねくり回す。
「どう? アタシのカラダ、そんなに気持ちいいの?」
「あ、あぁっ……! や、も、もう……!」
「んー? 何? ハッキリ喋ってくんないと分かんなぁい」
 ツンッ! ツンッ! グリグリグリィッ!
「ひゃっ!? ハァッ、ウゥン!?」
 すっかり湿り切った股間を、指が遠慮なく突っついてくる。
 ヤバい、危ない、これ以上刺激したら、込み上げてきた何かが、爆発しそう……!
「どーお? 何とか言ってみなさいよ」
「だか、らっ……もう、何か……アッアッ、アアァーッ!?」
 ビクッ、ビクビクビクゥッ!
 ついに堪え切れず、カラダの中で何かが弾けた。股間がひとりでに強く痙攣しながら、ジュワッと熱いものをぶちまける。パンツが水分を含んでどんどん重たくなっていくのが感じ取れた。
 両足もガクガク震えて力が入らなくなり、ついには
「う、あぁ……」
 バタッ!
「あっ、ちょっと!?」
 そのまま膝から崩れて倒れてしまった。
「あちゃー……マジでイッちゃったの? ごっめーん、まさかこんな早くイクと思わなくってぇ」
 そう言ってこちらを見下ろす、てへぺろ黒柳さん。見るからに反省の色は薄そうだけど、こっちはもう抗議する気力もなく、焦点のぼやけた目で見つめるだけ。
「ちなみにどーよ、女のカラダで初イキした感想は? 気持ちよかった?」
 そんなこと言われても、頭が混乱して何が何だか……。あまりの刺激の強さに、これが気持ちいいのかどうかもよく分からない。
 そうしてボーッとしていると、
「そんでさー、イッたばっかで悪いんだけどさー……」
「んー……?」
「ちょっとコッチの方も何とかしてくんない?」
「んー……って、うえええッ!?」
 それが目に入った瞬間、遠のいていた意識が一瞬で戻ってきた。反射的にガバッと上体を起こし、お尻を引きずったまま後ずさりする。
 あれほどダメだと言ったのに、黒柳さんは勝手にズボンもパンツも脱いでしまった。
 丸出しの股間からぺニスがギンギンに勃ち上がり、微かにピクッ、ピクッと脈動している。
 自分のモノを正面から見るなんて初めてだけど、何か元の僕以上に大きくなってるように見えるのは気のせい?
「だぁーッ、無理無理無理ッ! それはさすがに絶対無理!」
「大丈夫、いけるいける! だってこんなチャンス滅多にないんだから、ヤっとかなきゃもったいないっしょ!」
「こっちは一刻も早く元に戻りたいんですけど!?」
 そんなことを言ってる間にも、僕の身体の黒柳さんはどんどんにじり寄ってくる。
「ほらぁ、アンタも男だったら分かるでしょ? 目の前にこんなエロい女がいたらさ、もう何でもいいからズボッって突っ込んで、グチャグチャってかき回して、ビュルビュルッってぶちまけたくなるじゃない」
「さすがに分かんないよそんなの!」
 こっちは男の身体でも経験のない童貞なのに、いきなり女の身体で男とセックスってハードすぎるでしょ!
「いや大丈夫だから。そのカラダはもう何十回とチンポ突っ込まれて、自然と欲しがるようにできてるから」
「そんな無茶な……」
「今だってアンタ、上の口ではイヤイヤ言っても、下の口ではよだれ垂らしてんじゃないの」
「何をホントに男みたいなセリフ言ってんの!?」
 っていうかよだれ垂らしてんのは黒柳さんでしょ! いくら何でも馴染むの早すぎない!?
 とは言いながらも、ぺニスが目の前に迫ってくるにつれて、呼応するかのようにカラダの奥が火照ってくる。さっきイッたばかりのはずのアソコが、さらなる何かを期待するようにウズウズし始めている。
 これは、今まで何十回とヤッてきたという黒柳さんの体が条件反射しているのか?
 ダメだ、このまま向こうのペースに飲まれたら、何か取り返しのつかないことになりそうな気がする!
 それでも腰が抜けたまま立ち上がれず、あれよあれよと金網へ追い詰められてしまった。
「大丈夫大丈夫、全然痛くないよ。ただメッチャ気持ち良くなっちゃうだけだから」
「いや、無理! 怖いもんは怖い!」
「んじゃ、ちょっと後ろ向いてみよっか」
「はい? ちょっと、えっ?」
 スルッと腰に手が回ると、そのままクルッと体の向きをひっくり返された。僕は膝を突いたまま、金網に手をかけて寄りかかる姿勢になる。
「おーっ、こうして見るとバックもいいねー。我ながらこのプリッと突き出したお尻に、このやらしい腰つき」
「おわわわわっ……!」
 いとおしむように下半身を指でなぞられ、ゾクゾクッと肌が粟立つ。
「よーっし、それじゃ行きますか! ちょっと予定と身体が逆になっちゃったけど……どうせヤることは一緒だからいいよね!」
「いや待って待って待って……!」
 こっちが身動きできないでいる間に、勝手にスカートはめくられ、パンツも下ろされる。屋上を吹き抜ける初夏の風が、濡れぼそった股間をヒヤッと撫でる。
「あっははー、マジ凄い! アタシ自分の目で直接自分のマ○コ見るの初めて! メッチャヒクヒクしまくって、ちょっとグロいんですけど!」
「何を訳の分からないことで感動して……ヒィッ!?」
 不意に股間にピトッと何かがくっついた。こ、これってまさか、先っぽが……!?
「よーっし、入れるよ、入れるよー……童貞卒業おめでとーッ!」
 ズブズブズブッ!
「アァーッ!?」
 それは本当に一瞬だった。ビショビショに濡れた股間は引っ掛かりなくぺニスを飲み込み、突き上げられた衝撃が脳天まで響いた。
 意識が飛びそうになるのをグッとこらえて踏ん張る。しかし衝撃は一発では終わらなかった。
「ヤッ、ヤバッ……ヤバヤバヤバッ!」
 スパンッ! パンパンパァン!
「あ、いやっ、あひぃッ!?」
 黒柳さんの絶叫とともに、すぐに二度、三度、ついには動きが止まらなくなった。お尻に腰が連続で打ちつけられ、そのたびにぺニスが根元まで突き刺さる。
「アハッ、アハハハハッ! マジ凄い! アタシのナカって、こんな……熱くて、トロトロにっ、絡みついてぇっ……!」
「くっ黒柳さ、ん、ちょっ、落ち着いて……そんなにっ、動いたらぁっ……!」
 必死にしがみついた金網も、激しい動きに合わせてガシャガシャと揺れる。
「無理、もう、止まんない!」
「アッ、アンッ! アンアンッ! アアンッ!」
 黒柳さんの声は上ずって、余裕をなくしているのが分かる。ビッチの彼女をもってしても、初めて味わう男の快感にはなりふり構っていられないのか。腰を抱える手にも力が入って、自然にグイッ、グイッと引っ張られる。
 そして挿入され続ける僕も、お腹の底から勝手に声が出て止まらない。
「も、もう、ダメ……!」
 とうとう握力も尽きて金網から手が離れ、そのまま上半身が地べたに落ちた。もう体のどこにも力が入らず、お尻だけを突き出した姿勢で這いつくばる。
 その間にもアソコは繰り返し圧迫感に押され、亀頭がナカの壁を擦るたびに刺激が全身を突き抜けていく。
 ああ、このまま為す術もなく、また勝手にイかされるのか……明滅する意識の中でぼんやり思っていると、
 ズボッ!
「くうっ!」
 不意にぺニスが引き抜かれた。
「え? え? 何?」
 何だか分からないけど、ひとまず小休止できてホッとした……のも束の間で、また股間がひとりでにヒクヒク動く。まるで抜かれたぺニスを惜しむかのように、切ない疼きで訴えかけてくる。
「き、急に、どうしたの……?」
「ちょっと、せっかくだから、やっぱこっち向いてくんない?」
「へ……? わっ、うわっ!?」
 背後から腰を抱きかかえられると、再び体をひっくり返された。仰向けにバッタリ倒れると、そこへ僕の顔の黒柳さんが迫ってくる。
「えっ、ちょっと、何を――むぐぅっ!?」
 唇が押しつけられた。とともに間髪入れず、僕の口をこじ開けて舌が入り込んでくる。
「チュッ、ムチュッ! チュウッ、ジュルルルルルゥッ!」
「ん! んん! んんーッ!」
 唾液が混ざり合い、舌と舌が激しく絡まり合う。何だか頭がジンジンしてきた……!
「ンッ、プハァーッ! ハァッ、ハァッ……ヤッバ、アンタ何その顔。トロットロにトロけてエロすぎんじゃん。アタシいつもこんな顔してたの……?」
「あ、あうう……!」
 僕が今どんな顔をしてるのかは分からない。けどこの興奮しきった黒柳さんの反応を見るに、想像以上にいやらしい表情をしているみたいだ。

黒ギャルさん

「や、やめて、見ないで……!」
「いや、もっと見せて! アンタがアタシの顔でメチャクチャに乱れるとこ!」
 ズブズブズブッ、スパァンッ!
「アアーンッ!」
 今度は向かい合った体勢で、再び黒柳さんが突っ込んできた。角度が変わって、さっきと微妙に違う刺激がお腹をえぐってくる。
 何より、僕の顔の黒柳さんがこちらを真っ正面から見下ろしてくるのが恥ずかしくて……
 キュンッ! キュンキュンッ!
「クッ、うはっ……なっ何よこれ……!? 急にメッチャ締めつけてきた……!」
「アッ、アグゥッ……!? ちょっ、いきなりキツくなった……!?」
 股間が急速にすぼまったような感覚。その狭いナカをぺニスがこじ開けて、力強い刺激に体が痺れる。
「ちょっ、ダメ、これ以上動いたらっ……アアァッ! とっ止めてぇっ!」
「もう、止められるわけ、ないでしょぉっ! ってか、アンタだって自分から、腰振ってんじゃん……!」
「えっ、ウソ……アッ! アッ! アアンッ!」
 動きは止まるどころか、ますます激しくなるばかり。どうやら僕のカラダも腰が勝手に浮き上がってるみたいだけど、動かしてるのか動かされてるのが、もう自分で自分のことが分からなくなっている。
「ウッ、これそろそろ、イキそうかも……! 出すよ、出すからね!」
「ぼ、僕も、もうッ……!」
 いよいよ黒柳さんも限界といった表情で、紅潮させた顔で歯を食い縛る。
 僕のカラダも、さっきイッた大きな波がまだ引いていないのに、さらに巨大な波が全てを飲み込もうと迫ってくる。
 そうして、ついに、
「アッアッアアッ――ああああああああーッ!?」
 プシュッ! プシュゥッ! ブッシャアアアアーッ!
 ドビュドビュッ、ドビュッ! ドビュルルルゥーッ!
 上り詰めた快感が爆発した。体を吹っ飛ばされて天地がひっくり返ったような感覚。さっきイッたのを上回る勢いで、股間から熱い滾りをぶちまける。
 と同時に激しい射精も注ぎ込まれ、衝撃が全身を駆け抜ける。まるでカラダの隅々まで真っ白に塗り潰されていくような……。
 絶頂を迎えてしばらくお互い無言で、荒い息づかいだけが聞こえる。
 そうしてしばらく経つと、ようやく黒柳さんの方がゆっくり起き上がった。ズブズブッと引き抜かれたぺニスは、全ての力を使い果たしたかのようにうなだれていた。
「あー……さすがに最後はちょっとビビッたわ。気持ちよすぎてチンポもげちゃうかと思ったもん」
 僕は仰向けに倒れたまま聞いている。激しくイッた快感の余韻に全身を支配されて、起き上がろうにも全く力が入らない。
「アンタはどうだった? アタシのカラダ、気持ちよかった?」
「え? いや、もう、何ていうか……男の時でもしたことなかったのに、女子のカラダで……もう何が何だか……」
「でも見てたらスッゲー気持ちよさそうだったよ。たぶん元のアタシより感じまくってる顔してたし、マ○コもギチギチに締めつけてたもん」
 僕の姿であんまり卑猥な言葉使わないでほしいんですけど……まぁこれが黒柳さんらしさなら仕方ないか。
「……あのさ、さっきの返事なんだけど」
 返事? 何だっけ?
「誰か一人だけと付き合うとか無理、って言ったけど……アンタだったら付き合ってもいいよ」
「え……ええッ!?」
 耳に捉えた瞬間、バネのように上体が跳び起きた。まだちょっと頭がクラッとしながら、僕の身体の黒柳さんに向き直る。
「さっきは照れ隠ししたけどね……ホントはちょっと嬉しかったんだ。アタシってばこんなチャラチャラした感じで、男友達と遊びまくってたからさ。あんな正式に? ちゃんと真面目に告白されたの初めてだったの」
 そ、そうなんだ……。告白されたことないって、意外といえば意外だけど、納得といえば納得だな。
「アタシいつもこんな感じで、エッチなことで頭いっぱいだけどさ、こんなんでよかったら付き合おっか? もちろんちゃんと一対一で、もう他の人とはヤらない」
「えっ、い、いいの!? 僕なんかで、本当に!?」
「『なんか』とか言わないの。アタシが付き合いたいって言ってんだから」
「あ、うん……その、こんな状況でアレだけど……黒柳さんさえよければ、是非!」
「よっしゃ、決まりね! それじゃ今日からアンタはアタシの彼女ってことで! ヨロシク!」
「うん、ありがとう! こちらこそ――うん?」
 思いもかけない喜びに舞い上がりそうになる。でもちょっと待って。
「いや、逆だよね? 確かに今は身体入れ替わってるけど、僕が彼氏で……」
「ううん! アンタが彼女!」
 澄みきった笑顔で言われてしまって、二の句が継げない。え? え? どういうこと?
「いやー、何つーかねー……入れ替わった状態のままセックスしたじゃん? そしたらもうアタシの身体のアンタに一目惚れしちゃったってゆーか。見た目こんなハデでビッチな黒ギャルなのにさ、あんなウブな乙女みたいに恥じらって、切ない顔してアンアン鳴いちゃうのがスッゴいギャップで!」
「お、乙女って……」
 確かにちょっとナヨナヨして頼りないかもしれないけど、僕も一応男なんですけど……!?
「アレ見せられちゃったらもう、もったいなくて絶対他の男になんてヤらせたくないじゃん。独り占めよ! まァ元々アタシのカラダだからアタシのモノだけどさ」
「いやいやいや、待ってちょっと待って。黒柳さん女子でしょ!? 元の身体に戻」
「もう戻んなくていいよね」
「ちょーッ!?」
 休む間もなく繰り出される爆弾発言。そろそろ頭の処理が追いつかない!
「だからさ、そのカラダはアタシよりアンタの方がお似合いなのよ。アタシも男のセックスにハマっちゃったっていうか……このチンポでアタシのカラダのアンタが乱れるところが……うっ!?」
「えっ、どうしたの!?」
「何か、思い出してたらまた勃ってきちゃった」
「……ッ!?」
 思わず絶句してしまった。そういえば相変わらす下半身丸出しのままの黒柳さん。たった今あんなに吐き出したばかりのぺニスが、またムクムクと持ち上がり始めている。同時に、賢者タイムで穏やかだった眼差しが、また獣のようにギラギラしてきた。
「ちょっ、とりあえず落ち着こう。ね? さすがに僕もこれ以上は身が持たないから……!」
「ねえ、アンタはどうなの……? どうしても元の身体に戻りたいの……?」
「えっ? あ、ああ、うん……そりゃもちろん……」
「そう。だったら仕方ないわ……」
 いや仕方ないって、全然諦めてる顔じゃないんですけど!?
 そう思った次の瞬間、
 ブチブチブチィッ!
「ひゃあっ!?」
 急に伸びてきた手で、ブラウスの前をボタンごと強引に引きちぎられた。はだけた上半身はブラジャー姿があらわになる。
「仕方ないから……女のカラダの気持ちよさをみっちり全身に叩き込んであげるわ。もう男だった時のことなんか忘れて、二度と元に戻りたくなくなるようにね!」
「いや、ダメだって! ちょっと待っ――アッ、アアッ、アアーンッ!?」

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