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【依頼小説】サキュバスに騙されて女の子にされてしまう少年の小説

作:アマルティア・テーベ https://skima.jp/profile?id=75610 
イメージキャラクター:明誠助



西田 貢は、夕暮れ時の教室で一人の少女と相対していた。

「ねー西田。私に何か用? これから予定があるんだけど…」
「大事な用事だ。君の今後に関わる大事な話だよ」

少女の名は、咲原という。西田にとっては会話を交わしたこともないようなクラスメイトの一人に過ぎない。今はまだ、だが。
西田は、決定的な一言を口にする。

「咲原。お前、人間じゃないよな」
「いきなり何言ってんの?」

咲原はシラを切る。当然だ。西田の推測が事実ならば、問い詰めた程度で尻尾を出す筈がないからだ。
水掛け論を続けるつもりはない西田は、決定的な証拠を見せつける。

「この動画を見ても同じことが言えるか?」
「……っ!!」

取り出したスマホで流れていたのは、一つの動画。
どことも知れぬ路地裏で、咲原と同じ顔で同じ格好をした少女が瞬く間にその姿を変えていく。服装は制服から露出の高い蠱惑的なものへ変わり、悪魔のような角と尻尾が生えていた。

「…迂闊だったなあ。尾行された上に撮られちゃってたか」
「言い訳はもういいのか?」
「ここまで証拠揃えられてちゃねー」

パチン、と乾いた音と共に咲原の姿が変わる。淡い光に包まれたかと思うと、咲原は動画の中と同じ格好へ変わっていた。
漂う甘い匂いが西田の鼻孔を刺激する。年頃の女子からするようなものとは全く別種の匂い。ずっと嗅いでいたら、それだけで思考能力が丸ごと溶けてしまいそうな、危険な香りだった。

「でさー。西田は私に何をしたいの。まさか考え無しにこんな事しないっしょ」
「…当たり前だろ。お前みたいな得体の知れないやつ相手にノープランで行動しないよ」
「サキュバスですー。得体の知れないやつじゃないですー」
「お前は人間じゃない。だったら、人間には出来ないことだって出来るよな」
「そりゃ勿論。サキュバスだしね」
「なら……俺の願いを叶えることだって、出来るだろ」
「…………」

咲原が押し黙る。心底不服そうな表情だが、落とし所はこの辺りだと薄々理解しているのだろう。

「まーいいよ。叶えたげる」
「…よしっ!」
「でも一応言っとくけど、限界はあるからね? ぶっちゃけ私じゃエロに関わらない願いを叶えるのは無理」
「心配いらないさ。エロい願いを叶えて欲しいからお前と交渉したんだからな」
「交渉じゃなくて脅迫でしょうに……。で? 願いは何?」

西田は一度目を閉じ、そして目を見開く。

「──俺を、一生セックスに困らないようにしてくれ」



西田の願いを聞いた咲原は、にっこりと笑う。

「ふーん。そっかそっかー。一生セックスに……なるほどなるほど」
「なんだよ、何か悪いか?」
「いやぜーんぜん。でも大きく出たねぇ。てっきり私とセックスさせろって言ってくるかと思ったのに」
「…いくら相手がサキュバスだろうと、流石にクラスメイト相手だとな…」
「ふーん。そんなもんかな。んじゃ、お願い叶えよっか」

咲原が目を見開く。鮮やかな色をした瞳の中心に魔法陣が浮かび、西田はそこから目を離せなくなる。

(あ……?)

意識が薄れていく。ぼんやりとした気分になっていく。浮遊感と倦怠感に苛まれながら、西田は意識を手放した。

「──ふふ。大丈夫。ちゃんと願いは叶えてあげるからねぇ…」

悪意に満ちた呟きが、聞こえたような気がした。






「〜♪ 〜〜♪」

楽しげな鼻歌と、規則的な振動。そして寝苦しさで西田は目を覚ました。

「あれ、俺は…」

反射的に呟き、そして聞き覚えのない高い声が漏れたことに驚愕する。

「…へ?」
「あ、起きたー?」

驚愕を受け止めるより早く、横から見知った声が聞こえてきた。覚醒した意識の中で西田は、自分が咲原と共に車でどこかへ向かっていることを理解する。
咲原は、手鏡を西田へと差し出した。

「…………なん、だ? これ?」
「どう? 『生まれ変わった』心地でしょ?」

鏡の中にいたのは、見知らぬ美少女だった。
それも、咲原と同じように頭から角を生やした。

「あと少しで着くからねー。それまでちょっと待ってて」
「どういうことだよ!? なんで、こんな…」
「願いは『一生セックスに困らないようにしてくれ』だったでしょ? ちゃんと叶えたじゃん。その可愛い見た目なら一生男に困んないよ。サキュバスってほとんど老化しないし」
「ちょっと待て! 俺はそんなつもりじゃ…」
「願いが抽象的すぎたのが悪いよー。とにかく願いは叶えたから文句言われる筋合いはないもん」
「そんな…」
「あ、着いた」

咲原に手を引かれ、西田はそのまま車の外へ出る。目の前には古びた倉庫があった。海沿いなのか、どうも潮風が鼻につく。
咲原は扉を開け、西田と共に先へ進む。
そこにあったのは──


「…え? 俺たち、今倉庫の中に…」
「細かいことは気にしない気にしない」

間接照明の光に照らされた、薄暗くしかし華やかな空間。咲原の体臭を何倍にも濃くしたような甘ったるい香の匂いで頭がクラクラする。
元の倉庫よりも何倍も広い空間の奥に、玉座のように置かれたベッドがあった。ベッドに優美に寝転んだ女性が口を開く。

「そいつが新入りかい?」
「はーい、そうですよ女王様。一生セックスに困らないようになりたいって言ったので、私たちの仲間にしちゃいました」
「ふふ、悪賢いやつだねぇ。後で褒美をあげよう。アタシはこいつに色々叩き込んでやるから、あんたは外で待ってな」
「はーい」

取り残された咲原は、呆然としていた。だが、

「──おい。いつまで突っ立ってんだい新入り」

女王と呼ばれたサキュバスの声で、西田の身体は跪いていた。

(なん…?)
「アタシは『女王』。お前も、さっきのあいつも『シモベ』。変わりたてでも体の使い方は分かるだろう? アタシの為にじゃんじゃん男どもから精を搾り取ってきな」
「な……なんで、俺がそんな」
「口答えをするな」

メキメキメキィ! と頭蓋を締め付けられる感覚。肉体には傷一つないが、精神が痛みを感じている。

「いぎぃ、あ…!?」
「言ったろ、お前はシモベだって。お前の命はアタシの掌の上。別に嫌でも構わないさ。そんときゃアタシがお前の体を操縦して精を搾り取らせるだけだからね」
「…そん…な…」
「別にアタシだって鬼じゃない。ノルマさえこなせればちゃんと望みは叶えてやるさ。さあ、行きな!」

フラフラとした足取りで出口へ向かう西田。
もう、本能的に理解してしまった。
自分は『女王』には逆らえない。期限を損ねればどんな目に遭わされるか分からない。だから…

(言う通りにするしか、ない)

明誠助



女王への謁見から一時間後。西田は、裏通りにあるラブホテルの一室で中年男性と対峙していた。

「いやあ、嬉しいよ咲原ちゃん。まさか新入りの娘の初めてを頂けるなんてねぇ」
「ふふ、おじさまは特別。いつも私のこといっーぱい贔屓してくれるもん。でもこの子に入れ込みすぎないでね?」
「ははは、分かっているよ」

咲原が言うに、精とはつまり人間の精液のことらしい。要するに援助交際なり風俗に勤めるなりして精液を搾り取ってこいということだ。
仕事の説明の為に、咲原の常連らしき中年と共に仕事をすることになったのだ。

「…ん♡ ちゅ…♡ じゅるるっ、ずじゅぅ…っ♡」

目の前で繰り広げられるディープキスの音だけで西田の心臓が高鳴る。サキュバスになる前の西田はセックスどころかキスの経験もない正真正銘の童貞だった。だからこそセックスに困らないようになりたかったのだが…まさか、男としてのセックスが二度と出来なくなるとは。

「ぷはぁ…♡ おじさま、キス上手いよねー。もう私のここ、びっちゃびちゃになっちゃった」

中年の手を握り、自分の股へ誘導する咲原。スカートの中に突っ込ませた指と膣肉が触れ合う淫らな音が響く。パンツにはじんわりとした染みが生まれていた。

「褒めてもらえて嬉しいなぁ。それじゃ、今度はおじさんのちんちんの相手をしてもらおうかな」
「……!?」

ボロンッ、という音と共に明らかになった中年の巨根。平均の倍近くありそうな極太チンポを見て、西田のサキュバスとしての本能が一気に覚醒する。

「ひっ…」
「ほらほらぁ、怖がらないの。これから西田のことメチャクチャにしてくれるんだから、ちゃーんとご奉仕しなきゃ♪」
「う…うう……」

拒否しようとするが、出来ない。頭では嫌なつもりなのに、体はもうこのチンポを求めてしまっている。

(ああ…もう、いい。どうにでもなれっ!)

「…いただきますっ!」
「ぬおお!?」
「わぁ、大胆!」

西田は、極太のチンポを一気に咥え込んだ。
まずは先端を唇で包むように挟み込み、舌で亀頭を丹念に舐め回す。舐めれば舐めるほど我慢汁が溢れてきて、変な味の筈のそれがまるで蜂蜜のように甘く感じられる。

「…じゅぷ♡ ずびゅぶ♡」
「お、おおお…これは、堪らん……!」
「ぷはぁ…! ……んっ!」
「おっふぅぅ!?」

一度口を離し、次は喉奥まで一気に飲み込む。アイスクリームを吸い出すように、極太チンポを渾身の力で吸い上げて気持ちよくしていく。

「わぁ、いきなりディープスロート…。でもね、このおじさんは…」
「ぐぅっ…!ダメだ、我慢できん!」
「んぶぅ、!?」
「イマラチオ大好きなんだよねぇ」

頭から生えた二本の角を掴まれ、腰を何度も何度も打ち付ける。喉奥までチンポをぶち込まれて、西田の思考がどんどん蕩けていく。

(息…っ、できな…! でも…くるしいのに…すごく、きもちいい……!!)
「おおお、射精るぅ!」

ドボドボドボ!と大量の精液が喉を通じて胃にまで流し込まれる。むせ返るような雄の香りで頭がおかしくなりそうだった。

「ぶはぁ…! ん…ふぅ、ん」

出された精液を全て飲み干した西田の頭の中には、もうセックスのことしか頭になかった。

「はぁ…♡ ねえ、おじさん♡ 」

スカートもパンツも脱ぎ捨てて、ベッドに腰掛けて媚びへつらうようにオマンコを晒す。

「そのぶっといオチンポ♡ 早くここにぶち込んでぇ♡」


(あーあ、落ちちゃったなぁ)

咲原の笑みにも気付かず、西田はセックスの快楽に溺れていく。



「ぁ゛っ! そこダメ! 子宮の奥とんとんするのダメェェ! またっ、まだイグのぉ!イッちゃうのおぉぁ!?」
「これでもう5回目の絶頂だねぇ。咲原ちゃんもだけど、サキュバスって感じやすいのかな?」
「そりゃねー。どんなチンポでも感じられるようにサキュバスの全身は超感じやすいんだもん。人間だったのにいきなりこんなの味わっちゃったら頭バカになっちゃうよ」
「バカになっていいからぁ! もっと、もっとぉ♡」
「ふふ、おじさんハッスルしちゃおうか! ふんっふんっ!!」
「いィ!? それイイ♡ 高速ピストンで赤ちゃんのお部屋ノックされてこじ開けられるのしゅき♡ おまんこの奥の奥までチンポで耕されてどすけべおまんこになっちゃううう♡♡ 」
「大丈夫大丈夫。もっともっと馬鹿になってイイんだよー?」
「おっ、いっぱい出すぞぉ…!」
「オ゛っヒぃぃい!! きたぁ♡ 中出しいっぱいぃ♡ せーえきいっぱいにぃぃぃ♡♡」
「むぅ、子宮が蠢いて搾り取って…! なんというドスケベな娘なんだ。けしからん! 乳首までビンビンに張っているじゃないか!」
「んヒィ、乳首やぁ♡ 触られただけでイっちゃうぅぅぅ!!」
「あーあーもう完全にスイッチ入っちゃったねー。こりゃもう朝までノンストップかな」






一夜明け、咲原と西田はラブホテルから連れ立って出てきた。

「さてさて。どうだった? 初めてのお仕事」
「……女の体って、こんなに気持ち良いんだな。俺。びっくりしたよ」
「セックスの余韻に浸ってる所悪いんだけどー、まだ仕事あるよ? 今度は別のお客さんの相手だからねー」
「…仕方ないな。行くよ。俺はサキュバスになっちゃったんだから…仕方ないんだよ…」

自分に言い訳しながら快楽を追い求めてしまう西田の姿を見て、咲原は声もなく微笑んだ。


一ヶ月ほど経過した。
西田と咲原が会うことも少なくなったが、時折街で会うと気さくに話し合うくらいの仲になっている。

「やっほー西田。最近どう?」
「女王様からの無茶振りがキツイ…。アタシのこと何だと思ってんだろーな……」
「シモベでしょ」
「そりゃそうなんだけど…まあ、ともかくこれからまた乱行パーティだよ。この前もAV会社に突撃したり、怪しいクラブひとつまるごと占拠したりしたんだけど……まだまだ精を搾り取ってこいって言われてるんだ。アタシの体が保つか不安だけど…」
「サキュバスは頑丈だから大丈夫だよー。それじゃ、またねー!」
「ああ、またな」


咲原は、優しい目で西田の去る後ろ姿を見守っていた。それは慈悲の視線でもあり、憐憫の視線でもあった。

「…気付いてないんだろなぁ。雄じゃなくて完全に雌になっちゃってるの」

一人称が「俺」から「アタシ」になっているのがその証拠。 人間からサキュバスになった者の末路は同じだ。セックス中毒になって、気持ちよくなることしか考えられなくなる。
哀れだとは思う。が、咲原には関係のないことだ。

「さーて、私もお仕事行きますか」

サキュバスにとって、セックスの快楽よりも価値のあるものなどないのだから。

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