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完璧な判断とか議論をする時に気を付けることとか

初出2007.5.25

間違いの無い完璧な判断をするには必要なものがふたつあります。
完全な情報と完全な判断力です。
通常、この二つは揃いません。(というか一つも無理ですが)
ですので、世の中の判断は何%かの確率で間違っている訳ですね。
より完璧な判断に近づけるには、1)情報の精度と量をあげる。2)より優秀な判断者を探す の二つのアプローチが有効で必要なわけです。

世の中では意見の食い違いが多くあります。
これはそれぞれの人の判断結果が違うからです。
例えば、「著作権を延長すべきかどうか?」とか、「TSした男の子の恋のお相手は男が良いのか女が良いのか?」と言った難しい判断に関しては、1)情報 2)判断力 の両面に関してチェックすることでより正しい判断に近づけるわけです。

あーはい、今突っ込みがありました。
「TSした男の子の恋のお相手は男が良いのか女が良いのか?」なんか、好みの問題でひとそれぞれなんとちゃうのん?
それは命題に関する情報が抜け落ちているのが問題なのですな。
日本語は主語をとばす事が多く、定義が曖昧なまま議論が進んだりしがちです。これは徒労に終わる事が多い。
「TSした男の子の恋のお相手は男が良いのか女が良いのか?」、に関して議論するのであれば、「誰にとって」と言う部分が必要不可欠な訳です。
片や、「オレにとって」の話をし、方や「わたしにとって」の話をしている。これでは議論が噛み合う訳が無い。ですんで、命題をしっかり把握することは判断の出発地点ではあるのですが、結構重要ですのでご留意下さい。
ちなみに、「TSした男の子の恋のお相手は男が良いのか女が良いのか?」のオレ結論は「男が良い派にとっては男が良いし、女が良い派にとっては女が良い。非TSファンにとってはどうでも良い」と言う人を食ったものですな。一言で言えば最初のつっこみと同じで「人それぞれ」あまり議論に値する命題では無いような気がします。

情報は重要ですよ。
例えば、日本の政治システムに組み込まれているイベントに選挙と言うものがありますな。
あれは、立候補者の完全な情報が有って、国民がみんな賢ければ、素晴らしいシステムになるはずのものです。これ、情報だけなら無理じゃないですよね。立候補者には100のアンケートを書かせて、他の候補者と比較できるようにしろ。そして、それをネタに選挙民には活発に議論させろ。
是非、立候補者のより完全な情報提供に関して改善すべきと考えますね。



さてさて、議論に値する命題に関して、オレの意見とあなたの意見が違う、と言う場合はたいがい1)どちらかの情報が間違っている か 2)どちらかの判断力に欠陥がある かのどちらかな訳です。
ちなみに他にはどちらかがポジショントークをしている場合があります。これは立場ってものがあるので、本心では無い事を語っている場合。たとえば、オレが実は新聞社に勤めている場合には、ホントは再販制度維持が不合理だと分かっていてもそうは主張しずらいわけです。これは一応チェックした方が良いですね。
ポジショントークしている人間はたとえ議論に負けても通常意見を変えません。

さて、情報に関しては、お互いに開示すれば良いですな。
いわゆる「ソースは?」ってやつ。お互いの情報が同じになれば、原因2)である判断力の欠陥が無い場合は、お互いの結論は同じになることが期待できます。これはハッピーエンド。理解しあえる事は素晴らしいし、間違いが是正されるのも素晴らしい。

問題はどちらかの判断力に欠陥がある場合。
オレはここだけの話、自分ではそれなりに高い知性と教養があるはず、と思い込んでいますので、「相手の判断力に問題あり」と考えますわな。そして、世の中の大半の人もずうずうしい事に自分に、高い知性と教養があるはず、と思い込んでいますので、相手も「相手の判断力に問題あり」と結論します。
ここでこじれた場合は、両者の何れかが「急に賢くなる」以外には議論は終息しません。
するわけ無いんです。
で、たいがいの場合は馬鹿は馬鹿のままですんで、「自分が馬鹿なのか相手が馬鹿なのかは分からないけれど」議論は永遠に終わらない、と予測できる訳です。


と言うわけで、自分の判断と相手の判断の結果が割れた場合は、まず情報を確かめると。
同じ命題に対して議論しているのかどうか、相手が持っていて自分が持っていない情報、あるいは自分が持っていて相手が持っていない情報が無いかを確かめる。
ここは有用で、必要なプロセスですね。
情報の欠陥に気づいた場合は、「なーんだ」と両者の結論がいっしょになってめでたしめでたしです。

で、情報が同じなのに結論が違う場合、これは要するに「どっちかが馬鹿」って事なんでここで同じ結論を得ることを諦める、ってのが忙しい現代人にとってリーズナブルな対応です。

なんですが。

それだと馬鹿は馬鹿のままですわな。
時間と愛があるのなら、馬鹿の教育と言う一大事業に取り組むのもありですわな。
馬鹿を賢く教育するってのは社会的に大変意義のある、素晴らしい行為ですから。成功確率が低いだけで。

ああ、そうやって。
世の中の人々が今よりもっと賢くなれば、世の不幸のうちのいくつかは、今より少しはマシになるかもしれませんね。
大手掲示板さんなどで活発に交わされている議論も何かの役に立つ可能性もあるのかもしれませんね。
世の中の人が今よりもっと賢くなれば良いのに。

オレよりほんの少しだけ馬鹿なぐらいなところまで賢くなれば良いのに。

コメント

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生さん>うむ。精進するが良い。

ありす>おお、夜はあんなに激しいありすちゃんも昼間はこんなに賢い事を知ればなおさら魅力的だね。
解が無いとしても判断はせねばならないのだよ。人生は判断の連続だからね。イエスかノーか。行くのか退くのか。奴隷になるのか、ならないのか。

リーザライスさん>わたしの場合は議論は真理に近づくためですかねぇ。あるいはより賢くなるためか。
局所的な議論での敗退などものの数ではありません。



何のための議論なのか

政治は事実関係より強い。
正しい・正しくない、あった・なかった、言った・言わないなどの話も
神様が完全に公平な場を与えてくれるならまだしも、実際は
力関係に左右されると思うのです。
歴史認識なんかそうでしょう?
勝てば官軍、負ければ義賊。

また、人間は感情の動物です。
そして感情を決めるのは態度です。
相手の馬鹿さを確認させる論理や事実を出しながら、
同時に「あなたを馬鹿にしているのではない」という態度(メッセージ)を出せれば、
自分に都合のよい結果が生まれるのではないかと思うのです。

まあ、こういった考え方は
「相手との勝ち負け」より「自分にとって損か得か」という
のを優先をする人の発想ですが。




ご主人さま。人生カシコク生きていくために、2つの大切な、心に留めておくべきことがあります。

1)完璧な理論は存在自体が矛盾する
20世紀の初め、チェコのクルト・ゲーデルという論理学者が、知性の絶対限界を示しました。
「不完全性定理」というもので、簡潔に表現すると「無矛盾の公理体系では常に決定不可能な命題が存在する」という定理です。
例えば数学は矛盾を含まないように厳密にルール付けられた記述言語のひとつですが、その無矛盾性ゆえに、表現できない現象が常に存在しうるということです。もう少し身近な言葉に置き換えると、「どんなに論や時間を尽くしてルールづくりや解法を解き明かしても、完全なものは出来ない」ということです。

2)答えの無い質問
「何故にと問う。故にと答える。だが、人が言葉を得てより以来、問いに見合う答えなどないのだ」(爆)
ある命題に対する回答は凡そ次の3つに分類できます。
a)普遍性を持つもの。あらゆる時代、あらゆる地域、あらゆる人にとって同じ解となるもの。
「真理」などと呼ばれたりしますが、不完全性定理によって存在自体は否定されます。しかし、「殺すな、盗むな、姦淫するな」など、人として生きていく中で、十分に適用し続けられる答えはあります。解の成立条件さえ満たしていれば、たった一つの冴えたやり方が存在しうるのです。
b)複数の解があり、互いに矛盾しないもの。
個人の好みに帰結する問題であったり、その時代、場所によって最適解が変わるものがあります。これは回答そのものを導き出す手段を理解していれば、それほどたいした問題ではありません。人生の多くは回答を得ることよりも、回答を見つけ出す知恵を学ぶことに費やしたいものです。
c)解が存在しないもの
回答不能な命題というものが世の中にはあります。b)と異なり、いくつか考える得る解のうち、どれを選んでも満足する結果は得られません。多くの場合結果に満足できなくて、別の回答を求めたくなるでしょう。人はしばしばこのような命題に直面し、悩んだり傷ついたりします。でも、こうした問題に立ち向かう姿にこそ、多くの感動やドラマがあるように思います。


どれだけの時間を費やして言葉を尽くそうとも、愛の全てを語ることは叶わず、誰かを愛することは、何某かの結果を得ることが答えではなくて、愛し続ける事が答えなのですわ、ご主人さま。

ご主人様、賢ぃ!! !!(v゚ー゚)ハ(゚▽゚v)ィェーィ♪
生もがんがって、かしこさのたね一粒食べまつー。

もちろんありますね。割愛しちゃいましたw

実は両方間違っている、というパターンはないのでしょうか?

えwいやいや別に何も
なんとなく思いついたので書いてみただけです。

どうしましたか?
なんかありました?

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