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【投稿小説】とある剣闘士の屈服〜女奴隷に堕とされた元剣闘士が巨根ショタに孕まされるお話〜

テキスト ととやす https://twitter.com/totoyasu_tsp
イラスト 社外秘 https://twitter.com/confidential_y

1
ふと人の気配を感じ、顔を上げる。目の前に立っていたのは、三十路を少し過ぎたくらいの女だった。派手な金持ちらしい装いで、こんな奴隷市にわざわざやってくるような人種には見えない。
女「あら、貴方ね。例の剣闘士は?」
ロレンス「・・・」
黙っていると女は俺に許された唯一の衣服である腰布をめくり上げた。
女「いえ、"元"を付けるべきかしらね? 今となっては何処をどう見ても女奴隷ですもの。剣闘士にはとても見えませんわ」
嘲笑うような女の声に思わずカッとなる。その鶏みたいな細首、一息にへし折って・・・。
ロレンス「ガァッ!!」
クソ、まただ。拘束の首輪、隷従の呪い。奴隷商のクソ野郎によってハメられたコイツのせいで、今の俺は自由が効かない。怒りが収まらず、奴隷商をキッと睨みつける。ニヤついた面の男が、慌てて間に入ってくる。
奴隷商「お、奥様、勘弁してくださいまし。こんなのでも私めには大事な商品でございます。」
女「ふぅん、なるほどね。おいくらなの?」
奴隷商「13万ロットです。」
女「少し高いわね。まぁいい、買うわ。この奴隷、お手つきしてないでしょうね?」
奴隷商「へ、へぇ。女にしてからは誰も手をつけてない処女でございます。お分かりかと思いますが、こいつは曰く付きでございますよ。」
女「知っている。北の蛮族の出身の元剣闘士。この間の騒動で、女に堕とされたんでしょう?」
奴隷商「左様で。」
女「でも今は、逞しい筋肉もない。多少骨太だけど、色白で肉付きも良いわ。それに、こんな可愛いアソコになっているもの。うふふ、息子の夜伽役にピッタリだわ。」
俺の意思に関わらず、話がトントン拍子に進む。当たり前だ。今の俺は女。それも最下層の奴隷なのだから。

社外秘さん 1130の1

2
時は少し遡る。
ロレンス「つまりあれか、お前はこの俺にワザと負けろってのか?」
小男「へっへっへ、まぁそういうない。・・・ちょっと裏で大きな"旦那さん"同士の金の動きがあんのよ。オメェが負けるとさるお方が喜ぶってわけ」
グイとエールを一口。
ロレンス「帰んな。俺を誰だと思ってる? 俺は"大刀のロレンス"。チンケな端金で星を売るかよ。」
小男「おいおいおい、そりゃあ困る。お前が首を縦に振ってくれなきゃ、俺がぶっ殺されちまう! じゃあよぉ・・・」
そう言ってサッと俺の隣に近寄り、皮袋を開く小男。中にはギッシリと金貨が詰まっていた。5万ロットか、それ以上・・・?
小男「これが前金だ。もしワザと負けたらこの倍の金貨をくれてやる。・・・想像よりだいぶ多い端金だろ?」
そう言って下卑た笑いを浮かべる。確かに、思っていた以上の金だ。これだけの金が動く剣闘? 背後にいるのは一体どんな規模の・・・? だが、しかし。
ロレンス「ダメだ。北の国の戦士として、誇りない戦いはできない。」
小男「おい、お前。たかが剣闘士風情がふざけたこと抜かすんじゃねぇ!」
拳一閃。掴みかかろうとする小男の動きをすり抜け、俺はヤツの顔面に拳を叩き込む。殴られた勢いで酒場の壁に叩きつけられ、「きゅう」と情けない声を上げながら気を失う小男。
ロレンス「おう、迷惑かけたな親父さん。こいつ片付けておいてくれ。金は多めに出すよ。」
そう言って俺は酒場を出て家路へ。町の外れのボロ家が俺の住処。都で一番の剣闘士との呼び声も高い俺が住むには些か心許ないが、剣闘士という今の身の上からすればしょうがないことだろう。

3
ロレンス(なるほど、合点がいった)
件の日を迎え、俺は闘技場で愛刀を携え相手と向き合っていた。今日の相手は大柄な赤毛の男。体格こそガッチリとしているが、どこか気品のある顔立ちはとても荒くれ揃いの剣闘士には思えない。仕立てたばかりのピカピカの武器を構える姿も、とても堂に入っているとは言えない。
ロレンス(赤毛、ねぇ・・・)
先祖から受け継いだ自身の金色の毛を視線の端に認めながら、思わず苦笑する。
この国で赤毛とは、帝家に連なるもの特有の毛色だ。先日亡くなった先帝は「種馬」と陰口された程、あちこちにお手つきをしていたことで有名だから、恐らくコイツはご落胤というやつだろう。それも、あまり大っぴらにできない身分の。
ロレンス(都最強の剣闘士を倒した男が実はご落胤だった、それを取っ掛かりにお貴族様として召し上げるって腹か。名は売れてるが学のねぇご落胤を担ぎたい連中がいる、と。)
ロレンス「なんとも回りくどい!お前も男だったら、金じゃなく、力で俺を乗り越えてこい!」
これまでの剣闘士生活で練り上げた剣気をぶつける。
赤毛「あっ、あわっ、あわわ!」
驚いて転ぶ赤毛。それを見て嗤う観衆。
赤毛「な、なんだよぉお前! わざと負ける手はずじゃないのかよぉ!」
笑われたことに頬を染める赤毛。
ロレンス「ふん、知ったことか。お前の無敗伝説は俺のいないところでやれ。ま、怪我の程度だけは加減してやるさ。」
ズシリとした大刀の重みを感じながら、赤毛の方へ距離を詰める。
赤毛「お、お前、いいのか? 俺の身に傷の一つでもつけてみろ。後でどんな目に遭うか・・・」
ザッザッザッ。
赤毛「や、やめろ。野蛮な獣・・・皇帝陛下に逆らった下賤の氏族出の分際でぇ!」
ピタリ。反射的に足を止める。腹の底から沸沸と怒りがこみ上げてくる。
ロレンス「おい、貴様。今なんつった・・・?」
赤毛「へ、へへっ。お、お前の親父やジジイは皇帝陛下に攻め滅ぼされた。幼かったお前はそのまま奴隷としてこの国に。馬鹿な親を持つと大変だなと言ったのだ」
ロレンス「・・・俺の父も祖父も、一族の誇りをかけて闘った。その末に敗れた。それだけのこと。俺のことはどう言おうと構わん。だが、名誉ある死を迎えたあの二人を嘲ることは許さん!決してだ!」
一足飛びで駆け、大刀を振りかざす。怯えの表情を恐怖にまで昇華させた赤毛の顔。どうなろうと構うものか。怒りに身を焦がしたまま、俺はズッシリと重量のある剣をその顔に力の限り叩きつけた。

4
赤毛「あっ、ひゅ、ひゅっ・・・」
顔を砕かれ、血をまきながら震える赤毛。まだ息はあるようだが、もう助かるまい。トドメを刺すため近寄る。
赤毛「お、おみゃえ。なんてこもを。呪ってやりゅ、殺してやりゅぅ!」
息も絶え絶えに、ブンと振るわれた隠し刀。普段であればまず間違いなく喰らうことのない一撃だったが、まだ怒りの冷めやらぬ俺はこれを躱すことができなかった。浅い剣創に満足したのか、赤毛はニタリとした笑みを浮かべる。
赤毛「こりぇで、おみゃえは剣闘士としておしまいだぁ」
そう言って事切れた。
シーン。
先ほどまでの喧騒はどこへやら、闘技場内は静寂に包まれていた。その時だった。
バタン。
選手入場用の戸が急に開き、屈強な男たちが数人飛び出してきた。場内宣伝役の男の声が響く。
「反乱だ!剣闘士が反乱を起こした!」
一転して混乱の渦に呑まれる場内。一様に剣を握った男たちは一目散にこちらへ向かって走ってくる。なるほど、都合が悪くなったから騒ぎを起こして俺を殺しちまうつもりらしい。恐らく俺が負けていたとしても同じ手筈だったのだろう。
ロレンス「ざけんな、あぁ!?」
先頭の男を一薙に仕留め、出口へ向けて走り始めた。もうここはダメだ。なんとかこの場を切り抜け、都から脱出しよう。遠い土地で名を変えて仕切り直しだ。そう算段をつけ、振り向きざまに二人目を斬り捨てる。
ロレンス「チッ!」
出口方向へ向き直ると、回り込まれたのかまた一人。グッと剣を握る手に力が入る。その時だった。

5
ズシリ
それまで身体の一部のように振り回していた愛刀が鉛のように重くなった。
ロレンス「っ!あぁ!?」
支えきれずに地面へ落としてしまう。なんたる失態!
ロレンス「なんだこりゃあ!?力が入らねぇ!」
気がつくと、長年苦楽を共にした革手袋がブカブカになっている。それに、革鎧まで!
ロレンス「クソがァ!」
手袋をむしり取り、そこで一瞬思考が硬直した。年少のみぎりより鍛え続けてきた大木のような逞しい腕は、そこになかった。そこにあったのは細くて白い腕。力を込めればポキッと折れてしまいそうなほど。
何が起きているのか分からない。だが、このまま止まるわけにはいかない。突っ込んでくる男の一撃をすんでのところで躱し、出口へ向かって駆ける。
その時。今度は金色の糸が上から垂れ落ちてきて、俺の視線を覆う。
ロレンス「うぉぉ!」
自分の口から発せられた声の違和感に、反射的に喉を抑える。その叫び声は、低く枯れた自分の声に思えない。高く、可愛らしい・・・まるで女のような声だったのだ。
自分のものと信じられない美しい手で何故か急に伸びた金髪をかき分け、視界を確保する。背後からは先程攻撃を躱した男の怒号。
ロレンス「うらぁぁぁぁ!!」
腹から甲高い声を吐き、あらん限りの力で剣を拾い上げ、振り下ろす。息絶えて崩れ落ちる男。
ロレンス「ゼェ・・・ハァ・・・」
たった一撃を振るうだけで剣が鉛のように重い。腕が震えて剣を取り落とす。疲れ果てて動くこともできなくなってしまった。
ロレンス(おかしい、おかしい、どうなってやがる・・・あの赤毛の最期の一撃、俺を女に変える呪いか毒でもかかってやがったのか!?)
軽量化された革鎧すら、普段の数倍の重量に感じる。さっきからどれもこれも、いつもの自分からすればありえない感覚だ。
ドクン
ロレンス「あっ、ぐっ、がぁぁ!」
骨が軋むような痛み。同時に自分の身体が圧迫され、
ロレンス「か、身体が・・・縮む!?」
鎧の首部が唇に当たるまで至った。
ロレンス「ん、はぁ。む、胸が・・・」
思わず手で触って絶句する。まるで女のように胸が膨らみ、鎧の内から圧迫しているのだった。剥き出しの乳首が膨れ、鎧の内側と擦れて痛みを感じ始めた。次いで足腰が細くなり、尻に脂肪がついていって・・・耐えられたのはここまでだった。

6
ロレンス「あぁん!」
情けない声を上げながら、腰から崩れるように地面に倒れ伏す。股間から男のイチモツがなくなってしまったのを感じた。か弱くなった足腰では、革鎧の重量さえ支えられなくなっていたのだ。もう疑いようがない。俺は・・・女になってしまったのだ!
「へっへっへっ・・・」
気がつくと俺は、数人の屈強な男たちに囲まれていた。さっき殺した連中のお仲間だろう。その一人の禿頭の男がせせら笑いを浮かべながら話しかけて来る。
禿頭「ざまぁねぇな。大刀のロレンスもか弱いお嬢ちゃんになっちまったらこっちのもんさぁ。どうだい、今の気分はぁ!?」
正直なことを言うと最悪だ。身体に力は入らない、胸が膨らんで敏感だから痛い、ナニもなくなったからもう女も抱けない。だが、俺にも意地があった。
ロレンス「ペッ、さっさとおっ死ね。ハエどもが」
茹で蛸のように真っ赤になる禿頭の男。
ロレンス「ゴッ、ガッ、アッ・・・」
ブンと振るわれた拳が胸に刺さる。躱すことも受け止めることも出来ずに直撃したそれは、男と女の力の差を知らしめるのに十分で。激しい痛みに呼吸が一瞬止まる。そんな姿を見て勝ちを確信したのか、再びニヤけたツラになる禿頭。こちらが動けないのをいいことに、慣れた手つきで鎧を脱がせてくる。やがて、ボロンと豊かな乳房が空気にさらされる。
ロレンス「クッ・・・や、やめろ!」
禿頭「はぁ!?ダメだね、こっからがお楽しみじゃねえかよ!」
そう言って俺の乳房をギュッと一揉みしたその時だった。ヒョロヒョロに痩せた細身の男、どうも禿頭の子分らしいが、慌てた様子で駆け寄ってきた。そして何事かを禿頭に耳打ちする。
禿頭「チッ!」
舌打ちをして俺を突き飛ばす。勢いのあまり、頭を強く打ち付けて意識が朦朧とし始めてきた。
禿頭「さるお方からのご指示で今はお手つき厳禁だとよ!運のいい野郎だぜ!だが、これで都一の剣闘士、大刀のロレンスは終わりだぁ!」
禿頭の言葉が遠くなっていき、やがて俺は意識を手放した。

7
そこからはあっという間だった。女の身に堕とされた俺は、赤毛(やはり先帝のご落胤だったらしい)を殺した科で奴隷の最下層、灰色奴隷に降格となった。この国では奴隷にすら階級が存在し、それぞれ就ける職業や扱いが異なる。剣闘士だった頃は朱色奴隷とされ、奴隷とは言うもののある程度自由が効いた。決して金持ちにはなれないが、束縛のない生活だった。だが、堕とされた先の灰色奴隷は扱いがまるで違う。まず、絶対服従の呪が刻まれた首輪が着けられ、主人に逆らうことはできない。そして、その扱いは完全に主人任せ。男は無休無給の労働力、女は慰み者や孕み袋としてボロボロになるまで使われることも多々あるという。ごく稀に灰色奴隷を本物の家族のように扱う主人もいるらしいが、余程の幸運に恵まれなければ厳しいだろう。
剣闘士の世界は殺し殺され、競技中の死者は珍しいものではない。なのでその科で朱色から灰色まで降格させられることは異例中の異例だ。どうも赤毛を担ぎ上げたかったこの国のお偉方が手を回しやがったようだ。クソッ、先祖の誇りを踏み躙るだけで飽き足らず、ふざけた事しやがって!
拘束され、首輪をはめられた俺は、奴隷市に売りに出された。もちろん、女として。そして、あの貴族女の息子の慰み者として飼われることになったのだった。

8
パタン。
扉を閉めて人心地。とある日の昼下がり。今日が例のお坊ちゃんとの初対目の日だ。それに合わせて、身体を清め、服を取り替えることが許可された。
ロレンス「ちっと驚いたな」
あの高慢な女の家庭だ、きっと買われるなり息子に操を奪われると思っていたがそうはならなかった。家のしきたりやら行儀作法やら、これまでずっと縁遠かったあれやこれやを詰め込まれる毎日がここしばらく続いていた。教育役の女に聞いたが、何でも例の坊ちゃんの指示らしい。
ロレンス「ずいぶんと変わり者の坊ちゃんらしいな」
グルリと部屋を見渡す。部屋にはまだ俺一人。どうやら遅れてやってくるらしい。部屋の中央には巨大な寝具と、鏡が一枚。他の調度品はどれも仕立てが良く、金持ちのお貴族様であることがよく分かった。ふと思い立って鏡の前に立つ。今の自分がどんな姿なのか、改めて知っておきたかったのだ。
鏡に映る女は年の頃は元の自分と同じくらい、顔つきにもどことなく面影がある。しかし、身体は男だった自分を裏切るかのように、成熟した大人の女のそれだった。肩で切り揃えられた金色の髪に覗くうなじは白く、北方の女らしく、やや骨太な肩や滑らかな背中は流れるような美しいラインを描く。腰から尻にかけてはむっちりと肉が付き、肌は艶やかで健康的だ。充実した太腿や腰付きは、十分に男を知った女のように妖艶で・・・。
前方へと突出した重量感たっぷりな乳房は、小さくなってしまった手を大きく広げ、下から掬い上げたとしてもまだまだ余るほど。
出るところは思い切りよく出て、引っ込むべきところは引っ込んだ均整のとれた豊満な肉体は、毎日のように夫に愛された人妻の柔肉と良く似通っていた。
だが、妖しいほどの色香を放つ豊満な肉体の持ち主は、かつて大刀のロレンスと渾名された元剣闘士の女奴隷なのだ。
ハァ、と持ち上げた胸を下ろしながらため息をつく。これから自分がどうなってしまうのか、まるで予想がつかない。
その時、背後からパタンと扉が閉まる音がして、俺は振り返った。

9
ロレンス「えっ!?」
驚いて声が出た。そこに立っていたのはまだまだ可愛らしさの残った少年だった。年の頃はまだまだ十と少しくらいだろう。目はぱっちりとしてまつ毛が長く、瞳は大きくあどけなさを感じさせる。スンと通った鼻筋に、高貴な血筋を感じさせるものの、鼻の頭はまだまだ赤みが残っていて愛嬌があった。そして何より特徴的だったのは・・・燃えるような赤毛だ。ややあって、ぷっくりと膨れた唇が開いた。
エミリオ「初めまして、ぼくはエミリオと言います。よろしくね、ロレンス」
ロレンス「あっ、あぁ・・・」
エミリオ「あれ?どうしたの、そんな驚いて」
ロレンス「いや、お前の母君の話から、てっきり成人かと。」
まさか声変わりすら終わっていないガキが出てくるとは思ってもみなかった。それに、
ロレンス「その赤毛、知り合いに似てるもんだからな。」
一瞬キョトンとした表情を浮かべたエミリオ。それはすぐに微笑みに変わった。
エミリオ「あぁ、子供だからびっくりしたんだね。あと、この髪だけどお察しの通り、ぼくも先帝陛下の血を引く子の1人ってわけさ。継承権はあってないようなものだし、ちょっと訳あってなかなか表にも出ていけないんだけどね。」
ペロリと舌を出す。いたずらっぽい笑みを浮かべるその姿は、年相応の子供にしか思われない。
エミリオ「それにしてもこの間の剣闘はすごかったね! ぼく、初めてですっごいドキドキしたんだよ!ついでに言うと・・・」
急に笑顔が失せ、ドス黒い表情を見せる。
エミリオ「あのご落胤モドキを殺してくれてありがとう。おかげで将来への障りが一つ消えてくれたよ。そのお礼も込めて君をここへ引き取ることにしたんだ」
ゾワッ。背筋が凍る。何事もなく人の生き死にについて語る彼は、さっきまでとは違い、とても十かそこらの子供には見えない。
ロレンス「そりゃ、どうも。」
エミリオ「君はあの時殺されるかもしれなかった、その場で女として慰み者にされるかもしれなかった、地の底のような娼館に買われて一生孕み袋になるかもしれなかった。・・・だけど、そうはならなかった。させなかった。ぼくが手を回したからだ。きみの所有権はぼくにある。だから・・・」
パァァと花が咲いたような無邪気な笑みを浮かべる。
エミリオ「逆らったら死んでもらうからね!」

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エミリオ「じゃあ、始めようか!」
ロレンス「は、はぁ!?」
怪訝な表情になるエミリオ。
エミリオ「あれ?命令だよ。ぼくと交わって、ぼくの仔を孕んでほしい」
ロレンス「ちょっ、ちょっと待ってくれ、頭の整理がおいつかねぇ!」
エミリオ「あぁ、なるほど。うーん、じゃあこれを見てもらった方が早いかな。」
そういうや、ズボンをサッと下ろし、ボロンとイチモツが現れる。が、
ロレンス「はぁぁぁ!?なんじゃこりゃあ!?」
股の間に鎮座するのは、幼さの残る少年には似ても似つかわしくない巨大な男性器。
ロレンス(この歳でなんつー大きさだ。ひょっとしたら元の俺のよりも・・・)
エミリオ「おっと、自信をなくさなくていいよ、ロレンス。これはどうも、種馬帝とも呼ばれた先帝からの遺伝らしい。要するにぼくは人並みの男よりも性欲が強いんだ。こんなに大きいものだからさ、普通の女の子じゃ耐えられないんだ。先帝は上手く扱っていたみたいだけど、今のぼくには無理。だから」
ビシッと俺に指を指した。
エミリオ「君が選ばれたのさ。あの異母兄にはサッサとご退場願いたかったんだけど、君を女に変えたことだけは感謝しないとね。元々の強靭な肉体のおかげか、女になっても骨格がしっかりしているし、安産型のいいお尻をしている。それに何より、女の身になっても戦い、生き抜こうとする姿。あの姿にぼくは憧れたんだ。だからさ、ロレンス。要するにぼくは女になったきみに惚れたんだよ。」

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呆気にとられていると、エミリオはスッと近づいてきて、二人並んで寝具へ腰掛けた。そしてそのまま幾分細くなった俺の肩を掴んだ。 それだけで、俺の胸元に実った乳肉がゆさりと揺れる。 慣れた手つきで俺の服を脱がせ、生まれたままの姿にされてしまう。エミリオは悪戯っぽく、
エミリオ「いつまでそうしてるつもりかな?」
と聞いて俺の胸を軽く小突く。
ブルンッと乳房が派手に揺れ動き、俺は慌てて両手で胸を押さえて逃げるように視線を逸らしてしまった。
ロレンス「いや、ちょっと待ってくれ。まだ心の準備が・・・」
エミリオ「うふふ、本物の処女みたいだね。でも、何もしてくれなかったら君をここから出すつもりはないし、食事も与えないよ?」
俺は観念して不承不承ながら寝具に仰向けに転がった。柔らかな布が俺の身体を優しく受け止め、豊満な乳房が飛び跳ねるようにしてゆさゆさと揺れ動く。どうもそれだけでエミリオは興奮始め、股間の男根がピクリと反応したようだった。
ロレンス「手早く済ませてくれ」
エミリオ「ふふ、声が少し震えてるよ。かわいいね」
頬が赤くなるのを自覚するよりも早く、エミリオは俺に覆い被さってきた。男であれば誰であろうと奮いつきたくなるような豊満で美しい女の、俺の身体に。

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ロレンス「あぁん、くっ、はぁん・・・」
エミリオは、俺の首筋に舌を這わせて乳を揉み、反応して勃起した乳首を指で捏ね回す。そして、もう片方の手で股間に開く、湿った肉の亀裂を撫でていき、
ロレンス「ひゃぁ、あっ、あぁん」
俺は漏れ出る声を、女としての反応を抑えることができずにいた。エミリオからの愛撫で、声だけでなく時折ヒクンと身体が弾む。その度にフルフルと揺れる肉が、自分が柔らかな女になってしまったことを強く自覚させた。
ロレンス(女の身体って、こんなに気持ちイイものなのかぁ!?)
初めは市場に水揚げされた魚のように無反応を貫こうと思っていた。しかし、エミリオから与えられる刺激と快感はそれを許してはくれない。
ロレンス「あっ、あっあっ、あんっ!んんっ!」
ロレンス(こっ、こんな小さなガキにこの俺が、大刀のロレンスが!?)
エミリオ「よかった、ちゃんと気持ち良くなってるみたいだね。妊娠させるだけの作業になったら嫌だなぁって思ってたから。」
ロレンス「お、俺は女なんかじゃねぇ!」
エミリオ「今は女だ」
彼の言葉に、俺は悔しくて思わず唇を噛みしめた。
ロレンス「お、お前は嫌じゃ、ないっ!んっ!のか?元男の女奴隷と出来るの、か?
な、なんでそんなに勃起出来るんだ?」
自分の乳房を一心に嘗めしゃぶる少年に問う。身体を震わせながら、しゃくりあげるような口調になりながら。彼は俺の豊かな乳の乳首から口を離し、唾液で濡れ光るそれをペロリと嘗めてから顔を上げる。
エミリオ「さっきも言ったよね?君の姿に惚れたんだ」
身を起こした彼の男根はこれ以上無いほどに勃起し、その先端は先走りの粘液でぬるぬるとしていた。 あまりに直情的な物言いに、俺は思わず気色ばんだ。その勢いでたっぷりとした乳房がタプンと揺れ、艶のある黄金色の髪がさらりと流れる。あぁ、きっと今の俺は頬や首筋、胸元までもが紅潮しているのだろう。そっと彼の唾液がてらてらと光る首筋や乳房、そして桃色の硬く勃起した乳首に目線をくれる。そのどれもが、今が男と女の情事の最中だということを強烈に匂わせていた。
エミリオ「ごちゃごちゃ言わずに、さ」
ロレンス「キャッ!」
年端も往かぬ少年に押し倒され、思わず声が出た。
ロレンス(なんつー情けない声を出してんだ、俺はぁ!?)
赤毛の少年は、再びむっちりとした太腿の間へと強引に手を差し入れてくる。
エミリオ「大人しくぼくに抱かれていればいいんだ。・・・こんだけぐちゃぐちゃに濡らしてて、それでよくそんなセリフが言えるもんだね?」
ロレンス「あっ!やめっ・・・ぅあっ!ああっ!」
ずっしりと重みある乳をこねられ、熱くとろけた女陰を指で掻き回されるだけで、男の体では絶対に得る事は出来ないであろう感覚に、脳があっけないほど簡単に揺さぶられた。 闘技場で彼の異母兄(?)に女へと変えられ、新たに創り出された器官が、「自分と対になる個体を求めろ」と囁く。意思と反対の本能からの命令に、俺の女の部分がキュンと疼いた。それは豊かな乳房であり、熱い愛液でとろけた膣であり、男の精を受け止め子を授かる子宮であり、 男より何倍も敏感な全身の皮膚であった。

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ロレンス「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!」
俺は口元を手で覆い、艶声が漏れないように顔を背ける。それが面白いのか、エミリオは「ふふっ」と余裕ある声をもらす。
無理矢理四つん這いにされたことで、自重で乳房が垂れ下がる。エミリオは片手で弄びながら、右手で尻肉を分けて俺の股間を好き勝手に嬲る。熱く火照った身体の胎内に、まだ幼さの残る指が二本侵入し、粘膜に覆われた内壁を何度も何度も擦り上げる。
ロレンス「ひいっ、いっ、ひっ、あんっ!」
ジュプ、ジュプと男には無い器官から、 淫らな音がする。
エミリオ「よっぽど気持ちいいんだね。ぐちゃぐちゃに濡れてるよ」
ロレンス「くふぅんっ、ひぃん・・・」
太腿の内側はすっかり桃色に染まり、その狭間からは濡れて捩れた陰毛を伝ってポタポタと熱い愛液が寝具へと滴っていた。
ロレンス「んっ!あっ!んっ、んっ、あっ!んっ!」
充血して熱を持ち、硬く勃起した乳首を捻り上げられて、 俺はついに身体を支えていられず両肘を付いてしまう。
ロレンス(なんだ、これ。なんだこの気持ちよさはぁぁぁ!!男の頃とは、まるで・・・)
エミリオは笑みを浮かべながら、俺の乳房を掬い上げるようにして、身体を支えた。豊満な乳肉を彼は優しく包み込み、揉みしだいた。女性らしさの象徴のような肉のやわらかさ、あたたかさ、まろやかな丸みを心から楽しむかのように。
ロレンス「あっ!っそ、そこ、だめぇ・・・」
幼い指が、俺の一番感じる部分を優しく優しく何度も撫でるようにして擦り上げる。そこから伝わるあまりの快楽に、自覚も無く腰がうねり、揺れてしまう。頭が朧げになり、もはや彼の指を拒んでいるのか、それともねだっているのかすらも分からなくなっていた。

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エミリオ「さて。そろそろかな。」
ロレンス「うぅっ、あっ、はぁっ!?」
俺は四つん這いにされ、そのまま背後から腰を両手でしっかりと掴まれた。逃げようと抵抗するも、動かない。子供だてらに力はつけているということか。
ロレンス「やっ、やめろっ!ひいっ!!」
エミリオは俺の身体の奥深くまで一気に、しかしゆっくりと男根を挿入し始めた。
ロレンス「うっ、ぐっ、あぁっ!痛いィ!」
エミリオ「初めては誰だってそうさ。」
とろとろにとろけ、たっぷりといやらしい愛液を垂れ流した膣穴は、エミリオの顔に似つかわしくない逞しい男根を根元まで余さず呑み込んでゆく。 ヌルリ、ヌルリと男根が女陰を満たす。硬く大きな男根が、俺の秘肉を押し広げて・・・。
ロレンス「うっ、あっ、はぁん」
エミリオの太いイチモツが侵入してくるたび、俺は情けない女の声を漏らしてしまっていた。かつて俺が抱いてきた女達のように。
エミリオ「よかった、ちゃんと入ったよ。これまでの女は根元まで入らなかったからね。」
安心したようなエミリオ。俺の身体に満ちたそれは、熱く、太く、脈動を止めない。
ロレンス「あっ、ふっ、うぅ・・・」
ロレンス(あんなデカいチ◯コを挿れられて・・・なんでこんな、気持ちイイんだ)
気が遠くなりそうな程の気持ち良さに、 強張っていた背中を起点に全身が弛緩していく。
ロレンス「んっうっ・・・はぁぁぁん」
思わず声が漏れ、それがまるで生まれついての女がこぼす悦びの吐息そのものであると気が付き、 俺は羞恥を感じずにはいられなかった。
エミリオ「どうしたの? 挿れただけで達しちゃったのかな?」
ロレンス「ち、ちがっ・・・」
慌てて否定しようとする俺を笑うエミリオ。しかしそのあどけない笑みは一瞬の後に消え、男根と女陰の接合部を親指でなぞった。
エミリオ「これからもっとキミのここにぼくを覚え込ませてあげるからね。・・・自分からぼくを求めて啼くくらい、ね?」
ロレンス「そんなこと、っぅあぁんっ!」
 
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あの一言が合図だったかのように、エミリオは自身の巨大な男根を一旦カリまで引き出した後、即座に再び根元まで突き入れた。
ズニュッ!
ロレンス「あぁぁぁん!」
あまりの快感に、俺は面を上げ、身を震わせた。言葉でどれだけ否定しようとも、彼のイチモツを咥え込む女の身体は正直だ。
エミリオ「かわいいね。それじゃあ、たっぷり注いであげるからね。キミの膣も子宮も、ぼくの精液で満たしてあげる。そしてぼくの子供を孕むんだよ」
ロレンス「あぁ・・・やだ・・・やだぁ・・・」
年端もいかぬ少年とはいえ、自分の身体の中を、男の精液が汚す。想像するだけでゾクリと身の毛がよだつ。しかしそれとは裏腹に、恐怖と嫌悪感を呑み込まん程の大きな甘美が全身から伝わってくる。
ロレンス「あぁん、あっあっあっ、やだぁ! いやぁ!」
その全く異なる感情に、俺は完全に混乱してしまっていた。何故か反射的に腰をくねらせる。
エミリオ「あはっ、かわいいよ、ロレンス。元々男だなんて、剣闘士だったなんて思えないね!」
ロレンス「いやぁ、いやぁぁぁ!」
首を振って否定しても、駄目だ、駄目だ。打ち付ける彼の腰が、豊かで柔らかな俺の尻にぶつかり、パンパンと肉打つ音を立てる。これがたまらなく恥ずかしい。身体の中でみっちりと詰まり、膣壁を擦り上げる肉棒を驚くほど鮮明に感じてしまうのが、どうしようもなく恥ずかしい。
ロレンス(それに、何より・・・)
恥ずべきことと分かっていながらも「もっと深く、もっと激しく」と媚びるような腰の動きを止める事が出来ない自分が、一番恥ずかしい。
ロレンス「うんっ、あっあぁん!あっあっ!ひゃぁん!」
ロレンス(俺は、男で、剣闘士でぇ! この俺が、「大刀のロレンス」が、こんなガキに犯されて嬌声を上げるなんてぇ!?)
エミリオの男根から与えられる強烈な刺激と快楽は、俺が男だった頃のプライドを削ぎ、細かく細かく砕いていく。
エミリオ「ほら、気持ちいいんでしょ、ロレンス? 正直になればもっとしてあげるよ。しっかりと孕ませてあげるよ。」
ロレンス「ぁあっ!ああっ!!ああぁ~!」
豊満な尻肉の中をヌニャッと淫靡な音を立て行き来する剛直な肉棒が猛っていた。それは、今にもはちきれん程硬く、熱くなっていた。

16
ロレンス「うっ、あっ、あっ、あぁん!」
エミリオ「ここまでぼくを楽しませてくれた女はいなかったよ、すごくいい!すごく気持ちいいよ!」
エミリオの言葉に、何故か胸が、膣がきゅゅゅんと締まる。
ロレンス(なんで、どうして!? まさかこいつを「女として」悦ばせて嬉しいって、思ってしまってるのか!?)
エミリオ「かわいい、かわいいよ、ロレンス。いや違う、女の子だからね。気持ちイイよ、ローラ。そうだ、キミは今からローラっていう女の子なんだ!」
ローラ、ローラ、その名をエミリオが呼ぶ度に、それが俺の心に深く染み渡り、刻まれていくように思われた。これは絶対服従の呪によるものなのか、この身に与えられる快楽によるものなのかは分からない。しかし・・・
ロレンス(あぁん、あっ、気持ちイイ!嬉しい!なんでローラって呼ばれてこんな風に思っちゃうのぉぉ!?)
認めたくない。認めたくないのに身体が、心が快楽を、「ローラという女の名」を求めていた。俺の葛藤を見透かしてか、エミリオの怒張したイチモツは勢いを増していく。
エミリオ「孕ませてあげる。ぼくの子を。ぼくの精子でね!」
ロレンス「いやっ・・・いやぁぁ・・・」
大刀のロレンスであった誇りはとうに砕け散り、悦びながら、悲しみながら、恐れながら、泣きながら俺はエリミオに責められ続けた。重力に引かれて下方に垂れる乳が、背後から突かれる度にゆさりゆさりと盛大に揺れる。その揺れの与える痛みさえ、今の俺には甘美な刺激となって走り抜ける。
ロレンス(満たされる。 こいつの、エミリオのチ◯ポで俺の身体が満たされていく・・・。俺の中が、こいつで満ちていく・・・。)
エミリオ「ローラが前は男だったってこと、忘れちゃいそうになるね!」
ロレンス「あぁん、やめろっ!んっ!言うなぁ・・・!」

17
狭い膣口を強引にくぐり、広げ、蹂躙するエミリオのイチモツ。それが、俺の身体の奥深くを何度も突き、責め立てる。
男だった頃はそれを与える側。しかし今はそれを与えられている。それは、強く、激しく、たまらない充足感と幸福感をもたらす「女だけの快感」だった。
エミリオ「キミはもう、ぼくの女なんだよ、ローラ」
乱れ、寝具を掻き毟り、髪を振り乱しながら白い尻を振りたくる俺は、確かにもう女にしか見えないのだろう。そんな俺の姿を、エミリオは満足げに見下ろした。
エミリオ「キミはぼくのモノだ」
耳元で囁かれ、俺の膣口は「きゅうううぅ」と彼の男根をキツく締め付けた。
エミリオ「いくよ?」
ロレンス「いやっ・・・あんっ!いやぁ・・・うっ、ああぁぁ~ん!いやぁぁぁぁ!!!」
ロレンス(おっ、俺がっ消えていく・・・!? ロレンスが、ローラに塗り潰されていくぅぅぅ!!)
身体と身体が擦れ合い、その奥底まで何度も何度も屹立した陰茎を突き入れられ、俺は自分が女であること、女としての快楽に身を浸す事が出来るということを意識の底に刷り込まれていった。
ロレンス(?)「いっ、やぁぁぁん・・・」
それは女の悦びの声だった。両脚を開かれ、できた空間にエミリオが割り入っている。そして彼は一心不乱にぬかるんだ女性陰部を突き続ける。
ロレンス(?)「あっ、ダメッ、ダメッ、あんっ!気持ちイイ!これ以上っ、ダメぇ!!」
身体の中を、蹂躙されながら満たされる。 与えられる快楽に、気づけば俺はエミリオを自ら引き寄せて抱き締め、その首筋に口づけをしていた。
エミリオ「うっ、くっ、そろそろ・・・」
股間のモノが一層熱を帯び始めた。もはや俺は、ただ悲鳴をあげ、悦びを享受する以外何もできない。それが例えようも無いほどに心地良く、幸福だった。
ロレンス(?)(こっ、これが女なのか。これが女のあり方!? これが男に抱かれるということなのか・・・)
チラリと霞む、妄言。

それも、悪くないのかもしれない。

ローラ「ひぁぁぁぁぁん!!!」
その瞬間、喘ぎ狂ったように悦びに咽び泣く俺の豊かな尻が掴まれ、あたたかな膣内の奥深くに思い切り、熱く濃厚な精が注がれていくのが分かった。 初めて女として膣内に精を受けた。これは女奴隷ローラの初めての記憶、悦びの記憶になった。

社外秘さん1130の2

18
エミリオ「たった一回でも、孕ませる自信があるよ。それくらいぼくの精液は濃いからね」
あたしは射精の衝撃の余波で、全身がビクンビクンと震えてしまっていた。気づけば唇から涎すら垂れていた。あたしの膣は未だ彼の男根を根元まで咥え込んでいる。まるで精液を搾り取ろうとするかのように強く締め付けたまま。
エミリオ「男と女が交わるのってこんなに気持ちイイことなんだね。ローラのおかげで分かったよ。ありがとう、ローラ。」
ビュッと、残った精液を押し出すように男根を押し込み、エミリオはあたしの白い身体を撫で回した。 先程までとは打って変わって、優しく穏やかな手つきで。力を振り絞って起き上がると、乳房がゆらゆらと揺れた。
ローラ「ありがとう、ございました・・・」
口をついて出たのは、素直な感謝の言葉だった。エミリオはクスクスと笑う。
エミリオ「すっかり満足した女の顔になってるね。」
その通りだった。彼に与えられた「女としての絶頂」は、あたしの心を捕らえ、心のありようさえ急速に変えてしまっていた。 もう、剣闘士ロレンスはいない。ここにいるのは一人の女奴隷ローラだった。
男という「奪う側」だった者が、女という「奪われる側」へと転落し、男に自由にされ、男が好きな時に好きなだけ性的な戯れに応えなければならない。そんな自分を自覚せざるを得なかった。どうしようもなく火照る身体が、エミリオを拒もうとする心を容易く捻じ伏せてしまうのだ。
エミリオは満足げにヌルッとあたしの膣から男根を抜き出す。
ローラ「ぁ・・・」
吐息が漏れる。同時に、彼に注がれた精液が尻を伝い、肛門の方へとゆっくりと垂れ落ちるのを感じた。ねっとりと粘性の高い精液は、それがまだ彼の男根から放たれたばかりであることを示していた。
エミリオ「女のことを綺麗だと思ったことは何度もあるけど、愛おしいと思ったのは初めてだよ。ぼくは心底キミに惚れたよ、ローラ。キミと安心して過ごせる世界を作っていこうと思ったんだ。」
そう語る彼の瞳は赫赫と、まるで彼の赤毛同様に燃えているかのようであった。

19
あたしは自分の胸にぶら下がる、母性の象徴のような重たい乳房を持ち上げた。そして先程まで行われていた行為を思い返す。
女として絶頂へと導かれ、乱れに乱れたあたし。最後には喜んでエミリオの男根にむしゃぶりつき、身体の奥深くへと迎え入れて喜びにすすり泣いたあたし。
記憶が、細部に渡って急速に蘇る。
そうしているうちに、自分の身体を愛撫し、揺らして、悦ばせた一回りは年下の少年のことを、初めていとおしいと感じてしまっていた。
そっと隣で眠る少年の頬を撫でる。あどけない寝顔の彼は、情事を経た後でさえ、年相応の子供にしか見えない。
ローラ(あたしを初めて抱いた男、か)
処女だけでなく、名前すら奪われて。それでも彼を愛おしく思ってしまう自分は、狂っているのだろうか。
チュッ
思考を誤魔化すように、彼の唇に口付ける。きゅんと、子宮が疼くのを感じ、あたしはすでに彼の子を宿してしまったことを予感するのだった。

20
その後のことを、簡潔に記そう。
エミリオ少年は長じて後、謀略の限りを尽くし帝位を簒奪した。帝位に就いた彼が真っ先に行った施策は奴隷の解放であった。それは帝国内の利得層から多大な反発を受けたが、その度に反対勢力の首魁が謎の死を遂げた。これをエミリオによる暗殺と見る向きもあるが、裏付ける確固たる史料は見つかっていない。
故に、後世彼は「解放帝」、あるいは「奸悪帝」と異なる側面で呼ばれることになる。
苛烈な印象を持って語られることも多いエミリオ帝だが、奴隷解放令後は善政に努めたとされる。公務の合間には北方の出とされる皇后と、彼女との間にもうけた沢山の子供達と団欒の時を過ごしていたとの証言も多く伝えられる。彼ら帝家の日常生活は、エミリオ帝の長女フローラが書き残した日記からもそれを窺い知ることができる。少なくとも彼らが一家庭として円満であったことは疑いようがない。
ここで、一つのミステリーがある。エミリオ帝の皇后ローラ妃について、史書は彼女の出自を記録していない。エミリオ帝より一回り年上であること、北方の出身であることは広く口伝されているが、この当時エミリオ帝に釣り合う身分で「ローラ」という娘はどの貴族の家系図にも記載がない。彼女がどこから来たのか、それは未だ謎に包まれている。
近年、「彼女は女奴隷で、若き日のエミリオ帝と恋に落ちた。エミリオ帝が帝位を簒奪し、奴隷を解放したのは彼女を正妃として迎えるためである」と主張する大胆な新説が発表された。また、ローラという名は当時闘技場で勇名を馳せ、後に事故死したとされるロレンスという剣闘士に近しく、彼の血縁であるとも。しかしながらこの説にも明確な一次資料が確認されていないというのが現状である。
ローラ妃の出自について確かな結論は得られていないが、明らかなことが一つある。彼女、ローラ妃はエミリオ帝の覇道を最も近くから最期までを見届け続け、波乱ながらも幸せな生を遂げたということである。

コメント

good
ロレンスからローラに堕ちていく部分が良かったです

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