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投稿TS小説第141番 Blood Line (13)(21禁)

 鹿島の鼓膜を振るわせ、幹彦は懇願の言葉を伝えた。一瞬だけ抽送が止まる。けれど、鹿島はそれを聞き入れず、激しく突き込んできた。
(なんで? なんでやめてくれないんだよお。伝えられた筈だよ?!)
「なんだぁ? 気持ちわりぃなぁ。女が男の声使ってんじゃねぇぞっ」
 腰を高く上げた苦しい体勢にも関わらず、幹彦は後ろを見やる。大汗をかきながら必死に白く丸い尻を犯している鹿島に、情欲と屈辱で潤んだ目で訴えた。
「ああ? 文句でもあんのか、こらっ。女なら女の声で言えっ。この変態がっ」
 強く深く身体を抉る凶器。鹿島はそれで幹彦の意識を飛ばしてしまおうとしているようだった。幹彦の方も限界に近づいていた。けれど諦めきれない。再び能力を使い今度は音を高くしてみる。慣れ親しんだ、彼女の声が幹彦の鼓膜に現れた。
『モウヤメテ』
 一度「声」を聞いていた事で、鹿島も予想していたのか驚きの声を上げる事はなかった。その代わり。
「はっ、やっぱお前女なんだな。声が女だもんなぁ。それも0087号とはね。このエロメスガキがっ」
 鹿島が背後から覆い被さりゆさゆさと揺れる乳房に手を伸ばしてきた。大きな手でヤワヤワともみし抱かれると、胸の辺りから新たな性感が生まれてくる。
(ひっ、イヤだあああっ、きもちわるいぃ、ああんッ。ソコっいやだっ感じすぎるぅ!)
「お前は、女なんだよ。俺達が使う道具なんだよ。道具なら道具らしく、『ご主人様おやめ下さい』くらい言ってみろっ」
 右手が離れ安堵したのも束の間、今度はその手が敏感な肉芽を弄って来た。
(ひああん、もうっやめてくださいっ、ダメですっ、またイクっ、イッチャウ!!)
 幹彦の心は折れかけていた。男言葉だろうが女言葉だろうがどちらを使おうと構わないのだ。この快楽地獄から開放される為なら。
 シーツをグッと掴み、身体中の筋肉が硬直する。ビクビクと膣が痙攣する度、股間にはまり込んだ肉塊の大きさと硬さを感じでいた。紅い瞳は潤み、そしてぼろぼろと涙が流れていた。あまりにも気持ちよくてだろうか。自分を否定されたからなのだろうか。それとも止めて欲しいのに止めて貰えないからだろうか。その答えは幹彦にも解らなかった。
『ヤメテクダサイ。ゴシュ、じん、さま』

 機械で作ったような抑揚の無い言葉が、鹿島の鼓膜を振るわせる。
「ははっ、ついにお前も女って認めたなぁ。よく出来たぜ。所長にも言っておいてやるよ。じゃぁご褒美だっ!」
(ご褒美? ご褒美ってなに? あ、ああ?!)
 幹彦が考える暇もなく、鹿島はその肉槍を幹彦に納めたまま、器用に白い華奢な身体をひっくり返していた。面と向かって抱き抱えると対面座位になった。快楽を貪っている顔を鹿島に晒す格好に、幹彦は羞恥心から璃紗の身体を赤く染めていく。
(あ、あ、いやあだぁ、こんなっ、うあああ)
「へ、すげー色っぺぇ面してんじゃねぇか。お前、実は男に抱かれたくってしょうが無かったんじゃねぇのか? おらっ面隠すな!」
 あまりの事に幹彦はまだ十分に動かない腕で顔を隠そうとしていた。しかしそののろのろとした動きは途中で止められてしまった。
『ヤクソク。チガウ。ユルシテ』
「約束だ? 違わねえよ。もう直ぐ止めてやるよ。ただご褒美をやるって言ってんだよ。感謝しなっ」
 ご褒美というのはこの体位の事だと思っていた。しかし鹿島は違うと言う。それが何かは先程の経験から解っていた。
 幹彦は、璃紗の身体の体重が鹿島と繋がった一点に集中するのを感じていた。鹿島が膝の裏に通していた腕を抜いたのだ。ぐりぐりと鹿島の先端が子宮口をこじ開けんばかりに圧迫してくる。
(あくっ、もだめっ。こんなの現実じゃないっ、ちがうっチガウッ! いやあああっ!)
 無意識の内に女言葉に近づいていく幹彦の思考。しかしそれには本人も気付かなかった。
「おおっ、締まってきたあ! 俺もそろそろイクぞっ。どんなにいいか『声』に出して見ろっ。おらっ俺の顔見ながらお前もイクんだよっ」
 ずちゅぶちゅと膣に肉杭が出入りする音が聞こえていた。先程流し込まれた精液がシェイクされ泡になって流れ出ていく。雄の匂いと雌の匂いが混ざり合って室内の二人を興奮させていく。その興奮が、幹彦の心を溶かすごつごつの男性自身をぎゅーっと引き千切らんばかりに締め上げる。それに負けじと抽送を繰り返す肉棒も更に太く硬くなった。その感触が幹彦を二度目の絶頂へと導いていく。潤んだ紅い瞳で自分を犯している男を見つめながら、その荒波に身を任せてしまっていた。
「うらっ、二回もイってんじゃねーよ、ド淫乱がっ。俺もイクそおおおっ!」
 刹那、びゅくびゅくびゅくっと、二度目とは思えない量の子種汁が幹彦の子宮にたたきつけられた。熱い粘液が掛かる瞬間、幹彦は忘我の内にまた達していた。
(ふあっああっまたっイクっああああぁぁん!)
 憎い筈の鹿島の顔を見ながら三度も絶頂に達し、あっけなく璃紗の身体がもたらす快楽を貪った自分の浅ましさと、璃紗の身体の淫乱さに罪悪感と蔑みを感じつつ、幹彦の意識はそこで途絶えてしまった……。

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