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投稿TS小説第141番 Blood Line (16)(21禁)

 防音がしっかりしているからなのか、鹿島が幹彦を連れて入る部屋以外からは喘ぎ声が聞こえるどころか、物音一つした事がない。時々幹彦はこの世界で鹿島と二人切りになってしまったのかと錯覚を起こす程だった。
 ただ、逃げ出すには好都合とも言える。行き帰りに誰にも会わないなら、誰にも気付かれず門まではいける筈なのだから。
 部屋はいつもと同じ場所で、いつもと同じように幹彦から入っていった。数十分もすると部屋には牝の甘美な香りと牡の獣にも似たすえた匂いが充満してしまう。ただどんな空調なのか解らないが、翌日には染みついてしまったと思うような匂いでも清浄になっていた。
 いつもなら鹿島は二人になった途端に獣性を露わにし、その場で幹彦に突き入れていた。しかし今日に限って何もしてこない。不思議に思った幹彦は、肩を抱きながら振り返った。
「今日はよ、所長もいねぇからいつもと違った事しようぜ、な」
 所長がいない。その情報は幹彦も手に入れてる。ただ確信は持てなかった。それが運良く鹿島の口から飛び出たのだ。幹彦は一瞬、自由になった自分を思い描いていた。しかし。
「ほれ、こっち来て脱がせろ」
 鹿島の服を脱がせる事が「いつもと違った事」なら簡単な事だった。おずおずと仁王立ちする鹿島の足下に跪き、ベルトを弛めていく。ズボンを足から抜き去り、パンツに手を掛ける。下げようとしたところで幹彦は躊躇してしまった。跪いた格好では鼻先に鹿島の醜悪な肉塊が現れる事になる。何度も犯されていたが目の前で見る事は無かった。思わずそのまま鹿島を見上げていた。
『このまま、ですか?』
 鹿島は、この跪いて自分を見上げる少女を見て、はち切れそうになっている肉筒がびくびくと跳ねるのを感じていた。その懇願する目つきは嗜虐の心に火を点けている。そしてこれから目の前の哀れな少女にさせようとしている事を想像し、さらに勃起を硬くさせていた。
「あたり前だろうが。そのまま下ろせ」
 妙に興奮してしまい、鹿島の呼吸は荒く速くなっていた。幹彦が震える手でパンツを下ろす為に股間へ目をやった隙に、胸ポケットから細い紐のようなものを取り出し、そのまま手の中に隠した。当然幹彦の目には触れていない。
 ぐっと幹彦が手に力を込める。既に先走りが大量に滲みヌルヌルになっている亀頭が出てきた。ムッとする股間の熱気と巨大すぎる棍棒を前に、幹彦は眉間に皺を寄せてなるべく見ないように顔を背けようとする。
(う、あ。――こんなの見たくない。ひっ?!)
「今日は特別に味わわせてやる」
 鹿島は容赦せず、勃起した巨紺の先端を幹彦の唇に着けてきた。幹彦の白い肌に密着するどす黒い肉塊。
『いやです、いやです、これだけは、ゆるしてください』
 執拗に唇をこじ開けようと鹿島は右手を添え、まるで巨大な口紅を塗るように擦り付けてくる。ふにゅっとした感触が鹿島には心地よく感じられていた。しかし彼が望んでいるのはそれ以上だ。
 幹彦は鼻先にあるすえた匂いの塊に吐きそうになっていた。男の自分が男性器を口にするなど、到底考えられない。哀願するように鹿島を見上げつつ、「声」を出していた。
「口を閉じてもしゃべれるってのは便利だなぁ。そんなに嫌かよ?」
『いやです、これはダメです。お願いです』
 両手で鹿島の腰を押さえ前に行かないように支えているが、鹿島の力は圧倒的だった。。直ぐに力の限界が来てぶるぶると震えてしまう。
「ふん、仕方ねぇなぁ。じゃあな、ちょっとだけ先っぽぺろぺろしてくれよ。べろ出して舐めるだけだ」
 珍しく自分の意見を曲げる鹿島を訝しく思いながら考えていた。
(気持ち悪いけど、ソレ位なら、なんとか……)
 本当なら口でなどしたくないのだけれど、これから逃亡しようと思っている幹彦は、折角鹿島が出した提案を無碍にも出来ない。怪しまれる事はしたくなかった。
『は、い。それなら……』

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