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お尻に入れられた謎の装置と液体によって俺が女に作り変えられた話

2021Q3おかし製作所FANZA販売数32位

相浦さんにテキスト、阿部なぽりさんにイラストをお願いしたウチの小説です!

表紙560420

お尻に入れられた謎の装置と液体によって俺が女に作り変えられた話 FANZA版
お尻に入れられた謎の装置と液体によって俺が女に作り変えられた話 DLsite版 
<1>

「北村、今日これから付き合えよ」
「いいけど何の用だ?」
「ウインドウショッピング」
「アホか」

 うるせー遊びたい気分なんだよ、と言って無遠慮に肩を組んできたのは、ここに進学して唯一できた友人である佐田浩平。気さくで明るく接しやすい佐田とはすぐ打ち解けられて、俺は勝手に親友と呼んでもいい仲になれたと思っている。
 そんな俺の名前は北村辰則。中学では周りの環境もあって少しばかり悪ぶってはいたが、喧嘩だの何だのと荒事を起こすほど素行が悪い生徒ではなかった。そのおかげか、無事ここに――去年まで女子校だった××学園へ進学することができたのだった。
 決まってしばらくの間、表に出さないよう努めたものの……内心お祭り騒ぎが続いていた。同学年には男子が何人か混じるだろうが、上級生は全員女子。高い偏差値の壁を超えたぶん目を存分に潤わせてもらおうと、そんな風に思っていたのだが。

 いざ入学してみると、男子は俺と佐田の二人のみ。それを哀れに思ったのか、二人は同じクラスだったのだ。
 目が合った瞬間――俺たちは結束した。互いがこれから形成していくであろう女子との関係を邪魔しないこと、適度に女子の情報交換を行うこと。目だけで意見の合致を悟った俺は、戦友を得たような気分だった。
 そうして初めての期末テストが近付いてきた今日、こんな風に意味もなく連れ立って出かける程度には、気の置けない仲となっていた。明るい佐田と違い、目つきが悪く睨みがちな癖の抜けない俺にも友好的に接してくれる佐田には……改めて言うと気恥ずかしいが、感謝している。


 果たして放課後、佐田が俺を連れてきた場所はと言えば。

「ショッピングって……コンビニじゃねぇかよ」
「男子×校生、遊び場を選ばすだよ北村くん。ま、金ねえんだ」
「給料入ったばっかじゃねえの? 何に使ったんだよ……」
「それは秘匿」

 どうせ買いもしない惣菜を眺めては美味そうだなんだと目移りしたり、せめてジュースの一本くらい……、と真剣にあれこれ見比べたり、果ては使う予定もなさそうな安いコンドームをノリで買ったりと、佐田はたかだかコンビニ一軒を端から端まで満喫していた。
 おかげでとっぷり日が暮れている。何かとうるさい母親に「遅れる」、とだけメッセージを入れると、かかってきそうな予感のする電話に嫌気が差して、スマホの電源を落としてしまった。

「佐田、いい加減にしろよ。もういいだろ」
「悪い悪い、んじゃあ帰るか。そうだ、駅までの近道を案内してやろう!」
「近道? おいこら、どこ行くんだよ」

 佐田は俺の手首を引っ掴むと、いつもとは違うルートをずんずん進んで行く。
 確かに駅の方向に間違いはないけれど、俺はこの学園の最寄り駅を利用するようになって、まだ日が浅い。どんどん細くなっていく道……というより裏路地に入っていくような佐田の足取りに、こいつの普段の適当さから、迷いやしないだろうかという不安がよぎる。

「そろそろ着くぞ、北村」

 ぞっとした。
 佐田の声が急に冷たくなり、手首を掴む力もぎりぎりと強くなる。当然駅なんか見えてもいない。
 何が、そう問いかけようとしたときには――遅かった。

「ッ!?」

 後ろから咥内に布を詰められ、その上から更に布で口を覆われ縛られる。佐田ではない、一人でもない集団に、抵抗できないよう体や手を押さえられて、目隠しまで施され、そのまま俺はなにかの上に倒れこんだ。ずりずりと奥へ押し込まれる、その頬に感じる感触と独特の匂いに、ここが車の中なのだと察した。

「んー、ぅ゛ーーっ!」
「あははっ、じゃあなぁ北村。 帰ってきたら、お前も可愛がってやるよ」

 助けを求めた先、佐田は、笑ってそんなことを言って。
 バン、と無慈悲にドアが閉められる音だけが残った。

<2>

 車内で手足を布らしきもので更に拘束される。完全に奪われた自由に呻くも、応えるものは誰もいなかった。
 ――佐田は、どうして俺を見捨てるような真似を? それとあの言葉、もしかしてこれはあいつが仕組んだことなんじゃ……。
 首を振って考えを払う。あいつに限ってこんなことをするはずがない、するはずが……。

 車はしばらくの間走り続け、ようやく停まったかと思いきやすぐにドアが開き担ぎ上げられ、ドサッと固い地面の上に放り投げられた。腹部への衝撃に思わず声が漏れる。

「もういいだろ」

 若い男の声だ、二十台後半くらいだろうか。その声に続くように目隠しが外される。
 うつ伏せの状態で俺の目に飛び込んできたのは……暗がりでよく見えないが、倉庫、だろうか。

「ぅ゛う゛~~~ッッ!」
「はは、無駄だぜ。ここは俺らが買い取った特別な場所でな、住宅街からかなり遠い。どんだけ叫んでも誰にも聞こえやしねえよ」
「……っ」

 にたにた笑いながら説明した男を、ぎっとキツく睨みあげる。それが余計におかしいのか、男は更に口を歪めて笑ってみせた。

 ざっと辺りを確認する。俺を囲んでいる男は……六人だ。車は俺を詰め込んだ一台だけではなかったらしい。
 と、呑気に分析している場合じゃないだろう。何とか脱出しなければと、もがくだけもがいてみる。しかし手足は布できつく固定されていて、普通の高校一年生の力なんかではどうにもならなかった。

「おい、さっさと取り掛かるぞ」

 一人がそう口にすると、なぜか男の一人が、自分たちで縛った手足の布を解き始めた。
 疑問に思いつつもこれ幸い、と更に身をよじってみる。が、まるで想定内だとでも言うように、二人の男が一人ずつに分かれ両足首をわし掴んできて、両の手首は一人の男にまとめられた上、地面に押さえつけるように体重をかけてきた。

 うつ伏せで膝だけ僅かに立っている、というまるで女豹のポーズのような状態にさせられて、またも身動きがとれなくなる。

「んん゛ん゛~~!」
「ずいぶんと威勢が良いなァ、やりがいがあるってモンだ」

 俺のどこも掴んでいない男は真後ろに立ってそう言うと――制服のスラックス、そのベルトを緩め始めた。

「んぅ゛ッ!?」

 何をされるか分からない恐怖に、とにかくこの場から逃げようとがむしゃらに暴れる。しかし暴れれば暴れるほど地面に押さえられた手が擦れ、足首を掴む力が強まり、痛みだけが蓄積されていった。どころか成人男性四人への無駄な抵抗で、体力を消費してしまっただけだ。

 俺が無駄に暴れようと、男たちの拘束が緩むわけもなく。あっという間にベルトは外され……その手はスラックスごと下着にかかり、あまりにも無遠慮に、俺の下半身を剥き出しにしてしまった。

「ん゛う゛~~~ッ!!」
「無駄だっつってんのになァ……まぁいい、じっくり楽しめそうだ」

 男たちの目前に意図的に男性器を晒される、という、得体の知れない気持ち悪さ。悪寒が背筋を凍らせ、ただでさえ整理のついていない頭は更に混乱を極めていく。

「こいつはもう使わなくなるからな、ははは!」

 俺を脱がせた男が背後で何やら取り出して、俺の男性器に――カチリ、とはめた。
 金属と思しき冷たい感触。ソコが固定される異様な感覚。
 使ったことがなくたって分かる、年頃だ、知識だけはあった。

 ……貞操帯だ。俺は今、それを嵌められているのだ。

 使わなくなる? 何のつもりだ、冗談じゃない……!
 男を振り返ってきつく睨みつける。やはり愉快そうに、下卑た笑みを浮かべているばかり――否、さらに他の何かを手に持って構えている。そうして俺の尻をわし掴んできた。
 目を凝らす。男が手に持っている、あれは……注射器だ。
 正体不明の注射器、薬物。そう認識した途端、まずい、まずいと頭が警鐘を鳴らし、冷や汗が滲み出る。

 しかし動揺を悟られたくはなかった。怯えたら、言いなりになったら、負けだ。
 何をされようとも絶対に負けない。行方が知れなくなっている状態なのだ、いつか必ず助けは来るはず。あるいは自力で抜け出すチャンスだって巡ってくるかもしれない。
 そう、自分に言い聞かせて。懸命に男を睨み続ける。

「ぐぅう゛……っ!」
「オラ、もっと脚広げろ。そうだ、ははっ! じゃあ挿れんぞ!」

 足首を掴む男たちに指示を出すと、スラックスも下着も完全に取り払われた脚は、簡単に左右へと大きく開かれていく。
 せめてもの抵抗として膝に力を込めて、太ももから上の開脚を免れようとしたのだが。男が掴んでいた俺の尻たぶをグイッ、と外側に引っ張ったせいで、内股のままアナルを晒されるという屈辱的なポーズになってしまった。

 男は注射器からピュッと僅かに、最初の数滴を飛ばす。
 それを轡を噛み締め睨みつけながら、体勢への羞恥と薬物への不安で、心臓はいやに冷えて脈が早まっていた。

 次第に男の手が近付いてくる。

「ははは、震えてやがる! 可愛いじゃねェか!」
「~~~……ッ!」

 揶揄る言葉に初めて気付かされる。色々な理由のせいで、背筋が小刻みに震えていたのだ。
 けれどそんなのはお構いなしと、男は尻たぶを割りひらく手により力を込めて――わずかに開いたアナルに、注射器を突き刺した。

「っ、!? ぅ゛ン~~~~~ッッ!!」

 何だこれ、何だこれ、何だこれ。
 生ぬるい液体が、俺のアナルに、ゆっくりゆっくり注入されてくる。ありえない場所での圧迫感と異物感、それだけでも気分が悪くなるというのに。加えて、本来なにかを入れるべきでない器官へと、若干の粘り気のある液体が……要するに、逆流してナカに潜り込んできているのだ、という、事実。

「ぅ、うぅぅ゛~~……ッ!」

 耐え切れずに額を地面にすりつけ、これでもかと眉を寄せては瞼をぎゅうっと閉じる。冷や汗がいくつも頬を伝い落ちていく。

 分からないほど初心じゃない、そう、お年頃なのだ。
 興味こそなくても、そういう世界があることくらいは知っている。そういう人たちはココを使って……セックスをするのだと。
 まさか、嘘だ、でもどうして俺なんだ。
 これから行われるかもしれない未知の行為に、余計に身を硬くする。

「いつまで保つか楽しみだ……ああ、フタをしてやらねェとなァ?」

 フーッ、フーッと息を荒げながら不快感に耐えていると、何かを俺のアナルに注入した男はそう言った。

 フタ……? 今すぐ犯されるんだったら、あれは薬じゃなくてローションだったかもしれないのに……やっぱりおかしなものを入れられたのか?
 考えながらゾッとする、いや、どちらにしても最悪であることに違いはないのだが……。せめて身体に害のない可能性の高い方であってほしかった、と願ってしまうのも、この絶望的な状況下では仕方ないだろう。

 後ろで男が動く気配がするが、心身ともに余裕がなく額を地面につけたままであるため、もう様子を伺うことすらできない。ただ荒い呼吸を必死に抑えて、突然注入された液体に驚きうごめくナカへの、嫌悪感に耐えるばかり。

「オラ、あふれねえようにしてやんだから、喜べよォ?」

 男が言った、直後――硬く冷たいものがアナルに触れる。

「んぅ゛ッ!?」

 冷たさと驚きに跳ね上がる俺の身体、その背中を、暇そうにしていた六人目が片手で押さえる。反対の手は下腹部に差し入れ持ち上げるようにして、アナルが更に上を向かされてしまう。たぷん、とナカで波打った液体が不愉快で気持ち悪い。

 添えられた硬いものはすぐにグイグイと無理やりに押し込まれていく。どうやら球状のようで、そんなもの、ナカに液体が入っている程度では飲み込むなんて絶対に、無理だ、無理だ。
 痛い、痛くて仕方ない。
 無理に押し広げられるアナルのふちが。今にも切れそうに悲鳴を上げている。

「ん゛ぅ゛ぅうう゛~~~~ッッ!!! う゛、ぅ゛ッンン!!」
「ははははッ! 一個で根ェあげてたら終わんねェぞ!」
「ッ!?」

 いま、なんて……?
 信じられない言葉に目を見開く。だらだらと流れる汗が目に入って沁みたけれど、そんなもの「コッチ」に比べたら。

 ズリッ! と結局ねじ込まれてしまった球体は、体内ではありえない硬さと冷たさをアナルのナカで放ち、異物感を上昇させていく。
 それをくるくると回したり、一番太いところがアナルのフチにくるように抜き差しされたりと、好きなように弄ばれる。

「フーー……ッ、ぅ、ン゛……っ!!」
「慣れてきたか……次も行くぞ」

 頭が、ぐわぐわしてくる。
 ありえない事態の連続。とまらない未体験の不快な刺激。身体は全身強張って何もかもを拒んでいるのに、行為が終わることはない。

 二つ目の球体がズリュズリュ♡と前後しながらねじ込まれてくる。先ほど一番太いところでぬこぬこと抜き差しされたからなのか、一つ目よりも断然違和感なく滑り込んできた。その現実すら不愉快極まりない。
 抽送されるたびナカに注がれた液体がわずかに染み出て、くちくち♡と俺が濡れているかのような音まで鳴ってしまう。俺はひとつだって悪くないはずなのに、何もしていないはずなのに、なぜか後ろめたい羞恥心で顔に熱が集まっていく。

「ふ……ふぅ、……ッ」
「……頃合いだなァ」

 低く笑った後ろの男。その言葉の意味を考える余裕も、時間さえも与えられないまま。
 ――球体がいくつも、一気に奥まで挿入り込んできた。

「ン゛ぅ~~~~~ッッ!!?」

 ごりごりごりっ、ぶちゅぅッ♡とナカを容赦なく突きぬいたそれは……液体のぬめりと二つ目までの慣らしのおかげで、自分で失望してしまうほど呆気なくするすると、最後までアナルに飲み込まれてしまった。

 それだけじゃない。

「ふぅう゛っ、ふ~~~~ッ……♡」

 押し込まれていった球体たちは、俺のナカにあったしこり……噂に聞く前立腺、というやつだろう。アレを、無遠慮に押し上げていったのだ。
 ハッキリとした快感でこそなかったものの、なんだか、危なかった……ような気がする。こんなモノがずっとナカにあったら俺は、もしかしたら……と、そこまで考えて歯を食いしばった。

 そんなことには絶対にならないし、させない。
 負けるものか、そうだ、諦めるにはまだ早い。どうにか隙をついて、ここから逃げなければ。

 ――そんな俺の決意を打ち砕くように、首筋にひやりとしたものがあてがわれた。

「無事フタもしてやったことだし……そろそろ上も脱いでもらおうか?」

 ちらりと目で追った先にあったのは……ぎらりと光る小型のナイフ。起き上がって、自分で脱げということか?
 冗談じゃない、と、ナイフを持つ男を睨む。

「まだそんな顔ができるとはなぁ……その意気込みに免じて、今回だけ手伝ってやるよ」

 ナイフを持った男がそう言い、ニタリと笑う。次の瞬間、示し合わせたようにアナルを弄っていた男が俺の肩を引っ掴み、無理やり身体を起こさせた。
 するとどうなるか。必然的に、アナルに挿入された球体たちが、更に奥へとめり込んでしまったのだ。

「ンぅ゛ッ!ふ、ふ……ッ」
「ホラ、さっさと脱げ」

 女座りになってしまった足を前へ広げなおし、いわゆるM字開脚のかたちをとらされる。そうしてトン、トンとナイフが首筋を叩いてきて、なんだかもう、俺はやけくそだった。
 ――いっそ素直に従うフリをしたほうが、男たちの油断を誘えるのではないか?
 一瞬でも、そんな考えが頭をよぎってしまったのである。

 開放された手首の痣を見ながら、震える手でシャツのボタンを外していく。その間もナイフはきっちり肌に当てられていて、少しでも暴れれば出血してしまうことだろう。
 キッと睨みあげながら最後のボタンを外し、乱雑にシャツを脱いだ。

「やりゃあできんじゃねェか」

 下品に笑った男がナイフを放り投げると、今度は逆に肩を突き飛ばして、M字開脚のまま仰向けに倒される。

「出来の良い子にはご褒美をやらねェとなあ?」

 訳の分からないことを言いながら、男の手はアナルへ伸びて――また球体でピストンを始める。
 ぬこっくちゅり♡といやらしい音を立てながら、豪快に、激しく。奥の奥まで押し込んだかと思うと、ぬろろ……っ♡としこりの場所を教え込むかのようにゆっくり、ギリギリ限界まで引き抜かれ、また一気にねじ込まれ……。

「んんん、ン゛、ッぅう゛~~~~!!」

 ビリッと……貞操帯によって固定された陰茎が、わずかに痛む。
 それを悟られたくなくて、けれどぐちゅぐちゅ♡としているナカを掻き回されると、どうしてもちんこがビクついてしまう。

 ――イきたい。射精したい。

 そんな思いが一瞬でも浮かんでしまって、振り払おうにもとまらない刺激につい腰が跳ねた、そのときだった。

「今日はこんなトコか」

 ふ、と刺激はやみ、球体たちはまた奥深くまでハメこまれ……そこでおしまい。

(え……俺、いま……イきたいなんて、思った……のか?)

 自分の思考が信じられない。だってこんな屈辱的な行為での絶頂を望むなんて、普通じゃないのに。
 なのに身体は、正直……まだ昂ぶって、物足りなさを感じてしまっている。

 心と身体の乖離に、ついていけない。
 望んでいないはずだ、イきたいなんて嘘だ、しかも後ろでなんて。ありえない。

 ふぅふぅと息を乱れさせ胸を上下させる俺を、男たちは見下して。

「一日目のご報告をしないとなァ」

 パシャ、と当然のように写真を取ると、手足を縛り直して倉庫を後にしたのだった。


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