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投稿TS小説第141番 Blood Line (17)(21禁)

 幹彦は満足そうな笑みをこぼす鹿島から目を落とし、目の前で鹿島の手で支えられぴくぴくと蠢く醜悪な怪物を見た。かつて自分にもあったモノだけれど、今は自分を狂わせてしまう凶器。ゆっくりと口を開き、舌を伸ばしていく。ちょんと舌の先に汁がついた。
(しょっぱい。うぅ……何でこんな事してんだろう。ちくしょう、絶対にげてやる)
 情けなさに涙が溢れてくる。一瞬、幹彦の警戒心が緩んだ。鹿島はそこを見逃さなかった。
(え? なっ?!)
 いきなり後頭部を押さえつけられ、半開きの口の中に鹿島のペニスの先端が差し込まれていた。懸命にそれ以上銜えこまないように、再度腕で突っ張る。
「お、意外とがんばるな。ほんじゃこうしてやる」
 亀頭だけ口内に挿入された状態で、頭だけを持たれ壁際に押しやられた。ゴツッという音と共に鈍い痛みが幹彦の後頭部に広がっていく。
 背後は壁だ。幹彦は逃げ場がない。何をされるのか、そんな解りきった事を思わず問うていた。
『約束が、違うっ。先だけって』
「馬鹿かお前。俺は止めるとは言ってねぇぞ。今日はな、口だけで抜けばいいんだよ。下の穴より俺はこっちが好きだからなぁ。しかも時間中ずっとしゃぶらせてやる」
 そう言うと鹿島は手早く幹彦の両手首を掴み、自分の腰に腕を回すようにさせた。その動きに幹彦は首を振り口中にあるモノを吐き出そうと試みたが、腕を前に引かれつつ、前からは腰を前進させられ逃げられない。辛うじて真っ直ぐ突きいられるのを防げただけだった。
(うっ、ぐっ、気持ち悪い! 吐きそう)
『吐きそう。やだ。はなして』
「へへっ。これだけだと直ぐ離れちまうだろ。で、これだよ、これ」
 一メートル以上ある鹿島の腰回りを、璃紗の腕で抱きつくと腕に少し隙間が出来る位にしかならない。鹿島は前もって用意していた紐のようなもの――タイラップを幹彦の目の前にぶらつかせた。
(な、なに? タイラップ? そんなのどうしようって?! うごぅぇあああ!)
 鹿島は無慈悲に更に幹彦の腕を引き腰を突き進める。先端どころか長い砲身が徐々に口内に、そして喉に侵入していく。
「おおお……これだよっこれっ。この蠢くのがいいんだよ!」
 鹿島は腰をひくつかせながら、腰の後ろで幹彦の手首にタイラップをかけ、そして締め上げた。
(いっ?! しばられっ、! これじゃ、口から出せない?!)
 幹彦の咽頭まで填り込んでいる鹿島の道具。抜こうとしても腰に回された腕に余裕が無い。痛いのを我慢して思い切り頭を放してみる。けれど、鹿島の巨根は半分以上口の中に入ったままだ。「ずっとしゃぶらせる」という意味が漸く理解できた。
「所長はな、変な栄養つけさせるなってよ、しゃぶらせねぇ。だから今までもしてこなかったろ。今日はいねぇからな。思う存分その口を犯してやるよ。その内口でイけるようにな」
 狂喜しながら鹿島は猛然と腰を振り立てる。その度に喉の奥まで入り込むペニスに咽せかえり、胃から今日の食物があがってきそうになる。
(ぅンっ。そこっ触るなっはッああ)
 くにくにと鹿島が形のいい乳房を弄ぶ。その感覚に思わず幹彦の脳髄は形容しがたい熱さに包まれてしまう。しかしそれでも、口内をじゅぷじゅぷと行き交う鹿島の肉のおぞましさは解消される訳ではなかった。
「おっおほっ。気持ちいいぃぃ~」
 白痴のように呆けた表情で、幹彦のうねる咽喉の粘膜の感触を楽しむ鹿島。中腰で腰を振る姿は滑稽だけれど、幹彦にとっては拷問にも等しかった。
 幹彦の、或いは璃紗の唇は目一杯開かれ、剛直が出入りする度に涎が流れ出ていく。喉に侵入してくる異物は、当然呼吸を難しくしてくる。酸欠のせいで白目も赤く充血していた。
 吐き出そうとすればする程喉の動きがペニスを刺激するのか、鹿島の動きは益々乱暴に動いてくる。腰が動く度、幹彦の鼻先に鹿島の陰毛がじゃりじゃりと擦り付けられる。獣に犯されているんじゃないかと思える程の、キツイ匂い。それが、やっとの思いで呼吸すると肺一杯に充満してしまう。幹彦はこの責め苦にパニックになっていた。能力を使うような心の余裕が全く無くなっていた。
傍から見れば、幹彦が鹿島を貪っているようにも見える。けれど実際には、幹彦の肉体など鹿島はオナホール程度にしか使っていない。
「おし、こっちに座れ、早くしろっ」
 幹彦の身体を引き摺りながらベッドに座らせる。と、スモックの裾から手を差し込みショーツの間から秘裂に指を差し入れていく。
(んっくぅ!! あっひぃ)
 混乱の中で胸から割れ目へと攻め手が移動していく。陶酔するような心地よさなどないと言うのに、璃紗の身体と幹彦の脳はそれを快楽だと信号を出してしまう。
(もうっやだっ! 助けてっ助けてっ)
 タイラップで拘束されているにも関わらず、その手を引き離そうと幹彦は力を入れていた。「ぎちっ」と手首の皮が裂ける音がしたけれど、それは幹彦の耳には入ってこない。勿論鹿島の耳にも。
「よっよしっイクっ、イクぞ! 飲めよっ全部っ」
(!?)
 言い終わらないうちに白濁の粘液を放出してしまった鹿島。幹彦が丁度息を吸い込む瞬間、喉の一番奥までペニスを突っ込み、そのまま全身を痙攣させながら果てていた。
 堪らないのは幹彦だった。咽て咳き込みたいのに肺には空気が十分に無い。吸い込もうにも喉が塞がっている。
(くっくるしっしんじゃうしんじゃうしんじゃうたすけてたすけて)
『たすけてったすけてったすけてっ』
 苦しさに涙を流し、必死に懇願する。それが無意識に心の叫びから鹿島の鼓膜を震わせていた。
「――ああ? んだよ、るせぇなっ」
 余韻に浸っていた鹿島は、うるさそうに眉を寄せながら、ゆっくりと腰を動かしていく。まだ続けるつもりなのだ。

<つづきはこちら>

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